JP2017172543A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内燃機関の始動時に弁開閉時期制御機構が高速で作動しても燃焼室に必要とする燃料を供給して良好な始動を可能にする装置を構成する。【解決手段】内燃機関の始動時に、弁開閉時期制御機構により相対回転位相を進角方向に変位させる作動が行われた場合には、変位が行われたタイミングの直後に吸気行程となる気筒に供給する燃料の噴射量の増大を図る噴射量設定部54を備えた。【選択図】図4
Description
本発明は、吸気弁の開閉時期を制御する弁開閉時期制御機構を備えている内燃機関の制御装置に関する。
弁開閉時期制御機構を備えた内燃機関の制御装置として特許文献1には、内燃機関の始動時に、弁開閉時期制御機構によってクランクシャフトと吸気カムシャフトとの相対回転位相を変更した場合に燃料の噴射量を制御する技術が示されている。
この特許文献1では、内燃機関の始動時に吸気カムシャフトとの相対回転位相を弁開閉時期制御機構で変更した際に、相対回転位相と目標位相との偏差に対応して燃料の噴射量を設定する制御形態と、相対回転位相とが一致するまで燃料の噴射を行わない制御形態とが記載されている。
また、特許文献2には、内燃機関の始動に伴うクランキング時には、クランキングの回転数が増加した後に、弁開閉時期制御機構により吸気弁の位相を進角側に変位させて燃料の噴射を行う技術が示されている。
弁開閉時期制御機構を備えた内燃機関では、始動時にクランキングの負荷を低減するために弁開閉時期制御機構を遅角位相に設定し、クランキングの回転数が所定値まで上昇した後に弁開閉時期制御機構を進角位相に設定して燃料の噴射を行い、点火を行う制御が行われる。
つまり、弁開閉時期制御機構を遅角位相に設定した状態では、燃焼室の圧縮比が低下するため、弁開閉時期制御機構を進角位相に設定することで、燃焼室の圧縮比を燃焼に適した値まで上昇させているのである。
また、クランキング時に弁開閉時期制御機構を進角方向へ変位させた場合には、排気弁と吸気弁とのオーバーラップが変化し、有効圧縮比が変化することから、特許文献1や特許文献2のように燃料の供給量を変更しないものでは、空燃比がオーバーリッチ又はオーバーリーンとなり始動性を悪化させることも想像された。
内燃機関で駆動される油圧ポンプを備え、この油圧ポンプからの作動油で作動する弁開閉時期制御機構を備えた場合には、内燃機関のクランキング時には油圧ポンプから供給される油圧が低く弁開閉時期制御機構の適正な作動を行えない。これに対して、電動アクチュエータの駆動力で作動する弁開閉時期制御機構ではクランキング時にも適正な作動が可能となる。また、電動アクチュエータの駆動力で吸気弁の開閉時期を変更する弁開閉時期制御機構は、油圧により開閉時期を変更する構成と比較して迅速な作動が可能である。
特に、内燃機関のクランキンクの開始時に弁開閉時期制御機構の相対回転位相を最遅角位相に設定しておき、クランキングによりクランクシャフトの回転数が上昇し、弁開閉時期制御機構の相対回転位相を進角側に変位させる場合には、特定の燃焼室の圧縮比が急激に上昇することもある。このように燃焼室の圧縮比が上昇した場合には、空燃比から燃料が不足する(オーバーリーン)に陥ることもあり改善の余地がある。
即ち、このように内燃機関の始動時に弁開閉時期制御機構が高速で作動しても燃焼室に必要とする燃料を供給して良好な始動を可能にする装置が求められる。
本発明の特徴は、回転軸芯を中心に内燃機関のクランクシャフトと同期回転する駆動側回転体と、前記回転軸芯と同軸芯で前記駆動側回転体と相対回転自在に配置され前記内燃機関の吸気弁を開閉制御する吸気カムシャフトと一体回転する従動側回転体と、電動アクチュエータの駆動力により前記駆動側回転体及び前記従動側回転体の相対回転位相を変位させる位相調節部とを有する弁開閉時期制御機構を備え、
設定された順序で複数の気筒に対して設定量の燃料を噴射し、点火を行う燃焼制御部を備え、
前記内燃機関の始動時に、前記弁開閉時期制御機構により前記相対回転位相を進角方向に変位させる作動が行われた場合には、前記変位が行われたタイミングの直後に吸気行程となる気筒に供給する燃料の噴射量を増大させる噴射量設定部を備えた点にある。
設定された順序で複数の気筒に対して設定量の燃料を噴射し、点火を行う燃焼制御部を備え、
前記内燃機関の始動時に、前記弁開閉時期制御機構により前記相対回転位相を進角方向に変位させる作動が行われた場合には、前記変位が行われたタイミングの直後に吸気行程となる気筒に供給する燃料の噴射量を増大させる噴射量設定部を備えた点にある。
これによると、例えば、弁開閉時期制御機構の相対回転位相を、最遅角に設定して負荷を低減した状態でクランキングを開始し、クランクシャフトの回転数が増大し、相対回転位相を進角方向に変位させ燃焼室の圧縮比が燃焼に適した値まで増大した場合には、弁開閉時期制御機構を進角方向に作動させる。この弁開閉時期制御機構は高速で作動するものであるため、作動直後に吸気行程にある気筒の吸気量が増大し、圧縮比の増大に繋がる。このような状態で決まった量の燃料を噴射すると空燃比が増大し(オーバーリーン)、始動性の悪化を招くものであるが、噴射量の増大を図ることにより、空燃比を改善して始動性を向上させる。
尚、空燃比センサ(A/Fセンサ)の検知結果に基づいて、燃料の噴射量を制御することも想定できるが、このようなフィードバック制御では、高速で作動する弁開閉時期制御機構の作動に対応できないものであった。
従って、始動時に弁開閉時期制御機構が高速で作動しても燃焼室に必要とする燃料を供給して良好な始動を可能にする制御装置が構成された。特に、この構成では、始動性が向上するだけでなく、始動時に最適な燃焼を行えるため低エミッションを実現する。
尚、空燃比センサ(A/Fセンサ)の検知結果に基づいて、燃料の噴射量を制御することも想定できるが、このようなフィードバック制御では、高速で作動する弁開閉時期制御機構の作動に対応できないものであった。
従って、始動時に弁開閉時期制御機構が高速で作動しても燃焼室に必要とする燃料を供給して良好な始動を可能にする制御装置が構成された。特に、この構成では、始動性が向上するだけでなく、始動時に最適な燃焼を行えるため低エミッションを実現する。
本発明において、前記噴射量設定部は、前記相対回転位相の進角方向への変位量が予めされた設定値を超える状況で燃料の噴射量の増大を図るマップを有し、前記噴射量設定部は前記マップが有する情報を参照して燃料の噴射量を設定しても良い。
これによると、相対回転位相の進角方向への変位量が設定値未満である場合には燃料の噴射量の補正を行わず、設定値を超える場合にはマップの情報を参照して燃料の噴射量を設定するため演算を行わず、噴射量を迅速に設定することが可能となる。
本発明において、前記噴射量設定部は、前記変位量に対する燃料の噴射量の関係が異なる複数の前記マップを有し、前記内燃機関の温度を検知する温度センサの検知結果に基づいて複数の前記マップの1つを選択しても良い。
これによると、温度センサで検知される内燃機関の温度に基づいて複数のマップのうちの1つが選択されるため、内燃機関の温度と、相対回転位相の変位量とに基づいて燃料の最適な噴射量を設定することが可能となる。
本発明は、前記噴射量設定部は、燃料の噴射量の増大を図る際には、燃料の噴射タイミングを早めることにより噴射時間を延長しても良い。
これによると、燃料の噴射量を増大する場合に、時間制御だけで済み、制御が容易になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔基本構成〕
図1,2,4に示すように、内燃機関としてのエンジンEの吸気時期を設定する弁開閉時期制御機構Aと、この弁開閉時期制御機構Aを含む制御対象を制御する制御ユニットCとを備えて内燃機関の制御装置が構成されている。
〔基本構成〕
図1,2,4に示すように、内燃機関としてのエンジンEの吸気時期を設定する弁開閉時期制御機構Aと、この弁開閉時期制御機構Aを含む制御対象を制御する制御ユニットCとを備えて内燃機関の制御装置が構成されている。
この内燃機関の制御装置は、スタータモータ48の駆動によりクランキングを行い、このクランキング時に、気筒判定によって燃焼を供給すべき行程(吸気行程)にある気筒を判定(気筒判定)し、吸気行程にある気筒に燃料を供給し、この後に点火を行うことによりエンジンEの始動を可能にする。
また、クランキング時には弁開閉時期制御機構Aの相対回転位相を最遅角に設定してクランキング開始時の負荷を軽減すると共に、クランキング速度の増大に伴い、弁開閉時期制御機構Aの相対回転位相を中間位相(最遅角と最進角との間の位相)に変位させる制御が行われる。そして、前述した気筒判定が行われ、エンジンEが始動した後には、例えば、エンジンEに対する負荷に応じて弁開閉時期制御機構Aを制御することにより、負荷に対応して最適となるように吸気弁10の開閉時期を制御するように構成されている。このエンジンEの始動時の制御形態の詳細は後述する。
〔エンジン〕
エンジンEは、4気筒で4サイクル型に構成されるものであり、シリンダヘッド1と、シリンダブロック2と、クランクケース3と、オイルパン4とを上下に重ね合わせて連結した構造を有している。シリンダブロック2に形成された複数のシリンダボアにピストン5が収容され、クランクケース3に回転自在に支持したクランクシャフト6とピストン5とがコネクティングロッド7で連結されている。
エンジンEは、4気筒で4サイクル型に構成されるものであり、シリンダヘッド1と、シリンダブロック2と、クランクケース3と、オイルパン4とを上下に重ね合わせて連結した構造を有している。シリンダブロック2に形成された複数のシリンダボアにピストン5が収容され、クランクケース3に回転自在に支持したクランクシャフト6とピストン5とがコネクティングロッド7で連結されている。
このエンジンEでは一方の端部から他方に向けて#1気筒、#2気筒、#3気筒、#4気筒が配置され、#1気筒と#4気筒とが同時に上死点に達すると同時に、#2気筒と#3気筒とが下死点に達するように構成されている。
シリンダヘッド1において燃焼室と吸気経路とを結ぶ位置に開閉自在な吸気弁10を備え、燃焼室と排気経路とを結ぶ位置に開閉自在な排気弁11を備えている。これらの上部位置には吸気弁10と排気弁11とを個別に開閉作動するため吸気カムシャフト12と、排気カムシャフト13とを備えている。シリンダヘッド1の吸気経路側には燃料噴射ノズル14を備え、燃焼室には点火プラグ15を備えている。
シリンダヘッド1の側面には複数の吸気経路に接続されるインテークマニホールド16と、複数の排気経路に接続するエキゾーストマニホールド17とが連結されている。また、インテークマニホールド16の内部にはスロットルバルブ18を備えている。
このエンジンEでは、クランクシャフト6に備えた駆動スプロケット6Sと、弁開閉時期制御機構Aの吸気側スプロケット21Sと、排気カムシャフト13に備えた排気側スプロケット31Sとに亘ってタイミングチェーン8を巻回している。これによりクランクシャフト6の回転と同期して吸気カムシャフト12と排気カムシャフト13とを開閉作動させ、弁開閉時期制御機構Aにより吸気弁10の開閉タイミング(吸気時期)の変更が実現する。
〔弁開閉時期制御機構〕
弁開閉時期制御機構Aは、図2,3に示すように、駆動ケース21(駆動側回転体の一例)と、従動ロータ22(従動側回転体の一例)と、電動アクチュエータとしての位相制御モータMの駆動力により駆動ケース21(駆動側回転体の一例)及び従動ロータ22(従動側回転体の一例)の相対回転位相を変位させる位相調節部Tとを備えている。
弁開閉時期制御機構Aは、図2,3に示すように、駆動ケース21(駆動側回転体の一例)と、従動ロータ22(従動側回転体の一例)と、電動アクチュエータとしての位相制御モータMの駆動力により駆動ケース21(駆動側回転体の一例)及び従動ロータ22(従動側回転体の一例)の相対回転位相を変位させる位相調節部Tとを備えている。
駆動ケース21(駆動側回転体の一例)は、吸気カムシャフト12の回転軸芯Xと同軸芯となる回転軸芯Xと同軸芯に配置され、外周に吸気側スプロケット21Sが形成されている。この駆動ケース21はフロントケース21Aとリヤケース21Bとを複数のボルト21Cで締結した構造を有している。従動ロータ22(従動側回転体の一例)は、回転軸芯Xと同軸芯で駆動ケース21と相対回転自在に配置され、吸気カムシャフト12と一体回転するように連結ボルト22Aにより当該吸気カムシャフト12に連結されている。
この弁開閉時期制御機構Aでは、タイミングチェーン8からの駆動力により全体が駆動回転方向Sに回転する。また、位相制御モータMの駆動力により駆動ケース21に対する従動ロータ22の相対回転位相が、駆動回転方向Sと同方向に変位する方向を進角方向Saと称し、この逆方向への変位を遅角方向Sbと称している。
位相調節部Tは、駆動ケース21と一体回転し、複数の内歯部25Tを有するリングギヤ25と、これに咬合するための複数の外歯部26Tを有するインナギヤ26と、偏心カム体27とを備えている。また、従動ロータ22には軸状となる複数の連係部材23が突設されている。
リングギヤ25は、所定歯数の内歯部25Tを有する内歯ギヤとして構成されている。インナギヤ26は、リングギヤ25の歯数より少ない歯数の外歯部26Tを有する外歯ギヤとして構成され、中央に孔部が形成されている。このインナギヤ26には、連係部材23より大径の複数の連係孔部26Aが形成されている。連係部材23が連係孔部26Aに挿通することにより軸継手として機能するが、この構成に代えてオルダム継手等を用いても良い。
偏心カム体27は、回転軸芯Xと同軸芯に配置される円柱状のカム本体と、このカム本体に対して偏心する偏心軸芯Yを中心に円柱状に形成されるカム部27Aとが一体形成されている。この弁開閉時期制御機構Aは、カム本体が駆動ケース21に対して回転軸芯Xを中心に回転自在に支持されると共に、カム部27Aがインナギヤ26の孔部に対して相対回転自在に嵌め込まれている。
位相制御モータMは、エンジンEに支持されると共に、出力軸Maに対して直交姿勢で備えた係合ピン28を、偏心カム体27の係合溝27Bに係合している。尚、位相制御モータMには、ブラシレス直流モータが使用されるが、ステッピングモータ等の同期モータを用いても良い。
これにより、位相制御モータMの駆動力で偏心カム体27が回転した場合には、カム部27Aが回転軸芯Xを中心に回転し、この回転に伴いインナギヤ26が回転軸芯Xを中心に公転を開始する。この公転時には、インナギヤ26の外歯部26Tとリングギヤ25の内歯部25Tとの咬合位置がリングギヤ25の内周沿って変位するためインナギヤ26は偏心軸芯Yを中心に僅かに自転する。
また、インナギヤ26が1回転だけ公転した場合には、リングギヤ25の内歯部25Tの歯数と、インナギヤ26の外歯部26Tの歯数と差(歯数差)に相当する角度だけインナギヤ26を、リングギヤ25に対して回転(自転)させるため大きい減速を実現する。このインナギヤ26の回転は回転軸芯Xを中心としないものであるが、連係孔部26Aに嵌め込まれた連係部材23を介して従動ロータ22に伝えられる。その結果、駆動ケース21に対する従動ロータ22の相対回転位相の変位が実現する。尚、位相調節部Tのギヤ構成は、図2,3に示す構成に限るものではない。
この弁開閉時期制御機構Aでは、吸気カムシャフト12の回転速度と等速度で同じ方向に位相制御モータMの出力軸Maを駆動回転することにより、相対回転位相が維持される。また、位相制御モータMの回転速度の増大又は低減により相対回転位相を進角方向Sa又は遅角方向Sbに変位させるように制御形態が設定されている。位相制御モータMの回転速度の増大と低減とに対する相対回転位相の変位方向(進角方向Saと遅角方向Sbとの何れか)は、位相調節部Tのギヤ構成によって決まる。
特に、位相制御モータMの駆動力により相対回転位相を変位させるため、油圧により変位を実現するものと比較して高速での作動が可能であり、例えば、エンジンEの1行程中に相対回転位相の変更を完了することも可能となる。
〔制御構成〕
図1,4に示すように、制御ユニットCは、エンジンEの稼動状態を管理するECUとして機能するものであり、弁開閉時期制御機構Aを制御する位相制御部51と、気筒の行程を判定する気筒判定部52と、各気筒での燃焼を制御する燃焼制御部53と、燃料の噴射量の補正を可能にする噴射量設定部54とを備えている。これらは、ソフトウエアで構成されるものを想定しているが、ロジック等を有する回路で成るハードウエアで構成しても良く、ソフトウエアとハードウエアとの組み合わせによって構成しても良い。
図1,4に示すように、制御ユニットCは、エンジンEの稼動状態を管理するECUとして機能するものであり、弁開閉時期制御機構Aを制御する位相制御部51と、気筒の行程を判定する気筒判定部52と、各気筒での燃焼を制御する燃焼制御部53と、燃料の噴射量の補正を可能にする噴射量設定部54とを備えている。これらは、ソフトウエアで構成されるものを想定しているが、ロジック等を有する回路で成るハードウエアで構成しても良く、ソフトウエアとハードウエアとの組み合わせによって構成しても良い。
また、制御ユニットCには、エンジンEを始動する始動スイッチ35の信号と、温度センサ36の信号と、第1センサ41からのパルス信号と、第2センサ42のパルス信号とが入力する。更に、制御ユニットCは、弁開閉時期制御機構Aの相対回転位相の変位を実現する位相制御モータMと、燃料噴射ノズル14を制御する燃料制御回路46と、点火プラグ15を制御するイグニッション回路47と、スタータモータ48とに制御信号を出力する。
始動スイッチ35はON−OFF信号を出力するものであり、温度センサ36はエンジンEの冷却水の水温、あるいは、エンジンEの外壁の温度を信号として出力する。
第1センサ41は、図5に示すようにクランクシャフト6と一体的に回転する磁性体製の第1センサプレート41Aと、この第1センサプレート41Aの外周に設定間隔で形成された複数の凸部41Tを電磁的に検知する第1ピックアップ部41Bとを備えている。凸部41Tは第1センサプレート41Aの全周に等間隔で形成されるものであるが、基準位置を決めるために少なくとも1つの凸部41Tが取り除かれている。
この構成から、クランクシャフト6が回転した場合には、基準位置に対応する回転角を除いて第1ピックアップ部41Bで連続したパルス信号を出力する。制御ユニットCでは、パルス信号をカウントすることでクランクシャフト6の回転角を取得する。
第2センサ42は、図6に示すように吸気カムシャフト12と一体的に回転する磁性体製の第2センサプレート42Aと、この第2センサプレート42Aの外周の所定領域に形成された判定凸部42Tを電磁的に検知する第2ピックアップ部42Bとを備えて構成されている。また、判定凸部42Tは、1つの判定凸部42Tと、3つの判定凸部42Tと、4つの判定凸部42Tと、2つの判定凸部42Tとを、4つの領域に振り分けて形成されている。
この構成から、吸気カムシャフト12が回転した場合には、1つのパルス信号と、3つのパルス信号と、4つのパルス信号と、2つのパルス信号とが、この順序で検知される。この順序は4つの気筒の燃焼順序に対応するものであり、クランクシャフト6が所定の回転角に達したタイミングに、この第2センサ42で検知されるパルス信号のパルス数から各気筒の行程を判定するために用いられる。
また、第2センサ42は、弁開閉時期制御機構Aによって吸気カムシャフト12を進角方向Saまたは遅角方向Sbへ変位させた場合には、その変位量(相対回転位相)を検知するためにも用いられる。つまり、クランクシャフト6と吸気カムシャフト12とは同期回転するため、第1センサ41で検出されるパルス信号と、第2センサ42で検出されるパルス信号とは一定の位相差で同期回転する関係にある。従って、相対回転位相を変位させた場合には、位相差(対応するパルス信号同士の間隔)が変動し、この変動量と変動方向から相対回転位相を検知するのである。
図4に示すように、位相制御部51は、エンジンEの稼動状況に基づいて目標とする相対回転位相を設定し、位相制御モータMの制御により弁開閉時期制御機構Aの相対回転位相を設定する。この制御時には、前述したように位相制御モータMを吸気カムシャフト12と等速で回転させることにより相対回転位相を維持し、この速度より増速または減速することにより相対回転位相を進角方向Saまたは遅角方向Sbへの変位を実現する。
気筒判定部52は、エンジンEの始動時に、カウント値(第1センサ41のパルス信号をカウントした値)と、取得値(第2センサ42のパルス信号をカウントした値)とに基づいて所定の気筒の行程を判定する。
つまり、このエンジンEでは一方の端部から他方に向けて#1気筒、#2気筒、#3気筒、#4気筒が配置され、#1気筒と#4気筒とが同時に上死点に達すると同時に、#2気筒と#3気筒とが下死点に達する(図2を参照)。このような理由から、カウント値だけでは各気筒の行程を判定することができず、第2センサ42の取得値を参照する処理が行われる。一例を挙げると、例えば、カウント値が#1気筒と#4気筒とが上死点に達した値に達した際に、第2センサ42で吸気上死点にある気筒を示す数値(取得値は、1又は4となる)を取得できるように構成されている。
従って、気筒判定部52では、クランキングが開始された場合には、第1センサ41のカウント値を取得し、このカウント値が所定値に達した際に、第2センサ42で取得される取得値から吸気行程にある気筒を判定するのである。
燃焼制御部53は、燃料供給モジュール53Aと、点火モジュール53Bとを備えている。燃料供給モジュール53Aは、気筒判定部52での判定結果に基づいて設定した順序で複数の気筒に対して燃料噴射ノズル14から燃料を噴射する。燃料の噴射は吸気行程で行われ、点火モジュール53Bは、燃料噴射の後で圧縮行程が完了した気筒の点火プラグ15に電力を供給して点火を行う。
噴射量設定部54は、エンジンEの始動時には基本噴射量を設定すると共に、エンジンEの稼動時には、アクセル操作やエンジンEに作用する負荷等に対応して噴射量を設定するように基本的な制御形態が設定されている。このように噴射量が設定されることにより燃焼制御部53の燃料供給モジュール53Aが燃焼室に対して設定された量の燃料を噴射する処理を行う。
また、この噴射量設定部54は、複数のマップを予め記憶している。マップの情報は、図9に示すように、横軸に変位量を取り、縦軸に燃料の噴射量を取ったグラフとして示すことが可能なデータとして構成されるものである。また、変位量が設定値Gを超える状況で燃料の噴射量の増大を図るように構成されている。
エンジンEの始動時に弁開閉時期制御機構Aにより相対回転位相が進角方向Saに変位した場合には、補正された噴射量を設定する。つまり、補正された噴射量を設定する場合には、エンジンEの温度に基づき複数のマップから1つを選択し、かつ、このように選択されたマップの情報と、変位量とに基づいて噴射される燃料の補正量を参照できるように構成されている。複数のマップは、エンジンEの温度に対応して補正量を変更したものや、補正が開始される変位量(角度)を変更したデータ構造を有している。
〔制御形態の概要〕
このエンジンEの制御装置では、エンジンEの停止時には、弁開閉時期制御機構Aの相対回転位相を中間位相に保持することが基本であるが、例えば、アイドルストップ制御によりエンジンEを停止する場合には、弁開閉時期制御機構Aの相対回転位相を最遅角位相に設定することも行われている。
このエンジンEの制御装置では、エンジンEの停止時には、弁開閉時期制御機構Aの相対回転位相を中間位相に保持することが基本であるが、例えば、アイドルストップ制御によりエンジンEを停止する場合には、弁開閉時期制御機構Aの相対回転位相を最遅角位相に設定することも行われている。
また、エンジンEの始動時には、クランキングによりクランクシャフト6と吸気カムシャフト12とが同期回転し、前述したように、カウント値が所定の値に達したタイミングで取得される気筒値から気筒判定が行われる。
気筒判定が行われた後には、全ての気筒の行程を把握できるため、燃料供給モジュール53Aが、吸気行程を開始した気筒の燃料噴射ノズル14で燃料の噴射を行い、この直後に、点火モジュール53Bが、その気筒の点火を行う制御が行われる。尚、このエンジンEでは、#1気筒、#3気筒、#4気筒、#2気筒の順序で燃料供給と点火とが行われ、噴射量設定部54で設定された量の燃料が噴射される。
〔エンジン始動制御〕
エンジンEの始動時の制御形態を図7のフローチャートに示している。図8には、クランキング開始から弁開閉時期制御機構Aの相対回転位相を進角方向Saに変位させた場合の燃料の噴射量とエンジンEの回転数とをタイミングチャートとして示している。
エンジンEの始動時の制御形態を図7のフローチャートに示している。図8には、クランキング開始から弁開閉時期制御機構Aの相対回転位相を進角方向Saに変位させた場合の燃料の噴射量とエンジンEの回転数とをタイミングチャートとして示している。
また、タイミングチャートの上段には、エンジン回転数を示し、中段には弁開閉時期制御機構Aによる相対回転位相の変化を示し、下段には燃料の噴射量(噴射時間)を示している。特に、燃料噴射量のチャートの上部に現実の噴射量を実線で示し、下部に補正されない噴射量を二点鎖線で示している。
つまり、始動スイッチ35がONに人為操作された場合には、スタータモータ48を駆動してクランキングが開始され、噴射量設定部54で燃料の基本噴射量が設定される(#101、#102ステップ)。フローチャートには示していないが、エンジン始動ルーチンの実行時には、カウント値が継続的に取得される。
噴射量設定部54で基本噴射量を設定する場合には、始動時に設定される初期値を基準にして、エンジンEの回転数(第1センサ41で取得されるクランクシャフト6の回転数)に基づく補正値を乗ずる等の演算や、温度センサ36の検知結果によるエンジンEの温度に基づく演算により設定される。
次に、クランクシャフト6の回転速度の上昇に伴い、相対回転位相の進角方向Saへの移行の要否が判断され、必要であると判断された場合には、位相制御モータMが駆動され、噴射量設定部54において補正された燃料の噴射量が設定される(#103〜#105ステップ)。
つまり、弁開閉時期制御機構Aの相対回転位相が、例えば、最遅角位相に保持された状態でクランキングが行われた場合には、クランクシャフト6の回転速度の上昇に伴い、相対回転位相を進角方向Saに変位させ中間位相に設定する制御が行われる。尚、中間位相はエンジンEの始動に適した吸気タイミングであるため、燃料の噴射と点火とを開始する際には中間位相への変位が行われる。
#105ステップでは、噴射量設定部54が、(1)前述した位相差から弁開閉時期制御機構Aによる変位量を取得し、(2)温度センサ36の信号からエンジンEの温度を取得し、(3)エンジンEの温度に基づいて複数のマップから温度に対応した1つを選択し、(4)変位量と選択されたマップの情報とに基づいて補正量を設定する。
図9に示すように、マップは、変位量(角度)をセットすることにより、これに対応した補正量を取得できるように構成されたものである。また、マップでは、同図に示す特性から明らかなように、変位量が設定値G未満である場合には、補正を行わず、#102で設定された量の燃料を噴射することになる。尚、弁開閉時期制御機構Aで相対回転位相の変位が行われない場合にも、#102で設定された量の燃料を噴射することになる。
次に、クランキングに伴い、カウント値が継続的に取得され(このカウント値は、回転角が所定値に達する毎にクリアされる)、カウント値が所定の値に達したタイミングを基準にして第2センサ42で気筒値を取得することで気筒の判定が行われる。判定結果に基づき、変位が行われた直後に吸気行程にある気筒に対して燃焼制御部53の制御により、燃料が噴射され、この後に点火が行われる(#106、#107ステップ)。
クランキングを開始した後に弁開閉時期制御機構Aの相対回転位相を目標回転位相に移行させるために、相対回転位相を進角方向Saに変位させた場合には、位相制御モータMの作動により短時間のうちに相対回転位相が目標回転位相に達する。この変位により、短時間のうちに吸気量が増大し、燃焼室の圧縮比から燃料がオーバーリーン状態となるため、燃料噴射量の増大を必要とする。
この理由から、補正された燃料の噴射量が設定され、この変位直後に吸気行程となる気筒に対して補正された量の燃料が噴射される。この制御では燃料の噴射量の増大を図る場合には、燃料の噴射終了タイミングを維持したまま燃料の噴射開始タイミングを、時間Fだけ早めることで噴射時間を長くしており、結果として噴射量の増大を図っている。尚、図8には、燃焼の順序に従って各気筒を示しており、#3気筒に対する燃焼の噴射量が増大する制御形態を示しているが、これは一例である。
このように、クランキング時に弁開閉時期制御機構Aの相対回転位相を進角方向Saに変位させることにより、短時間のうちに吸気量が増大し、燃焼室の圧縮比が増大する結果、燃料の噴射量を補正しない場合には、噴射量の不足から始動性の低下を招くものであるが、燃料の噴射量の増大を図ることにより、燃料の不足を抑制し、良好な始動性を実現している。
更に、噴射量を設定するためのマップを複数備えており、エンジンEの温度に基づいて複数のマップの1つを選択するため、エンジンEの温度に基づき最適な空燃比となる補正値に設定された量の燃料の噴射を行い良好な始動を実現する。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
(a)実施形態では、弁開閉時期制御機構Aで相対回転位相の変位が行われた場合に、この変位のタイミングの直後に吸気行程となる気筒だけに供給する燃料の噴射量を増大させているが、この次に吸気行程となる気筒に噴射される燃料の増大も行って良い。このように次の気筒に噴射する燃料を増大する場合には、先の気筒に噴射される噴射量より少ない噴射量に設定することが考えられる。
(b)燃料の噴射量を補正する場合にマップを参照せずに、例えば、相対回転位相の変位量に対して単純に係数を乗ずることや、定数を加算する等の単純な演算により噴射量の補正を行うように噴射量設定部54の処理形態を設定しても良い。
(c)エンジンEは4気筒に限るものでなく、4気筒と異なる気筒数であっても良い。
(d)例えば、4気筒のエンジンEの点火順序は実施形態で説明した#1気筒、#3気筒、#4気筒、#2気筒の順序に限るものではなく、これと異なる順序であっても良い。これに準じて、4気筒以外の気筒数のエンジンEでの点火順序も任意に設定しても良い。
(e)クランクシャフト6の回転角を検知する第1センサ41と、吸気カムシャフト12の回転角に対応した情報を検知する第2センサ42との他に、例えば、排気カムシャフト13の回転角に対応した情報を検知する第3センサを備え、これらのセンサの検知結果に基づいて気筒判定を行うように気筒判定部52を構成しても良い。
本発明は、電動型の弁開閉時期制御機構により吸気弁の開閉時期を設定する内燃機関に利用することができる。
6 クランクシャフト
10 吸気弁
12 吸気カムシャフト
21 駆動側回転体(駆動ケース)
22 従動側回転体(従動ロータ)
36 温度センサ
53 燃焼制御部
54 噴射量設定部
A 弁開閉時期制御機構
E 内燃機関(エンジン)
G 設定値
M 電動アクチュエータ(位相制御モータ)
X 回転軸芯
10 吸気弁
12 吸気カムシャフト
21 駆動側回転体(駆動ケース)
22 従動側回転体(従動ロータ)
36 温度センサ
53 燃焼制御部
54 噴射量設定部
A 弁開閉時期制御機構
E 内燃機関(エンジン)
G 設定値
M 電動アクチュエータ(位相制御モータ)
X 回転軸芯
Claims (4)
- 回転軸芯を中心に内燃機関のクランクシャフトと同期回転する駆動側回転体と、前記回転軸芯と同軸芯で前記駆動側回転体と相対回転自在に配置され前記内燃機関の吸気弁を開閉制御する吸気カムシャフトと一体回転する従動側回転体と、電動アクチュエータの駆動力により前記駆動側回転体及び前記従動側回転体の相対回転位相を変位させる位相調節部とを有する弁開閉時期制御機構を備え、
設定された順序で複数の気筒に対して設定量の燃料を噴射し、点火を行う燃焼制御部を備え、
前記内燃機関の始動時に、前記弁開閉時期制御機構により前記相対回転位相を進角方向に変位させる作動が行われた場合には、前記変位が行われたタイミングの直後に吸気行程となる気筒に供給する燃料の噴射量を増大させる噴射量設定部を備えている内燃機関の制御装置。 - 前記噴射量設定部は、前記相対回転位相の進角方向への変位量が予めされた設定値を超える状況で燃料の噴射量の増大を図るマップを有し、前記噴射量設定部は前記マップが有する情報を参照して燃料の噴射量を設定する請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記噴射量設定部は、前記変位量に対する燃料の噴射量の関係が異なる複数の前記マップを有し、前記内燃機関の温度を検知する温度センサの検知結果に基づいて複数の前記マップの1つを選択する請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記噴射量設定部は、燃料の噴射量の増大を図る際には、燃料の噴射タイミングを早めることにより噴射時間を延長する請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016061728A JP2017172543A (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016061728A JP2017172543A (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017172543A true JP2017172543A (ja) | 2017-09-28 |
Family
ID=59972831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016061728A Pending JP2017172543A (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017172543A (ja) |
-
2016
- 2016-03-25 JP JP2016061728A patent/JP2017172543A/ja active Pending
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