JP2017150940A - 車両用操作入力検出装置 - Google Patents
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Description
前記判定部により前記物体が前記操作入力部に付着する水であると判定されたときに前記検知信号に基づく操作入力の検出を無効にすること及び前記判定部により前記物体が前記操作入力部に付着する水であると判定されなかったときよりも判定されたときの方が前記検知信号に基づく操作入力の検出をしにくくすることのいずれか一方の処理を設定する水付着時設定部を有する。
以下、車両用操作入力検出装置の第1の実施形態について説明する。
図1に示すように、自動車などの車両1のボデー2の後部には開口2aが形成されている。また、ボデー2の後部には、開口2aの上部に設けられたドアヒンジ(図示略)を介してバックドア3が開閉自在に取着されている。バックドア3は、ドアヒンジを中心に上方に押し上げられることで開放される。さらに、バックドア3の車室内側の先端には、閉状態にあるバックドア3を施解錠するドアロック5が設置されている。
図7(a)に示すように、演算・制御回路10aは、検知データD1と所定の閾値Dth1との大小関係を監視している。この閾値Dth1は、例えば上側電極11に物が当接又は近接していることを判定する好適な値に設定されている。そして、演算・制御回路10aは、検知データD1が閾値Dth1を超えてからこれを下回るまでのピーク位置(時刻tp1)以前の時間T11及びピーク位置以後の時間T12をそれぞれ演算する。そして、演算・制御回路10aは、ピーク位置前後の時間差である時間T11及び時間T12の差分の大きさΔT1(=|T11−T12|)が所定の時間差閾値ΔTth1(>0)未満か否かを判断する。そして、演算・制御回路10aは、差分の大きさΔT1が時間差閾値ΔTth1未満であれば、対称性が高いと見なして人と判定する。反対に、演算・制御回路10aは、差分の大きさΔT1が時間差閾値ΔTth1以上であれば、対称性が低いと見なして水と判定する。
次に、演算・制御回路10aによる人及び水の判定結果に応じた制御モードの切替態様について説明する。なお、本実施形態では、制御モードとして、操作入力部13に対する人の操作入力を上側電極11及び下側電極12により通常の感度で検出する「通常モード」と、「通常状態」よりも低い感度(以下、「タッチ感度」ともいう)で検出する「降雨状態」とが相互に切替可能に設定されている。そして、演算・制御回路10aは、基本的に前述の態様で水が判定される回数Nを計数するとともに(計数部)、該回数Nに基づいて制御モードを切り替えるようになっている(水付着時設定部)。
次に、演算・制御回路10aによる上記した制御モードの切替態様についてフローチャートに従って総括して説明する。なお、回数Nのインクリメント等の処理は、前述の水の判定があることで起動され、デクリメント等の処理は、デクリメントフラグがオンされることで起動される。このデクリメントフラグは、前述のタイマカウンタTCdが回数デクリメント時間Tdに一致することでオンされるフラグである。
次に、演算・制御回路10aによる回数Nのデクリメントに係るタイマカウンタTCdの計時態様についてフローチャートに従って総括して説明する。この処理は、例えば新たな水の判定がなくなることを前提に、所定時間ごとの定時割り込みにより繰り返し実行される。
次に、本実施形態の作用とともに、その効果について説明する。
以下、車両用操作入力検出装置の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の制御モード及びその切替態様を変更した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
なお、制御モードが「判定出力不可状態(長時間モード)」に設定された状態では、延長回数Ncの監視及びこれに基づく制御モードの切替処理(ステップS46〜S49)が省略されることを除いて同様の処理が行われるようになっており、「判定出力可能状態」との間で制御モードが切り替わる。
(1)本実施形態では、物体が操作入力部13に付着する水であると判定されたときに、「判定出力不可状態(標準モード)」をキャンセル期間(標準)Tc1だけ継続できる。特に、キャンセル期間(標準)Tc1の経過中に物体が操作入力部13に付着する水であると再判定されたときには、当該判定時(再判定時)を起点とするキャンセル期間(標準)Tc1だけ「判定出力不可状態(標準モード)」を継続、即ち自動的に延長できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記第1の実施形態において、タイマカウンタTCdのカウントアップ中に物体が操作入力部13に付着する水であると新たに判定されたとしても、タイマカウンタTCdをゼロにリセットしなくてもよい。
・前記第2の実施形態において、キャンセル期間(長時間)Tc2を省略してキャンセル期間(標準)Tc1のみにしてもよい。つまり、「判定出力不可状態(長時間モード)」を省略してもよい。
・前記各実施形態において、極値である検知データD1,D2のピーク位置自体は、例えば検知データD1,D2の時間微分値ΔD1,ΔD2が所定のピーク位置判定閾値ΔDth(例えばゼロ又は負数)を下回るタイミングとして検出すればよい。なお、時間微分値ΔD1,ΔD2は、検知データD1,D2の実際の時間微分値であってもよい。あるいは、時間微分値ΔD1,ΔD2は、例えば一の演算周期における検知データD1,D2からそれ以前の演算周期(例えば前回の演算周期)における検知データD1,D2を減算した値を両演算周期の時間差で除した値であってもよい。あるいは、時間微分値ΔD1,D2は、例えば一の演算周期における検知データD1,D2からそれ以前の演算周期(例えば前回の演算周期)における検知データD1,D2を減算した値であってもよい。これは、検知データD1,D2が一定の時間差で取得されるのであれば、それらの差分が時間要素を含むことによる。
Claims (6)
- 車両の表面に設けられた操作入力部に物体が当接又は近接することで変化する検知信号を出力する静電容量センサのセンサ電極と、
前記検知信号に基づいて前記操作入力部に対する操作入力を検出する操作入力検出部と、
前記検知信号の推移がピーク位置を中心とする前後の期間で対称性が低いときに、前記物体が前記操作入力部に付着する水であると判定する判定部とを備え、
前記操作入力検出部は、
前記判定部により前記物体が前記操作入力部に付着する水であると判定されたときに前記検知信号に基づく操作入力の検出を無効にすること
及び
前記判定部により前記物体が前記操作入力部に付着する水であると判定されなかったときよりも判定されたときの方が前記検知信号に基づく操作入力の検出をしにくくすること
のいずれか一方の処理を設定する水付着時設定部を有した、車両用操作入力検出装置。 - 車両の表面に設けられた操作入力部に物体が当接又は近接することで変化する検知信号を個別に出力する複数の静電容量センサのセンサ電極と、
前記複数の検知信号に基づいて前記操作入力部に対する操作入力を検出する操作入力検出部と、
前記複数の検知信号の間のピーク位置のずれが所定時間を超えるときに、前記物体が前記操作入力部に付着する水であると判定する判定部とを備え、
前記操作入力検出部は、
前記判定部により前記物体が前記操作入力部に付着する水であると判定されたときに前記複数の検知信号に基づく操作入力の検出を無効にすること
及び
前記判定部により前記物体が前記操作入力部に付着する水であると判定されなかったときよりも判定されたときの方が前記複数の検知信号に基づく操作入力の検出をしにくくすること
のいずれか一方の処理を設定する水付着時設定部を有した、車両用操作入力検出装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用操作入力検出装置において、
前記操作入力検出部は、
前記判定部により前記物体が前記操作入力部に付着する水であると判定されたときに、当該判定時を起点とする所定の継続時間だけ前記水付着時設定部による設定を継続させる継続時間設定部を有した、車両用操作入力検出装置。 - 請求項3に記載の車両用操作入力検出装置において、
前記操作入力検出部は、
前記継続時間設定部により前記水付着時設定部による設定の延長が所定回数連続して繰り返されたときに、前記所定の継続時間よりも長い所定の第2の継続時間だけ前記水付着時設定部による設定を継続させる第2の継続時間設定部を有した、車両用操作入力検出装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用操作入力検出装置において、
前記操作入力検出部は、
前記判定部により前記物体が前記操作入力部に付着する水であると判定される都度に所定の上限回数を上限に回数をインクリメントするとともに、前記判定部により前記物体が前記操作入力部に付着する水であると判定されない状態で所定の回数デクリメント時間の経過ごとに前記回数をデクリメントする計数部を有し、
前記水付着時設定部による設定は、前記計数部により計数された前記回数が前記所定の上限回数よりも少ない所定の開始回数以上になることで開始され、該所定の開始回数以下の所定の終了回数以下になることで終了される、車両用操作入力検出装置。 - 請求項5に記載の車両用操作入力検出装置において、
前記計数部は、前記回数デクリメント時間を計時するタイマカウンタのカウントアップ中に前記判定部により前記物体が前記操作入力部に付着する水であると新たに判定されたとき、前記タイマカウンタをゼロにリセットする、車両用操作入力検出装置。
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