JP2017172757A - 密封装置及びバックアップリング - Google Patents

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大介 松本
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Abstract

【課題】高圧条件下においてもゴム状弾性体製のパッキンが損傷してしまうことを抑制しつつ、異物の侵入の抑制を可能とする密封装置及びバックアップリングを提供する。
【解決手段】バックアップリング200の環状溝210における密封領域側(O)には、密封領域側(O)に向かうにつれて縮径する密封領域側傾斜面211が設けられ、環状溝210における反密封領域側(A)には反密封領域側(A)に向かうにつれて縮径する反密封領域側傾斜面212bが設けられると共に、密封領域側リップ220はバックアップリング200における密封領域側の端面221と密封領域側傾斜面211とによって形成され、反密封領域側リップ230はバックアップリング200における反密封領域側(A)の端面231と反密封領域側傾斜面212bとによって形成されることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、相対的に往復移動するハウジングと軸との間の環状隙間を封止する密封装置及びバックアップリングに関する。
従来、相対的に往復移動するハウジングと軸との間の環状隙間を封止する密封装置において、密封対象流体の漏れを抑制するためのメインリップと、異物の侵入を抑制するためのダストリップとを兼ね備える密封装置(オイルシールなど)が知られている。図4を参照して、従来例に係る密封装置について説明する。図4は従来例に係る密封構造を示す模式的断面図である。
ゴム状弾性体製の密封装置600は、相対的に往復移動するハウジング400と軸500との間の環状隙間を封止する役割を担っている。ハウジング400の内周面には環状の装着溝410が設けられている。この装着溝410に密封装置600は装着される。そして、密封装置600は、密封領域側(O)に密封されている密封対象流体の漏れを抑制するためのメインリップ610と、ゴミや埃などの異物の侵入を抑制するためのダストリップ620とを備えている。ダストリップ620は、大気側(密封対象流体が密封される領域とは反対側(A))に伸びる構成であることから、ダストリップ620が損傷しないように、ハウジング400と軸500との間には比較的大きな隙間(S)が設けられている。
以上のように構成される密封装置600においては、低圧条件下においては、特に問題は発生しない。しかしながら、密封領域側(O)の流体圧力が高圧になる条件下においては、ダストリップ620が大気側に大きくはみ出してしまい、ダストリップ620の損傷を抑制するのは困難となる。なお、シールリップのはみ出しを抑制する技術として、バックアップリングを装着する技術が知られているが、上記のようにダストリップ620を備える密封装置600は特異な形状であることから、バックアップリングを装着することができない。
実開昭60−14356号公報
本発明の目的は、高圧条件下においてもゴム状弾性体製のパッキンが損傷してしまうことを抑制しつつ、異物の侵入の抑制を可能とする密封装置及びバックアップリングを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の密封装置は、
ハウジングの内周面に設けられた環状の装着溝に装着され、相対的に往復移動する前記ハウジングと軸との間の環状隙間を封止する密封装置において、
前記装着溝における密封対象流体が密封される密封領域側に配置されるゴム状弾性体製のパッキンと、前記装着溝における密封対象流体が密封される領域とは反対側の反密封領
域側で前記パッキンに装着される樹脂製のバックアップリングとを備える密封装置であって、
前記バックアップリングは、
内周面側で密封対象流体を保持可能な環状溝と、
前記環状溝を挟んで前記密封領域側に設けられる密封領域側リップと、
前記環状溝を挟んで前記反密封領域側に設けられる反密封領域側リップと、
を備え、
前記環状溝における前記密封領域側には該密封領域側に向かうにつれて縮径する密封領域側傾斜面が設けられ、前記環状溝における前記反密封領域側には該反密封領域側に向かうにつれて縮径する反密封領域側傾斜面が設けられると共に、
密封領域側リップは前記バックアップリングにおける前記密封領域側の端面と前記密封領域側傾斜面とによって形成され、反密封領域側リップは前記バックアップリングにおける前記反密封領域側の端面と前記反密封領域側傾斜面とによって形成されることを特徴とする。
また、本発明のバックアップリングは、
ハウジングの内周面に設けられた環状の装着溝に装着され、相対的に往復移動する前記ハウジングと軸との間の環状隙間を封止する密封装置に用いられ、
前記装着溝における密封対象流体が密封される密封領域側に配置されるゴム状弾性体製のパッキンに対して、前記装着溝における密封対象流体が密封される領域とは反対側の反密封領域側に装着される樹脂製のバックアップリングであって、
内周面側で密封対象流体を保持可能な環状溝と、
前記環状溝を挟んで前記密封領域側に設けられる密封領域側リップと、
前記環状溝を挟んで前記反密封領域側に設けられる反密封領域側リップと、
を備え、
前記環状溝における前記密封領域側には該密封領域側に向かうにつれて縮径する密封領域側傾斜面が設けられ、前記環状溝における前記反密封領域側には該反密封領域側に向かうにつれて縮径する反密封領域側傾斜面が設けられると共に、
密封領域側リップはバックアップリングにおける前記密封領域側の端面と前記密封領域側傾斜面とによって形成され、反密封領域側リップはバックアップリングにおける前記反密封領域側の端面と前記反密封領域側傾斜面とによって形成されることを特徴とする。
これらの発明によれば、ゴム状弾性体製のパッキンに対して、反密封領域側にバックアップリングが装着されているので、パッキンがハウジングと軸との間の隙間にはみ出してしまうことを抑制することができる。従って、この隙間が原因となり、パッキンが損傷してしまうことを抑制することができる。また、樹脂製のバックアップリングに設けられた密封領域側リップによって、密封対象流体の漏れを抑制することができる。そして、バックアップリングに設けられた反密封領域側リップによって、異物の侵入を抑制することもできる。
ここで、密封領域側リップの先端は尖った形状であるとよい。
これにより、ゴム状弾性体製のパッキンが、バックアップリングと軸との間の隙間に、はみ出してしまうことを、より確実に抑制することができる。
反密封領域側リップの先端は湾曲面で構成されているとよい。
これにより、密封対象流体を反密封領域側に掻き出してしまうことを抑制することができる。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、高圧条件下においてもゴム状弾性体製のパッキンが損傷してしまうことを抑制しつつ、異物の侵入の抑制することができる。
図1は本発明の実施例1に係る密封装置の模式的断面図である。 図2は本発明の実施例1に係る密封構造を示す模式的断面図である。 図3は本発明の実施例2に係る密封装置の模式的断面図である。 図4は従来例に係る密封構造を示す模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1及び図2を参照して、本発明の実施例1に係る密封装置及びバックアップリングについて説明する。図1は本発明の実施例1に係る密封装置の模式的断面図である。なお、本実施例に係る密封装置は、パッキン100のリップ先端部の構成を除き回転対称形状である。図1においては、環状の密封装置における中心軸線を含む面で切断した断面図を示している。図2は本発明の実施例1に係る密封構造を示す模式的断面図である。図2においても、密封装置の中心軸線を含む面で切断した断面図を示している。以下の説明において、密封対象流体(本実施例ではオイル)が密封されている領域側を密封領域側(O)と称し、密封対象流体が密封される領域とは反対側(大気側)を反密封領域側(A)と称する。
<密封装置>
本実施例に係る密封装置10は、ハウジング300の内周面に設けられた環状の装着溝310に装着され、相対的に往復移動するハウジング300と軸500との間の環状隙間を封止する役割を担っている。本実施例に係る密封装置10は、ゴム状弾性体製のパッキン100と、樹脂製のバックアップリング200とから構成される。パッキン100は、装着溝310における密封領域側(O)に配置される。バックアップリング200は、装着溝310における反密封領域側(A)でパッキン100に装着される。
パッキン100は、断面形状がU字形状で構成されたUパッキンである。このパッキン100は、密封領域側(O)かつ径方向内側に向かって伸び、軸500の外周表面に対して摺動自在に接触するシールリップ110と、密封領域側(O)かつ径方向外側に向かって伸び、装着溝310の溝底面に密着する外周リップ120とを備えている。また、パッキン100における内周面側かつ反密封領域側(A)の端部(いわゆるヒール部)には、バックアップリング200が装着される環状の切欠き部130が設けられている。
<バックアップリング>
樹脂製のバックアップリング200に用いられる材料の具体例としては、PTFEの他、ナイロン,PEEK,PPSなどの硬質樹脂を挙げることができる。このバックアップリング200の内周面側には、密封対象流体を保持可能な環状溝210が設けられている。そして、この環状溝210を挟んで密封領域側(O)には密封領域側リップ220が設けられ、環状溝210を挟んで反密封領域側(A)には反密封領域側リップ230が設け
られている。これらの密封領域側リップ220と反密封領域側リップ230は、これらのリップ先端が軸500の外周表面に対して摺動自在に構成されている。
環状溝210における密封領域側(O)には、密封領域側(O)に向かうにつれて縮径する密封領域側傾斜面211が設けられている。また、環状溝210における反密封領域側(A)には、反密封領域側(A)に向かうにつれて縮径する反密封領域側傾斜面212a,212bが設けられている。ここで、反密封領域側傾斜面212a,212bのうち密封領域側(O)の反密封領域側傾斜面212aに比べて、反密封領域側(A)の反密封領域側傾斜面212bの傾斜角度の方が緩やかになるように形成されている。また、密封領域側傾斜面211と反密封領域側傾斜面212bはテーパ面で構成されている。
そして、上述した密封領域側リップ220は、バックアップリング200における密封領域側(O)の端面221と密封領域側傾斜面211とによって形成されている。また、反密封領域側リップ230は、バックアップリング200における反密封領域側(A)の端面231と反密封領域側傾斜面212bとによって形成されている。なお、バックアップリング200における密封領域側(O)の端面221とバックアップリング200における反密封領域側(A)の端面231は、いずれも環状のバックアップリング200における中心軸線に対して垂直な面で構成されている。
また、密封領域側リップ220の先端は尖った形状となるように構成されている。これに対して、反密封領域側リップ230の先端は湾曲面(いわゆるR面)で構成されている。なお、反密封領域側リップ230の先端の曲率半径は、0.1mm以上0.3mm以下の範囲で設定するとよい。
<本実施例に係る密封装置及びバックアップリングの優れた点>
本実施例に係る密封装置10及びバックアップリング200によれば、ゴム状弾性体製のパッキン100に対して、反密封領域側(A)に樹脂製のバックアップリング200が装着されている。これにより、パッキン100がハウジング300と軸500との間の隙間(微小隙間)にはみ出してしまうことを抑制することができる。従って、この隙間が原因となり、パッキン100が損傷してしまうことを抑制することができる。これにより、高圧条件下においてもゴム状弾性体製のパッキン100が損傷してしまうことを抑制することができる。
また、樹脂製のバックアップリング200に設けられた密封領域側リップ220によって、密封対象流体の漏れを抑制することができる。すなわち、密封領域側リップ220は、バックアップリング200における密封領域側(O)の端面221と密封領域側傾斜面211とによって形成されている。そして、軸500の外周表面に対する傾斜角度は、端面221よりも密封領域側傾斜面211の方が緩やかになるように構成されている。これにより、往復動シールにおける密封理論により、密封対象流体の漏れを抑制することが可能となる。往復動シールにおける密封理論については周知であるので、以下、簡単に説明する。図2において、軸500に対してバックアップリング200が密封領域側(O)に移動した場合の方が、反密封領域側(A)に移動した場合よりも、密封領域側リップ220と軸500との摺動部に形成される密封対象流体の膜厚(油膜)は薄くなる。つまり、密封領域側リップ220によって、密封対象流体は密封領域側(O)に戻されるように作用する。これにより、密封対象流体の漏れを抑制することが可能となる。また、本実施例に係る密封領域側リップ220の先端は尖った形状となるように構成されている。これにより、ゴム状弾性体製のパッキン100が、バックアップリング200と軸500との間の隙間にはみ出してしまうことを、より確実に抑制することができる。従って、パッキン100が、バックアップリング200と軸500とによって、損傷してしまうことを、より確実に抑制することができる。
また、バックアップリング200に設けられた反密封領域側リップ230によって、ごみや埃などの異物の侵入を抑制することもできる。すなわち、反密封領域側リップ230は、バックアップリング200における反密封領域側(A)の端面231と反密封領域側傾斜面212bとによって形成されている。そして、軸500の外周表面に対する傾斜角度は、端面231よりも反密封領域側傾斜面212bの方が緩やかになるように構成されている。これにより、上述した密封領域側リップ220の場合と同様のメカニズムにより、異物が密封領域側(O)に侵入してしまうことを抑制することができる。ここで、本実施例に係る反密封領域側リップ230の先端は湾曲面で構成されている。これにより、密封対象流体を反密封領域側(A)に掻き出してしまうことを抑制することができる。
(実施例2)
図3には、本発明の実施例2が示されている。上記実施例1においては、バックアップリングがパッキンのヒール部に装着される場合の構成を示したが、本実施例においては、バックアップリングがパッキンにおける反密封領域側全面を覆うように装着される場合の構成を示す。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。図3は本発明の実施例2に係る密封装置の模式的断面図である。図3においても、環状の密封装置における中心軸線を含む面で切断した断面図を示している。
本実施例に係る密封装置10aも、上記実施例1の場合と同様に、ゴム状弾性体製のパッキン100aと、樹脂製のバックアップリング200aとから構成される。密封構造については、上記実施例1で説明した通りである。従って、パッキン100aが、装着溝310における密封領域側(O)に配置され、バックアップリング200が、装着溝310における反密封領域側(A)でパッキン100aに装着される点については、実施例1の場合と同様である。
本実施例に係るパッキン100aも、断面形状がU字形状で構成されたUパッキンである。このパッキン100aも、シールリップ110と外周リップ120とを備えている。そして、本実施例に係るパッキン100aにおいては、パッキン100aにおける反密封領域側(A)に、バックアップリング200aが装着される被嵌合部130aが設けられている。なお、この被嵌合部130aは、反密封領域側(A)に向かって拡径するテーパ面を有する。
また、本実施例に係る樹脂製のバックアップリング200aに用いられる材料の具体例については、実施例1で説明した通りである。このバックアップリング200aの内周面側には、実施例1の場合と同様に、密封対象流体を保持可能な環状溝210が設けられている。そして、この環状溝210を挟んで密封領域側(O)には密封領域側リップ220が設けられ、環状溝210を挟んで反密封領域側(A)には反密封領域側リップ230が設けられている。これら環状溝210,密封領域側リップ220及び反密封領域側リップ230については、上記実施例1の場合と同一の構成であるので、その説明は省略する。本実施例に係るバックアップリング200aにおいては、パッキン100aにおける反密封領域側(A)の全面を覆うように装着される点が、上記実施例1の場合と異なっている。
以上のように構成される本実施例に係る密封装置10a及びバックアップリング200aにおいても、上記実施例1の場合と同様の効果を得ることができることは言うまでもない。
(その他)
上記実施例1,2においては、ゴム状弾性体製のパッキンが、Uパッキンの場合を示した。しかしながら、本発明に適用可能なパッキンは、Uパッキンに限られるものではなく、各種のパッキンを適用可能である。
10,10a 密封装置
100,100a パッキン
110 シールリップ
120 外周リップ
130 切欠き部
130a 被嵌合部
200,200a バックアップリング
210 環状溝
211 密封領域側傾斜面
212a,212b 反密封領域側傾斜面
212b 反密封領域側傾斜面
220 密封領域側リップ
221 端面
230 反密封領域側リップ
231 端面
300 ハウジング
310 装着溝
500 軸

Claims (6)

  1. ハウジングの内周面に設けられた環状の装着溝に装着され、相対的に往復移動する前記ハウジングと軸との間の環状隙間を封止する密封装置において、
    前記装着溝における密封対象流体が密封される密封領域側に配置されるゴム状弾性体製のパッキンと、前記装着溝における密封対象流体が密封される領域とは反対側の反密封領域側で前記パッキンに装着される樹脂製のバックアップリングとを備える密封装置であって、
    前記バックアップリングは、
    内周面側で密封対象流体を保持可能な環状溝と、
    前記環状溝を挟んで前記密封領域側に設けられる密封領域側リップと、
    前記環状溝を挟んで前記反密封領域側に設けられる反密封領域側リップと、
    を備え、
    前記環状溝における前記密封領域側には該密封領域側に向かうにつれて縮径する密封領域側傾斜面が設けられ、前記環状溝における前記反密封領域側には該反密封領域側に向かうにつれて縮径する反密封領域側傾斜面が設けられると共に、
    密封領域側リップは前記バックアップリングにおける前記密封領域側の端面と前記密封領域側傾斜面とによって形成され、反密封領域側リップは前記バックアップリングにおける前記反密封領域側の端面と前記反密封領域側傾斜面とによって形成されることを特徴とする密封装置。
  2. 密封領域側リップの先端は尖った形状であることを特徴とする請求項1に記載の密封装置。
  3. 反密封領域側リップの先端は湾曲面で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の密封装置。
  4. ハウジングの内周面に設けられた環状の装着溝に装着され、相対的に往復移動する前記ハウジングと軸との間の環状隙間を封止する密封装置に用いられ、
    前記装着溝における密封対象流体が密封される密封領域側に配置されるゴム状弾性体製のパッキンに対して、前記装着溝における密封対象流体が密封される領域とは反対側の反密封領域側に装着される樹脂製のバックアップリングであって、
    内周面側で密封対象流体を保持可能な環状溝と、
    前記環状溝を挟んで前記密封領域側に設けられる密封領域側リップと、
    前記環状溝を挟んで前記反密封領域側に設けられる反密封領域側リップと、
    を備え、
    前記環状溝における前記密封領域側には該密封領域側に向かうにつれて縮径する密封領域側傾斜面が設けられ、前記環状溝における前記反密封領域側には該反密封領域側に向かうにつれて縮径する反密封領域側傾斜面が設けられると共に、
    密封領域側リップはバックアップリングにおける前記密封領域側の端面と前記密封領域側傾斜面とによって形成され、反密封領域側リップはバックアップリングにおける前記反密封領域側の端面と前記反密封領域側傾斜面とによって形成されることを特徴とするバックアップリング。
  5. 密封領域側リップの先端は尖った形状であることを特徴とする請求項4に記載のバックアップリング。
  6. 反密封領域側リップの先端は湾曲面で構成されていることを特徴とする請求項4または5に記載のバックアップリング。
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