JP2017162027A - 注文入力装置および注文入力方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(2)または(3)によれば、画像認識された結果のアバター候補の中から、操作者が最も似ていると思えるアバターが選択されるため、注文されたメニューの配膳を行うことを容易にすることができる。
(5)によれば、操作者は、この表示結果を見て、注文を客に確認したり、再度、注文を取り直すことができる。
(7)によれば、同じメニューが複数個、注文された場合であっても、注文した客のアバター毎に注文それぞれを対応付けることができるので、配膳を行うことと個別の会計を行うことを容易にすることができる。
ブロードバンドルータ41は、インターネット2と有線ネットワーク48との異なるネットワーク同士を相互接続するネットワーク機器であり、POS42、および注文管理装置43をインターネット2へ接続するルータである。
また、注文管理装置43は、注文入力装置46からテーブル番号の情報のみを取得したとき、取得したテーブル番号に対応するシルエット画像を、無線ネットワーク49を介して注文入力装置46へ送信する。また、注文管理装置43は、取得した注文データに基づきPOSデータを生成し、生成したPOSデータを、有線ネットワーク48を介してPOS42へ送信する。
まず、注文入力装置46の外観について説明する。
図2は、本実施形態に係る注文入力装置46の外観を示す図である。図2に示すように、注文入力装置46は、開閉可能な構造を有する。
注文入力装置46が開状態では、符号g1の領域の画像に示すように、例えば内側の左前面の表示部465上にタッチパネル部463が配置されている。また、注文入力装置46が開状態では、符号g1の領域の画像に示すように、例えば内側の右全面にダイレクトキー入力部464が配置されている。
また、注文入力装置46が閉状態では、内側の左右の面同士が対面している。符号g2の領域の画像に示すように、注文入力装置46の外側の例えば裏面には、例えば上部にカメラ471(撮像部)とマイク472(音響信号取得部)が配置されている。
図3は、本実施形態に係る注文入力装置46の概略構成を示すブロック図である。図3に示すように注文入力装置46は、通信部461、非接触近距離無線通信部462、タッチパネル部463(入力部)、ダイレクトキー入力部464(入力部)、表示部465、CPU(中央演算装置)466(制御部)、ROM467(記憶部)、RAM468(記憶部)、記憶装置469(記憶部)、音出力部470、カメラ471(撮像部)、およびマイク472(音響信号取得部)を備えている。通信部461、非接触近距離無線通信部462、タッチパネル部463、ダイレクトキー入力部464、表示部465、CPU466、ROM467、RAM468、記憶装置469、音出力部470、カメラ471、およびマイク472は、バス473を介して接続されている。
ダイレクトキー入力部464は、図2に示したように複数のスイッチを備える。複数のスイッチは、料理毎のボタン、テーブル番号や人数や注文数を入力する数字ボタン等を備えている。ダイレクトキー入力部464は、従業員が操作したキーを検出し、検出したキーを示す情報をCPU466に出力する。
表示部465は、CPU466の制御に応じて各種情報を表示する。表示部465は、例えば液晶パネル、または有機ELパネルである。
さらに、CPU466は、タッチパネル部463またはダイレクトキー入力部464を従業員が操作した結果に応じて、またはマイク472が収音した客の音声信号を音源定位および音声認識した結果に応じて、注文データを生成する。CPU466は、生成した注文データのうち、料理名とその個数を、その料理を注文した客に対応するアバターに対応付けて表示部465上に表示する。なお、CPU466は、表示部465上に表示するシルエット画像、客毎に対応するアバター、客毎の注文内容(料理名、個数、料金等)を、無線ネットワーク49を介して注文管理装置43へ送信する。
RAM468は、CPU466が用いる情報を一時的に記憶する。RAM468は、注文データを記憶する。また、RAM468は、テーブル番号を含む領域の映像の特徴量、アバター候補テーブル、人の顔の特徴量、口を含む領域の特徴量等を予め記憶する。なお、ROM467がアバター候補テーブルを記憶している場合、CPU466は、ROM467が記憶するアバター候補テーブルを読み出し、読み出したアバター候補テーブルをRAM468に格納するようにしてもよい。
カメラ471は、タッチパネル部463またはダイレクトキー入力部464を従業員が操作した結果に応じて画像を撮像し、撮像した画像をCPU466へ出力する。
マイク472は、マイクロフォンである。マイク472は、タッチパネル部463またはダイレクトキー入力部464の従業員の操作に応じて音響信号を収音し、収音した音響信号をCPU466へ出力する。なお、発言した客の特定を行う場合、マイク472は、複数のマイクロフォンからなるマイクロフォンアレイである。
なお、カメラ471およびマイク472は、注文入力装置46の外部に設けられ、有線または無線によって接続されていてもよい。
図4は、本実施形態に係るROM467が記憶するプログラム領域の構成例を示す図である。図4の符号g10に示すように、ROM467は、プログラム格納領域g11を備える。また、プログラム格納領域g11は、制御プログラムを記憶する領域であり、注文入力プログラムg13、音声入力認識プログラムg14、画像撮像・格納プログラムg15、画像特徴演算プログラムg16、画像特徴比較プログラムg17、および注文・画像リンクプログラムg18の各プログラムを格納する領域を備える。
音声入力認識プログラムg14は、マイク472が集音した音声信号に対して周知の手法を用いて音声認識を行い、音声認識した結果を注文データとして記憶装置469への格納を行うプログラムである。
画像撮像・格納プログラムg15は、カメラ471を操作して撮像を行い、撮像した画像を記憶装置469への格納を行うプログラムである。
CPU466は、カメラ471を制御して、オーダー入力時にテーブルに備え付けたプレートに記載されたテーブル番号を含む映像を撮像する。CPU466は、カメラ471が撮像したテーブルの映像データと、RAM468に予め記憶されているそれぞれのテーブル映像データとを、例えばパターンマッチングの手法で比較することで、テーブル番号を推定する。
図5は、本実施形態に係るRAM468が記憶する情報の構成例を示す図である。図5の符号g61に示すように、RAM468の記憶領域は、プログラム動作領域g62、プログラム動作用データ領域g63、注文データ格納領域g64、およびプログラム動作用スタック領域g65を備える。
プログラム動作用データ領域g63は、ROM467が格納している各種プログラムの実行の際にデータが配置されて使用される領域である。
プログラム動作用スタック領域g65は、各種プログラムの実行の際に用いられるスタック領域である。
図6は、本実施形態に係る記憶装置469が記憶する情報の構成例を示す図である。図6の符号g66に示すように、記憶装置469は、テーブル情報g67、およびアバター候補テーブルg68を備える。
テーブル情報g67は、テーブル毎に、そのテーブルの椅子に着席可能な人数のシルエット画像を対応付けて記憶する。
アバター候補テーブルg68は、複数のアバターについて、アバター毎に特徴量と画像データが対応つけられているテーブルである。
図7に示すように、アバター候補テーブルg68は、アバター番号に、アバター名、正面画像特徴量、横顔画像特徴量、正面画像データ、強調画像データを対応付けている。
アバター番号は、アバターに付与した番号である。
アバター名は、性別、年代、キャラクタ等を用いてアバターに付与した名称である。アバター名は、例えば「30代お父さんタイプ」であり、同じタイプに対して複数のアバターが用意されている場合は、図8に示すように、例えば「30代お父さん タイプA」、「30代お父さん タイプB」等の名称を付与する。
横顔画像の特徴量は、アバターの横顔の画像の特徴量である。
正面画像データは、アバターの正面画像データである。
強調画像データは、アバターの強調画像データである。なお、強調画像とは、注文をそのアバターに対応する客が行ったときに、注文していることを注文入力装置46の表示部465上に表示する際に用いられる画像である。なお、各画像の使用例については、後述する。
パーツ番号は、アバターのパーツに付与した番号である。
パーツ名は、アバターのパーツの名称であり、例えば帽子、頭髪、眉毛、まつげ、目、メガネ、鼻、耳、鼻ひげ、顎ひげ、ほほ、イヤリング、ネックレス、マスク等である。
横顔特徴量は、パーツ画像の横顔の特徴量である。
正面画像データは、パーツ画像の正面から見た画像データである。
横顔画像データは、パーツ画像の横から見た画像データである。
強調画像データは、パーツ画像の強調の画像データである。
図9は、本実施形態に係るアバターの例を示す図である。
符号g35に示す領域の画像は、「30代サラリーマン タイプB」のアバターの例である。また、「30代サラリーマン タイプB」のアバターは、正面画像g351、横顔画像g352、および強調画像g353それぞれのアバターを含んで構成されている。なお、横顔画像g352は、左側から見た横顔の画像の例を示したが、横顔画像は、右側から見た横顔の画像であってもよい。また、アバター候補テーブルは、左側から見た横顔の画像と、右側から見た横顔の画像のうち少なくとも1つを横顔画像g352として記憶するようにしてもよい。
符号g37に示す領域の画像は、「50代お父さん タイプC」のアバターの例である。また、「50代お父さん タイプC」のアバターは、正面画像g371、横顔画像g372、および強調画像g373それぞれのアバターを含んで構成されている。
図10は、本実施形態に係るアバターのパーツの使用例と表示例を示す図である。符号g39に示す範囲の画像は、「30代サラリーマン タイプC」であり、正面画像g391、横顔画像g392、および強調画像g393それぞれのアバターを含んでいる。
正面画像g396は、正面画像g391の頭髪の画像パーツを交換したアバターの一例である。また、横顔画像g397は、横顔画像g392の頭髪の画像パーツを交換したアバターの一例である。なお、図10では省略しているが、強調画像g393にも頭髪の画像パーツを交換して使用するようにしてもよい。
図11は、本実施形態に係る注文入力装置46の表示部465に表示される画像g101の一例を示す図である。
図11に示すように、表示部465は、画像表示領域g102と操作画像領域g103を備えている。画像表示領域g102には、例えば、カメラ471が撮像した画像や注文、アバター等が表示される。操作画像領域g103には、テンキー等の画像が表示される。なお、表示部465に表示される画像は、注文入力装置46が従業員によって縦長に保持されている状態と、横長に保持されている状態で切り替えて表示するようにしてもよい。この表示切り替えは、従業員がタッチパネル部463またはダイレクトキー入力部464を操作した結果をCPU466が検出して切り替えるようにしてもよい。または、注文入力装置46が加速度センサー(不図示)を備えている場合、CPU466は、この加速度センサーの検出値に基づいて、表示部465の表示を切り替えるようにしてもよい。
図12は、従業員が客から注文の受付を完了したときに画像表示領域g102に表示される画像g20の一例を示す図である。
画像g20に示す例は、12卓のテーブルの椅子に4人が着席している画像である。なお、画像g20は、アバターを客に対応付け、客毎の注文が確定した後の画像である。また、図9と図10に示した例では、アバターとして上半身の画像の例を示したが、アバターは着席している画像であってもよく、撮像した画像にアバターをCPU466が合成するようにしてもよい。
また、符号g31は、例えば第2の客に対応するアバターの画像である。符号g32は、12卓に着席している客の滞在時間を表し、符号g33は、最終にオーダーしてからの経過時間を表している。すなわち、テーブルの椅子に着席している客の滞在時間等を、アバターに対応付けて表示する。なお、従業員は、最後にオーダーした時間、経過時間等を見て、客に水やお茶を出したり、追加の注文を聞きに行ったりするようにしてもよい。
なお、図11に示した例は一例であり、表示部465に表示される情報は、これに限られない。例えば、複数の客によって1つのメニュー(例えば、お刺身盛り合わせ)が注文された場合、CPU466は、カメラ471が撮像した映像からテーブルの特徴量を抽出し、抽出した特徴量に基づいてテーブルを識別するようにしてもよい。例えば、CPU466は、テーブルにアバターを対応付け、テーブルのアバターにこのメニューの注文内容を対応付け、テーブルに吹き出し「お刺身盛り合わせ 1つ」を表示するようにしてもよい。
図13は、本実施形態に係る注文入力の処理のフローチャートである。
(ステップS2)従業員は、注文入力装置46を操作して、客の注文の入力を開始する。
図14は、本実施形態に係るテーブル番号の特定とシルエット表示を示す図である。図15は、本実施形態に係るシルエット画像にアバター候補を重ねて表示した例を示す図である。
図16は、本実施形態に係るアバターの選択とメニューの選択の処理の概略フローチャートである。なお、以下の処理では、図12に示したように、客毎のアバターが決定した後に行われる。
(ステップS102)従業員は、注文入力装置46のタッチパネル部463を操作して、第1の客に対応するアバター(符号g22、「お父さん」のアバター)を、例えばタッチして選択する。
(ステップS104)従業員は、タッチパネル部463またはダイレクトキー入力部464を操作して、第1の客の注文「生ビール」と数量1つを選択または入力する。
符号g61が示す領域の画像は、図16のステップS102で表示部465に表示されている画像g611の一例である。符号g61が示す領域の画像において、従業員は、符号g612が示す領域をタッチすることで、第1の客に対応するアバターを選択する。
符号g62に示す領域の画像は、図16のステップS103において、従業員が「お父さん」のアバターを選択した結果、表示部465に表示される強調画像の一例である。
符号g63に示す領域の画像は、図16のステップS105において、「お父さん」のアバターに注文データ「生ビール 1」を示す吹き出し画像g631を付加した状態の画像の一例である。
図18は、本実施形態に係る音声認識を用いた注文の受付処理例のフローチャートである。
(ステップS202)CPU466は、カメラ471が撮像した画像の特徴量を抽出することで、周知の手法を用いて、第2の客の口が激しく動いた事を検出する。なお、本実施形態において、「口が激しく動いた」とは、例えば、予め複数のしゃべっている時としゃべっていない時の人の映像を撮像し、撮像した映像に基づいて発話している時の特徴量の変化が所定の閾値以上の場合である。この閾値は、例えばROM467が記憶する。
(ステップS204)従業員は、第2の客の注文に応じて、タッチパネル部463またはダイレクトキー入力部464を操作して、第2の客の注文「ラーメン」と数量1つを選択または入力する。
符号g71が示す領域の画像は、表示部465に表示されている画像g711の一例である。符号g71が示す領域の画像において、符号g712が示す領域のアバターが、第2の客に対応する「少年」である。
符号g72に示す領域の画像は、図18のステップS203において、口の動きが検出された結果、表示部465に表示される強調画像の一例である。
符号g73に示す領域の画像は、図18のステップS205において、「少年」のアバターに注文データ「ラーメン 1」を示す吹き出し画像g731を付加した状態の画像の一例である。
なお、上述した例では、第2の客が発話したことを認識した結果が正しい例を説明したが、口の動きを誤認識する場合もあり得る。この場合、従業員が、例えば、発話した客に対応するアバターをタッチパネル部463上でタッチしたことを検出した結果に応じて、CPU466は、発話した客の認識結果を修正するようにしてもよい。例えば、CPU466は、発話した客のアバターが選択されたとき、口が動いたと検出して強調画像を用いて表示したアバターを正面画像または横顔画像に戻し、選択されたアバターを強調画像に切り替えるようにしてもよい。
図20は、本実施形態に係る客が注文した内容を従業員がアバターに対応付けることで、注文を受け付ける処理例のフローチャートである。
(ステップS302)従業員は、タッチパネル部463またはダイレクトキー入力部464を操作して、アバターを選択せずに、客の注文に応じてメニュー(料理名)と料理それぞれの数量を選択または入力する。
(ステップS304)従業員は、フローとしている注文のメニューを、各注文を発した客に対応するアバターにドラッグ&ドロップ等の操作を、タッチパネル部463を操作して行う。
符号g81に示す領域の画像は、表示部465に表示されるテーブルと客を含む画像の一例である。なお、以下の例では、4人の客が、「生ビール」、「ラーメン」、「炒飯」、「八宝菜」を注文した例である。また、客が、例えば「ラーメン」と発した場合、従業員は、注文を「ラーメン」が1つと判断する。
符号g83に示す領域の画像は、図20のステップS204において従業員がアバターに各注文をドラッグ&ドロップ操作した後、ステップS205において、各アバターに注文データを示す吹き出し画像g831〜g834を付加した状態の画像の一例である。
図22は、本実施形態に係る注文入力装置46のCPU466が、客が発話した注文を音声認識する処理例のフローチャートである。
(ステップS402)CPU466は、マイク472が収音した音声信号に対して、発話内容の音声認識と、発言した客の方位を特定することで客の推定を、周知の手法を用いて同時に行う。なお、CPU466は、MUSIC(MUltiple SIgnal Classification)法やビームフォーミング法等を用いて音源方向の推定を行い、言語モデルやHMM(Hidden Markov Model;隠れマルコフモデル)等を用いて音声認識を行う。または、CPU466は、注文の音声を収音したとき、映像から客の口元を含む領域を抽出し、口が動いた客を発言者として特定するようにしてもよい。なお、手法は一例であり、これに限られない。
(ステップS404)従業員は、表示部465上の注文データのアバター毎の配置を見て、音声認識や客の特定が誤っていたり、認識できなかった注文に対して、修正を行ったり、再度、注文を聞き直す。
図23は、本実施形態に係る認識結果に基づく注文データの配置例を示す図である。なお、図23において、各欄の白丸印は、発言者(客)が特定できたこと、音声認識が出来たことを示す。また、×印は、発言者(客)が特定できなかったこと、音声認識が出来なかったことを示す。
話者を特定でき且つ音声認識ができなかった場合は、音源方向を推定した客に対応するアバターの吹き出しを配置して表示部465上に表示する。この場合の吹き出しの表示は、注文データが不明であることを示す「????」である。
発言者を特定できず且つ音声認識ができなかった場合は、注文データをフロートして表示部465上に表示する。この場合の吹き出しの表示は、注文データが不明であることを示す「????」である。
なお、図23に示した表示例は一例であり、これに限られず、例えば音声認識できなかった場合に吹き出しを空欄のまま表示する等してもよい。
符号g91に示す領域の画像は、4人の客の注文前に表示部465に表示されるテーブルと客を含む画像の一例である。
図25において、画像g941は、会計を分ける場合に従業員によってグループ分けされた表示部465に表示される画像である。符号942は、第1の客の注文データであり、注文データが「生ビール(1つ)、餃子(1つ)」である。符号943は、第2の客の注文データであり、注文データが「炒飯(1つ)、ラーメン(1つ)」である。符号944は、第3の客の注文データであり、注文データが「レバニラ(1つ)、生ビール(1つ)」である。符号945は、第4の客の注文データであり、注文データが「八宝菜(1つ)、卵スープ(1つ)」である。
図26は、本実施形態に係る会計を複数に分割する例を示す図である。図26において、符号g951は、4人の客が注文した注文データを示す図である。なお、注文データには、客に対応するアバター名、注文(料理名)、数量、単価、および金額が含まれている。このように、注文データは、アバターに関連づけられている。また、同じ注文(料理名)であっても、客(に対応するアバター)が異なる場合、分離されている。そして、これらの注文データは、注文入力装置46のRAM468が記憶する。なお、注文入力装置46は、注文データを、無線ネットワーク49を介して注文管理装置43に送信した後に、RAM468から消去するようにしてもよい。そして、注文入力装置46は、従業員によってテーブル番号が入力されたとき、注文管理装置43へ注文データの読み出し指示を送信し、注文管理装置43が注文入力装置46からの注文データの読み出し指示に応じて注文データを注文入力装置46へ送信するようにしてもよい。また、注文管理装置43は、注文データを、インターネット2を介してサーバ装置5へ送信するようにしてもよい。
Claims (8)
- 表示部と、
客の注文を受付ける入力部と、
前記客とテーブルを含む映像を撮像する撮像部と、
アバター候補を記憶する記憶部と、
撮像された映像から前記客の特徴量を抽出して、抽出した特徴量に基づいて客に対応する前記アバター候補を前記記憶部から選択し、選択した前記アバター候補を前記客に対応するアバターとして前記表示部に表示し、前記入力部が受け付けた注文内容を示す情報を、前記アバターに対応付けて前記表示部に表示するとともに、注文データとして記憶する制御部と、
を備える注文入力装置。 - 前記制御部は、
複数の前記アバター候補を選択可能に前記表示部に表示し、選択を受けて前記客に対応する前記アバターを決定する、請求項1に記載の注文入力装置。 - 前記記憶部は、
前記アバター候補を、年齢層毎、性別毎に記憶し、
前記アバター候補は、
顔の部分の画像およびアクセサリーの画像をパーツとして備え、
前記制御部は、
前記注文入力装置の操作者の操作に応じて、前記アバター候補を前記パーツを用いて変更する、請求項1または請求項2に記載の注文入力装置。 - 音響信号を取得する音響信号取得部、を備え、
前記制御部は、
前記音響信号取得部が取得した音響信号に対して音源定位と音声認識を行い、前記音源定位と前記音声認識した結果に応じて前記客の注文を前記アバターに対応付けて受け付ける、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の注文入力装置。 - 前記制御部は、
前記音源定位と前記音声認識した結果、前記音源定位できなかった注文内容、および前記音声認識できなかった注文内容を、前記アバターに対応付けずに前記表示部に表示する、請求項4に記載の注文入力装置。 - 前記制御部は、
撮像された前記映像から前記テーブルの特徴量を抽出し、抽出した前記特徴量に基づいて前記テーブルを識別するものとし、前記テーブルの客が複数の場合に前記複数の客全体が注文した注文内容を、前記テーブルに対応付けて前記表示部に表示する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の注文入力装置。 - 前記制御部は、
1つのメニューが複数注文された場合、当該メニューに関する注文内容を複数、前記表示部に選択可能に表示するとともに、選択を受付けた前記注文内容それぞれを対応する客の前記アバターに対応付けて前記表示部に表示し、注文データとして記憶する、請求項6に記載の注文入力装置。 - 表示部と客の注文を受付ける入力部とアバター候補を記憶する記憶部とを有し、注文入力装置における注文入力方法であって、
撮像部が、客とテーブルを含む映像を撮像する撮像手順と、
制御部が、撮像手順によって撮像された映像から前記客の特徴量を抽出して、抽出した特徴量に基づいて客に対応する前記アバター候補を前記記憶部から選択し、選択した前記アバター候補を前記客に対応するアバターとして前記表示部に表示するアバター表示手順と、
前記制御部が、前記入力部が前記客から受け付けた注文内容を示す情報を、前記アバターに対応付けて前記表示部に表示するとともに、注文データとして記憶する注文内容表示手順と、
を含む注文入力方法。
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