JP2017166760A - 冷凍サイクル装置の室外機 - Google Patents

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坂本 純一
Junichi Sakamoto
純一 坂本
祐輔 田島
Yusuke Tashima
祐輔 田島
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Abstract

【課題】コストの抑制と剛性の向上を容易に両立可能なモータベースを備える冷凍サイクル装置の室外機を提案する。
【解決手段】冷凍サイクル装置の室外機1は、空気熱交換器5に対向して熱交換器室22内に配置されるプロペラファン25と、プロペラファン25の回転駆動力を生じる電動モータ26と、プロペラファン25および電動モータ26を熱交換器室22内に支持するモータベース35と、モータベース35を補強する補強柱部71と、を備え、モータベース35は、電動モータ26を支える本体36と、第一固定端部37と、第二固定端部38と、を一体に有し、補強柱部71は、本体部36、第一固定端部37、および第二固定端部38の側壁部45、46、47に跨がって固定される第一板部72、および第一板部72から曲がって延びる第二板部73を一体に有している。
【選択図】 図1

Description

本発明に係る実施形態は、冷凍サイクル装置の室外機に関する。
従来の冷凍サイクル装置の室外機は、左右一対の支柱と、ファンモータ取付部材と、上部取付部材と、下部取付部材と、2つの熱交換器支持部材とに分割され、締結部品で組み立てられたモータベースを備えている。
特開2005−140380号公報
従来の冷凍サイクル装置の室外機のように、複数の部材を締結部品で組み立てるモータベースは、部品点数の多さや、組み立ての手間が相俟ってコストが押し上げられてしまう。
そこで、左右一対の支柱、ファンモータ取付部、上部取付部、および下部取付部のそれぞれに相当する部位を、1枚の金属薄板から板金加工で成形したモータベースが知られている。
ところで、モータベースは、室外機の底板と天板との間に相応の高さ寸法を有する梁状の構造体である一方、この梁に相当する部分でプロペラファンとプロペラファンの回転駆動力を生じる電動モータとを支えている。このため、モータベースは、回転機械であるプロペラファンおよび電動モータとの共振を避ける程度の剛性を有していることが望まれる。
しかし、板金加工製の一体型モータベースは、コストの観点で組立型のモータベースよりも優れている一方、板金加工が容易な形状を確保して加工コストを抑制しつつ剛性を高めることが難しい。
そこで、本発明は、コストの抑制と剛性の向上を容易に両立可能なモータベースを備える冷凍サイクル装置の室外機を提案する。
前記の課題を解決するため本発明の実施形態に係る冷凍サイクル装置の室外機は、空気熱交換器と、前記空気室外熱交換器に対応して配置されるプロペラファンと、前記プロペラファンを回転させる電動モータと、前記プロペラファンおよび前記電動モータを支持するモータベースと、前記モータベースを補強する補強柱部と、を備え、前記モータベースは、前記プロペラファンおよび前記電動モータを支える本体部と、前記本体部の一端から曲がって延びる第一固定端部と、前記本体部の他端から曲がって延びる第二固定端部と、を一体に有し、前記本体部、前記第一固定端部、および前記第二固定端部は、それぞれ板状の基部、および前記基部のそれぞれの側縁から曲がって延びる側壁部を有し、前記補強柱部は、前記本体部、前記第一固定端部、および前記第二固定端部の側壁部に固定される。
本発明の実施形態に係る冷凍サイクル装置の室外機を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る室外機のモータベースの斜視図。 本発明の実施形態に係る室外機のモータベースの第一固定端部を拡大した斜視図。 本発明の実施形態に係る室外機のモータベースの第二固定端部を拡大した斜視図。 本発明の実施形態に係る室外機の補強柱部の斜視図。
本発明に係る冷凍サイクル装置の室外機の実施形態について、図1から図5を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る冷凍サイクル装置の室外機を示す斜視図である。
本実施形態では、冷凍サイクル装置として空気調和機を例に説明する。図1に示すように、本実施形態に係る空気調和機の室外機1は、空気の取入口(図示省略)と空気の吹出口3とを有する筐体2と、筐体2内に配置される空気熱交換器5、送風機6、圧縮機7、および電気部品箱(図示省略)と、を備えている。
筐体2は、幅広な矩形の箱体である。筐体2は、底板11と、底板11に立てて設けられて筐体2内を仕切る仕切板12と、天面を覆う上キャビネット13と、背面にあって空気熱交換器5の外表面を覆うフィンガード(図示省略)と、左右の側面を覆う一対の側板16、17と、正面にあって吹出口3を有する前キャビネット左半体18と、正面にあって前キャビネット左半体18に連接する前キャビネット右半体18bと、吹出口3を覆って前キャビネット左半体18に設けられるファンガード19と、を備えている。
なお、図1は、筐体2の前キャビネット左半体18aおよび上キャビネット13を分解した状態を示している。
底板11、上キャビネット13、フィンガード、一対の側板16、17、前キャビネット左半体18、および前キャビネット右半体18bは、筐体2内の空間を囲む外殻である。なお、前キャビネット左半体18および前キャビネット右半体18bは、非分割の一体品であっても良い。
仕切板12は、筐体2内を区画して、圧縮機7が配置される機械室21と、送風機6および空気熱交換器5が配置される熱交換器室22と、を仕切っている。仕切板12は、筐体2内を左右に分割し、筐体2の正面から向かって右側に機械室21を区画し、左側に熱交換器室22を区画している。
空気熱交換器5は、熱交換器室22内の背面側、つまり筐体2の奥側に配置されている。空気熱交換器5は、実質的に筐体2の背面から一方の側面、例えば左側面の全面に渡って拡がっている。つまり、空気熱交換器5は、筐体2の平面視においてL字に折れ曲がっている。空気熱交換器5は、四方弁(図示省略)を介して圧縮機7に接続されている。
送風機6は、空気熱交換器5に対向して熱交換器室22内に配置されるプロペラファン25と、プロペラファン25の回転させる電動モータ26と、を備えている。プロペラファン25および電動モータ26の回転中心線は、筐体2の前後方向に沿っている。
プロペラファン25は、回転中心を前キャビネット左半体18の吹出口3に対向して配置されている。プロペラファン25は、複数の羽根、例えば3枚の羽根27、27、27を熱交換器室22内に大きく拡げている。
電動モータ26は、筐体2背面の空気の取入口から筐体2正面の空気の吹出口3へ空気流動するようにプロペラファン25を回転駆動させる。
圧縮機7は、機械室21内に配置されて底板11に取り付けられている。圧縮機7は、シリコンゴムのような弾性体製の支持部材を介して筐体2の底板11に支持されている。
電気部品箱は、圧縮機7の上方に配置されている。電気部品箱は、送風機6の電動モータ26、圧縮機7、四方弁などの運転を制御する制御基板(図示省略)を収容する矩形の箱体である。
次いで、本実施形態に係る室外機1のモータベース35について詳しく説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る室外機のモータベースの斜視図である。
図3は、本発明の実施形態に係る室外機のモータベースの下固定端部を拡大した斜視図である。
図4は、本発明の実施形態に係る室外機のモータベースの上固定端部を拡大した斜視図である。
図1に加えて図2から図4に示すように、本実施形態に係る空気調和機の室外機1は、プロペラファン25および電動モータ26を熱交換器室22内に支持するモータベース35を備えている。
モータベース35は、1枚の金属薄板から板金加工で成形される一体型である。モータベース35は、熱交換器室22の高さ方向に延びてプロペラファン25および電動モータ26を支える梁状の本体部36と、本体部36の一端である下端から曲がって延びて底板11に固定される第一固定端部(以下、下固定端部という)37と、本体部36の他端である上端から曲がって延びる第二固定端部(以下、上固定端部という)38と、を一体に有している。
下固定端部37および上固定端部38は、本体部36に対して同じ方向、具体的には筐体2の正面方向に延びている。
本体部36、下固定端部37、および上固定端部38は、それぞれ板状の基部41、42、43、および基部41、42、43のそれぞれの側縁から曲がって延びる側壁部45、46、47を備えている。側壁部45、46、47は一対あって(側壁部45a、45b、46a、46b、47a、47b)、基部41、42、43を挟んで互いに向かい合っている。
本体部36、下固定端部37、および上固定端部38のそれぞれの側壁部45、46、47は、同じ平面上にある内壁面51、52、53を有している。つまり、筐体2の正面から向かって基部41、42、43の左側の側壁部45a、46a、47aは、同じ平面上にある内壁面51a、52a、53aを有し、基部41、42、43の右側の側壁部45b、46b、47bは、同じ平面上にある内壁面51b、52b、53bを有している。
本体部36は、熱交換器室22の前後方向および左右方向において、中央部分に配置され、筐体2の底板11から上方へ延びている。本体部36の上端は、筐体2の上キャビネット13との間に僅かな隙間を有しているが、荷重によって上キャビネット13が下方へ歪むと上キャビネット13の裏面に接して上キャビネット13を支える柱としても機能する。
本体部36は、格子状もしくは井桁状の平らな枠体であり、プロペラファン25の回転駆動による空気の流動を阻害せずに、円滑な流通を促す窓部61、61、61を有している。
また、本体部36は、電動モータ26が固定されるモータ固定部62を備えている。モータ固定部62は、送風機6の電動モータ26を固定する複数の、例えば上下左右に4つのモータ固定脚部63、63、63、63を備えている。モータ固定脚部63、63、63、63は、筐体2の正面に向かって突出している。
窓部61、61、61は、モータ固定部62の中心部、およびモータ固定部62の上下に配置されている。
本実施形態に係る室外機1はプロペラファン25および電動モータ26を1つずつ備えているため、モータ固定部62は、本体部36の上下方向における中央部に配置されている。なお、室外機1がプロペラファン25および電動モータ26を複数組備えている場合には、モータ固定部62は、プロペラファン25および電動モータ26の組数に応じて複数設けられる。この場合、モータ固定部62は、隣り合うプロペラファン25の干渉を避けつつ、本体部36の高さ方向に適宜、例えば均等に分散させて配置される。
本体部36の側壁部45は、基部41を挟んで一対設けられている。側壁部45は、基部41の左右それぞれの縁部から筐体2の正面へ向かって壁高さを有し、実質的に本体部36の全長に渡って延びている。ただし、側壁部45は、の壁高さは、プロペラファン25および電動モータ26との干渉を回避するために徒に高くすることができない。
下固定端部37は、本体部36に一続きに連なって筐体2の正面方向に延びている。換言すると、本体部36の基部41と下固定端部37の基部42とがなす角度は、実質的に直角である。本体部36と下固定端部37との境界部は、適宜の曲げ半径(いわゆる曲げR)を有している。なお、本体部36と下固定端部37との境界部は、直角に折れ曲がっていても良い。
下固定端部37は、筐体2の底板11に固定されるフランジであり、複数の締結部材(図示省略)、例えばビスによって底板11に固定されている。
下固定端部37は、実質的に本体部36と同じ幅で筐体2の正面へ向かって延びている。本体部36の基部41と下固定端部37の基部42との境界部分には、補強のための複数のリブ65が設けられている。リブ65は、モータベース35への塑性加工によって一体的に設けられている。
下固定端部37の側壁部46は、基部42を挟んで一対設けられている。側壁部46は、基部42の左右それぞれの縁部から筐体2の天井へ向かって壁高さを有し、実質的に下固定端部37の全長に渡って延びている。本体部36の基部41と下固定端部37の基部42とが一続きに連なっている一方、本体部36の側壁部45と下固定端部37の側壁部46との間は不連続に隔てられている。この隔たりは、モータベース35の成形性を高める一方、モータベース35の支持剛性に寄与しない。
上固定端部38は、本体部36に一続きに連なって筐体2の正面方向に延びている。換言すると、本体部36の基部41と上固定端部38の基部43とがなす角度は、実質的に直角である。本体部36と上固定端部38との境界部は、適宜の曲げ半径(いわゆる曲げR)を有している。なお、本体部36と上固定端部38との境界部は、直角に折れ曲がっていても良い。
上固定端部38は、本体部36の上端から前キャビネット左半体18に架け渡されている。上固定端部38は、前キャビネット左半体18の裏面(背面)に接して固定されるフランジ部66を備えている。
上固定端部38は、実質的に本体部36と同じ幅で前キャビネット左半体18へ向かって延びている。上固定端部38の基部43には、補強のための複数の溝67が設けられている。溝67は、モータベース35への塑性加工によって一体的に設けられている。
フランジ部66は、実質的に上固定端部38の全幅に渡って設けられている。フランジ部66は、締結部材(図示省略)を締め付けて前キャビネット左半体18を固定するねじ穴部68、68を備えている。
上固定端部38の側壁部47は、基部43を挟んで一対設けられている。側壁部47は、基部43の左右それぞれの縁部から筐体2の底板へ向かって壁高さを有し、実質的に上固定端部38の全長に渡って延びている。本体部36の基部41と上固定端部38の基部43とが一続きに連なっている一方、本体部36の側壁部45と上固定端部38の側壁部47との間は不連続に隔てられている。この隔たりは、モータベース35の成形性を高める一方、モータベース35の支持剛性に寄与しない。
図5は、本発明の実施形態に係る室外機の補強柱部の斜視図である。
図2から図4に加えて図5に示すように、本実施形態に係る空気調和機の室外機1は、モータベース35を補強する補強柱部71を備えている。
補強柱部71は一対あって(補強柱部71a、71b)、本体部36、下固定端部37、および上固定端部38のそれぞれの側壁部45、46、47に跨がっている。つまり、筐体2の正面から向かってモータベース35の左側の側壁部45a、46a、47aには、一方の補強柱部71aが設けられ、右側の側壁部45b、46b、47bには、他方の補強柱部71bが設けられている。
補強柱部71も、モータベース35同様に1枚の金属薄板から板金加工で成形される一体型である。補強柱部71の板厚は、モータベース35と同じであっても良いし、異なっていても良い。補強柱部71は、本体部36、下固定端部37、および上固定端部38の側壁部45、46、47に跨がって固定される第一板部72、および第一板部72から曲がって延びる第二板部73を一体に備えている。
第一板部72は、本体部36、下固定端部37、および上固定端部38の側壁部45、46、47の内壁面51、52、53に宛がわれる板形状を有している。第一板部72は、側壁部45、46、47と同程度の壁高さを有している。
第一板部72は、本体部36、下固定端部37、および上固定端部38の側壁部45、46、47を一体化するように各部に跨がっている。第一板部72のうち、本体部36の側壁部45に宛がわれる部分72aは、ほぼ直線状に延びている。下固定端部37の側壁部46に宛がわれる部分72b、および上固定端部38の側壁部47に宛がわれる部分72cは、本体部36の側壁部45に宛がわれる部分72aのそれぞれの端部から直角折れ曲がって延び、モータベース35の形状に準じている。
第一板部72は、本体部36、下固定端部37、および上固定端部38の側壁部45、46、47にねじ75のような締結部品で固定されていても良いし、接着、溶接、および摩擦攪拌接合を含む接合方法で固定されていても良い。溶接、接着、および摩擦攪拌接合を含む接合方法で固定する場合には、固定箇所は、第一板部72の全長に渡ってスポット溶接のように離散的であっても良いし、連続した溶接ビードによる連続的なものであっても良い。
つまり、第一板部72は、本体部36、下固定端部37、および上固定端部38の側壁部45、46、47を補強し、かつ側壁部45と側壁部46との隔たり、および側壁部45と側壁部47との隔たりを跨いで側壁部45、46、47を一体化し、モータベース35の曲げ剛性および支持剛性を向上させる。
第二板部73は、第一板部72のうち本体部36に固定されている部位に設けられている。第二板部73は、第一板部72から本体部36の基部41へ向かって延びている。
また、補強柱部71は、第二板部73と第一板部72との間に空隙を有している。つまり、第二板部73は、第一板部72に対して鋭角に折れ曲がって延びている。第二板部73は、本体部36の基部41に達していても良いし、達していなくても良い。第二板部73は、本体部36の窓部61、61、61の内側に侵入していないことが好ましい。
第二板部73は、本体部36の側壁部45、および第一板部72とともにモータベース35の曲げ剛性をさらに向上させる。なお、補強柱部71は、モータベース35の左右それぞれの側部に三角形の中空断面を構成するが、これに限られず、本体部36の断面二次モーメントを向上させる限りにおいて、円、円弧、および多角形を含む形状に曲げられた第二板部73を備えていても良い。
さらに、第二板部73は、本体部36の基部41に固定されていても良い。この場合、第二板部73には、本体部36の基部41に固定される舌片76が設けられる(例えば図4中に破線で示す舌片76)。舌片76は、第二板部73の全長に渡って複数、設けられていることが好ましい。舌片76は、第一板部72同様に、ねじ75のような締結部品で固定されていても良いし、接着、溶接、および摩擦攪拌接合を含む接合方法で固定されていても良い。
このように構成される本実施形態に係る室外機1は、モータベース35の側壁部45、46、47に跨がって固定される補強柱部71を備えることによって、板金加工製の一体型モータベース35によるコストの抑制効果を享受しつつ、僅かな部品の追加、具体的には補強柱部71の追加によってモータベース35とプロペラファン25および電動モータ26との共振を容易に避けることができる。
特に、室外機1がプロペラファン25および電動モータ26を複数組備える場合には、モータベース35の本体部36がより長尺になるため、モータベース35とプロペラファン25および電動モータ26との共振を回避することがより難しくなるところ、本実施形態に係る室外機1は、板金加工製の一体型モータベース35によるコストの抑制効果を享受しつつ、補強柱部71の追加によってモータベース35とプロペラファン25および電動モータ26との共振を効果的に抑制できる。
また、本実施形態に係る室外機1は、モータベース35の下固定端部37および上固定端部38が本体部36に対して同じ方向に延びていることによって、下固定端部37、上固定端部38、および本体部36に跨がる補強柱部71の形状を簡潔にすることが可能であり、ひいては補強柱部71の部品点数を抑制し、およびコストを抑制できる。
さらに、本実施形態に係る室外機1は、モータベース35の側壁部45、46、47が同じ平面上にある内壁面51、52、53を有するので、補強柱部71の形状をより簡潔な板形状にすることが可能であり、ひいてはコストをより抑制できる。
さらにまた、本実施形態に係る室外機1は、第一板部72のうち本体部36に固定されている部位に第二板部73を設けることによって、モータベース35の剛性をより高めやすい。
また、本実施形態に係る室外機1は、第二板部73を本体部36の基部41へ向かって延ばすことによって、プロペラファン25の吸込側を遮ることなく、モータベース35の剛性を高めることができる。
さらに、本実施形態に係る室外機1は、第二板部73と第一板部72との間に空隙を有し、中空断面にすることで、モータベース35の剛性をより高めやすい。
さらにまた、本実施形態に係る室外機1は、第二板部73を本体部36の基部41に固定することで、モータベース35の剛性をさらに高めることができる。
したがって、本実施形態に係る空気調和機の室外機1によれば、コストの抑制と剛性の向上を容易に両立可能なモータベース35を備えることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…室外機、2…筐体、3…吹出口、5…空気熱交換器、6…送風機、7…圧縮機、11…底板、12…仕切板、13…上キャビネット、16、17…側板、18a…前キャビネット左半体、18b…前キャビネット右半体、19…ファンガード、21…機械室、22…熱交換器室、25…プロペラファン、26…電動モータ、27…羽根、35…モータベース、36…本体部、37…下固定端部、38…上固定端部、41、42、43…基部、45、45a、45b、46、46a、46b、47、47a、47b…側壁部、51、51a、51b、52、52a、52b、53、53a、53b…内壁面、61…窓部、62…モータ固定部、63…モータ固定脚部、65…リブ、66…フランジ部、67…溝、68…穴部、71、71a、71b…補強柱部、72…第一板部、73…第二板部、75…ねじ、76…舌片。

Claims (8)

  1. 空気熱交換器と、
    前記空気熱交換器に対応して配置されるプロペラファンと、
    前記プロペラファンを回転させる電動モータと、
    前記プロペラファンおよび前記電動モータを支持するモータベースと、
    前記モータベースを補強する補強柱部と、を備え、
    前記モータベースは、前記プロペラファンおよび前記電動モータを支える本体部と、前記本体部の一端から曲がって延びる第一固定端部と、前記本体部の他端から曲がって延びる第二固定端部と、を一体に有し、
    前記本体部、前記第一固定端部、および前記第二固定端部は、それぞれ板状の基部、および前記基部のそれぞれの側縁から曲がって延びる側壁部を有し、
    前記補強柱部は、前記本体部、前記第一固定端部、および前記第二固定端部の側壁部に固定される冷凍サイクル装置の室外機。
  2. 前記補強柱部は、前記本体部、前記第一固定端部、および前記第二固定端部の側壁部に固定される第一板部、および前記第一板部から曲がって延びる第二板部を一体に有する請求項1に記載の冷凍サイクル装置の室外機。
  3. 前記第一固定端部、および前記第二固定端部は前記本体部に対して同じ方向に曲がって延びている請求項2に記載の冷凍サイクル装置の室外機。
  4. 前記本体部、前記第一固定端部、および前記第二固定端部の側壁部は、同じ平面上にある内壁面を有し、
    前記補強柱部の第一板部は、前記側壁部の内壁面に宛がわれる板形状を有する請求項2または3に記載の冷凍サイクル装置の室外機。
  5. 前記補強柱部の第二板部は、前記第一板部のうち前記本体部に対応する部位に設けられている請求項2から4のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置の室外機。
  6. 前記補強柱部の第二板部は、前記第一板部から前記本体部の前記基部へ向かって延びている請求項2から5のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置の室外機。
  7. 前記補強柱部の第二板部と第一板部とに間に空隙を有する請求項2から6のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置の室外機。
  8. 前記補強柱部の第二板部は、前記本体部の前記基部に固定されている請求項2から7のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置の室外機。
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