JP2017158336A - 消費電力情報加工装置 - Google Patents
消費電力情報加工装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017158336A JP2017158336A JP2016040355A JP2016040355A JP2017158336A JP 2017158336 A JP2017158336 A JP 2017158336A JP 2016040355 A JP2016040355 A JP 2016040355A JP 2016040355 A JP2016040355 A JP 2016040355A JP 2017158336 A JP2017158336 A JP 2017158336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power consumption
- information
- customer
- consumption information
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000010365 information processing Effects 0.000 title claims abstract description 157
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 claims abstract description 104
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 69
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 35
- 230000008569 process Effects 0.000 claims abstract description 32
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 51
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 81
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 18
- 238000012800 visualization Methods 0.000 description 18
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 13
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 7
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 238000004148 unit process Methods 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 229940124447 delivery agent Drugs 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 230000008450 motivation Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000011218 segmentation Effects 0.000 description 1
- 230000002618 waking effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B70/00—Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
- Y02B70/30—Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S20/00—Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
- Y04S20/20—End-user application control systems
- Y04S20/242—Home appliances
Landscapes
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
ここで、需要家に荷物を宅配する宅配サービスや、需要家の居住者の安否を見守る見守りサービス等のサービスを提供するサービス提供者は、需要家の生活形態に関する情報を把握できることにより、需要家に提供するサービスの質を向上することができる場合がある。
しかしながら、特許文献1に示されるような従来の技術では、需要家の消費電力から需要家に関する情報を提供することまではできないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、需要家に対してサービスを提供する者に当該需要家の消費電力に基づく情報を提供する。
まず、サービス提供者の例について説明する。
サービス提供者は、サービスを提供する対象者に様々なサービスを提供する。ここで、サービス提供者が、サービスを提供する対象者に関する情報を得ることによって、適切なサービスを提供できる場合がある。
例えば、サービス提供者が宅配業者であって、対象者が宅配荷物の受領者である場合がある。宅配業者は、受領者の不在時に荷物を宅配した場合、再度受領者が在宅している時に荷物を配達することが求められる。これにより、受領者が不在である場合、宅配業者は、再配達に伴う手間やコストの増加を低減することが困難である場合があった。
ここで、宅配業者が、受領者に関する情報として、受領者が在宅であるか、不在であるかを示す情報を得ることによって、受領者が在宅している時に荷物を配達することができる場合がある。すなわち、宅配業者は、受領者に関する情報として、受領者が在宅であるか、不在であるかを示す情報を得ることによって、再配達に伴う手間やコストを低減することができる場合がある。
ここで、広告提供業者が、消費者に関する情報として、消費者が使用する電力の内訳を示す情報を得ることによって、消費者のニーズに合った宣伝等の情報を提供することができる場合がある。すなわち、広告提供業者は、消費者に関する情報として、消費者が使用する電力の内訳を示す情報を得ることによって、宣伝に基づいて消費者の家電の購入意欲を向上させることができる場合がある。
ここで、エネルギー見える化サービスの提供者が需要家に関する情報として、需要家が消費する消費電力を示す情報を得ることによって、需要家に当該需要家が消費する消費電力を示す情報を提供することができる場合がある。
以下、サービス提供者が宅配業者である場合を一例として、本発明の第1実施形態について説明する。
なお、以下、ここでいうサービス提供者を利用者とも記載する。
第1実施形態の消費電力情報加工装置1とは、電力供給事業者から電力の供給を受ける需要家CSが消費する消費電力に基づいて、需要家CSに関する情報を生成し、出力する装置である。
本実施形態では、需要家CSに関する情報を利用する利用者USが宅配業者である場合について説明する。また、本実施形態では、消費電力情報加工装置1が生成する需要家CSに関する情報が、需要家CSが在宅であるか、不在であるかを示す情報である場合について説明する。
以下、図を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
消費電力情報加工装置1は、検出器Cが検出した需要家CSの消費電力を示す消費電力情報CPを需要家CSから取得する。
検出器C1は、Aさん宅の消費電力を検出し、検出した消費電力を示す消費電力情報CP1を消費電力情報加工装置1へ供給する。また、検出器C2は、Bさん宅の消費電力を検出し、検出した消費電力を示す消費電力情報CP2を消費電力情報加工装置1へ供給する。また、検出器Cnは、nさん宅の消費電力を検出し、検出した消費電力を示す消費電力情報CPnを消費電力情報加工装置1へ供給する。消費電力情報加工装置1は、検出器C1、検出器C2及び検出器Cnから消費電力情報CP1、消費電力情報CP2及び消費電力情報CPnを取得する。
この一例では、加工後情報WDは、需要家CSが在宅であるか、不在であるかを示す。
また、この一例では、消費電力情報加工装置1は、加工後情報WDを利用する利用者US1である宅配業者に加工後情報WDを出力する。
具体的には、図1に示す通り、消費電力情報加工装置1は、利用者US1である宅配業者の物流倉庫BDに加工後情報WDを出力する。需要家CSに荷物の配達を行う車両Vは、物流倉庫BDと情報の送受を行うことができる携帯端末TMを備える。この一例では、物流倉庫BDは、消費電力情報加工装置1から取得した加工後情報WDを所定の時間毎に車両Vが備える携帯端末TMに供給する。
車両Vを運転し、荷物を配達するドライバーは、携帯端末TMに示される加工後情報WDに基づいて、荷物の配達先である需要家CSが在宅であるか、不在であるかを確認する。
以下、図を参照して消費電力情報加工装置1が消費電力情報CPを加工後情報WDに加工する構成について説明する。
図4は、本実施形態の消費電力情報CP1の一例を示す表である。具体的には、図4は、Aさん宅(需要家CS1)の消費電力情報CP1の一部を示す表である。
図4に示す通り、この一例では、検出器Cは、需要家CSの消費電力情報CPを1時間毎に消費電力情報加工装置1に供給する。
図5は、本実施形態における契約情報AGの一例を示す表である。図5に示す通り、契約情報AGには、利用者USと、需要家CSとの契約の有無が示される。この一例では、契約情報AGには、利用者USが宅配業者である利用者US1と、需要家CSとの契約の有無が示される。
また、図5に示す通り、需要家CSには、識別番号IDが関連付けられる。具体的には、需要家CS1には、識別番号ID1が、需要家CS2には、識別番号ID2が、需要家CSnには、識別番号IDnが関連づけられる。
また、図5に示す通り、この一例では、利用者US1である宅配業者と契約している需要家CSが需要家CS1である。
取得部110は、検出器Cから消費電力情報CPを取得する。この一例では、取得部110は、検出器C1、検出器C2及び検出器Cnから消費電力情報CP1、消費電力情報CP2及び消費電力情報CPnを取得する。取得部110は、取得した消費電力情報CPを判定部115に供給する。
判定部115は、契約情報AGが、利用者US1と、消費電力情報CPの取得元である需要家CSとが契約していることを示すか否かを判定する。判定部115は、取得した消費電力情報CPのうち、契約情報AGが消費電力情報CPの取得元である需要家CSと、利用者US1とが契約していることを示す需要家CSの消費電力情報CPを消費電力選択情報SCPとして加工部120に供給する。
上述したように、この一例では、利用者US1と契約している需要家CSが需要家CS1である。この一例の場合、判定部115は、消費電力情報CP1を消費電力選択情報SCPとして加工部120に供給する。これにより、利用者US1と契約のない需要家CS2及び需要家CSnの消費電力情報CP2及び消費電力情報CPnは、加工部120に供給されない。
本実施形態の加工部120は、消費電力選択情報SCPを利用者US1である宅配業者が利用する加工後情報WDに加工する。上述したように、利用者US1である宅配業者が利用する加工後情報WDとは、需要家CSが在宅であるか、不在であるかを示す情報である。
図6は、本実施形態の消費電力情報CP1の時間変化の一例を示すグラフである。具体的には、図6は、需要家CS1であるAさんが6時まで就寝しており、起床後の6時から8時まで需要家CS1である自宅で活動し、8時から19時まで外出し、19時に帰宅後から就寝前の22時まで需要家CS1である自宅で活動し、22時から就寝した場合における消費電力情報CP1の時間変化を示す。
ここで、需要家CS1であるAさんが起床する6時の消費電力情報CP1の傾きA1について説明する。時間変化算出部121は、5時から6時までの消費電力情報CP1の時間変化に伴う傾きA1を算出する。具体的には、図6に示す通り、5時の消費電力は、0.15kWhである。また、図6に示す通り、6時の消費電力は、0.4kWhである。したがって、時間変化算出部121は、消費電力情報CP1の5時から6時までの時間変化に伴う傾きA1が0.25であると算出する。
したがって、図6に示す通り、Aさんが活動を開始することに伴って、6時と、19時とにおける消費電力情報CP1の傾きA1が正であって、かつ他の時間帯と比較して傾きA1の値が大きくなる。
したがって、図6に示す通り、Aさんが外出や就寝することに伴って、9時と、22時とにおける消費電力情報CP1の傾きA1が負であって、かつ他の時間と比較して傾きA1の値が大きくなる。
具体的には、在否判定部125は、傾きAが正であって、かつ傾きAの値が閾値THより大きい場合、需要家CSが在宅であると判定する。また、在否判定部125は、傾きAが負であって、かつ傾きAの値が閾値THより大きい場合、需要家CSが不在であると判定する。
また、この一例では、在否判定部125は、傾きAが在宅及び不在であると判定される以外の値の場合、需要家CSの状態を保持すると判定する。
在否判定部125は、判定した判定結果を加工後情報WDとして利用者出力部130へ供給する。
したがって、加工部120は、消費電力選択情報SCPを取得し、需要家CSが在宅であるか、不在であるかを示す加工後情報WDに加工する。
利用者US1は、消費電力情報加工装置1から加工後情報WDを取得する。
図7は、本実施形態の消費電力情報加工装置1の動作の一例を示す第1の流れ図である。
図8は、本実施形態の消費電力情報加工装置1の動作の一例を示す第2の流れ図である。
図7に示す通り、取得部110は、消費電力情報CPを取得する(ステップS110)。取得部110は、取得した消費電力情報CPを判定部115へ供給する(ステップS120)。
在否判定部125は、判定した判定結果を加工後情報WDとして利用者出力部130へ供給する(ステップS290)。
制御部100は、CPUを備えており、取得部110と、判定部115と、加工部120と利用者出力部130とをその機能部として備える。
取得部110は、需要家CSが消費する消費電力を示す消費電力情報CPを取得する。
加工部120は、判定部115から消費電力選択情報SCPを取得する。加工部120は、取得した消費電力選択情報SCPを加工後情報WDに加工する。
本実施形態では、加工部120は、消費電力情報CPを消費電力の時間変化である傾きAに基づいた加工後情報WDに加工する。具体的には、加工部120は、消費電力情報CPを消費電力の時間変化である傾きAに基づいて、当該消費電力情報CPを消費する需要家CSが在宅であるか不在であるかを示す加工後情報WDに加工する。
加工部120は、加工した加工後情報WDを利用者出力部130へ供給する。
したがって、本実施形態の消費電力情報加工装置1によれば、需要家CSが在宅であるか、不在であるかを示す情報を加工後情報WDとして出力することができる。これにより、需要家CSに荷物の配達を行う宅配業者は、加工後情報WDに基づいて需要家CSが在宅である場合に荷物を配達することができる。したがって、宅配業者は、需要家CSが不在である場合に荷物を配達することで生じる再配達に要するコストを低減することができる。
すなわち、本実施形態の消費電力情報加工装置1によれば、需要家CSに関する情報を利用する利用者USに当該需要家CSに関する情報を提供することができる。これにより、需要家CSに関する情報を利用する利用者USは、当該需要家CSのニーズに合ったサービスを提供することができる。
これにより、本実施形態の消費電力情報加工装置1によれば、利用者USと契約がない需要家CSの消費電力情報CPが需要家CSの意図しない用途に用いられることを抑制することができる。
消費電力情報加工装置1は、消費電力情報CPを消費電力の時間変化である傾きAに基づいて、当該消費電力情報CPを消費する需要家CSが無事であるか否かを示す加工後情報WDに加工し、利用者US2である見守りシステム提供業者に提供してもよい。
以下、図を参照して第1実施形態の変形例について説明する。
図9は、変形例の消費電力情報加工装置1の概要を示す図である。
図9に示す通り、この一例では、利用者USが見守りシステム提供業者である利用者US2である場合について説明する。なお、上述した第1実施形態と、同一の構成及び動作については、同一の符号を付してその説明を省略する。
ここで、見守りシステムについて説明する。見守りシステムとは、高齢者等である需要家CSが無事であるか否かを、当該需要家CSから離れた土地に居住する当該需要家CSの親族KSに知らせるシステムである。
具体的には、変形例では、消費電力情報加工装置1は、需要家CSが電気器具EAを使用することに伴って変化する当該需要家CSの消費電力情報CPを、消費電力情報CPを消費電力の時間変化である傾きAに基づいて、当該消費電力情報CPを消費する需要家CSが無事であるか否かを示す加工後情報WDに加工する。より具体的には、消費電力情報加工装置1は、時間変化算出部121が算出した消費電力情報CPの傾きAが正であって、かつ傾きAの値が閾値THより大きい場合、需要家CSが無事であると判定する。
また、在否判定部125は、所定の時間、消費電力情報CPの値が閾値THを下回る場合、需要家CSが異常な状態であると判定する。
利用者US2は、需要家CSから離れた土地に居住する当該需要家CSの親族KSと、情報の送受が可能なネットワークを介して接続されており、需要家CSが無事であるか否かを示す加工後情報WDを、親族KSに供給する。
したがって、変形例の消費電力情報加工装置1によれば、消費電力情報CPが示す消費電力を消費する需要家CSが無事であるか否かを示す情報を加工後情報WDとして出力することができる。これにより、見守りシステム提供業者は、加工後情報WDに基づいて需要家CSが無事であるか否かを示す情報を当該需要家CSの親族KSに提供することができる。したがって、需要家CSの親族KSは、見守りシステム提供業者を介して当該需要家CSの状態を把握することができる。
すなわち、変形例の消費電力情報加工装置1によれば、需要家CSに関する情報を利用する利用者USに当該需要家CSに関する情報を提供することができる。これにより、需要家CSに関する情報を利用する利用者USは、当該需要家CSのニーズに合ったサービスを提供することができる。
以下、図を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
図10は、第2実施形態の消費電力情報加工装置3の概要を示す図である。
図10に示す通り、この一例では、利用者USが広告提供業者である利用者US3である場合について説明する。
なお、上述した第1実施形態及び変形例と、同一の構成及び動作については、同一の符号を付してその説明を省略する。
利用者US3である広告提供業者は、消費電力情報加工装置3から加工後情報WDを取得する。上述したように、加工後情報WDには、消費電力情報CPが示す需要家CSの消費電力のうち、ある電気器具EAが消費する消費電力が示される。利用者US3は、取得した加工後情報WDに基づいて、利用者US3である広告提供業者と契約する需要家CSに対して広告情報ADVを供給する。広告情報ADVとは、例えば、電気器具EAに関する宣伝情報である。具体的には、利用者US3である広告提供業者は、加工後情報WDに基づいて、契約する需要家CSの消費電力のうち、ある電気器具EAが消費する消費電力が、最新の電気器具EAと比較して多い場合、契約している需要家CSに対して広告情報ADVを供給する。
以下、図を参照して消費電力情報加工装置3が消費電力情報CPを加工後情報WDに加工する構成について説明する。
図11は、本実施形態の消費電力情報加工装置3の構成の一例を示す図である。
図11に示す通り、消費電力情報加工装置3は、制御部300と、記憶部500とを備える。制御部300は、CPUを備えており、その機能部として、取得部110と、判定部115と、加工部320と、利用者出力部130とをその機能部として備える。また、加工部320は、分割値算出部321を備える。
分割値算出部321は、消費電力選択情報SCPを需要家CSが使用する電気器具EA毎の消費電力を示す情報に分割する。具体的には、分割値算出部321は、消費電力選択情報SCPに含まれる消費電力情報CPnを、需要家CSnが使用する電気器具EA毎の消費電力を示す情報に分割する。
図12は、本実施形態の消費電力情報CPnの分割の一例を示すグラフである。
この一例では、分割値算出部321は、既知の方法によって消費電力情報CPnを、需要家CSが使用する電気器具EA毎の消費電力を示す情報に分割する。ここで、既知の方法とは、例えば、ディスアグリゲーションである。
また、この一例では、電気器具EAが、冷蔵庫と、エアコンと、IH(Induction Heating)調理器と、照明とである。図12に示す通り、この一例では、分割値算出部321は、消費電力情報CPnを需要家CSnが使用する電気器具EAが消費する消費電力を電気器具EA毎に示す情報に分割し、利用者出力部130へ供給する。
また、図12に示す通り、この一例では、消費電力情報加工装置3は、1日毎に消費電力情報CPnを需要家CSnが使用する電気器具EA毎の消費電力に分割し、加工後情報WDに加工する。
これにより、加工部320は、消費電力選択情報SCPを加工した加工後情報WDを利用者出力部130へ供給する。
制御部300は、CPUを備えており、取得部110と、判定部115と、加工部320と、利用者出力部130とをその機能部として備える。また、加工部320は、分割値算出部321を備える。
加工部320が備える分割値算出部321は、消費電力情報CPを需要家CSが使用する電気器具EA毎の消費電力を示す情報に分割した加工後情報WDに加工する。
したがって、本実施形態の消費電力情報加工装置3によれば、需要家CSが使用する電気器具EAであって、当該電気器具EAが消費する消費電力の程度を加工後情報WDとして出力することができる。これにより、需要家CSに電気器具EAの販売を目的として宣伝を行う広告提供業者は、需要家CSが使用する電気器具EAの消費電力の多少を取得することができる。
すなわち、本実施形態の消費電力情報加工装置3によれば、需要家CSに関する情報を利用する利用者USに当該需要家CSに関する情報を提供することができる。また、これにより、需要家CSに関する情報を利用する利用者USは、当該需要家CSのニーズに合った情報を提供することができる。
以下、図を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図13は、第3実施形態の消費電力情報加工装置4の概要を示す図である。
図13に示す通り、この一例では、利用者USがエネルギー見える化サービスを利用する需要家CSである場合について説明する。
なお、上述した第1実施形態、変形例及び第2実施形態と、同一の構成及び動作については、同一の符号を付してその説明を省略する。
ここで、エネルギー見える化サービスについて説明する。この一例では、エネルギー見える化サービスとは、需要家CSが使用する消費電力をグラフ化して、需要家CSが消費電力の増減を確認することができるサービスである。
図13に示す通り、エネルギー見える化サービスを契約する需要家CS2と、消費電力情報加工装置4とは、情報の送受を行うことができるネットワークNを介して接続される。利用者US4であるエネルギー見える化サービスを利用する需要家CS2は、消費電力情報加工装置4から加工後情報WDを取得する。需要家CS2は、消費電力情報加工装置4から取得した加工後情報WDに基づいて、消費電力の増減の程度を確認する。具体的には、需要家CS2は、消費電力情報加工装置4から取得した加工後情報WDをタブレット端末TB等に表示し、消費電力の増減の程度を確認する。
図14に示す通り、本実施形態の消費電力情報加工装置4は、需要家CSが消費する消費電力を示す消費電力情報CPを、消費電力情報CPの時間積分によってグラフ化し、加工後情報WDに加工する。
以下、図を参照して消費電力情報加工装置4が消費電力情報CPを加工後情報WDに加工する構成について説明する。
図15に示す通り、消費電力情報加工装置4は、制御部400と、記憶部500とを備える。
制御部400は、CPUを備えており、取得部110と、判定部115と、加工部420と、需要家出力部430とをその機能部として備える。また、加工部420は、時間積分算出部421を備える。
時間積分算出部421は、消費電力選択情報SCPを時間積分によってグラフ化する。
具体的には、時間積分算出部421は、消費電力選択情報SCPに含まれる消費電力情報CP2を、時間積分である面積に基づいた加工後情報WDに加工する。
制御部400は、CPUを備えており、取得部110と、判定部115と、加工部420と、需要家出力部430とをその機能部として備える。また、加工部420は、時間積分算出部421を備える。
加工部420が備える時間積分算出部421は、消費電力情報CPを消費電力の時間積分である面積に基づいた加工後情報WDに加工する。
消費電力情報CPの時間積分である面積に基づいた加工後情報WDに加工することができる。
したがって、本実施形態の消費電力情報加工装置4によれば、需要家CSが消費する消費電力を消費電力情報CPの時間積分である面積によって視覚的に認識することができる。したがって、エネルギー見える化サービスを契約する需要家CSは、当該需要家CSが消費する消費電力の増減を認識することができる。
すなわち、本実施形態の消費電力情報加工装置4によれば、需要家CSに関する情報を利用する利用者USに当該需要家CSに関する情報を提供することができる。また、これにより、需要家CSに関する情報を利用する利用者USは、当該需要家CSのニーズに合った情報を提供することができる。
需要家出力部430は、加工部120が加工した加工後情報WDを需要家CSに出力する。例えば、エネルギー見える化サービスのように、消費電力情報加工装置4が加工した加工後情報WDを需要家CSが利用する場合がある。この場合、本実施形態の消費電力情報加工装置4によれば、需要家CSに関する情報を利用する利用者USが、需要家CSである場合、需要家CSに関する情報である加工後情報WDを、需要家CSとは異なる他の利用者USを介さずに直接需要家CSに出力することができる。
消費電力情報加工装置4は、消費電力情報CPを消費電力の時間積分である面積に基づいた加工後情報WDの他、電気料金に関する情報を需要家CSに出力してもよい。
例えば、電力供給事業者が季節や時間帯に応じて電気料金の価格を設定する形式のデマンドレスポンスを実施する場合がある。この場合、消費電力情報加工装置4は、需要家CSの消費電力情報CPに基づいて、デマンドレスポンスの実施により変動した電気料金を需要家CSに出力してもよい。具体的には、消費電力情報加工装置4は、デマンドレスポンスの実施により変動した電気料金を需要家CSが所有するスマートフォン等に出力してもよい。
例えば、需要家CSがエネルギー見える化サービスを契約している場合、需要家CSは、外出中であっても需要家CSの消費電力情報CPをスマートフォン等で確認できる場合がある。また、これにより、需要家CSは、消費電力情報CPを参照し、外出中にエアコンの消し忘れ等の電気器具EAの動作状況を確認できる場合がある。
この場合、需要家CSは、エアコンの動作を停止する等の電気器具EAを制御する制御情報を送信してもよい。また、消費電力情報加工装置1、消費電力情報加工装置3及び消費電力情報加工装置4は、需要家CSから受信した電気器具EAの制御情報に基づいて、電気器具EAを制御する信号を加工後情報WDとして電気器具EAに出力してもよい。
例えば、消費電力情報加工装置1、消費電力情報加工装置3及び消費電力情報加工装置4は、需要家CSの自宅に設置されているサービスブレーカーの周辺に備えられていてもよい。また、消費電力情報加工装置1、消費電力情報加工装置3及び消費電力情報加工装置4は、電力自由化に伴い撤去されたサービスブレーカーの跡地に備えられていてもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
Claims (7)
- 需要家が消費する消費電力を示す消費電力情報を取得する取得部と、
前記需要家と契約の内容を示す契約情報に基づいて、前記取得部が取得した前記消費電力情報を加工後情報に加工する加工部と、
前記加工部が加工した前記加工後情報を利用者に出力する利用者出力部と
を備えることを特徴とする消費電力情報加工装置。 - 前記利用者出力部は、
前記契約情報が前記需要家と、前記利用者とが契約していることを示す場合、前記利用者に前記消費電力情報と、前記加工後情報とのうち、少なくとも1つを出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の消費電力情報加工装置。 - 前記加工部は、
前記消費電力情報を前記需要家が使用する電気器具毎の消費電力を示す情報に分割した前記加工後情報に加工する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の消費電力情報加工装置。 - 前記加工部は、
前記消費電力情報を前記消費電力の時間積分である面積に基づいた前記加工後情報に加工する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の消費電力情報加工装置。 - 前記加工部は、
前記消費電力情報を前記消費電力の時間変化である傾きに基づいた前記加工後情報に加工する
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の消費電力情報加工装置。 - 前記加工部が加工した前記加工後情報を前記需要家に出力する需要家出力部
を更に備える
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の消費電力情報加工装置。 - 前記加工後情報に基づいて、前記需要家が使用する電気器具の動作を制御する制御部を更に備える
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の消費電力情報加工装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016040355A JP2017158336A (ja) | 2016-03-02 | 2016-03-02 | 消費電力情報加工装置 |
JP2020146640A JP6904471B2 (ja) | 2016-03-02 | 2020-09-01 | 消費電力情報加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016040355A JP2017158336A (ja) | 2016-03-02 | 2016-03-02 | 消費電力情報加工装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020146640A Division JP6904471B2 (ja) | 2016-03-02 | 2020-09-01 | 消費電力情報加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017158336A true JP2017158336A (ja) | 2017-09-07 |
Family
ID=59810448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016040355A Pending JP2017158336A (ja) | 2016-03-02 | 2016-03-02 | 消費電力情報加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017158336A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019092236A (ja) * | 2017-11-10 | 2019-06-13 | 東京瓦斯株式会社 | 発電制御装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012068774A (ja) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 見守り支援システムおよび見守り支援方法 |
JP2015176303A (ja) * | 2014-03-14 | 2015-10-05 | 大阪瓦斯株式会社 | 行動判定システム、セキュリティシステム及び居住者見守りシステム |
JP2015185040A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-10-22 | Kddi株式会社 | 消費電力量に基づいて生活行動パターンを抽出する装置、プログラム及び方法 |
-
2016
- 2016-03-02 JP JP2016040355A patent/JP2017158336A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012068774A (ja) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 見守り支援システムおよび見守り支援方法 |
JP2015176303A (ja) * | 2014-03-14 | 2015-10-05 | 大阪瓦斯株式会社 | 行動判定システム、セキュリティシステム及び居住者見守りシステム |
JP2015185040A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-10-22 | Kddi株式会社 | 消費電力量に基づいて生活行動パターンを抽出する装置、プログラム及び方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019092236A (ja) * | 2017-11-10 | 2019-06-13 | 東京瓦斯株式会社 | 発電制御装置 |
JP7030482B2 (ja) | 2017-11-10 | 2022-03-07 | 東京瓦斯株式会社 | 発電制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5645394B2 (ja) | 制御装置、制御システム及び制御方法 | |
US20170302077A1 (en) | Controller, device control method, and program | |
US9525464B2 (en) | Wireless power supply device, electronic device capable of receiving wireless power, and method for controlling transmission of wireless power | |
US10539597B2 (en) | Monitoring power status | |
KR102511006B1 (ko) | 전력 공급을 제어하는 방법 및 장치 | |
US20110138202A1 (en) | Electric power control support device and electric power control support method | |
CA2916156C (en) | Remote leak and failure detection of electrical water heaters through temperature and power monitoring | |
US9651972B2 (en) | Demand regulating system, demand regulating apparatus, and consumption device management apparatus | |
JP5967543B2 (ja) | コントローラ、電力管理システムおよびプログラム | |
JP2017158336A (ja) | 消費電力情報加工装置 | |
JP6904471B2 (ja) | 消費電力情報加工装置 | |
JP5264821B2 (ja) | 電気機器管理装置、電気機器管理システム、電気機器管理方法及びプログラム | |
JP2017163630A (ja) | 制御装置、発電装置、制御方法およびプログラム | |
JP6074843B2 (ja) | コントローラ | |
WO2013172013A1 (ja) | 電力制御装置、充電システム、電力制御方法、および、コンピュータ・プログラム | |
JPWO2015064024A1 (ja) | 特典情報決定装置および特典情報決定システム | |
JP6376379B2 (ja) | 電力管理装置 | |
JP5912049B2 (ja) | 電力管理装置、コンテンツ配信装置、及び電力管理装置における制御方法 | |
JP6686510B2 (ja) | 電力消費管理装置および電力消費管理プログラム | |
US11038351B2 (en) | System and method for power sharing between a plurality of electrical appliances on an alternating current circuit | |
US8726059B2 (en) | Systems and methods for use in controlling energy consumption within a building | |
JP6075584B2 (ja) | 制御装置、エネルギーマネジメントシステム、制御方法、および、プログラム | |
JPWO2016185665A1 (ja) | 電力管理装置、電力管理システム及びプログラム | |
JP6142030B2 (ja) | 電力管理システム、コンテンツ配信装置、及び電力管理方法 | |
JP5849235B2 (ja) | 省エネルギー促進システム及びセンタサーバ装置、エリアサーバ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181026 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191210 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200406 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200602 |