JP2017171136A - スライドドア機構 - Google Patents

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JP2017171136A
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慶典 川西
Yoshinori Kawanishi
慶典 川西
勝 赤羽
Masaru Akaha
勝 赤羽
弘道 梁島
Hiromichi Yanajima
弘道 梁島
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Abstract

【課題】スライドドアの駆動力を低減することができるスライドドア機構の提供。
【解決手段】ケース6に、第1切換位置と第2切換位置との間でスライド移動するエアミッスドア11と、第1切換位置と第2切換位置の間の移動過程でエアミックスドア11が密着するシール面6aが設けられ、エアミックスドア11は、ドア本体12と、シール面6a側に設けられた弾性部材13を有し、縦シール面6aは、スライドドア11側に突出するリブ部材18を設け、シール面6aと弾性部材13間の密着力がリブ部材18と弾性部材13間の密着力より低く構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ケース内の通路を開閉するスライドドアを備えたスライドドア機構に関する。
従来より、ケース内の通路を開閉するスライドドアを備えたスライドドア機構が提案されている(特許文献1参照)。
このようなスライドドア機構は、車両用空調装置のケースに移動可能に設けられ、ケース内の通路を開閉するスライドドアを備えている。ケースには、スライドドアが密着するシール面が設けられている。スライドドアには、ケースのシール面側に設けられ、ケースとスライドドアとの間をシールする弾性部材が配置されている。
上記構成では、ケース内で移動するスライドドアの弾性部材がケースのシール面に密着することにより、弾性部材が弾性変形してスライドドアとケースとの間がシールされる。
特開2004−122930号公報
しかしながら、前記一従来例のスライドドア機構では、スライドドアの弾性部材との接触面積が大きいシール面において弾性部材との摺動抵抗が大きくなるため、スライドドアを駆動するために大きな力を要するという問題がある。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、スライドドアとケースとの間をシールする弾性部材とシール面との間の摺動抵抗を減らして、スライドドアの駆動力を低減することができるスライドドア機構を提供することを目的とする。
本発明は、ケースに第1通路と第2通路を設け、前記第1通路を閉塞する第1切換位置と前記第2通路を閉塞する第2切換位置との間でスライド移動するスライドドアを設け、前記ケースには、前記第1切換位置と前記第2切換位置の間の移動過程で前記スライドドアが密着するシール面が設けられ、前記スライドドアは、ドア本体と、前記シール面側に設けられた弾性部材とを有し、前記ケース側の前記シール面には、前記スライドドア側に突出するリブ部材を設け、前記シール面と前記弾性部材間の密着力が前記リブ部材と前記弾性部材間の密着力より低く構成されていることを特徴とする。
前記ケースには、前記第1切換位置と前記第2切換位置の間の移動過程で前記スライドドアの左右の周縁が密着する縦シール面が設けられ、前記第1通路と前記第2通路の間を仕切る位置には、前記第1切換位置と前記第2切換位置の間の移動過程で前記スライドドアの左右の前記周縁より中央部が密着する中間横シール面が設けられ、前記リブ部材は、前記縦シール面の幅方向の内側端部に設けられることが好ましい。
前記弾性部材の表面には、摺動抵抗の少ない被膜部材が設けられることが好ましい。
前記リブ部材の先端面は、円弧状に形成されることが好ましい。
前記ケースは、内部にエバポレータとヒータコアが配置された空調ケースであり、前記第1通路は、前記エバポレータを通過した送風が前記ヒータコアを通る通路であり、前記第2通路は、前記エバポレータを通過した送風が前記ヒータコアをバイパスする通路であり、前記スライドドアは、送風の温風と冷風の混合割合を可変するエアミックスドアであることが好ましい。
本発明によれば、スライドドアの第1切換位置と第2切換位置の間の移動過程では、スライドドアがケースのシール面に面接触すると共に、ケースのシール面よりスライドドア側に突出するリブ部材がケースのシール面に線接触するので、スライドドアとケースのシール面との間がシールされる。そして、リブ部材と弾性部材間の密着力と比べてシール面と弾性部材間の密着力が低く構成されているので、リブ部材より弾性部材との接触面積が大きいシール面において弾性部材との間の摺動抵抗を減らすことができる。従って、スライドドアの駆動力を低減することができる。
本発明の一実施形態を示し、スライドドア機構の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、スライドドア機構の縦断面図である。 本発明の一実施形態を示し、スライドドア機構の正面図である。 本発明の一実施形態を示し、スライドドア機構の中間位置より上部の横断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の一実施形態を示す。本実施形態のスライドドア機構は、図2に示す車両用空調装置1に設けられている。車両用空調装置1は、車両幅方向の両側に配置される空調部2、3を有し、車室(図示せず)の運転席と助手席を独立して空調する。
各空調部2、3には、内部にエバポレータ4とヒータコア5が配置された空調ケース(ケース)6が設けられている。空調ケース6は、エバポレータ4を通過した送風がヒータコア5を通る第1通路7と、エバポレータ4を通過した送風がヒータコア5をバイパスする第2通路8を有する。
通路7、8の最上流には、車室外の空気である外気を導入する外気導入口(図示せず)と、車室内の空気である内気を導入する内気導入口(図示せず)が設けられている。
送風機(図示せず)によって通路7、8に内気や外気を吸い込むと、吸い込まれた空気は、エバポレータ4とヒータコア5によって所望温度の空調風とされる。ヒータコア5の下流には、車室内に空調風を吹き出すデフロスタ吹出口9aとベント吹出口9bとフット吹出口9cが設けられている。
図1及び図2に示すように、本実施形態のスライドドア機構は、第1通路7を閉塞する第1切換位置と第2通路8を閉塞する第2切換位置との間でスライド移動し、送風の温風と冷風の混合割合を可変するエアミックスドア(スライドドア)11を備えている。
図2に示すように、中間モードでは、エアミックスドア11が中間位置に移動して通路7,8がそれぞれ部分的に開くので、送風の一部がヒータコア5で加熱され、中間温度の送風が作成される。フルクールモードでは、エアミックスドア11が第1切換位置まで下降して第1通路7を閉じるので、全ての送風が第2通路8を通ってヒータコア5をバイパスして冷風が作成される。フルホットモードでは、エアミックスドア11が第2切換位置まで上昇して第2通路8を閉じるので、全ての送風が第1通路7を通ってヒータコア5で加熱され、温風が生成される。
これにより、エアミックスドア11は、ヒータコア5を流れる送風とヒータコア5をバイパスする送風との割合を調整する。この風量割合によって所望温度の空調風を生成する。
エアミックスドア11は、ドア本体12と、ドア本体12の後述するシール面6a、6b側(図2の右側)に設けられた弾性部材13とを有する。
弾性部材13は、ウレタンフォーム材から形成され、ドア本体12に貼り付けられている。ドア本体12は、エアミックスドア11の移動方向に延びると共に、横方向に長い四角形状に形成されている。ドア本体12は、送風の下流方向(図2の右方向)に向かって湾曲している。
ドア本体12には、エアミックスドア11の移動方向に配置されるラック14と、ドア本体12からエアミックスドア11の移動方向と直交する方向へ突出する左右一対のガイドピン15とが設けられている。ラック14は、ドア本体12の左右両側に配置されている。ガイドピン15は、ドア本体12の左右両側、且つ、上部及び下部の計4箇所に配置されている。
空調ケース6には、ラック14と噛み合い、電動モータ(図示せず)で駆動される駆動歯車16と、エアミックスドア11の移動方向に延びて、各ガイドピン15を案内する一対のガイド溝17とが設けられている。
空調ケース6には、縦方向(エアミックスドア11の移動方向)に延びる左右一対の縦シール面6aと、横方向(エアミックスドア11の移動方向と直交する方向)に延びる中間横シール面6bが設けられている。各縦シール面6aには、前記第1切換位置と前記第2切換位置の間の移動過程でエアミックスドア11の左右の周縁11aが密着する。
中間横シール面6bには、前記第1切換位置と前記第2切換位置の間の移動過程でエアミックスドア11の左右の周縁11aより中央部11bが密着する。中間横シール面6bは、第1通路7と第2通路8の間を仕切る位置に配置された中間部材6cに設けられている。
図4に示すように、空調ケース6の縦シール面6aには、エアミックスドア11側に突出するリブ部材18が設けられ、縦シール面6a及び中間横シール面6bと弾性部材13間の密着力がリブ部材18と弾性部材13間の密着力より低く構成されている。
リブ部材18はエアミックスドア11の移動方向に延設されている。なお、リブ部材18の先端面18aは、円弧状に形成されている。
上記構成において、エアミックスドア11の第1切換位置と第2切換位置の間の移動過程では、空調ケース6の縦シール面6aがエアミックスドア11の左右の周縁11aに面接触すると共に、縦シール面6aよりエアミックスドア11側に突出するリブ部材18がエアミックスドア11の左右の周縁11aに線接触することにより、エアミックスドア11の左右の周縁11aと空調ケース6の縦シール面6aとの間がシールされる。
また、空調ケース6の中間横シール面6bがエアミックスドア11の中央部11bに面接触するので、空調ケース6の中間横シール面6bとエアミックスドア11の中央部11bとの間がシールされる。
これにより、空調ケース6とエアミックスドア11との間を幅方向の全領域にわたってシールすることができる。
以上より、本実施形態では、エアミックスドア11の第1切換位置と第2切換位置の間の移動過程で、空調ケース6のリブ部材18と弾性部材13間の密着力と比べてシール面6a,6bと弾性部材13間の密着力が低く構成されているので、リブ部材18より接触面積の大きなシール面6a,6bにおいて弾性部材13との間の摺動抵抗を減らすことができる。従って、エアミックスドア11の駆動力を低減することができる。
本実施形態によれば、リブ部材18を縦シール面6aの幅方向の内側端部に設けたので、空調ケース6やエアミックスドア11の製造寸法のばらつきがあっても、リブ部材18を空調ケース6の縦シール面6aに確実に接触させることができる。
また、本実施形態によれば、リブ部材18の先端面18aが円弧状に形成されているので、空調ケース6のリブ部材18が弾性部材13上を摺動するとき、リブ部材18の先端面18aの接触面積が小さくなり摺動抵抗を減らすことができる。よって、この点でもエアミックスドア11の駆動力を低減できる。
(変形例)
前記一実施形態では、車両用空調装置1の空調ケース6に設けられるエアミックスドア11を例示したが、本発明はこれに限定されず、他のスライドドアであってもよい。
また、前記一実施形態では図示を省略したが、弾性部材の表面に、摺動抵抗の少ない被膜部材を設けることもできる。この場合には、ケースのリブ部材が弾性部材上を摺動するとき、弾性部材の表面に設けられた被膜部材により摺動抵抗を減らすことができるので、スライドドアの駆動力をさらに低減できる。
4 エバポレータ
5 ヒータコア
6 空調ケース(ケース)
6a 縦シール面(シール面)
6b 中間横シール面(シール面)
7 第1通路
8 第2通路
11 エアミックスドア(スライドドア)
11a 周縁
11b 中央部
12 ドア本体
13 弾性部材
18 リブ部材
18a 先端面

Claims (5)

  1. ケース(6)に第1通路(7)と第2通路(8)を設け、
    前記第1通路を閉塞する第1切換位置と前記第2通路を閉塞する第2切換位置との間でスライド移動するスライドドア(11)を設け、
    前記ケースには、前記第1切換位置と前記第2切換位置の間の移動過程で前記スライドドアが密着するシール面(6a,6b)が設けられ、
    前記スライドドアは、ドア本体(12)と、前記シール面側に設けられた弾性部材(13)とを有し、
    前記ケース側の前記シール面には、前記スライドドア側に突出するリブ部材(18)を設け、
    前記シール面と前記弾性部材間の密着力が前記リブ部材と前記弾性部材間の密着力より低く構成されていることを特徴とするスライドドア機構。
  2. 請求項1記載のスライドドア機構であって、
    前記ケースには、前記第1切換位置と前記第2切換位置の間の移動過程で前記スライドドアの左右の周縁(11a)が密着する縦シール面(6a)が設けられ、
    前記第1通路と前記第2通路の間を仕切る位置には、前記第1切換位置と前記第2切換位置の間の移動過程で前記スライドドアの左右の前記周縁より中央部(12b)が密着する中間横シール面(6b)が設けられ、
    前記リブ部材は、前記縦シール面の幅方向の内側端部に設けられたことを特徴とするスライドドア機構。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスライドドア機構であって、
    前記リブ部材の先端面(18a)は、円弧状に形成されたことを特徴とするスライドドア機構。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のスライドドア機構であって、
    前記弾性部材の表面には、摺動抵抗の少ない被膜部材が設けられたことを特徴とするスライドドア機構。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスライドドア機構であって、
    前記ケースは、内部にエバポレータ(4)とヒータコア(5)が配置された空調ケースであり、前記第1通路は、前記エバポレータを通過した送風が前記ヒータコアを通る通路であり、前記第2通路は、前記エバポレータを通過した送風が前記ヒータコアをバイパスする通路であり、前記スライドドアは、送風の温風と冷風の混合割合を可変するエアミックスドアであることを特徴とするスライドドア機構。
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