JP2017168545A - 光モジュール - Google Patents

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Manabu Matsuda
松田  学
高林 和雅
Kazumasa Takabayashi
和雅 高林
秋山 傑
Takashi Akiyama
傑 秋山
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Abstract

【課題】光モジュールに関し、エタロンを実装した場合でもコンパクトな実装を可能として、光モジュールを小型化する。【解決手段】基板上に設けられた波長調整手段及び光反射手段を有する光導波路と、利得素子とによって波長可変レーザを形成し、前記光導波路の光路内に設けた回折格子により基板の表裏面に回折された導波光の一部をエタロンを通して受光器で受光し、基板の表裏面に回折された導波光の他の一部をそのまま他の受光器で受光する。【選択図】図1

Description

本発明は、光モジュールに関するものである。
近年、長距離大容量光伝送システムとして市場規模が拡大しているディジタル・コヒーレント通信向けに、広い波長範囲で波長を変えられ、かつ波長線幅が100kHz以下と狭い波長可変レーザの開発が精力的に行なわれている。この波長可変レーザの例として、シリコン系材料で構成された波長フィルタ機能を有するシリコンプラットフォームと化合物半導体で構成された利得素子(例えば、半導体光アンプ:SOA)を組み合わせた波長可変レーザがある。
図23は従来の波長可変レーザの概念的上面図であり、光導波路81,83,85とリング共振器82,84及びループミラー86をSOI基板の単結晶Si層を加工して形成し、利得導波路88を有するSOA87と組み合わせる。この場合、SOA87の出力端側の劈開面とループミラー86により共振器が形成され、利得導波路88が利得媒質になる。
また、波長可変レーザはその発振波長を精密に50GHz間隔の波長グリッドに合わせる必要があり、そのために出力光の一部をビームスプリッタ93やハーフミラーで分岐し、分岐した強度を受光器でモニタする必要がある。図24は従来の光モジュールにおけるモニタ構造の説明図である。
図24(a)は、波長可変レーザ91の出力光の一部をビームスプリッタ93で分岐し、波長に対して周期的に透過率が変化するエタロン96を通し、その光の強度を受光器97でモニタする。この時、波長可変レーザ91の出力光自体も受光器99でモニタして、両方の検出出力を比較して波長変動を検出する。なお、図における符号92はコリメートレンズであり、符号94,98は集光レンズである。
図24(b)は他のモニタ構造の説明図であり、波長可変レーザ91の後端面側の光を、エタロン96を通して受光器97でモニタする。この場合は、波長可変レーザ91の後端面側の光の一部をビームスプリッタ93で分岐し、分岐した光の強度を受光器99でモニタして、両方の検出出力を比較して波長変動を検出する。
いずれの場合も、発振光の波長が変化するとエタロン96での透過率が変化して光強度が変化するため、この光強度の変化により波長変動を検出する。図25は、従来の光モジュールに用いるエタロンの透過率の波長依存性の説明図であり、透過率は狭い波長範囲で周期的に変化している。
図26は、従来の光モジュールにおける波長変動検出原理の説明図であり、図26(a)に示すように、エタロン96の透過率変化のスロープの傾斜が大きな波長をグリッドの波長に設定しておく。図26(b)に示すように、波長可変レーザ91との出力光の波長が変動すると、エタロン96を介して検出される光強度は変化するので、光強度の変化によって波長が長短どちらかに変化したかモニタできる。モニタ光強度が変化した場合、モニタ光強度を元の値に戻すように波長可変レーザ91を制御することでグリッドからのずれを動的に補正している。
特表2003−511866号公報 特開2002−171023号公報
しかし、前述した図24に示したモニタ構造の場合には、ビームスプリッタあるいはエタロン等の光学部品が光路の途中に挿入されるため、その光学部品と光路分だけ光回路の構成の長さが長くなってしまう。近年、光モジュールの大きさ(フォームファクタ)の小型化が求められており、波長可変レーザモジュールにおいても CFP2光トランシーバやCFP4光トランシーバなどへの小型化を目指している。
しかし、図24に示すように光学部品を光路に直列するような形で実装すること、またさらにはビームスプリッタで分岐した光を光路の横に配置することは困難になってきている。
本発明は、光モジュールにおいて、エタロンを実装した場合でもコンパクトな実装を可能とし、光モジュールを小型化することを目的とする。
一つの態様では、光モジュールは、基板と、前記基板上に設けられた波長調整手段及び光反射手段を有する光導波路と、前記光導波路と結合して波長可変レーザを形成する利得素子とを有し、前記光導波路は光路内に回折格子を有し、前記回折格子は、前記光導波路を導波する導波光の一部を前記基板の表裏面に回折し、前記基板の表裏面に回折された導波光の一部をエタロンを通して受光する受光器と、前記基板の表裏面に回折された導波光の他の一部をそのまま受光する受光器とを有する。
一つの側面として光モジュールにおいて、エタロンを実装した場合でもコンパクトな実装が可能となり、光モジュールを小型化することが可能になる。
本発明の実施の形態の光モジュールの概念的上面図である。 本発明の実施の形態の光モジュールにおけるモニタ構造の説明図である。 本発明の実施の形態の光モジュールにおける他のモニタ構造の説明図である。 本発明の実施例1の光モジュールに用いる波長可変レーザの概念的上面図である。 本発明の実施例1の光モジュールに用いるSOAの概略的斜視図である。 本発明の実施例1におけるSi導波路プラットフォームの断面図である。 本発明の実施例1におけるSi導波路プラットフォームに設けた回折格子の説明図である。 本発明の実施例1の光モジュールにおけるモニタ構造の説明図である。 本発明の実施例1の光モジュールの一部透視概念的上面図である。 本発明の実施例2の光モジュールに用いる波長可変レーザの概念的上面図である。 本発明の実施例2におけるSi導波路プラットフォームの断面図である。 本発明の実施例2におけるSi導波路プラットフォームに設けた回折格子の説明図である。 本発明の実施例2の光モジュールにおけるモニタ構造の説明図である。 本発明の実施例2の光モジュールの一部透視概念的上面図である。 本発明の実施例3の光モジュールに用いる波長可変レーザの概念的上面図である。 本発明の実施例3におけるSi導波路プラットフォームに設けた回折格子の説明図である。 本発明の実施例3の光モジュールにおけるモニタ構造の説明図である。 本発明の実施例3の光モジュールの一部透視概念的上面図である。 本発明の実施例4の光モジュールに用いる波長可変レーザの概念的上面図である。 本発明の実施例4におけるSi導波路プラットフォームに設けた回折格子の説明図である。 本発明の実施例4の光モジュールにおけるモニタ構造の説明図である。 本発明の実施例4の光モジュールの一部透視概念的上面図である。 従来の光モジュールに用いる波長可変レーザの概念的上面図である。 従来の光モジュールにおけるモニタ構造の説明図である。 従来の光モジュールに用いるエタロンの透過率の波長依存性の説明図である。 従来の光モジュールにおける波長変動検出原理の説明図である。
ここで、図1乃至図3を参照して、本発明の実施の形態の光モジュールを説明する。図1は、本発明の実施の形態の光モジュールの概念的上面図であり、基板1上に設けた波長調整手段5,7及び光反射手段7を有する光導波路2,4,6,9,10と利得素子12とを結合して波長可変レーザを形成している。光導波路9は光路内に回折格子11を有し、この回折格子11は、光導波路9を導波する導波光の一部を基板1の表裏面に回折する。波長調整手段5,7としては、例えば、リング共振器を用い、光反射手段7としては、例えば、ループミラーを用いる。また、波長調整手段5,7及び光反射手段7には、共振波長或いは位相を調整するためのヒータを設けておくことが望ましい。なお、図2に示すように、光導波路2,4,6,9,10は、下部クラッド層14と上部クラッド層15に挟まれており、ヒータは上部クラッド層15上にTi膜等を用いて形成する。
図2は、本発明の実施の形態の光モジュールにおけるモニタ構造の説明図であり、基板1の表裏面に回折された導波光の一部をエタロン16を通して受光器17で受光するとともに、基板1の表裏面に回折された導波光の他の一部をそのまま受光器18で受光する。エタロン16を通して受光する導波光は、図2に示すように、基板1の表面側に回折された導波光とすることが一般的な構成である。特に、図2に示すように導波光の回折角が光導波路9の光軸に対して鉛直となるようにするためには、回折格子11の周期を光導波路9の光軸に沿ってステップ状に変化させれば良い。或いは、回折格子11の周期を光導波路9の光軸に沿って単調に変化させてチャープ回折格子としても良い。
この場合、図3に示すように、基板1の裏面側の一部に溝を設け、溝の面に反射膜を設けて光導波路の裏面に回折された導波光を表面側に反射して受光器18で受光するようにしても良い。この場合、2つの受光器17,18は同じ側に配置することができるので、光モジュールの構造が簡素化される。
導波光の回折角が光導波路9の光軸に対して鉛直から外れた角度を有して回折するようにしても良い。この場合も、基板1の裏面側の一部に反射鏡を設けて基板1の裏面側に回折された導波光を表面側に導波するようにしても良い。
或いは、エタロン16を通さずにそのまま受光する導波光として、基板1の表面側に回折された導波光の一部を用いても良い。その場合には、エタロン16を通して受光する導波光とエタロン16を通さずにそのまま受光する導波光を1つの2分割受光器で受光するようにすれば良い。
波長可変レーザの導波光の一部をモニタするためには、光導波路の光路の途中に光分岐手段8を設け、この光分岐手段8で2つに分岐された光導波路9,10の一方に回折格子11を設ければ良い。光分岐手段8としては、マルチモード干渉計(MMI)或いはY分岐型分波器が典型的なものである。なお、その分岐比は任意であり、適用される設計の要件によって変化してもなんら問題はない。
基板1としては、SOI基板の単結晶シリコン基板を用い、光導波路2,4,6,9,10を単結晶シリコン基板上に酸化シリコン膜を介して設けられた単結晶シリコン層で形成することにより、Si導波路プラットフォームを形成することができる。なお、この場合、単結晶シリコン基板上に設けた酸化シリコン膜、即ち、BOX層が下部クラッド層を兼ねることになる。なお、利得素子12は、単結晶シリコン基板の一部を掘り下げて、掘り下げた領域に実装する。
本発明の実施の形態によれば、光導波路を設けたプラットフォームの厚さ(高さ)方向のサイズは、長さや幅に比べて一桁以上小さく、且つ、回折格子を実装してもプラットフォームの長さ方向のサイズは変化しない。したがって、この構造により、エタロンを実装した場合でもコンパクトな実装が可能となり、モジュールの小型化に大きく貢献することができる。
次に、図4乃至図9を参照して、本発明の実施例1の光モジュールを説明する。図4は、本発明の実施例1の光モジュールに用いる波長可変レーザの概念的上面図である。Si導波路プラットフォームと利得導波路となるMQW活性層43を備えたSOA40とにより、波長可変レーザが形成される。Si導波路プラットフォームには、全反射ミラーとしてのループミラー28、波長を選択するバーニア効果を得るための曲率半径が異なる2つのリング共振器24,26、光導波路23を導波する導波光を分岐するMMI(マルチモード干渉計)29を有している。MMI29により2つに分岐された導波光の一部は、出力端面の法線に対して15°の角度を有する分岐導波路31に導かれてSOA40と光学的に結合する。一方、MMI29により2つに分岐された導波光の他部は図の上下方向に光を回折する回折格子33を設けた分岐導波路30に導かれる。
また、2つのリング共振器24,26には屈折率を変化させて波長チューニングを行なうためにヒータ34,35が設けられている。光導波路27のループミラー28の直前には位相調整用ヒータ36が設けられており、後述するように、それらは素子表面を通してモジュール内に別途配置された駆動電子回路に接続されている。
図5は、本発明の実施例1の光モジュールに用いるSOAの概略的斜視図であり、n型InP基板41上にn型InPクラッド層42、MQW活性層43、p型InPクラッド層44及びp型InGaAsコンタクト層45を順次堆積する。次いで、p型InGaAsコンタクト層45乃至n型InP基板41の一部をストライプ状にエッチングしてメサ構造を形成し、このストライプ状メサ構造をFeドープInP埋込層46で埋め込む。n型InP基板41の裏面にはn側電極47を形成し、p型InGaAsコンタクト層45にはp側電極48を設ける。MQW活性層43としては、例えば、6層の厚さが5.1nmのGaInAsP井戸層と7層の厚さが10nmのGaInAsPバリア層を交互に積層して形成する。
ストライプ状メサ構造は、Si導波路プラットフォームの出力端からの光を受けるように、端面の法線に対して7°の角度を有する傾斜導波路43と、屈曲導波路43と、直線導波路43により形成されており、直線導波路43側の端面は劈開面をそのまま反斜面として利用している。このSOA40の劈開端面とSi導波路プラットフォームのループミラー28が波長可変レーザの共振器を構成している。なお、図示を省略するものの、傾斜導波路43側の端面には無反射コーティングが施されている。
図6は、本発明の実施例1におけるSi導波路プラットフォームの断面図であり、ここでは、図4のA−A′を結ぶ一点鎖線の沿った断面図を示している。SiOで形成されたBOX層22とSiOで形成された上部クラッド層32で挟まれたSi細線導波路で形成される光導波路23,25,27及びリング共振器24は厚さ250nmで、幅500nmである。また、直線状の光導波路23,25,27とリング共振器24の間のギャップ間隔は180nmである。なお、リング共振器26と光導波路25,27との間のギャップ間隔も180nmである。
リング共振器24の曲率半径は20μmであり、リング共振器25の曲率半径は19μmであり、ループミラー28の曲率半径は15μmである。MMI29での光分岐比は出力端側端:回折格子側=3:1となるように設計されている。
図7は、本発明の実施例1におけるSi導波路プラットフォームに設けた回折格子の説明図である。回折格子33の全体長は約400μmで、20個のセグメントからなる。20個のセグメントの回折格子周期 Λ1, Λ2, Λ3,・・・Λ19, Λ20 は680nmから718nmまで1nm間隔で変化している。また、その領域長 L, L, L,・・・L19, L20 はそれぞれ 19μmから19.95μmまで、0.05μm間隔で変化している。
図8は、本発明の実施例1の光モジュールにおけるモニタ構造の説明図であり、回折格子33の深さ(高さ)は、1900nmで、光導波路30上の上部クラッド層32を全て貫き、光導波路30の上面も100nmえぐる形で形成されている。また、回折格子33の山谷の幅の比はすべて1:1となるように加工されている。ここで、回折格子周期は導波する光に対して2次の周期で山谷比が1:1となっているため、光導波路30を180°折り返して戻る成分はほぼゼロとなり、ほぼ全て上下方向への回折成分となる。また、その結合係数は1000cm−1となっている。
この回折格子33により、MMI29により分岐された導波光のうち、Cバンドに相当する1520nmから1570nmの波長範囲の光が上下にそれぞれほぼ50%づつ回折される。モジュール内で回折光を受光するように2つの受光器52,53が配置され、一方の受光器52と回折格子33との間には表面が傾けて配置されたエタロン51が配置される。このエタロン51の角度は、エタロン51の透過特性(FSR: Free Spectral Range)が50GHz間隔となるように調整されたのち固定される。SOA40の出力光は集光レンズ54を通して光ファイバ55への結合損失が最も小さくなるようにアライメントされたのち固定される。
図9は、本発明の実施例1の光モジュールの一部透視概念的上面図であり、ここでは、回折格子と受光器との配置関係が分かるように透視的に図示している。図9に示すように、光モジュール内では2つの受光器52,53から変換された電気信号を処理して波長制御を行なう信号を生成する制御用電子回路62が装備される。また、Si導波路プラットフォーム20は、波長可変レーザを駆動する電子回路、および素子温度を安定させるためのTEC(Thermo−Electric Cooler)61上にマウントする。なお、図における符号63は光モジュール全体を収容するモジュール筐体である。
本発明の実施例1においては、モニタ光を回折格子を用いて基板の上下方向に回折させて受光しているので、光導波路を設けたSi導波路プラットフォームの長さ方向のサイズを変更することなく、エタロン及び受光器の実装が可能になる。その結果、光モジュールを小型化することが可能になる。実施例1においてはセグメント化しステップ状に周期が変化する回折格子を用いたが、滑らかに周期が変化するチャープ回折格子を用いても同様の効果が得られることは明らかである。
次に、図10乃至図14を参照して、本発明の実施例2の光モジュールを説明するが、上記の実施例1におけるMMIをY分岐型分波器に置き換えるとともに、基板の裏面側に回折した回折光を反射膜によって表面側から取り出したものである。図10は、本発明の実施例2の光モジュールに用いる波長可変レーザの概念的上面図である。Si導波路プラットフォームと利得導波路となるMQW活性層43を備えたSOA40とにより、波長可変レーザが形成される。Si導波路プラットフォームには、全反射ミラーとしてのループミラー28、波長を選択するバーニア効果を得るための曲率半径が異なる2つのリング共振器24,26、光導波路23を導波する導波光を分岐するY分岐型分波器37を有している。Y分岐型分波器37により2つに分岐された導波光の一部は、出力端面の法線に対して15°の角度を有する分岐導波路31に導かれてSOA40と光学的に結合する。一方、Y分岐型分波器37により2つに分岐された導波光の他部は図の上下方向に光を回折する回折格子33を設けた分岐導波路30に導かれる。
ここでも2つのリング共振器24,26には屈折率を変化させて波長チューニングを行なうためにヒータ34,35が設けられている。光導波路27のループミラー28の直前には位相調整用ヒータ36が設けられており、図9に示したのと同様に、それらは素子表面を通してモジュール内に別途配置された駆動電子回路に接続されている。なお、SOA40としては図5に示した構造のSOAを用いる。
図10は、本発明の実施例2におけるSi導波路プラットフォームの断面図であり、ここでは、図9のA−A′を結ぶ一点鎖線の沿った断面図を示している。SiOで形成されたBOX層22とSiOで形成された上部クラッド層32で挟まれたSi細線導波路で形成される光導波路23,25,27及びリング共振器24は厚さ250nmで、幅500nmである。また、直線状の光導波路23,25,27とリング共振器24の間のギャップ間隔は180nmである。
リング共振器24の曲率半径は20μmであり、リング共振器25の曲率半径は19μmであり、ループミラー28の曲率半径は15μmである。Y分岐型導波路37における分岐比は出力端側端:回折格子側=1:1となるように設計されている。
図12は、本発明の実施例2におけるSi導波路プラットフォームに設けた回折格子の説明図である。回折格子33の全体長は約50μmで、回折格子周期Λは425nm、回折格子33の深さ(高さ)は3000nmで、下部クラッド層を兼ねるBOX層22を1000nmえぐる形で形成されている。また、回折格子33の山谷の幅の比は全て1:1となるように加工されている。ここで、回折格子周期Λは導波する光に対して2次の周期で山谷比が1:1となっているため、光導波路30を180°折り返して戻る成分はほぼゼロとなり、ほぼ全て上下方向への回折成分となる。また、その結合係数は2400cm−1となっている。
この回折格子33により、Y分岐型分波器37で分岐された導波光のうち、Cバンドに相当する1520nmから1570nmの波長範囲の光が上下にそれぞれほぼ50%づつ回折される。
図13は、本発明の実施例2の光モジュールにおけるモニタ構造の説明図であり、基板側に回折された光が基板裏面に到達する位置のシリコン基板21の裏面に溝を形成しその面にたとえば金属を蒸着して金属蒸着ミラー56を形成する。なお金属としてはAu或いはAl等を用いる。この金属蒸着ミラー56により、基板表面側に導かれた回折光を基板表面へと導く。そして、それら2つの回折光を受光するように2つの受光器52,53が配置され、一方の受光器52と回折格子33との間には表面が傾けて配置されたエタロン51が配置される。このエタロン51の角度は、エタロンの透過特性(FSR)が50GHz間隔となるように調整されたのち固定される。
SOA40の出力光はコリメートレンズ58とアイソレータ57と集光レンズ54を通して光ファイバ55への結合損失が最も小さくなるようにアライメントされたのち固定される。
図14は、本発明の実施例2の光モジュールの一部透視概念的上面図であり、ここでも、回折格子と受光器との配置関係が分かるように透視的に図示している。図14に示すように、光モジュール内では2つの受光器52,53から変換された電気信号を処理して波長制御を行なう信号を生成する制御用電子回路62が装備される。また、Si導波路プラットフォーム20は、波長可変レーザを駆動する電子回路、および素子温度を安定させるためのTEC61上にマウントする。なお、図における符号63は光モジュール全体を収容するモジュール筐体である。
本発明の実施例2においても、モニタ光を回折格子を用いて基板の上下方向に回折させて受光しているので、光導波路を設けたSi導波路プラットフォームの長さ方向のサイズを変更することなく、エタロン及び受光器の実装が可能になる。また、基板裏面に金属蒸着ミラーを形成して基板の裏面側への回折光を表面側に導いているので、受光器53の実装が容易になる。その結果、光モジュールの上下方向のサイズをさらに小型化することが可能になる。
なお、実施例2においては、光分岐手段としてY分岐型分波器を用いているが、実施例1と同様にMMIを用いても良い。また、SOAからの出力光は、実施例1と同様にアイソレータを用いることなく、集光レンズを介して光ファイバに導くようにしても良い。
次に、図15乃至図18を参照して、本発明の実施例3の光モジュールを説明する。図15は、本発明の実施例3の光モジュールに用いる波長可変レーザの概念的上面図である。Si導波路プラットフォームと利得導波路となるMQW活性層43を備えたSOA40とにより、波長可変レーザが形成される。Si導波路プラットフォームには、全反射ミラーとしてのループミラー28、波長を選択するバーニア効果を得るための曲率半径が異なる2つのリング共振器24,26、光導波路23を導波する導波光を分岐するMMI70を有している。2×2のMMI70により分岐された導波光の一部は、出力端面の法線に対して15°の角度を有する分岐導波路31に導かれてSOA40と光学的に結合する。一方、MMI70により逆方向に2つに分岐された導波光の一部は図の上下方向に光を回折する回折格子72を設けた分岐導波路71に導かれる。
ここでも2つのリング共振器24,26には屈折率を変化させて波長チューニングを行なうためにヒータ34,35が設けられている。光導波路27のループミラー28の直前には位相調整用ヒータ36が設けられており、図9に示したのと同様に、それらは素子表面を通してモジュール内に別途配置された駆動電子回路に接続されている。
なお、SOA40としては積層構造としては図5に示した構造と同じであるが、ここでは、直線導波路の一部にCバンド内で反射率30%の反射帯域を持つDBR(分布ブラッグ反射器)49を設ける。それに続いて光増幅用MQW活性層を有する直線導波路と端面の法線に対して7°の角度を有する活性傾斜導波路が形成されており、両端面には反射防止膜50が施されている(入射側の反射防止膜は図示を省略している)。この、DBR49とSi導波路プラットフォームに設けたループミラー38がレーザの共振器を構成している。
リング共振器24の曲率半径は20μmであり、リング共振器25の曲率半径は19μmであり、ループミラー28の曲率半径は15μmである。MMI70での光分岐比は出力端側端:回折格子側=3:1となるように設計されている。
図16は、本発明の実施例3におけるSi導波路プラットフォームに設けた回折格子の説明図である。回折格子72の全体長は約400μmで、20個のセグメントからなる。20個のセグメントの回折格子周期 Λ, Λ, Λ,・・・Λ19, Λ20 は455nmから466.4nmまで0.6nm間隔で変化している。また、その領域長 L, L, L,・・・L19, L20 はそれぞれ 19μmから19.95μmまで、0.05μm間隔で変化している。
図17は、本発明の実施例3の光モジュールにおけるモニタ構造の説明図であり、回折格子72の深さ(高さ)は、1900nmで、光導波路71上の上部クラッド層32を全て貫き、光導波路71の上面も100nmえぐる形で形成されている。また、回折格子72の山谷の幅の比はすべて1:1となるように加工されている。ここで、回折格子周期は光導波路に対して±60°の角度で折り返すような周期になっている。また、その結合係数は1000cm−1となっている。
この回折格子72により、MMI70により分岐された導波光のうち、Cバンドに相当する1520nmから1570nmの波長範囲の光が上下±60°の方向にそれぞれほぼ50%づつ回折される。基板側に回折された光が基板裏面に到達する位置のシリコン基板21の裏面に金属を蒸着して金属蒸着ミラー73を形成する。なお金属としてはAu或いはAl等を用いる。この金属蒸着ミラー73により、基板表面側に導かれた回折光を基板表面へと導く。そして、それら2つの回折光を受光するように2つの光受光器52,53が配置され、一方の受光器52と回折格子72との間には表面が傾けて配置されたエタロン51が配置される。このエタロン51の角度は、エタロン51の透過特性(FSR)が50GHz間隔となるように調整されたのち固定される。SOA40の出力光は集光レンズ54を通して光ファイバ55への結合損失が最も小さくなるようにアライメントされたのち固定される。
SOA40の出力光はコリメートレンズ58とアイソレータ57と集光レンズ54を通して光ファイバ55への結合損失が最も小さくなるようにアライメントされたのち固定される。
図18は、本発明の実施例3の光モジュールの一部透視概念的上面図であり、ここでも、回折格子と受光器との配置関係が分かるように透視的に図示している。図18に示すように、光モジュール内では2つの受光器52,53から変換された電気信号を処理して波長制御を行なう信号を生成する制御用電子回路62が装備される。また、Si導波路プラットフォーム20は、波長可変レーザを駆動する電子回路、および素子温度を安定させるためのTEC61上にマウントする。なお、図における符号63は光モジュール全体を収容するモジュール筐体である。
本発明の実施例3においても、モニタ光を回折格子を用いて基板の上下方向に回折させて受光しているので、光導波路を設けたSi導波路プラットフォームの長さ方向のサイズを変更することなく、エタロン及び受光器の実装が可能になる。また、基板裏面に金属蒸着ミラーを形成して基板の裏面側への回折光を表面側に導いているので、受光器53の実装が容易になる。その結果、光モジュールの上下方向のサイズをさらに小型化することが可能になる。また、実施例3においては、セグメント化しステップ状に周期が変化する回折格子を用いたが、滑らかに周期が変化するチャープ回折格子を用いても同様の効果が得られることは明らかである。
なお、実施例3においては、光分岐手段としてMMIを用いているが、実施例2と同様にY分岐型分波器を用いても良い。また、SOAからの出力光は、実施例1と同様にアイソレータを用いることなく、集光レンズを介して光ファイバに導くようにしても良い。
次に、図19乃至図22を参照して、本発明の実施例4の光モジュールを説明する。図19は、本発明の実施例4の光モジュールに用いる波長可変レーザの概念的上面図である。実施例1と同様に、Si導波路プラットフォームと利得導波路となるMQW活性層43を備えたSOA40とにより、波長可変レーザが形成される。Si導波路プラットフォームには、全反射ミラーとしてのループミラー28、波長を選択するバーニア効果を得るための曲率半径が異なる2つのリング共振器24,26、光導波路23を導波する導波光を分岐するMMI29を有している。MMI29により2つに分岐された導波光の一部は、出力端面の法線に対して15°の角度を有する分岐導波路31に導かれてSOA40と光学的に結合する。一方、MMI29により2つに分岐された導波光の他部は図の上下方向に光を回折する回折格子33を設けた分岐導波路30に導かれる。
また、2つのリング共振器24,26には屈折率を変化させて波長チューニングを行なうためにヒータ34,35が設けられている。光導波路27のループミラー28の直前には位相調整用ヒータ36が設けられており、図9に示したのと同様に、それらは素子表面を通してモジュール内に別途配置された駆動電子回路に接続されている。なお、SOA40としては図5に示した構造のSOAを用いる。
リング共振器24の曲率半径は20μmであり、リング共振器25の曲率半径は19μmであり、ループミラー28の曲率半径は15μmである。MMI29での光分岐比は出力端側端:回折格子側=3:1となるように設計されている。
図20は、本発明の実施例4におけるSi導波路プラットフォームに設けた回折格子の説明図である。回折格子33の全体長は約800μmで、回折格子周期Λは552.8nm、回折格子33の深さ(高さ)は1900nmで、光導波路30上の上部クラッド層32を全て貫き、光導波路30の上面も100nmえぐる形で形成されている。下部クラッド層を兼ねるBOX層22を1000nmえぐる形で形成されている。ここでは、回折格子は山谷比が1:1となっている。そして回折格子周期は導波路に対して15°の角度で折り返すような周期になっている。また、その結合係数は1000cm−1となっている。
図21は、本発明の実施例4の光モジュールにおけるモニタ構造の説明図であり、回折格子33により、MMI29により分岐された導波光のうち、Cバンドに相当する1520nmから1570nmの波長範囲の光が15°の方向に回折される。回折光を受光するように大口径2分割受光器59が配置され、大口径2分割受光器59の一方の受光面と回折格子33との間にはエタロン51が配置される。もう片方の受光面では直接受光する。このエタロン51の角度は、エタロン51の透過特性(FSR)が50GHz間隔となるように調整されたのち固定される。SOA40の出力光は集光レンズ54を通して光ファイバ55への結合損失が最も小さくなるようにアライメントされたのち固定される。
図22は、本発明の実施例4の光モジュールの一部透視概念的上面図であり、ここでも、回折格子と受光器との配置関係が分かるように透視的に図示している。図22に示すように、光モジュール内では大口径2分割受光器59に設けた2つの受光面で変換された電気信号を処理して波長制御を行なう信号を生成する制御用電子回路62が装備される。また、Si導波路プラットフォーム20は、波長可変レーザを駆動する電子回路、および素子温度を安定させるためのTEC61上にマウントする。なお、図における符号63は光モジュール全体を収容するモジュール筐体である。
本発明の実施例4においても、モニタ光を回折格子を用いて基板の上方向に回折させて受光しているので、光導波路を設けたSi導波路プラットフォームの長さ方向のサイズを変更することなく、エタロン及び受光器の実装が可能になる。また、回折光を表面側に導回折しているので、受光器の実装が容易になる。その結果、光モジュールの上下方向のサイズをさらに小型化することが可能になる。なお、実施例4の説明においては、回折格子の深さ=結合係数の値は変化していないが、大口径2分割受光器への均一な受光を目的として結合係数が両端に向かって減少するアポダイズ回折格子など、素子設計によっては共振器方向で異なるようにしても良い。
なお、実施例4においては、光分岐手段としてMMIを用いているが、実施例2と同様にY分岐型分波器を用いても良い。また、SOAからの出力光は、実施例2と同様にコリメートレンズ、アイソレータ及び集光レンズを介して光ファイバに導くようにしても良い。
ここで、実施例1乃至実施例4を含む本発明の実施の形態に関して、以下の付記を付す。
(付記1)基板と、前記基板上に設けられた波長調整手段及び光反射手段を有する光導波路と、前記光導波路と結合して波長可変レーザを形成する利得素子とを有し、前記光導波路は光路内に回折格子を有し、前記回折格子は、前記光導波路を導波する導波光の一部を前記基板の表裏面に回折し、前記基板の表裏面に回折された導波光の一部をエタロンを通して受光する受光器と、前記基板の表裏面に回折された導波光の他の一部をそのまま受光する受光器とを有する光モジュール。
(付記2)前記エタロンを通して受光する導波光が、前記基板の表面側に回折された導波光である付記1に記載の光モジュール。
(付記3)前記回折格子が、前記導波光の回折角が前記光導波路の光軸に対して鉛直となる周期を有する付記2に記載の光モジュール。
(付記4)前記回折格子が、前記導波光の回折角が前記光導波路の光軸に対して鉛直から外れた角度を有して回折する周期を有する付記2に記載の光モジュール。
(付記5)前記基板の裏面側の一部に溝を設け、前記溝の面に反射膜を設けて前記基板の裏面側に回折された導波光を表面側に導波する付記3に記載の光モジュール。
(付記6)前記基板の裏面側の一部に反射鏡を設けて前記基板の裏面側に回折された導波光を表面側に導波する付記4に記載の光モジュール。
(付記7)前記回折格子の周期が、前記光導波路の光軸に沿ってステップ状に変化している付記1乃至付記6のいずれか1に記載の光モジュール。
(付記8)前記回折格子の周期が、前記光導波路の光軸に沿って単調に変化している付記1乃至付記6のいずれか1に記載の光モジュール。
(付記9)前記エタロンを通さずにそのまま受光する導波光が、前記基板の表面側に回折された導波光の一部であり、前記エタロンを通して受光する導波光と前記エタロンを通さずにそのまま受光する導波光を1つの2分割受光器で受光する付記2に記載の光モジュール。
(付記10)前記利得素子に光学的に接続する前記光導波路と、前記回折格子を設けた前記光導波路が、光分岐手段によって2つに分岐された分岐導波路である付記1乃至付記9のいずれか1に記載の光モジュール。
(付記11)前記光分岐手段が、マルチモード干渉計或いはY分岐型分波器のいずれかである付記10に記載の光モジュール。
(付記12)前記基板が、単結晶シリコン基板であり、前記光導波路が前記単結晶シリコン基板上に酸化シリコン膜を介して設けられた単結晶シリコン層で形成されている付記1乃至付記11のいずれか1に記載の光モジュール。
1 基板
2,4,6 光導波路
3,5 波長調整手段
7 光反射手段
8 光分岐手段
9,10 分岐導波路
11 回折格子
12 利得素子
13 利得導波路
14 下部クラッド層
15 上部クラッド層
16 エタロン
17,18 受光器
20,80 Si導波路プラットフォーム
21 シリコン基板
22 BOX層
23,25,27,71,81,83,85 光導波路
24,26,82,84 リング共振器
28,86 ループミラー
29,70 MMI
30,31 分岐導波路
32 上部クラッド層
33,72 回折格子
34,35 ヒータ
36 位相調整用ヒータ
37 Y分岐型分波器
40,87 SOA
41 n型InP基板
42 n型InPクラッド層
43 MQW活性層
44 p型InPクラッド層
45 p型InGaAsコンタクト層
46 FeドープInP埋込層
47 n側電極
48 p側電極
49 DBR
50 反射防止膜
51 エタロン
52,53 受光器
54 集光レンズ
55 光ファイバ
56,73 金属蒸着ミラー
57 アイソレータ
58 コリメートレンズ
59 大口径2分割受光器
61 TEC
62 制御用電子回路
63 モジュール筐体
88 利得導波路
91 波長可変レーザ
92,98 コリメートレンズ
93 ビームスプリッタ
94 集光レンズ
95 光ファイバ
96 エタロン
97,99 受光器

Claims (6)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられた波長調整手段及び光反射手段を有する光導波路と、
    前記光導波路と結合して波長可変レーザを形成する利得素子と
    を有し、
    前記光導波路は光路内に回折格子を有し、
    前記回折格子は、前記光導波路を導波する導波光の一部を前記基板の表裏面に回折し、
    前記基板の表裏面に回折された導波光の一部をエタロンを通して受光する受光器と、
    前記基板の表裏面に回折された導波光の他の一部をそのまま受光する受光器と
    を有する光モジュール。
  2. 前記エタロンを通して受光する導波光が、前記基板の表面側に回折された導波光である請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記回折格子が、前記導波光の回折角が前記光導波路の光軸に対して鉛直となる周期を有する請求項2に記載の光モジュール。
  4. 前記回折格子が、前記導波光の回折角が前記光導波路の光軸に対して鉛直から外れた角度を有して回折する周期を有する請求項2に記載の光モジュール。
  5. 前記基板の裏面側の一部に溝を設け、前記溝の面に反射膜を設けて前記基板の裏面側に回折された導波光を表面側に導波する請求項3に記載の光モジュール。
  6. 前記エタロンを通さずにそのまま受光する導波光が、前記基板の表面側に回折された導波光の一部であり、
    前記エタロンを通して受光する導波光と前記エタロンを通さずにそのまま受光する導波光を1つの2分割受光器で受光する請求項2に記載の光モジュール。
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