JP2017162041A - 予測予約装置、予測予約方法および予測予約プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】早期のリクエストを行わなくても、好みのレストラン等の予約を行うことができる予測予約装置、予測予約方法および予測予約プログラムを提供すること。【解決手段】予約を受け付ける予約受付サービスを管理する予測予約装置1において、少なくとも、予約受付サービスを利用したときの行動履歴に基づいて、予約内容を予測する需要予測部11と、予約内容に基づいて、予約を指示する予約指示部12と、を備える。予約の対象はレストランに限られず、ホテル、飛行機、遊園地等の予約の対象になり得るものすべてが対象である。【選択図】図1
Description
本発明は、各種の商品およびサービスを予約する予測予約装置、予測予約方法および予測予約プログラムに関する。
現在、レストランの座席および料理、飛行機の座席、ホテルの客室等を予約するための手段が様々提供されている。例えば、特許文献1に示す手段によれば、利用者は、予約サイトにアクセスし、エリア、食事のジャンル、日時、予算などを選択することにより、選択に応じたレストランの情報を取得し、好みのレストランを予約することができる。
レストラン等の予約は、一般的に、早い者勝ちになるので、利用者は、予約日から時間的に余裕をもって予約のリクエストを行う必要がある。また、人気店になればなるほど、予約が取りづらくなり、早期に予約のリクエストを行うことが求められる。なお、予約のリクエストは、直接店舗に電話連絡したり、特許文献1のような予約サイトにアクセスして必要な操作によって実行される。
例えば、利用者が旅先においてレストラン等を利用する場合、旅行の日程を決めた後に、レストラン等の予約のリクエストを行うため、早期のリクエストが難しい場合がある。そうすると、旅先などにおいて、予約のリクエスト行うことができず、好みのレストラン等を利用できない可能性がある。
本発明では、早期のリクエストを行わなくても、好みのレストラン等の予約を行うことができる予測予約装置、予測予約方法および予測予約プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様における予測予約装置は、予約を受け付ける予約受付サービスを管理する予測予約装置において、少なくとも、予約受付サービスを利用したときの行動履歴に基づいて、予約内容を予測する需要予測部と、予約内容に基づいて、予約を指示する予約指示部と、を備える。
また、本発明の一態様における予測予約装置では、予約受付サービスは、海外旅行者(外国から日本へ旅行するインバウンドだけでなく、外国へ旅行する日本人も含む)向けのサービスであって、需要予測部は、少なくとも、予約受付サービスを利用したときの行動履歴に基づいて、外国人が日本に訪れる時期と、日本に訪れたときの予約内容を予測する構成でもよい。
また、本発明の一態様における予測予約装置では、予約受付サービスを利用して利用者端末から予約を受け付ける予約受付部と、予約受付部により受け付けた予約の情報と、予約指示部によって予約されていた情報とが一致した場合に、利用者端末に対して予約の完了を通知する予約通知部とを備える構成でもよい。
また、本発明の一態様における予測予約装置では、予約受付部により受け付けた予約の情報と、予約指示部によって予約されていた情報とが異なる場合に、異なる情報に基づいて、予約指示部により指示されていた予約の修正を指示する修正指示部を備え、予約通知部は、予約の修正が完了した場合に、利用者端末に対して予約の完了を通知する構成でもよい。
また、本発明の一態様における予測予約装置では、予約指示部により予約が指示された日から第1期間が過ぎても、または、予約が指示された日から第2期間前までに、予約受付部により予約を受け付けなかった場合、予約指示部により指示されていた予約のキャンセルを指示するキャンセル指示部を備える構成でもよい。
また、本発明の一態様における予測予約装置では、予約内容は、予約対象となる店舗を含むエリアの情報であってもよい。
上記目的を達成するために、本発明の一態様における予測予約方法は、予約を受け付ける予約受付サービスを管理する予測予約方法において、少なくとも、予約受付サービスを利用したときの行動履歴に基づいて、予約内容を予測する需要予測工程と、予約内容に基づいて、予約を指示する予約指示工程と、を備える。
上記目的を達成するために、本発明の一態様における予測予約プログラムは、予約を受け付ける予約受付サービスを管理する予測予約プログラムにおいて、少なくとも、予約受付サービスを利用したときの行動履歴に基づいて、予約内容を予測する需要予測工程と、予約内容に基づいて、予約を指示する予約指示工程と、をコンピュータによって実現するためのものである。
本発明によれば、早期のリクエストを行わなくても、好みのレストラン等の予約を行うことができる。
以下、本発明の実施形態に係る予測予約装置、予測予約方法および予測予約プログラムについて図面を参照しながら説明する。なお、実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。
なお、以下では、一例としてレストランの予約を行う予測予約装置の構成と動作について説明するが、予約の対象は、レストランに限られず、ホテル、飛行機、遊園地等の予約の対象になり得るものすべてが対象である。
予測予約装置1は、レストランなどの予約を受け付ける予約受付サービスを管理する装置である。予約受付サービスとは、Webサービスによって提供されるサービス、または、アプリケーションによって提供されるサービスである。Webサービスによって提供される場合には、ユーザは、例えば、Webブラウザにより専用の予約サイトにアクセスし、レストランなどの予約を行うことができる。アプリケーションによって提供される場合には、ユーザは、例えば、所定のアプリケーションを利用することにより、レストランなどの予約を行うことができる。また、予約受付サービスでは、エリア、食事のジャンル、日時、予算など必要な情報を選択または入力することにより、レストランの予約をリクエストすることができる。
予測予約装置1は、図1に示すように、少なくとも、予約受付サービスを利用したときの行動履歴に基づいて、予約内容を予測する需要予測部11と、予約内容に基づいて、予約を指示する予約指示部12と、を備える。図1に示す例では、利用者端末2が1台で示されているが、実際には数千万台以上の端末を想定している。また、予約内容は、予約対象となる店舗を含むエリアを含む概念である。例えば、予約指示部12は、予約内容が「新橋方面の和食」である場合、当該内容に基づいて、当該エリアに含まれる一または複数の店舗に対して予約を指示する。図1に示す例では、店舗3が1店だけで示されているが、実際には数千店以上の店舗を想定している。なお、店舗3とは、店舗そのもの、または、店舗側の端末装置を意味している。なお、以下では、予約受付サービスとして、Webサービスによって提供される予約サイトを利用する場合を想定して説明する。
需要予測部11は、人工知能としての機能を発揮し、例えば、図2に示すテーブル(いわゆる、ビッグデータ)を分析し、学習を繰り返しながら需要予測を行う。例えば、需要予測部11は、図2に示すテーブルを参照し、ある期間のユーザの行動履歴(サイト内の店舗ページに対するアクセス状況など)を入力情報とし、翌期間に実際に店舗に予約された結果を正解情報として教師データを生成する。需要予測部11は、ディープラーニング等の手法を用いて教師データによる機械学習を繰り返し、需要予測(例えば、n週間後にm人のユーザがA店舗に予約すると予測)する。なお、需要予測部11は、教師付き学習ではなく、教師なし学習などにより需要予測を行ってもよい。また、図2に示すテーブルは、人物情報、アクセス元情報、サイト内行動履歴、予約入力情報、予約時情報、レストラン情報、レストラン予約情報、コース情報、コース予約情報により構成されているが、これは、一例であって、上述以外でもよい。
ここで、テーブルの各項目について説明する。人物情報は、予約サイトにおいてユーザ登録をした際に入力された情報に基づくものであり、例えば、生年月日、国籍などの情報が含まれている。アクセス元情報は、利用者端末が予約サイトにアクセスしたときに得られる情報であり、例えば、利用者端末が置かれている地域、利用者端末の情報としてのデバイスなどの情報が含まれている。
サイト内行動履歴は、予約サイトに対するアクセス解析を行うことにより得られる情報であり、例えば、訪問ページ、訪問ページ数、訪問回数などの情報が含まれている。また、サイト内行動履歴には、実際の予約に至らなかったが利用者がサイト内でどのように行動したのかを示す行動履歴などの情報も含まれている。
予約入力情報は、利用者が予約サイトを利用して実際に行った予約のリクエストの内容を示す情報であり、例えば、人数、日付、時間、レストランなどの情報が含まれている。予約時情報は、予約についての情報であり、例えば、新規の予約、再予約、予約回数などの情報が含まれている。予約後は、予約した後の情報であり、例えば、キャンセルした場合におけるキャンセル率、レストランを利用した後の感想(レビュー)などの情報が含まれている。
レストラン情報は、レストランのホームページなどから収集した情報であり、例えば、店名、料理のジャンル、住所、営業時間などの情報が含まれている。なお、レストラン情報には、直接レストランから取得した情報(コース情報等)が含まれてもよい。レストラン予約情報は、レストランの実績を示す情報であり、例えば、予約成約率、混雑具合、予約回数などの情報が含まれている。コース情報は、レストランに用意されているコースの情報であり、例えば、コースのジャンル、メニュー、食材などの情報が含まれている。コース予約情報は、コースの予約を示す情報であり、例えば、予約回数などの情報が含まれている。
需要予測部11は、図2に示すテーブルを参照して、ある時期にある人たちがある地域に移動(旅行)することを予測し、また、その地域の店舗に対してどのような条件で予約するのかという予約内容を予測する。予約指示部12は、予約内容に基づいて、予約を指示する。例えば、予約指示部12は、直接店舗3に電話をかけることにより予約を指示してもよいし、店舗3が提供している予約システムを利用して予約を指示してもよいし、店舗3に独自の予約台帳システムを導入し、当該予約台帳システムを利用して予約を指示してもよいし、店舗3が利用する予約システムを利用して予約を指示してもよいし、代行会社に依頼して予約を指示してもよい。
このような構成によれば、予測予約装置1は、利用者が店舗に対して実際に予約のリクエストを行う前に、利用者が予約のリクエストを行うであろう店舗を予測して予約を行うことができるので、利用者自身が早期のリクエストを行わなくても、好みのレストランの予約を行うことができる。なお、需要予測部11は、格付け会社の評価など、外部から取得できる情報も考慮して需要を予測する構成でもよい。また、需要予測部11は、利用者端末2のGPS情報(経度および緯度情報)に基づいて、実際に訪問した店舗と訪問した時間を特定し、当該特定した情報も考慮して需要を予測する構成でもよい。例えば、利用者端末2には、予約受付サービスを提供するアプリケーションがダウンロードされており、当該アプリケーションがバックグラウンドで常駐していれば、GPS情報を予想予約装置1に送信することができる。
ここで、外国人が日本に旅行をする場合、現地人である日本人に比べてレストランを予約するタイミングが遅くなりがちになる。そこで、予測予約装置1は、外国人利用者自身が早期の予約のリクエストを行わなくても、好みのレストランの予約ができる仕組みを提供する。
予約受付サービスの一形態である予約サイトは、例えば、海外旅行者向けのサイトである。予約サイトは、中国語、英語、韓国語等に対応した内容になっている。なお、予約サイトは、単にレストランの予約だけでなく、レストラン情報を広く提供するサイトであってもよい。予約サイトでは、予約ができないレストランや店舗(ラーメン店など)の情報も扱っており、アクセスしてきた利用者に対して、各種の情報(レストランの所在地、メニュー、クーポン券などの情報)を提供することもできる。よって、当該予約サイトは、レストランの予約だけに限らず、食に関するあらゆる情報を提供するサイトである。
需要予測部11は、少なくとも、予約サイト内の行動履歴(予約受付サービスを利用したときの行動履歴)に基づいて、外国人が日本に訪れる時期と、日本に訪れたときの予約内容を予測する構成でもよい。
例えば、需要予測部11は、図2に示すテーブルに基づいて解析を行い、数千人の中国人が春節(旧暦の正月)に築地を訪れ、寿司を食べるだろうという予測を行い、さらに、予約を行うであろう複数の寿司店を予測する。予約指示部12は、需要予測部11により予測された複数の寿司店に対して予約を指示する。
このような構成によれば、予測予約装置1は、外国人利用者が店舗に対して実際に予約のリクエストを行う前に、店舗の予約を指示することができるので、外国人利用者自身が早期のリクエストを行わなくても、好みのレストランの予約を行うことができる。
予測予約装置1は、図1に示すように、予約受付サービスの一形態である予約サイトを利用して利用者端末2から予約を受け付ける予約受付部13と、予約受付部13により受け付けた予約の情報(以下、利用者予約情報という。)と、予約指示部12によって予約されていた情報(後述するレストラン予約情報)とが一致した場合に、利用者端末2に対して予約の完了を通知する予約通知部14とを備える構成でもよい。
例えば、予約指示部12は、予約を指示し、予約がレストランによって受け付けられた場合、レストラン、日時、人数などを関連付けてレストラン予約情報として予約完了リストに登録する。予約完了リストには、複数のレストラン予約情報が登録されている。
予約通知部14は、予約受付部13により予約が受け付けられた場合、利用者予約情報に基づいて、予約完了リストを参照し、一致するレストラン予約情報を抽出する。予約通知部14は、抽出したレストラン予約情報を利用者端末2の所有者に割り当て、利用者端末2に対して予約の完了を通知する。また、予約通知部14は、予約完了リストに対して割り当て完了の処理を行う。割り当て完了の処理とは、例えば、レストラン予約情報に関連付けられている割り当て完了項目にチェックを入れる処理である。当該処理が行われたレストラン予約情報は、他に割り当てられることはない。
また、予約通知部14は、一致するレストラン予約情報を複数個抽出した場合には、例えば、図2に示すテーブルの「予約後」の項目のレビューの情報などに基づいて、評価の高いレストランのレストラン予約情報を優先的に割り当てる構成でもよい。
このような構成によれば、予測予約装置1は、利用者が店舗に対して実際に予約のリクエストを行う前に、予約の指示を行うことができるので、その後に実際に予約のリクエストを受け付けたときに、ストックしてあったレストランを利用者に割り当てることができ、利用者自身が早期のリクエストを行わなくても、好みのレストランの予約を行うことができる。
また、予約通知部14は、利用者予約情報に基づいて、予約完了リストを参照し、一致するレストラン予約情報を抽出できなかった場合には、例えば、利用者予約情報に基づいて、類似する条件のレストランを抽出し、抽出したレストランを利用者に勧めるレコメンド機能を有する構成でもよい。このような構成の場合、予測予約装置1は、レコメンドしたレストラン情報を他の利用者に割り当てないように所定期間待ち、所定期間内に利用者端末2からレコメンドしたレストランの予約を受け付けた場合には、当該利用者端末2の利用者にレコメンドしたレストラン情報を割り当て、予約通知14を介して、利用者端末2に対して予約の完了を通知する。
予測予約装置1は、図1に示すように、予約受付部13により受け付けた予約の情報と、予約指示部12によって予約されていた情報とが異なる場合に、異なる情報に基づいて、予約指示部12により指示されていた予約の修正を指示する修正指示部15を備える構成でもよい。予約通知部14は、予約の修正が完了した場合に、利用者端末2に対して予約の完了を通知する。
具体的には、修正指示部15は、予約受付部13により予約が受け付けられた場合、当該予約の情報(以下、利用者予約情報という。)に基づいて、予約完了リストを参照し、レストラン予約情報を抽出する。なお、利用者予約情報と抽出したレストラン予約情報とは、レストランと予約時間は一致しているが、人数や料理のコースが異なる場合や、予約時間が若干異なる場合を想定している。
修正指示部15は、予約指示部12により指示されていた予約の修正を指示する。なお、修正指示部15は、予約の修正が可能な場合には、予約の修正を行い、予約の修正ができない場合には、利用者予約情報に基づいて新規に予約を行う構成でもよい。予約通知部14は、予約の修正または利用者予約情報に基づいて新規の予約が完了した場合、利用者端末2に対して予約の完了を通知する。
このような構成によれば、予測予約装置1は、利用者が店舗に対して実際に予約のリクエストを行う前に、予約の指示を行い、その後に実際に予約のリクエストを受け付けたときに、予約の修正を指示することができ、利用者自身が早期のリクエストを行わなくても、好みのレストランの予約を行うことができる。
なお、上述では、予約の修正を行う場合について説明したが、これに限られず、予約情報の追加でもよい。例えば、修正指示部15は、予約指示部12によって予約されていた内容に人数が含まれていなかった場合において、利用者予約情報に含まれている人数に関する情報を追加するように修正の指示を行う。
予測予約装置1は、図1に示すように、予約指示部12により予約が指示された日から第1期間が過ぎても、または、予約が指示された日から第2期間前までに、予約受付部13により予約を受け付けなかった場合、予約指示部12により指示されていた予約のキャンセルを指示するキャンセル指示部16を備える構成でもよい。
例えば、予約指示部12は、2〜3ケ月前に予約を指示する。キャンセル指示部16は、予約を指示した日から第1期間(例えば、1ヶ月)を過ぎた場合、または、予約が指示された日から第2期間前(例えば、1週間前)までに、予約受付部13により予約を受け付けなかった場合、予約のキャンセルを指示する。なお、第1期間は、1ケ月に限らず、1ケ月半などでもよい。また、第2期間は、1週間に限られず、5日などでもよい。
また、予約指示部12は、予約のキャンセルを指示した場合、予約完了リストからキャンセルしたレストラン予約情報を削除する。
このような構成によれば、予測予約装置1は、予約の状態を長引かせたり、キャンセルするタイミングの遅れによる店舗側の不利益を回避することができる。
ここで、予想どおりに予約が完了した場合における予測予約装置1、利用者端末2および店舗3の動作について、図3に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。
ステップS1において、需要予測部11は、ある時期にある人たちがある地域に移動(旅行)することを予測し、また、どのような条件で予約するのかを予測する。
ステップS2において、予約指示部12は、予約内容に基づいて、予約を指示する。
ステップS3において、予約を受け付けた店舗3は、予約処理を行い、予約処理が完了したことを予測予約装置1に通知する。
ステップS4において、予約指示部12は、予約が完了したことを通知された場合、予約した情報を予約完了リストに登録する。
ステップS5において、利用者端末2は、予約サイトを利用して予約のリクエストを行う。
ステップS6において、予約受付部13は、予約サイトを利用して利用者端末2から予約を受け付ける。
ステップS7において、予約通知部14は、予約受付部13により受け付けた予約の情報と、予約指示部12によって予約されていた情報とが一致した場合に、予約を確定し、利用者端末2に対して予約の完了を通知する。
このようにして、予測予約装置1は、利用者が店舗に対して実際に予約のリクエストを行う前に、予約の指示を行い、その後に実際に予約のリクエストを受け付けたときに、ストックしてあったレストランを利用者に割り当てることができるので、利用者自身が早期のリクエストを行わなくても、好みのレストランの予約を行うことができる。
つぎに、予想どおりに利用者から予約が入ったが、予約の修正が生じた場合における予測予約装置1、利用者端末2および店舗3の動作について、図4に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。なお、ステップS11からステップS16までの各工程は、上述したステップS1からステップS6までの各工程と同様であるため、説明を割愛する。
ステップS17において、修正指示部15は、予約受付部13により受け付けた予約の情報と、予約指示部12によって予約されていた情報が異なる場合に、異なる情報に基づいて、予約指示部12により指示されていた予約の修正を指示する。
ステップS18において、予約を受け付けていた店舗3は、予約の修正の処理を行い、修正の処理が完了したことを予測予約装置1に通知する。
ステップS19において、予約通知部14は、利用者端末2に対して予約の完了を通知する。
このような構成によれば、予測予約装置1は、利用者が店舗に対して実際に予約のリクエストを行う前に、予約の指示を行い、その後に実際に予約のリクエストを受け付けたときに、ストックしてあったレストランの予約条件を修正することができるので、利用者自身が早期のリクエストを行わなくても、好みのレストランの予約を行うことができる。
つぎに、予約が入らなかった場合における予測予約装置1、利用者端末2および店舗3の動作について、図5に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。なお、ステップS21からステップS24までの各工程は、上述したステップS1からステップS4までの各工程と同様であるため、説明を割愛する。
ステップS25において、キャンセル指示部16は、予約指示部12により予約が指示された日から第1期間が過ぎても、または、予約が指示された日から第2期間前までに、予約受付部13により予約を受け付けなかった場合、予約指示部12により指示されていた予約のキャンセルを指示する。
ステップS26において、予約を受け付けていた店舗3は、キャンセルを行った場合、キャンセルが完了した旨を予測予約装置1に通知する。
ステップS27において、予約指示部12は、予約がキャンセルされた場合、予約完了リストからキャンセルしたレストラン予約情報を削除する。
このような構成によれば、予測予約装置1は、予約の状態を長引かせたり、キャンセルするタイミングの遅れによる店舗側の不利益を回避することができる。
また、本実施例では、主に、早期のリクエストを行わなくても、好みのレストラン等の予約を行うことができる予測予約装置1の構成と動作について説明したが、これに限られず、各構成要素を備え、早期のリクエストを行わなくても、好みのレストラン等の予約を行うための方法、およびプログラムとして構成されてもよい。
さらに、予測予約装置1を構成する各機能を実現するためのプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、指示することによって実現してもよい。
具体的には、当該プログラムは、予約を受け付ける予約受付サービスを管理する予測予約プログラムにおいて、少なくとも、予約受付サービスを利用したときの行動履歴に基づいて、予約内容を予測する需要予測工程と、予約内容に基づいて、予約を指示する予約指示工程と、をコンピュータによって実現するための予測予約プログラムである。
さらに、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでもよい。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
1 予測予約装置、2 利用者端末、3 店舗、11 需要予測部、12 予約指示部、13 予約受付部、14 予約通知部、15 修正指示部、16 キャンセル指示部。
Claims (8)
- 予約を受け付ける予約受付サービスを管理する予測予約装置において、
少なくとも、前記予約受付サービスを利用したときの行動履歴に基づいて、予約内容を予測する需要予測部と、
前記予約内容に基づいて、予約を指示する予約指示部と、を備える予測予約装置。 - 前記予約受付サービスは、海外旅行者向けのサービスであって、
前記需要予測部は、少なくとも、前記予約受付サービスを利用したときの行動履歴に基づいて、旅行先に訪れる時期と、旅行先に訪れたときの予約内容を予測する請求項1記載の予測予約装置。 - 前記予約受付サービスを利用して利用者端末から予約を受け付ける予約受付部と、
前記予約受付部により受け付けた予約の情報と、前記予約指示部によって予約されていた情報とが一致した場合に、前記利用者端末に対して予約の完了を通知する予約通知部とを備える請求項1または2記載の予測予約装置。 - 前記予約受付部により受け付けた予約の情報と、前記予約指示部によって予約されていた情報とが異なる場合に、異なる情報に基づいて、前記予約指示部により指示されていた予約の修正を指示する修正指示部を備え、
前記予約通知部は、予約の修正が完了した場合に、前記利用者端末に対して予約の完了を通知する請求項3記載の予測予約装置。 - 前記予約指示部により予約が指示された日から第1期間が過ぎても、または、予約が指示された日から第2期間前までに、前記予約受付部により予約を受け付けなかった場合、前記予約指示部により指示されていた予約のキャンセルを指示するキャンセル指示部を備える請求項1から4のいずれか一項に記載の予測予約装置。
- 前記予約内容は、予約対象となる店舗を含むエリアの情報である請求項1から5のいずれか一項に記載の予測予約装置。
- 予約を受け付ける予約受付サービスを管理する予測予約方法において、
少なくとも、前記予約受付サービスを利用したときの行動履歴に基づいて、予約内容を予測する需要予測工程と、
前記予約内容に基づいて、予約を指示する予約指示工程と、を備える予測予約方法。 - 予約を受け付ける予約受付サービスを管理する予測予約プログラムにおいて、
少なくとも、前記予約受付サービスを利用したときの行動履歴に基づいて、予約内容を予測する需要予測工程と、
前記予約内容に基づいて、予約を指示する予約指示工程と、をコンピュータによって実現するための予測予約プログラム。
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