JP2017160097A - オゾン発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オゾンの発生効率を向上させる。【解決手段】オゾン発生装置は、容器と、第1の電極と、第2の電極と、冷却水供給部と、電力供給部とを備える。容器は原料ガスが供給される中空である。第1の電極は容器の内部に設けられている。第2の電極は第1の電極との間に、0.3mmから0.5mmのギャップをあけて容器の内部に設けられている。冷却水供給部は容器内に冷却水を供給する。電力供給部は第1の電極及び第2の電極に原料ガスからオゾンを発生させる電力を供給する。冷却水供給部が容器に供給する冷却水の水量をQw[m3/h]とする。電力が供給された第1の電極及び第2の電極とのギャップにおける電力密度をW/S[kW/m2]とする。オゾンの発生量をY[kg/h]とする。この場合、オゾン発生装置は、次の式を満たす。W/S≦0.5・(Qw/Y)2−1.285・(Qw/Y)+3.462【選択図】図1

Description

実施形態は、オゾン発生装置に関する。
酸素を含む原料ガスからオゾンを発生させるオゾン発生装置が知られている。オゾン発生装置は、放電ギャップをあけて配置された一対の電極の間で放電することによって、当該放電ギャップ間の酸素からオゾンを生成する。
特開平10−182109号公報 特開2013−193893号公報
しかしながら、オゾン発生装置では、放電ギャップでの電力密度を高めることが難しく、オゾンの発生効率を十分に向上させることができていないといった課題がある。
実施形態は、上記に鑑みてなされたものであって、オゾンの発生効率を向上させることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態のオゾン発生装置は、容器と、第1の電極と、第2の電極と、冷却水供給部と、電力供給部と、を備える。容器は、オゾンの原料ガスが供給される中空である。第1の電極は、前記容器の内部に設けられている。第2の電極は、前記第1の電極との間に、0.3mmから0.5mmのギャップをあけて前記容器の内部に設けられている。冷却水供給部は、前記容器内に冷却水を供給する。電力供給部は、前記第1の電極及び前記第2の電極に、前記原料ガスからオゾンを発生させる電力を供給する。
前記冷却水供給部が前記容器に供給する冷却水の水量をQw[m/h]とする。前記電力が供給された前記第1の電極及び前記第2の電極との前記ギャップにおける電力密度をW/S[kW/m]とする。前記オゾンの発生量をY[kg/h]とする。この場合、オゾン発生装置は、次の式を満たす。
W/S≦0.5・(Qw/Y)−1.285・(Qw/Y)+3.462
図1は、第1実施形態にかかるオゾン発生装置を示す図である。 図2は、第1実施形態のオゾン発生装置における冷却水の温度分布を示す説明図である。 図3は、第1実施形態のオゾン発生装置におけるオゾン発生効率をパラメータとした電力密度と、冷却水量と、オゾン発生量の関係を示す。 図4は、気密容器の内部構成を説明する部分縦断面図である。 図5は、金属電極及び仕切板を説明する図である。 図6は、冷却水入口及び冷却水出口の別の形態を説明する図である。 図7は、第2実施形態にかかるオゾン発生装置を示す図である。
以下の例示的な実施形態や変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が部分的に省略される。実施形態や変形例に含まれる部分は、他の実施形態や変形例の対応する部分と置き換えて構成されることができる。また、実施形態や変形例に含まれる部分の構成や位置等は、特に言及しない限りは、他の実施形態や変形例と同様である。
実施形態にかかるオゾン発生装置は、冷却水量Qw、電力密度W/Sを適切に設定することによって、オゾンの発生効率を向上させる。
以下に、実施形態にかかるオゾン発生装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態にかかるオゾン発生装置110を示す図である。図1に矢印で示すX軸,Y軸,Z軸で示されるそれぞれの方向を、X方向,Y方向,Z方向とする。図1に示すように、オゾン発生装置110は、装置本体112と、電力供給部の一例である高圧電源114と、冷却水供給部116とを備えている。
装置本体112は、気密容器120と、複数の誘電体電極122と、第2の電極の一例である複数の金属電極124と、スペーサ142とを備える。
気密容器120は、Y方向に沿った中心軸を有する円筒形状である。気密容器120の外周部には、ガス入口126、ガス出口128、冷却水入口130及び冷却水出口132が接続されている。酸素を含む原料ガスが、ガス入口126を介して、外部から気密容器120内に供給される。ガス出口128は、未反応の原料ガス及びオゾン(O)を外部へ排出する。冷却水入口130は、気密容器120の下部に設けられている。冷却水入口130には、冷却水供給部116から冷却水が流入する。冷却水出口132は、気密容器120の上部に設けられている。冷却水出口132は、冷却水を外部へ排出する。
複数の誘電体電極122は、気密容器120の内部に設けられている。複数の誘電体電極122は、それぞれがY方向に長手方向を向けた状態でX方向にほぼ均等な間隔で配列されている。誘電体電極122は、誘電体部134と、第1の電極の一例である導電膜136と、高圧供給端子138とを有する。誘電体部134は、石英ガラス、ホウケイ酸ガラス、高ケイ酸ガラス、アルミのケイ酸ガラス、セラミックス等の誘電体材料を含む。誘電体部134は、気密容器120の中心軸と平行な中心軸を有する筒状(例えば、円筒形状)に形成されている。導電膜136は、金、銀、銅、ステンレス、クロム、錫、亜鉛、ニッケル、カーボンあるいはアルミニウム等の導電性の材料を含む。導電膜136は、導電性の材料をスパッタリング、溶射、蒸着、無電解メッキ、電解メッキ、塗料塗布等することにより誘電体部134の内周面に設けられている。従って、導電膜136も筒状(例えば、円筒形状)に形成される。高圧供給端子138は、導電膜136と電気的に接続されている。
金属電極124は、ステンレス鋼製等の導電性の材料を含む。複数の金属電極124は、気密容器120の内部に設けられている。複数の金属電極124は、それぞれがY方向に長手方向を向けた状態でX方向にほぼ均等な間隔で配列されている。金属電極124は、気密容器120の中心軸と平行な中心軸を有する筒状(例えば、円筒形状)に形成されている。従って、金属電極124は、誘電体電極122と平行に配置されている。複数の金属電極124は、誘電体電極122の外周と対向するように設けられている。複数の金属電極124は、導電膜136との間に所定の放電ギャップ144をあけて配置されている。金属電極124は、接地電位と接続されている。複数の金属電極124のうち、最も外周に設けられた金属電極124aは、気密容器120の内周面との間に冷却水の水路146を形成する。水路146は、気密容器120の冷却水入口130及び冷却水出口132と繋がっている。水路146は、金属電極124a以外の中央部の金属電極124の内側の中空部とも繋がっている。
スペーサ142は、金属電極124と誘電体電極122と間に配置されている。これにより、スペーサ142は、金属電極124と導電膜136との間の放電ギャップ144を所定間隔に維持する。具体的には、スペーサ142は、0.3mmから0.5mmの放電ギャップ144を維持する。
高圧電源114は、ヒューズ140を介して、高圧供給端子138に接続されている。高圧電源114は、ヒューズ140及び高圧供給端子138を介して、高電圧の交流電圧を導電膜136に印加する。即ち、高圧電源114は、導電膜136と金属電極124とに、原料ガスの酸素からオゾンを発生させるための電力を供給する。高圧電源114は、放電ギャップ144において、2kW/m以上の電力密度となるように、高電圧の交流電圧を導電膜136に供給する。
冷却水供給部116は、例えば、ポンプである。冷却水供給部116は、気密容器120の冷却水入口130と接続され、冷却水入口130から気密容器120の内部の水路146へ冷却水を供給する。
続いて、オゾン発生装置110の動作について説明する。オゾン発生装置110では、冷却水入口130から供給された冷却水が金属電極124を冷却している状態で、ガス入口126を介して原料ガスが供給されるとともに、高圧電源114が導電膜136に電力を供給する。これにより、導電膜136と金属電極124との間の原料ガスに高電圧が印加され、原料ガス中の酸素からオゾンが生成されて、ガス出口128から排出される。
ここで、冷却水供給部116が供給する冷却水の水量をQw[m/h]とする。放電ギャップ144における電力密度をW/S[kW/m]とする。オゾン発生量をY[kg/h]とする。オゾン発生装置110では、下記の式(1)を満たすように、冷却水量Qw、電力密度W/S、オゾン発生量Yが設定される。
W/S≦0.5・(Qw/Y)−1.285・(Qw/Y)+3.462 …(1)
これにより、オゾン発生装置110によるオゾン発生効率が向上する。この結果、オゾン発生装置110の小型化及び製造コストの低下を実現することができる。
図2は、第1実施形態のオゾン発生装置110における冷却水の温度分布を示す説明図である。誘電体電極122と金属電極124との間の放電ギャップ144におけるバリア放電で発生した熱量は、冷却水によって温度を下げられる。上述したように冷却水は、気密容器120の下部に設けられた冷却水入口130から上部に設けられた冷却水出口132へと流れる。金属電極124は、冷却水によって冷却されるが、冷却水の流れの一部はよどみ、あるいは、短絡するので、図2に色ムラで示すように、温度の分布にムラが生じる。冷却水の最大温度上昇及び平均温度上昇を解析によって求めた結果を表1に示す。原料ガスは、PSA(Pressure Swing Adsorption)によって生成した酸素ガスとともに、窒素ガス及びアルゴンガスを含む。図2に示す例では、冷却水入口130から流入する冷却水の温度を15℃とした。
図3は、第1実施形態のオゾン発生装置110におけるオゾン発生効率Effをパラメータとした電力密度W/Sと、冷却水量Qwと、オゾン発生量Yの関係を示す。冷却水量/オゾン発生量(=Qw/Y)を上げると、同じオゾン発生効率Effで投入できる電力密度W/Sを上げることが可能となる。同じオゾン発生効率Effにおける電力密度W/Sを高くすると、オゾン発生装置110をより小型化することが可能となり、製造コストを下げることができる。また、従来のオゾン発生効率を超えるオゾン発生効率Effとして124g/kWh以上とするには、放電ギャップ長dが0.3mmから0.5mmであり、電力密度W/Sが2kW/mの場合、上述の式(1)を満たす必要がある。
図4は、気密容器120の内部構成を説明する部分縦断面図である。図4においては、気密容器120と誘電体電極122以外は省略している。複数の誘電体電極122は、気密容器120内の六角形の領域内に収容されている。図4に示すように、冷却水入口130の中心軸150の延長線の位置は、中心軸150と交差(例えば、直交)する方向において、冷却水出口132の中心軸152の位置と異なる。例えば、冷却水入口130の中心軸150の位置は、中心軸150と直交する方向において、冷却水出口132の中心軸152の位置と、20cmから30cm程度ずれていることが好ましい。これにより、冷却水入口130から導入された冷却水が、金属電極124等を冷却することなく、冷却水出口132から排出されることを抑制できる。従って、冷却水が、金属電極124等をより効率よく冷却できるので、オゾンの発生効率を向上させ、且つ、電力密度を高くすることができる。この結果、オゾン発生装置110の小型化及び製造コストの低下を実現することができる。
図5は、金属電極124及び抵抗板の一例である仕切板148を説明する図である。仕切板148が、気密容器120の内部の冷却水が流れる水路上に設けられていてもよい。仕切板148は、冷却水の流れの抵抗となり、冷却水の流れる方向を変える。図5に示すように、例えば、仕切板148は、複数の金属電極124を含む管群が配置されている領域と、気密容器120の外壁との間に設けられていてもよい。これにより、冷却水入口130から導入された冷却水が、金属電極124が配置されていない外周近傍を流れて、金属電極124等を冷却することなく、冷却水出口132から排出されることを抑制できる。従って、冷却水が、金属電極124等をより効率よく冷却できるので、オゾンの発生効率を向上させ、且つ、電力密度を高くすることができる。この結果、オゾン発生装置110の小型化及び製造コストの低下を実現することができる。
図6は、冷却水入口130及び冷却水出口132の別の形態を説明する図である。図6に示すように、冷却水入口130の本数と、冷却水出口132の本数は異なっていてもよい。例えば、冷却水入口130及び冷却水出口132の一方がn本であり、冷却水入口130及び冷却水出口132の他方が2n本である。この場合、2n本である冷却水入口130及び冷却水出口132の他方は、気密容器120の中心軸を垂線とする中心垂直面に対して対称な位置に配置されていることが好ましい。図6に示す例では、冷却水入口130の本数が1本であり、冷却水出口132の本数が2本である。2本の冷却水出口132は、中心垂直面154に対して、対称な位置に配置されている。これにより、冷却水入口130から導入された冷却水が、金属電極124等を冷却することなく、冷却水出口132から排出されることを抑制できる。従って、冷却水は、金属電極124等をより効率よく冷却できるので、オゾンの発生効率を向上させ、且つ、電力密度を高くすることができる。この結果、オゾン発生装置110の小型化及び製造コストの低下を実現することができる。
<第2実施形態>
図7は、第2実施形態にかかるオゾン発生装置10を示す図である。図7に矢印で示すX軸,Y軸,Z軸で示されるそれぞれの方向を、X方向,Y方向,Z方向とする。図7に示すように、オゾン発生装置10は、装置本体12と、電力供給部の一例である高圧電源14と、冷却水供給部16とを備えている。
装置本体12は、気密容器20と、誘電体電極22と、第2の電極の一例である金属電極24とを備える。
気密容器20は、筒状の中空である。気密容器20は、例えば、Y方向に沿った中心軸を有する円筒形状である。気密容器20は、誘電体電極22、及び、金属電極24を収容して保持する。気密容器20の外周部には、ガス入口26、ガス出口28、冷却水入口30及び冷却水出口32が筒状に形成されている。酸素を含む原料ガスが、ガス入口26を介して、外部から気密容器20に供給される。原料ガスの圧力である原料ガス圧は、0.1MPa〜0.3MPaとすることが好ましい。 ガス出口28は、未反応の原料ガス及びオゾン(O)を外部へ導出する。冷却水入口30には、冷却水供給部16から冷却水が流入する。冷却水出口32は、冷却水を外部へ排出する。
誘電体電極22は、気密容器20の内部に設けられている。誘電体電極22は、誘電体部34と、第1の電極の一例である導電膜36と、高圧供給端子38とを有する。誘電体部34は、誘電性の材料を含む。誘電体部34は、Y方向に沿った中心軸を有する円筒形状に形成されている。誘電体部34の中心軸は、気密容器20の中心軸とほぼ平行である。導電膜36は、導電性の材料を含む。導電膜36は、誘電体部34の内周面に設けられている。高圧供給端子38は、導電膜36の内側に設けられ、導電膜36と電気的に接続されている。
金属電極24は、導電性の材料を含む。金属電極24は、誘電体電極22の外周と対向するように、かつ、囲むように、気密容器20の内部に設けられている。金属電極24は、誘電体部34を挟み、導電膜36と対向する。金属電極24は、接地電位と接続されている。金属電極24は、導電膜36と放電ギャップ44をあけて配置されている。金属電極24は、スペーサ42を有する。スペーサ42は、金属電極24の他の部分から誘電体電極22へ突出している。これにより、スペーサ42は、スペーサ42以外の金属電極24の部分と誘電体電極22との間にあけられた放電ギャップ44を維持する。具体的には、スペーサ42は、0.3mmから0.5mmの放電ギャップ44を維持する。金属電極24は、気密容器20の内周面との間に冷却水の水路46を形成する。水路46は、気密容器20の冷却水入口30及び冷却水出口32と繋がっている。従って、冷却水入口30から導入された冷却水は、水路46を経由して、冷却水出口32から排出される。
高圧電源14は、ヒューズ40を介して、高圧供給端子38と電気的に接続されている。高圧電源14は、ヒューズ40及び高圧供給端子38を介して、高電圧の交流を導電膜36に印加する。即ち、高圧電源14は、導電膜36と金属電極24とに、原料ガスの酸素からオゾンを発生させるための電力を供給する。高圧電源14は、放電ギャップ44において、2kW/m以上の電力密度となるように、高電圧の交流を導電膜36に供給する。
冷却水供給部16は、例えば、ポンプである。冷却水供給部16は、気密容器20の冷却水入口30と接続されている。冷却水供給部16は、冷却水入口30から気密容器20の水路46へ冷却水を供給する。ここで、冷却水供給部16が、気密容器20に供給する冷却水の水量をQw[m/h]とする。放電ギャップ44における電力密度をW/S[kW/m]とし、オゾン発生量をY[kg/h]とする。オゾン発生装置10では、上述の式(1)を満たすように、冷却水量Qw、電力密度W/S、オゾン発生量Yが設定される。これにより、オゾン発生装置10によるオゾン発生効率か向上する。この結果、オゾン発生装置10の小型化及び製造コストの低下を実現することができる。
上述した各実施形態の構成の形状、配置、個数、機能などは適宜変更してよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
110…オゾン発生装置、114…高圧電源(電力供給部)、116…冷却水供給部、120…気密容器、124…金属電極(第2の電極)、124a…金属電極(第2の電極)、130…冷却水入口、132…冷却水出口、136…導電膜(第1の電極)、144…放電ギャップ、146…水路、148…仕切板(抵抗板)、150…中心軸、152…中心軸、154…中心垂直面、10…オゾン発生装置、14…高圧電源(電力供給部)、16…冷却水供給部、20…気密容器、24…金属電極(第2の電極)、30…冷却水入口、32…冷却水出口、36…導電膜(第1の電極)、44…放電ギャップ、46…水路。

Claims (5)

  1. 原料ガスが供給される中空の容器と、
    前記容器の内部に設けられた第1の電極と、
    前記第1の電極との間に、0.3mmから0.5mmのギャップをあけて前記容器の内部に設けられた第2の電極と、
    前記容器内に冷却水を供給する冷却水供給部と、
    前記第1の電極及び前記第2の電極に、前記原料ガスからオゾンを発生させる電力を供給する電力供給部と、
    を備え、
    前記冷却水供給部が前記容器に供給する冷却水の水量をQw[m/h]として、
    前記電力が供給された前記第1の電極及び前記第2の電極との前記ギャップにおける電力密度をW/S[kW/m]として、
    前記オゾンの発生量をY[kg/h]とした場合、
    W/S≦0.5・(Qw/Y)−1.285・(Qw/Y)+3.462
    を満たすオゾン発生装置。
  2. 前記容器の冷却水が流れる水路上に、前記冷却水の流れの抵抗となる抵抗板を更に備える請求項1に記載のオゾン発生装置。
  3. 前記容器は、
    前記冷却水が流入する筒状の冷却水入口と、
    前記冷却水を排出する筒状の冷却水出口と、
    を備え、
    前記冷却水入口の中心軸の延長線は、前記冷却水出口の中心軸と異なる位置に配置されている
    請求項1または2に記載のオゾン発生装置。
  4. 前記容器は、
    筒状であって、
    前記冷却水が流入する筒状の冷却水入口と、
    前記冷却水を排出する筒状の冷却水出口と、
    を備え、
    前記冷却水入口及び前記冷却水出口の一方はn本であり、
    前記冷却水入口及び前記冷却水出口の他方は2n本であり、
    前記冷却水入口及び前記冷却水出口の前記他方は、前記容器の中心軸を垂線とする中心垂直面に対して、対称な位置に配置されている
    請求項1から3のいずれか1項に記載のオゾン発生装置。
  5. 前記第2の電極は筒状であり、
    前記第2の電極の内側に前記冷却水が流れる水路が形成されている
    請求項1から4のいずれか1項に記載のオゾン発生装置。
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