JP2017166302A - 水道栓開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】環境に配慮し、且つ使い勝手のよいコンパクトな水道管開閉装置の提供。
【解決手段】上記課題を解決するために、水道圧を利用した止水力増幅機構を有することを特徴とする水道栓排閉装置を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】上記課題を解決するために、水道圧を利用した止水力増幅機構を有することを特徴とする水道栓排閉装置を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は水道管の開閉装置に係り、水圧を利用した水道栓開閉装置に関する。
従来、水道栓の操作は手動で操作するレバー式若しくは取っ手式が一般的である。しかし、レバー式は低荷重で操作できる代わりに大型化し、使用時以外障害物となり得る。取っ手式は小型だが、止水の為高トルクでハンドルを回さなければ止水力が低下し蛇口より水漏れを起こす。
そこで上記課題を解決するため、電動式水道栓装置が考案されているが、近年環境考慮の観点から節電への意識が高まっており、環境を考慮した且つ使い勝手のよい装置の実用化が求められている。
そこで上記課題を解決するため、電動式水道栓装置が考案されているが、近年環境考慮の観点から節電への意識が高まっており、環境を考慮した且つ使い勝手のよい装置の実用化が求められている。
従来、電動式として実用化されているトイレの洗面所にて使用されるセンサー感知型装置が挙げられるが、マイコン制御の為個々に合わせた水量調整が困難であり、又電気は便利な面もあるが、100Vの電力を常時待機電源として使用する必要があり、環境に配慮されているとは言い難い。又乾電池で代用すると電池切れ対応が煩わしい。
本発明は、電源を使用せず、身近で環境を考慮した動力を用い、軽い人力で水量を操作できる水道栓開閉装置を提供する。
本発明は、電源を使用せず、身近で環境を考慮した動力を用い、軽い人力で水量を操作できる水道栓開閉装置を提供する。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明によれば、操縦者が操作する操作手段と、水道水と連動し水道水を制御する制御手段と、操作手段と水道管と連結し、栓部を持つ動作手段から構成されている。
この構成により、操縦者の操作により操作手段が止水指示位置から放水指示位置へ切換わり、連動した制御手段、動作手段が水道管部の水道圧で止水位置から放水位置へ切換り放水される。
又請求項2に記載された発明によれば、操作手段と制御手段にはそれぞれ流体の圧力を受けるピストンを具備するシリンダーがあり、それぞれの流体が当たるピストン有効面積を比べると、操作手段が小さく、制御手段は大きい。そのため、同一の水道水圧がかり操作手段に小荷重を加えても面積に比例し操作手段は大荷重を出せることを示す。
ちなみに有効面積は円形の場合、(ピストン直径^2‐ピストンロッド直径^2)*π/4でできる。
ちなみに有効面積は円形の場合、(ピストン直径^2‐ピストンロッド直径^2)*π/4でできる。
又請求項3に記載された発明によれば、操作手段には給水路と排水路と両者を切換えるバルブがあり、排水路の端が切換えバルブの水位より下にある。そのため、操作手段が床面にあり、足で操作してもサイフォンの原理により、排水は逆流せずスムーズに流れることを示す。
これにより電力を使用せず、且つ水道水圧を用いて開閉する為、従来の手動レバー式よりコンパクトに収まり、手動取っ手式より軽く、ボタン操作で対応できる。
更に洗い物で手が塞がっている場合、コンタクト装着時などで衛生上レバーに触りたくない場合などの状況下では、止水できず必要以上に水道水を使用している。
その場合、足で操作できると利便性が上がるが、洗面所などの足元に従来の非電動式装置を設置すると大型化し障害物になる。又電動センサー式ではこまめに止水しても待機電源を使用し環境には優しくない。上記の場合に利便性向上と環境への配慮を両立することを特徴とする装置を提供できる。
その場合、足で操作できると利便性が上がるが、洗面所などの足元に従来の非電動式装置を設置すると大型化し障害物になる。又電動センサー式ではこまめに止水しても待機電源を使用し環境には優しくない。上記の場合に利便性向上と環境への配慮を両立することを特徴とする装置を提供できる。
以下本発明の実施の形態を図1〜図11に基付いて説明する。
図1において、水道水圧を保持した水道水が水道管を通り、操作手段である足踏み式シリンダー1へ到達する。そこでシリンダー1のペダル5を踏破することによりピストンロッド7がバルブボディー本体を通じスプリング6を圧縮し水道水を通過させる。
その水道水は水動水圧を保持した状態で、操作手段であるシリンダー2へ到達する。そこで水道水圧によりピストンロッド9がバルブボディー本体を通じスプリング8を圧縮し水道水を通過させる。
その水道水は水動水圧を保持した状態で、動作手段であるシリンダー3へ到達する。そこで水道水圧によりケレップ12と連結しているピストン10がシリンダーチューブを通じスプリング11を圧縮し蛇口4が開くことにより蛇口4と連結した水道管よりの水道水が流れる。
図1において、水道水圧を保持した水道水が水道管を通り、操作手段である足踏み式シリンダー1へ到達する。そこでシリンダー1のペダル5を踏破することによりピストンロッド7がバルブボディー本体を通じスプリング6を圧縮し水道水を通過させる。
その水道水は水動水圧を保持した状態で、操作手段であるシリンダー2へ到達する。そこで水道水圧によりピストンロッド9がバルブボディー本体を通じスプリング8を圧縮し水道水を通過させる。
その水道水は水動水圧を保持した状態で、動作手段であるシリンダー3へ到達する。そこで水道水圧によりケレップ12と連結しているピストン10がシリンダーチューブを通じスプリング11を圧縮し蛇口4が開くことにより蛇口4と連結した水道管よりの水道水が流れる。
図2において、図1の制御手段と動作手段が一体化された形態を示す。操作手段であるシリンダー1よりの水道水は制御手段であり、直接動作手段でもあるシリンダー2を蛇口として流れる。
図3において、ピストン有効面積を比較している。本来図1では動作手段であるシリンダー3のピストン直径D10、ピストンロッド直径D15とすると有効面積:S3=(D10^2−D15^2)*π/4となり、同様に操作手段であるシリンダー1の有効面積:S1=(D31^2−D7^2)*π/4となる。よって水道水圧によりS3/S1倍止水力が増幅される。
図2では同様に操作手段であるシリンダー2の有効面積:S2=(D32^2−D9^2)*π/4となり、水道水圧によりS2/S1倍止水力が増幅される。
図2では同様に操作手段であるシリンダー2の有効面積:S2=(D32^2−D9^2)*π/4となり、水道水圧によりS2/S1倍止水力が増幅される。
図4は操作手段であるシリンダー1にディテントスプリングが付いた手動操作シリンダー取付け例で、放水時にて固定できることを示す。
図5は図4がボタン式になった取付け例を示す。
図6は図4がペダル式となり、リターンスプリングではなくラッチになった取付け例で、放水時にて固定できることを示す。
図7は図4がペダル式となった取付け例を示す。
図8は図2におけるがシリンダー1の給排水切換え部であるピストン31と排水路端部34の水位に対する位置関係を示す。端部34はピストン31より下にあり、サイフォンの原理により途中水位が高くなっても端部が低ければスムーズな排水ができることを示す。
図9は作動手段であるシリンダー3のリターン用スプリング11を省略する為、シリンダーのポート数を増やし対応した取付け例を示す。
図10は従来の手動レバー式取付け例を示す。
図11は従来の手動取っ手式取付け例を示す。
図12は従来の電動センサー式取付け例を示す。
図10は従来の手動レバー式取付け例を示す。
図11は従来の手動取っ手式取付け例を示す。
図12は従来の電動センサー式取付け例を示す。
環境を考慮し且つ利便性を向上させた水道水開閉装置を提供できると考える。
利便性が向上すれば洗いものだけでなく、幼児、高齢者の締め付け力不足による水漏れ防止にも有効と考える。
利便性が向上すれば洗いものだけでなく、幼児、高齢者の締め付け力不足による水漏れ防止にも有効と考える。
1 シリンダー
2 シリンダー
3 シリンダー
4 蛇口
5 ベダル
6 スプリング
7 ピストンロッド
8 スプリング
9 ピストンロッド
10 ピストン
11 スプリング
12 ケレップ
13 洗面台
15 ピストンロッド
21 ディテント付ペダル式シリンダー
22 ラッチ付ペダル式シリンダー
23 ディテント付ボタン式シリンダー
24 ディテント付手動式シリンダー
31 ピストン
32 ピストン
33 床面
34 排水溝端部
2 シリンダー
3 シリンダー
4 蛇口
5 ベダル
6 スプリング
7 ピストンロッド
8 スプリング
9 ピストンロッド
10 ピストン
11 スプリング
12 ケレップ
13 洗面台
15 ピストンロッド
21 ディテント付ペダル式シリンダー
22 ラッチ付ペダル式シリンダー
23 ディテント付ボタン式シリンダー
24 ディテント付手動式シリンダー
31 ピストン
32 ピストン
33 床面
34 排水溝端部
Claims (3)
- 水道管部へ開閉可能に配設された水道栓開閉装置において、
水道管部と接続され、水道水の流れを制御する制御手段と、
操縦者の操作により止水指示位置と放水指示位置とに選択的に位置変換自在な、前記制御手段を切換える操作手段と、
該操作手段と前記水道管部との間に配置される動作手段とを備え、
該動作手段は水道管部を開閉する栓部を備え、該栓部は流路に対し、止水位置と放水位置とに選択的に位置変換自在とされており、
操縦者の操作により、前記操作手段が止水指示位置から放水指示位置に位置変換されると、前記水道管部と接続された前記制御手段が水道水圧により前記動作手段と連動し、該動作手段に備わった前記栓部が止水位置から放水位置へ位置変換し放水するものであることを特徴とする水道栓開閉装置。 - 前記操作手段は、流体の圧力が加わるピストンを具備するシリンダーを有し、且つ前記制御手段も、流体の圧力が加わるピストンを具備するシリンダーを有し、前記操作用ピストンの流体圧力が加わる有効面積が前記制御用ピストンの流体圧力が加わる有効面積より小さいことを特徴とする請求項1の水道管開閉装置。
- 前記操作手段は給水路と排水路と前記給水路と前記排水路を切換える切換えシリンダーをし、前記排水路端部の水位が前切換えバルブの水位より下であることを特徴とする請求項1の水道管開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016072850A JP2017166302A (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 水道栓開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016072850A JP2017166302A (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 水道栓開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017166302A true JP2017166302A (ja) | 2017-09-21 |
Family
ID=59913087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016072850A Pending JP2017166302A (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 水道栓開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017166302A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108589844A (zh) * | 2018-05-12 | 2018-09-28 | 曹瑾 | 一种卫生洁具节水装置 |
CN111501919A (zh) * | 2020-04-23 | 2020-08-07 | 中国人民解放军陆军军医大学第一附属医院 | 一种外科手术专用的计时洗手装置 |
-
2016
- 2016-03-14 JP JP2016072850A patent/JP2017166302A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108589844A (zh) * | 2018-05-12 | 2018-09-28 | 曹瑾 | 一种卫生洁具节水装置 |
CN108589844B (zh) * | 2018-05-12 | 2020-07-14 | 嘉兴市瑞鑫塑业有限公司 | 一种卫生洁具节水装置 |
CN111501919A (zh) * | 2020-04-23 | 2020-08-07 | 中国人民解放军陆军军医大学第一附属医院 | 一种外科手术专用的计时洗手装置 |
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