JP2017172845A - 風路筐体及び空気調和装置 - Google Patents

風路筐体及び空気調和装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017172845A
JP2017172845A JP2016057892A JP2016057892A JP2017172845A JP 2017172845 A JP2017172845 A JP 2017172845A JP 2016057892 A JP2016057892 A JP 2016057892A JP 2016057892 A JP2016057892 A JP 2016057892A JP 2017172845 A JP2017172845 A JP 2017172845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air passage
sound absorbing
air
housing
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016057892A
Other languages
English (en)
Inventor
藤原 奨
Susumu Fujiwara
奨 藤原
一樹 磯村
Kazuki Isomura
一樹 磯村
昌彦 ▲高▼木
昌彦 ▲高▼木
Masahiko Takagi
栗原 誠
Makoto Kurihara
誠 栗原
浩志郎 ▲高▼野
浩志郎 ▲高▼野
Koshiro Takano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016057892A priority Critical patent/JP2017172845A/ja
Publication of JP2017172845A publication Critical patent/JP2017172845A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】筐体振動と風路騒音の両者を同時に対策することが可能な風路筐体を提供する。【解決手段】風路筐体1Aは、空気が流れる風路50を形成する壁部26Aを有しており、壁部26Aは、パルプ系繊維を主成分とし、断熱性を備える吸音材30Aで構成されているものである。【選択図】図1

Description

本発明は、空気が流れる風路を備えた風路筐体及び空気調和装置に関し、特に筐体振動と風路騒音の双方を低減することを可能にした風路筐体及び空気調和装置に関するものである。
例えば、特許文献1に挙げられるように、発生した騒音を低減するようにした空気調和装置が存在している。特許文献1に記載されている技術においては、送風時の騒音低減のために、筐体内の風路となる側面に対して、凸形状を有する吸音材を複数個設置するようにしている。具体的には、排出口から放射される流体騒音を風路途中で低減するために、風路となる筐体側面に空気室を創生するための凸形状を有する吸音材を複数個設けるようになっている。
この凸形状は、グラスウール又はウレタンで形状を成形しており、吸音材として円錐型あるいは逆三角錐形状に形成されている。そして、この吸音材を複数個、風路中に設置して、風路途中に設けた空間、つまり凸形状の内部に形成される空間が空気室として機能することで音響エネルギが消耗して低騒音化を行っている。または、凹形状を有する吸音材を複数個設置するようにしてもよいという内容も特許文献1には記載されている。
特開2000−337654号公報
特許文献1に記載の技術のように、風路途中に凸形状又は凹形状の吸音層を成形することは、吸音のための空気室を確保できるという点では効果があると考えられる。
しかしながら、風路が狭くなることによるファン回転数の上昇によって騒音レベルが拡大してしまう傾向となる。また、複数の段形状にファンの風が衝突することによる新たな衝突音、空力的抑制の音発生が起こってしまう。つまり、特許文献1に記載されているような技術においては、流体に伴う音放射を効果的に減衰することはできなかった。
また、騒音には、ファンによる流体音だけでなく、風路を形成する構造体の共振音、構造体そのものの筐体振動音もあり、その場合の騒音は特徴的なピーク周波数を複数有する聴感的な不快感を発生させる騒音形態となっている。そのため、特許文献1に記載されているような技術では、このようなピーク周波数成分を低減することは困難であった。
さらに、グラスウールなどの素材の飛散、またはウレタンなどが水分などを吸収したことによる加水分解などのため、凸形状が劣化してしまう。凸形状の経年劣化の結果、製品内の風路から屋内に素材の飛散が発生し、生活者への健康被害が発生したり、騒音低減効果そのものが低下したりする問題が発生してしまう。
つまり、風路途中に凸形状又は凹形状の吸音層を成形せずに、筐体振動と風路騒音の双方を低減することを可能にする技術が望ましいと言える。
本発明は、上述の課題を背景になされたもので、筐体振動と風路騒音の両者を同時に対策することが可能な風路筐体及び空気調和装置を提供することを目的としている。
本発明に係る風路筐体は、空気が流れる風路を形成する壁部を有した風路筐体であって、前記壁部は、パルプ系繊維を主成分とし、断熱性を備える吸音材で構成されているものである。
本発明に係る風路筐体は、空気が流れる風路を形成する壁部を有した風路筐体であって、前記壁部には、断熱材と、制振層及び吸音層を有している吸音材と、が設置されており、前記吸音層は、パルプ系繊維を主成分として構成されているものである。
本発明に係る空気調和装置は、上記の風路筐体と、前記風路筐体の前記風路に空気を供給するファンと、前記ファンから供給される空気と熱媒体とを熱交換させる熱交換器と、を備えたものである。
本発明に係る風路筐体によれば、パルプ系繊維を主成分とした吸音材を有しているので、筐体振動と風路騒音の両者を同時に対策することができる。
本発明に係る空気調和装置によれば、上記の風路筐体が搭載されているので、上記の風路筐体が奏する効果の全部を奏することになる。
本発明の実施の形態1に係る風路筐体を備えた空気調和装置の概略構成例を示す概略側面図である。 本発明の実施の形態1に係る風路筐体を備えた空気調和装置の概略構成の別の一例を示す概略側面図である。 本発明の実施の形態2に係る風路筐体を備えた空気調和装置の概略構成例を示す概略側面図である。 本発明の実施の形態2に係る風路筐体を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態2に係る風路筐体の一部を構成している吸音材を拡大して模式的に示す模式図である。 吸音材を設置したことによる風路筐体の振動及び騒音の低減効果を説明するための説明図である。 吸音材の設置位置の他の一例を説明するための説明図である。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る風路筐体1Aを備えた空気調和装置100Aの概略構成例を示す概略側面図である。以下、図1に基づいて、風路筐体1Aを備えた空気調和装置100Aについて説明する。なお、図1には、風の流れを破線矢印Aで表し、音の流れを破線矢印Bで表している。
風路筐体1Aは、空気が巡回する風路50が内部に形成されており、空気調和装置100Aの本体の一部を構成するものである。ここでは、風路筐体1Aが空気調和装置100Aの一構成である場合を例に説明するが、これに限定するものではない。風路筐体1Aは空気を巡回させる風路を有している機器、例えば空気清浄機、掃除機、加熱調理器、冷蔵庫、PC等の情報機器にも適用することが可能なものである。
空気調和装置100Aは、例えば住宅、ビル、あるいは、マンション等の室内(空調対象空間)に設置される室内機(室内ユニット)としての機能を有し、冷凍サイクルを利用することで空調空気を空調対象空間に供給するものである。なお、ここでは、天井埋込型の空気調和装置100Aを例に説明するが、これに限定するものではなく、本発明を、天井吊下型、壁掛け型、あるいは、床置き型等、どのようなタイプの空気調和装置にも適用することが可能である。
空気調和装置100Aは、風路50を有する風路筐体1Aと、風路筐体1Aの略中央内側天面に懸垂されているモータ7と、モータ7の軸に取り付けられているファン6と、ファン6の外周に設けられている熱交換器9と、を有している。また、風路筐体1Aの下部には、前面パネル4が取り付けられている。
風路筐体1Aは、下方が開口され、側面部2及び上面部3を有する箱状になっており、空気調和装置100Aの本体を構成するようになっている。風路筐体1Aの内部には、モータ7、ファン6、及び、熱交換器9が収容される。また、風路筐体1Aの内部には、空気が巡回する風路50が形成されている(破線矢印A)。
モータ7は、風路筐体1A内に軸が下方に向けられるように支持ゴム8を介して懸垂され、ファン6を回転させるものである。つまり、支持ゴム8が風路筐体1Aの上面部3の内側に取り付けられ、この支持ゴム8にモータ7が取り付けられている。
ファン6は、下方を吸入口としてモータ7の軸に取り付けられ、空気調和装置100Aが設置される室内等の空間である空調対象空間から空気を取り込み、その空気を熱交換器9を経由させてから空調対象空間に吹き出すものである。
前面パネル4には、風路筐体1Aの内部に空気を吸入する吸入口4aと、風路筐体1Aから外部に空気を排気する排気口4bと、が形成されている。吸入口4aは、風路筐体1Aの平面視中央に開口形成されている。排気口4bは、吸入口4aの周囲に開口形成されている。吸入口4aにはベルマウス5が設けられており、空調対象空間から風路筐体1A内に取り込まれた空気を整流して騒音発生を抑制し、使用者の快適性を損ねることを抑制できるようになっている。
熱交換器9は、暖房運転時には凝縮器として機能し、冷房運転時には蒸発器として機能し、ファン6から供給される空気と図示省略の熱源機(室外機)から供給される冷媒等の熱媒体との間で熱交換を行ない、暖房用空気又は冷房用空気を作るものである。
風路50は、吸入口4aと排気口4bとを連通するように風路筐体1Aの内部に形成されており、空調対象空間から吸入口4aを介して取り込んだ空気を、ファン6、熱交換器9の内側、熱交換器9の外側、排気口4bの順に巡回させるものである。
なお、前面パネル4の吸入口4aには、風路筐体1A内に取り込む空気を通過させる複数の開口部が形成されているグリルと、グリルの上方に設けられ、空気に含まれている塵埃を除去するエアフィルタと、が設けられている。
また、前面パネル4の排気口4bには、気流の吹き出し方向を調整する上下風向ベーンが備えられている。
さらに、前面パネル4は、下面が設置される天井面と略面一となるように配置される。
ここで、風路筐体1Aについて更に詳しく説明する。
一般的に、風路筐体を構成している壁部(図1の側面部2及び上面部3に相当)の内部には発泡断熱材が設けられている。この発泡断熱材が、構造体である風路筐体の共振音、風路筐体そのものの筐体振動音の発生原因となっている。そこで、実施の形態1では、風路筐体1Aの壁部26Aを吸音材30Aで構成するようにしている。つまり、風路筐体1Aは、発泡断熱材が設けられていない。ただし、図1に示すように、風路筐体1Aの外周に、風路筐体1Aの壁部26Aを覆うようなカバー20を設けることを除外するものではない。
風路筐体1Aは、風路50を外部と区画する、つまり空気が流れる風路50を形成する壁部26Aを有している。壁部26Aのうち外部に露出する部分を外面部25A、壁部26Aのうち風路50に面する部分を内面部27Aと称するものとする。つまり、壁部26Aは、外面部25A、及び、内面部27Aを有している。そして、吸音材30Aで壁部26Aを構成しているので、外面部25A、及び、内面部27Aのいずれもが吸音材30Aで構成されていることになる。
外面部25Aは、外部に露出する風路筐体1Aの外面を構成するものである。
内面部27Aは、風路筐体1Aの内面を構成し、風路50に露出するようになっている。
壁部26Aによって、風路筐体1Aの内部に風路50が形成される。
なお、壁部26Aのうち上面を構成する部分を上面部3、壁部26Aのうち側面を構成する部分を側面部2と称する。
吸音材30Aは、バイオプラスチックなどに代表されるパルプ系繊維を主成分とした天然素材を吸音材料として形成される。パルプ系繊維は、繊維の断面に空気孔が複数形成されている。そのため、パルプ系繊維を主成分として天然素材で吸音材30Aを形成することにより、パルプ系繊維ではない他の繊維で形成した吸音材よりも高い吸音率を得ることができる。
また、吸音材30Aは、風路50を流れる風の流れを阻害しないように、風路50に面している表面に平滑性を持たせる構成とするとよい。具体的には、吸音材30Aの風路50に面している表面、つまり内面部27Aは、所定の圧力でパルプ系繊維を圧縮成形した吸音薄膜層で構成するとよい。内面部27Aを、パルプ系繊維の圧縮成形した吸音薄膜層とすることで、円滑な空気の流れを確保でき、吸音材30Aの剥離、及び、吸音材30Aの形態の経年劣化による形状変化を抑制することができる。
つまり、吸音材30Aは、パルプ系繊維を主成分とした天然素材で形成されている吸音層(第2吸音層30Ab)と吸音薄膜層(第1吸音層30Aa)との2層構造で構成されている。第1吸音層30Aaと第2吸音層30Abは、同じパルプ系繊維で形成されているものの、圧縮成形する際に加えられる圧力が異なっており、厚みに差を設けているのである。例えば、それぞれ厚みは、第2吸音層30Abが5〜30mm厚、第1吸音層30Aaが1〜2mm厚とするとよいが、風路筐体1Aの内寸法に応じてそれぞれの厚みを適宜調整すればよい。第1吸音層30Aaと第2吸音層30Abを構成するパルプ系繊維の量を限定するものではないが、同量のパルプ系繊維を用いる場合、第1吸音層30Aaの方が高い圧力で圧縮成形される。つまり、第1吸音層30Aaの方が高い圧縮率で形成される。
パルプ系繊維を圧縮成形して第1吸音層30Aaを形成すると、表面が繊維材料による凸凹面が少なくなる。そのために、撥水性能も付随されることになる。内面部27Aの表面の凸凹面が少なくなるため、風路50での空気の流れが阻害されず、風路50内を空気と一緒に流れる塵埃等も途中で止まることもなくなる。したがって、風路50の途中の凸凹面、埃溜りなどによって起こる圧力損失(以下、圧損として略して表記する)が原因の異常騒音、風速の低下などが発生しない。その結果、圧損が起こらないために、無駄な電力損失もなくなる。よって、全体的な消費電力も低減されることになる。
第1吸音層30Aaは、パルプ系繊維を圧縮成形して形成されるため、できあがり状態は一枚の板状になっている。板状に形成された第1吸音層30Aaを風路50の寸法に応じた大きさに調整し、風路50の壁部26Aの全体にわたって設置するとよい。あるいは、板状に形成された第1吸音層30Aaに1つ又は複数の開口部を設けるようにしてもよい。開口部を設けることで、開口部と第1吸音層30Aaに接合されている第2吸音層30Abとによりヘルムホルツ構造を模することができ、吸音効果を高めることが可能になる。
ところで、吸音材30Aで風路筐体1Aの壁部26Aを構成するため、風路筐体1Aを空気調和装置100Aに適用する場合のように、風路筐体1Aが使用される機器によっては発泡断熱材と同等の断熱性能を有している必要がある。具体的には、吸音材30Aの熱伝導率特性を、発泡断熱材の熱伝導率特性、例えば0.037(W/(m・k))と同等にする必要がある。そのため、吸音材30Aは、吸音材30Aの製造工程で、パルプ系繊維の圧縮率を適宜調整して、厚みによって必要な断熱性を保持できる空気層を形成するようにしている。つまり、吸音材30Aは、パルプ系繊維の圧縮率によって変化する厚みによって断熱性が調整されている。
例えば、一定温度の熱を加えて、パルプ系繊維を一部分的に固めていくことで、熱が伝わらなかった部分はパルプ系繊維の結合が行われず、部分的な空気層による独立気泡構造が形成できる。その結果、熱伝導率特性を制御できるため、断熱に必要な空気層を有する吸音材30Aを成形できる。
加えて、内面部27Aを、熱圧縮処理した吸音薄膜層である第1吸音層30Aaで被膜成形処理することで、凸凹面を少なくできるだけでなく、壁部26Aを構成している吸音材30Aのパルプ繊維等の飛散を抑制するという効果も得られる。
このように成形された吸音材30Aで風路筐体1Aの壁部26Aを構成することで、繊維そのものの弾力性により、振動を抑制でき、風路50を流れる空気などの流体加振による振動を抑制することもできることになる。また、吸音材30Aによって風路50を流れる空気などの流体騒音の低減が行われことになるため、流体騒音に伴う中域から高域までの広い周波数帯域の音圧レベルの減衰を図ることができる。さらに、吸音材30Aによって風路50を流れる空気などの流体加振による振動を抑制することができるので、流体の流れで加振された風路筐体1Aの振動、モータ7などの回転及び電源成分の機械振動が原因で発生する共振を、低域から中域までの広い周波数帯域で減衰することができる。
また、パルプ系繊維を基本としたバイオプラスチックを圧縮成形した表面処理で第1吸音層30Aaを形成することにより、強い流体の流れに直接暴露しても、吸音材30Aを構成している繊維が飛散しない。吸音材30Aを、従来のプラスチック樹脂ではなく、自然界に存在するパルプ系樹脂で成形しているため、製品廃棄後は地中に埋めるなどの処理を施すことで元の自然に戻すことができる。したがって、風路筐体1Aによれば、ダイオキシン問題、従来のガラス繊維などによる吸音材から飛散した繊維による中皮腫問題などを起こす心配がない。さらに、滑らかな風路50を構成することができるため圧力損失が減り、消費電力が改善されるとともに、低騒音化が実現できる。
よって、風路筐体1Aを備えた空気調和装置100Aによれば、風路筐体1Aが奏する上記の効果の全部を同様に奏することになる。
図2は、本発明の実施の形態1に係る風路筐体1Aを備えた空気調和装置100Aの概略構成の別の一例を示す概略側面図である。
図1で示した空気調和装置100Aのように風路筐体1Aの外枠を構成するカバー20を設けた場合、カバー20が振動することが想定される。そこで、図2に示すように、カバー20と吸音材30Aの外面部25Aとの間に制振層31Aを設置するとよい。制振層31Aを設置することにより、カバー20が起因の振動を抑制することができる。
なお、制振層31Aを設置する場合、必ずしも図2に示すように吸音材30Aの全部を制振層31Aで覆う必要はない。また、制振層31Aは、実施の形態2で説明する制振層31Bと同様の材料、厚みで構成するとよい。さらに、カバー20の材質を特に限定するものではないが、例えば金属、樹脂などでカバー20を構成することができる。
以上のように、風路筐体1Aによれば、空気が流れる風路50を形成する壁部26Aを有しており、壁部26Aは、パルプ系繊維を主成分とし、断熱性を備える吸音材30Aで構成されているので、繊維そのものの弾力性によって振動を抑制するとともに、風路50を流れる空気などの流体加振による振動を抑制できる。また、風路筐体1Aによれば、吸音材30Aによって風路50を流れる空気などの流体騒音が低減されるため、流体騒音に伴う中域から高域までの広い周波数帯域の音圧レベルを減衰できる。さらに、風路筐体1Aによれば、吸音材30Aによって風路50を流れる空気などの流体加振による振動を抑制できるので、流体の流れで加振された風路筐体1Aの振動、モータ7などの回転及び電源成分の機械振動が原因で発生する共振を、低域から中域までの広い周波数帯域で減衰できる。
また、風路筐体1Aによれば、吸音材30Aが、パルプ系繊維を圧縮させて形成されており、厚みにより断熱性が調整されているので、断熱材を用いなくても、吸音材30Aのみで風路筐体1Aを構成することが可能になる。
また、風路筐体1Aによれば、吸音材30Aが、圧縮率の異なる2層構造となっているので、異なる素材を用いることなく、多段構成とすることができる。
また、風路筐体1Aによれば、2層構造のうち圧縮率の高い方で風路50の表面を構成するので、風路50に面している表面の凸凹を少なくできるだけでなく、吸音材30Aの内部のパルプ繊維等の飛散も抑制できる。
また、風路筐体1Aによれば、2層構造のうち圧縮率の高い方の厚みを1〜2mmとし、2層構造のうち圧縮率の低い方の厚みを5〜30mmとしているので、圧縮率を変えるだけで厚みの調整が可能となり、吸音材30Aの形成に要する工程の増加を抑制できる。
また、風路筐体1Aによれば、壁部26Aの外周に制振層31Aを設けたので、カバー20が起因として発生する振動を低減することができる。
さらに、空気調和装置100Aは、風路筐体1Aを備えているので、風路筐体1Aが奏する効果の全部を奏することになる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に係る風路筐体1Bを備えた空気調和装置100Bの概略構成例を示す概略側面図である。図4は、風路筐体1Bを説明するための説明図である。図5は、風路筐体1Bの一部を構成している吸音材30Bを拡大して模式的に示す模式図である。図3〜図5に基づいて、風路筐体1Bを備えた空気調和装置100Bについて説明する。なお、図3及び図4には、風の流れを破線矢印Aで表し、音の流れを破線矢印Bで表している。また、実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。
実施の形態1では、吸音材30Aで風路筐体1Aの壁部26Aを構成した例を説明したが、実施の形態2では、吸音材と制振材とを備えた吸音材30Bにより風路筐体1Bの一部を構成している例について説明する。なお、空気調和装置100Bの風路筐体1B以外の構成については、実施の形態1に係る空気調和装置100Aと同様である。
上述したように、一般的には、空気調和装置等の風路筐体を構成している壁部(図1の側面部2及び上面部3に相当)の内部には発泡断熱材が設けられている。この発泡断熱材が、構造体である風路筐体の共振音、風路筐体そのものの筐体振動音の発生原因となっている。そこで、実施の形態2では、風路筐体に発泡断熱材が設けられていることを前提に、筐体振動と風路騒音の両者を同時に対策することとしている。なお、断熱材の一例として発泡断熱材を例に説明するが、断熱材を特に限定するものではない。
風路筐体1Bは、風路50を外部と区画する、つまり空気が流れる風路50を形成する壁部26Bを有している。壁部26Bのうち外部に露出する部分を外面部25B、壁部26Bのうち風路50に面する部分を内面部27Bと称するものとする。つまり、壁部26Bは、外面部25B、内面部27B、及び、外面部25Bと内面部27Bとの間の中間部28を有している。
外面部25Bは、風路筐体1Bの外面を構成するものであり、金属又は樹脂などで構成されている。
内面部27Bは、風路筐体1Bの内面を構成し、風路50に露出するようになっており、金属又は樹脂などで構成されている。
中間部28は、外面部25Bと内面部27Bとの間に位置するものであり、発泡断熱材10が設けられる部分である。
壁部26Bによって、風路筐体1Bの内部に風路50が形成される。
なお、壁部26Bのうち上面を構成する部分を上面部3、壁部26Bのうち側面を構成する部分を側面部2と称する。
発泡断熱材10は、壁部26Bの中間部28に設けられるものであり、風路筐体1Bの内部と外部とを断熱するものである。一般的には、発泡断熱材が内面部も構成するものが多い。
吸音材30Bは、壁部26Bに設けられ、振動及び騒音の双方を低減するものであり、制振層31Bと吸音層32とを有している。
吸音材30Bを設けることによって、壁部26Bの内面部27Bの少なくとも一部が構成されることになる。ここでは、吸音材30Bによって内面部27Bの少なくとも一部を構成する場合を例に説明するが、吸音材30Bを発泡断熱材10の内部に設置して発泡断熱材10によって内面部27Bを構成してもよい。
制振層31Bは、風路筐体1Bの振動を低減するためのものであり、吸音層32よりも外面部25B側に設けられる。
吸音層32は、風路50で発生する流体音及び振動音を低減するためのものであり、制振層31Bよりも風路50側に設けられる。この吸音層32が内面部27Bの全部又は一部を構成することになる。
なお、吸音層32によって、内面部27Bの全部を構成してもよいし、内面部27Bの一部を構成してもよい。
吸音材30Bについて更に詳細に説明する。
吸音材30Bの制振層31Bは、発泡断熱材10により発生する風路筐体1Bの振動を低減する。
吸音材30Bの吸音層32は、発泡断熱材10により発生する風路筐体1Bの共振音、風路筐体1Bそのものの筐体振動音、流体が風路50を流れる際に風路50内に伝播する騒音に伴う音響エネルギ成分を低減する。
つまり、吸音材30Bは、制振層31Bと吸音層32との複合構造体となっている。
制振層31Bは、発泡断熱材10に例えば接着剤又は両面テープなどを用いて接合するとよい。
また、吸音層32は、制振層31Bに例えば接着剤又は両面テープなどを用いて接合するとよい。
さらに、制振層31Bと吸音層32とを重ねた状態で110度前後の熱を掛けると溶解する粘着剤を両者の間に入れて、熱処理後に両者を固着した吸音材30Bを形成してもよい。
つまり、吸音材30Bが風路50に落ちないようになっていればよく、制振層31B及び吸音層32の接合を特に限定するものではない。例えば、接着剤又は両面テープを用いなくても、発泡断熱材10の構造によって吸音材30Bを保持するようにしてもよい。例えば、発泡断熱材10に吸音材30Bの周縁が嵌め込まれるような溝又は凹部を形成したり、爪などの係止部を設けたりすることで吸音材30Bを保持してもよい。
風路50側に位置する吸音層32は、実施の形態1で説明したように、第1吸音層32Aと第2吸音層32Bとで構成するとよい。第1吸音層32Aは、吸音薄膜層として形成される。第1吸音層32Aを形成することにより、内面部27Bの表面を平滑にでき、風路50を流れる流体の流れを阻害しないようにできる。第1吸音層32Aの形成の仕方については、実施の形態1で説明した吸音薄膜層の形成の仕方と同様である。第2吸音層32Bは、薄膜形成していない吸音層である。なお、図5に示すように、第1吸音層32Aで第2吸音層32Bを囲むようにしてもよい(実施の形態1でも同様)。いずれの場合も、第1吸音層32Aで内面部27Bを構成すればよい。
なお、第1吸音層32A及び第2吸音層32Bは、実施の形態1と同様に、バイオプラスチックなどに代表されるパルプ系繊維を主成分とした天然素材を吸音材料として形成される。つまり、第1吸音層32A及び第2吸音層32Bで構成される吸音層32は、実施の形態1で説明した吸音材30Aの構成と同様に形成される。
内面部27Bを、吸音材30Bの第1吸音層32Aで構成することで、円滑な空気の流れを確保でき、吸音材30Bの剥離、及び、吸音材30Bの形態の経年劣化による形状変化を抑制することができる。第1吸音層32Aと第2吸音層32Bは、同じパルプ系繊維で形成されているものの、圧縮成形する際に加えられる圧力が異なっており、厚みに差を設けているのである。例えば、それぞれ厚みは、第2吸音層32Bが5〜30mm厚、第1吸音層32Aが1〜2mm厚とするとよいが、風路筐体1Aの内寸法に応じてそれぞれの厚みを適宜調整すればよい。
制振層31Bは、吸音層32と発泡断熱材10との間に設けられ、空気等の流体で加振された発泡断熱材10の振動を熱変換処理して消耗させるものである。制振層31Bは、発泡断熱材10の振動を熱変換処理して消耗させるものであり、ブチルなどのゴム系材料、ポリエステル系材料などに代表される高分子系材料で形成される。高分子系材料を用いることで、材料全体が動きやすくなり、この動き良さが風路筐体1Bの振動に追従し、振動吸収によって振動エネルギを熱エネルギとして消耗することができる。
この制振層31Bは、発泡断熱材10の制振処理は勿論のこと、製品の外装となる風路筐体1B、風路50を流れる流体が発泡断熱材10を加振することで発生する筐体振動を低減し、振動音の低減を図る。例えば、制振層31Bの厚みは1mm〜3mm程度とし、製品の過重量が発生しないようにするとよい。
次に、図6を用いて、吸音材30Bを設置したことによる風路筐体1Bの振動及び騒音の低減効果について説明する。図6は、吸音材30Bを設置したことによる風路筐体1Bの振動及び騒音の低減効果を説明するための説明図である。図6の実線は吸音材30Bを設置した場合の振動及び騒音の周波数特性を示している。図6の破線は吸音材30Bを設置していない場合の振動及び騒音の周波数特性を示している。なお、図6の横軸は周波数を、縦軸は音圧レベルを、それぞれ示している。
風路筐体で発生する振動及び騒音としては、少なくとも、空気等の流体が流れる際に発生する流体音、発泡断熱材によって発生する風路筐体の共振音、風路筐体そのものの筐体振動音、及び、空気等の流体で加振された発泡断熱材の振動がある。そのため、図6の破線で示すように、風路筐体の振動及び騒音の周波数特性は、幅広い周波数帯域において複数のピーク周波数成分を持つ特性傾向を示す。
これに対して、風路筐体1Bには吸音材30Bが設置されているので、図6の実線で示すように、低い周波数帯域では制振層31Bによる遮音、流体加振減衰、風路筐体1Bの固有振動減衰が効果として現れ、高い周波数帯域では吸音層32による流体騒音低減が効果として現れる。つまり、吸音材30Bを設置していないものと比べて、吸音材30Bを設置している風路筐体1Bでは、振動及び騒音の双方で5〜10dB以上の減衰効果が得られることがわかった。
図7は、吸音材30Bの設置位置の他の一例を説明するための説明図である。図7に基づいて、吸音材30Bの設置位置の他の一例について説明する。図3及び図4では、吸音材30Bを風路50の内面部27Bのほぼ全体にわたって設置した場合を例に示したが、図7では、吸音材30Bを風路50の内面部27Bの一部に設置した場合を例に示している。
図7では、吸音材30Bを、風路筐体1Bの風路構造が起因で風路筐体1Bの内部で発生する定在波による音の粗密波の「密」となる部分に設置している状態を図示している。このような位置に吸音材30Bを部分的に設置することでも、音響エネルギの減衰効果を得ることができる。こうすれば、吸音材30Bを風路50の内面部27Bのほぼ全体にわたって設置するものに比べ、吸音材30Bを形成する際に要するコストの低減が図れることになる。
このように成形された吸音材30Bを風路筐体1Bに設置することで、実施の形態1と同様の効果を奏するだけでなく、制振層31Bによって発泡断熱材10が起因で発生する振動も低減することができる。
よって、風路筐体1Bを備えた空気調和装置100Bによれば、風路筐体1Bが奏する上記の効果の全部を同様に奏することになる。
以上のように、実施の形態2に係る風路筐体1Bは、空気が流れる風路50を形成する壁部26Bを有しており、壁部26Bには、発泡断熱材10と、制振層31A及び吸音層32を有している吸音材30Bと、が設置されており、吸音層32は、パルプ系繊維を主成分として構成されている。
そのため、風路筐体1Bによれば、実施の形態1に係る風路筐体1Aが奏する効果と同様の効果を奏することになるとともに、制振層31Bによって発泡断熱材10が起因で発生する振動も低減できる。
また、風路筐体1Bによれば、制振層31Bは、吸音層32よりも外面部25B側に設けられ、吸音層32は、制振層31Bよりも風路50側に設けられているので、制振層31Bにより発泡断熱材10により発生する風路筐体1Bの振動を効果的に低減でき、吸音層32により発泡断熱材10により発生する風路筐体1Bの共振音、風路筐体1Bそのものの筐体振動音、流体が風路50を流れる際に風路50内に伝播する騒音に伴う音響エネルギ成分を効果的に低減できる。
また、風路筐体1Bによれば、吸音材30Bは、風路50の表面の少なくとも一部を構成するので、流体が風路50を流れる際に風路50内に伝播する騒音に伴う音響エネルギ成分をより効果的に低減できる。
また、風路筐体1Bによれば、吸音層32は、圧縮率の異なる2層構造となっているので、実施の形態1に係る風路筐体1Aの吸音材30Aと同様に、異なる素材を用いることなく、吸音層32だけを多段構成とすることができる。
また、風路筐体1Bによれば、2層構造のうち圧縮率の高い方で内面部27Bを構成するので、実施の形態1に係る風路筐体1Aの吸音材30Aと同様に、風路50の表面の凸凹を少なくできるだけでなく、吸音材30Bの内部のパルプ繊維等の飛散も抑制できる。
また、風路筐体1Bによれば、2層構造のうち圧縮率の高い方の厚みを1〜2mmとし、2層構造のうち圧縮率の低い方の厚みを5〜30mmとしているので、実施の形態1に係る風路筐体1Aの吸音材30Aと同様に、圧縮率を変えるだけで厚みの調整が可能となり、吸音材30Aの形成に要する工程の増加を抑制できる。
また、風路筐体1Bによれば、制振層31Bは、高分子系材料で構成されるので、材料全体が動きやすくなり、この動き良さが風路筐体1Bの振動に追従し、振動吸収によって振動エネルギを熱エネルギとして消耗できることになる。
また、風路筐体1Bによれば、制振層31Bの厚みを1mm〜3mmとしているので、製品の過重量が発生しないように風路筐体1Bを構成することが可能になる。
さらに、空気調和装置100Bは、風路筐体1Bを備えているので、風路筐体1Bが奏する効果の全部を奏することになる。
1A 風路筐体、1B 風路筐体、2 側面部、3 上面部、4 前面パネル、4a 吸入口、4b 排気口、5 ベルマウス、6 ファン、7 モータ、8 支持ゴム、9 熱交換器、10 発泡断熱材、20 カバー、25A 外面部、25B 外面部、26A 壁部、26B 壁部、27A 内面部、27B 内面部、28 中間部、30A 吸音材、30Aa 第1吸音層、30Ab 第2吸音層、30B 吸音材、31A 制振層、31B 制振層、32 吸音層、32A 第1吸音層、32B 第2吸音層、50 風路、100A 空気調和装置、100B 空気調和装置。

Claims (15)

  1. 空気が流れる風路を形成する壁部を有した風路筐体であって、
    前記壁部は、
    パルプ系繊維を主成分とし、断熱性を備える吸音材で構成されている
    風路筐体。
  2. 前記吸音材は、
    前記パルプ系繊維を圧縮させて形成されており、
    厚みにより断熱性が調整されている
    請求項1に記載の風路筐体。
  3. 前記吸音材は、
    圧縮率の異なる2層構造となっている
    請求項1又は2に記載の風路筐体。
  4. 前記2層構造のうち圧縮率の高い方で前記風路の表面を構成する
    請求項3に記載の風路筐体。
  5. 前記2層構造のうち圧縮率の高い方の厚みを1〜2mmとし、
    前記2層構造のうち圧縮率の低い方の厚みを5〜30mmとしている
    請求項3又は4に記載の風路筐体。
  6. 前記壁部の外周に制振層を設けた
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の風路筐体。
  7. 空気が流れる風路を形成する壁部を有した風路筐体であって、
    前記壁部には、
    断熱材と、
    制振層及び吸音層を有している吸音材と、が設置されており、
    前記吸音層は、
    パルプ系繊維を主成分として構成されている
    風路筐体。
  8. 前記吸音層は、前記制振層よりも前記風路側に設けられ、
    請求項7に記載の風路筐体。
  9. 前記吸音層は、
    前記風路の表面の少なくとも一部を構成する
    請求項8に記載の風路筐体。
  10. 前記吸音層は、
    圧縮率の異なる2層構造となっている
    請求項7〜9のいずれか一項に記載の風路筐体。
  11. 前記2層構造のうち圧縮率の高い方で前記風路の表面を構成する
    請求項10に記載の風路筐体。
  12. 前記2層構造のうち圧縮率の高い方の厚みを1〜2mmとし、
    前記2層構造のうち圧縮率の低い方の厚みを5〜30mmとしている
    請求項10又は11に記載の風路筐体。
  13. 前記制振層は、
    高分子系材料で構成される
    請求項7〜12のいずれか一項に記載の風路筐体。
  14. 前記制振層の厚みを1mm〜3mmとしている
    請求項7〜13のいずれか一項に記載の風路筐体。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の風路筐体と、
    前記風路筐体の前記風路に空気を供給するファンと、
    前記ファンから供給される空気と熱媒体とを熱交換させる熱交換器と、を備えた
    空気調和装置。
JP2016057892A 2016-03-23 2016-03-23 風路筐体及び空気調和装置 Pending JP2017172845A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016057892A JP2017172845A (ja) 2016-03-23 2016-03-23 風路筐体及び空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016057892A JP2017172845A (ja) 2016-03-23 2016-03-23 風路筐体及び空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017172845A true JP2017172845A (ja) 2017-09-28

Family

ID=59973805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016057892A Pending JP2017172845A (ja) 2016-03-23 2016-03-23 風路筐体及び空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017172845A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111989739A (zh) * 2018-04-25 2020-11-24 三菱电机株式会社 电气设备的外壳、制冷循环装置和电气设备
KR20200139879A (ko) * 2019-06-04 2020-12-15 남양노비텍 주식회사 공기청정기 내장형 소음방지장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0490816U (ja) * 1990-12-18 1992-08-07
JP2007197872A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Inoac Corp 不織布部材およびその製造方法と、該不織布部材からなるダクト
JP2015100667A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 三菱電機株式会社 家電製品の吸音部材及び家電製品
JP2015135104A (ja) * 2013-12-19 2015-07-27 株式会社サムスン日本研究所 保護カバー、保護カバーの製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0490816U (ja) * 1990-12-18 1992-08-07
JP2007197872A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Inoac Corp 不織布部材およびその製造方法と、該不織布部材からなるダクト
JP2015100667A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 三菱電機株式会社 家電製品の吸音部材及び家電製品
JP2015135104A (ja) * 2013-12-19 2015-07-27 株式会社サムスン日本研究所 保護カバー、保護カバーの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111989739A (zh) * 2018-04-25 2020-11-24 三菱电机株式会社 电气设备的外壳、制冷循环装置和电气设备
KR20200139879A (ko) * 2019-06-04 2020-12-15 남양노비텍 주식회사 공기청정기 내장형 소음방지장치
KR102221946B1 (ko) * 2019-06-04 2021-03-05 남양노비텍 주식회사 공기청정기 내장형 소음방지장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5527905B2 (ja) 低周波数用の音響減衰器、低周波数用の音響減衰器を製造する方法、及び、例えば、製紙工場の空調ダクト内の低周波数を減衰するためのシステム
JP2008255969A (ja) ファン装置の騒音低減構造
WO2014006650A1 (ja) 空気調和機の室内機、及びこの室内機を備えた空気調和機
WO2016054947A1 (zh) 吸尘器
JPWO2004031660A1 (ja) 空気調和装置及び送風装置及び機器の騒音低減方法及び冷凍サイクル装置の圧力脈動低減装置及びポンプ装置の圧力脈動低減装置及び機器の圧力脈動低減方法
CN104359208A (zh) 空调器室内机、室外机及其空调器降噪装置
JP2012220163A (ja) 空気調和機
JP2017172845A (ja) 風路筐体及び空気調和装置
CN104359213A (zh) 降噪软管、降噪装置、空调器室内机及空调器室外机
CN110211560A (zh) 共振吸声结构及空调风机组件
JP2002371998A (ja) 送風装置
JP2001355877A (ja) 空気調和機室外機の騒音低減構造並びに騒音低減方法
JPH06281194A (ja) 送風装置
US20100247339A1 (en) Noise-attenuating device for hvac and refrigeration systems
JP5858851B2 (ja) 空気調和機の室内機
CN205860531U (zh) 制冷装置
CN213713314U (zh) 空调室外机壳体和空调器
JP6745908B2 (ja) 空気調和装置
CN208205320U (zh) 一种通风箱
CN109386910B (zh) 一种低噪音的空气源热泵室外换热装置
JPH05248397A (ja) 送風装置、送風機及び空気調和機の室内ユニット
CN209706228U (zh) 一种高效减噪的风机盘管
JP2008190724A (ja) 床置型空気調和装置
JP2003074499A (ja) 送風機及びこれを使用した空気調和機
JP2013108684A (ja) 空気調和機の室内機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200331