JP2017167056A - 三次元測定機、測定方法、及び測定プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は第一実施形態に係る三次元測定機の全体構成図である。図1に示された三次元測定機10は自動測定型の三次元測定機であり、プローブ24を測定対象物42に接触させて測定対象物42を測定する三次元測定機である。
図2は図1に示された三次元測定機における制御系、及び情報処理系のブロック図である。図2に示されたように、コントローラ28は、プローブ駆動制御部28A、測定データ取得部28B、及び通信データ取得部28Cを備えている。
図3は図1に示された三次元測定機に適用される自動測定方法の手順の流れが示されたフローチャートである。本実施形態に示される測定方法は、退避面設定工程S10、測定対象物登録工程S12、自動測定開始工程S14、測定データ取得工程S16、及び測定完了判断工程S18を含んで構成される。
図4は図3に示された自動測定方法の変形例の流れが示されたフローチャートである。以下の説明では、主として、図3に示された自動測定方法との違いについて説明がされる。
次に、退避面の設定の詳細について説明がされる。退避面設定には、プローブ24と測定対象物42との相対位置の算出、測定対象物の特定、及び退避面の算出が含まれる。
図5は相対位置の算出の概念図である。図5は、図1に示されたテーブル14に載置された測定対象物42が模式的に示されている。図5は図1に示されたテーブル14に載置された測定対象物42を上側から見た図である。なお、図5では図1に示されたテーブル14の図示は省略されている。
R1=C×(τ1−T1)/2
と表される。
R=C×(τ−T)/2
と表される。
図6は測定対象物特定の概念図である。ここでいう測定対象物の特定とは、図1に示されたテーブル14の上における測定対象物42の位置、及び測定対象物42の姿勢を特定することである。
n1×n3≧3…(1)
n2≧3…(2)
図7は退避面の設定の概念図である。図7に示される退避面48として、測定対象物の外形42Aから距離Lだけ離された面が設定される。距離Lは、プローブ24の制動距離に、プローブ24の制動距離に対する余裕を表す安全距離を加算して算出することができる。
図7に示された白抜き矢印線を用いて表されたV1は、自動測定中のプローブ24の速さである。また、白抜き矢印線を用いて表されたV2は、衝突防止策が実行された場合のプローブ24の速さである。
図8は無線通信装置親機と無線通信装置子機との間のデータ通信の説明図である。無線通信装置におけるデータ通信は以下の手順により実行される。図8では、図1に示された無線通信装置親機40は親機と記載する。無線通信装置子機44は子機と記載する。
図9は退避面の設定の手順を示すフローチャートである。図9に示された測定対象物配置工程S100では、図1に示されたテーブル14に測定対象物42が配置される。図9に示された通信確立工程S102では、図1に示された無線通信装置親機40と無線通信装置子機44との間の通信を確立させる。
以下に示される退避面の設定の変形例は、無線通信装置子機44の数n2が1の場合であり、無線通信装置親機40を三か所について移動させて、無線通信装置子機44一つあたりの無線通信装置親機40が測定を行った場所の数n3が3とされることで、n1×n3≧3を満たすものの、式(3)
n2<3…(3)
を満たし、測定対象物の姿勢が特定されない場合の例である。
図10は退避面の設定の変形例における相対位置の算出の概念図である。図10には、無線通信装置子機44の数n2が1の場合であり、測定対象物42に無線通信装置子機44Dが一つだけ取り付けられている場合が示されている。
図11は退避面の設定の変形例における相対位置の算出の説明図である。図11に示されるように、無線通信装置親機40を移動させて、三か所以上の位置における無線通信装置親機40と無線通信装置子機44Dとの距離が算出される。
図12は退避面の設定の変形例における測定対象物の特定、及び退避面の設定の概念図である。図12に示されるように、無線通信装置子機44Dの位置から最も離れた測定対象物42の位置までの距離R10が算出される。そして、無線通信装置子機44Dの位置から距離R10の範囲である測定対象物42の存在範囲42Bが測定対象物42として特定される。すなわち、特定された測定対象物42の存在範囲42Bは測定対象物42が存在しうる最大範囲を表している。図12には二次元の測定対象物42の存在範囲42Bが例示されているが、実際の測定対象物42の存在範囲42Bは無線通信装置子機44Dの位置を中心とする半径R10の球とされる。
図13は退避面の設定の変形例における衝突防止策の概念図である。n1×n3≧3を満たさない場合に退避面48Aが設定されると、自動測定は以下の手順に従う。まず、プローブ24を測定対象物42に向けて移動させる。プローブ24を測定対象物42に向けて移動させる期間のプローブ24の速さはV11である。
図14は測定対象物の退避面の設定の変形例の手順を示すフローチャートである。図14に示された測定対象物配置工程S200、及び通信確立工程S202は、図13に示された測定対象物配置工程S100、及び通信確立工程S102に対応している。ここでは、測定対象物配置工程S200、及び通信確立工程S202の説明は省略する。
図1に示された三次元測定機10を用いた自動測定に適用されるパートプログラムについて説明がされる。図15はパートプログラムの一例の説明図である。図15にはパートプログラムが模式的に図示されている。
次に、三次元測定機におけるワーク座標系の登録について説明がされる。一般に、測定対象物であるワークを測定する場合、ワークに合った基準であるワーク座標系が設定される。
上記の如く構成された三次元測定機、及び測定方法によれば、以下の作用効果を得ることが可能である。
プローブ24に取り付けられた無線通信装置親機40を用いて、測定対象物42に取り付けられた無線通信装置子機44から測定対象物情報が測定対象物42と非接触で取得される。測定対象物情報は、無線通信装置子機44を識別する識別情報、及び測定対象物の設計情報が含まれる。
三次元測定機10は、測定対象物42の位置が常に認識されて衝突防止策が実行されることが望まれる。従来の三次元測定機では、測定対象物の登録が測定前にのみ行われ、測定中には行われない。そうすると、測定中に測定対象物が移動されると、プローブと測定対象物との衝突の発生が懸念される。
衝突防止策として、退避面48、又は退避面48Aにプローブ24が近接すると、プローブ24の速さを減速することで、プローブ24と測定対象物42との衝突を回避することが可能である。
三次元測定機における自動測定では、任意の測定位置と他の測定位置との間のプローブの移動は安全で最短の移動経路が設定されることが望まれる。しかし、従来の三次元測定機では、安全で最短のプローブの移動経路の設定は手動で実行される。
本実施形態では、無線通信装置子機44に測定対象物42の設計情報が記憶されており、無線通信装置親機40を介して無線通信装置子機44に記憶されている測定対象物42の設計情報が取得される態様が例示されるが、図2に示されたコンピュータ32とデータ通信が可能に接続されたサーバ、又は記憶装置に測定対象物42の設計情報が記憶され、無線通信装置子機44は測定対象物42の識別情報が記憶されていてもよい。
次に、第二実施形態に係る三次元測定機について説明がされる。第二実施形態の説明では、主として第一実施形態と相違する点について説明がされることとし、第一実施形態と共通する点の説明は適宜省略される。
図20は図19に示された三次元測定機における制御系、及び情報処理系のブロック図である。図20に示されたコントローラ280は、図2に示されたコントローラ28の通信データ取得部28Cに代わり、図3に示されたカメラユニット240A、及びカメラユニット240Bの撮像データを取得する撮像データ取得部280Cを備えている。
図21は図19に示された三次元測定機に適用される対象物測定情報取得の概念図である。図21に示されるように、カメラユニット240Aは、光学センサ300、及びフォーカスレンズユニット302を備えている。
u2=(u1×tanθB)/(tanθA+tanθB)
v2=(u1×tanθB)/{1+(tanθB/tanθA)}
u2=(S×tanθB)/(tanθA+tanθB)
v2=(S×tanθB)/{1+(tanθB/tanθA)}
以上説明した三次元測定機の各部に対応して、コンピュータに三次元測定機の各部の機能を実現させるプログラムを作成することができる。
Claims (18)
- 測定対象物に接触させて測定対象物を測定するプローブと、
前記プローブに取り付けられた測定対象物情報取得部であり、前記測定対象物における一か所以上の任意の位置について、前記測定対象物を特定する際に用いられる測定対象物情報を前記測定対象物と非接触で取得する測定対象物情報取得部と、
前記測定対象物情報取得部を用いて取得された測定対象物情報を用いて、前記プローブと前記測定対象物との相対位置を算出する相対位置算出部と、
前記測定対象物の設計情報を取得する設計情報取得部と、
前記相対位置算出部を用いて算出された前記プローブと前記測定対象物との相対位置、及び前記設計情報取得部を用いて取得された前記測定対象物の設計情報を用いて、前記測定対象物の位置、及び前記測定対象物の姿勢を表す前記測定対象物の外形を特定するか、又は前記測定対象物の存在範囲を特定する測定対象物特定部と、
前記測定対象物特定部を用いて前記外形、又は前記存在範囲が特定された測定対象物に対応する退避面を算出し、前記算出された退避面を設定する退避面設定部と、
前記プローブが前記設定された退避面よりも測定対象物に接近した場合に、前記プローブと前記測定対象物との衝突を防止する衝突防止策を実行する衝突防止策実行部と、
を備えた三次元測定機。 - 前記測定対象物情報取得部は、測定対象物の三か所以上の位置のそれぞれから測定対象物情報を取得し、
前記相対位置算出部は、前記プローブを三か所以上の位置について移動させて、それぞれの位置において前記プローブと前記測定対象物との相対位置として前記測定対象物情報取得部と前記測定対象物の三か所以上の位置のそれぞれとの距離を算出し、
前記測定対象物特定部は、前記測定対象物の外形を特定し、
前記退避面設定部は、前記測定対象物特定部を用いて特定された前記測定対象物の外形から前記プローブの制動距離、及び前記プローブの制動距離に対する余裕を表す安全距離を加算した距離だけ離れた面を前記退避面として設定する請求項1に記載の三次元測定機。 - 前記測定対象物情報取得部は、前記プローブを移動させた位置であり、異なる三か所の位置のそれぞれから、前記測定対象物の一か所の位置、又は前記測定対象物の二か所の位置のそれぞれにおける測定対象物情報を取得し、
前記相対位置算出部は、前記測定対象物情報取得部の三か所以上の位置のそれぞれにおいて取得された、前記測定対象物の一か所の位置との距離、又は前記測定対象物の二か所の位置のそれぞれとの距離を前記プローブと前記測定対象物との相対位置として算出し、
前記測定対象物特定部は、前記測定対象物の一か所の位置、又は前記測定対象物の二か所の位置を特定し、かつ、前記測定対象物の一か所の位置、又は前記測定対象物の二か所の位置のいずれかから前記測定対象物の最も離れた位置までの距離を用いて、前記測定対象物が存在しうる範囲を表す前記存在範囲を特定し、
前記退避面設定部は、前記測定対象物特定部を用いて特定された前記存在範囲により表される面を前記退避面として設定する請求項1に記載の三次元測定機。 - 前記測定対象物情報取得部は、前記プローブに取り付けられた無線通信装置親機であり、
前記無線通信装置親機は、無線通信を用いて前記測定対象物の一か所以上の任意の位置に取り付けられた無線通信装置子機に記憶されている測定対象物情報を前記測定対象物情報として取得する請求項1から3のいずれか一項に記載の三次元測定機。 - 前記無線通信装置親機は、前記無線通信装置子機との間の通信期間を前記測定対象物情報として取得し、
前記相対位置算出部は、前記通信期間を用いて前記無線通信装置親機と前記無線通信装置子機との距離を前記プローブと前記測定対象物との相対位置として算出する請求項4に記載の三次元測定機。 - 前記無線通信装置子機は、前記測定対象物情報として前記測定対象物の設計情報が記憶され、
前記無線通信装置親機は、前記測定対象物情報として前記測定対象物の設計情報を取得する請求項4又は5に記載の三次元測定機。 - 前記測定対象物の設計情報が記憶された設計情報記憶部を備え、
前記無線通信装置親機は、前記測定対象物情報として前記測定対象物の識別情報を取得し、
前記設計情報取得部は、前記測定対象物情報取得部を用いて取得された前記測定対象物の識別情報に対応する設計情報を前記設計情報記憶部から取得する請求項4又は5に記載の三次元測定機。 - 前記測定対象物特定部は、前記無線通信装置親機の数をn1とし、前記無線通信装置親機が測定を行った場所の数をn3とした場合に、式(1)
n1×n3≧3…(1)
を満たす場合に測定対象物の位置、及び測定対象物の姿勢を表す測定対象物の外形を特定するか、又は前記測定対象物の存在範囲を特定する請求項4から7のいずれか一項に記載の三次元測定機。 - 前記測定対象物特定部は、前記式(1)を満たし、かつ、前記無線通信装置子機の数をn2とした場合に、式(2)
n2≧3…(2)
を満たす場合に前記測定対象物の位置、及び前記測定対象物の姿勢を表す前記測定対象物の外形を特定する請求項8に記載の三次元測定機。 - 前記測定対象物特定部は、前記式(1)を満たし、かつ、前記無線通信装置子機の数をn2とした場合に、式(3)
n2<3…(3)
を満たす場合に前記測定対象物の存在範囲を特定する請求項8に記載の三次元測定機。 - 前記測定対象物情報取得部は、前記プローブに取り付けられた撮像装置であり、
前記撮像装置は、前記測定対象物の一か所以上の任意の位置に取り付けられた位置表示マークの撮像データ、及び前記測定対象物に取り付けられた二次元コードであり、前記測定対象物の識別情報を表す二次元コードの撮像データを前記測定対象物情報として取得する請求項1から3のいずれか一項に記載の三次元測定機。 - 前記相対位置算出部は、前記撮像装置を用いて得られた前記位置表示マークの撮像データを用いて、前記撮像装置と前記位置表示マークとの間の距離を前記プローブと前記測定対象物との相対位置として算出する請求項11に記載の三次元測定機。
- 前記測定対象物の設計情報が記憶された設計情報記憶部を備え、
前記撮像装置は、前記測定対象物情報として前記測定対象物に取り付けられた二次元コードであり、前記測定対象物の識別情報が表された二次元コードの撮像データを取得し、
前記設計情報取得部は、前記撮像装置を用いて取得された前記二次元コードの撮像データに表された前記測定対象物の識別情報に対応する設計情報を前記設計情報記憶部から取得する請求項11又は12に記載の三次元測定機。 - 前記測定対象物情報取得部は、測定対象物の登録前に前記測定対象物情報を取得し、
前記相対位置算出部は、前記測定対象物の登録前に取得された前記測定対象物情報を用いて前記プローブと前記測定対象物との相対位置を算出し、
前記測定対象物特定部は、前記測定対象物の登録前に算出された前記プローブと前記測定対象物との相対位置を用いて、前記測定対象物の位置、及び前記測定対象物の姿勢を表す前記測定対象物の外形を特定するか、又は前記測定対象物の存在範囲を特定し、
前記退避面設定部は、前記測定対象物の登録前に特定された前記測定対象物の外形、又は前記測定対象物の存在範囲を用いて前記退避面を設定し、
前記衝突防止策実行部は、前記測定対象物の登録前に設定された退避面を用いて、前記測定対象物の登録の際に衝突防止策を実行する請求項1から13のいずれか一項に記載の三次元測定機。 - 前記測定対象物情報取得部は、測定中に前記測定対象物情報を取得し、
前記相対位置算出部は、前記測定中に取得された前記測定対象物情報を用いて前記プローブと前記測定対象物との相対位置を算出し、
前記測定対象物特定部は、前記測定中に算出された前記プローブと前記測定対象物との相対位置を用いて、前記測定対象物の位置、及び前記測定対象物の姿勢を表す前記測定対象物の外形を特定するか、又は前記測定対象物の存在範囲を特定し、
前記退避面設定部は、前記測定中に特定された前記測定対象物の外形、又は前記測定対象物の存在範囲を用いて前記退避面を設定し、
前記衝突防止策実行部は、前記測定中に設定された退避面を用いて、前記測定中に前記衝突防止策を実行する請求項1から14のいずれか一項に記載の三次元測定機。 - 前記衝突防止策実行部は、前記設定された退避面に沿って前記プローブを移動させ、前記退避面における前記測定対象物の測定位置との距離が最短となる位置から前記プローブを前記測定対象物の測定位置へ向けて移動させる請求項1から15のいずれか一項に記載の三次元測定機。
- 測定対象物に接触させて測定対象物を測定するプローブを用いて前記測定対象物を測定する測定方法であって、
前記プローブに取り付けられた測定対象物情報取得部を用いて、前記測定対象物における一か所以上の任意の位置について、前記測定対象物を特定する際に用いられる測定対象物情報を前記測定対象物と非接触で取得する測定対象物情報取得工程と、
前記測定対象物情報取得工程において取得された測定対象物情報を用いて、前記プローブと前記測定対象物との相対位置を算出する相対位置算出工程と、
前記測定対象物の設計情報を取得する設計情報取得工程と、
前記相対位置算出工程において算出された前記プローブと前記測定対象物との相対位置、及び前記設計情報取得工程において取得された前記測定対象物の設計情報を用いて、前記測定対象物の位置、及び前記測定対象物の姿勢を表す前記測定対象物の外形を特定するか、又は前記測定対象物の存在範囲を特定する測定対象物特定工程と、
前記測定対象物特定工程において、前記外形、又は前記存在範囲が特定された測定対象物に対応する退避面を算出し、前記算出された退避面を設定する退避面設定工程と、
前記プローブが前記設定された退避面よりも測定対象物に接近した場合に、前記プローブと前記測定対象物との衝突を防止する衝突防止策を実行する衝突防止策実行工程と、
を含む測定方法。 - 測定対象物に接触させて測定対象物を測定するプローブを用いて前記測定対象物を測定する測定プログラムであって、
コンピュータを、前記プローブに取り付けられた測定対象物情報取得手段であり、前記測定対象物における一か所以上の任意の位置について、前記測定対象物を特定する際に用いられる測定対象物情報を前記測定対象物と非接触で取得する測定対象物情報取得手段、
前記測定対象物情報取得手段を用いて取得された測定対象物情報を用いて、前記プローブと前記測定対象物との相対位置を算出する相対位置算出手段、
前記測定対象物の設計情報を取得する設計情報取得手段、
前記相対位置算出手段を用いて算出された前記プローブと前記測定対象物との相対位置、及び前記設計情報取得手段を用いて取得された前記測定対象物の設計情報を用いて、前記測定対象物の位置、及び前記測定対象物の姿勢を表す前記測定対象物の外形を特定するか、又は前記測定対象物の存在範囲を特定する測定対象物特定手段、
前記測定対象物特定手段を用いて前記外形、又は前記存在範囲が特定された測定対象物に対応する退避面を算出し、前記算出された退避面を設定する退避面設定手段、及び
前記プローブが前記設定された退避面よりも測定対象物に接近した場合に、前記プローブと前記測定対象物との衝突を防止する衝突防止策を実行する衝突防止策実行手段として機能させる測定プログラム。
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