JP2017150261A - 引き戸用手摺の取付構造、引き戸装置 - Google Patents

引き戸用手摺の取付構造、引き戸装置 Download PDF

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Abstract

【課題】鴨居幅や壁厚等が異なる建物に取り付ける引き戸であっても引き戸用手摺として引き戸正面からの間隔を適正に調整して対応できる引き戸用手摺の取付構造、引き戸装置を提供すること。
【解決手段】引き戸1に一端がヒンジ機構5で回動自在に支持された手摺棒4と、引き戸1とは別体の案内レール取付部材に取り付けられた案内レールを備え、引き戸1が閉じた状態で、手摺棒4は引き戸1の正面に対向した位置でヒンジ機構5と案内レールに支持され手摺として作用する引き戸用手摺の取付構造であって、引き戸1の正面と手摺棒4との間隔を調整する引き戸・手摺棒間隔調整機構20を備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、引き戸の正面に対向して取り付けられ、引き戸の閉じ動作に連動して回動し全閉状態では略水平状態を維持して手摺となり、引き戸の開き動作に連動して回動し全開状態では所定角度で傾斜又は垂直状態となる引き戸用手摺の取付構造、該取付構造を備えた引き戸装置に関するものである。
高齢者や身体障害者が安全に移動(歩行)するためには、容易に把持できる手摺が必要である。そのため屋内外の階段には手摺が設けられ、更に屋内の廊下や室内の壁にも手摺が設けられ、この手摺が切れ目なく連続していることが好ましい。しかしながら、廊下に面している部屋の出入口には人の出入の邪魔になる等の理由で手摺が設けられない場合が多い。高齢者や身体障害者にとって部屋の出入口を横切って移動する場合、手摺がないと容易にその移動ができない。そこで部屋の出入口に設けた引き戸の正面にも手摺を設け、高齢者や身体障害者が容易に手摺を把持しながら歩行できるようにする必要がある。従来この種の引き戸正面に取り付ける手摺として本特許出願人に係る下記特許文献1に開示されたものがある。
特開2013−256808号公報
図1は特許文献1に開示された引き戸用手摺を備えた引き戸装置の構成を示す図である。図1に示すように、本引き戸装置は、引き戸1と、該引き戸1の側辺近傍に設けられたヒンジ機構5と、該ヒンジ機構5に一端が取り付けられた手摺棒4と、該手摺棒4の他端(反ヒンジ機構5側端)にブラケット6を介して回転自在に取り付けられた回転ローラ7とを備えている。引き戸1が全閉の状態(図1の実線で示すように引き戸1の右側辺1bが柱2の側面に当接した状態)では、手摺棒4はその両端を回転ローラ7を介して案内レール8の下端とヒンジ機構5に支持され、引き戸1の正面に対向した所定間隔離れた位置で略水平状態に保持される。これにより手摺棒4は通常の手摺として利用できるようになっている。なお、図1において、3は引き手、10は案内レール8を取り付けた案内レール取付部材、11は鴨居、12は敷居を示す。
上記構成の引き戸装置において、引き戸1を全閉状態から矢印A方向に移動させると、回転ローラ7が案内レール8の転走面に沿って回転移動し、手摺棒4はヒンジ機構5を中心に回動し、回転ローラ7を取り付けている手摺棒4の他端(反ヒンジ機構5側端)が上方に押上げられ、引き戸1が全開状態(図1の2点鎖線で示す状態)になると手摺棒4は所定角度で傾斜した状態又は垂直状態となる。
上記のように引き戸1が閉じた状態では、手摺棒4は通常の手摺として使用するため、引き戸1正面と手摺棒4との間には所定間隔を設ける必要がある。従来も当然引き戸1正面と手摺棒4との間に所定の間隔を設けているが、その間隔は一定の間隔で、間隔の大きさを調整できるようなものではなかった。また、手摺棒4を取り付けた引き戸1を設置した場合、該引き戸1が全閉状態となった場合にその手摺棒4と隣接する壁等の側面に設置された既設の手摺とは可能な限り連続していることが手摺を利用する歩行者のために好ましい。
ところが例えば、古くから大工が建設してきた日本家屋では、地域により京間や江戸間、本間等複数種類が存在するため、鴨居幅(鴨居の長手方向に直交する方向の幅)や壁厚等も同様に数種類のサイズが存在する。上記のように引き戸1にヒンジ機構5を介して回動自在に取り付けた手摺棒4では、この複数種類存在する鴨居幅や壁厚に対応して引き戸1が閉じた状態で手摺棒4と引き戸1の正面との間隔を調整できるようになっていないため、一種類の引き戸用手摺では対応できず、鴨居幅や壁厚に応じて数種類の引き戸用手摺を準備しておく必要がある。そのためコスト高になるという問題があった。
また、手摺の高さ位置も、手摺を取り付ける建物の使用目的、使用者の身長等の身体状況により異なるため、例えば手摺を取り付けている建物に、上記引き戸用手摺を備えた引き戸を取り付ける場合、建物に取り付けている既設の手摺の高さを調査し、それぞれの建物の手摺の高さに対応できる引き戸用手摺を用意することが必要となり、コスト高の要因となるという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、鴨居幅や壁厚等が異なる建物に取り付ける引き戸であっても1種類又は少種類の引き戸用手摺で対応できる引き戸用手摺の取付構造、及び該取付構造を備えた引き戸装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明は、引き戸に一端又は該一端の近傍がヒンジ機構で回動自在に支持された手摺棒と、前記引き戸とは別体の案内レール取付部材に取り付けられた案内レールと、前記手摺棒に前記ヒンジ機構から他端側に所定の間隔を設けて回転自在に取り付けられ前記案内レールの転走面を回転移動する回転ローラとを備え、前記引き戸が閉じた状態では、前記手摺棒は前記引き戸正面に対向した位置で前記ヒンジ機構と前記回転ローラを介して前記引き戸と前記案内レールに支持され手摺として作用し、前記引き戸に開く方向の力が作用すると前記回転ローラが前記案内レールの転走面を回転移動し前記手摺棒の他端を上方に押上げ、前記引き戸が全開状態では前記手摺棒は所定角度で傾斜した状態又は垂直状態で前記ヒンジ機構と前記回転ローラを介して前記引き戸と前記案内レールに支持される構成の引き戸用手摺の取付構造であって、前記引き戸正面と前記手摺棒との間隔を調整する引き戸・手摺棒間隔調整機構を備えていることを特徴とする。
また、本発明は、上記引き戸用手摺の取付構造において、前記引き戸・手摺棒間隔調整機構は、前記引き戸正面に突出し、該突出量を調整できる支持棒を備え、前記ヒンジ機構は、前記引き戸・手摺棒間隔調整機構の前記支持棒の前記引き戸正面の突出部に回動自在に係合し、前記手摺棒の一端又は該一端の近傍を支持する手摺棒支持部材を具備することを特徴とする。
また、本発明は、上記引き戸用手摺の取付構造において、前記手摺棒支持部材の内部には前記手摺棒に所定の回動力を付与するバネ部材を具備し、該バネ部材の一端を前記支持棒に係止させ、他端を前記手摺棒支持部材に係止させたことを特徴とする。
また、本発明は、引き戸に一端又は該一端の近傍がヒンジ機構で回動自在に支持された手摺棒と、前記引き戸とは別体の案内レール取付部材に取り付けられた案内レールと、前記手摺棒に前記ヒンジ機構から他端側に所定の間隔を設けて回転自在に取り付けられ前記案内レールの転走面を回転移動する回転ローラとを備え、前記引き戸が閉じた状態では、前記手摺棒は前記引き戸正面に対向した位置で前記ヒンジ機構と前記回転ローラを介して前記引き戸と前記案内レールに支持され手摺として作用し、前記引き戸に開く方向の力が作用すると前記回転ローラが前記案内レールの転走面を回転移動し前記手摺棒の他端を上方に押上げ、前記引き戸が全開状態では前記手摺棒は所定角度で傾斜した状態又は垂直状態で前記ヒンジ機構と前記回転ローラを介して前記引き戸と前記案内レールに支持される構成の引き戸用手摺の取付構造であって、前記案内レールの高さを調整する前記案内レール高さ調整機構を備え、前記引き戸が閉じた状態で手摺として作用する前記手摺棒の高さを調整することを特徴とする。
また、本発明は、上記引き戸用手摺の取付構造において、前記案内レール高さ調整機構は、前記案内レール取付部材の高さを調整して前記案内レールの高さを調整することを特徴とする。
また、本発明は、引き戸を備えた引き戸装置であって、前記引き戸に上記引き戸用手摺の取付構造のいずれかにより、引き戸用手摺を取り付けたことを特徴とする。
本発明によれば、引き戸・手摺棒間隔調整機構を備えているので、1種類又は少種類の引き戸用手摺取付構造であっても、それより多くの鴨居幅や壁厚等が異なる複数種類の建物に引き戸を取り付け、引き戸正面と手摺棒との間隔を適正に調整することが可能となるから、引き戸用手摺の製造やその取り付けコストを安価にすることができる。
また、本発明によれば、引き戸・手摺棒間隔調整機構は、引き戸正面に突出する突出量を調整できる支持棒を備え、ヒンジ機構は、該引き戸・手摺棒間隔調整機構の支持棒の引き戸正面の突出部に回動自在に係合し、手摺棒の一端又は該一端の近傍を支持する手摺棒支持部材を具備するので、支持棒の引き戸正面からの突出量を調整することにより、引き戸正面と手摺棒の間隔を調整でき、簡単な構成で、且つ簡単な調整作業で、引き戸正面と手摺棒との間隔を適正に調整することが可能となる。
また、本発明によれば、手摺棒支持部材には手摺棒に所定の回動力を付与するバネ部材を取り付けたので、上記と同様の効果に加え、例えば引き戸を全閉状態から全開状態に移動させる場合、手摺棒のヒンジ機構とは反対側の端部に取り付けた回転ローラが案内レール内を回転上昇するのをバネ部材の弾性力が助けることになり、手摺棒の回動がスムーズとなる。また、反対に引き戸を全開状態から全閉状態に移動させる場合、引き戸が所定量閉じると手摺棒がその自重で回動しようとし、引き戸が急速に閉じようとするがバネ部材の弾性力がそれを抑制するから、引き戸の急速閉による危険を回避できるという効果も得られる。
また、本発明によれば、上記引き戸用手摺の取付構造に、案内レールの高さを調整する案内レール高さ調整機構を備えているので、引き戸用手摺を備えた引き戸を設置する際、予め引き戸が全閉になった時に手摺棒の高さが適正になるように、案内レールの高さを調整して、引き戸を設置することが可能となる。
また、本発明によれば、上記引き戸用手摺の取付構造に、案内レール取付部材の高さを調整して案内レールの高さを調整するので、複雑な調整作業を必要とする案内レールの取付位置を変更することなく、容易に手摺棒の高さを適正にすることが可能となる。
特許文献1に開示された引き戸用手摺を備えた引き戸装置の構成を示す図である。 本発明に係る引き戸用手摺の取付構造の外観構成を示す正面図である。 本発明に係る引き戸用手摺の取付構造の内部構成を示す平断面である。 本発明に係る引き戸用手摺の取付構造の内部構成を示す側断面である。 本発明に係る引き戸用手摺の取付構造を用いた引き戸を建物に取り付けた例を示す図である。 本発明に係る上記引き戸用手摺の取付構造を用いた引き戸装置の構成を示す図である。 本発明に係る引き戸用手摺の取付構造の外観構成を示す正面図である。 本発明に係る引き戸用手摺の取付構造の内部構成を示す平断面である。 本発明に係る引き戸用手摺の取付構造の内部構成を示す側断面である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本発明に係る引き戸用手摺及び引き戸装置の基本構成は、図1に示すものと略同一であるから、その詳細な説明は省略する。図2乃至図4は本発明に係る引き戸用手摺の取付構造の構成を示す図で、図2は外観正面を、図3平断面を、図4は側断面をそれぞれ示す。図1の実線は引き戸1が全閉状態、即ち引き戸1の一側辺1bが柱2の側面2aに当接している状態である。この引き戸1の全閉状態では、手摺棒4はその一端がブラケット6及び回転ローラ7を介して案内レール8に支持され、他端はヒンジ機構5を介して引き戸1に支持されている。また、引き戸1の全閉状態では、手摺棒4は略水平で、且つ後に詳述するように引き戸1の正面から所定寸法離間した位置に保持され、手摺として利用される。
上記引き戸1が全閉状態から、引き手3を把持し、引き戸1を矢印Aに示すように、移動させると、回転ローラ7は案内レール8の転走面を回転しながら案内レール8内を上昇し、引き戸1が全開状態になると図1の2点鎖線に示すように、図面左側に移動して略垂直状態となって、その両端を上記全閉状態と同様、案内レール8と引き戸1に支持される。なお、案内レール8は案内レール取付部材10に取り付けられ、該案内レール取付部材10はその下端が敷居12に固定され、その上方所定位置を鴨居11に支持されている。また、案内レール取付部材10は後に詳述するように、案内レール高調整機構によりその高さを調整できるようになっている。これにより、引き戸1が全閉状態での手摺棒4の高さ(回転ローラ7を取り付けた手摺棒4の端部の高さ)を調整できるようになっている。
上記のように引き戸1の全閉状態では手摺棒4を手摺として利用するため、手摺棒4は引き戸1の正面から所定寸法離間している必要がある。また、この手摺棒4の引き戸1の正面からの離間寸法は、後に詳述するように、引き戸1を取り付ける建物の場所の鴨居の幅や壁の厚さにより異なってくる。これに対応するため、手摺棒4を引き戸1に取り付ける手摺取付棒機構を建物の鴨居幅や壁の厚さ毎に複数種類用意しておく方法もあるが、コストが嵩むという問題がある。そこで本実施例では、図3及び図4に示す構成の引き戸・手摺棒間隔調整機構20を備えた引き戸用手摺の取付構造を開発した。
引き戸・手摺棒間隔調整機構20は、引き戸1の正面に垂直に突出する円柱状支持棒21を備えている。該円柱状支持棒21は、後に詳述するように引き戸1正面に突出する突出量を調整できるようになっている。円柱状支持棒21の引き戸1の正面からの突出部はその外周をヒンジ機構5を構成する円筒状筒体51で覆われ、該円筒状筒体51はベアリング22を介して円柱状支持棒21の外周に回動自在に取り付けている。なお、24はベアリング22を円筒状筒体51内の所定位置に固定するためのC形止輪であり、25はベアリング22を円柱状支持棒21の外周所定位置に固定するためのC形止輪である。円筒状筒体51の端部(反引き戸1の正面側)には蓋部材52がビス53で取り付けられ閉塞されている。蓋部材52の内面(引き戸1側の面)には円柱状突起52aが形成されている。
円柱状突起52aの先端部と円柱状支持棒21の先端部との間には空間が設けてあり、両者は離間して対向している。この円柱状突起52aの端部と円柱状支持棒21の端部の間の空間を含む円柱状突起52aの端部と円柱状支持棒21の端部の外周を覆うようにコイルバネ部材55が配置されている。コイルバネ部材55の一端部は蓋部材52の円柱状突起52aに形成された溝(スリット)52dに係止され、他端部は円柱状支持棒21の端部に形成された溝21aに係止されている。つまりコイルバネ部材55の一端は円柱状支持棒21に係止され、他端は蓋部材52を介して円筒状筒体51に係止されていることになる。
円筒状筒体51の端部(反引き戸1側の端部)外周には手摺棒4の一端が取り付けられている。なお、場合によっては手摺棒4の一端の近傍が取り付けられている場合もある。このようにコイルバネ部材55の一端を円柱状支持棒21に係止され、他端を円筒状筒体51に係止させることにより、コイルバネ部材55の弾性力が手摺棒4の一端に伝達されることになる。ここでは引き戸1を全閉状態から全開状態にする場合に、回転ローラ7が案内レール8内を回転しながら上昇するのをコイルバネ部材55の弾性力が助けるようになっている。従って、反対に全開状態から全閉状態にする場合に回転ローラ7が案内レール8内を回転しながら下降し、所定以上下降すると手摺棒4の自重で急激に下降するのを抑制する作用を奏する。
引き戸・手摺棒間隔調整機構20の中心部には内周面にネジ溝が形成された深穴21bが形成されており、該深穴21bのネジ溝に螺合するネジ溝が外周に形成された手摺棒間隔調整ボルト26が設けられている。手摺棒間隔調整ボルト26は、引き戸1の引き戸・手摺棒間隔調整機構20を取り付ける部分の裏面に取り付けられた受部材41に回転自在に取り付けられている。また、受部材41に対応する引き戸1の正面位置には受部材42が取り付けられ、円柱状支持棒21は受部材42に形成された貫通穴42aを通して移動自在に貫通している。即ち、手摺棒間隔調整ボルト26を時計方向又は反時計方向に回転させることにより、円柱状支持棒21は矢印B方向、つまり引き戸1の正面から突出方向又はその反対方向に移動するようになっている。これにより引き戸1正面と手摺棒4の間隔長さは調整できる。なお、受部材41、42はそれぞれ引き戸1の引き戸・手摺棒間隔調整機構20を取り付ける部分の裏面及び正面にビス43、44で取り付けられている。
図2乃至図4では、コイルバネ部材55の弾性力で手摺棒4のヒンジ機構5を中心とする回動を支援又は抑制する構成を説明したが、この手摺棒4の回動を支援又は抑制する弾性部材としては、コイルバネ部材55に限定されるものではなく、例えば図7乃至図9に示すように発条バネ(ゼンマイバネ)部材57を用いてもよい。図7及び図9において、図2乃至図4と同一符号を付した部分及び部材は、同一部分及び同一部材を示すのでその詳細な説明は省略する。図示するように、引き戸1の正面に垂直に突出する円柱状支持棒21の先端にはその径を小さくした小径部21gが形成されており、該小径部21gの外周に発条バネ部材57が装着されている。発条バネ部材57は図7(b)に示すように螺旋状に巻回されたバネ部材で内周側の端部には係合板部57aが設けられ、外周側の端部には筒状の係合筒部57bが設けられている。
円柱状支持棒21の小径部21gの外周面と、ヒンジ機構5の円筒状筒体51の内周面との間に形成された空間には、発条バネ部材57をその係合板部57aを円柱状支持棒21の小径部21gの係合溝21hに挿入して収納すると共に、発条バネ部材57の係合筒部57bの穴に発条バネ係止ボルト(例えば六角穴付ボルト)58を挿入し、その先端を円筒状筒体51に形成されたネジ穴にネジ込んで、発条バネ部材57の係合板部57aと係合筒部57bをそれぞれ小径部21gと円筒状筒体51に係止固定する。なお、手摺棒4は引き戸1の正面から所定間隔Lを設けてヒンジ機構5により回動自在に取り付けられ、この所定間隔Lの大きさは引き戸・手摺棒間隔調整機構20によって調整されるようなっている点は、図2乃至図4に示す引き戸用手摺の取付構造と同一である。
なお、図7(a)は本発明に係る引き戸用手摺の取付構造の外観構成を示す正面図(ここではヒンジ機構5の蓋部材52は取り外している)で、図7(b)は発条バネ部材57の概略構成を示す正面図である。また、図8は手摺棒を取り付けたヒンジ機構5の内部構成を示す平断面である。図9は手摺棒を取り付けたヒンジ機構5の内部構成を示す側断面図である。
上記のように、引き戸1の正面に突出する円柱状支持棒21の小径部21gに形成された係合溝21hに発条バネ部材57の係合板部57aを挿入して該発条バネ部材57を円筒状筒体51の内周面と小径部21gの外周面との空間に収納すると共に、発条バネ部材57の係合筒部57bを発条バネ係止ボルト58で円筒状筒体51に固定することにより、手摺棒4の引き戸1の正面でヒンジ機構5を中心とする回動を発条バネ部材57の弾性力が支援し(引き戸1開き時)、該回動を発条バネ部材57の弾性力が抑制する(引き戸1閉じ時)ことになる。上記発条バネ部材57の装着後は、蓋部材52をビス53で円筒状筒体51の端部に取り付ける。なお、円柱状支持棒21の小径部21gの先端部と蓋部材52との間には微小な間隙が設けられている。
上記のように、手摺棒4のヒンジ機構5を中心とする回動を支援又は抑制するのにコイルバネ部材55や発条バネ部材57を利用する例を示したが、手摺棒4のヒンジ機構5を中心とする回動を支援・抑制する構成はこれに限定されるものではなく、バネ部材の弾性力を利用して手摺棒4のヒンジ機構5を中心とする回動を支援・抑制するのであれば、バネ部材の形状構成はどのようなものでもよく、例えば板バネでもよい。また、手摺棒4をヒンジ機構5を中心とする回動させる機構も、図示は省略するが、例えば、歯車機構を介在させることも利用可能となる。要はバネ部材の弾性力を利用して手摺棒4のヒンジ機構5を中心とする回動を支援・抑制する機構であればよい。
図5は引き戸に、本発明に係る引き戸用手摺の取付構造を用いた引き戸を、建物に取り付けた例を示す側面図である。図示するように、上下に所定の間隔をおいて配置された鴨居11と敷居12の間に手摺棒4を具備する引き戸用手摺が取り付けられた引き戸1が配置されている。引き戸1の正面及び裏面の所定位置には受部材41及び受部材42が取り付けられ、図4に示すように、受部材42を貫通し、更に引き戸1の正面に突出して引き戸・手摺棒間隔調整機構20の円柱状支持棒21が配置されている。そして該円柱状支持棒21の外周を覆うようにヒンジ機構5を構成する円筒状筒体51が取り付けられ、円筒状筒体51に手摺棒4の一端が取り付けられている。即ち、手摺棒4は引き戸1の正面から所定間隔Lを設けてヒンジ機構5により回動自在に取り付けられ、この所定間隔Lの大きさは引き戸・手摺棒間隔調整機構20によって調整されるようなっている。
鴨居11と敷居12の側面(引き戸1の正面側面)には取付スペーサ13を介在させて、案内レール取付部材10を取り付けるためのブラケット14が鴨居11に固定されている。そしてブラケット14と敷居12に隣接する廊下床面15の間に案内レール8を取り付けた案内レール取付部材10が取り付けられている。手摺棒4が取り付けられた引き戸1より手前側には引き戸9が配置されている。この手摺棒4が取り付けられた引き戸1と手前側の引き戸9のそれぞれの上端部に凸状突起1a、9aが設けられ、該凸状突起1a、9aはそれぞれ鴨居11の下面に形成されて凹状溝11a、11bにそれぞれ挿入されている。一方引き戸1と引き戸9の下端にはそれぞれ車輪16、17が設けられ、該車輪16、17はそれぞれ敷居12の上面に取り付けられた下面レール板18の上面に形成された、凹状溝にその外周が挿入されながら回転走行するようになっている。なお、図5において、60は建物の引き戸1の取付部分の壁面に取り付けた固定された手摺を示す。
上記したように、古くから大工が建設してきた日本家屋では、地域により京間や江戸間、本間の種類が存在し、鴨居11や敷居12の幅寸法(鴨居11や敷居12の長手方向に直交する方向の幅寸法)、或いは壁の厚さ寸法は複数種類のサイズが存在する。例えば、鴨居11の幅寸法には、90cm、99cm、105cm、120cm等の複数種類が存在する。このように幅寸法により異なる鴨居11に引き戸用手摺を設けた引き戸を取り付けた場合、手摺棒4と引き戸正面の間隔が一定のものでは、引き戸1が全閉状態で手摺として作用する手摺棒4の位置が壁面に取り付ける通常の固定用手摺とその位置が大きくずれ、手摺を利用する歩行者に不都合となる。そこで、上記のように引き戸・手摺棒間隔調整機構20を備えた手摺棒4を取り付けた引き戸1であれば、引き戸1が全閉状態の手摺棒4と引き戸1正面との間隔Lを容易に調整して対応できるから、上記のような問題はなくなる。
図6は引き戸に本発明に係る上記引き戸用手摺の取付構造を用いた引き戸装置の構成例を示す図で、図6(a)は正面図、図6(b)は側面図である。本引き戸装置は、鴨居11と敷居12の間に引き戸1が配置され、鴨居11と敷居12の一端部には、案内レール8を取り付けた案内レール取付部材10が取り付けられている。引き戸1の正面には、引き戸1の裏側に、例えば人や物等が存在しないか否かを確認するための透明樹脂等からなる透明板を設けた裏面確認窓31が上方に2個、下方に2個の計4個が設けられている。引き戸1の側部近傍には、上記構成の引き戸・手摺棒間隔調整機構20を介してヒンジ機構5が取り付けられ、該ヒンジ機構5に手摺棒4の一端が取り付けられている。図6では引き戸1は全閉状態であり、手摺棒4の他端にブラケット6を介して取り付けられた回転ローラ7は案内レール8内の下端に位置している。
上記状態では手摺棒4の一端はヒンジ機構5及び引き戸・手摺棒間隔調整機構20を介して引き戸1に支持され、他端は回転ローラ7を介して案内レール取付部材10に取り付けた案内レール8に支持されている。案内レール取付部材10の下端には、案内レール取付部材10の高さ、つまり案内レール8の高さを調整する案内レール高調整機構33が設けられている。該案内レール高調整機構33は案内レール取付部材10の下方を支持する支持部材34を具備し、該支持部材34はその下端を廊下床面15に支持されるようになっている。
案内レール取付部材10の少なくとも案内レール8の下端より下方は支持部材34が挿入できるようになっており、この部分の案内レール取付部材10と支持部材34には等間隔で複数個(図では6個)のボルト挿入孔36を設ける。そして案内レール取付部材10を上下に移動させ、手摺棒4の回転ローラ7が取り付けられた方の端部が所望の高さになった近傍で、案内レール取付部材10と支持部材34に設けられたボルト挿入孔36の少なくとも2個のボルト挿入孔36が一致したところで、該一致したボルト挿入孔36にボルト35を挿入し、ナットを締め付けて案内レール取付部材10を支持部材34に固定する。これにより、引き戸1は全閉状態で手摺棒4の回転ローラ7を取り付けた方の端部の高さを所望位置或いはその位置近傍に位置させることができる。
なお、上記例では案内レール高調整機構33では、案内レール取付部材10と支持部材34には等間隔で複数個のボルト挿入孔36を設ける例を示したが、例えば案内レール取付部材10と支持部材34の固定にビスを用いる場合は、このようなボルト挿入孔36を設けることなく、案内レール取付部材10を支持部材34にビスで固定することも可能である。この場合は案内レール取付部材10と支持部材34を貫通するボルト挿入孔36を等間隔で設ける必要はない。
以上、本発明の実施形態例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお、直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造であっても、本願発明の作用効果を奏する以上、本願発明の技術範囲である。例えば、図6に示す実施形態例では鴨居の凹状溝に引き戸の上端面の凸状突起が係合し、引き戸の下端に取り付けた車輪が敷居12の上面に設けたレール板の溝内を回転移動する構成の引き戸を説明したが、例えば吊り下げ式引き戸を有する引き戸装置にも本発明に係る引き戸用手摺は使用できる。
本発明は、引き戸が全閉状態では、手摺棒が引き戸正面に対向した位置に支持され、引き戸に開く方向に移動すると手摺棒が連動してその一端がヒンジ機構を介して回動し、他端が該他端に取り付けた回転ローラを介して案内レールに沿って上方に押上げられ、引き戸が全開状態では手摺棒は所定角度で上方に傾斜した状態又は略垂直状態でヒンジ機構と案内レールに支持される構成された手摺棒を備えた引き戸であって、引き戸・手摺棒間隔調整機構を備えているので、該引き戸を鴨居幅、敷居幅、壁厚等が異なる建物に取り付けた場合でも、引き戸・手摺棒間隔調整機構により引き戸正面と手摺棒との間隔を調整して該手摺棒が壁等に取り付けた手摺と連続性を維持できる。よって、本発明に係る引き戸用手摺の取付構造を備えた引き戸は、歩行に際して手摺を必要とする人が居住したり、利用する建物に設ける引き戸として好適に利用できる。
1 引き戸
2 柱
3 引き手
4 手摺棒
5 ヒンジ機構
6 ブラケット
7 回転ローラ
8 案内レール
9 引き戸
10 案内レール取付部材
11 鴨居
12 敷居
14 ブラケット
15 廊下床面
16 車輪
17 車輪
18 下面レール板
20 引き戸・手摺棒間隔調整機構
21 円柱状支持棒
21a 長穴
21b 深穴
21g 小径部
22 ベアリング
24 C型止輪
25 C型止輪
26 手摺棒間隔調整ボルト
33 案内レール高調整機構
34 支持部材
35 ボルト
41 受部材
42 受部材
43 ビス
44 ビス
51 円筒状筒体
52 蓋部材
52a 円柱状突起
52d 溝
53 ビス
55 コイルバネ部材
57 発条バネ部材
57a 係合板部
57b 係合筒部
58 発条バネ係止ボルト
60 手摺

Claims (6)

  1. 引き戸に一端又は該一端の近傍がヒンジ機構で回動自在に支持された手摺棒と、前記引き戸とは別体の案内レール取付部材に取り付けられた案内レールと、前記手摺棒に前記ヒンジ機構から他端側に所定の間隔を設けて回転自在に取り付けられ前記案内レールの転走面を回転移動する回転ローラとを備え、前記引き戸が閉じた状態では、前記手摺棒は前記引き戸正面に対向した位置で前記ヒンジ機構と前記回転ローラを介して前記引き戸と前記案内レールに支持され手摺として作用し、前記引き戸に開く方向の力が作用すると前記回転ローラが前記案内レールの転走面を回転移動し前記手摺棒の他端を上方に押上げ、前記引き戸が全開状態では前記手摺棒は所定角度で傾斜した状態又は垂直状態で前記ヒンジ機構と前記回転ローラを介して前記引き戸と前記案内レールに支持される構成の引き戸用手摺の取付構造であって、
    前記引き戸正面と前記手摺棒との間隔を調整する引き戸・手摺棒間隔調整機構を備えていることを特徴とする引き戸用手摺の取付構造。
  2. 請求項1に記載の引き戸用手摺の取付構造において、
    前記引き戸・手摺棒間隔調整機構は、前記引き戸正面に突出し、該突出量を調整できる支持棒を備え、
    前記ヒンジ機構は、前記引き戸・手摺棒間隔調整機構の前記支持棒の前記引き戸正面の突出部に回動自在に係合し、前記手摺棒の一端又は該一端の近傍を支持する手摺棒支持部材を具備することを特徴とする引き戸用手摺の取付構造。
  3. 請求項2に記載の引き戸用手摺の取付構造において、
    前記手摺棒支持部材には前記手摺棒に所定の回動力を付与するバネ部材を取り付けたことを特徴とする引き戸用手摺の取付構造。
  4. 引き戸に一端又は該一端の近傍がヒンジ機構で回動自在に支持された手摺棒と、前記引き戸とは別体の案内レール取付部材に取り付けられた案内レールと、前記手摺棒に前記ヒンジ機構から他端側に所定の間隔を設けて回転自在に取り付けられ前記案内レールの転走面を回転移動する回転ローラとを備え、前記引き戸が閉じた状態では、前記手摺棒は前記引き戸正面に対向した位置で前記ヒンジ機構と前記回転ローラを介して前記引き戸と前記案内レールに支持され手摺として作用し、前記引き戸に開く方向の力が作用すると前記回転ローラが前記案内レールの転走面を回転移動し前記手摺棒の他端を上方に押上げ、前記引き戸が全開状態では前記手摺棒は所定角度で傾斜した状態又は垂直状態で前記ヒンジ機構と前記回転ローラを介して前記引き戸と前記案内レールに支持される構成の引き戸用手摺の取付構造であって、
    前記案内レールの高さを調整する前記案内レール高調整機構を備え、前記引き戸が閉じた状態で手摺として作用する前記手摺棒の高さを調整することを特徴とする引き戸用手摺の取付構造。
  5. 請求項4に記載の引き戸用手摺の取付構造において、
    前記案内レール高調整機構は、前記案内レール取付部材の高さを調整して前記案内レールの高さを調整することを特徴とする引き戸用手摺の取付構造。
  6. 引き戸を備えた引き戸装置であって、
    前記引き戸に請求項1乃至5のいずれか1項に記載の引き戸用手摺の取付構造により引き戸用手摺を取り付けたことを特徴とする引き戸装置。
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