JP2017172508A - 二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置 - Google Patents

二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】燃焼室内に主燃料を供給すると共に燃料噴射弁より燃焼室内に着火補助燃料を噴射する内燃機関において、燃料噴射弁の噴孔部へのデポジットの堆積を抑制することができる二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置を提供する。
【解決手段】デポジット堆積防止装置28は、軽油インジェクタ11からの軽油噴射時における燃焼室5内の温度を求める筒内温度求め部25と、軽油インジェクタ11からの軽油噴射量を含む噴射情報を取得する噴射情報取得部24と、軽油噴射時における燃焼室5内の温度、軽油噴射時における燃焼室5内の圧力、軽油噴射量及び軽油噴射圧力に基づいて、軽油噴射量の低下率を推定する噴射量低下率推定部26と、軽油噴射量の低下率が閾値以上のときに、軽油インジェクタ11の噴孔部11aへのデポジットの堆積を抑制するための制御を行う不活性ガス噴射制御部27とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置に関する。
従来、天然ガス等の気体燃料を主燃料とすると共に軽油等の液体燃料を着火補助燃料とする二元燃料ディーゼルエンジンが知られている。二元燃料ディーゼルエンジンは、圧縮工程において気体燃料と空気を燃焼室内に供給すると共に、燃料噴射弁より少量の液体燃料を燃焼室内に噴射することで、液体燃料の自己着火を着火源として気体燃料と空気の混合気を燃焼させるエンジンである。
二元燃料ディーゼルエンジンとしては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1に記載の技術は、液体燃料(軽油)の噴射終わりから着火までの着火遅れ期間を十分に確保することで、液体燃料の予混合化を促進して、液体燃料の燃焼に起因するNOx生成の低減を図るものである。
特開2015−175311号公報
ところで、上記のような二元燃料ディーゼルエンジンでは、一般的なディーゼルエンジンに比較して燃焼室内に噴射される液体燃料の噴射量が少量であることから、燃料噴射弁の噴孔部を通過する燃料の貫徹力が小さく、かつ、燃料による燃料噴射弁先端の冷却効果も小さいため、燃料噴射弁の噴孔部にデポジットが堆積しやすいという問題がある。燃料噴射弁の噴孔部に多量のデポジットが堆積すると、噴孔部において燃料が通過する開口面積が小さくなって燃料噴射弁からの燃料噴射量が減少したり、燃料噴射弁から噴射される燃料がデポジットと干渉して燃料の噴霧形状が変化し、燃焼状態が悪化したりする虞がある。そのため、液体燃料を噴射する燃料噴射弁の噴孔部へのデポジット堆積量が大きくなり過ぎないようにする必要がある。
本発明の目的は、燃焼室内に主燃料を供給すると共に燃料噴射弁より燃焼室内に着火補助燃料を噴射する二元燃料内燃機関において、燃料噴射弁の噴孔部へのデポジットの堆積を抑制することができる二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置を提供することである。
本発明の一態様は、燃焼室内に主燃料を供給する主燃料供給ユニットと、燃焼室内に着火補助燃料を噴射する燃料噴射弁とを備えた二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置であって、燃料噴射弁からの着火補助燃料の噴射時における燃焼室内の温度を求める筒内温度求め部と、燃焼室内の圧力を検出する筒内圧力検出部と、燃料噴射弁からの着火補助燃料の噴射量を含む噴射情報を取得する噴射情報取得部と、燃料噴射弁からの着火補助燃料の噴射圧力を検出する噴射圧力検出部と、着火補助燃料の噴射時における燃焼室内の温度、着火補助燃料の噴射時における燃焼室内の圧力、着火補助燃料の噴射量及び着火補助燃料の噴射圧力に基づいて、着火補助燃料の噴射量の低下率を推定する噴射量低下率推定部と、噴射量低下率推定部により推定された着火補助燃料の噴射量の低下率が閾値以上のときに、燃料噴射弁の噴孔部へのデポジットの堆積を抑制するための制御を行う制御部とを備えることを特徴とする。
このように本発明に係る二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置においては、着火補助燃料の噴射時における燃焼室内の温度、着火補助燃料の噴射時における燃焼室内の圧力、着火補助燃料の噴射量及び着火補助燃料の噴射圧力に基づいて、着火補助燃料の噴射量の低下率を推定し、その着火補助燃料の噴射量の低下率が閾値以上のときに、燃料噴射弁の噴孔部へのデポジットの堆積を抑制するための制御を行うことにより、燃料噴射弁の噴孔部へのデポジットの堆積を抑制することができる。
噴射量低下率推定部は、A×(着火補助燃料の噴射時における燃焼室内の温度×着火補助燃料の噴射時における燃焼室内の圧力)−B×(1サイクルにおける着火補助燃料の噴射量の合計値×着火補助燃料の噴射圧力)+Cという計算式(A,B,Cは係数)を用いて、着火補助燃料の噴射量の低下率を算出してもよい。この場合には、着火補助燃料の噴射量の低下率の推定を簡単な計算処理で実現することができる。
デポジット堆積防止装置は、燃焼室内への吸入空気量を検出する空気量検出部を更に備え、噴射情報は、燃料噴射弁からの着火補助燃料の噴射タイミングを更に含み、筒内温度求め部は、燃焼室内への吸入空気量、主燃料供給ユニットによる主燃料の供給量、着火補助燃料の噴射量及び着火補助燃料の噴射タイミングに基づいて、着火補助燃料の噴射時における燃焼室内の温度を求めてもよい。この場合には、マップまたは既知の計算式を用いて着火補助燃料の噴射時における燃焼室内の温度を簡単に求めることができる。
デポジット堆積防止装置は、燃料噴射弁の噴孔部に向けて不活性ガスを噴射する不活性ガス噴射弁を更に備え、制御部は、着火補助燃料の噴射量の低下率が閾値以上のときに、不活性ガスを噴射させるように不活性ガス噴射弁を制御してもよい。この場合には、燃料噴射弁の噴孔部内への燃焼ガスの侵入が抑えられるため、噴孔部内の温度上昇が抑えられる。これにより、燃料噴射弁の噴孔部へのデポジットの堆積を確実に抑制することができる。
デポジット堆積防止装置は、燃焼室の排気側と燃焼室の吸気側とを接続するEGR経路から分岐し、EGR経路を流れるEGRガスを取り出すEGRガス取出経路と、EGRガス取出経路に接続され、EGRガスを燃料噴射弁の噴孔部に向けて噴射するEGRガス噴射弁とを更に備え、制御部は、着火補助燃料の噴射量の低下率が閾値以上のときに、EGRガスを噴射させるようにEGRガス噴射弁を制御してもよい。この場合には、燃料噴射弁の噴孔部内への燃焼ガスの侵入が抑えられるため、噴孔部内の温度上昇が抑えられる。これにより、燃料噴射弁の噴孔部へのデポジットの堆積を確実に抑制することができる。
本発明によれば、燃焼室内に主燃料を供給すると共に燃料噴射弁より燃焼室内に着火補助燃料を噴射する内燃機関において、燃料噴射弁の噴孔部へのデポジットの堆積を抑制することができる二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置が提供される。
本発明の一実施形態に係るデポジット堆積防止装置を備えた二元燃料ディーゼルエンジンを示す概略構成図である。 図1に示されたECUの機能ブロックを含む二元燃料ディーゼルエンジンの制御系の構成図である。 熱発生率波形の一例を軽油噴射パターンと共に示すグラフである。 図2に示されたECUにより実行されるデポジット堆積防止制御処理の手順の詳細を示すフローチャートである。 軽油噴射時における燃焼室内の温度(筒内温度)と軽油噴射量の低下率との関係の一例を示すグラフである。 本発明の他の実施形態に係るデポジット堆積防止装置を備えた二元燃料内燃機関として二元燃料ディーゼルエンジンを示す概略構成図である。 図6に示されたECUの機能ブロックを含む二元燃料ディーゼルエンジンの制御系の構成図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデポジット堆積防止装置を備えた二元燃料ディーゼルエンジンを示す概略構成図である。図1において、本実施形態に係る二元燃料内燃機関である二元燃料ディーゼルエンジン1は、2種類の燃料として天然ガス及び軽油を使用する多気筒(例えば4気筒)直列型ディーゼルエンジンである。なお、図1では、1気筒のみを示している。
二元燃料ディーゼルエンジン1は、シリンダブロック2と、このシリンダブロック2の上面に固定されたシリンダヘッド3と、シリンダブロック2の内部に往復昇降可能に配置されたピストン4とを備えている。シリンダブロック2とシリンダヘッド3とピストン4とで囲まれる空間は、燃焼室5を画成している。
シリンダヘッド3には、燃焼室5と連通された吸気ポート6及び排気ポート7が設けられている。吸気ポート6には吸気マニホールド8が接続され、排気ポート7には排気マニホールド9が接続されている。
また、二元燃料ディーゼルエンジン1は、吸気マニホールド8内に主燃料としての天然ガスを噴射する天然ガスインジェクタ10と、燃焼室5内に着火補助燃料としての軽油を噴射する軽油インジェクタ11とを備えている。天然ガスインジェクタ10は、燃焼室5内に主燃料を供給する主燃料供給ユニットである。軽油インジェクタ11は、燃焼室5内に着火補助燃料を噴射する燃料噴射弁である。
天然ガスインジェクタ10から噴射された天然ガスは、空気と混合されて燃焼室5内に送られる。軽油インジェクタ11は、シリンダヘッド3に取り付けられている。軽油インジェクタ11は、軽油を高圧状態で貯留するコモンレール12と接続されている。ピストン4の圧縮行程において、軽油インジェクタ11から噴射された軽油が自己着火することで、天然ガスと空気との混合気が燃焼する。二元燃料ディーゼルエンジン1の出力トルクは、天然ガスの噴射量によって決まる。
また、二元燃料ディーゼルエンジン1は、燃焼室5の排気側の排気マニホールド9と燃焼室5の吸気側の吸気マニホールド8とを接続するEGR経路13を備えている。EGR経路13は、燃焼室5内で発生した排気ガスの一部をEGR(排気再循環)ガスとして燃焼室5内に還流させるための経路である。
また、二元燃料ディーゼルエンジン1は、軽油インジェクタ11の噴孔部11aに向けて不活性ガスFを噴射する不活性ガスインジェクタ14(不活性ガス噴射弁)を備えている。不活性ガスインジェクタ14は、シリンダヘッド3に取り付けられている。不活性ガスインジェクタ14は、不活性ガスFを高圧状態で貯蔵するガスボンベ15と接続されている。不活性ガスFは、軽油インジェクタ11の噴孔部11a内への燃焼ガスの侵入を防ぐための常温のガスである。
さらに、二元燃料ディーゼルエンジン1は、エンジン回転数センサ16と、アクセル開度センサ17と、エアフローメータ18と、筒内圧力センサ19と、噴射圧力センサ20と、ECU(Electronic Control Unit)21とを備えている。
エンジン回転数センサ16は、二元燃料ディーゼルエンジン1の回転数(エンジン回転数)を検出する。アクセル開度センサ17は、アクセル開度を二元燃料ディーゼルエンジン1の負荷(エンジン負荷)として検出する。エアフローメータ18は、吸気マニホールド8に取り付けられ、燃焼室5内への吸入空気量を検出する空気量検出部である。筒内圧力センサ19は、シリンダヘッド3に取り付けられ、燃焼室5内の圧力(筒内圧力)を検出する筒内圧力検出部である。噴射圧力センサ20は、コモンレール12に取り付けられ、軽油インジェクタ11からの軽油の噴射時(以下、軽油噴射時)における軽油の噴射圧力(以下、軽油噴射圧力)を検出する噴射圧力検出部である。
ECU21は、CPU、RAM、ROM及び入出力インターフェース等により構成されている。ECU21は、エンジン回転数センサ16、アクセル開度センサ17、エアフローメータ18、筒内圧力センサ19及び噴射圧力センサ20の検出値を入力し、所定の処理を行い、天然ガスインジェクタ10、軽油インジェクタ11及び不活性ガスインジェクタ14を制御する。
図2は、ECU21の機能ブロックを含む二元燃料ディーゼルエンジン1の制御系の構成図である。図2において、ECU21は、天然ガス噴射制御部22と、軽油噴射制御部23と、噴射情報取得部24と、筒内温度求め部25と、噴射量低下率推定部26と、不活性ガス噴射制御部27(制御部)とを有している。
天然ガス噴射制御部22は、エンジン回転数センサ16及びアクセル開度センサ17の検出値に基づいて天然ガスの噴射量(以下、天然ガス噴射量)を決定し、その天然ガス噴射量に応じて天然ガスを噴射させるように天然ガスインジェクタ10を制御する。このとき、天然ガス噴射制御部22は、ピストン4が圧縮上死点(TDC)に到達する時点よりも十分に前に天然ガスの噴射を開始させるように天然ガスインジェクタ10を制御する。なお、天然ガス噴射量は、燃焼室5内への天然ガスの供給量である。
軽油噴射制御部23は、予め設定された少量の軽油を噴射させるように軽油インジェクタ11を制御する。軽油噴射量は、天然ガス噴射量よりも少ない。このとき、軽油噴射制御部23は、図3に示されるように、1段噴射を行う場合は、ピストン4が圧縮上死点に到達する時点よりも十分に前に軽油を噴射させるように軽油インジェクタ11を制御する。軽油噴射制御部23は、図3に示されるように、2段噴射を行う場合は、ピストン4が圧縮上死点に到達する時点よりも十分に前の段階とピストン4が圧縮上死点に到達する時点の段階とに軽油を噴射させるように軽油インジェクタ11を制御する。なお、軽油の噴射開始時期は、天然ガスの噴射開始時期よりも後である。
このように軽油を噴射することにより、図3に示されるように、ピストン4が圧縮上死点に達する前後で軽油が着火し、その軽油の着火エネルギーによって天然ガスと空気との混合気が燃焼する。そして、その燃焼は、ピストン4が圧縮上死点に達した後に熱発生率のピークが現れるように制御される。
噴射情報取得部24は、天然ガスインジェクタ10からの天然ガスの噴射及び軽油インジェクタから11の軽油の噴射に関する噴射情報を取得する。具体的には、噴射情報取得部24は、天然ガス噴射制御部22により決定された天然ガス噴射量と、予め設定された軽油の噴射量(以下、軽油噴射量)及び軽油の噴射タイミング(以下、軽油噴射タイミング)とを取得する。
筒内温度求め部25は、エアフローメータ18により検出された燃焼室5内への吸入空気量と、噴射情報取得部24により取得された天然ガス噴射量、軽油噴射量及び軽油噴射タイミングとに基づいて、軽油インジェクタ11からの軽油噴射時における燃焼室5内の温度(筒内温度)を求める。
噴射量低下率推定部26は、筒内温度求め部25により求められた軽油噴射時における燃焼室5内の温度、筒内圧力センサ19により検出された軽油噴射時における燃焼室5内の圧力(筒内圧力)、噴射情報取得部24により取得された軽油噴射量及び噴射圧力センサ20により検出された軽油噴射圧力に基づいて、軽油噴射量の低下率を推定する。軽油噴射量の低下率の推定手法については、後で詳述する。
不活性ガス噴射制御部27は、噴射量低下率推定部26により推定された軽油噴射量の低下率が閾値以上のときに、不活性ガスを噴射させるように不活性ガスインジェクタ14を制御することにより、軽油インジェクタ11の噴孔部11aへのデポジットの堆積を抑制するための制御を行う。
本実施形態のデポジット堆積防止装置28は、軽油インジェクタ11の噴孔部11aへのデポジットの堆積を防止する装置である。デポジット堆積防止装置28は、不活性ガスインジェクタ14と、ガスボンベ15と、エアフローメータ18と、筒内圧力センサ19と、噴射圧力センサ20と、噴射情報取得部24と、筒内温度求め部25と、噴射量低下率推定部26と、不活性ガス噴射制御部27とを備えている。
図4は、ECU21により実行されるデポジット堆積防止制御処理の手順の詳細を示すフローチャートである。なお、本処理は、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程という1サイクル毎に実行される。
図4において、ECU21は、まずエアフローメータ18により検出された燃焼室5内への吸入空気量、天然ガスインジェクタ10からの天然ガス噴射量、軽油インジェクタ11からの軽油噴射量及び軽油噴射タイミングを取得する(手順S101)。
そして、ECU21は、吸入空気量、天然ガス噴射量、軽油噴射量及び軽油噴射タイミングに基づいて、軽油インジェクタ11からの軽油噴射時における燃焼室5内の温度(筒内温度)を求める(手順S102)。このとき、ECU21は、吸入空気量、天然ガス噴射量、軽油噴射量及び軽油噴射タイミングと燃焼室5内の温度との関係を表した筒内温度マップを予め用意しておき、その筒内温度マップから軽油噴射時における燃焼室5内の温度を求めてもよいし、或いは例えば熱力学から得られる既知の計算式を用いて軽油噴射時における燃焼室5内の温度を算出してもよい。また、ECU21は、2段噴射を行う場合(図3参照)は、2段目の軽油噴射時における燃焼室5内の温度を求める。
続いて、ECU21は、筒内圧力センサ19により検出された軽油噴射時における燃焼室5内の圧力(筒内圧力)、軽油インジェクタ11からの軽油噴射量及び噴射圧力センサ20により検出された軽油噴射圧力を取得する(手順S103)。このとき、ECU21は、2段噴射を行う場合(図3参照)は、2段目の軽油噴射時における燃焼室5内の圧力を取得すると共に、1段目の軽油噴射量と2段目の軽油噴射量との合計値を取得する。なお、1段目の軽油噴射時における軽油噴射圧力と2段目の軽油噴射時における軽油噴射圧力とは等しい。
そして、ECU21は、手順S102で求められた軽油噴射時における燃焼室5内の温度と、手順S103で取得された軽油噴射時における燃焼室5内の圧力、軽油噴射量及び軽油噴射圧力とに基づいて、軽油噴射量の低下率を推定する(手順S104)。軽油噴射量の低下率は、新品時の軽油噴射量に対する新品時の軽油噴射量と現在の軽油噴射量との減算値の比率を表している。ECU21は、下記(1)式により軽油噴射量の低下率を算出する。
軽油噴射量の低下率=A×(軽油噴射時における燃焼室内の温度×軽油噴射時における燃焼室内の圧力)−B×(1サイクルにおける軽油噴射量の合計値×軽油噴射圧力)+C …(1)
A,B,Cは、重回帰分析の結果から算出された係数
なお、上記(1)式は、エンジン回転数、エンジン出力トルク及び軽油噴射回数等のデータから重回帰分析を行い、軽油噴射量の低下率に対して有意となるパラメータを見つけて得られた重回帰式である。上記(1)式の係数Aの項は、軽油インジェクタ11の噴孔部11aにデポジットを生成するエネルギーを表すデポジット生成項である。上記(1)式の係数Bの項は、軽油インジェクタ11の噴孔部11aからデポジットを剥離するエネルギーを表すデポジット剥離項である。また、図5に示されるように、軽油噴射時の燃焼室5内の温度(筒内温度)が高くなると、軽油噴射量の低下率が増加する。
続いて、ECU21は、手順S104で推定された軽油噴射量の低下率が閾値(例えば1%)以上であるかどうかを判断する(手順S105)。ECU21は、軽油噴射量の低下率が閾値よりも低いと判断したときは、本処理を終了する。なお、閾値は、エンジン及びインジェクタ等のハードによる違い、或いは目標性能により適宜設定される。
ECU21は、軽油噴射量の低下率が閾値以上であると判断したときは、軽油インジェクタ11の噴孔部11aに向けて不活性ガスを所定の期間だけ噴射させるように、不活性ガスインジェクタ14を制御し(手順S106)、本処理を終了する。
このとき、ECU21は、1段噴射を行う場合(図3参照)は、燃焼ガスが軽油インジェクタ11の噴孔部11a内に侵入する前に不活性ガスを噴射させるように不活性ガスインジェクタ14を制御する。燃焼ガスが軽油インジェクタ11の噴孔部11a内に侵入する前とは、例えば熱発生率(図3参照)が10%に達した時点である。ECU21は、2段噴射を行う場合(図3参照)は、2段目の軽油噴射が終了した直後に不活性ガスを噴射させるように不活性ガスインジェクタ14を制御する。なお、ECU21は、2段噴射を行う場合には、次サイクルにおいて燃焼ガスが軽油インジェクタ11の噴孔部11a内に侵入する前に不活性ガスを噴射させるように不活性ガスインジェクタ14を制御してもよい。
以上において、噴射情報取得部24は、上記の手順S101,S103を実行する。筒内温度求め部25は、上記の手順S101,S102を実行する。噴射量低下率推定部26は、上記の手順S103,S104を実行する。不活性ガス噴射制御部27は、上記の手順S105,S106を実行する。
ところで、高温の燃焼ガスが軽油インジェクタの噴孔部内に侵入すると、燃焼ガスに含まれる炭素化合物がデポジットとして軽油インジェクタの噴孔部に堆積しやすくなる。特に本実施形態のように、燃料として天然ガス及び軽油を使用する二元燃料ディーゼルエンジンでは、燃料として軽油のみを使用する通常のディーゼルエンジンと比較して、燃焼室内に噴射される軽油の噴射量が少量であることから、軽油インジェクタの噴孔部を通過する軽油の貫徹力が小さく、かつ軽油による軽油インジェクタ先端の冷却効果も小さいため、燃焼ガスが軽油インジェクタの噴孔部内に侵入しやすくなる。燃焼ガスが軽油インジェクタの噴孔部内に侵入すると、噴孔部に堆積するデポジットの量が多くなる。すると、軽油インジェクタからの軽油噴射量が低下してしまう。
これに対し本実施形態においては、軽油噴射時における燃焼室5内の温度、軽油噴射時における燃焼室5内の圧力、軽油噴射量及び軽油噴射圧力に基づいて、軽油噴射量の低下率を推定し、その軽油噴射量の低下率が閾値以上のときに、軽油インジェクタ11の噴孔部11aへのデポジットの堆積を抑制するための制御を行うことにより、軽油インジェクタ11の噴孔部11aへのデポジットの堆積を防止するために、軽油インジェクタ11の噴孔部11aを冷却する冷却構造等を軽油インジェクタ11に設けなくて済む。これにより、軽油インジェクタ11の構造を複雑化することなく、軽油インジェクタ11の噴孔部11aへのデポジットの堆積を抑制することができる。その結果、軽油インジェクタ11からの軽油噴射量が減少すること、及び軽油インジェクタ11からの軽油噴射時間が長くなること等の不具合を防ぐことが可能となる。また、軽油の噴霧形状の変化を抑制し、燃焼状態の悪化を防ぐことが可能となる。
また、本実施形態では、A×(軽油噴射時における燃焼室内の温度×軽油噴射時における燃焼室内の圧力)−B×(1サイクルにおける軽油噴射量の合計値×軽油噴射圧力)+Cという計算式(A,B,Cは係数)を用いて、軽油噴射量の低下率を算出することにより、軽油噴射量の低下率の推定を簡単な計算処理で実現することができる。
また、本実施形態では、マップまたは既知の計算式を用いて、燃焼室5内への吸入空気量、天然ガス噴射量、軽油噴射量及び軽油噴射タイミングに基づいて軽油噴射時の燃焼室5内の温度を簡単に求めることができる。
また、本実施形態では、軽油噴射量の低下率が閾値以上のときに、軽油インジェクタ11の噴孔部11aに向けて不活性ガスを噴射させるように不活性ガスインジェクタ14を制御することにより、軽油インジェクタ11の噴孔部11a内への燃焼ガスの侵入が抑えられるため、噴孔部11a内の温度上昇が抑えられる。これにより、軽油インジェクタ11の噴孔部11aへのデポジットの堆積を確実に抑制することができる。
図6は、本発明の他の実施形態に係るデポジット堆積防止装置を備えた二元燃料内燃機関として二元燃料ディーゼルエンジンを示す概略構成図であり、図1に対応する図である。図6において、本実施形態に係る二元燃料ディーゼルエンジン1は、EGR経路13から分岐し、EGR経路13を流れるEGRガスを取り出すEGRガス取出経路30と、このEGRガス取出経路30の先端に接続され、EGRガスSを軽油インジェクタ11の噴孔部11aに向けて噴射するEGRガスインジェクタ31(EGRガス噴射弁)とを備えている。本実施形態に係る二元燃料ディーゼルエンジン1は、上記実施形態における不活性ガスインジェクタ14を備えていない。
EGRガス取出経路30には、上流側(EGR経路13側)から下流側(EGRガスインジェクタ31側)に向けてコンプレッサ32及びクーラ33が順に配設されている。コンプレッサ32は、EGR経路13から取り出されたEGRガスを加圧する。クーラ33は、コンプレッサ32により加圧されたEGRガスを冷却する。従って、EGRガスインジェクタ31は、クーラ33により冷却されたEGRガスSを軽油インジェクタ11の噴孔部11aに向けて噴射する。冷却されたEGRガスSは、軽油インジェクタ11の噴孔部11a内への燃焼ガスの侵入を防ぐためのガスである。EGRガスインジェクタ31は、上記のECU21によって制御される。
図7は、ECU21の機能ブロックを含む二元燃料ディーゼルエンジン1の制御系の構成図であり、図2に対応する図である。図7において、ECU21は、上記実施形態における不活性ガス噴射制御部27に代えて、EGRガス噴射制御部34(制御部)を有している。EGRガス噴射制御部34は、噴射量低下率推定部26により推定された軽油噴射量の低下率が閾値以上のときに、軽油インジェクタ11の噴孔部11aに向けてEGRガスを噴射させるようにEGRガスインジェクタ31を制御することにより、軽油インジェクタ11の噴孔部11a内へのデポジットの堆積を抑制するための制御を行う。
本実施形態のデポジット堆積防止装置35は、EGRガス取出経路30と、EGRガスインジェクタ31と、コンプレッサ32と、クーラ33と、エアフローメータ18と、筒内圧力センサ19と、噴射圧力センサ20と、噴射情報取得部24と、筒内温度求め部25と、噴射量低下率推定部26と、EGRガス噴射制御部34とを備えている。
このような本実施形態においても、軽油噴射量の低下率が閾値以上のときに、軽油インジェクタ11の噴孔部11aへのデポジットの堆積を抑制するための制御を行うので、上記実施形態と同様に、軽油インジェクタ11の構造を複雑化することなく、軽油インジェクタ11の噴孔部11aへのデポジットの堆積を抑制することができる。
また、本実施形態では、軽油噴射量の低下率が閾値以上のときに、軽油インジェクタ11の噴孔部11aに向けてEGRガスを噴射させるようにEGRガスインジェクタ31を制御することにより、軽油インジェクタ11の噴孔部11a内への燃焼ガスの侵入が抑えられるため、噴孔部11a内の温度上昇が抑えられる。これにより、軽油インジェクタ11の噴孔部11aへのデポジットの堆積を確実に抑制することができる。
また、本実施形態では、EGR経路13の途中からEGRガスを取り出し、そのEGRガスをEGRガスインジェクタ31より軽油インジェクタ11の噴孔部11aに向けて噴射させるので、ガスボンベが不要となる。従って、ガスボンベを交換したり、ガスボンベにガスを充填するといった作業を行わなくて済む。
また、本実施形態では、EGR経路13から取り出されたEGRガスを加圧するので、燃焼室5内の圧力が高い条件下でも、燃焼室5内にEGRガスを噴射させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば、上記実施形態では、軽油噴射量の低下率が閾値以上のときに、軽油インジェクタ11の噴孔部11aに向けて不活性ガスを噴射させるように不活性ガスインジェクタ14を制御するか、或いは軽油インジェクタ11の噴孔部11aに向けてEGRガスを噴射させるようにEGRガスインジェクタ31を制御することにより、軽油インジェクタ11の噴孔部11aへのデポジットの堆積を抑制するための制御を行っているが、特にその形態には限られない。例えば、軽油噴射量の低下率が閾値以上のときは、次サイクルにおいて、軽油噴射量を多くしたり軽油噴射圧力を高くするように軽油インジェクタ11を制御してもよい。この場合には、上記(1)式のデポジット剥離項から明らかなように、軽油インジェクタ11の噴孔部11aに堆積したデポジットが剥離されやすくなる。従って、軽油インジェクタ11の噴孔部11aへのデポジットの堆積を抑制することができる。
また、上記実施形態では、A×(軽油噴射時における燃焼室内の温度×軽油噴射時における燃焼室内の圧力)−B×(1サイクルにおける軽油噴射量の合計値×軽油噴射圧力)+Cという計算式(A,B,Cは係数)を用いて、軽油噴射量の低下率を算出しているが、特にその形態には限られず、例えば軽油噴射時における燃焼室内の温度、軽油噴射時における燃焼室内の圧力、1サイクルにおける軽油噴射量の合計値及び軽油噴射圧力に個別に補正係数を掛けてもよい。
さらに、上記実施形態では、燃焼室5内への吸入空気量、天然ガス噴射量、軽油噴射量及び軽油噴射タイミングに基づいて、軽油噴射時における燃焼室5内の温度を求めているが、特にその形態には限られず、それらの情報に加えてエンジン回転数等を用いてもよい。
1…二元燃料ディーゼルエンジン(二元燃料内燃機関)、5…燃焼室、10…天然ガスインジェクタ(主燃料供給ユニット)、11…軽油インジェクタ(燃料噴射弁)、13…EGR経路、14…不活性ガスインジェクタ(不活性ガス噴射弁)、19…筒内圧力センサ(筒内圧力検出部)、20…噴射圧力センサ(噴射圧力検出部)、24…噴射情報取得部、25…筒内温度求め部、26…噴射量低下率推定部、27…不活性ガス噴射制御部(制御部)、28…デポジット堆積防止装置、30…EGRガス取出経路、31…EGRガスインジェクタ(EGRガス噴射弁)、34…EGRガス噴射制御部(制御部)、35…デポジット堆積防止装置、F…不活性ガス、S…EGRガス。

Claims (5)

  1. 燃焼室内に主燃料を供給する主燃料供給ユニットと、前記燃焼室内に着火補助燃料を噴射する燃料噴射弁とを備えた二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置であって、
    前記燃料噴射弁からの前記着火補助燃料の噴射時における前記燃焼室内の温度を求める筒内温度求め部と、
    前記燃焼室内の圧力を検出する筒内圧力検出部と、
    前記燃料噴射弁からの前記着火補助燃料の噴射量を含む噴射情報を取得する噴射情報取得部と、
    前記燃料噴射弁からの前記着火補助燃料の噴射圧力を検出する噴射圧力検出部と、
    前記着火補助燃料の噴射時における前記燃焼室内の温度、前記着火補助燃料の噴射時における前記燃焼室内の圧力、前記着火補助燃料の噴射量及び前記着火補助燃料の噴射圧力に基づいて、前記着火補助燃料の噴射量の低下率を推定する噴射量低下率推定部と、
    前記噴射量低下率推定部により推定された前記着火補助燃料の噴射量の低下率が閾値以上のときに、前記燃料噴射弁の噴孔部へのデポジットの堆積を抑制するための制御を行う制御部とを備えることを特徴とする二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置。
  2. 前記噴射量低下率推定部は、A×(着火補助燃料の噴射時における燃焼室内の温度×着火補助燃料の噴射時における燃焼室内の圧力)−B×(1サイクルにおける着火補助燃料の噴射量の合計値×着火補助燃料の噴射圧力)+Cという計算式(A,B,Cは係数)を用いて、前記着火補助燃料の噴射量の低下率を算出することを特徴とする請求項1記載の二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置。
  3. 前記燃焼室内への吸入空気量を検出する空気量検出部を更に備え、
    前記噴射情報は、前記燃料噴射弁からの前記着火補助燃料の噴射タイミングを更に含み、
    前記筒内温度求め部は、前記燃焼室内への吸入空気量、前記主燃料供給ユニットによる前記主燃料の供給量、前記着火補助燃料の噴射量及び前記着火補助燃料の噴射タイミングに基づいて、前記着火補助燃料の噴射時における前記燃焼室内の温度を求めることを特徴とする請求項1または2記載の二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置。
  4. 前記燃料噴射弁の噴孔部に向けて不活性ガスを噴射する不活性ガス噴射弁を更に備え、
    前記制御部は、前記着火補助燃料の噴射量の低下率が前記閾値以上のときに、前記不活性ガスを噴射させるように前記不活性ガス噴射弁を制御することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載の二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置。
  5. 前記燃焼室の排気側と前記燃焼室の吸気側とを接続するEGR経路から分岐し、前記EGR経路を流れるEGRガスを取り出すEGRガス取出経路と、
    前記EGRガス取出経路に接続され、前記EGRガスを前記燃料噴射弁の噴孔部に向けて噴射するEGRガス噴射弁とを更に備え、
    前記制御部は、前記着火補助燃料の噴射量の低下率が前記閾値以上のときに、前記EGRガスを噴射させるように前記EGRガス噴射弁を制御することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載の二元燃料内燃機関のデポジット堆積防止装置。
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