JP2017156817A - ユーザ情報管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】アプリケーションを利用するユーザ情報を管理する。【解決手段】ユーザ情報管理システムは、アプリケーションを識別するアプリケーションコード、ユーザ名、利用開始希望日および利用終了予定日を含むユーザ登録要求を送信、アプリケーションの利用に応答して、アプリケーションコード、ユーザ名、ログイン時刻およびログアウト時刻を送信するユーザ端末並びにユーザ端末からのユーザ登録要求に応答して、アプリケーションコードが、アプリケーション管理テーブルに格納されているならば、利用開始希望日および利用終了予定日がアプリケーション管理テーブルの契約を満足することを確認し、ユーザ登録情報をユーザ管理テーブルに登録するユーザ登録部、ユーザ端末からのアプリケーションコード、ユーザ名、ログイン時刻およびログアウト時刻の受信に応答して、アプリケーションの利用状況を集計するユーザ管理部を含む。【選択図】図1
Description
本発明は、アプリケーションを利用するユーザ情報の管理システムに関する。
アプリケーションを利用するユーザのユーザ情報は、アプリケーションが個別に管理することが一般的である。複数のアプリケーションのユーザ情報を一括で管理する手法として、Active DirectoryやLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)などの外部認証基盤上にユーザ情報を保持し、ユーザ端末からログイン情報を送信されたとき、アプリケーションが外部認証基盤へ受信したログイン情報を付して認証要求を送信する手法が知られている。この関連技術が特許文献1に開示されている。
上記したような背景技術は、アプリケーションにとってのユーザ管理として有用であり、個々のユーザがアプリケーションを容易な手続きで利用できる環境である。しかし、企業等の組織にとっては、アプリケーションを利用する個々のユーザを管理しにくい環境である。多くのユーザを擁し、そのユーザが多様なアプリケーションを利用する組織にとっては、どのようなアプリケーションをどのユーザが利用しているかを、アプリケーションの使用許諾契約や利用料金の決済の観点から管理する必要がある。
開示するユーザ情報管理システムは、アプリケーションを識別するアプリケーションコード、ユーザ名、利用開始希望日、および利用終了予定日のユーザ登録情報を含むユーザ登録要求を送信し、アプリケーションの利用に応答して、アプリケーションコード、ユーザ名、アプリケーションの利用開始を表すログイン時刻、およびアプリケーションの利用終了を表すログアウト時刻を送信するユーザ端末、並びに
ユーザ端末からのユーザ登録要求に応答して、アプリケーションコードが、利用契約内容を格納するアプリケーション管理テーブルに格納されているならば、利用開始希望日および利用終了予定日がアプリケーション管理テーブルに格納されている契約開始日および契約終了日を満足することを確認し、ユーザ登録情報であるアプリケーションコード、前記ユーザ名、前記利用開始希望日および前記利用終了予定日をユーザ管理テーブルに登録するユーザ登録部、および、ユーザ端末からのアプリケーションコード、ユーザ名、ログイン時刻、およびログアウト時刻の受信に応答して、アプリケーションの利用状況を集計するユーザ管理部を含むユーザ管理サーバを有する。
ユーザ端末からのユーザ登録要求に応答して、アプリケーションコードが、利用契約内容を格納するアプリケーション管理テーブルに格納されているならば、利用開始希望日および利用終了予定日がアプリケーション管理テーブルに格納されている契約開始日および契約終了日を満足することを確認し、ユーザ登録情報であるアプリケーションコード、前記ユーザ名、前記利用開始希望日および前記利用終了予定日をユーザ管理テーブルに登録するユーザ登録部、および、ユーザ端末からのアプリケーションコード、ユーザ名、ログイン時刻、およびログアウト時刻の受信に応答して、アプリケーションの利用状況を集計するユーザ管理部を含むユーザ管理サーバを有する。
開示するユーザ情報管理システムによれば、多くのユーザが多様なアプリケーションを利用する組織にとって、アプリケーションを利用するユーザ情報を管理できる。
図1は、ユーザ情報管理システム100の構成例である。ユーザ情報管理システム100は、ユーザ管理サーバ200、外部システム300、管理者端末400、およびユーザ端末500がネットワーク600に接続されて構成される。
外部システム300は、アプリケーション310を有し、ユーザがユーザ端末500からアプリケーション310を利用する。外部システム300は一般に複数有り、外部システム300の各々は、一般に複数種のアプリケーション310をユーザに提供する。
ユーザ管理サーバ200は、ユーザ登録部210およびユーザ管理部220を有する。ユーザ登録部210は、アプリケーション管理テーブル250を用いてアプリケーション310の利用条件を管理し、アプリケーション310を利用するユーザのユーザ情報をアプリケーション310と関連づけてユーザ管理テーブル260に登録し、更新する。ユーザ管理部220は、ユーザによるユーザ端末500からのアプリケーション310の利用状況、すなわち、どのアプリケーション310をどのユーザが利用しているかをアプリケーション管理テーブル250およびユーザ管理テーブル260を用いて管理する。具体的には、ユーザ管理部220は、アプリケーション管理テーブル250およびユーザ管理テーブル260を参照して、ユーザのアプリケーション310の利用状況を利用状況テーブル280に格納し、利用状況テーブル280から得られるアプリケーション310の利用料金を料金テーブル290に集計する。
管理者端末400は、ユーザ情報管理システム100の管理者用の端末であり、管理者がアプリケーション管理テーブル250へのアプリケーション310の登録および削除、ユーザ管理テーブル260へのユーザ情報の登録、更新および削除をする。
ユーザ端末500は、ユーザがアプリケーション310へアクセスするときのアクセス状況を取得し、ユーザ管理部220へ通知するアクセス管理部510を有する。アクセス管理部510は、アプリケーション310へアクセスするために、ユーザが入力するログイン情報をスチールして、ユーザ管理部220へ通知するエイジェントプログラムである。
図2は、アプリケーション管理テーブル250の構成例である。アプリケーション管理テーブル250は、アプリケーション名称251、アプリケーションコード252、契約開始日253、契約終了日254、利用料255、およびログイン情報256を有する。
アプリケーション名称251はアプリケーションの名称である。アプリケーションコード252は、アプリケーション310を識別するコードであり、アプリケーション管理テーブル250内でユニークに定める。同名のアプリケーション名称251があっても、アプリケーションコード252によってアプリケーション310が個々に識別される。
契約開始日253および契約終了日254は、アプリケーション310の提供元との使用許諾契約の契約期間の開始日および終了日である。
利用料255は、使用許諾契約に基づいた利用料である。利用料は、個々のアプリケーション310によって、多様である。たとえば、図2のアプリケーションAに関してはユーザ一人当たりの月額の定額料金であり、アプリケーションBに関しては1回の使用当たりの料金である。他に、年額の定額料金、利用回数や利用時間に応じて、次第に低減される複数段階の定額料金などがある。多くのアプリケーション310では、外部システム300に契約対象の組織や個人毎に、アプリケーション310の実行に必要なデータベースを用意している。そのような場合、利用料255として、CPU利用時間、使用メモリ容量、データベースの容量などに基づいた従量制料金が適用されることもある。
ログイン情報256は、ユーザID257、パスワード258、および第3情報259を有する。図2の丸印は、ログイン情報256として必要な項目を表している。図2のアプリケーションAのように、多くのアプリケーション310では、ログイン情報256としてユーザID257およびパスワード258を用い、ユーザ認証する。例外的に、図2のアプリケーションBのように、ログイン情報256として更なる第3情報259をユーザ認証に用いるアプリケーション310がある。たとえば、組織としてアプリケーション310の提供元と使用許諾契約を締結した場合、利用料金はその組織が決済することになるので、その組織を識別するコード(アプリケーション310の提供元から見た顧客コード)が第3情報259としてユーザ認証に用いられることがある。
以上の説明から分かるように、アプリケーション管理テーブル250の内容は、アプリケーション310の使用許諾契約の締結や更新(契約期間の延長など)に伴い、管理者端末400からユーザ情報管理システム100の管理者によって設定されるアプリケーション310の利用条件である。なお、契約が満了し、更新の必要がないアプリケーション310に関しては、管理者端末400からアプリケーション管理テーブル250の該当レコードが削除される。更新や削除の履歴を管理してもよいが、ここでは関知しない。
図3は、ユーザ管理テーブル260の構成例である。ユーザ管理テーブル260は、アプリケーションコード261、ユーザ情報262、権限コード263、更新(新規登録、更新、削除)264、利用開始日265、および利用終了日266を有する。
アプリケーションコード261は、アプリケーション管理テーブル250のアプリケーションコード252と同じである。ユーザ情報262は、ユーザ名270、ユーザID271、パスワード272、および第3情報273を有し、ユーザID271、パスワード272、および第3情報273は、アプリケーション管理テーブル250のログイン情報256に対応するデータである。アプリケーション管理テーブル250のログイン情報256は必要情報を表しているのに対して、ユーザ情報262は、ユーザがアプリケーション310を利用する際に入力するデータである。アプリケーションコード261とユーザ情報262との対応関係が、どのアプリケーション310をどのユーザが利用しているかを表している。図3の例は、アプリケーションコード261がSYS001のアプリケーションを、ユーザ名270がAおよびBのユーザが利用していることを表している。
権限コード263は、ユーザ情報262のユーザがアプリケーションコード261を利用するときの権限を表す。具体的には、前述したように、アプリケーション310がデータベースを用いている場合、そのデータベースのデータに対して、参照のみが許容されるユーザ、参照だけでなく更新も許容されるユーザなどを表している。組織においては、権限はユーザの組織内の立場に応じて、場合によっては、立場と利用するアプリケーション310に応じて決定されるので、図示を省略するが、ユーザと権限内容との対応表の各行に権限コードを付した表を用意し、その権限コードを権限コード263として用いればよい。
更新(新規登録、更新、削除)264は、更新日274および更新区分275を有する。更新に関しては、ユーザ登録部210の処理として後述する。
利用開始日265および利用終了日266は、ユーザ情報262のユーザがアプリケーションコード261のアプリケーション310を利用する期間の開始日および終了日である。したがって、利用開始日265は契約開始253以降に、利用終了日266は契約終了日254以前に設定される。この設定方法は、ユーザ登録部210の処理として後述する。
図4は、利用状況テーブル280の構成例である。利用状況テーブル280は、ユーザによるアプリケーション310の利用状況を表し、アプリケーションコード281、ユーザID282、ログイン時刻283、ログアウト時刻284、および利用料金285を有する。
アプリケーションコード281は、アプリケーション管理テーブル250のアプリケーションコード252と同じである。ユーザID282は、アプリケーションコード281のアプリケーション310を利用中または利用したユーザのユーザIDである。ログイン時刻284は、アプリケーションコード281のアプリケーション310をユーザが利用を開始した時刻である。ログアウト時刻284は、アプリケーションコード281のアプリケーション310をユーザが利用を終了した時刻である。利用料金285は、アプリケーションコード281のアプリケーション310の利用に伴う料金である。
図5は、料金テーブル290の構成例である。料金テーブル290は、アプリケーション310の利用に伴い支払うべき料金を表し、アプリケーションコード291、当月利用料金292および前月利用料金293を有する。利用料金を、前月弁を当月に、当月分を翌月に支払うものとして、料金テーブル290を簡単化してある。したがって、支払い利用回数や利用時間に応じた利用料金体系のアプリケーション310に関しては、1か月分をまとめた支払いを前提とする。なお、年額の定額料金の場合は、12か月分の料金の欄を設け、支払い月に計上するなどが必要となるが、ここでは関知しない。
図6は、ユーザ登録部210の処理フローチャートである。ユーザ登録部210は、ユーザ端末500(後述するように、管理者端末400の場合もある。)からのユーザ登録要求に応答して、ユーザ登録・更新情報を入力する(S211)。ユーザ登録・更新情報は、登録または更新を表す情報を含む。登録を表す情報を含む場合は、ユーザ登録・更新情報をユーザ登録情報と呼び、ユーザ登録情報は、さらにアプリケーション名称またはアプリケーションコード、ユーザ名、利用開始希望日、および利用終了予定日を含む。更新を表す情報を含む場合は、ユーザ登録・更新情報をユーザ更新情報と呼び、ユーザ更新情報は、さらにアプリケーション名称またはアプリケーションコード、ユーザ名またはユーザID、および利用終了予定日(更新する利用終了日)を含む。
ユーザ登録部210は、入力したユーザ登録・更新情報が更新を表す情報を含むかを判定する(S212)。ユーザ登録・更新情報が更新を表す情報を含むユーザ更新情報の場合、入力されたアプリケーション名称(アプリケーション管理テーブル250を参照し、対応するアプリケーションコードに変換)またはアプリケーションコード、ユーザ名またはユーザIDがユーザ管理テーブル260にある(登録済みである)ことを確認し、入力された利用終了予定日が、アプリケーション管理テーブル250のアプリケーションコード252の契約終了日254以前であることを確認して、S217へ移る。
ユーザ登録部210は、入力したユーザ登録・更新情報が登録を表す情報を含むユーザ登録情報の場合、入力したアプリケーション名称またはアプリケーションコードのアプリケーション310は、既契約かを判定する(S213)。既契約の判定は、アプリケーション管理テーブル250に入力したアプリケーション名称またはアプリケーションコードがあるか否かによる。既契約でない場合、ユーザ登録部210は、ユーザ登録情報を保留し(S214)、処理を終了する。図示を省略するが、ユーザ登録情報を保留する処理は、次の(a)および(b)を含む。(a)ユーザ登録情報を管理者端末400へ送信する。ユーザ登録情報をユーザ管理サーバ200のメモリに格納し、その格納アドレスを付して、アプリケーション契約要求を管理者端末400へ送信してもよい。(b)ユーザ登録情報を送信してきたユーザ端末500へユーザ登録を保留する旨を通知する。
入力したアプリケーション名称またはアプリケーションコードのアプリケーション310が既契約の場合、ユーザ登録部210は、ユーザ登録情報に含まれるユーザ名は、そのアプリケーション310を利用する権限があるかを判定し(S215)、権限がなければ、ユーザ端末500へユーザ登録が不可である旨を通知し(S216)、処理を終了する。権限の有無の判定は、前述したように、別途用意されたユーザと権限内容(権限コード)との対応表を用いる。
権限があれば、ユーザ登録部210は、アプリケーション管理テーブル250を参照し、入力したアプリケーション名称(アプリケーション管理テーブル250を参照し、対応するアプリケーションコードに変換)またはアプリケーションコードのアプリケーション310の契約開始日253および契約終了日254を、ユーザ登録情報に含まれる利用開始希望日および利用終了予定日が満足することを確認し、ユーザ管理テーブル260へ登録する(S217)。利用開始希望日および利用終了予定日が契約開始日253および契約終了日254を満足するとは、利用開始希望日が契約開始日253以降であり、利用終了予定日は契約終了日254以前であることである。ユーザ管理テーブル260へ登録は、ユーザ登録部210が、ユーザ登録情報に含まれるアプリケーション名称(アプリケーション管理テーブル250を参照し、対応するアプリケーションコードに変換)またはアプリケーションコード、ユーザ名、利用開始希望日、および利用終了予定日を、それぞれアプリケーションコード261、ユーザ名270、利用開始日265、および利用終了日266に格納する。ユーザ登録部210はさらに、ユーザIDおよびパスワードを生成し、アプリケーションテーブル250を参照して第3情報259が必要であれば、第3情報を生成し、これらをユーザID271、パスワード272、および第3情報273にそれぞれ格納する。ユーザIDおよびパスワードのユーザ登録部210による生成は、他のユーザとの重複を避けるためである。ユーザ登録部210は、権限コード263には、S215の判定で用いた対応表の権限コードを格納する。ユーザ登録部210は、更新264の日274には登録日(ユーザ管理サーバ200が持つタイマが表す年月日)を格納し、区分275には(新規)登録を表す「N」を格納する。
なお、更新の場合、ユーザ登録部210は、ユーザ更新情報に含まれるアプリケーションコードのアプリケーションコード261に対応させて、利用終了予定日を利用終了日266に格納すると共に、更新264の日274には更新日(ユーザ管理サーバ200が持つタイマが表す年月日)を格納し、区分275には更新を表す「U」を格納する。
ユーザ登録部210は、ユーザ管理テーブル260への登録結果を、ユーザ登録要求してきたユーザ端末500、およびユーザ管理テーブル260へ登録又は更新したアプリケーションコード261のアプリケーション310を有する外部システムへ通知する(S218)。
ユーザ端末500への通知内容は、ユーザ管理テーブル260に登録したアプリケーションコード261、およびユーザ情報262(ユーザ名270、ユーザID271、パスワード272、および第3情報273)の内容である。ユーザ端末500は、通知された内容を所定のメモリ領域に格納すると共に、ユーザ端末500に画面表示する。
外部システム300への通知内容は、アプリケーションコード261のアプリケーション310を有する外部システム300へユーザ端末500への通知内容と同様である。
入力したユーザ登録情報に含まれるアプリケーション名称またはアプリケーションコードのアプリケーション310は、既契約でない場合の管理者端末400の処理を説明する。管理者端末400は受信したユーザ登録情報を画面表示する。画面表示されたユーザ登録情報に基づいて、管理者はアプリケーション310の使用許諾契約を締結し、その内容に則してアプリケーション管理テーブル250に登録する。登録完了後、管理者は管理者端末400から受信したユーザ登録情報、またはユーザ登録情報をユーザ管理サーバ200のメモリのユーザ登録情報の格納アドレスを付して、アプリケーション登録完了をユーザ管理サーバ200に通知する。この通知に応答して、ユーザ登録部210は前述した処理を実行することにより、ユーザ登録情報に対応した情報をユーザ管理テーブル260に登録できる。
なお、煩雑になるので省略しているが、アプリケーション310へのアクセスアドレス(URL)は、アプリケーション管理テーブル250への登録に応じて、その登録内容と共にユーザ端末500へ通知され、ユーザ端末500は、通知された内容を所定のメモリ領域に格納する。
なお、詳細は省略するが、アプリケーション310によっては、使用許諾契約に利用者の人数制限がある。新たな利用者により人数制限を超える場合、新たな使用許諾契約を締結し、新たな使用許諾契約に基づいてアプリケーション管理テーブル250に登録する。この場合、ユーザ登録部210および管理者端末400の処理は、前述の新たに使用許諾契約を締結する場合と同様である。
図7は、ユーザ端末500におけるアクセス管理部510の処理フローチャートである。アクセス管理部510は、ユーザ端末500において、他の処理部(アプリケーション310へのアクセスのためのブラウザなどの処理プログラム)よりも低い優先度で実行されるように予め設定しておく。
アクセス管理部510は、ユーザ端末500のWEBブラウザやファイル一覧表示プログラムなどのユーザインターフェイスプログラムの起動に伴って起動され、ユーザインターフェイスプログラムから、ユーザの指示に伴ったプログラムへのアクセスがアプリケーション310へのアクセスかを監視する(S511)。アプリケーション310へのアクセスか否かは、ユーザ登録部210から通知され、所定のメモリ領域に格納されているアプリケーションコードとの照合による。アプリケーション310へのアクセスでなければ、処理を終了する。
アプリケーション310へのアクセスであれば、アクセス管理部510は、アプリケーション310のアプリケーションコードをユーザ端末500の所定のメモリ領域に格納し、
ログイン情報のアプリケーション310への送信を待つ(S512)。ログイン情報の送信に応答して、ユーザ端末500が持つタイマの値(時刻)を読み込み、読み込んだ時刻をログイン時刻として、ログイン情報の中のユーザIDと共に所定のメモリ領域に格納してあるアプリケーションコードに対応付けて格納する(S513)。アプリケーションコードに対応付けてユーザ情報が、ユーザ登録部210から通知され、所定のメモリ領域に格納されているので、ユーザIDなどの妥当性をチェックしてもよいが、ここでは関知しない。
ログイン情報のアプリケーション310への送信を待つ(S512)。ログイン情報の送信に応答して、ユーザ端末500が持つタイマの値(時刻)を読み込み、読み込んだ時刻をログイン時刻として、ログイン情報の中のユーザIDと共に所定のメモリ領域に格納してあるアプリケーションコードに対応付けて格納する(S513)。アプリケーションコードに対応付けてユーザ情報が、ユーザ登録部210から通知され、所定のメモリ領域に格納されているので、ユーザIDなどの妥当性をチェックしてもよいが、ここでは関知しない。
アクセス管理部510は、アプリケーション310の実行からのログアウトを待つ(S514)。アクセス管理部510は、低い優先度で実行されているので、ログアウトの監視を継続していても、アプリケーション310などの実行に影響を与えない。アプリケーション310の実行からログアウトしたならば、アクセス管理部510は、ユーザ端末500が持つタイマの値(時刻)を読み込み、読み込んだ時刻をログアウト時刻として、ユーザ端末500の所定のメモリ領域に、すでに格納してあるアプリケーションコード、ユーザIDおよびにログイン時刻に対応付けて格納する(S515)。
アクセス管理部510は、所定のメモリ領域に格納してあるアプリケーションコード、ユーザID、ログイン時刻およびにログアウト時刻をユーザ管理サーバ200へ報告する(S516)。
図8は、ユーザ管理部220の処理フローチャートである。ユーザ管理部220は、ユーザ端末500からの報告(アクセス管理部510のS516)に応答して、アプリケーションコード、ユーザID、ログイン時刻およびにログアウト時刻を入力し、各々を利用状況テーブル280のアプリケーションコード281、ユーザID282、ログイン時刻283、およびログアウト時刻284へ追加格納(新たなレコード(行)に格納)する(S221)。
ユーザ管理部220は、利用状況テーブル280のアプリケーションコード281へ格納したアプリケーションコードに対応する、アプリケーション管理テーブル250の利用料255を参照して利用料金を算出し、算出した利用料金を利用状況テーブル280の利用料金285へ格納する(S222)。たとえば、アプリケーション管理テーブル250のアプリケーションA(アプリケーションコードSYS001)の利用料金285は、月額料金¥○○である。また、アプリケーション管理テーブル250のアプリケーションB(アプリケーションコードSYS002)の利用料金285は、1回あたりの利用料金¥△△である。さらに、利用時間に応じた利用料金に場合は、ログアウト時刻284からログイン時刻283を減じた時間に、単位時間当たりの料金を乗じた値が利用料金285となる。
ユーザ管理部220は、ユーザ管理サーバ200が持つタイマが表す年月日を読み込み、月初め(当月になって、アプリケーション310の最初の利用)かを判定し(S223)、月初めでなければ、S225へ移る。
月初めならば、ユーザ管理部220は、料金テーブル290の当月利用料金292の内容を前月利用料金293に移動し、当月利用料金292をクリアする(S224)。ここでは、前月利用料金を当月に決済することを前提にしている。
ユーザ管理部220は、利用状況テーブル280の利用料金285へ格納した利用料金を、対応するアプリケーションコード281の当月利用料金292に加算する(S225)。ただし、アプリケーションA(アプリケーションコードSYS001)のように月額料金の場合は、当月利用料金292が0のとき(月初めでクリアされているとき)に加算し、他のときは加算しない。
これにより、アプリケーションの利用料金を集計しているので、アプリケーションの提供元からの利用料金の請求額を、集計した利用料金と照合した上で決済できる。
以上のように、アプリケーションの使用許諾契約の締結や利用料金を決済する組織のような管理主体が、アプリケーションのユーザと実体として異なる場合、ユーザ情報管理システムを動作させることにより、管理主体は、どのようなアプリケーションをどのユーザが利用しているかを管理できる。
特に、ユーザ情報を一括管理することにより、アプリケーションの使用許諾契約の締結や利用料金の決済が容易になる。
100:ユーザ情報管理システム、200:ユーザ管理サーバ、210:ユーザ登録部、220:ユーザ管理部、250:アプリケーション管理テーブル、260:ユーザ管理テーブル、280:利用状況テーブル280、290:料金テーブル、300:外部システム、310: アプリケーション、400: 管理者端末、500:ユーザ端末、510:アクセス管理部、600:ネットワーク。
Claims (4)
- アプリケーションを識別するアプリケーションコード、ユーザ名、利用開始希望日、および利用終了予定日のユーザ登録情報を含むユーザ登録要求を送信し、前記アプリケーションの利用に応答して、前記アプリケーションコード、前記ユーザ名、前記アプリケーションの利用開始を表すログイン時刻、および前記アプリケーションの利用終了を表すログアウト時刻を送信するユーザ端末、並びに
前記ユーザ端末からの前記ユーザ登録要求に応答して、前記アプリケーションコードが、利用契約内容を格納するアプリケーション管理テーブルに格納されているならば、前記利用開始希望日および利用終了予定日が前記アプリケーション管理テーブルに格納されている契約開始日および契約終了日を満足することを確認し、前記ユーザ登録情報である前記アプリケーションコード、前記ユーザ名、前記利用開始希望日および前記利用終了予定日をユーザ管理テーブルに登録するユーザ登録部、および、前記ユーザ端末からの前記アプリケーションコード、前記ユーザ名、前記ログイン時刻、および前記ログアウト時刻の受信に応答して、前記アプリケーションの利用状況を集計するユーザ管理部を含むユーザ管理サーバを有することを特徴とするユーザ情報管理システム。 - 前記ユーザ登録部は、前記ユーザ登録情報を前記ユーザ管理テーブルに登録するとき、前記アプリケーションを利用するときの前記ユーザIDおよび前記パスワードを生成し、生成した前記ユーザIDおよび前記パスワードを前記ユーザ端末へ通知し、
前記ユーザ端末は、前記アプリケーションを利用するときの前記ユーザIDおよび前記パスワードを受信し、所定のメモリ領域に格納することを特徴とする請求項1に記載のユーザ情報管理システム。 - 前記ユーザ登録部は、前記アプリケーションコードが、前記利用契約内容を格納する前記アプリケーション管理テーブルに格納されていないならば、前記ユーザ登録情報を保留することを前記ユーザ端末に通知することを特徴とする請求項2に記載のユーザ情報管理システム。
- 前記ユーザ登録部は、さらに前記ユーザ名に対応する権限を管理し、前記ユーザ名のユーザは前記アプリケーションコードの前記アプリケーションを利用する権限がないとき、前記ユーザ登録情報の登録は不可であることを前記ユーザ端末に通知することを特徴とする請求項3に記載のユーザ情報管理システム。
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