JP2017150097A - 布帛シャツ - Google Patents

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JP2017150097A
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shirts
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伸介 森
Shinsuke Mori
伸介 森
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Abstract

【課題】形状安定性及び伸縮性を両立できるようにした布帛シャツを提供すること。【解決手段】布帛を縫製して構成した布帛シャツであって、一方向の伸びが直交する方向に比較して相対的に高いストレッチ布帛生地を、前身頃1及び肩ヨーク2は横に伸びる方向に、後身頃3及び袖4は縦に伸びる方向にそれぞれ配置し、縫製して構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、シャツに関し、特に、布帛(織物)を縫製して構成した布帛シャツに関するものである。
従来、紳士シャツには、大別して、(1)布帛を縫製して構成したワイシャツに代表されるビジネス、フォーマル、カジュアル等の用途に用いられる布帛シャツと、(2)ニットを縫製した構成したポロシャツ、ラガーシャツに代表されるカジュアル、スポーツ等の用途に用いられるニットシャツとの2種類がある。
このうち、布帛シャツは、ニットシャツに比べて、形状安定性が高く、構築的なシルエットを作りやすいという利点がある反面、伸縮性に乏しいため、体の動きや姿勢に追従させることが困難で、リラックスできないという問題があった。
この問題点に対処するために、布帛とニットを併用し、シャツの構成部位に応じて使い分けて縫製して構成したシャツが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
特開2003−129301号公報 実用新案登録第3057271号公報
しかしながら、生地に布帛とニットを併用したシャツは、ニットを用いたシャツの構成部位に伸縮性を持たせることができるという利点を有するものの、布帛シャツが有する形状安定性に基づく構築的なシルエットをある程度犠牲にせざるを得ないものであった。
本発明は、上記従来の布帛シャツ、ニットシャツ、生地に布帛とニットを併用したシャツの有する問題点に鑑み、形状安定性及び伸縮性を両立できるようにした布帛シャツを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の布帛シャツは、布帛を縫製して構成した布帛シャツにおいて、一方向の伸びが直交する方向に比較して相対的に高いストレッチ布帛生地を、前身頃及び肩ヨークは横に伸びる方向に、後身頃は縦に伸びる方向にそれぞれ配置したことを特徴とする。
この場合において、前記ストレッチ布帛生地を、袖は縦に伸びる方向に配置することができる。
また、前記ストレッチ布帛生地を、ポケットは横に伸びる方向に、衿、衿台及びカフスは縦に伸びる方向にそれぞれ配置することができる。
また、前記ストレッチ布帛生地に、緯方向にのみに伸びる生地を用いることができる。
本発明の布帛シャツによれば、一方向の伸びが直交する方向に比較して相対的に高いストレッチ布帛生地を、前身頃及び肩ヨークは横に伸びる方向に、後身頃は縦に伸びる方向にそれぞれ配置することにより、布帛を縫製して構成した布帛シャツにおいて、形状安定性及び伸縮性を両立させることができる。
また、前記ストレッチ布帛生地を、袖は縦に伸びる方向に配置することにより、布帛を縫製して構成した布帛シャツにおいて、袖に伸縮性を持たせることができる。
また、前記ストレッチ布帛生地を、ポケットは横に伸びる方向に、衿、衿台及びカフスは縦に伸びる方向にそれぞれ配置することにより、形状安定性及びシャツの他の部位との伸縮性の調和や柄のあるストレッチ布帛生地を縫製する際の柄合わせを両立させることができる。
また、前記ストレッチ布帛生地に、緯方向にのみに伸びる生地を用いることにより、形状安定性を一層高めることができる。
本発明の布帛シャツの一実施例を示し、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は背面側から見た斜視図である。
以下、本発明の布帛シャツの実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の布帛シャツの一実施例を示す。
この布帛シャツは、布帛を縫製して構成した布帛シャツであって、一方向の伸びが直交する方向に比較して相対的に高いストレッチ布帛生地を、前身頃1及び肩ヨーク2は横に伸びる方向に、後身頃3及び袖4は縦に伸びる方向にそれぞれ配置し、縫製して構成するようにしている。
なお、本実施例の布帛シャツは、長袖のワイシャツを例に説明しているが、半袖のワイシャツの場合においては、ストレッチ布帛生地の配置方向は、任意に設定することができるほか、ストレッチ布帛生地ではない、通常の布帛生地を用いることもできる。
また、本実施例の布帛シャツは、ストレッチ布帛生地を、ポケット5は横に伸びる方向に、衿6、衿台7及びカフス8は縦に伸びる方向にそれぞれ配置するようにしている。
これにより、形状安定性及びシャツの他の部位との伸縮性の調和や柄のあるストレッチ布帛生地を縫製する際の柄合わせを両立させることができる。
なお、衿6、衿台7及びカフス8には、必要に応じて、伸縮性のない生地を用いたり、芯地を設ける(通常、貼付して設けるようにする。)ことができ、この場合は、衿6、衿台7及びカフス8は、伸縮性を有さない状態となる。
ところで、本実施例の布帛シャツに用いるストレッチ布帛生地には、緯方向にのみに伸びる生地を用いることができる。
このようなストレッチ布帛生地としては、以下の(1)〜(4)に示される、緯糸にポリウレタンや伸縮ポリエステル等の伸縮繊維を用いた布帛生地や、緯糸に伸縮繊維を用いずに物理的に緯方向の幅を入れることで伸縮性を発現させる、所謂、ナチュラルストレッチ布帛生地を用いることができる。
(1)緯糸にポリウレタンや伸縮ポリエステル等の伸縮繊維(伸縮糸)を使ったもの(伸縮率0〜100%程度)
(2)2成分系の伸縮繊維(伸縮糸)を使ったもの(伸縮率0〜30%程度)
(3)ストレッチ性のある仮撚(ウーリー)を使ったもの(伸縮率0〜20%程度)
(4)強撚糸を使ったもの(伸縮率0〜15%程度)
具体的には、本実施例の布帛シャツにおいては、形状安定性及び伸縮性を両立させることができるように、ストレッチ布帛生地として、緯糸にポリウレタンや伸縮ポリエステル等の伸縮繊維(伸縮糸)を使ったストレッチ布帛(伸長率10〜20%程度、好ましくは、12〜18%程度(JIS L 1096 B法))や、ナチュラルストレッチ布帛生地(伸長率7〜15%程度、好ましくは、8〜12%程度(JIS L 1096 B法))を好適に用いることができる。
ここで、この種のストレッチ布帛生地の場合、経方向はほとんど伸びないが、一般的には、1.0%未満(0.1〜0.5%程度)のものを好適に用いることができる。
本実施例の布帛シャツは、布帛を縫製して構成した布帛シャツにおいて、形状安定性及び伸縮性を両立させることができ、より具体的には、以下のような作用効果が期待できる。
(1)前身頃1(横に伸びる方向):起立したときと着座したときの腹部の膨らみ度合いの変化に柔軟に対応することができる。
(2)肩ヨーク2(横に伸びる方向):軽作業、腕の上げ下ろし動作、デスクワークで肩が突っ張ったときに柔軟に対応することができる。
(3)後身頃3(縦に伸びる方向):軽作業、腕の上げ下ろし動作、前屈動作、デスクワークで肩が突っ張ったときに柔軟に対応することができる。
(4)袖4(縦に伸びる方向):軽作業、腕の上げ下ろし動作をしたときに柔軟に対応することができる。
以上、本発明の布帛シャツについて、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の布帛シャツは、形状安定性及び伸縮性を両立できるという特性を有していることから、布帛を縫製して構成されるワイシャツに代表されるビジネス、フォーマル、カジュアル等の用途(男性用、女性用、子供用)に用いられる布帛シャツの用途に好適に用いることができる。
1 前身頃
2 肩ヨーク
3 後身頃
4 袖
5 ポケット
6 衿
7 衿台
8 カフス

Claims (4)

  1. 布帛を縫製して構成した布帛シャツにおいて、一方向の伸びが直交する方向に比較して相対的に高いストレッチ布帛生地を、前身頃及び肩ヨークは横に伸びる方向に、後身頃は縦に伸びる方向にそれぞれ配置したことを特徴とする布帛シャツ。
  2. 前記ストレッチ布帛生地を、袖は縦に伸びる方向に配置したことを特徴とする請求項1に記載の布帛シャツ。
  3. 前記ストレッチ布帛生地を、ポケットには横に伸びる方向に、衿、衿台及びカフスは縦に伸びる方向にそれぞれ配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の布帛シャツ。
  4. 前記ストレッチ布帛生地が、緯方向にのみに伸びる生地であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の布帛シャツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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