JP2017150325A - 排ガス処理装置 - Google Patents

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長岡 大治
Taiji Nagaoka
大治 長岡
今井 武人
Taketo Imai
武人 今井
輝男 中田
Teruo Nakada
輝男 中田
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Abstract

【課題】リッチ還元時にLNTで生成したNH3や排ガス中のHCを有効に利用してNOx浄化率を向上させることができる排ガス処理装置を提供する。
【解決手段】エンジンEの排気系に、LNT25、SCR26、CSF27を順に配置した排ガス処理装置10である。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンから排気される排ガスを浄化するための排ガス処理装置に関するものである。
エンジンから排気される排ガスを浄化するための排ガス処理装置として、LNT(Lean NOx Trap)−CSF(Catalyzed Soot Filter:触媒付きスートフィルタ)−SCR(Selective Catalystic Reduction)が順に配置することが提案されている(特許文献1、2)。
deNOx触媒としてのLNTは、リーン空燃比のときにNOxを一旦吸蔵し、適当な時期にリッチ空燃比としてNOxを放出し、排ガス中のCO、HCと三元反応によりNOxを還元する触媒システムである。
リッチ還元の際、NOxの放出速度が還元反応よりも速く進んだり、還元剤が不足している場合、NOxが還元されずにスリップする問題がある。
これを防止するために、上記提案では、LNT−CSFの下流にSCR(ゼオライト触媒)を配置することで、リッチ還元時にLNTで生成されるNH3と、LNTからスリップしたNOxをSCR触媒上でNH3選択還元反応により還元するシステム(Passive−SCR)となっている。
また、本発明者らはこのPassive−SCRシステムはNH3以外にLNTからリッチ時にスリップしたHCによる還元反応機能(HC−SCR)も併せ持つことを確認している。
特開2015−151929号公報 特開2012−127302号公報
しかしながら、現在市販されているPassive−SCRを採用した車両の触媒配置を見てみると、確認した中では全てがLNT−CSFの後段にSCR触媒を配置している。この場合、LNTで生成したNH3や、LNTからスリップしたHCは下流のCSFの酸化触媒で一部が酸化されてしまい、残りのNH3やHCがSCRに到達するので、生成したNH3の全てをNOx還元に使うことはできず、その効果は限定的であると考えられる。
このように従来のLNT−CSF−SCRの配置は、リッチ還元時にLNTで生成したNH3はCSFに担持されている貴金属により一部が酸化されてNOxとなり、残りの一部がCSFを通過してSCRに到達するので、SCRでのNH3による選択還元効果は限定的となる。又、排ガス中のHCもLNTをスリップしてCSFにて酸化された後にSCRに到達するので、SCRでのHCによる還元反応も限定的となる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、リッチ還元時にLNTで生成したNH3や排ガス中のHCを有効に利用してNOx浄化率を向上させることができる排ガス処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、エンジンの排気系に、LNT、SCR、CSFを順に配置したことを特徴とする排ガス処理装置である。
前記SCRは、前記LNTの担体の後段にSCR触媒がゾーンコートされて形成されるのが好ましい。
前記SCRは、前記CSFの担体の前段にSCR触媒がゾーンコートされて形成されるのが好ましい。
前記LNTの上流側の排気系に燃料噴射弁が設けられるのが好ましい。
本発明は、LNT、SCR、CSFを順に配置したことで、次のような優れた効果を発揮する。
(1)LNTで生成したNH3や、排ガス中のHCを有効利用してNOx浄化率の向上が図れる。
(2)貴金属を使用しない低コストのゼオライト触媒(SCR)をLNTの後ろに配置するだけで、NOx浄化率の向上が図れる。
(3)同様の効果が得られるLNT−SCRFに対して、PM燃焼効率悪化や圧損の増加、PM再生時のCOスリップを招くことはない。
本発明の一実施の形態を示す図である。 本発明の他の実施の形態を示し、(a)はLNTの後段にSCRを一体に組み込んだ例を、(b)はCSFの前段にSCRを一体に組み込んだ例を示す図である。
以下、本発明の好適な一実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は、エンジンEの排気系に接続される排ガス処理装置10を示したものである。
エンジンEの吸排気系には、ターボチャージャ11とEGR管12が接続されており、エアクリーナ13から吸入される空気は、ターボチャージャ11のコンプレッサ14で圧縮されると共に吸気通路15に圧送され、エンジンEの吸気マニホールド16からエンジンE内に供給される。吸気通路15には、エンジンEへの空気量を調節するための吸気バルブ17が設けられる。
エンジンEから排出された排ガスは、排気マニホールド18からターボチャージャ11のタービン19に排出されると共にタービン19を駆動し、排気管20に排気される。
吸気マニホールド16と排気マニホールド18にはEGR管12が接続され、EGR管12に、排気マニホールド18から吸気マニホールド16に至る排ガスを冷却するためのEGRクーラ21が接続されると共に、EGR量を調節するEGRバルブ22が接続される。
排ガス処理装置10は、タービン19の下流側の排気管20に排気管インジェクタ23が設けられ、その排気管インジェクタ23の下流側の排気管20に形成されたキャニング容器24内に、LNT25、SCR26、CSF27が順次キャニングされて構成される。
LNT25の上流側には、排ガス温度センサ28が設けられ、その検出値がECU30に入力される。
エンジンEは、ECU30により運転の全般的な制御がなされ、運転状況により、燃料インジェクタINJ、吸気バルブ17、EGRバルブ22、排気管インジェクタ23を制御する。
ECU30は、空燃比リーン状態で、LNT25でNOx吸蔵を行うリーンサイクルとNOx吸蔵率が低下したときに、筒内のポスト噴射、或いは図示の排気管インジェクタ23で燃料HCをパルス的に噴射して空燃比リッチ状態でNOx還元浄化を行うリッチサイクルを行う。
このリーンとリッチの切り替えは、ECU30がリーン燃焼時にLNT25に吸着されるNOx吸着量を推定し、そのNOx吸着量が設定値に達したときに、リッチ燃焼に切り替える。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
先ず、エンジンEのリーン燃焼時には、発生したNOxは、LNT25で吸蔵され、排ガス中のPMはCSF27で捕集される。またCSF27の再生時はCSF27に付加した酸化触媒で排ガス中のCOとPMを酸素の存在で酸化して除去する。
ECU30は、LNT25でのNOx吸蔵量が設定値に達して、NOx吸蔵率が低下したときに、リッチ還元に切り替え、筒内のポスト噴射を行ったり、図示の排気管インジェクタ23で燃料HCをパルス的に噴射して、排ガス中にHCを供給する。
これにより、LNT25に吸蔵されたNOxは、排ガス(温度300〜500℃)中のHCで還元されて、N2、CO2、H2Oとなって浄化される。
この際、LNT25で生成したNH3(2NO+3H2+2CO→2NH3+2CO2)やLNT25からスリップしたHCは、その全量がSCR26に到達してNOx還元に使用されてNOxが浄化される。
このように、リッチ時にLNT25で生成したNH3やLNT25からスリップしたHCは、全量がSCR26に到達して、NOxの還元に使われるので、NH3によるPassive−SCRのdeNOx効率や、HC−SCRによるdeNOx効率を最大限に向上させることができる。
SCR26に使用するゼオライトは、NOx還元剤の種類により選択する必要がある。例えばエンジン筒内でリッチ燃焼を行い、CO,NH3を主に還元剤とする場合は、銅チャバサイト系のSSZ構造のゼオライトを用いると、HC吸着の影響を受け辛いのでdeNOx効果が発揮できる。
エンジン筒内で大きくリタードしたポスト噴射や、排気管への還元剤噴射を行い、HCが還元剤として多くなる場合は、βゼオライトを用いるとゼオライトの格子構造が大きくHC分子が吸着し易いため、HC−SCRによるdeNOx効果が発揮できる。この様に、ゼオライトの種類は還元剤による最適な物を選択する必要がある。
図2は、本発明の他の実施の形態を示したもので、図1に示したLNT−SCR−CSFの触媒構成を変形した例を示したものである。
図2(a)は、LNT25の後段の担体にSCR触媒をゾーンコートしてSCR26aとしたものであり、また図2(b)は、CSF27の前段の担体にSCR触媒をゾーンコートしてSCR26bとしたものである。
この実施の形態では、図1と同様に、排ガス流れに対する触媒の順番がLNT−SCR−CSFであり、上述と同様の効果が得られる。
ここで、同様のPassive−SCR効果を得られる構成として、LNT−SCRFも考えられる。このSCRFは、DPFにSCR触媒を担持し、PMとNOxの両方の浄化を狙ったフィルターであるが、この構成は下記の問題点がある。
(1)SCRFはフィルターに貴金属を担持していないのでPM燃焼効率が従来の貴金属を担持したCSF(触媒化DPF)に比べて低下しており、特にPassive燃焼性能に問題がある。
(2)deNOxの効果を出すためには、ゼオライトを大量に担持する必要があるため圧損が高くなる問題点がある。
(3)同様に貴金属を担持していないため、Sootが燃える際に発生するCOやCOスリップやPM燃焼効率の制約を受けてしまい、PM強制再生の頻度が高くなる傾向がある。
(4)又、ゼオライトの担持量が圧損により制約されるため、deNOxに対して十分な量のゼオライトを担持できない可能性がある。
それに対して、本発明の排ガス処理装置は、LNT−SCR−CSFの配置とすることで、SCRとCSFは別々であるので、上記のような問題を生じることはない。
10 排ガス処理装置
20 排気管
25 LNT
26 SCR
27 CSF

Claims (4)

  1. エンジンの排気系に、LNT、SCR、CSFを順に配置したことを特徴とする排ガス処理装置。
  2. 前記SCRは、前記LNTの担体の後段にSCR触媒がゾーンコートされてなる請求項1記載の排ガス処理装置。
  3. 前記SCRは、前記CSFの担体の前段にSCR触媒がゾーンコートされてなる請求項1記載の排ガス処理装置。
  4. 前記LNTの上流側の排気系に燃料噴射弁が設けられる請求項1〜3のいずれかに記載の排ガス処理装置。
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