JP2017159848A - 鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外側テーパ筒部で空気を旋回させる構成の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置において、流速が高速になる場合であっても、粒子径の異なる種々の塵埃を効率的に分離可能な構成を提供する。【解決手段】鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置11は、吸込み部と、第1外側円筒部39aと、外側テーパ筒部36と、内側筒部34と、連結部46と、を備える。第1外側円筒部39aは、吸込み部が吸い込んだ空気が旋回しながら流れる。外側テーパ筒部36は、第1外側円筒部39aを流れた空気が旋回しながら流れ、第1外側円筒部39aから軸方向に遠ざかるにつれて径が小さくなるテーパ状の筒であり、当該テーパ状の筒の内側から外側へ繋がる開口部が形成されている。内側筒部34は、少なくとも一部が第1外側円筒部39aの内側に位置するように配置されており、外側テーパ筒部36を流れた空気が流れる。【選択図】図3

Description

本発明は、主として、鉄道車両用換気装置に用いられる塵埃分離装置に関する。
従来から、鉄道車両には、車外の空気を車室内に取り込むとともに車室内の空気を排出する鉄道車両用換気装置が設けられている。特許文献1は、この種の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置を開示する。
特許文献1では、鉄道車両の床下の換気装置の吸気側に設置されるサイクロン式の集塵装置(塵埃分離装置)が開示されている。この集塵装置は、円筒状本体と、円筒状本体の下部に接続される縮径部と、円筒状本体の内側に配置される排気管と、を備える。外部から取り込まれた空気は、円筒状本体の内部で旋回しながら下降し、その後円筒状本体の中央を下から上に向かって流れ、排気管から車内に向けて排出される。また、空気に含まれる塵埃は、円筒状本体の内部で旋回することで遠心力により外側へ移動し、縮径部の内壁に沿って下方へ落下する。これにより、空気に含まれる塵埃が分離される。
また、特許文献1では、円筒状本体の内壁には、円筒状本体の外側を経由して下方へ向かうバイパス経路が形成されている。これにより、円筒状本体だけでなくバイパス経路によっても塵埃を分離することができる。このバイパス経路は、床下空間の制約により円筒状本体の直径に対する高さの比が小さい場合であっても、塵埃の分離能力の低下を抑えることを目的としている。
特開2015−192982号公報
ところで、吸入される空気には粒子径の異なる種々の塵埃が含まれるため、これらを可能な限り集塵できる塵埃分離装置が求められる。鉄道車両用換気装置では、吸入させる空気量が比較的多いため、塵埃分離装置内の空気の流速が速くなる。そのため、空気に含まれる粒子径の小さな細かい塵埃は、内壁に衝突し速度を失い落下を始めても、流速の速い空気流により再度、巻き上げられる。その結果、空気量が多く流速の速い塵埃分離装置においては、細かい塵埃と空気とは分離されにくくなる。ここで、特許文献1では、円筒状本体の内壁に形成されたバイパス経路により塵埃を分離させている。しかし、塵埃を分離するために誘導部とパイパス経路とを形成する必要があるため、構造が複雑となる。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、外側テーパ筒部で空気を旋回させる構成の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置において、流速が高速になる場合であっても、粒子径の異なる種々の塵埃を効率的に分離可能な構成を提供することにある。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、車外の空気を車室内に取り込むとともに車室内の空気を車外へ排出する鉄道車両用換気装置の外気取込側に設けられる塵埃分離装置において、以下を備える構成が提供される。即ち、塵埃分離装置は、吸込み部と、外側円筒部と、外側テーパ筒部と、内側筒部と、連結部と、を備える。前記吸込み部は、車外の空気を吸い込む吸込み口を有する。外側円筒部は、前記吸込み部が吸い込んだ空気が旋回しながら流れる。前記外側テーパ筒部は、前記外側円筒部を流れた空気が旋回しながら流れ、前記外側円筒部から軸方向に遠ざかるにつれて径が小さくなるテーパ状の筒であり、当該テーパ状の筒の内側から外側へ繋がる開口部が形成されている。前記内側筒部は、少なくとも一部が前記外側円筒部の内側に位置するように配置されており、前記外側テーパ筒部を流れた空気が流れる。連結部は、前記内側筒部に接続されており、車外の空気を吸引する吸引装置へ向かう空気が流れる。
これにより、遠心力により粒子径の大きな塵埃を中心に開口部を介して分離される。また、開口部を設けることで、外側テーパ筒部に沿う空気の流れが乱されて空気の流速を低下させることができる。従って、吸入する空気量が多く流速が高速になる場合であっても、空気に含まれる細かい塵埃を効率的に分離することができる。特に、上記の構成は、まず粒子径の大きな塵埃を中心に分離されるため、一度分離された粒子径の小さな細かい塵埃が粒子径の大きな塵埃によって再度巻き上げられることを抑制することができ、上記の効果を一層有効に発揮させることができる。
本発明によれば、取り込む空気量の多さ等により流速が高速になる場合であっても、粒子径の異なる種々の塵埃を効率的に分離可能な塵埃分離装置が実現できる。
本発明の一実施形態に係る塵埃分離装置を備える鉄道車両用換気装置を示す概図。 塵埃分離装置の斜視図。 塵埃分離装置の断面斜視図。 塵埃分離装置を径方向から見たA−A断面図。 塵埃分離装置を軸方向で見たB−B断面図。 外側テーパ筒部の開口部の形状を示す斜視図。 変形例に係る塵埃分離装置の断面を径方向で見た図。
次に、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。初めに、図1を参照して、鉄道車両用換気装置10について簡単に説明する。図1は、塵埃分離装置を備える鉄道車両用換気装置を示す概略図である。
鉄道車両用換気装置10(以下、単に「換気装置」とも言う)は、鉄道車両1の床下3に配置されている。換気装置10は、鉄道車両1の外部の空気を車室2に取り込むとともに車室2の空気を外部に排出する。換気装置10は、外部の空気を取り込むための部材として、吸入ダクト12aと、複数の塵埃分離装置11と、取込みダクト12bと、取込みファン(吸引装置)13と、第1モータ14と、換気制御装置15と、を備える。
吸入ダクト12aは、吸引された外部の空気を塵埃分離装置11毎に分配して供給する。塵埃分離装置11は、外部の空気から塵埃(例えば、塵、埃、粒子状物質、火山灰、砂等)を分離して集める。取込みダクト12bは、塵埃分離装置11と車室2とを接続しており、塵埃分離装置11によって塵埃が取り除かれた空気が車室2まで流れる。取込みファン13は、取込みダクト12bの内部に配置されており、第1モータ14が発生させた駆動力が伝達されることで、外部の空気を吸引する吸引力を発生させる。なお、第1モータ14の回転速度は、換気制御装置15によって制御されている。換気制御装置15は、例えば車室2の内部の圧力と、鉄道車両1の外部の圧力と、の圧力差等に基づいて、第1モータ14を制御する。
また、換気装置10は、車室2の空気を外部に排出するための部材として、排気ダクト16と、排気ファン(吸引装置)17と、第2モータ18と、を備える。排気ダクト16は、車室2と外部とを接続しており、車室2の内部から外部へ向かう空気が流れる。排気ファン17は、排気ダクト16の内部に配置されており、第2モータ18が発生させた駆動力が伝達されることで、車室2の空気を排出する空気流を発生させる。なお、第2モータ18の回転速度は、換気制御装置15によって制御されている。換気制御装置15は、例えば車室2の内部の圧力と、鉄道車両1の外部の圧力と、の圧力差等に基づいて、換気制御装置15を制御する。
次に、図2から図5を参照して、塵埃分離装置11について詳細に説明する。図2は塵埃分離装置11の斜視図であり、図3は塵埃分離装置11の一部断面斜視図であり、図4は塵埃分離装置11の正面断面図であり、図5は塵埃分離装置11の平面断面図である。
本実施形態では筒状の部材は全て、軸方向と鉛直方向とが一致するように配置されている。以下の説明において、鉛直方向上側(即ち軸方向上側)及び鉛直方向下側(即ち軸方向下側)を単に「上側」及び「下側」と称することがある。なお、筒状の部材の少なくとも1つが、軸方向と鉛直方向とが傾斜するように配置されていても良い。
図2から図4に示すように、塵埃分離装置11は、吸込み部31と、整流部32と、内側筒部34と、外側テーパ筒部36と、底筒部37と、円筒部材39(第1外側円筒部39a及び第2外側円筒部39b)と、集塵部40と、連結部46と、を備える。これらの部材は、溶接等により互いに接続されているが、ボルト等の固定具で連結されていても良い。
初めに、図2及び図3を参照して、外部から取り込まれた空気が流れる経路を説明する。まず、換気装置10の取込みファン13及び排気ファン17によって、外部の空気が、図2に示す吸込み部31から塵埃分離装置11の内部に取り込まれる。取り込まれた空気は、図3に示す第1外側円筒部39aの内側を旋回しながら下方へ流れる。その後、取り込まれた空気は、外側テーパ筒部36の内側を旋回しながら更に下方へ流れ、当該外側テーパ筒部36の中心を上方へ流れた後に、内側筒部34の内部を更に上方へ流れる。その後、取り込まれた空気は、内側筒部34の上側に連結された連結部46を介して取込みダクト12bへ流れる。
また、外部から取り込まれた空気に含まれる塵埃は、第1外側円筒部39a及び外側テーパ筒部36の内側を旋回する際に遠心力によって内壁面に衝突し、当該内壁面に沿って塵埃の自重によって下方へ落ち、集塵部40に集められる。上述のように、外部から取り込まれた空気は、外側テーパ筒部36の中心を上方へ流れるため、塵埃は上方には巻き上げられない。これにより、外部から取り込まれた空気から塵埃を分離できる。また、詳細は後述するが、外部から取り込まれた空気の一部は、外側テーパ筒部36に形成された開口部36aを介して、外側テーパ筒部36の外側へ流れる。ここでも、空気に含まれる塵埃は速度を失ってその自重により下方に落下して集塵部40に集められる。
円筒部材39は、軸方向の両端が開放された(即ち、天板及び底板が設けられていない)略円筒状の部材である。円筒部材39は、第1外側円筒部(外側円筒部)39aと、その下側に位置する第2外側円筒部39bと、から構成されている。本実施形態では、円筒部材39は一体的に構成されており、第1外側円筒部39aと第2外側円筒部39bの径は同じである。しかし、円筒部材39は、上部と下部で機能が異なるため、2つに分けて説明する。第1外側円筒部39aと第2外側円筒部39bは、別部材であっても良い。
第1外側円筒部39aの軸方向の長さの中央(第1外側円筒部39aの高さの中央)よりも上側には、図2に示すように吸込み部31が取り付けられている。吸込み部は略角パイプ状であり、4枚の板材から構成されている。この角パイプ状の部分の外側の端部には、吸込み口31aが形成されている。また、図5に示すように、吸込み部31の内壁面は、円筒部材39(第1外側円筒部39a)の内壁面と連続するように配置されている。この構成により、外部の空気は、換気装置10の取込みファン13及び排気ファン17が発生させた吸引流により、吸込み口31aから取り込まれ、第1外側円筒部39aの内部へ流れる。
第1外側円筒部39aの内側(詳細には第1外側円筒部39aと後述の外側テーパ筒部36の内側に跨る位置)には、内側筒部34が配置されている。内側筒部34は、内側円筒部34aと、その下方に接続される内側テーパ筒部34bと、から構成され、内側テーパ筒部34bの下端には内側筒部吸入口34cが設けられている。内側テーパ筒部34bは、下方へ近づくにつれて径が小さくなるテーパ状の円筒部である。内側円筒部34aの外側かつ第1外側円筒部39aの内側には、第1旋回室51が形成されている。第1旋回室51は、円環状の空間であり、吸込み口31aから取り込まれた空気が旋回しながら下方へ流れる。
上板45は、第1外側円筒部39a及び内側円筒部34aの上面に接続されている。上板45は、内側円筒部34aと第1外側円筒部39aの間(即ち第1旋回室51)の上側を閉鎖するとともに、内側円筒部34aの上側を開放して塵埃分離後の空気を換気装置10に導くための連結部46が接続されるように構成されている。
整流部32は、図3に示すように、軸方向において、第1外側円筒部39aと第2外側円筒部39bの境界の近傍と、内側円筒部34aと内側テーパ筒部34bの境界の近傍と、を接続するように配置された板状の部材である。整流部32は、図5に示すように、吸込み部31と第1外側円筒部39aとが接続する点を始点として、空気の旋回方向に約90°の領域に形成されている。このように、整流部32は、第1旋回室51の底部の一部を構成する。整流部32は、吸込み部31から取り込まれた外部の空気を整えて(ガイドして)、軸方向を回転軸とする旋回流を発生させる補助を行う。
外側テーパ筒部36は、内側筒部34の外側であって、かつ、第2外側円筒部39bの内側に配置されている。外側テーパ筒部36は、両端が開放されるとともに、軸方向の下側に進むにつれて径が小さくなるテーパ筒状の部材である。外側テーパ筒部36のテーパ角は、内側テーパ筒部34bのテーパ角と同じである(ここでいう「同じ」は数度程度異なる場合も含む)。外側テーパ筒部36の上側の開放部分は、円筒部材39(詳細には第1外側円筒部39aと第2外側円筒部39bの境界の近傍)に接続されている。
内側筒部34の外側かつ外側テーパ筒部36の内側には、第2旋回室52が形成されている。なお、内側筒部34よりも下側の空間では、外側テーパ筒部36の内側が第2旋回室52に該当する。第1旋回室51と第2旋回室52は接続されており、第1旋回室51を旋回しながら流れた空気は、第2旋回室52を旋回しながら下方へ流れる。
内側テーパ筒部34bと外側テーパ筒部36のテーパ角が同じであるため、第2旋回室52における空気の旋回の流れをスムーズにすることができる。更に、内側テーパ筒部34bをテーパ状にすることで内側筒部吸入口34cの開放部分が小さくなるため、第2旋回室52を旋回する空気に含まれる塵埃が内側テーパ筒部34bに入りにくくすることができる。
外側テーパ筒部36の壁面には、図4から図6に示すように、外側テーパ筒部36の内側から外側へ繋がる開口部36aが形成されている。ここで、外側テーパ筒部36の外側であって第2外側円筒部39bの内側の空間を第3旋回室53とする。即ち、開口部36aは、第2旋回室52と第3旋回室53とを接続している。ここで、第3旋回室53は第2旋回室52にのみ繋がっており、外部への出口がない。そのため、第3旋回室53に流入する空気量は少なく、流速は比較的遅い。しかし、第2旋回室52で旋回された塵埃のうち、粒子径の大きな塵埃は遠心力を受けて開口部36aを介して第3旋回室53に流入し、速度を失った塵埃は第3旋回室53内の外側集塵室55に落下する。
外側テーパ筒部36の下部には、径方向で見たときに当該外側テーパ筒部36と重なるように底筒部37が配置されている。底筒部37は円筒であり、その径は、外側テーパ筒部36の上端の開放部分よりも小さく、外側テーパ筒部36の下端の開放部分よりも大きい。従って、底筒部37の上端は、外側テーパ筒部36の軸方向の中途部に接続されている。底筒部37の下端は、集塵部40に接続されている。
集塵部40は、上端が開放されるとともに、下端が円板状の底板により閉鎖された円筒である。上述のように底筒部37の下端は集塵部40の底板と接続されている。これにより、内側集塵室54が形成される。外部から取り込まれた空気に含まれる塵埃は、第1旋回室51及び第2旋回室52を旋回することで、遠心力により外側へ力を受ける。その結果、塵埃は、第1外側円筒部39a及び外側テーパ筒部36の内壁面に衝突して下方へ落ちる。内側集塵室54は、この下方へ落ちた塵埃を集める部分である。
また、第2外側円筒部39bの下端部も集塵部40に接続されている。これにより、外側集塵室55が形成される。外側集塵室55は開口部36aを介してのみ外部に繋がっているので空気の流れは停滞し流入する空気量は少ない。しかし、遠心力により粒子径の大きな塵埃は、開口部36aから第3旋回室53へ流れ、第2外側円筒部39bの内壁面に衝突して下方へ落ちる。外側集塵室55は、この下方へ落ちた塵埃を集める部分である。なお、粒子径の大きな塵埃の方が重いため遠心力が作用し易いので、開口部36aから第3旋回室53へ移動し易い。従って、粒子径の大きな塵埃が外側集塵室55へ集められ、比較的細かい塵埃が内側集塵室54へ集められる。特に、粒子径の大きな塵埃は、遠心力により開口部36aを介して第3旋回室53に流入するので、第2旋回室52において旋回する量は少なくなる。そのため、内側集塵室54に集塵された粒子径の小さな塵埃が、粒子径の大きな塵埃によって叩かれて再度巻き上げられることを抑制することができる。
また、第2旋回室52を旋回しながら下方へ流れた空気は、塵埃等が分離された後に、第2旋回室52の中央を上方へ流れ、内側筒部吸入口34cから内側筒部34の内部に流れる。また、内側筒部34の上端には、ダクト状の連結部46が取り付けられている。連結部46は、塵埃等が分離されて内側筒部34を上方へ流れた空気を、取込みダクト12bまで案内する。
次に、図4を参照して、塵埃分離装置11を構成する部材の上下方向(軸方向)の位置関係について説明する。以下の説明では、「同じ」と説明した場合であっても、厳密に「同じ」場合だけでなく、製造上の誤差及び他の設計事項を考慮した微小な違いがある場合も含むものとする。
吸込み口31a、第1外側円筒部39a、及び、内側円筒部34aは、軸方向の位置、及び、軸方向の長さは同じである。また、第1外側円筒部39aの軸方向の長さは、外側テーパ筒部36及び第2外側円筒部39bの軸方向の長さよりも短い。また、内側テーパ筒部34bの軸方向の長さは、外側テーパ筒部36の軸方向の長さの半分程度である。
上記の構成に代えて、吸込み口31aの軸方向の長さは、第1外側円筒部39aよりも小さくても良い。この場合、吸込み口31aから吸い込まれた空気が第1旋回室51を旋回する回数が増加する。また、内側筒部34の下端は、外側テーパ筒部36よりも上側であっても良い。また、底筒部37は、外側テーパ筒部36の下端に接続されていても良いし、底筒部37を省略しても良い。
開口部36aのうち最も上側の部分の位置は、外側テーパ筒部36の上端近傍(第1外側円筒部39aの直下)である。開口部36aのうち最も下側の部分の位置は、内側テーパ筒部34bの下端より上側であって、外側テーパ筒部36の中央より上側であって、円筒部材39の中央より上側であって、第2外側円筒部39bの中央より上側である。
開口部36aが形成される位置は任意であり、上記の構成に代えて、例えば内側テーパ筒部34bより下側に開口部36aが形成されていても良い。また、外側テーパ筒部36の上端近傍ではなく、少し下方に開口部36aが形成されていても良い。
次に、外側テーパ筒部36に形成される開口部36aの形状、及び効果について説明する。図6は、外側テーパ筒部36の開口部36aの形状を示す斜視図である。なお、図6は、図2及び図3とは異なる方向から塵埃分離装置11を見た斜視図である。
初めに、図4及び図6を参照して、径方向で見たときの開口部36aの位置及び形状について説明する。図4では、開口部36aは、内側筒部34よりも紙面奥側に形成されている。従って、第2旋回室52を旋回する空気は、開口部36aを右から左へ通過する。なお、この様子は図6にも示されている。従って、開口部36aは、空気の旋回方向の下流側に進むにつれて、流入した塵埃が再度、外側テーパ筒部36に流入しないように軸方向の長さが短くなるように形成されている。
具体的には、開口部36aを構成する辺(開口部36aと外側テーパ筒部36の壁面の境界となる辺)は、3つあり、上側を構成し径方向に平行であって、側面視にて直線な第1辺と、上流側の端部を構成し軸方向に平行な第2辺と、下流側の端部及び下側を構成し下流側に近づくにつれて上側に近づくような円弧状の第3辺と、から構成されている。
開口部36aの形状は任意であり、第1辺は径方向に対して傾斜する直線であっても良いし、曲線であっても良い。第2辺は、軸方向に対して傾斜する直線であっても良いし、曲線であっても良い。第3辺は、第1辺と第2辺を結ぶ直線であっても良い。また、開口部36aは、2辺以下から構成されていても良いし、4辺以上から構成されていても良い。ただし、開口部36aは、空気の旋回方向の下流側に進むにつれて、軸方向の開口長さ(軸方向で見たときの開口長さ)が短くなるように形成されていることが好ましい。
次に、軸方向で見たとき(即ち図5)の開口部36aの位置及び形状について説明する。開口部36aは、吸込み部31の内壁部と第1外側円筒部39aの内壁部が接続する点から空気の旋回方向に90°の角度範囲に重なるように(即ち整流部32に重なるように)形成されている。具体的には、開口部36aは、整流部32の下流側の端部を挟む角度範囲に形成されている。即ち、開口部36aは、整流部32の略直上に配置されることで、吸込み口31aから流入した空気の一部が直接、開口部36aに入ることが防止できる。これにより、大量の空気が開口部36aに流入することを防止できる。
なお、この角度範囲は一例であり、図7の変形例に示すように、開口部36aの角度範囲が整流部32の角度範囲に含まれていても良い。図7の変形例では、吸込み部31の内壁部と第1外側円筒部39aの内壁部が接続する点(即ち整流部32の上流側の端部)より少し下流の位置を始点として、当該接続する点から90°(即ち整流部32の下流側の端部)まで形成されている。
本実施形態では、開口部36aの角度範囲は60°程度であるが、20°以上であることが好ましく、45°以上であることが更に好ましい。開口部36aの角度範囲を大きくすることで、種々の粒子径を含んだ空気を開口部36aから第3旋回室53に流入させることができる。
以上に説明したように、車外の空気を車室2の内部に取り込むとともに車室2の内部の空気を車外へ排出する鉄道車両用換気装置10の外気取込側に設けられる塵埃分離装置11において、以下を備える構成が提供される。即ち、塵埃分離装置11は、吸込み部31と、第1外側円筒部39aと、外側テーパ筒部36と、内側筒部34と、連結部46と、を備える。吸込み部31は、車外の空気を吸い込む吸込み口31aを有する。第1外側円筒部39aは、吸込み部31が吸い込んだ空気が旋回しながら流れる。外側テーパ筒部36は、第1外側円筒部39aを流れた空気が旋回しながら流れ、第1外側円筒部39aから軸方向に遠ざかるにつれて径が小さくなるテーパ状の筒であり、当該テーパ状の筒の内側から外側へ繋がる開口部36aが形成されている。内側筒部34は、少なくとも一部が第1外側円筒部39aの内側に位置するように配置されており、外側テーパ筒部36を流れた空気が流れる。連結部46は、内側筒部34に接続されており、車外の空気を吸引する取込みファン13及び排気ファン17へ向かう空気が流れる。
これにより、粒子径の大きな塵埃を中心に、外側テーパ筒部36の開口部36aに取り込むことができるので、空気に含まれる細かい塵埃を効率的に分離して集めることができる。また、開口部36aを設けることで、外側テーパ筒部36を沿う空気の流れが乱されるので、第2旋回室52を流れる空気の流速を低下させることができる。従って、空気に含まれる細かい塵埃を更に効率的に分離することができる。特に、外側テーパ筒部36は軸方向下方に向かって径が小さくなるため旋回流による遠心力が大きくなる。そのため、粒径の小さな細かな塵埃も内壁部に衝突し、速度を失い、その自重によって落下するため、上記の効果を一層有効に発揮させることができる。
また、塵埃分離装置11では、外側テーパ筒部36の軸方向で見たときに、吸込み部31の内壁部と第1外側円筒部39aの内壁部が接続する点から空気の旋回方向に90°以内の領域に開口部36aの少なくとも一部が形成されている。
これにより、外部から吸い込まれた空気は、少なくも第1外側円筒部39aを1周した後に(即ち、空気の旋回流が十分に形成された後に)、外側テーパ筒部36の開口部36aに到達する。従って、遠心力により粒子径の大きな塵埃を中心に開口部36aを介して集塵できる。
また、塵埃分離装置11では、第1外側円筒部39aの内部であって吸込み部31の近傍には、当該第1外側円筒部39aの内壁とともに空気の流れを整える整流部32が配置されている。外側テーパ筒部36の軸方向で見たときに、開口部36aが形成されている角度範囲と、整流部32が配置されている角度範囲と、が重複している。
これにより、外部から吸い込まれた空気は、少なくも整流部32を通過した後に(即ち、空気の旋回流が十分に形成された後に)、外側テーパ筒部36の開口部36aに到達する。従って、直接、開口部36aに空気が流入することを防止できるため、開口部36aによる旋回流の乱れを抑え、開口部36aに大量の空気が流入することを防止することができる。
また、塵埃分離装置11では、外側テーパ筒部36の軸方向で見たときに、開口部36aは、少なくとも20°以上開口している。
これにより、微小な開口部が複数形成されている構成と比較して、第3旋回室53内の流速を十分に低下させることができる。
また、塵埃分離装置11では、開口部36aは、空気の旋回方向の下流側に進むにつれて、外側テーパ筒部36の軸方向における開口長さが短くなる部分を含む。
このような形状にすることで、外側テーパ筒部36から外側に流れた空気が、外側テーパ筒部36に戻ることを防止できる。
また、塵埃分離装置11では、開口部36aを構成する辺の一部が円弧状である。
これにより、開口部36aに流入する空気の流速を低下させ、開口部36aを流出入する塵埃を含む空気量を抑えることができ、より効率的に細かい塵埃を分離できるという効果を一層有効に発揮させることができる。
また、塵埃分離装置11では、外側テーパ筒部36の軸方向の長さの中央よりも第1外側円筒部39aに近い位置に、開口部36aが形成されている。
これにより、早い段階で粒子径の大きな塵埃を分離でき、流速の大きな場合でも粒子径の小さな塵埃を十分に分離できる。
また、塵埃分離装置11では、外側テーパ筒部36の径方向で見たときに、内側筒部34の軸方向の一端部である内側筒部吸入口34cが、外側テーパ筒部36と重なるように配置されている。
これにより、外側テーパ筒部36の内部で旋回する空気に含まれる細かい塵埃が内側筒部34の内部に入りにくくなる。
また、塵埃分離装置11では、内側筒部34のうち、外側テーパ筒部36と重なる部分の少なくとも一部は、外側テーパ筒部36と同じテーパ角のテーパ形状である。
これにより、テーパ角が同じなので空気の流れが乱れにくくなる。また、内側筒部34の内側筒部吸入口34cが小さくなるので、細かい塵埃が内側筒部34に入りにくくなる。
また、塵埃分離装置11では、外側テーパ筒部36の更に外側に、開口部36aから外側テーパ筒部36の外側に流れた空気が流れる第2外側円筒部39bが配置される。
これにより、開口部36aから外部に流れる空気に塵埃が含まれていても、当該塵埃を回収できる。
また、塵埃分離装置11では、第1外側円筒部39aと第2外側円筒部39bが一体的に構成されている。
これにより、部品点数を低減できるとともに、シンプルな外観を実現できる。
また、塵埃分離装置11では、軸方向において、外側テーパ筒部36と第2外側円筒部39bの底部との間に配置された底筒部37を更に備える。径方向で見たときに、外側テーパ筒部36の軸方向の端部が、底筒部37と重なるように配置されている。
これにより、外側テーパ筒部36から下方に分離された塵埃が上方に戻りにくくなる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記の実施形態では、整流部32が形成される角度範囲(軸方向で見たときの角度範囲)は任意であり、90°以上であっても良いし、90°以下であっても良い。また、整流部32を省略することもできる。
上記の実施形態では、開口部36aが1つのみ形成されるが、2つ以上形成されていても良い。また、上記の実施形態では、塵埃分離装置11のうち外側テーパ筒部36のみ(更に詳細には軸方向の長さの中央よりも上側のみ)に開口部36aが形成されているが、第1外側円筒部39aにも形成されていても良い。
上記の実施形態では、塵埃分離装置11は空気から塵埃を分離するとともに、分離した塵埃を集塵部40に集める構成であるが、分離した塵埃を地面に落下させたり別装置へ送ったりする構成であっても良い。
上記の実施形態では、塵埃分離装置11の数を4つとしたが、1つから3つであっても良いし、5つ以上であっても良い。特に要求される風量が小さくて良い場合や、塵埃分離装置11の高さ寸法を大きく確保できるような場合は、塵埃分離装置11の数を減らしてもよい。逆に、要求される風量が大きい場合や塵埃分離装置11の高さ寸法の制約が大きい場合には、塵埃分離装置11の数を増やしてもよい。
また、複数の塵埃分離装置11が吸い込んだ外気は1つの取込みダクト12bにより取込みファン13を介して車室2へ送られるが、塵埃分離装置11毎に個別の取込みダクト12bが配置されていても良い。塵埃分離装置11の並べ方は任意である。
上記の実施形態では、床下3に鉄道車両用換気装置10が配置されているが、鉄道車両1の別の箇所(例えば屋根上)に配置されていても良い。
10 鉄道車両用換気装置
11 塵埃分離装置
12b 取込みダクト
13 取込みファン(吸引装置)
17 排気ファン(吸引装置)
31 吸込み部
32 整流部
34 内側筒部
34a 内側円筒部
34b 内側テーパ筒部
36 外側テーパ筒部
37 底筒部
39 円筒部材
39a 第1外側円筒部(外側円筒部)
39b 第2外側円筒部
40 集塵部
51 第1旋回室
52 第2旋回室
53 第3旋回室
54 内側集塵室
55 外側集塵室

Claims (12)

  1. 車外の空気を車室内に取り込むとともに車室内の空気を車外へ排出する鉄道車両用換気装置の外気取込側に設けられる塵埃分離装置において、
    車外の空気を吸い込む吸込み口を有する吸込み部と、
    前記吸込み部が吸い込んだ空気が旋回しながら流れる外側円筒部と、
    前記外側円筒部を流れた空気が旋回しながら流れ、前記外側円筒部から軸方向に遠ざかるにつれて径が小さくなるテーパ状の筒であり、当該テーパ状の筒の内側から外側へ繋がる開口部が形成されている外側テーパ筒部と、
    少なくとも一部が前記外側円筒部の内側に位置するように配置されており、前記外側テーパ筒部を流れた空気が流れる内側筒部と、
    前記内側筒部に接続されており、車外の空気を吸引する吸引装置へ向かう空気が流れる連結部と、
    を備えることを特徴とする鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置。
  2. 請求項1に記載の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置であって、
    前記外側テーパ筒部の軸方向で見たときに、前記吸込み部の内壁部と前記外側円筒部の内壁部が接続する点から空気の旋回方向に90°以内の領域に前記開口部の少なくとも一部が形成されていることを特徴とする鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置。
  3. 請求項1に記載の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置であって、
    前記外側円筒部の内側であって前記吸込み部の近傍には、当該外側円筒部の内壁とともに空気の流れを整える整流部が配置されており、
    前記外側テーパ筒部の軸方向で見たときに、前記開口部が形成されている角度範囲と、前記整流部が配置されている角度範囲と、が重複していることを特徴とする鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置であって、
    前記外側テーパ筒部の軸方向で見たときに、前記開口部は、少なくとも20°以上開口していることを特徴とする鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置であって、
    前記開口部は、空気の旋回方向の下流側に進むにつれて、外側テーパ筒部の軸方向における開口長さが短くなる部分を含むことを特徴とする鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置。
  6. 請求項5に記載の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置であって、
    前記開口部を構成する辺の一部が円弧状であることを特徴とする鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置。
  7. 請求項1から6までの何れか一項に記載の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置であって、
    前記外側テーパ筒部の軸方向の長さの中央よりも前記外側円筒部に近い位置に、前記開口部が形成されていることを特徴とする鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置。
  8. 請求項1から7までの何れか一項に記載の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置であって、
    前記外側テーパ筒部の径方向で見たときに、前記内側筒部の軸方向の一端部である内側筒部吸入口が、前記外側テーパ筒部と重なるように配置されていることを特徴とする鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置。
  9. 請求項8に記載の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置であって、
    前記内側筒部のうち、前記外側テーパ筒部と重なる部分の少なくとも一部は、外側テーパ筒部と同じテーパ角のテーパ形状であることを特徴とする鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置。
  10. 請求項1から9までの何れか一項に記載の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置であって、
    前記外側テーパ筒部の更に外側に、前記開口部から前記外側テーパ筒部の外側に流れた空気が流れる第2外側円筒部が配置されることを特徴とする鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置。
  11. 請求項10に記載の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置であって、
    前記外側円筒部と前記第2外側円筒部が一体的に構成されていることを特徴とする鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置。
  12. 請求項10又は11に記載の鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置であって、
    軸方向において、前記外側テーパ筒部と前記第2外側円筒部の底部との間に配置された底筒部を更に備え、
    径方向で見たときに、前記外側テーパ筒部の軸方向の端部が、前記底筒部と重なるように配置されていることを特徴とする鉄道車両用換気装置の塵埃分離装置。
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