JP2017154518A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】縦置きの三気筒内燃機関及び自動変速機を搭載した車両におけるビート音の発生を抑制する。
【解決手段】縦置きの三気筒内燃機関1と、内燃機関1のクランクシャフトに連結した自動変速機2と、内燃機関1から自動変速機2を介して供給される回転駆動力を左右の駆動輪4に分配するものであり、プロペラシャフトを介さずに自動変速機2に連結した差動装置3とを具備する車両を構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関を縦置き配置で搭載した車両に関する。
内燃機関のクランクシャフトが車両の進行方向である前後方向に平行となるように内燃機関を配置している、いわゆる縦置き式のエンジンを搭載した車両においては、クランクシャフトに連結している変速機と、駆動輪に回転駆動力を分配する差動装置(デファレンシャルギヤ)との間に、前後方向に沿って伸びるプロペラシャフトを介在させることが通例である(例えば、下記特許文献参照)。
特開2014−126157号公報
縦置きの三気筒内燃機関に一般的な4速ATの自動変速機を組み合わせ、プロペラシャフトを介して差動装置ひいては駆動輪に回転駆動力を供給する構成の車両において、自動変速機の変速段が4速の状態で自動変速機に付帯するトルクコンバータをロックアップすると、大きなビート音(うなり音)を生じさせてしまうことがある。
既存のラビニヨ式プラネタリギヤ機構を有した4速ATでは、最低速段の1速から最高速段の4速までのステップ比を高めに設定するために、4速における入力と出力との間のギヤ比を0.6ないし0.7程度に設定せざるを得ない。一方で、三気筒内燃機関の爆発一次成分は2/3、即ち約0.667であり、4速のギヤ比に近い。故に、4速でトルクコンバータのロックアップを行うと、内燃機関の爆発一次強制力の周波数と、自動変速機から駆動力の伝達を受けて回転するプロペラシャフトの一次周波数とが接近してしまい、双方の振動に起因したビート音が発生することとなる。
図4は、トルクコンバータをロックアップしているとの仮定の下での、エンジン回転数に対する車速、内燃機関の爆発一次周波数、及びプロペラシャフトの一次周波数を算出したものである。トルクコンバータをロックアップしているとき、入力側のポンプインペラと出力側のタービンランナとの間にすべりは発生せず、プロペラシャフトの一次周波数はエンジン回転数及び自動変速機のギヤ比によって決まる。図4に示す例では、自動変速機のギヤ比を、1速で2.730、2速で1.526、3速で1.000、4速で0.696としている。「ビート周波数」は、内燃機関の爆発一次周波数とプロペラシャフトの一次周波数との差分である。この差分が10Hzよりも小さいと、顕著なビート音が生じる懸念が増す。
トルクコンバータをロックアップせず、ポンプインペラとタービンランナとを直結しなければ、ビート音の発生を回避することが可能ではある。しかしながら、仮に、3速でロックアップを行い4速でロックアップを解除するように制御を行うと、車速の上昇に伴い変速段を3速から4速にシフトアップしたときにエンジン回転数が跳ね上がってしまい、ドライバビリティ及び燃費性能の悪化を招く。
本発明は、以上の問題にはじめて着目してなされたものであり、縦置きの三気筒内燃機関及び自動変速機を搭載した車両におけるビート音の発生を抑制することを所期の目的としている。
上述した課題を解決するべく、本発明では、縦置きの三気筒内燃機関と、内燃機関のクランクシャフトに連結した自動変速機と、内燃機関から自動変速機を介して供給される回転駆動力を左右の駆動輪に分配するものであり、プロペラシャフトを介さずに自動変速機に連結した差動装置とを具備する車両を構成した。
本発明によれば、縦置きの三気筒内燃機関及び自動変速機を搭載した車両におけるビート音の発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態の車両の内燃機関、自動変速機及び差動装置の配置を模式的に示す平面図。 同実施形態の車両の内燃機関、自動変速機及び差動装置の配置を模式的に示す側面図。 同実施形態の車両に搭載した自動変速機の構造を模式的に示す斜視図。 縦置きの自動変速機と差動装置との間にプロペラシャフトが介在する車両における、トルクコンバータのロックアップ時のエンジン回転数、車速、内燃機関の爆発一次周波数、及びプロペラシャフトの一次周波数の関係を示す図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態の車両は、縦置きの内燃機関1と、内燃機関1のクランクシャフトに連結した自動変速機2と、内燃機関1から自動変速機2を介して供給される回転駆動力を左右の駆動輪4に分配する差動装置3とを具備する。
内燃機関1は、比較的小排気量(総排気量660cc以下、例えば658cc)の直列三気筒4ストロークエンジンである。この内燃機関1を、クランクシャフトが車両の進行方向である前後方向に平行となるように、換言すれば当該内燃機関1が包有する三つの気筒が前後方向に沿って並ぶように、車体にマウントしている。
自動変速機2は、ロックアップクラッチ付きのトルクコンバータが付帯した既知の4速ATである。図3に、自動変速機2の構造を示している。この自動変速機2は、ラビニヨ式プラネタリギヤ機構を用いてなるもので、各クラッチC1、C2、C3、B1、B2、Fの断接切換を通じて変速段、即ちインプットシャフトIとアウトプットシャフトOとの間のギヤ比を変化させることができる。
詳述すると、1速では、フォワードクラッチC2を締結することにより、内燃機関1のクランクシャフトからトルクコンバータを介してインプットシャフトIに入力される回転駆動力を、直接リヤプラネタリサンギヤRSに伝達する。同時に、ワンウェイクラッチFを作用させ、プラネタリキャリアPCの図中反時計回り(インプットシャフトI及びアウトプットシャフトOの回転方向が図中時計回りである場合)の回転を阻止する。
2速では、フォワードクラッチC2を締結し、回転駆動力をインプットシャフトIからリヤプラネタリサンギヤRSに直接伝達する。これとともに、フォワードブレーキB1を締結することで、フロントプラネタリサンギヤFSの回転を禁止する。
3速では、フォワードクラッチC2を締結し、回転駆動力をインプットシャフトIからリヤプラネタリサンギヤRSに直接伝達する。これとともに、フォワードクラッチC3を締結することで、プラネタリキャリアPCをインタメディエイトシャフトSを介してインプットシャフトIに固定する。結果、インプットシャフトI、リヤプラネタリサンギヤRS及びプラネタリキャリアPCが一体となって回転し、プラネタリショートピニオンSP及びプラネタリロングピニオンLPは何れも自転しない状態となる。
4速では、フォワードクラッチC2を締結せずにフォワードクラッチC3を締結し、回転駆動力をインプットシャフトIからプラネタリキャリアPCに伝達する。これとともに、フォワードブレーキB1を締結して、フロントプラネタリサンギヤFSの回転を禁止する。
因みに、リバースレンジでは、リバースクラッチC1及びリバースブレーキB2を締結して、アウトプットシャフトOをインプットシャフトIとは逆方向に回転させる。
最高速段である4速におけるインプットシャフトIとアウトプットシャフトOとの間のギヤ比は、0.6ないし0.7程度となる。具体的なギヤ比の例を挙げると、1速で2.730、2速で1.526、3速で1.000、4速で0.696である。
差動装置3は、既知のデファレンシャルギヤであり、前後方向に伸びるプロペラシャフトを介することなく自動変速機2のアウトプットシャフトOに直結している。尤も、自動変速機2のアウトプットシャフトOと差動装置3との間に、コンパニオンフランジ5のような短尺な部材を介在させることはあり得る。
本実施形態では、縦置きの三気筒内燃機関1と、内燃機関1のクランクシャフトに連結した自動変速機2と、内燃機関1から自動変速機2を介して供給される回転駆動力を左右の駆動輪4に分配するものであり、車両の前後方向に沿って伸長するプロペラシャフトを介さずに自動変速機2に連結した差動装置3とを具備する車両を構成した。
本実施形態によれば、自動変速機2と差動装置3との間に介在するプロペラシャフトの一次振動周波数が内燃機関1の爆発一次振動の周波数に近づくことによって大きなビート音が発生しユーザに不快感を与える問題を回避できる。従って、直列三気筒エンジン1を既存の一般的な4速AT2と組み合わせて縦置き配置した場合において、最高速段の4速でトルクコンバータのロックアップクラッチを締結することが容認され、トルクコンバータのロックアップによる燃費性能の向上効果を享受できる。また、長尺なプロペラシャフトを廃することで、車体の軽量化及びコストの低廉化にも寄与し得る。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。例えば、図1及び図2に示した例では、内燃機関1の前方に自動変速機2及び差動装置3を配置し、これらによって車両の前輪4を駆動していたが、駆動輪4は後輪であってもよい。その場合には、内燃機関1の後方に自動変速機2及び差動装置3を配置して後輪4を駆動する態様をとり得る。
その他、各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明は、三気筒の内燃機関を縦置き配置で搭載する車両に適用することができる。
1…縦置きの三気筒内燃機関
2…自動変速機
3…差動装置
4…駆動輪

Claims (1)

  1. 縦置きの三気筒内燃機関と、
    内燃機関のクランクシャフトに連結した自動変速機と、
    内燃機関から自動変速機を介して供給される回転駆動力を左右の駆動輪に分配するものであり、プロペラシャフトを介さずに自動変速機に連結した差動装置と
    を具備する車両。
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