JP2017151589A - 印刷方法、プリントシステム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】特色調整の際に用いたメディアの設定や濃度、画質等の設定が異なることに起因して無駄な特色調整パターンが印刷されるのを防止できる(その結果、メディア等が無駄に消費されるのを防止できる)印刷方法等を提供する。【解決手段】プリンターが接続されたホストコンピューターにおける印刷方法において、第1印刷設定情報および特色調整パターンを取得する第1取得工程と、前記プリンターが記憶する第2印刷設定情報(例えば、用紙設定、濃度、画質)を取得する第2取得工程と、前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致するか否かを判定する判定工程を有し、前記特色調整パターンの印刷指示を受信し、かつ、前記判定工程によって前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致しないと判定された場合、所定の警告を前記ホストコンピューターあるいは前記プリンターから報知させる。【選択図】図4
Description
本発明は、印刷方法、プリントシステム及びプログラムに関し、特に、特色調整の際に用いたメディアの設定や濃度、画質等の設定が異なることに起因して、無駄な特色調整パターンが印刷されるのを防止できる(その結果、メディア等が無駄に消費されるのを防止できる)印刷方法、プリントシステム及びプログラムに関する。
従来、コーポレートカラー等の特色の色再現性を確保する観点から、特色調整パターン、例えば、特定色(例えば、RGBによって表現される色)に基づく基準色(例えば、CMYKインクによって表現される色)と当該基準色に対して色相等が僅かずつ異なる複数の類似色(例えば、CMYKインクによって表現される色)とを含む特色調整パターンをメディアに印刷し、その中で色見本(例えば、コーポレートカラー)に最も近い色をユーザーに選択させ、その選択された色のデータと前記特定色のデータとを対応付けて記憶し、以後、特定色のデータについては、当該特定色のデータに対応付けて記憶された色のデータに基づく色として印刷するように構成されたプリンターが存在する(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記のプリンターにおいては、特色調整の際に用いたメディア、濃度、画質等が同一である限り、コーポレートカラー等の特色を特色調整時と同様の色で色再現性良く印刷できるものの、特色調整の際に用いたメディアの設定や濃度、画質等の設定が異なる場合、コーポレートカラー等の特色が期待の色からズレた色で印刷されてしまう等の問題があり、その結果、特色調整パターンとして使えず、メディアが無駄に消費されるという課題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、特色調整の際に用いたメディアの設定や濃度、画質等の設定が異なることに起因して無駄な特色調整パターンが印刷されるのを防止できる(その結果、メディア等が無駄に消費されるのを防止できる)印刷方法、プリントシステム及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一つの側面は、プリンターが接続されたホストコンピューターにおける印刷方法において、第1印刷設定情報および特色調整パターンを取得する第1取得工程と、前記プリンターが記憶する第2印刷設定情報を取得する第2取得工程と、前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致するか否かを判定する判定工程を有し、前記特色調整パターンの印刷指示を受信し、かつ、前記判定工程によって前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致しないと判定された場合、所定の警告を前記ホストコンピューターあるいは前記プリンターから報知させることを特徴とする。
この側面によれば、特色調整の際に用いたメディアの設定や濃度、画質等の設定が異なることに起因して無駄な特色調整パターンが印刷されるのを防止できる(その結果、メデ
ィア等が無駄に消費されるのを防止できる)印刷方法を提供できる。
ィア等が無駄に消費されるのを防止できる)印刷方法を提供できる。
これは、特色調整パターンの印刷指示を受信し、かつ、第1印刷設定情報(例えば、ユーザーが入力したメディア設定、濃度、画質等の印刷設定)と第2印刷設定情報(例えば、プリンターから取得したメディア設定、濃度、画質等の印刷設定)とが一致しないと判定された場合、所定の警告をホストコンピューターあるいはプリンターから報知し、ユーザーに注意を促すことによるものである。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記第1印刷設定情報は、前記ホストコンピューターと接続された入力装置から取得されることを特徴とする。
この態様によっても、特色調整の際に用いたメディアの設定や濃度、画質等の設定が異なる場合、コーポレートカラー等の特色が期待の色からズレた色で印刷されてしまうのを防止できる(その結果、特色調整パターンとして使えず、メディアが無駄に消費されるのを防止できる)印刷方法を提供できる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記所定の警告が報知された後、前記特色調整パターンの印刷指示を再度受信した場合、前記特色調整パターンを前記プリンターに印刷させることを特徴とする。
この態様によれば、第1印刷設定情報と第2印刷設定情報とが一致せず、所定の警告が報知された場合であっても、特色調整パターンの印刷指示を再度受信(入力)することで、特色調整パターンを印刷させることができる。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記特色調整パターンの印刷指示を再度受信した場合、前記プリンターが記憶する前記第2印刷設定情報を前記第1印刷設定情報に書き換えることを特徴とする。
この態様によれば、特色調整パターンの印刷指示を再度受信(入力)することで、プリンターが記憶する前記第2印刷設定情報を前記第1印刷設定情報に書き換えることができる。
上記目的を達成するために、本発明の別の側面は、プリンターと、前記プリンターが接続されたホストコンピューターと、を備えたプリントシステムにおいて、前記ホストコンピューターが、第1印刷設定情報および特色調整パターンを取得する第1取得部と、前記プリンターが記憶する第2印刷設定情報を取得する第2取得部と、前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致するか否かを判定する判定部と、を有し、前記特色調整パターンの印刷指示を受信し、かつ、前記判定部によって前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致しないと判定された場合、所定の警告を前記ホストコンピューターあるいは前記プリンターから報知させることを特徴とする。
この側面によれば、特色調整の際に用いたメディアの設定や濃度、画質等の設定が異なることに起因して無駄な特色調整パターンが印刷されるのを防止できる(その結果、メディア等が無駄に消費されるのを防止できる)プリントシステムを提供できる。
これは、特色調整パターンの印刷指示を受信し、かつ、第1印刷設定情報(例えば、ユーザーが入力したメディア設定、濃度、画質等の印刷設定)と第2印刷設定情報(例えば、プリンターから取得したメディア設定、濃度、画質等の印刷設定)とが一致しないと判定された場合、所定の警告をホストコンピューターあるいはプリンターから報知し、ユーザーに注意を促すことによるものである。
上記目的を達成するために、本発明のさらに別の側面は、プリンターが接続されたホストコンピューターに、第1印刷設定情報および特色調整パターンを取得する第1取得手順と、前記プリンターが記憶する第2印刷設定情報を取得する第2取得手順と、前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致するか否かを判定する判定手順と、前記特色調整パターンの印刷指示を受信し、かつ、前記判定工程によって前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致しないと判定された場合、所定の警告を前記ホストコンピューターあるいは前記プリンターから報知させる報知手順と、を実現させるためのプログラムであることを特徴とする。
この側面によれば、特色調整の際に用いたメディアの設定や濃度、画質等の設定が異なることに起因して無駄な特色調整パターンが印刷されるのを防止できる(その結果、メディア等が無駄に消費されるのを防止できる)プログラムを提供できる。
これは、特色調整パターンの印刷指示を受信し、かつ、第1印刷設定情報(例えば、ユーザーが入力したメディア設定、濃度、画質等の印刷設定)と第2印刷設定情報(例えば、プリンターから取得したメディア設定、濃度、画質等の印刷設定)とが一致しないと判定された場合、所定の警告をホストコンピューターあるいはプリンターから報知し、ユーザーに注意を促すことによるものである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。各図において対応する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
まず、本発明の印刷方法、プリントシステム及びプログラムの実施形態の概要について説明する。
図1は、本発明の印刷方法、プリントシステム及びプログラムが適用されるプリントシステム10(ホストコンピューター20及びプリンター40)のシステム構成の一例を示す図である。図2は、本発明の印刷方法、プリントシステム及びプログラムが適用されるプリントシステム10(ホストコンピューター20及びプリンター40)の機能ブロックの一例を示す図である。図3は、特色調整パターンPの一例である。図4は、ホストコンピューター20の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
本実施形態の印刷方法は、プリンター40が接続されたホストコンピューター20(図1参照)における印刷方法において、図4に示すように、第1印刷設定情報(メディア設定(例えば、用紙種類)や印刷設定(例えば、濃度、画質))および特色調整パターンP(図3参照)を取得する第1取得工程(ステップS12、S14)と、プリンター40が
記憶する第2印刷設定情報(メディア設定(例えば、用紙種類)や印刷設定(例えば、濃度、画質))を取得する第2取得工程(ステップS18)と、第1印刷設定情報と第2印刷設定情報とが一致するか否かを判定する判定工程(ステップS20)を有し、特色調整パターンPの印刷指示を入力(受信)し(ステップS16:Yes)、かつ、判定工程によって第1印刷設定情報と第2印刷設定情報とが一致しないと判定された場合(ステップS20:No)、所定の警告をホストコンピューター20あるいはプリンター40から報知させる(ステップS22)。
記憶する第2印刷設定情報(メディア設定(例えば、用紙種類)や印刷設定(例えば、濃度、画質))を取得する第2取得工程(ステップS18)と、第1印刷設定情報と第2印刷設定情報とが一致するか否かを判定する判定工程(ステップS20)を有し、特色調整パターンPの印刷指示を入力(受信)し(ステップS16:Yes)、かつ、判定工程によって第1印刷設定情報と第2印刷設定情報とが一致しないと判定された場合(ステップS20:No)、所定の警告をホストコンピューター20あるいはプリンター40から報知させる(ステップS22)。
本実施形態の印刷方法によれば、入力装置30から入力された第1印刷設定情報(特色調整の際に用いたメディアの設定や濃度、画質等の設定)がプリンター40(例えば、第2印刷設定情報記憶部46a)に記憶された第2印刷設定情報と異なることに起因して無駄な特色調整パターンPが印刷されるのを防止できる(その結果、メディア等が無駄に消費されるのを防止できる)。
これは、特色調整パターンPの印刷指示を入力(受信)し(ステップS16:Yes)、かつ、第1印刷設定情報(例えば、ユーザーが入力装置30から入力したメディア設定、濃度、画質等の印刷設定)と第2印刷設定情報(例えば、プリンター40から取得したメディア設定、濃度、画質等の印刷設定)とが一致しないと判定された場合(ステップS20:No)、所定の警告をホストコンピューター20あるいはプリンター40から報知して(ステップS22)ユーザーに注意を促し、特色調整パターンPの印刷データをプリンター40に送信しない(つまり、無駄な特色調整パターンを印刷しない)ことによるものである。
以下、本発明の印刷方法、プリントシステム及びプログラムが適用されるプリントシステム10について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、プリントシステム10は、ホストコンピューター20、及び、プリンター40を備える。
まず、ホストコンピューター20について説明する。
ホストコンピューター20は、ハード構成として、CPU22、これにバスを介して接続された、RAM24、ROM26、HDD28、キーボードやマウス等の入力装置30、ディスプレイ等の表示装置32、I/F(インターフェース。以下同様)34等を備える。ホストコンピューター20には、I/F34を介してプリンター40が接続される。
HDD28には、図示しないが、オペレーティングシステム、ラベル作成アプリケーション、プリンタードライバー、特色調整ツール等が記憶される。
ホストコンピューター20は、機能構成として、図2に示すように、第1印刷設定情報取得部36a、第2印刷設定情報取得部36b、特色調整パターン生成部36c、特色調整パターン取得部36d、判定部36e、送信部36f、報知部36g、問合せ部36h等を備える。これらの機能は、主に、ホストコンピューター20(CPU22)が、HDD28からRAM24に読み込まれた所定プログラム(主に、特色調整ツール)を実行することによって実現される。
第1印刷設定情報取得部36aは、入力装置30から入力された第1印刷設定情報を取得する。第1印刷設定情報は、例えば、メディア設定(例えば、用紙種類)や印刷設定(例えば、濃度、画質)である。第1印刷設定情報取得部36aによって取得された第1印刷設定情報は、RAM24やROM26等の記憶部に記憶される。
第2印刷設定情報取得部36bは、プリンター40(例えば、第2印刷設定情報記憶部46a)からI/F34を介して第2印刷設定情報を取得する。これは、例えば、第2印刷設定情報取得部36bが、第2印刷設定情報を取得するためのコマンドをI/F34を介してプリンター40に送信し、当該コマンドを受信したプリンター40からI/F50を介して送信される第2印刷設定情報を取得(受信)することで実現できる。第2印刷設定情報は、例えば、メディア設定(例えば、用紙種類)や印刷設定(例えば、濃度、画質)である。プリンター40から取得された第2印刷設定情報は、例えば、RAM24やROM26等の記憶部に記憶される。
特色調整パターン生成部36cは、入力装置30から入力された特定色データ(RGB階調表色データ、基準RGBとも称される)に対する特色調整パターンP(図3参照)を生成する。特色調整パターンPは、基準色、基準色の周辺に配置された複数の類似色、識別情報を含む。各々の色は、カラーパッチとも称される。
基準色は、入力装置30から入力された特定色データ(RGB階調表色データ)に対応付けられた基準色(CMY階調表色データ)である。複数の類似色は、基準色に類似する色(例えば、基準色に対して色相等が僅かずつ異なる色)である。識別情報は、各々の類似色を識別するための情報(例えば、図3中の1〜25の数字参照)である。
特色調整パターンPを生成する手法としては、各種の手法、例えば、特開平10−210312号公報に記載のものを用いることができる。
特色調整パターン取得部36dは、特色調整パターン生成部36cによって生成された特色調整パターンを取得する。
判定部36eは、第1印刷設定情報取得部36aによって入力装置30から取得された第1印刷設定情報と、第2印刷設定情報取得部36bによってプリンター40から取得された第2印刷設定情報と、が一致(典型的には、完全一致)するか否かを判定する。
送信部36fは、特色調整パターン取得部36dによって取得された特色調整パターンPの印刷データをI/F34を介してプリンター40に送信する。特色調整パターンPの印刷データは、特色調整パターン取得部36dによって取得された特色調整パターンP(例えば、画像データ)や、第1印刷設定情報取得部36aによって入力装置30から取得された第1印刷設定情報を含む。
報知部36gは、所定の警告を報知する手段で、例えば、ホストコンピューター20、プリンター40のうち少なくとも一方に設けられる。報知部36gは、ディスプレイ等の表示装置(例えば、表示装置32)、スピーカー等の音声出力装置(図示せず)のうち少なくとも1つによって構成される。もちろん、これに限らず、報知部36gは、消灯、点灯、又は、点滅することで、所定の警告を報知するLED等であってもよい。
所定の警告は、例えば、第1印刷設定情報取得部36aによって入力装置30から取得された第1印刷設定情報と、第2印刷設定情報取得部36bによってプリンター40から取得された第2印刷設定情報と、が一致しない旨の警告(ユーザーに注意を促す警告)である。
問合せ部36hは、特色調整パターンPの印刷を実行するか否かをユーザーに問い合わせる手段で、例えば、ホストコンピューター20、プリンター40のうち少なくとも一方に設けられる。問合せ部36hは、ディスプレイ等の表示装置(例えば、表示装置32)
、スピーカー等の音声出力装置(図示せず)のうち少なくとも1つによって構成される。
、スピーカー等の音声出力装置(図示せず)のうち少なくとも1つによって構成される。
次に、プリンター40について説明する。
プリンター40は、典型的には、インクジェット方式のラベルプリンターで、図1に示すように、ハード構成として、CPU42、これにバスを介して接続された、RAM44、ROM46、印刷機構48、I/F50等を備える。
ROM46は、例えば、フラッシュROM等の不揮発性メモリーで、制御プログラム等のファームウエア、オペレーティングシステム等が記憶される。ROM46は、第2印刷設定情報記憶部46aを含む。第2印刷設定情報記憶部46aには、第2印刷設定情報が記憶される。第2印刷設定情報は、例えば、メディア設定(例えば、用紙種類)や印刷設定(例えば、濃度、画質)である。第2印刷設定情報は、ホストコンピューター20(例えば、入力装置30)又はプリンター40(例えば、図示しない操作パネル)から入力されて第2印刷設定情報記憶部46aに設定(記憶)される。第2印刷設定情報は、ラベル画像の印刷の際に用いられる。また、第2印刷設定情報は、当該ラベル画像の印刷後も消去(削除)されず、第2印刷設定情報記憶部46aに保持され、ノズル目詰まりチェック用パターンの印刷やプリンター40のステータスの印刷の際にも用いられる。
印刷機構48は、公知の印刷機構で、例えば、印刷ヘッド(インクジェットヘッド)、用紙送り機構、用紙切断機構等(いずれも図示せず)を備える。
図2に示すように、プリンター40は、機能構成として、受信部52、設定部54、印刷制御部56等を備える。これらの機能は、主に、CPU42が、ROM46からRAM44に読み込まれた所定プログラム(制御プログラム等のファームウエアやオペレーティングシステム等)を実行することによって実現される。
受信部52は、ホストコンピューター20から送信される特色調整パターンPの印刷データをI/F50を介して受信する。
設定部54は、受信部52によって受信された特色調整パターンPの印刷データ中の第1印刷設定情報を、第2印刷設定情報記憶部46aに設定(例えば、上書き)する。
印刷制御部56は、受信部52によって受信された特色調整パターンPの印刷データに基づき、印刷機構48を制御して特色調整パターンPを印刷する。
次に、本実施形態のプリントシステム10の動作(プリンター制御方法)の一例について図面を参照しながら説明する。
まず、ホストコンピューター20の動作の一例について図4を参照しながら説明する。
図4は、ホストコンピューター20の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、主に、CPU22が、ROM26からRAM24に読み込まれた所定プログラム(主に、特色調整ツール)を実行することによって実現される。
まず、ホストコンピューター20において特色調整ツールを起動し、入力装置30から特定色データ(RGB階調表色データ、基準RGBとも称される)、及び、第1印刷設定情報(メディア設定(例えば、用紙種類)や印刷設定(例えば、濃度、画質))をユーザ
ーに入力させる(ステップS10)。
ーに入力させる(ステップS10)。
第1印刷設定情報が入力されると、ホストコンピューター20(第1印刷設定情報取得部36a)は、当該入力された第1印刷設定情報を取得する(ステップS12)。
次に、ホストコンピューター20(特色調整パターン生成部36c)が入力装置30から入力された特定色データに対する特色調整パターンP(図3参照)を生成し、ホストコンピューター20(特色調整パターン取得部36d)が当該生成された特色調整パターンPを取得する(ステップS14)。ステップS12及びS14は、本発明の第1取得工程に相当する。
次に、ホストコンピューター20は、入力装置30から特色調整パターンPの印刷指示が入力(受信)されたか否かを判定する(ステップS16)。
特色調整パターンPの印刷指示が入力されたと判定された場合(ステップS16:Yes)、ホストコンピューター20(第2印刷設定情報取得部36b)は、プリンター40(例えば、第2印刷設定情報記憶部46a)からI/F34を介して第2印刷設定情報を取得する(ステップS18)。これは、本発明の第2取得工程に相当する。
次に、ホストコンピューター20(判定部36e)は、第1印刷設定情報取得部36aによって入力装置30から取得された第1印刷設定情報と、第2印刷設定情報取得部36bによってプリンター40から取得された第2印刷設定情報と、が一致(典型的には、完全一致)するか否かを判定する(ステップS20)。これは、本発明の判定工程に相当する。
第1印刷設定情報取得部36aによって入力装置30から取得された第1印刷設定情報と、第2印刷設定情報取得部36bによってプリンター40から取得された第2印刷設定情報と、が一致しないと判定された場合(ステップS20:No)、ホストコンピューター20(報知部36g)は、所定の警告を報知する(ステップS22)。具体的には、報知部36gは、第1印刷設定情報取得部36aによって入力装置30から取得された第1印刷設定情報と、第2印刷設定情報取得部36bによってプリンター40から取得された第2印刷設定情報と、が一致しない旨の警告(ユーザーに注意を促す警告)を、ホストコンピューター20(又はプリンター40)に設けられた表示装置(例えば、表示装置32)に表示したり、その旨をホストコンピューター20(又はプリンター40)に設けられたスピーカー等の音声出力装置から音声出力して、ユーザーに注意を促す。なお、ホストコンピューター20(又はプリンター40)に設けられた特定のLED等を消灯、点灯、又は、点滅して、ユーザーに注意を促す場合もある。
以上のように、特色調整パターンPの印刷指示を入力(受信)し(ステップS16:Yes)、かつ、第1印刷設定情報と第2印刷設定情報とが一致しないと判定された場合(ステップS20:No)、所定の警告がホストコンピューター20あるいはプリンター40から報知される。
次に、ホストコンピューター20(問合せ部36h)は、特色調整パターンPの印刷を実行するか否かをユーザーに問い合わせる(ステップS24)。具体的には、問合せ部36hは、特色調整パターンPの印刷を実行するか否かを、ホストコンピューター20(又はプリンター40)に設けられた表示装置(例えば、表示装置32)に表示したり、ホストコンピューター20(又はプリンター40)に設けられたスピーカー等の音声出力装置(図示せず)から音声出力する。
次に、ホストコンピューター20は、ステップS24の問い合わせに対して、入力装置30から特色調整パターンPの印刷指示(再度の印刷指示)又は特色調整パターンPの印刷キャンセル指示のいずれが入力されたかを判定する(ステップS26)。
特色調整パターンPの印刷指示(再度の印刷指示)が入力されたと判定された場合(ステップS26:印刷指示入力)、ホストコンピューター20(送信部36f)は、特色調整パターン取得部36dによって取得された特色調整パターンPの印刷データ(第1印刷設定情報を含む)をI/F34を介してプリンター40に送信する(ステップS28)。この特色調整パターンPの印刷データ(第1印刷設定情報を含む)を受信したプリンター40は、後述のように、特色調整パターンPの印刷データ(第1印刷設定情報を含む)に基づき、印刷機構48を制御して特色調整パターンP(例えば、図3参照)を印刷する(図5中のステップS34参照)。
一方、特色調整パターンPの印刷キャンセル指示が入力されたと判定された場合(ステップS26:印刷キャンセル指示入力)、ホストコンピューター20(送信部36f)は、特色調整パターンPの印刷データをプリンター40に送信しない。この場合、特色調整パターンPの印刷が中断(キャンセル)される。
なお、ステップS20において、第1印刷設定情報取得部36aによって入力装置30から取得された第1印刷設定情報と、第2印刷設定情報取得部36bによってプリンター40から取得された第2印刷設定情報と、が一致(典型的には、完全一致)すると判定された場合(ステップS20:Yes)も、ホストコンピューター20(送信部36f)は、特色調整パターン取得部36dによって取得された特色調整パターンPの印刷データをI/F34を介してプリンター40に送信する(ステップS26)。
次に、プリンター40の動作の一例について図5を参照しながら説明する。
図5は、プリンター40の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、主に、CPU42が、ROM46からRAM44に読み込まれた所定プログラム(制御プログラム等のファームウエアやオペレーティングシステム等)を実行することによって実現される。
プリンター40(受信部52)は、ホストコンピューター20から送信される特色調整パターンPの印刷データをI/F50を介して受信する(ステップS30)。
次に、プリンター40(設定部54)は、受信部52によって受信された特色調整パターンPの印刷データ中の第1印刷設定情報を、第2印刷設定情報記憶部46aに設定(例えば、上書き)する(ステップS32)。
次に、プリンター40(印刷制御部56)は、受信部52によって受信された特色調整パターンPの印刷データ(第1印刷設定情報を含む)に基づき、印刷機構48を制御して特色調整パターンP(例えば、図3参照)を印刷する(ステップS34)。
この印刷された特色調整パターンPは、次のようにして利用される。例えば、ホストコンピューター20は、上記従来技術と同様、ステップS34で印刷された特色調整パターンP中の、色見本(例えば、コーポレートカラー)に最も近い色をユーザーに選択させ(例えば、入力装置30から当該色の識別情報を入力させ)、その選択された色のデータ(CMY階調表色データ)とステップS10で入力装置30から入力された特定色のデータ(RGB階調表色データ)とを対応付けてRAM44やROM46等の記憶部に記憶し、
以後、特定色のデータについては、当該特定色のデータに対応付けて記憶された色のデータに基づく色として印刷する。
以後、特定色のデータについては、当該特定色のデータに対応付けて記憶された色のデータに基づく色として印刷する。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、入力装置30から入力された第1印刷設定情報(特色調整の際に用いたメディアの設定や濃度、画質等の設定)がプリンター40(例えば、第2印刷設定情報記憶部46a)に記憶された第2印刷設定情報と異なることに起因して無駄な特色調整パターンPが印刷されるのを防止できる(その結果、メディア等が無駄に消費されるのを防止できる)印刷方法、プリントシステム及びプログラムを提供できる。
これは、特色調整パターンPの印刷指示を入力(受信)し(ステップS16:Yes)、かつ、第1印刷設定情報(例えば、ユーザーが入力装置30から入力したメディア設定、濃度、画質等の印刷設定)と第2印刷設定情報(例えば、プリンター40から取得したメディア設定、濃度、画質等の印刷設定)とが一致しないと判定された場合(ステップS20:No)、所定の警告をホストコンピューター20あるいはプリンター40から報知して(ステップS22)ユーザーに注意を促し、特色調整パターンPの印刷データをプリンター40に送信しない(つまり、無駄な特色調整パターンを印刷しない)ことによるものである。
また、本実施形態によれば、第1印刷設定情報と第2印刷設定情報とが一致せず(ステップS20:No)、所定の警告が報知された場合(ステップS22)であっても、特色調整パターンPの印刷指示を再度入力(受信)することで(ステップS26:印刷指示入力)、特色調整パターンPの印刷データをプリンター40に送信でき(ステップS28)、当該特色調整パターンPを印刷させることができる(ステップS34)。この場合、プリンター40(第2印刷設定情報記憶部46a)が記憶する第2印刷設定情報を、ホストコンピューター20から受信した特色調整パターンPの印刷データ中の第1印刷設定情報に書き換える(ステップS32)ことができる。
なお、上記実施形態では、第2印刷設定情報を、特色調整パターンPの印刷指示が入力されたと判定されたタイミング(ステップS16:Yes)で、プリンター40(例えば、第2印刷設定情報記憶部46a)から取得する(ステップS18)ように説明したが、これに限らない。例えば、第2印刷設定情報を、他のタイミング、例えば、ホストコンピューター20において特色調整ツールを起動したタイミングで、プリンター40(例えば、第2印刷設定情報記憶部46a)から取得してもよい。
また、上記実施形態では、特色調整パターンPは、ステップS14で生成、取得するように説明したが、これに限らない。例えば、特色調整パターンPは、ステップS10とステップS28の間であれば、いずれのタイミングで生成、取得してもよい。
なお、上記実施形態では、プリンター40としてラベルプリンターを例示したが、これに限らず、ラベルプリンター以外のプリンターにも、本発明を適用可能である。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。上記実施形態の記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10…プリントシステム、20…ホストコンピューター、22…CPU、24…RAM、26…ROM、28…HDD、30…入力装置、32…表示装置、34…I/F、36a…第1印刷設定情報取得部、36b…第2印刷設定情報取得部、36c…特色調整パタ
ーン生成部、36d…特色調整パターン取得部、36e…判定部、36f…送信部、36g…報知部、36h…問合せ部、40…プリンター、42…CPU、44…RAM、46…ROM、46a…第2印刷設定情報記憶部、48…印刷機構、50…I/F、52…受信部、54…設定部、56…印刷制御部、P…特色調整パターン。
ーン生成部、36d…特色調整パターン取得部、36e…判定部、36f…送信部、36g…報知部、36h…問合せ部、40…プリンター、42…CPU、44…RAM、46…ROM、46a…第2印刷設定情報記憶部、48…印刷機構、50…I/F、52…受信部、54…設定部、56…印刷制御部、P…特色調整パターン。
Claims (6)
- プリンターが接続されたホストコンピューターにおける印刷方法において、
第1印刷設定情報および特色調整パターンを取得する第1取得工程と、
前記プリンターが記憶する第2印刷設定情報を取得する第2取得工程と、
前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致するか否かを判定する判定工程を有し、
前記特色調整パターンの印刷指示を受信し、かつ、前記判定工程によって前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致しないと判定された場合、所定の警告を前記ホストコンピューターあるいは前記プリンターから報知させる印刷方法。 - 前記第1印刷設定情報は、前記ホストコンピューターと接続された入力装置から取得されることを特徴とする請求項1に記載の印刷方法。
- 前記所定の警告が報知された後、前記特色調整パターンの印刷指示を再度受信した場合、前記特色調整パターンを前記プリンターに印刷させる請求項1又は2に記載の印刷方法。
- 前記特色調整パターンの印刷指示を再度受信した場合、前記プリンターが記憶する前記第2印刷設定情報を前記第1印刷設定情報に書き換える請求項3に記載の印刷方法。
- プリンターと、前記プリンターが接続されたホストコンピューターと、を備えたプリントシステムにおいて、
前記ホストコンピューターが、
第1印刷設定情報および特色調整パターンを取得する第1取得部と、
前記プリンターが記憶する第2印刷設定情報を取得する第2取得部と、
前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致するか否かを判定する判定部と、を有し、
前記特色調整パターンの印刷指示を受信し、かつ、前記判定部によって前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致しないと判定された場合、所定の警告を前記ホストコンピューターあるいは前記プリンターから報知させるプリントシステム。 - プリンターが接続されたホストコンピューターに、
第1印刷設定情報および特色調整パターンを取得する第1取得手順と、
前記プリンターが記憶する第2印刷設定情報を取得する第2取得手順と、
前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致するか否かを判定する判定手順と、
前記特色調整パターンの印刷指示を受信し、かつ、前記判定手順によって前記第1印刷設定情報と前記第2印刷設定情報とが一致しないと判定された場合、所定の警告を前記ホストコンピューターあるいは前記プリンターから報知させる報知手順と、を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016031689A JP2017151589A (ja) | 2016-02-23 | 2016-02-23 | 印刷方法、プリントシステム及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016031689A JP2017151589A (ja) | 2016-02-23 | 2016-02-23 | 印刷方法、プリントシステム及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017151589A true JP2017151589A (ja) | 2017-08-31 |
Family
ID=59739023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016031689A Pending JP2017151589A (ja) | 2016-02-23 | 2016-02-23 | 印刷方法、プリントシステム及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017151589A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110618588A (zh) * | 2018-06-19 | 2019-12-27 | 精工爱普生株式会社 | 图像处理装置及存储介质 |
-
2016
- 2016-02-23 JP JP2016031689A patent/JP2017151589A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110618588A (zh) * | 2018-06-19 | 2019-12-27 | 精工爱普生株式会社 | 图像处理装置及存储介质 |
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