JP2017160151A - 化粧料用製剤の充填ポンプ装置及び該充填ポンプ装置を使用した化粧料用製剤の充填方法 - Google Patents

化粧料用製剤の充填ポンプ装置及び該充填ポンプ装置を使用した化粧料用製剤の充填方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容器に対する位置決め制御による溶剤の定量充填方式、容器の閉じられた空間内に対する溶剤のトルク制御による加圧充填方式を一台で共用でき、かつ、加圧充填時における溶剤リークを発生させることもない化粧料用製剤の充填ポンプ装置の提供。【解決手段】ホッパー容器13からの溶剤用の供給穴7a、排出穴7bを設けたシリンダーブロック7と、供給穴7a、排出穴7bに臨む溶剤用の部分凹陥収容部設けたピストンバルブ6と、を具備するポンプユニットと、充填用モーター21の回転力を直線運動に変換するボールネジ部4と、ピストンバルブ6を進退動させる充填用モーターユニット11と、押し出しシャフト5を回転させる回転用モーター31を含む回転用モーターユニット12と、位置決め信号を生成するフォトセンサー38と、タッチパネル式の操作ユニット71とを有する充填ポンプ装置1。【選択図】図1

Description

本発明は、容器に対する位置決め制御による溶剤の定量充填方式、容器の閉じられた空間内に対する溶剤のトルク制御による加圧充填方式を一台の装置で共用でき、かつ、加圧充填時における溶剤リークを発生させることもない化粧料用製剤の充填ポンプ装置及び該充填ポンプ装置を使用した化粧料用製剤の充填方法に関するものである。
従来、各種粉末化粧料に液体を混合分散してスラリー状化粧料にして容器のような封じられた空間内に加圧充填し製品とする方式としては、例えば、大別すると、加圧タンクにスラリー状化粧料を圧縮空気で加圧圧送し、切り替えバルブを用いて圧送吐出する充填方式と、加圧タンクにスラリー状化粧料を圧縮空気で加圧圧送しピストンポンプによる増圧圧送を行い切り替えバルブを用いて加圧充填時間を設定して加圧充填する方式と、油圧機構方式でプランジャーポンプ、エアーシリンダー、切り替えバルブを用い、加圧充填時間を設定して加圧充填する方式とが採用されていた。
例えば、スラリー状化粧料の充填方式においては、連続生産時にスラリー状化粧料の充填密度を一定に保つことが極めて重要であり、また、不良発生が少なく生産コストの低廉化も要請される。
しかしながら、従来における方式では、供給エアーの圧力変化により充填圧力が均一化できないこと、充填開始時の充填速度と充填途中の充填速度や、充填初期の加圧力と充填途中・完了時の加圧力を各々数値設定できないこと、繰り返しの再現性が無いため圧縮空気駆動機構の数値化ができないこと、充填剤の処方変更、製造ロットのバラつきに対応する微調整設定が困難であることから充填密度のバラツキやフローマークの除去等の不良発生が多発していたこと、アナログ制御方式の圧縮空気駆動のため設定条件をデジタル化・メモリー化できず、工程記録時における作業者による設定条件の記録ミスが発生していたこと、ロット替えや型替え時において生産前に行う作業者のアナログ設定の再現性の悪さによる設定ミスが発生していたこと、生産開始前の条件設定時間や資材のロスが発生していたこと、生産中の条件変更等に熟練を要する作業の介在が必要であること等のような種々の不良発生要因とコストアップ要因を包含していた。
また、従来における方式では、圧縮空気を供給するコンプレッサーは常時運転のために、電気エネルギーを本来不要な熱エネルギーに変換することによるエネルギー損失の発生し、資源の有効利用の観点からの改善要因も包含していた。
更に、従来の方式では、一台の充填ポンプで、数値入力による定量充填と、数値入力による加圧充填を行うことはできなかった。
特許文献1には、本発明に関連する技術とした、充填用中皿内形状に合致した複数の予備圧縮成形型が配置される予備圧縮成形専用のターンテーブル及び中皿供給手段から製品成形用の複数の充填用中皿が供給される仕上げ圧縮成形専用のターンテーブルと、予備圧縮成形専用及び仕上げ圧縮成形専用の各ターンテーブルを各々回転駆動する駆動手段と、顆粒状又は粉体各種化粧材料を予備圧縮成形型内に次々と供給する材料供給手段と、前記予備圧縮成形専用のターンテーブルにおける予備圧縮成形位置にて各予備圧縮成形型内の各種化粧材料を予備圧縮成形しケーク状化粧料とする予備圧縮手段と、仕上げ圧縮成形専用のターンテーブルに供給される各充填用中皿に前記予備圧縮成形された各ケーク状化粧料を移送する移送手段と、仕上げ圧縮成形専用のターンテーブルにおける仕上げ圧縮成形位置にて各充填用中皿に移送された各ケーク状化粧料に対する仕上げ圧縮成形を行なって製品とする仕上げ圧縮手段と、製品取り出し部にて仕上げ圧縮成形された各製品を取り出し搬出する取り出し手段と、を含む各種化粧料の圧縮成形装置が開示されている。
しかし、この特許文献1の場合も、1台の充填ポンプを使用し、スラリー状化粧料等の容器への定量充填と、トルク制御による加圧充填とを共用し得るような技術を包含するものではない。
特許第3921558号公報
本発明が解決しようとする問題点は、特に容器に対する位置決め制御による溶剤の定量充填方式、容器の閉じられた空間内に対する溶剤のトルク制御による加圧充填方式を共用でき、かつ、加圧充填時における溶剤リークを発生させることもないような化粧料用製剤の充填ポンプ装置が従来存在しない点である。
本発明に係る化粧料用製剤の充填ポンプ装置は、ホッパー容器からの溶剤の供給穴、排出穴を設け固定配置される充填用シリンダーと、先端部を除く位置にピストン動作に応じて前記供給穴、排出穴に臨む溶剤用の部分凹陥収容部を設け、充填用シリンダー内を摺動するピストンバルブと、を具備するポンプユニットと、サーボモーターを使用した充填用モーターの回転力をボールネジ部により直線運動に変換し、ボールネジ部の直線運動に連動し、かつ、ボールネジ部に対して自由回転可能に連結したスプライン構造の押し出しシャフトを介して前記ピストンバルブを充填用シリンダーに対して進退動させる充填用モーターユニットと、前記スプライン構造の押し出しシャフトを回転させる回転用モーターを含む回転用モーターユニットと、前記回転用モーターの回転によるピストンバルブの部分凹陥収容部の前記供給穴、排出穴に対する位置決めを行うための位置決め信号を生成する位置決めセンサーユニットと、溶剤の吸引、容器に向けての排出時の充填用モーター、溶剤プレス・回収ユニットの位置決め制御、トルク制御、速度制御、溶剤の容器への充填時間、溶剤の容器に対する充填加圧時間等の各種制御情報を設定するタッチパネル式の操作ユニットと、を有することを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、上述したポンプユニット、充填用モーターユニット、回転用モーターユニット、位置決めセンサーユニット、及び位置決め制御、トルク制御等の各種制御情報を設定する操作ユニットを有する構成の基に、容器に対する位置決め制御による溶剤の定量充填方式、容器の閉じられた空間内に対する溶剤のトルク制御による加圧充填方式を一台で共用でき、かつ、前記ピストンバルブに前記部分凹陥収容部を設けたことによる加圧充填時における溶剤リークを防止できる化粧料用製剤の充填ポンプ装置を実現し提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、ホッパー容器からの溶剤の吸引、容器に向けての溶剤の排出を前記部分凹陥収容部を設けた前記ピストンバルブの進退動、回転動を利用して的確に行うことができる化粧料用製剤の充填ポンプ装置を実現し提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、前記ピストンバルブの部分凹陥収容部を、このピストンバルブの先端部を除く位置にピストンバルブ自体の長さ方向に細幅の外周部を残し、その外周方向の両側が部分陥没した断面状態で山形状を呈する一対構成として、ホッパー容器からの溶剤の吸引、容器に向けての溶剤の排出を前記部分凹陥収容部を設けた前記ピストンバルブの進退動、回転動を利用して的確に行うことができる化粧料用製剤の充填ポンプ装置を実現し提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の発明に係る充填ポンプ装置、及び溶剤プレス・回収ユニットを使用して、かつ、位置決め制御、トルク制御を組み合わせて容器のフロント側からの溶剤の定量充填方式でフラットな仕上げ面を有する製品を得ることができる化粧料用製剤の充填ポンプ装置を使用した化粧料用製剤の充填方法を実現し提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の発明に係る充填ポンプ装置、及び溶剤プレス・回収ユニットを使用して、かつ、位置決め制御、トルク制御を組み合わせて容器の底部側からの溶剤の加圧充填方式でフラットな仕上げ面を有する製品を得ることができる化粧料用製剤の充填ポンプ装置を使用した化粧料用製剤の充填方法を実現し提供することができる。
図1は本発明の実施例に係る化粧料用製剤の充填ポンプ装置を示す概略断面図である。 図2は本実施例に係る化粧料用製剤の充填ポンプ装置におけるピストンバルブを示す概略断面図である。 図3は本実施例に係る化粧料用製剤の充填ポンプ装置におけるピストンバルブの溶剤吸引動作を示す説明図である。 図4は本実施例に係る化粧料用製剤の充填ポンプ装置におけるピストンバルブの溶剤吸引動作を示す説明図である。 図5は比較例のピストンバルブを示す概略断面図である。 図6は比較例のピストンバルブを使用した場合のシリンダーブロック内の製剤の流れ及びピストンバルブの傾きを示す説明図である。 は本実施例に係る化粧料用製剤の充填ポンプ装置を使用して化粧料用製剤の充填方法を実施する場合の構成を示す概略図である。 図8は本実施例に係る化粧料用製剤の充填ポンプ装置を使用して化粧料用製剤の充填方法を実施する場合の制御系を示すブロック図である。 図9は本実施例に係る化粧料用製剤の充填ポンプ装置を使用する化粧料用製剤の充填方法のうちのフロント充電方式の場合の工程説明図である。 図10は本実施例におけるフロント充電方式の場合の容器内の製剤に対する溶剤プレス・回収ユニットの下降時の制御方式を示す説明図である。 図11は本実施例に係る化粧料用製剤の充填ポンプ装置を使用する化粧料用製剤の充填方法のうちのフロント充電方式の場合の工程説明図である。
本発明は、特に容器に対する位置決め制御による溶剤の定量充填方式、容器の閉じられた空間内に対する溶剤のトルク制御による加圧充填方式を共用でき、かつ、加圧充填時における溶剤リークを発生させることもない化粧料用製剤の充填ポンプ装置を実現し提供するという目的を、ホッパー容器からの溶剤の供給穴、排出穴を設け固定配置される充填用シリンダーと、先端部を除く位置にピストン動作に応じて前記供給穴、排出穴に臨む溶剤用の部分凹陥収容部を設け、充填用シリンダー内を摺動するピストンバルブと、を具備するポンプユニットと、サーボモーターを使用した充填用モーターの回転力をボールネジ部により直線運動に変換し、ボールネジ部の直線運動に連動し、かつ、ボールネジ部に対して自由回転可能に連結したスプライン構造の押し出しシャフトを介して前記ピストンバルブを充填用シリンダーに対して進退動させる充填用モーターユニットと、前記スプライン構造の押し出しシャフトを回転させる回転用モーターを含む回転用モーターユニットと、前記回転用モーターの回転によるピストンバルブの部分凹陥収容部の前記供給穴、排出穴に対する位置決めを行うための位置決め信号を生成する位置決めセンサーユニットと、溶剤の吸引、容器に向けての排出時の充填用モーター、溶剤プレス・回収ユニットの位置決め制御、トルク制御、速度制御、溶剤の容器への充填時間、溶剤の容器に対する充填加圧時間等の各種制御情報を設定するタッチパネル式の操作ユニットと、を有し、前記溶剤の吸引時は前記位置決めセンサーユニットからの位置決め信号に基づき前記回転用モーターユニットにより前記ピストンバルブの部分凹陥収容部を回転させて前記供給穴に臨ませて溶剤を吸引し、溶剤の吸引後は前記充填用モーターユニットによりピストンバルブを後退させ、溶剤の排出時は前記前記位置決めセンサーユニットからの位置決め信号に基づき前記回転用モーターユニットにより溶剤を収容した前記ピストンバルブの部分凹陥収容部を回転させた後、前記充填用モーターユニットにより前記ピストンバルブを進行させて前記部分凹陥収容部を排出穴に臨ませて、排出穴から前記溶剤を排出する構成により実現した。
以下、図面を参照して、本発明の実施例に係る化粧料用製剤の充填ポンプ装置及び該充填ポンプ装置を使用した化粧料用製剤の充填方法について説明する。
本実施例に係る化粧料用製剤の充填ポンプ装置1は、図1に示すように、ベース板2と、このベース板2上に一直線状に連結配置した突出端側に駆動軸部3を備えるボールネジ部4、スプライン構造の押し出しシャフト5と、充填用シリンダーであるシリンダーブロック7と、このシリンダーブロック7内を進退させるピストンバルブ6とからなるポンプユニットとを有している。
また、前記充填ポンプ装置1は、前記ベース板2の一端側に配置した充填用モーターユニット11と、前記ベース板2上で、かつ、前記押し出しシャフト5の上方に配置した回転用モーターユニット12と、前記ベース板2上で、かつ、前記シリンダーブロック7に設けた供給穴7aに臨ませつつ連結配置した製剤供給用のホッパー容器13と、前記ベース板2の他端で前記シリンダーブロック7に設けた排出穴7bに臨ませつつ連結配置した製剤排出用の継手14とを有している。
なお、図1における符号7cは、前記シリンダーブロック7の端面に設けたキャップである。
ここに、製剤とは、各種粉末に、水、アルコール類、イソパラフィン、シリコン等の単体、又は混合液体を粉末に混合スラリー状にした製剤を意味する。
前記ボールネジ部4は、前記ベース板2上に配置したボールネジ部受けユニット15により支持され、前記充填用モーターユニット11の動作で前記ベース板2上でその軸線方向に進退駆動されるように構成している。
すなわち、前記充填用モーターユニット11は、前記ベース板2の端部から立設した垂直支持板26により例えばサーボモーターからなる充填用モーター21を水平配置に支持し、前記充填用モーター21の原動軸の回転を原動プーリー22、タイミングベルト23、従動プーリー24を介して前記ボールネジ部4に連なる駆動軸部3に伝達することで、前記ボールネジ部4がボールネジ部受けユニット15内で回転しつつその軸線方向に進退駆動されるようになっている。
前記押し出しシャフト5の一端側は、前記ボールネジ部4の他端側に対し、これらの外周部に配置したカップリング25により、その軸線方向への移動が連動するとともに、ボールネジ部4に対して回転可能に連結されている。
また、前記押し出しシャフト5の他端側は、前記回転用モーターユニット12を支持する垂直配置で所定間隔をもって前記ベース板2上に立設した一対の垂直支持板26、27を貫通して前記ピストンバルブ6側に突出させている。
そして、前記押し出しシャフト5の他端側と、前記ピストンバルブ6の一端側とをピン28により一体的に連結している。
前記一対の垂直支持板26、27のうちの一方の垂直支持板26には、前記回転用モーターユニット12を構成する回転用モーター31が水平配置に取り付けられ、この回転用モーター31の原動軸に取り付けた平歯車32を一対の垂直支持板26、27の間の空間に臨ませている。
また、前記回転用モーター31の原動軸には、前記ピストンバルブ6の位置決め用のフォトセンサーカム37が配置されるとともに、その近辺には前記ピストンバルブ6の位置決め用の位置決めセンサーユニットを構成するフォトセンサー38が固定配置され、フォトセンサーカム37の一部がフォトセンサー38の光路を遮断、開放することにより位置決め信号を出力したり又は停止したりするように構成している。
更に、前記一対の垂直支持板26、27における前記押し出しシャフト5が貫通する領域には、前記平歯車32に噛み合う受歯車33を外周に固着し、内周にスプライン溝を設けたスプラインナット34が配置され、これらを前記一対の垂直支持板26、27に設けた一対の軸受35、36により回転可能に支持している。
前記ピストンバルブ6は、前記ボールネジ部4、押し出しシャフト5に連動して、前記充填用モーターユニット11における充填用モーター21の回転に応じて軸線方向に進退動するように構成している。
前記ピストンバルブ6は、前記押し出しシャフト5に連動して、前記回転用モーター31の回転に応じて回転駆動される構成としている。
ここで、前記ピストンバルブ6、シリンダーブロック7、ホッパー容器13、継手14について図1、図2乃至図4を参照して詳述する。
前記シリンダーブロック7内に他端側が嵌入されピストン動作を行うピストンバルブ6は、ピストン径と同径の円形先端部6a、ピストン径と同径の円形中央部6bの外周を前記シリンダーブロック7の内壁に摺接させてピストン動作を行うように構成している。
前記ピストンバルブ6における前記円形先端部6a、円形中央部6bの間の領域は、図1、図2乃至図4、特に、図3に示すように、断面状態で見て下部側が円形状を呈し、上部側の最上部(ピストンバルブ6外周の一部)の両側に製剤収容用の一対の部分凹陥収容部6c、6cを対称形状に形成し上部側が山形状を呈するように構成している。
図5、図6は、本実施例に対する比較例としてのピストンバルブ101、シリンダーブロック7、ホッパー容器13、継手14を示すものであるが、前記ピストンバルブ101の先端部に本実施例のピストンバルブ6における円形先端部6aのような部分を設けない場合、前記ピストンバルブ101をピストン動作させて製剤の目的箇所への加圧充填をする際にシリンダーブロック7の内圧が上昇するため、図6に示すように、前記ピストンバルブ101の先端側が排出穴7b側に傾き、供給穴7a側からホッパー容器13へ向けて製剤がリークし、加圧充填に支障が生じるという問題を従来包含していた。
本実施例におけるピストンバルブ6の前記円形先端部6a、部分凹陥収容6cは、上述した比較例が包含する問題を解消するもので、加圧充填を行う際にもピストンバルブ6の傾きによる溶剤のリークという不都合がなくなり、的確な加圧充填動作を発揮させることが可能となる。
次に、上述した構成の化粧料用製剤の充填ポンプ装置1を使用した化粧料用製剤の充填方法について、図7乃至図11を参照して説明する。
本実施例の化粧料用製剤の充填方法は、図7に示すように、上述した化粧料用製剤の充填ポンプ装置1、及び図7に示す溶剤プレス・回収ユニット41を使用し、更に、各種の動作設定を行うタッチパネル式の操作ユニット71を使用し、図7に示す容器ホルダー62上の容器(中皿)61に製剤を充填し(フロント充填の場合)、成形処理して製品とするものである。
図7に示す溶剤プレス・回収ユニット41は、仕上げプレスを行う場合の構造を示している。
前記溶剤プレス・回収ユニット41は、支持板42と、この支持板42により支持されたバキュームパットボディ43と、前記バキュームパットボディ43の下端部に水平配置に装着するとともに、中央部に容器61の形状に対応した形状で下方に突出する突出部44aを設け、複数個の溶剤回収用導通穴45を貫通状態に備えるバキュームパット入れ子44と、前記バキュームパットボディ43における前記バキュームパット入れ子44よりも上部位置に設けた溶剤回収穴45aと、前記バキュームパットボディ43の両側部に上下動可能に取り付けた一対のストリッパープレート用保持筒46と、一対のストリッパープレート用保持筒46の下端部に両側部をストリッパープレート用ガイドピン47を用いて水平配置に取り付けるとともに、その中央部に前記突出部44aが貫通可能な抜穴部48aを備えるストリッパープレート48と、前記ストリッパープレート48と、容器61の上面との間に介在せるロールペーパー又は不織布等からなるロールスクリーン部49と、を具備している。
図8は、本実施例の化粧料用製剤の充填方法を実現するための制御系の概略構成を示すものであり、この制御系は、各要素全体の制御を行う制御部81と、各要素全体の制御用のプログラムを格納したプログラムメモリ82と、各種情報を記憶する記憶部83と、を有し、前記制御部81により、前記充填用モーター21からのトルク電圧信号、フォトセンサー38からの位置決め信号、操作ユニット71に対する操作員入力より設定される速度制御、位置決め制御、トルク制御、充填加圧時間設定等の各種設定信号(例えば数値情報)を収集するように構成している。
そして、前記制御部81により、前記各種設定信号に基づいて前記充填用モーター21の回転、停止制御、前記回転用モーター31の回転、停止制御、前記溶剤プレス・回収ユニット41を位置決め、上下駆動するサーボモーター(図示せず)を用いる溶剤プレス・回収ユニット駆動部50の動作制御を実行するように構成している。
更に、前記制御部81により、前記バキュームパットボディ43における溶剤回収穴45aからの溶剤回収時における溶剤回収真空(強真空、微真空)制御をも実行し得るように構成している。
ここで、以下の説明における位置決め制御、トルク制御について概説する。
位置決め制御、トルク制御とは、溶剤プレス・回収ユニット駆動部50の動作に採用するものである。
すなわち、前記溶剤プレス・回収ユニット41を下降させる動作を、図10に示すように、2段モーションにし、前記バキュームパット入れ子44の突出部44aが容器61内の製剤に接する直前までは前記溶剤プレス・回収ユニット41を位置決め制御により高速で加工させ、その後トルク制御に切換えて低速で製剤のプレスを実行するものである。
これにより、プレス時間の短縮化、溶剤のはみ出し防止を図るものである。
位置決め制御の場合には任意に速度、位置を数値入力でき、トルク制御の場合には任意に加圧力を設定できるように構成している。
次に、図9、及び図2、図3を参照して本実施例に係る化粧料用製剤の充填方法のうちのフロント充填方式について説明する。
まず、前記充填ポンプ装置1を使用して容器ホルダー62上の容器61に製剤を山盛り状態にフロント充填する。
このとき、前記充填用モーター21を位置決め制御で回転駆動し、充填用モーター21の回転運動をボールネジ部4に伝達して直動運動に変換し、ピストンバルブ6をシリンダーブロック7内で進退させる。
そして、溶剤の吸引時には、図3に示すように、ピストンバルブ6の部分凹陥収容部6c、6cをシリンダーブロック7の供給穴7aに臨ませてピストンバルブ6を停止し、製剤を部分凹陥収容部6c、6c内に吸引し、この後、ピストンバルブ6を一旦後退させる。
次に、前記ピストンバルブ6を回転用モーター31により半回転させた後、再び位置決め制御の基に前進させて、図4に示すように、前記部分凹陥収容部6c、6c内に吸引した製剤を排出穴7bから直接、又は継手14に接続した耐圧ホース16、図示しないノズルを使用して、容器61の所定の位置に山盛り状態にフロント充填し,次の予備プレス工程に移行する。
予備プレス工程では、前記溶剤プレス・回収ユニット41におけるストリッパープレート48の抜穴部48aとしてテーパー付きのものを使用し、かつ、バキュームパット入れ子44の突出部44aの形状をドーム状としたものを使用して、位置決め制御、トルク制御の基に前記溶剤プレス・回収ユニット駆動部50を動作させ、前記溶剤プレス・回収ユニット41を容器61上に下降し、製剤をプレスして、前記容器61に充填された山盛り状態の製剤を、図9に示すように、ドーム状(容器61の縁部側から中央部に向かって盛り上がる形状)に成形し、次の仕上げプレス工程に移行する。
このような予備プレス工程を行うことにより、容器61の縁部側の製剤のはみ出しを防止することができる。
仕上げプレス工程では、予備プレス工程にてドーム状に成形された製剤に対し、図7に示す構造の溶剤プレス・回収ユニット41を使用して容器61上の製剤をフラットにプレスして仕上げるものである。
すなわち、仕上げプレス工程では、位置決め制御、トルク制御の基に前記溶剤プレス・回収ユニット駆動部50を動作させ、前記溶剤プレス・回収ユニット41と同様な仕上げ用の溶剤プレス・回収ユニット41(但しバキュームパット入れ子44の突出部44aの形状はドーム状ではなくフラットなものを使用)を容器61上に下降し、製剤をプレスして容器61上の製剤をフラットにし、同時に前記溶剤回収穴45aに接続している図示しない溶剤回収手段により余剰の製剤を回収して仕上げ、製品とする。
次に、図11を参照して本実施例の化粧料用製剤の充填方法のうちのバック充填方式について説明する。
この場合には、前記容器61に替えて充填穴61bを設けたバック充填用容器61A、前記容器ホルダー62に替えてバック充填ノズル用充填穴62bを設けた容器ホルダー62A、前記耐圧ホース16に接続したバック充填ノズル64を使用し、また、前記バック充填ノズル用充填穴62bを閉塞するための棒状の閉塞体63を用いるものである。
バック充填方式の化粧料用製剤の充填方法は、前記耐圧ホース16に接続したバック充填ノズル64を前記容器ホルダー62Aのバック充填ノズル用充填穴62bに装着し、前記位置決め制御の基に前記溶剤プレス・回収ユニット駆動部50を動作させ、前記溶剤プレス・回収ユニット41をバック充填用容器61A上に下降する。
そして、前記溶剤プレス・回収ユニット41におけるバキュームパット入れ子44の突出部44aをストリッパープレート48の抜穴部48aを貫通させて、前記バック充填用容器61A内の所定の位置に臨ませる。
この状態で、前記充填ポンプ装置1をトルク制御の基に動作させ、容器ホルダー62A上のバック充填用容器61Aに対する製剤のバック充填を行い、同時に前記溶剤回収穴45aに接続している図示しない溶剤回収手段により余剰の製剤を回収し、この後、
前記溶剤プレス・回収ユニット41を原位置に戻し、バック充填ノズル64を外すことにより、図11に示すように、製剤がバック充填されたバック充填用容器61Aを得て、次の仕上げプレス工程に移行する。
次に、仕上げプレス工程では、前記閉塞体63により前記バック充填ノズル用充填穴62bを閉塞した状態で、位置決め制御、トルク制御の基に前記溶剤プレス・回収ユニット駆動部50を動作させ、前記溶剤プレス・回収ユニット41と同様な仕上げ用の溶剤プレス・回収ユニット41をバック充填用容器61A上に下降し、バック充填用容器61A内にバック充填された製剤をプレスしてこの製剤上面をフラットにし、同時に前記溶剤回収穴45aに接続している図示しない溶剤回収手段により余剰の製剤を回収して仕上げ、この後、前記閉塞体63を外して一連の工程を終了する。
図11の下段最右欄に、容器ホルダー62A上の製品であるバック充填用容器61A及びフラットに成形された製剤を示す。
本実施例によれば、例えば各種粉末に、液体を混合分散しスラリー状にした製剤を使用し、サーボモーターからなる充填用モーター21を用い、僧さニット71のタッチパネルからの数値設定で、位置制御による定量充填と、封じられた空間内にトルク制御による充填する加圧充填との双方を共用できる化粧料用製剤の充填ポンプ装置1を提供することができる。
また、前記充填ポンプ装置1は、微細な充填条件の数値設定が可能であり繰り返し動作が正確な為、不良発生要因を容易に検証でき、不良発生率が低下し、充填成型条件を操作ユニット71に設けたメモリー機能でメモリーできる為、メモリー機能から製品名を読み出し、繰り返し生産の条件設定が瞬時に可能で熟練作業の工程から開放され、生産工程中の監視測定が可能となり、問題発生時のトレサビリティー時にも有用で、圧縮空気、油圧方式充填成型時よりエネルギーコストの大幅な削減を実現することができる。
更に、本実施例によれば、サーボモーターからなる充填用モーター21を用いた1台の充填ポンプ装置1を使用し、操作ユニット71のタッチパネル内に各種の数値設定を行い、モード選択による位置制御定量充填方式と、トルク制御加圧充填方式とを実現することができる。
トルク制御加圧充填方式では、充填用モーター21からのトルク電圧出力信号を監視し、設定トルクに達しない場合は警報を出し機械停止させ、充填製品の品質を監視しながら生産することもできる。
更にまた、前記ホッパー容器13やシリンダーブロック7に温度調節された溶剤を循環させ、又は電気ヒーター等で加熱して、熱可塑性製剤を定量充填し、又はトルク制御により封じられた容器61又はバック充填用容器61の空間内に充填し、更に製剤の温度下降による体積の収縮固化するまで加圧充填することも可能であり、シリンダーブロック7の排出穴7b側に温度調節された溶剤を循環可能なノズルを取り付け、ノズル下部にコンベアーを取り付ければ簡単に製品の自動量産化を実現できる。
次に、本実施例に係る化粧料用製剤の充填方法によれば、上述した機能を有する前記充填ポンプ装置1を使用し、かつ、位置決め制御、トルク制御の基に前記溶剤プレス・回収ユニット41を動作させて、位置決め制御による定量の充填工程、予備プレス工程、仕上げプレス工程を実施することで、フロント充填方式による高品質の製品を時間効率よく製造することができる。
また、本実施例に係る化粧料用製剤の充填方法によれば、上述した機能を有する前記充填ポンプ装置1を使用し、かつ、位置決め制御、トルク制御の基に前記溶剤プレス・回収ユニット41を動作させて、トルク制御によるバック充填工程、仕上げプレス工程を実施することで、バック充填方式による高品質の製品を時間効率よく製造することができる。
本発明は、各種スラリー状粉末の成形分野、特に粉末化粧材の加圧充填固化、熱可塑製剤の加圧充填固化、工業製品等焼成型法のスラリー状・練状製剤の加圧充填固化、液状製剤の定量充填分野に広範に適用可能である。
1 充填ポンプ装置
2 ベース板
3 駆動軸部
4 ボールネジ部
5 押し出しシャフト
6 ピストンバルブ
6a 円形先端部
6b 円形中央部
6c 部分凹陥収容部
7 シリンダーブロック
7a 供給穴
7b 排出穴
7c キャップ
11 充填用モーターユニット
12 回転用モーターユニット
13 ホッパー容器
14 継手
15 ボールネジ部受けユニット
16 耐圧ホース
21 充填用モーター
22 原動プーリー
23 タイミングベルト
24 従動プーリー
25 カップリング
26 垂直支持板
27 垂直支持板
28 ピン
31 回転用モーター
32 平歯車
33 受歯車
34 スプラインナット
35 軸受
36 軸受
37 フォトセンサーカム
38 フォトセンサー
41 溶剤プレス・回収ユニット
42 支持板
43 バキュームパットボディ
44 バキュームパット入れ子
44a 突出部
45 溶剤回収用導通穴
45a 溶剤回収穴
46 ストリッパープレート用保持筒
47 ストリッパープレート用ガイドピン
48 ストリッパープレート
48a 抜穴部
49 ロールスクリーン部
50 溶剤プレス・回収ユニット駆動部
61 容器
61A バック充填用容器
62 容器ホルダー
62A 容器ホルダー
62b バック充填ノズル用充填穴
63 閉塞体
64 バック充填ノズル
71 操作ユニット
81 制御部
82 プログラムメモリ
83 記憶部

Claims (5)

  1. ホッパー容器からの溶剤の供給穴、排出穴を設け固定配置される充填用シリンダーと、先端部を除く位置にピストン動作に応じて前記供給穴、排出穴に臨む溶剤用の部分凹陥収容部を設け、充填用シリンダー内を摺動するピストンバルブと、を具備するポンプユニットと、
    サーボモーターを使用した充填用モーターの回転力をボールネジ部により直線運動に変換し、ボールネジ部の直線運動に連動し、かつ、ボールネジ部に対して自由回転可能に連結したスプライン構造の押し出しシャフトを介して前記ピストンバルブを充填用シリンダーに対して進退動させる充填用モーターユニットと、
    前記スプライン構造の押し出しシャフトを回転させる回転用モーターを含む回転用モーターユニットと、
    前記回転用モーターの回転によるピストンバルブの部分凹陥収容部の前記供給穴、排出穴に対する位置決めを行うための位置決め信号を生成する位置決めセンサーユニットと、
    溶剤の吸引、容器に向けての排出時の充填用モーター、溶剤プレス・回収ユニットの位置決め制御、トルク制御、速度制御、溶剤の容器への充填時間、溶剤の容器に対する充填加圧時間等の各種制御情報を設定するタッチパネル式の操作ユニットと、
    を有することを特徴とする化粧料用製剤の充填ポンプ装置。
  2. 前記溶剤の吸引時は前記位置決めセンサーユニットからの位置決め信号に基づき前記回転用モーターユニットにより前記ピストンバルブの部分凹陥収容部を回転させて前記供給穴に臨ませて溶剤を吸引し、溶剤の吸引後は前記充填用モーターユニットによりピストンバルブを後退させ、
    前記溶剤の排出時は前記前記位置決めセンサーユニットからの位置決め信号に基づき前記回転用モーターユニットにより溶剤を収容した前記ピストンバルブの部分凹陥収容部を回転させた後、前記充填用モーターユニットにより前記ピストンバルブを進行させて前記部分凹陥収容部を排出穴に臨ませて、排出穴から前記溶剤を排出するように構成したことを特徴とする請求項1記載の化粧料用製剤の充填ポンプ装置。
  3. 前記ピストンバルブの部分凹陥収容部は、このピストンバルブの先端部を除く位置にピストンバルブ自体の長さ方向に細幅の外周部を残し、その外周方向の両側が部分陥没した断面状態で山形状を呈する一対の部分凹陥収容部であることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧料用製剤の充填ポンプ装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の充填ポンプ装置を使用した化粧料用製剤の充填方法であって、
    前記充填ポンプ装置を使用して前記充填用モーターの位置決め制御動作によるピストンバルブの進退動と前記回転用モーターによるピストンバルブの部分凹陥収容部の回転動作により溶剤の吸引、吐出動作により容器ホルダー上の容器に直接又は充填ノズルを介して製剤を山盛り状態にフロント充填する工程と、
    テーパー付きのストリッパープレート、突出部の形状をドーム状としたバキュームパット入れ子を備える溶剤プレス・回収ユニットを位置決め制御、トルク制御の基に動作させ、容器上に下降させて、前記容器に充填された山盛り状態の製剤を、ドーム状に成形する予備プレス工程と、
    ストリッパープレート、突出部を平坦としたバキュームパット入れ子を備える溶剤プレス・回収ユニットを位置決め制御、トルク制御の基に動作させ、予備プレス工程にてドーム状に成形された製剤を収容した容器上に下降させて、製剤をフラットに成形し、余剰の製剤を回収して仕上げ、製品とする仕上げプレス工程と、
    を有することを特徴とする充填ポンプ装置を使用した化粧料用製剤の充填方法。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の充填ポンプ装置を使用した化粧料用製剤の充填方法であって、
    前記充填ポンプ装置を使用して前記充填用モーターのトルク制御動作によるピストンバルブの進退動と前記回転用モーターによるピストンバルブの部分凹陥収容部の回転動作による溶剤の吸引、吐出動作によりバック充填ノズルを介して位置決め制御された溶剤プレス・回収ユニットがセットされているバック充填用容器に溶剤をバック充填し、余剰の製剤を回収する工程と、
    ストリッパープレート、突出部を平坦としたバキュームパット入れ子を備える溶剤プレス・回収ユニットを位置決め制御、トルク制御の基に動作させ、バック充填用容器にバック充填された溶剤をプレスしてこの製剤上面をフラットにし、余剰の製剤を回収して仕上げ、製品とする仕上げプレス工程と、
    を有することを特徴とする充填ポンプ装置を使用した化粧料用製剤の充填方法。
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