JP2017151417A - 光変調器素子、それを備える光変調モジュールおよび光変調器素子の製造方法 - Google Patents

光変調器素子、それを備える光変調モジュールおよび光変調器素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明はチップ面積を従来よりも縮小した光変調器素子、それを備える光変調モジュールおよび光変調器素子の製造方法の提供を目的とする。【解決手段】光変調器素子100は、第1、第2の光変調器161,162と、光入力部2と、分岐カプラ4と、を備え、第1、第2の光変調器161,162のそれぞれは、一組のマッハツェンダ型導波路と、分岐カプラ4からの光を一組のマッハツェンダ型導波路のそれぞれに分岐させる第1の光カプラ8と、一組のマッハツェンダ型導波路のそれぞれを通過した光を合成する第2の光カプラ9と、を備え、第1、第2の光変調器161,162において、第1の光変調器161の一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bの光の進行方向と、第2の光変調器162の一組のマッハツェンダ型導波路15c,15dの光の進行方向とが、互いに角度をつけて配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は光変調器素子、それを備える光変調モジュールおよび光変調器素子の製造方法に関する。
データ通信のトラフィック増大に伴い、光ファイバ通信システムの大容量化が求められている。このため多値化によりボーレート(baud rate)あたりの通信容量を拡大できる位相変調方式や偏波多重方式が採用されている。信号光の変調には、マッハツェンダ型の光変調器が用いられている。
マッハツェンダ型の光変調器では、入力された光が光カプラにより2つの経路に分岐された後、再度光カプラで合成された光が出力される。このとき、一方あるいは双方の経路の媒質に印加される電界による屈折率変化で発生する位相シフトを用いて入力光が変調を受ける。
4値以上の多値位相変調方式では、マッハツェンダ型の光変調器を2つ用いて変調を行う。入力光を光カプラで分岐した光をそれぞれ変調し、90度位相をずらした後、光カプラで合成する。また、偏波多重方式では、それぞれの偏波を変調する変調器が必要となる(例えば特許文献1を参照)。
従来の偏波多重方式の光変調器素子ではニオブ酸リチウム(LiNbO)結晶などの電気光学効果を用いた変調器が用いられてきた。近年では、さらなる小型化と低コスト化のために、InPやシリコンなどの半導体基板上に形成された光変調器素子が開発されている(例えば特許文献2、3を参照)。
特開2014−92713号公報 特開2010−185979号公報 特開2014−164243号公報
しかしながら、以下に述べる理由のため、半導体光変調器素子およびそれを備える光変調モジュールにおいて小型化に制約があった。
第1に、2つの光変調器を平行に隣接させて配置する従来の構成においては、2つの光変調器の間隔を限界まで近づけて配置できない。これは、各光変調器の出力側に配置するコリメートレンズの外径による制約を受けるためである。つまり、2つのコリメートレンズを隣接して配置可能な間隔よりも2つの光変調器を近づけて配置できなかった。
第2に、それぞれの光変調器における高周波信号の遅延量を揃えるため、高周波伝送路を引き回して、最も長い高周波伝送路の長さに一致させなければならなかった。この制約により、高周波伝送路の配置に要する面積が増大していた。
第3に、従来は、入力光の光路とモジュール内の高周波伝送路の経路とが干渉するという問題があった。このため、光路および光学部品を避けて高周波伝送路を配置する必要があり、高周波伝送路の設置面積が大きくなるためモジュールを小型化できないという課題があった。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、チップ面積を従来よりも縮小した光変調器素子、それを備える光変調モジュールおよび光変調器素子の製造方法の提供を目的とする。
本発明に係る光変調器素子は、半導体基板上に形成された第1、第2の光変調器と、光が入力される光入力部と、光入力部に入力された光を第1、第2の光変調器のそれぞれに分岐させる分岐カプラと、を備え、第1、第2の光変調器のそれぞれは、一組のマッハツェンダ型導波路と、分岐カプラからの光を一組のマッハツェンダ型導波路のそれぞれに分岐させる第1の光カプラと、一組のマッハツェンダ型導波路のそれぞれを通過した光を合成する第2の光カプラと、を備え、第1、第2の光変調器において、第1の光変調器の一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向と、第2の光変調器の一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向とが、互いに角度をつけて配置されている。
本発明に係る光変調器素子においては、第1の光変調器の一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向と、第2の光変調器の一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向とを、互いに角度をつけて配置することにより、分岐カプラと第1、第2の光変調器のそれぞれを接続する導波路のカーブが緩和される。つまり、導波路の距離をより短くすることが可能となる。これにより、第1、第2の光変調器の光出力部の間隔をコリメートレンズの配置に必要な距離に維持したまま、光変調器素子の長さをより短縮することが可能となる。よって、光変調器素子のチップサイズをより小さくすることが可能である。
実施の形態1に係る光変調器素子の平面図である。 実施の形態2に係る光変調器素子の平面図である。 実施の形態3に係る光変調モジュールの平面図である。 実施の形態4に係る光変調器素子の平面図である。 実施の形態5に係るに係る光変調モジュールの平面図である。 実施の形態6に係るに係る光変調モジュールの平面図である。 実施の形態7に係る光変調器素子の製造方法における光変調器素子の半導体基板上の配置を示す平面図である。 実施の形態7に係る光変調器素子の製造方法における光変調器素子の半導体基板上の配置の別の例を示す平面図である。 図8中の切断線に沿って切断された半導体基板の平面図である。 図9中の切断線に沿って切断された半導体基板の平面図である。 前提技術に係る光変調器素子の平面図である。 前提技術に係る光変調モジュールの平面図である。
<前提技術>
本発明の実施形態を説明する前に、本発明の前提となる技術について説明する。図11は前提技術における光変調器素子50の平面図である。また、図12は、前提技術における光変調器素子50を備える光変調モジュール60の平面図である。
前提技術において光変調器素子50は、例えば偏波多重直交位相変調方式(DP−QPSK方式とも呼ばれる)で光変調を行うとする。図11に示すように、光変調器素子50は、第1、第2の光変調器161,162と、光入力部2と、分岐カプラ4とを備える。
第1、第2の光変調器161,162は、例えば、InP基板等の半導体基板1上に形成されている。光入力部2に入力された光は、分岐カプラ4によって分岐され、カーブ導波路5を介して第1、第2の光変調器161,162に入力される。第1の光変調器161から出力された光は、光出力部31から出力される。また、第2の光変調器161から出力された光は、光出力部32から出力される。
第1の光変調器161は、一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bと、第1の光カプラ8と、第2の光カプラ9とを備える。第1の光カプラ8は、光を一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bのそれぞれに分岐させる。第2の光カプラ9は、一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bのそれぞれを通過した光を合成する。
マッハツェンダ型導波路15aは、2本の導波路、2本の導波路への入力光を分岐させる光カプラ6、2本の導波路の出力光を合成する光カプラ7を備える。マッハツェンダ型導波路15bの構成も同様である。
図11に示すように、第1の光変調器161における一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bにおいて、各導波路に沿って第1の高周波電極111が配置される。第1の高周波電極111には、第1の高周波伝送路241が電気的に接続されている。
第2の光変調器162は、一組のマッハツェンダ型導波路15c,15dと、第1の光カプラ8と、第2の光カプラ9とを備える。第1の光カプラ8は、光を一組のマッハツェンダ型導波路15c,15dのそれぞれに分岐させる。第2の光カプラ9は、一組のマッハツェンダ型導波路15c,15dのそれぞれを通過した光を合成する。
マッハツェンダ型導波路15cは、2本の導波路、2本の導波路への入力光を分岐させる光カプラ6、2本の導波路の出力光を合成する光カプラ7を備える。マッハツェンダ型導波路15dの構成も同様である。
図11に示すように、第1の光変調器162における一組のマッハツェンダ型導波路15c,15dにおいて、各導波路に沿って第2の高周波電極112が配置される。第2の高周波電極112には、第2の高周波伝送路242が電気的に接続されている。
また、図11に示すように、各導波路に対応して位相調整部12が設けられる。位相調整部12では、例えば、π又はπ/2シフトの調整が行われる。
なお、第1、第2の高周波電極111,112、第1、第2の高周波伝送路241,242、位相調整部12は、第1、第2の光変調器161,162の上部に、絶縁層を介して設けられる。
第1の光変調器161における一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bの光の進行方向を図11中の矢印A1で表す。また、第2の光変調器162における一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bの光の進行方向を図11中の矢印A2で表す。前提技術において、矢印A1の方向と矢印A2の方向は平行である。
なお、光変調器素子50は、輪郭を形成する辺1a,1b,1c,1dを備える。光変調器素子50において、光入力部2は辺1aの側に設けられる。また、光出力部31,32は辺1bの側に設けられる。また、第1の高周波伝送路241は、辺1cの側から第1の光変調器161に対して接続される。また、第2の高周波伝送路242は、辺1dの側から第2の光変調器162に対して接続される。
前提技術における光変調器素子50において、並列に接続された第1、第2の光変調器161,162は、半導体基板1の結晶方向に沿って形成される。半導体基板1の結晶方向とは、半導体基板1上へのエピタキシャル成長、半導体基板1の切断などが容易な結晶方向である。
次に、図12を用いて前提技術における光変調モジュール60の構成を説明する。図12に示すように、光変調モジュール60の基板25上には、光変調器素子50が配置される。
光変調モジュール60には、光学部材として、第1、第2、第3のコリメートレンズ171,172,173、第1、第2の集光レンズ181,182、ミラー191,192,193、偏光ビームスプリッタ20(以降ではPBS20とも記載する)、ローテータ21が設けられる。
光変調モジュール60において、入力ファイバ41から入射した光は、第1のコリメートレンズ171により平行光として空間を伝搬し、ミラー191,192で反射されて進行方向を変えた後、第1の集光レンズ181により光変調器素子50の入力部2に集光される。
光変調器素子50の出力部31からの出力光は第2のコリメートレンズ172により平行光として空間を伝搬し、ミラー193で反射されてPBS20に入射する。
光変調器素子50の出力部32からの出力光は第3のコリメートレンズ173により平行光として空間を伝搬し、ローテータ21により90°偏光方向を回転させた後、PBS20に入射する。PBS20において合成された出力光は、第2の集光レンズ182を通過して出力ファイバ42に集光される。
また、光変調モジュール60には、第1の光変調器161に対して高周波信号を伝送するための第1の高周波伝送路241が設けられる。第1の高周波伝送路241は、GSGSG(Gはグランド線、Sは信号線)又はGSSGSSGの配列を有する配線群である。第1、第2の高周波伝送路241,242は、光変調器素子50の辺1c,1dの側からそれぞれ、第1、第2の光変調器161,162に接続される。また、図示していないが、第1、第2の高周波伝送路241,242の高周波信号入力部22とは反対側の端部には終端抵抗が接続される。
同様に、光変調モジュール60には、第2の光変調器162に対して高周波信号を伝送するための第2の高周波伝送路242が設けられる。第2の高周波伝送路242は、GSGSG又はGSSGSSGの配列を有する配線群である。
光変調モジュール60には、高周波信号入力部22として、信号入力端22a,22b,22c,22dが設けられる。信号入力端22a,22bには高周波伝送路23a,23bがそれぞれ接続されている。高周波伝送路23a,23bが一群の伝送路となり、第1の高周波伝送路241に対応する。信号入力端22c,22dには高周波伝送路23c,23dがそれぞれ接続されている。高周波伝送路23c,23dが一群の伝送路となり、が第2の高周波伝送路242に対応する。
前提技術における光変調器素子50においては、光変調器素子の輪郭の大きさ、即ちチップサイズをより小さくしたいという要求があった。また、前提技術における光変調モジュール60においては、信号入力端から各光変調器までの高周波伝送路の経路をより短くしたいという要求があった。また、前提技術における光変調モジュール60においては、高周波信号伝送路と、伝搬光の光路との干渉をなるべく避けるように、高周波信号伝送路および光学部材の配置設計を行っていたため、光変調モジュール60のサイズが大きくなる問題があった。本発明の実施の形態は上記課題を解決するものである。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態1における光変調器素子100の平面図である。本実施の形態1において光変調器素子100は、例えば偏波多重直交位相変調方式(DP−QPSK方式とも呼ばれる)で光変調を行うとする。図1に示すように、光変調器素子100は、第1、第2の光変調器161,162と、光入力部2と、分岐カプラ4とを備える。
本実施の形態1における光変調器素子100は、前提技術における光変調器素子50に対して第1、第2の光変調器161,162の配置が異なる。図1に示すように、第1の光変調器161における一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bの光の進行方向を図1中の矢印B1で表す。また、第2の光変調器162における一組のマッハツェンダ型導波路15c,15dの光の進行方向を図1中の矢印B2で表す。本実施の形態1において、矢印B1の方向と矢印B2の方向は互いに角度がついている。
また、本実施の形態1において分岐カプラと、第1、第2の光変調器161,162との間に配置されるカーブ導波路5は、導波路ロスの許容される最小の曲げ半径となっている。
図1に示すように、第1、第2の光変調器161,162は光入力部2に対して対称に配置される。第1の光変調器161の光出力部31と、第2の光変調器162の光出力部32との間隔は、第2、第3のコリメートレンズ172,173(図12を参照)を配置するのに必要な間隔とする。
前提技術における光変調器素子50においては、第1、第2の光変調器161,162は互いに平行に配置されていた。一方、本実施の形態1における光変調器素子100においては、2つの第2の光カプラ9間の距離よりも、2つの第1の光カプラ8間の距離が短くなるように第1、第2の光変調器161,162が配置されている。
なお、光変調器素子100は、輪郭を形成する辺1a,1b,1c,1dを備える。光変調器素子100において、光入力部2は辺1aの側に設けられる。また、光出力部31,32は辺1bの側に設けられる。また、第1の高周波伝送路241は、辺1cの側から第1の光変調器161に対して接続される。また、第2の高周波伝送路242は、辺1dの側から第2の光変調器162に対して接続される。
本実施の形態1の光変調器素子100におけるその他の構成は前提技術(図11)と同様のため説明を省略する。
なお、本実施の形態1における光変調器素子100は、偏波多重直交位相変調方式による光変調を想定しているが、変調方式はこれに限定されるものではない。
また、本実施の形態1における光変調器素子100を光変調モジュールに搭載した構成は、例えば、前提技術における光変調モジュール60(図12)において、光変調器素子50を光変調器素子100に置き替えた構成となる。
<効果>
本実施の形態1における光変調器素子100は、半導体基板1上に形成された第1、第2の光変調器161,162と、光が入力される光入力部2と、光入力部2に入力された光を第1、第2の光変調器161,162のそれぞれに分岐させる分岐カプラ4と、を備え、第1、第2の光変調器161,162のそれぞれは、一組のマッハツェンダ型導波路と、分岐カプラ4からの光を一組のマッハツェンダ型導波路のそれぞれに分岐させる第1の光カプラ8と、一組のマッハツェンダ型導波路のそれぞれを通過した光を合成する第2の光カプラ9と、を備え、第1、第2の光変調器161,162において、第1の光変調器161の一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bの光の進行方向と、第2の光変調器162の一組のマッハツェンダ型導波路15c,15dの光の進行方向とが、互いに角度をつけて配置されている。
従って、本実施の形態1では、第1の光変調器161の一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向と、第2の光変調器162の一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向とを、互いに角度をつけて配置することにより、分岐カプラ4と第1、第2の光変調器161のそれぞれを接続するカーブ導波路5のカーブが緩和される。つまり、カーブ導波路5の距離をより短くすることが可能となる。これにより、2つの光出力部31,32の間隔をコリメートレンズ172,173の配置に必要な距離に維持したまま、光変調器素子100の辺1c(辺1d)の長さをより短縮することが可能となる。よって、光変調器素子100のチップサイズをより小さくすることが可能である。
<実施の形態2>
図2は、本実施の形態2における光変調器素子200の平面図である。本実施の形態2においては、第1の光変調器161の一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bの光の進行方向(図2中の矢印C1で示す方向)と、第2の光変調器162の一組のマッハツェンダ型導波路15c,15dの光の進行方向(図2中の矢印C2で示す方向)とが、180°異なる。
図2に示すように、光入力部2は、辺1aの中点に設けられる。光入力部2に接続された分岐カプラ4と、第1、第2の光変調器161,162とは、カーブ導波路5により接続される。カーブ導波路5により光の伝搬方向が90°変化する。カーブ導波路5は、導波路ロスの許容される最小の曲げ半径となっている。
第1の光変調器161の出力光はカーブ導波路により90°進行方向が曲げられた後、辺1bに設けられた光出力部31から出力される。ここで、カーブ導波路は、導波路ロスの許容される最小の曲げ半径である。
同様に、第2の光変調器162の出力光はカーブ導波路により90°進行方向が曲げられた後、辺1bに設けられた光出力部31から出力される。ここで、カーブ導波路は、導波路ロスの許容される最小の曲げ半径である。
図2に示すように、第1の光変調器161における一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bにおいて、各導波路に沿って第1の高周波電極111が配置される。第1の高周波電極111には、第1の高周波伝送路241が電気的に接続されている。
同様に、図2に示すように、第2の光変調器162における一組のマッハツェンダ型導波路15c,15dにおいて、各導波路に沿って第2の高周波電極112が配置される。第2の高周波電極112には、第2の高周波伝送路242が電気的に接続されている。
また、図2に示すように、各導波路に対応して位相調整部12が設けられる。位相調整部12では、例えばπシフトの調整が行われる。
なお、第1、第2の高周波電極11a,11b、第1、第2の高周波伝送路241,242、位相調整部12は、第1、第2の光変調器161,162の上部に、絶縁層を介して設けられる。
本実施の形態2において、第1、第2の光変調器161,162は光入力部2に対して対称に配置される。また、第1、第2の高周波電極111,112は光入力部2に対して対称に配置される。また、第1、第2の高周波伝送路241,242は光入力部2に対して対称に配置される。
光変調器素子200において、辺1a(又は辺1b)に沿ったチップの幅は、カーブ導波路5の最小の曲げ半径の2倍と、光出力部31,32におけるカーブ導波路の曲げ半径と、第1、第2の光変調器161,162の長さの合計以上に設定される。また、辺1c(又は辺1d)に沿ったチップの長さは、第1又は第2の光変調器161,162の幅の半分と、カーブ導波路5の最小の曲げ半径と、分岐カプラ4の長さと、光入力部2の導波路長との合計以上に設定される。
光変調器素子200においては、辺1a(又は辺1b)に沿ったチップの幅は、前提技術(図11)における光変調器素子50の辺1c(又は辺1d)に沿ったチップの長さの2倍以下となる。また、光変調器素子200においては、辺1c(又は辺1d)に沿ったチップの長さは、前提技術(図11)における光変調器素子50の辺1a(又は辺1b)に沿ったチップの幅の半分以下となる。従って、前提技術と比較して、光変調器素子200のチップの面積を縮小することが可能である。
光変調器素子200においては、辺1bに配置された2つの光出力部31,32の間隔が、おおよそ第1、第2の光変調器161,162の長さの合計となるため、第2、第3のコリメートレンズ172,173を配置する間隔を容易に確保することが可能である。また、前提技術(図11)と比較して第1、第2の光変調器161,162が互いに離れて配置されるため、高周波信号のクロストークを抑制することが可能である。
また、光変調器素子200においては、第1、第2の高周波伝送路241,242が辺1aに面して配置されている。よって、光変調器素子200の1つの辺から全ての高周波伝送路に配線を接続することができる。
また、光変調器素子200においては、光出力部31,32を構成する導波路の一部を、多重量子井戸(MQW)を備えた半導体光増幅器としてもよい。本実施の形態2では、光出力部31,32の間隔が離れて配置されるため、半導体光増幅器の熱クロストークによるゲインの低下を避けることができる。
<効果>
本実施の形態2における光変調器素子200において、第1の光変調器161の一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向と、第2の光変調器162の一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向とが、180°異なる。
従って、第1の光変調器161の一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向と、第2の光変調器162の一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向とを、180°異ならせるように配置することにより、前提技術(図11)のように第1、第2の光変調器161,162を隣接させて平行に配置した場合と比較して、光変調器素子200のチップの面積を縮小することが可能である。また、本実施の形態2では、第1、第2の光変調器161,162が互いに離れて配置されるため、高周波信号のクロストークを抑制することが可能である。
また、本実施の形態2における光変調器素子200は、第1の光変調器161の一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bに沿って配置された第1の高周波電極111と、第2の光変調器162の一組のマッハツェンダ型導波路15c,15dに沿って配置された第2の高周波電極112と、第1の高周波電極111と接続する第1の高周波伝送路241と、第2の高周波電極112と接続する第2の高周波伝送路242と、をさらに備え、第1、第2の光変調器161,162は光入力部2に対して対称に配置され、第1、第2の高周波電極111,112は光入力部2に対して対称に配置され、第1、第2の高周波伝送路241,242は光入力部2に対して対称に配置される。
従って、光変調器素子200において、光入力部2に対して第1、第2の光変調器161,162、第1、第2の高周波電極111,112および第1、第2の高周波伝送路241,242を対称に配置することにより、光変調器素子200における電気的部材および光学的部材の配置を対称化することが可能である。これにより、光変調器素子200に接続する高周波伝送路の取り回し、光変調器素子200に対する入出力光の経路の取り回しが複雑になることを抑制可能である。
<実施の形態3>
図3は、本実施の形態3における光変調モジュール210の平面図である。図3に示すように、光変調モジュール210の基板25上には、実施の形態2(図2)で説明した光変調器素子200が配置される。
光変調モジュール210には、光学部材として、第1、第2、第3のコリメートレンズ171,172,173、第1、第2の集光レンズ181,182、ミラー191,192,193,194,195、PBS20、ローテータ21が設けられる。
光変調モジュール210において、入力ファイバ41から入射した光は、第1のコリメートレンズ171により平行光として空間を伝搬し、ミラー191,192で反射されて進行方向を変えた後、第1の集光レンズ181により光変調器素子200の入力部2に集光される。
光変調器素子200の出力部31からの出力光は第2のコリメートレンズ172により平行光として空間を伝搬し、ミラー193,194で反射されてPBS20に入射する。
光変調器素子200の出力部32からの出力光は第3のコリメートレンズ173により平行光として空間を伝搬し、ローテータ21により90°偏光方向を回転させた後、ミラー195で反射してPBS20に入射する。PBS20において合成された出力光は、第2の集光レンズ182を通過して出力ファイバ42に集光される。
また、光変調モジュール210には、第1の光変調器161に対して高周波信号を伝送するための第1の高周波伝送路241が設けられる。第1の高周波伝送路241は、GSGSG又はGSSGSSGの配列を有する配線群である。
同様に、光変調モジュール210には、第2の光変調器162に対して高周波信号を伝送するための第2の高周波伝送路242が設けられる。第2の高周波伝送路242は、GSGSG又はGSSGSSGの配列を有する配線群である。
光変調モジュール210には、高周波信号入力部22として、信号入力端22a,22b,22c,22dが設けられる。信号入力端22a,22bが第1の高周波伝送路241に対応する。信号入力端22c,22dが第2の高周波伝送路242に対応する。
光変調器素子200においては、図2に示すように、第1、第2の高周波伝送路241,242が辺1aに面して配置されている。よって、光変調器素子200の辺1aと、高周波信号入力部22とを対向させるように光変調モジュール210に対して光変調器素子200を配置することにより、第1、第2の高周波伝送路241,242の長さをより短縮することが可能である。
なお、高周波信号入力部22において、各信号入力端22a,22b,22c,22dは等間隔で配置されている。光変調器素子200における第1、第2の高周波伝送路241,242の間隔は、隣接する信号入力端の間隔(例えば信号入力端22aと22bの間隔)の2倍から、第1又は第2の光変調器161,162の幅の半分を引いた長さである。
<実施の形態4>
図4は、本実施の形態4における光変調器素子300の平面図である。本実施の形態4においては、第1の光変調器161の一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bの光の進行方向(図4中の矢印D1で示す方向)と、第2の光変調器162の一組のマッハツェンダ型導波路15c,15dの光の進行方向(図4中の矢印D2で示す方向)とが、180°異なる。
実施の形態2における光変調器素子200においては、光入力部2が辺1aに配置されていた。一方、本実施の形態4における光変調器素子300においては、光入力部2が辺1aと対向する辺1bに配置される。その他の構成は実施の形態2における光変調器素子200と同じため説明を省略する。
本実施の形態4における光変調器素子300においては、光入力部2および光出力部31,32が同じ辺(辺1b)に配置される。また、光変調器素子300においては、第1、第2の高周波伝送路241,242が辺1bと対向する辺1aに面して配置されている。
光変調器素子300においては、上述のように光入力部2と光出力部31,32が同じ辺1bに配置されているため、光変調器素子300を光変調モジュールに搭載する場合、辺1b側に全ての光学部材を配置することが可能となる。
また、光変調器素子300においては、光変調器素子200と同様に、光出力部31,32を構成する導波路の一部を、多重量子井戸(MQW)を備えた半導体光増幅器としてもよい。本実施の形態4では、光出力部31,32の間隔が離れて配置されるため、半導体光増幅器の熱クロストークによるゲインの低下を避けることができる。
<効果>
本実施の形態4における光変調器素子300において、第1の光変調器161の一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bの光の進行方向と、第2の光変調器162の一組のマッハツェンダ型導波路15c,15dの光の進行方向とが、180°異なる。
従って、第1の光変調器161の一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向と、第2の光変調器162の一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向とを、180°異ならせるように配置することにより、前提技術(図11)のように第1、第2の光変調器161,162を隣接させて平行に配置した場合と比較して、光変調器素子200のチップの面積を縮小することが可能である。また、本実施の形態2では、第1、第2の光変調器161,162が互いに離れて配置されるため、高周波信号のクロストークを抑制することが可能である。
また、本実施の形態4における光変調器素子300は、第1の光変調器161の一組のマッハツェンダ型導波路15a,15bに沿って配置された第1の高周波電極111と、第2の光変調器162の一組のマッハツェンダ型導波路15c,15dに沿って配置された第2の高周波電極112と、第1の高周波電極111と接続する第1の高周波伝送路241と、第2の高周波電極112と接続する第2の高周波伝送路242と、をさらに備え、第1、第2の光変調器161,162は光入力部2に対して対称に配置され、第1、第2の高周波電極111,112は光入力部2に対して対称に配置され、第1、第2の高周波伝送路241,242は光入力部2に対して対称に配置される。
従って、光変調器素子300において、光入力部2に対して第1、第2の光変調器161,162、第1、第2の高周波電極111,112および第1、第2の高周波伝送路241,242を対称に配置することにより、光変調器素子300における電気的部材および光学的部材の配置を対称化することが可能である。これにより、光変調器素子300に接続する高周波伝送路の取り回し、光変調器素子300に対する入出力光の経路の取り回しが複雑になることを抑制可能である。
また、本実施の形態4における光変調器素子300は、平面視で輪郭を形成する辺(辺1a,1b,1c,1d)を備え、光入力部2、第1の光変調器161の光出力部31、第2の光変調器162の光出力部32が、同じ辺側(即ち辺1b側)に設けられる。
従って、光変調器素子300においては、光入力部2と光出力部31,32が同じ辺1bに配置されているため、光変調器素子300を光変調モジュールに搭載する場合、辺1b側に全ての光学部材を配置することが可能となる。また、光入力部2と光出力部31,32が1つの辺1bに配置されているため、無反射コーティングは辺1bにのみ施せばよいため、製造コストを削減することが可能である。
<実施の形態5>
図5は、本実施の形態5における光変調モジュール310の平面図である。図5に示すように、光変調モジュール310の基板25上には、実施の形態4(図4)で説明した光変調器素子300が配置される。
光変調モジュール310には、光学部材として、第1、第2、第3のコリメートレンズ171,172,173、第1、第2の集光レンズ181,182、ミラー193,194,195、PBS20、ローテータ21が設けられる。
光変調モジュール310において、入力ファイバ41から入射した光は、第1のコリメートレンズ171により平行光として空間を伝搬し、第1の集光レンズ181により光変調器素子200の入力部2に集光される。
光変調器素子300の出力部31からの出力光は第2のコリメートレンズ172により平行光として空間を伝搬し、ミラー193,194で反射されてPBS20に入射する。
光変調器素子300の出力部32からの出力光は第3のコリメートレンズ173により平行光として空間を伝搬し、ローテータ21により90°偏光方向を回転させた後、ミラー195で反射してPBS20に入射する。PBS20において合成された出力光は、第2の集光レンズ182を通過して出力ファイバ42に集光される。
本実施の形態5において、第1、第2の集光レンズ181,182、第1、第2、第3のコリメートレンズ171,172,173、ローテータ21およびPBS20は、光変調器素子300の第1の辺(即ち辺1a)と対向する第2の辺(即ち辺1b)側に配置される。また、ミラー193,194,195も辺1b側に配置される。
また、本実施の形態5における光変調モジュール310において、入力ファイバ41および出力ファイバ42は、高周波信号入力部22が設けられる辺と対向する辺側に設けられる。
また、光変調モジュール310には、第1の光変調器161に対して高周波信号を伝送するための第1の高周波伝送路241が設けられる。第1の高周波伝送路241は、GSGSG又はGSSGSSGの配列を有する配線群である。
同様に、光変調モジュール310には、第2の光変調器162に対して高周波信号を伝送するための第2の高周波伝送路242が設けられる。第2の高周波伝送路242は、GSGSG又はGSSGSSGの配列を有する配線群である。
光変調モジュール310には、高周波信号入力部22として、信号入力端22a,22b,22c,22dが設けられる。信号入力端22a,22bが第1の高周波伝送路241に対応する。信号入力端22c,22dが第2の高周波伝送路242に対応する。
光変調器素子300においては、図4に示すように、第1、第2の高周波伝送路241,242が辺1aに面して配置されている。よって、光変調器素子300の辺1aと、高周波信号入力部22とを対向させるように光変調モジュール210に対して光変調器素子200を配置することにより、第1、第2の高周波伝送路241,242の長さをより短縮することが可能である。
なお、高周波信号入力部22において、各信号入力端22a,22b,22c,22dは等間隔で配置されている。光変調器素子300における第1、第2の高周波伝送路241,242の間隔は、隣接する信号入力端の間隔(例えば信号入力端22aと22bの間隔)の2倍から、第1又は第2の光変調器161,162の幅の半分を引いた長さである。
信号入力端22a,22bから延びる高周波伝送路は、線路間隔を狭めながら第1の光変調器161に向けて延在する第1の高周波伝送路241となる。第1の高周波伝送路241の中心位置は、信号入力端22a,22bの中点よりも、一組のマッハツェンダ型導波路の間隔の半分に相当する距離だけ信号入力端22b側に寄って配置される。
同様に、信号入力端22c,22dから延びる高周波伝送路は、線路間隔を狭めながら第2の光変調器162に向けて延在する第2の高周波伝送路242となる。第2の高周波伝送路242の中心位置は、信号入力端22c,22dの中点よりも、一組のマッハツェンダ型導波路の間隔の半分に相当する距離だけ信号入力端22c側に寄って配置される。
本実施の形態5における光変調モジュール310では、高周波信号入力部22と光変調器素子300の辺1aとが対向して配置される。そのため、高周波信号入力部22から第1、第2の光変調器161,162のそれぞれまでの第1、第2の高周波伝送路241,242を容易に等長化することが可能である。本実施の形態5における光変調モジュール310では、前提技術(図12)と比較して、第1、第2の高周波伝送路241,242の長さを短縮できるため、光変調モジュール310を小型化することが可能である。
また、本実施の形態5における光変調モジュール310では、第1、第2の高周波伝送路241,242と伝搬光の光路が干渉しないため、第1、第2の高周波伝送路241,242を迂回させる必要がない。よって、第1、第2の高周波伝送路241,242の設置スペースを削減し、光変調モジュール310を小型化することが可能である。
また、本実施の形態5における光変調モジュール310では、コリメートレンズと集光レンズが近接して配置されないため、組み立てが容易で製造コストを削減することが可能である。
<効果>
本実施の形態5における光変調モジュール310は、光変調器素子300と、第1の高周波伝送路241に対応した複数の信号入力端22a,22bと、第2の高周波伝送路242に対応した複数の信号入力端22c,22dと、をさらに備え、光変調器素子300は、平面視で輪郭を形成する辺を備え、第1の高周波伝送路241に対応した複数の信号入力端22a,22bおよび第2の高周波伝送路242に対応した複数の信号入力端22c,22dは、光変調器素子300の第1の辺(即ち辺1a)側に設けられ、第1の高周波伝送路241に対応した複数の信号入力端22a,22bおよび第2の高周波伝送路242に対応した複数の信号入力端22c,22dは、等間隔に配置される。
本実施の形態5における光変調モジュール310では、高周波信号入力部22(即ち、信号入力端22a,22b,22c,22d)と光変調器素子300の辺1aとが対向して配置される。そのため、高周波信号入力部22から第1、第2の光変調器161,162のそれぞれまでの第1、第2の高周波伝送路241,242を容易に等長化することが可能である。本実施の形態5における光変調モジュール310では、前提技術(図12)と比較して、第1、第2の高周波伝送路241,242の長さを短縮できるため、光変調モジュール310を小型化することが可能である。
また、本実施の形態5における光変調モジュール310は、光入力部2の前段に配置された第1の集光レンズ181と、第1の集光レンズ181の前段に配置された第1のコリメートレンズ171と、第1の光変調器161に備わる第2の光カプラ9の後段に配置された第2のコリメートレンズ172と、第2の光変調器162に備わる第2の光カプラ9の後段に配置された第3のコリメートレンズ173と、第2のコリメートレンズ172の後段に配置され、光の偏向方向を90°回転させるローテータ21と、ローテータ21と第3のコリメートレンズ173の後段に配置され、光を合成するビームスプリッタ(即ち偏光ビームスプリッタ20)と、ビームスプリッタの後段に配置された第2の集光レンズ182と、をさらに備え、第1、第2の集光レンズ181,182、第1、第2、第3のコリメートレンズ171,172,173、ローテータ21およびビームスプリッタは、光変調器素子300の第1の辺(即ち辺1a)と対向する第2の辺(即ち辺1b)側に配置される。
従って、本実施の形態5における光変調モジュール310においては、光変調器素子300の第1の辺(即ち辺1a)側に信号入力部22および第1、第2の高周波伝送路241,242を配置し、第1の辺と対向する第2の辺(即ち辺1b)側に光学部材を配置する。これにより、第1、第2の高周波伝送路241,242と伝搬光の光路が干渉しないため、第1、第2の高周波伝送路241,242を迂回させる必要がない。よって、第1、第2の高周波伝送路241,242の設置スペースを削減し、光変調モジュール310を小型化することが可能である。
<実施の形態6>
図6は、本実施の形態6における光変調モジュール320の平面図である。図6に示すように、光変調モジュール320の基板25上には、実施の形態4(図4)で説明した光変調器素子300が配置される。
実施の形態5における光変調モジュール310(図5)においては、入力ファイバ41および出力ファイバ42は、高周波信号入力部22が設けられる辺と対向する辺側に設けられた。一方、本実施の形態6における光変調モジュール320においては、入力ファイバ41は、高周波信号入力部22が設けられる辺に隣接する辺側に設けられる。また、出力ファイバ42は、入力ファイバ41が設けられる辺と対向する辺側に設けられる。
光変調モジュール320において、入力ファイバ41から入射した光は、第1のコリメートレンズ171により平行光として空間を伝搬し、ミラー191において反射した後、第1の集光レンズ181により光変調器素子200の入力部2に集光される。
光変調器素子300の出力部31からの出力光は第2のコリメートレンズ172により平行光として空間を伝搬し、ミラー193,194で反射されてPBS20に入射する。
光変調器素子300の出力部32からの出力光は第3のコリメートレンズ173により平行光として空間を伝搬し、ミラー195で反射した後、ローテータ21により90°偏光方向を回転して、PBS20に入射する。PBS20において合成された出力光は、第2の集光レンズ182を通過して出力ファイバ42に集光される。
本実施の形態6において、第1、第2の集光レンズ181,182、第1、第2、第3のコリメートレンズ171,172,173、ローテータ21およびPBS20は、光変調器素子300の第1の辺(即ち辺1a)と対向する第2の辺(即ち辺1b)側に配置される。また、ミラー191,193,194,195も辺1b側に配置される。
光変調モジュール320のその他の構成は、光変調モジュール310(図5)と同じため、説明を省略する。
本実施の形態6における光変調モジュール320においても、実施の形態5の光変調モジュール310に関して述べたのと同様の効果を得ることが可能である。
<実施の形態7>
本実施の形態7において、実施の形態4の光変調器素子300の製造方法を説明する。本実施の形態7における光変調器素子300の製造方法は、一組の光変調器素子300Pを同一の半導体基板1に同時に形成する工程と、半導体基板1を切断して、半導体基板1に形成された一組の光変調器素子300Pを互いに分離する工程を備える。
図7は、本実施の形態7における光変調器素子300の製造方法における光変調器素子300の半導体基板1上の配置を示す平面図である。図7に示すように、一組の光変調器素子300Pは2つの光変調器素子300からなる。2つの光変調器素子300は、光入力部2を対称点として互いに180°回転対称の配置で半導体基板1に形成される。
図7に示すように、一組の光変調器素子300Pにおいて、互いの光変調器素子300の光入力部2の導波路が接続されている。また、互いの光変調器素子300の第1の光変調器161の光出力部31の導波路と第2の光変調器162の光出力部32の導波路とが接続されている。
半導体基板1は例えばInP等の半導体基板である。半導体基板1上には、n型半導体によるクラッド層、光の閉じ込めおよび変調を行う多重量子井戸(MQW)を含むコア層、p型半導体によるクラッド層が、エピタキシャル成長によって順に積層される。
次に、半導体基板1に、ハイメサ構造を有する導波路が形成される。図7に示す一組の光変調器素子300Pの導波路パターンが一括して形成される。導波路パターンは、フォトマスクを用いたドライエッチングにより形成される。なお、導波路パターンは、図7中の切断線11が半導体基板1の結晶方向に沿うように形成される。
次に、半導体基板1上にパッシベーション膜が形成される。パッシベーション膜は、SiO、SiN又は有機高分子である。そして、第1、第2の高周波電極111,112、第1、第2の高周波伝送路241,242および位相調整部12と平面視で重なる部分においてパッシベーション膜がエッチングにより除去される。
さらに、第1、第2の高周波電極111,112、第1、第2の高周波伝送路241,242および位相調整部12が形成される。これらは、半導体基板1上にフォトマスクを転写した後に、金属を蒸着し、不要な金属をフォトマスクと共に除去することで形成される。以上により、一組の光変調器素子300Pが、図7に示す配置で半導体基板1に形成される。
次に、図7中の切断線11に沿って半導体基板1が切断されることにより、半導体基板1に形成された一組の光変調器素子300Pが互いに分離される。切断線11は、一組の光変調器素子300Pの互いの光入力部2の接続点と、互いの光出力部31,32の接続点を通る直線である。つまり、一組の光変調器素子300Pにおいて、2つの光変調器素子300が切断線11に対して線対称に配置されている。
切断線11に沿って切断された半導体基板1の切断面において、光入力部2および光出力部31,32が露出している。この切断面は、図4の辺1bの面に相当する。この切断面に対して無反射コーティングが施される。以上の製造工程により、2つの光変調器素子300が製造される。なお、必要に応じて、例えば図7に示す切断線14,15に沿ってさらに半導体基板1を切断してもよい。
図8は、本実施の形態7における光変調器素子300の製造方法における光変調器素子300の半導体基板1上の配置の別の例を示す平面図である。図8において、図の見易さのために高周波電極、高周波伝送路などの記載を省略している。
図8において、半導体基板1即ち半導体ウエハに、16組の光変調器素子300Pが2行8列で格子状に形成されている。各列において、2組の光変調器素子300Pは、それぞれの切断線11が一本の直線になる配置で半導体基板1に形成されている。図8に示す16組の光変調器素子300Pの導波路パターンは、フォトマスクを用いたドライエッチングにより一括して形成される。
図8に示す切断線13に沿って半導体基板1が切断されることにより、各列が分離される。図9は、図8中の切断線13に沿って切断された半導体基板1の平面図である。図9に示すように、2組の光変調器素子300Pが、それぞれの切断線11が一本の直線になる配置で半導体基板1に形成されている。
次に、図9中の切断線11に沿って半導体基板1が切断されることにより、半導体基板1に形成された2組の光変調器素子300Pのそれぞれにおいて光変調器素子300のペアが互いに分離される。図10は、図9中の切断線11に沿って切断された半導体基板1の平面図である。次に、切断線11に沿って切断された半導体基板1の切断面に対して無反射コーティングが施される。
切断線11に沿った切断面に無反射コーティングが施された後、切断された半導体基板1を、図10中の切断線16に沿ってさらに切断する。これにより、切断線11に沿って切断された半導体基板1に配置されている複数の光変調器素子300が互いに分離される。
以上の工程によって、半導体基板1即ち半導体ウエハの各列から4個の光変調器素子300が得られる。なお、図8において、各列に2組の光変調器素子300Pが配置される例を説明したが、各列において配置される各組の光変調器素子300Pの切断線11が一本の直線になるのであれば、各列に2組以上の光変調器素子300Pが配置されてもよい。
<効果>
本実施の形態7における光変調器素子の製造方法は、実施の形態4の光変調器素子300の製造方法であって、(a)少なくとも一組の光変調器素子300Pを同一の半導体基板1に同時に形成する工程と、(b)切断線11に沿って半導体基板1を切断して、半導体基板1に形成された少なくとも一組の光変調器素子300Pを互いに分離する工程と、を備え、工程(a)において、少なくとも一組の光変調器素子300Pは、光入力部2を対称点として互いに180°回転対称の配置で半導体基板1に形成される2つの光変調器素子300であり、少なくとも一組の光変調器素子300Pにおいて、互いの光入力部2が接続され、かつ、互いの第1の光変調器の光出力部31と第2の光変調器の光出力部32とが接続され、工程(b)において、切断線11は、少なくとも一組の光変調器素子300Pの互いの光入力部2の接続点と、互いの光出力部31,32の接続点を通る直線である。
上記の配置で一組の光変調器素子300Pを半導体基板1に形成することにより、切断線11に沿って半導体基板1を切断すると、切断面において各光変調器素子300の光入力部2の導波路および光出力部31,32の導波路が必ず露出する。これは、一組の光変調器素子300Pにおいて、互いの光入力部2が接続され、かつ、互いの第1の光変調器の光出力部31と第2の光変調器の光出力部32とが接続されているからである。従って、半導体基板1を切断する時に機械的誤差等により、理想的な切断線11と実際の切断線がずれた場合であっても、切断面において必ず導波路を露出させることが可能である。
半導体基板に複数の光変調器素子のそれぞれを単独で配置する場合、半導体基板の切断面から導波路が露出しないことを防ぐために、各光変調器素子において導波路の端部を余分に長く形成する必要がある。一方、本実施の形態7によれば、切断面から必ず導波路が露出するため、光変調器素子300の導波路を余分に長く形成する必要がない。従って、1個あたりの光変調器素子300が占有する半導体基板1上の面積を縮小することが可能である。つまり、1つの半導体基板1、即ち1つの半導体ウエハにより多くの光変調器素子300を形成することが可能となる。
また、本実施の形態7における光変調器素子の製造方法において、少なくとも一組の光変調器素子300Pは複数組であってもよく、工程(a)において、複数組の光変調器素子300Pのそれぞれの組の切断線11が一本の直線になる配置で、複数組の光変調器素子300Pが半導体基板1に同時に形成される。
複数組の光変調器素子300Pの切断線11が一本の直線になるように配置されることにより、一本の切断線11に沿った切断で、複数組のそれぞれにおいて光変調器素子300のペアを分離することが可能となる。従って、切断回数を削減できるため、生産効率を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態7における光変調器素子の製造方法において、(c)工程(b)の後、切断線11に沿って切断された半導体基板1の切断面に無反射コーティングを施す工程と、(d)工程(c)の後、切断線11に沿って切断された半導体基板1に配置されている複数の光変調器素子300を、切断された半導体基板1をさらに切断して互いに分離する工程と、をさらに備える。
従って、複数の光変調器素子300を互いに分離する前に切断線11に沿った切断面に無反射コーティングを施すことにより、複数の光変調器素子300を互いに分離した後で個々の変調器素子300に対して無反射コーティングを施す場合と比較して、生産効率を向上させることが可能である。
また、本実施の形態7において製造方法を説明した光変調器素子300(図4を参照)においては、光入力部2と光出力部31,32が1つの辺1bに配置されているため、無反射コーティングは辺1bにのみ施せばよい。つまり、前提技術(図11を参照)のように光入力部2と光出力部31,32とを異なる辺に配置する構成と比較して、無反射コーティングを施す辺の数(面の数)を2から1に削減することが可能である。これにより、製造コストを削減することが可能である。
なお、実施の形態1〜7で説明した光変調器素子は、偏波多重直交位相変調方式で光変調を行うとしたが、変調方式はこれに限定されるものではなく、例えば、DP−16QAM(Dual Polarization Quadrature Amplifier modulation)方式で変調を行ってもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 半導体基板、2 光入力部、4 分岐カプラ、31,32 光出力部、6,7,8,9 光カプラ、12 位相調整部、15a,15b,15c,15d マッハツェンダ型導波路、161 第1の光変調器、162 第2の光変調器、171 第1のコリメートレンズ、172 第2のコリメートレンズ、173 第3のコリメートレンズ、181 第1の集光レンズ、182 第2の集光レンズ、191,192,193,194,195 ミラー、20 偏光ビームスプリッタ、21 ローテータ、111 第1の高周波電極、112 第2の高周波電極、241 第1の高周波伝送路、242 第2の高周波伝送路、50,100,200,300 光変調器素子、60、110、210、310,320 光変調モジュール、300P 一組の光変調器素子、1a、1b、1c、1d 辺、22 高周波信号入力部、22a,22b,22c,22d 信号入力端、11,13,14,15,16 切断線。

Claims (10)

  1. 半導体基板上に形成された第1、第2の光変調器と、
    光が入力される光入力部と、
    前記光入力部に入力された光を前記第1、第2の光変調器のそれぞれに分岐させる分岐カプラと、
    を備え、
    前記第1、第2の光変調器のそれぞれは、
    一組のマッハツェンダ型導波路と、
    前記分岐カプラからの光を前記一組のマッハツェンダ型導波路のそれぞれに分岐させる第1の光カプラと、
    前記一組のマッハツェンダ型導波路のそれぞれを通過した光を合成する第2の光カプラと、
    を備え、
    前記第1、第2の光変調器において、前記第1の光変調器の前記一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向と、前記第2の光変調器の前記一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向とが、互いに角度をつけて配置されている、
    光変調器素子。
  2. 前記第1の光変調器の前記一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向と、前記第2の光変調器の前記一組のマッハツェンダ型導波路の光の進行方向とが、180°異なる、
    請求項1に記載の光変調器素子。
  3. 前記第1の光変調器の前記一組のマッハツェンダ型導波路に沿って配置された第1の高周波電極と、
    前記第2の光変調器の前記一組のマッハツェンダ型導波路に沿って配置された第2の高周波電極と、
    前記第1の高周波電極と接続する第1の高周波伝送路と、
    前記第2の高周波電極と接続する第2の高周波伝送路と、
    をさらに備え、
    前記第1、第2の光変調器は前記光入力部に対して対称に配置され、
    前記第1、第2の高周波電極は前記光入力部に対して対称に配置され、
    前記第1、第2の高周波伝送路は前記光入力部に対して対称に配置される、
    請求項2に記載の光変調器素子。
  4. 平面視で輪郭を形成する辺を備え、
    前記光入力部、前記第1の光変調器の光出力部、前記第2の光変調器の光出力部が、同じ前記辺側に設けられる、
    請求項2又は請求項3に記載の光変調器素子。
  5. 偏波多重直交位相変調方式で光変調を行う、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光変調器素子。
  6. 請求項3に記載の光変調器素子と、
    前記第1の高周波伝送路に対応した複数の信号入力端と、
    前記第2の高周波伝送路に対応した複数の信号入力端と、
    をさらに備え、
    前記光変調器素子は、平面視で輪郭を形成する辺を備え、
    前記第1の高周波伝送路に対応した前記複数の信号入力端および前記第2の高周波伝送路に対応した前記複数の信号入力端は、前記光変調器素子の第1の辺側に設けられ、
    前記第1の高周波伝送路に対応した前記複数の信号入力端および前記第2の高周波伝送路に対応した前記複数の信号入力端は、等間隔に配置される、
    光変調モジュール。
  7. 前記光入力部の前段に配置された第1の集光レンズと、
    前記第1の集光レンズの前段に配置された第1のコリメートレンズと、
    前記第1の光変調器に備わる前記第2の光カプラの後段に配置された第2のコリメートレンズと、
    前記第2の光変調器に備わる前記第2の光カプラの後段に配置された第3のコリメートレンズと、
    前記第2のコリメートレンズの後段に配置され、光の偏向方向を90°回転させるローテータと、
    前記ローテータと前記第3のコリメートレンズの後段に配置され、光を合成するビームスプリッタと、
    前記ビームスプリッタの後段に配置された第2の集光レンズと、
    をさらに備え、
    前記第1、第2の集光レンズ、第1、第2、第3のコリメートレンズ、前記ローテータおよび前記ビームスプリッタは、前記光変調器素子の前記第1の辺と対向する第2の辺側に配置される、
    請求項6に記載の光変調モジュール。
  8. 請求項4に記載の光変調器素子の製造方法であって、
    (a)少なくとも一組の前記光変調器素子を同一の半導体基板に同時に形成する工程と、
    (b)切断線に沿って前記半導体基板を切断して、前記半導体基板に形成された前記少なくとも一組の前記光変調器素子を互いに分離する工程と、
    を備え、
    前記工程(a)において、前記少なくとも一組の前記光変調器素子は、前記光入力部を対称点として互いに180°回転対称の配置で前記半導体基板に形成される2つの前記光変調器素子であり、前記少なくとも一組の前記光変調器素子において、互いの前記光入力部が接続され、かつ、互いの前記第1の光変調器の前記光出力部と前記第2の光変調器の前記光出力部とが接続され、
    前記工程(b)において、前記切断線は、少なくとも一組の前記光変調器素子の互いの前記光入力部の接続点と、互いの前記光出力部の接続点を通る直線である、
    光変調器素子の製造方法。
  9. 前記少なくとも一組の前記光変調器素子は複数組であって、
    前記工程(a)において、前記複数組の前記光変調器素子のそれぞれの組の前記切断線が1本の直線になる配置で、前記複数組の前記光変調器素子が前記半導体基板に同時に形成される、
    請求項8に記載の光変調器素子の製造方法。
  10. (c)前記工程(b)の後、前記切断線に沿って切断された前記半導体基板の切断面に無反射コーティングを施す工程と、
    (d)前記工程(c)の後、前記切断線に沿って前記切断された半導体基板に配置されている複数の前記光変調器素子を、前記切断された半導体基板をさらに切断して互いに分離する工程と、
    をさらに備える、
    請求項9に記載の光変調器素子の製造方法。
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