JP2017148885A - ロボットアーム - Google Patents
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Abstract
【課題】人間の腕と同じような動きができ、人間の作業をそのまま置き換えられるロボットアームを提供する。【解決手段】第2連結棒25の第2中間ベース12側の一端を第2中間ベース12に対して固定連結するとともに第2連結棒25の先端ベース13側の一端を先端ベース13に対して第2継手51を介して旋回可能に連結し、第1中間ベース11および第2中間ベース12を中間継手52を介して旋回可能に連結し、第1中間ベース11に対して第2中間ベース12を旋回させる旋回アクチュエータ60を備えた。【選択図】 図1
Description
本発明は、人間の腕と同じ働きをするロボットアームに関する。
特許文献1に示すようなロボットアームがあり、図9に基づいて説明する。このロボットアームは、複数のベースを、根元ベース201、第1中間ベース202、第2中間ベース203、先端ベース204の順に配置し、根元ベース201および第1中間ベース202を第1連結棒210を介して連結するとともに、第2中間ベース203および先端ベース204を第2連結棒215を介して連結し、根元ベース201および第1中間ベース202を第1連結棒210の周囲に配置された3つの第1伸縮アクチュエータ220を介して連結するとともに、第2中間ベース203および先端ベース204を第2連結棒215の周囲に配置された3つの第2伸縮アクチュエータ225を介して連結し、3つの第1伸縮アクチュエータ220をそれぞれ伸縮させることにより根元ベース201に対する第1中間ベース202の位置並びに姿勢を変更し、3つの第2伸縮アクチュエータ225をそれぞれ伸縮させることにより第2中間ベース203に対する先端ベース204の位置並びに姿勢を変更することを行っている。
さらに前記ロボットアームは、第1中間ベース202および第2中間ベース203を固定連結し、第1連結棒210の第1中間ベース202側の一端を第1中間ベース202に対して固定連結するとともに第1連結棒210の根元ベース201側の一端を根元ベース201に対して第1継手211を介して旋回可能に連結し、第2連結棒215の第2中間ベース203側の一端を第2中間ベース203に対して第2継手216を介して旋回可能に連結するとともに第2連結棒215の先端ベース204側の一端を先端ベース204に対して固定連結することを行っている。
またさらに前記ロボットアームは、第1伸縮アクチュエータ220の一端を第3継手221を介して根元ベース201に連結し、第1伸縮アクチュエータ220の他端を第4継手222を介して第1中間ベース202に連結し、第2伸縮アクチュエータ225の一端を第5継手226を介して第2中間ベース203に連結し、第2伸縮アクチュエータ225の他端を第6継手227を介して先端ベース204に連結することを行っている。
特許文献2に示すロボットアームは、根元ベース、中間ベース、先端ベースの順に配置し、根元ベースおよび中間ベースを6つの第1伸縮アクチュエータを介して連結するとともに、中間ベースおよび先端ベースを6つの第2伸縮アクチュエータを介して連結し、6つの第1伸縮アクチュエータをそれぞれ伸縮させることにより根元ベースに対する中間ベースの位置並びに姿勢を変更し、6つの第2伸縮アクチュエータをそれぞれ伸縮させることにより中間ベースに対する先端ベースの位置並びに姿勢を変更することを行っている。
特許文献1に示すようなロボットアームは、人間の手首を曲げる動き、すなわち先端ベースを第2連結棒に対して旋回させる動きが出来ず、また人間のひじを曲げる動き、すなわち第1中間ベースに対して第2中間ベースを旋回させる動きが出来ない。
特許文献2に示すようなロボットアームは、人間の手首を曲げる動き、すなわち先端ベースを仮想の軸線回りに旋回させる動きを6つの第2伸縮アクチュエータの伸縮によって作り出すことは出来るが、あくまでも仮想の軸線であって機械的な軸で無いので、第2伸縮アクチュエータの機械的なガタ、第2伸縮アクチュエータの両端に接続される継手の機械的なガタによって、軸が振れやすい。また人間のひじを曲げる動き、すなわち第1中間ベースに対して第2中間ベースを仮想の軸線回りに旋回させる動きを6つの第1伸縮アクチュエータの伸縮によって作り出すことは出来るが、あくまでも仮想の軸線であって機械的な軸で無いので、第1伸縮アクチュエータの機械的なガタ、第1伸縮アクチュエータの両端に接続される継手の機械的なガタによって、軸が振れやすい。さらに人間の肩を回す動き、すなわち根元ベースを旋回させる動きが出来ない。
本発明の目的は、人間の腕と同じような動きができ、人間の作業をそのまま置き換えられるロボットアームを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、根元ベース、第1中間ベース、第2中間ベース、先端ベースの順に配置し、前記根元ベースおよび前記第1中間ベースを第1連結棒を介して連結するとともに、前記第2中間ベースおよび前記先端ベースを第2連結棒を介して連結し、前記根元ベースおよび前記第1中間ベースを前記第1連結棒の周囲に配置された3つの第1伸縮アクチュエータを介して連結するとともに、前記第2中間ベースおよび前記先端ベースを前記第2連結棒の周囲に配置された3つの第2伸縮アクチュエータを介して連結し、前記3つの第1伸縮アクチュエータをそれぞれ伸縮させることにより前記根元ベースに対する前記第1中間ベースの位置並びに姿勢を変更し、前記3つの第2伸縮アクチュエータをそれぞれ伸縮させることにより前記第2中間ベースに対する前記先端ベースの位置並びに姿勢を変更するようにしたロボットアームにおいて、前記第1連結棒の前記第1中間ベース側の一端を前記第1中間ベースに対して固定連結するとともに前記第1連結棒の前記根元ベース側の一端を前記根元ベースに対して前記第1継手を介して旋回可能に連結し、前記第2連結棒の前記第2中間ベース側の一端を前記第2中間ベースに対して固定連結するとともに前記第2連結棒の前記先端ベース側の一端を前記先端ベースに対して第2継手を介して旋回可能に連結し、前記第1中間ベースおよび前記第2中間ベースを中間継手を介して旋回可能に連結し、前記第1中間ベースに対して前記第2中間ベースを旋回させる旋回アクチュエータを備えたものである。
この構成によれば、第1継手を介して根元ベースに対して第1連結棒を旋回させる動き、すなわち人間の肩を回す動きが出来る。また中間継手を介して第1中間ベースに対して第2中間ベースを旋回させる動き、すなわち人間のひじを曲げる動きが出来る。さらに第2継手を介して第2連結棒に対して先端ベースを旋回させる動き、すなわち人間の手首を曲げる動きが出来る。
請求項2に記載の発明は、根元ベース、第1中間ベース、第2中間ベース、先端ベースの順に配置し、前記根元ベースおよび前記第1中間ベースを第1連結棒を介して連結するとともに、前記第2中間ベースおよび前記先端ベースを第2連結棒を介して連結し、前記根元ベースおよび前記第1中間ベースを前記第1連結棒の周囲に配置された3つの第1伸縮アクチュエータを介して連結するとともに、前記第2中間ベースおよび前記先端ベースを前記第2連結棒の周囲に配置された3つの第2伸縮アクチュエータを介して連結し、前記3つの第1伸縮アクチュエータの一端を前記根元ベースに対して第3継手を介して旋回可能に連結し、前記3つの第1伸縮アクチュエータの他端を前記第1中間ベースに対して第4継手を介して旋回可能に連結し、前記3つの第2伸縮アクチュエータの一端を前記第2中間ベースに対して第5継手を介して旋回可能に連結し、前記3つの第2伸縮アクチュエータの他端を前記先端ベースに対して第6継手を介して旋回可能に連結し、ロボット制御装置により前記3つの第1伸縮アクチュエータおよび前記3つの第2伸縮アクチュエータの動きを制御することによって、前記根元ベースに対する前記第1中間ベースの位置並びに姿勢を変更し、前記第2中間ベースに対する前記先端ベースの位置並びに姿勢を変更するようにしたロボットアームにおいて、前記第1連結棒の前記第1中間ベース側の一端を前記第1中間ベースに対して固定連結するとともに前記第1連結棒の前記根元ベース側の一端を前記根元ベースに対して第1継手を介して旋回可能に連結し、前記第2連結棒の前記第2中間ベース側の一端を前記第2中間ベースに対して固定連結するとともに前記第2連結棒の前記先端ベース側の一端を前記先端ベースに対して第2継手を介して旋回可能に連結し、前記第1中間ベースおよび前記第2中間ベースを中間継手を介して旋回可能に連結し、前記第1中間ベースに対して前記第2中間ベースを旋回させる旋回アクチュエータを備え、前記第3継手および前記第4継手のいずれか一方に互いに交差する3つの回転軸線を持つ3軸自在継手を用い、前記第3継手および前記第4継手の他方に前記3軸自在継手もしくは互いに交差する2つの回転軸線を持つ2軸自在継手を用い、前記第5継手および前記第6継手のいずれか一方に前記3軸自在継手を用い、前記第5継手および前記第6継手の他方に前記3軸自在継手もしくは前記2軸自在継手を用いたものである。
この構成によれば、根元ベースに対して第1中間ベースを第1連結棒の軸線回りに回転させ、根元ベースに対して第1連結棒を第1連結棒の軸線と直交する軸線回りに回転させても、前記3軸自在継手は互いに交差する3つの回転軸線を持ち、各回転軸線に旋回量を分担するので、3軸自在継手自体の内部干渉を避けることができる。また、第2中間ベースに対して先端ベースを第2連結棒の軸線回りに回転させ、第2連結棒に対して先端ベースを第2連結棒の軸線と直交する軸線回りに回転させても、3軸自在継手は互いに交差する3つの回転軸線を持ち、各回転軸線に旋回量を分担するので、3軸自在継手自体の内部干渉を避けることができる。
第3継手および第4継手の一方に3軸自在継手に代えて、2軸自在継手を用いたり、第5継手および第6継手の一方に3軸自在継手に代えて、2軸自在継手を用いたりしても、第3継手および第4継手の他方の3軸自在継手、並びに第5継手および第6継手の他方の3軸自在継手によって、2軸自在継手の動きの不足をカバーでき、しかも2軸自在継手は互いに交差する2つの回転軸線を持ち、各回転軸線に旋回量を分担するので、2軸自在継手自体の内部干渉を避けることができる。
本発明によれば、人間の腕と同じような動きができ、人間の作業をそのまま置き換えられるロボットアームを提供することができる。
本発明の一実施形態を、図1乃至図4にもとづいて説明する。
図1に示すようにロボットアーム1は、根元から先端に向って順に配置される根元ベース10と、第1中間ベース11と、第2中間ベース12と、先端ベース13とを備えている。
またロボットアーム1は、根元ベース10および第1中間ベース11を連結する第1連結棒20と、第2中間ベース12および先端ベース13を連結する第2連結棒25と、根元ベース10および第1中間ベース11を連結するとともに第1連結棒20の周囲に配置された3つの第1伸縮アクチュエータ30と、第2中間ベース12および先端ベース13を連結するとともに第2連結棒25の周囲に配置された3つの第2伸縮アクチュエータ40と、第1連結棒20の根元ベース10側の一端を根元ベース10に対して旋回可能に連結する第1継手50と、第2連結棒25の先端ベース13側の一端を先端ベース13に対して旋回可能に連結する第2継手51とを備えている。
さらにロボットアーム1は、第1中間ベース11および第2中間ベース12を旋回可能に連結する中間継手52と、第1中間ベース11に対して第2中間ベース12を旋回させる旋回アクチュエータ60とを備えている。
根元ベース10、第1中間ベース11、第2中間ベース12、先端ベース13は、それぞれ円盤状を有し、根元ベース10から先端ベース13に向って、径が次第に小さくなり、板厚が次第に薄くなっている。
第1連結棒20は棒状を有し、第1連結棒20の一端はスリーブ部材21に嵌合されている。スリーブ部材21は円筒状を有し、一端に外径方向に突出したフランジ部を有している。スリーブ部材21のフランジ部は第1中間ベース11の径方向の中心に図略のボルトを介して固定され、第1連結棒20の一端は第1中間ベース11にボルト15を介して固定されている。第1連結棒20の他端は第1継手50を介して根元ベース10の径方向の中心に連結されている。スリーブ部材21とボルト15により、第1連結棒20は第1中間ベース11に強固に固定連結される。
第2連結棒25は棒状を有し、第2連結棒25の一端はスリーブ部材26に嵌合されている。スリーブ部材26は円筒状を有し、一端に外径方向に突出したフランジ部を有している。スリーブ部材26のフランジ部は第2中間ベース12の径方向の中心に図略のボルトを介して固定され、第2連結棒25の一端は第2中間ベース12にボルト16を介して固定されている。第2連結棒25の他端は第2継手51を介して先端ベース13の径方向の中心に連結されている。スリーブ部材26とボルト16により、第2連結棒25は第2中間ベース12に強固に固定連結される。
第1伸縮アクチュエータ30の一端は第3継手53を介して根元ベース10の外径側に連結され、第1伸縮アクチュエータ30の他端は第4継手54を介して第1中間ベース11の外径側に連結されている。3つの第3継手53は、それぞれ根元ベース10の外径側で円周方向に等間隔に割り振った位置に配置されている。3つの第4継手54は、それぞれ根元ベース10の外径側で円周方向に等間隔に割り振った位置に配置されている。
作図の都合上、根元ベース10および第1中間ベース11の中心から見て、第3継手53および第4継手54を同位相と見えるが、実際は、根元ベース10および第1中間ベース11の中心から見て、第3継手53に対して第4継手54を第1中間ベース11の中心回りに一方向に位相をずらした位置に配置する。言い方を換えると、根元ベース10および第1中間ベース11を第1連結棒20および第1伸縮アクチュエータ30で連結した後、第1連結棒20の軸線回りに根元ベース10に対して第1中間ベース11を一方向に回転した状態、すなわち第1伸縮アクチュエータ30を第1連結棒20の軸線回りに一方向に傾けた実線(図7)で示す状態にする。実線(図7)で示す第1伸縮アクチュエータ30に連結された第3継手53の位置を中間点とし、第1伸縮アクチュエータ30を伸長させれば、さらに一方向(C方向)に根元ベース10が回転して第1伸縮アクチュエータ30は二点鎖線(図7)で示す状態となり、逆に第1伸縮アクチュエータ30を収縮させれば、他方向(D方向)に根元ベース10が回転して第1伸縮アクチュエータ30は一点鎖線(図7)で示す状態となる。
点線(図7)で示す状態は、根元ベース10および第1中間ベース11の中心から見て、第3継手53および第4継手54を同位相に配置した場合の仮想状態であり、この状態で第1伸縮アクチュエータ30を伸長すると一方向・他方向のどちらに回転するか分からず制御不能となる恐れがある。従って、他方向Dに根元ベース10が回転しても、第1アクチュエータ30が点線(図7)で示す状態にならないように、第4継手54に対して第3継手53を根元ベース10の中心回りに一方向に位相をずらした状態を維持するよう制御すれば、点線(図7)を超えて他方向へ根元ベース10が回転する恐れがなく、制御不能になる恐れが無い。
第2伸縮アクチュエータ40の一端は第5継手55を介して第2中間ベース12の外径側に連結され、第2伸縮アクチュエータ40の他端は第6継手56を介して先端ベース13の外径側に連結されている。3つの第5継手55は、それぞれ第2中間ベース12の外径側で円周方向に等間隔に割り振った位置に配置されている。3つの第6継手56は、それぞれ先端ベース13の外径側で円周方向に等間隔に割り振った位置に配置されている。
第1伸縮アクチュエータ30と同様に作図の都合上、第2中間ベース12および先端ベース13の中心から見て、第5継手55および第6継手56を同位相に見えるが、実際は、第2中間ベース12および先端ベース13の中心から見て、第5継手55に対して第6継手56を先端ベース13の中心回りに一方向に位相をずらした位置に配置する。以下の動作は、第1伸縮アクチュエータ30と同じなため説明を省略する。第2伸縮アクチュエータ40も、上述した第1伸縮アクチュエータ30と同じく、点線(図7)を超えて他方向へ先端ベース13が回転する恐れがなく、制御不能になる恐れが無い。
第1伸縮アクチュエータ30および第2伸縮アクチュエータ40は、それぞれ油圧シリンダであり、第2伸縮アクチュエータ40は、第1伸縮アクチュエータ30に比べて、シリンダストロークが短く、シリンダ径が小さい。第1伸縮アクチュエータ30は、第1ピストンロッド31と、第1ピストンロッド31の図略のピストンを進退可能に嵌合した第1シリンダ32とからなっている。第2伸縮アクチュエータ40は、第2ピストンロッド41と、第2ピストンロッド41の図略のピストンを進退可能に嵌合した第2シリンダ42とからなっている。第1シリンダ32および第2シリンダ42は、内部に図略のシリンダ室を有し、シリンダ室はピストンによって2つの部屋に区分される。2つの部屋の一方に油を供給し、他方から油を排出することによって、第1シリンダ32および第2シリンダ42に対して第1ピストンロッド31および第2ピストンロッド41が移動するようになっている。
第1継手50、第2継手51、第3継手53、第4継手54、第5継手55、第6継手56は、いずれもボールジョイント70である。ボールジョイント70について、第3継手53を例に詳細に説明する。
図5に示すようにボールジョイント70は、根元ベース10にねじ結合されるソケット部材71と、ソケット部材71内に配置されるシート部材72と、第1伸縮アクチュエータ30の一端にねじ結合されるボールスタッド部材73とを備えている。ソケット部材71およびシート部材72によって形成される凹状の球面74に、ボールスタッド部材73の凸状の球面75が摺動可能に嵌合されることにより、一点回りに旋回可能にソケット部材71にボールスタッド部材73が連結される。
図1に示すように3つの第1伸縮アクチュエータ30および3つの第2伸縮アクチュエータ40には、それぞれリニア変位センサ80が取り付けられている。リニア変位センサ80は、図略のスケールと、図略の読み取りヘッドを備え、スケールに沿って読み取りヘッドが移動することにより、スケールに対する読み取りヘッドの位置を検知できるようになっている。読み取りヘッドは第1ピストンロッド31および第2ピストンロッド41側に取り付けられ、スケールは第1シリンダ32および第2シリンダ42に取り付けられている。
図1および図4に示すように、第2中間ベース12の第1中間ベース11側の面に回転シリンダ85が取り付けられている。回転シリンダ85は、第2中間ベース12に固定されたシリンダ本体86と、シリンダ本体86に図略のベアリングを介して旋回可能に支持される回転軸87とを備えている。
回転軸87には図略の回転ピストンが一体的に連結され、シリンダ本体86には回転ピストンを約180度の角度範囲で旋回可能に収容する図略のシリンダ室が形成されている。シリンダ室は、回転ピストンによって2つの部屋に区分され、2つの部屋の一方に油を供給し、他方から油を排出することによって、シリンダ本体86に対し回転軸87が一方向に旋回するようになっている。第1中間ベース11の第2中間ベース12側の面に、シリンダ本体86を挟み込む位置で一対のブラケット90が立設されている。一対のブラケット90には、それぞれ支持穴91が貫通して形成され、支持穴91に回転軸87が挿通されている。回転軸86の両端には、円盤状の連結板88が図略のボルトを介して固定され、連結板88は外径側で一対のブラケット90に図略のボルトを介して固定されている。
回転シリンダ85と、一対のブラケット90と、連結板88とで、第1中間ベース11および第2中間ベース12を旋回可能に連結する中間継手52が構成される。また、回転シリンダ85と、一対のブラケット90と、連結板88とで、第1中間ベース11に対して第2中間ベース12を旋回させる旋回アクチュエータ60が構成される。
シリンダ本体86には、シリンダ本体86に対する回転軸87の旋回量を検出する図略のエンコーダが内蔵されている。
図1に示すように先端ベース13には、ハンド装置97が取り付けられている。ハンド装置97は、先端ベース13に取り付けられるハンド本体98と、ハンド本体98に内蔵の図略の爪アクチュエータによって開閉する複数の爪99とを備えている。
油圧回路の構成について、図1にもとづいて説明する。
回転シリンダ85、3つの第1伸縮アクチュエータ30、3つの第2伸縮アクチュエータ40および爪アクチュエータには、それぞれ一対の第1油圧ホース45が接続されている。一対の第1油圧ホース45にはサーボバルブ46が接続され、サーボバルブ46には一対の第2油圧ホース47が接続されている。一対の第2油圧ホース47には油圧源48が接続され、油圧源48にはサーボバルブ46へ圧油を供給するポンプ装置と、サーボバルブ46からの排出された油を回収するタンクとを備えている。
一対の第1油圧ホース45、サーボバルブ46、一対の第2油圧ホース47は、回転シリンダ85、3つの第1伸縮アクチュエータ30、3つの第2伸縮アクチュエータ40および爪アクチュエータの一つ毎に用意されている。一対の第1油圧ホース45、サーボバルブ46、一対の第2油圧ホース47に対し、一つの油圧源48が共用で使用される。
制御回路の構成について、図1にもとづいて説明する。
回転シリンダ85、3つの第1伸縮アクチュエータ30、3つの第2伸縮アクチュエータ40および爪アクチュエータの数だけ複数の駆動回路95が用意され、複数の駆動回路95と複数のサーボバルブ46が一対一の関係で電気的に接続されている。複数の駆動回路95は、ロボット制御装置96に電気的に接続され、ロボット制御装置96から各駆動回路95へ指令信号が送信されるようになっている。複数の駆動回路95とリニア変位センサ80およびエンコーダが一対一の関係で電気的に接続されている。駆動回路95は、ロボット制御装置96からの指令信号と、リニア変位センサ80およびエンコーダからの実信号との差に元づいた電流信号を発生させ、サーボバルブ46に印加するようになっている。
ロボット制御装置96は、人間の腕だけの一連の作業、すなわち一連の作業における人間の肩に対する第1腕、第1腕に対する第2腕、第2腕に対する手首の姿勢並びに位置を記憶している。また、ロボット制御装置96は、肩に対する第1腕、第1腕に対する第2腕、第2腕に対する手首の姿勢並びに位置から、根元ベースに対する第1中間ベース、第1中間ベースに対する第2中間ベース、第2中間ベースに対する先端ベースの姿勢ならびに位置を計算し、記憶している。ロボットアーム1を動かすときは、計算し記憶された姿勢並びに位置を使って、回転シリンダ85、3つの第1伸縮アクチュエータ30、3つの第2伸縮アクチュエータ40を動かす。
次に上述した構成にもとづいて、ロボットアーム1の動作を説明する。
ロボット制御装置96には、一連の作業が記憶されており、一連の作業の各ステップを順次実行する。前のステップから次のステップへ移るときに、次のステップにおける根元ベースに対する第1中間ベース、第1中間ベースに対する第2中間ベース、第2中間ベースに対する先端ベースの姿勢ならびに位置を呼び出し、各駆動回路95へ指令信号として送信される。各駆動回路95でロボット制御装置96からの指令信号と、リニア変位センサ80およびエンコーダからの実信号との差に元づいた駆動電流を発生させ、サーボバルブ46に印加する。
サーボバルブ46によって、回転シリンダ85、3つの第1伸縮アクチュエータ30、3つの第2伸縮アクチュエータ40および爪アクチュエータのシリンダ室の2つの部屋の一方に油を供給して他方から油を排出したり、供給量と排出量を制御したり、供給排出を停止したりする。
3つの第1伸縮アクチュエータ30への油の供給排出を制御することによって、図2に示すように、根元ベース10に対する第1中間ベース11の位置並びに姿勢が、第1継手50の一点回りに変えられる。すなわち、第1継手50の一点回りに第1連結棒20および第1中間ベース11を旋回させることとなり、人間の肩回りに腕を回す動作となる。また、第1継手50が一点回りの旋回中心を持っているので、第1中間ベース11を旋回させる動作が容易に行える。
回転シリンダ85への油の供給排出を制御することによって、第1中間ベース11に対する第2中間ベース12の姿勢が、回転軸87の回転軸線回りに変えられる。すなわち、回転軸87の回転軸線回りに第1中間ベース11および第1連結棒20に対して第2中間ベース12および第2連結棒25を旋回させることとなり、人間のひじ回りに第1腕に対して第2腕を回す動作となる。また、中間継手52は回転軸87の回転軸線回りの旋回軸を持っているので、軸振れが少なく、第2中間ベース12を旋回させる動作が容易に行える。
3つの第2伸縮アクチュエータ40への油の供給排出を制御することによって、図3に示すように、第2中間ベース12に対する先端ベース13の位置並びに姿勢が、第2継手51の一点回りに変えられる。すなわち、第2継手51の一点回りに第2連結棒25に対して先端ベース13を旋回させることとなり、人間の手首を曲げる動作となる。また、第2継手51が一点回りの旋回中心を持っているので、先端ベース13を旋回させる動作が容易に行える。
本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
上述した実施形態は、第1継手50、第2継手51、第3継手53、第4継手54、第5継手55、第6継手56として、いずれもボールジョイント70を用いた例について説明した。他の実施形態として、3つの回転軸線を持つ3軸自在継手120を第3継手53、第4継手54、第5継手55、第6継手56に用いても良い。これから図6に示すように3軸自在継手120を第3継手53に用いた例について詳細に説明する。
図6において、3軸自在継手120は、根元ベース10にねじ結合されるスリーブ部材100と、第1シート部材105と、スリーブ部材100に対して第1シート部材105を介して第1回転軸線Y回りに旋回可能に支持される中間部材110と、第2シート部材121と、中間部材110に対して第2シート部材121を介して第2回転軸線X回りに旋回可能に支持される十字部材115、第3シート部材125と、十字部材115に対して第3シート部材125を介して第3回転軸線Z回りに旋回可能に支持されるロッド部材130とを備えている。
スリーブ部材100は、円筒状の円筒部101と、円筒部110の一端で外径方向に延びるフランジ部102を備えている。円筒部101の外周にはおねじが形成され、根元ベース10のめねじに螺合されている。
円筒部101の内周に第1シート部材105が嵌合されている。第1シート部材105は、円筒状の円筒部106と、円筒部の一端で外径方向に延びるフランジ部107とを備えている。
中間部材110は、円筒部106の内周に回転可能に嵌合される軸部111と、二股形状を有する二股部112とを備えている。二股部112に支持穴113が形成され、支持穴113に円筒状の第2シート部材121が嵌合されている。第2シート部材121の内周に十字部材115の第1軸部116が回転可能に嵌合され、十字部材115は互いに直交する第1軸部116および第2軸部117を有する。
第2軸部117に円筒状の第3シート部材125が嵌合され、第3シート部材125はロッド部材130の二股部131に配置されている。ロッド部材130は、二股形状の二股部131と、軸部133とからなる。二股部131には支持穴132が形成され、支持穴132に第3シート部材125が嵌合されている。軸部133は第1伸縮アクチュエータ30の第1シリンダ32にねじ結合されている。
第1回転軸線Yと第2回転軸線Xは互いに直交し、第2回転軸線Xと第3回転軸線Zは互いに直交している。第1回転軸線Y回りにスリーブ回転部材100に対して中間部材110は、±180度旋回可能である。第2回転軸線X回りに中間部材110に対して十字部材115は、約±45度旋回可能である。第3回転軸線Z回りに十字部材115に対してロッド部材130は、約±45度旋回可能である。根元ベース10に対する第1中間ベース11の一方向の捻りを強める、すなわち根元ベース10に対する第1中間ベース11の第1連結棒20の軸線回りの回転量を大きくしても、3軸自在継手120は各回転軸線に旋回量を分担するので、3軸自在継手120自体の干渉を避けることができる。つまり、中間部材110およびロッド部材130の干渉を避けることができる。また、第2中間ベース12に対する先端ベース13の一方向の捻りを強める、すなわち第2中間ベース12に対する先端ベース13の第2連結棒25の軸線回りの回転量を大きくしても、3軸自在継手120は各回転軸線に旋回量を分担するので、3軸自在継手自体の干渉を避けることができる。つまり、中間部材110およびロッド部材130の干渉を避けることができる。
ボールジョイント70は、構造が簡単で、一点回りの旋回になるので計算が簡単になって制御が容易になる反面、旋回角度が狭く、根元ベース10に対する第1中間ベース11の捻り、第2中間ベース12に対する先端ベース13の捻りを大きくする、すなわち第3継手53に対して第4継手54を第1中間ベース11の中心回りに一方向に位相をずらす量を大きく、第5継手55に対して第6継手56を先端ベース13の中心回りに一方向に位相をずらす量を大きくすることが出来ない。
3軸自在継手120は、構造が複雑となり、複数の回転軸線回りの旋回となるので計算が複雑となって制御が難しくなる反面、旋回角度が広く、根元ベース10に対する第1中間ベース11の捻り、第2中間ベース12に対する先端ベース13の捻りを大きくすることが出来る。
上述した実施形態は、3つの回転軸線を持つ3軸自在継手120を第3継手53、第4継手54、第5継手55、第6継手56に用いた例について説明した。他の実施形態として、互いに交差する2つの回転軸線を持つ2軸自在継手を、第3継手53、第4継手54のいずれか一方に、並びに第5継手、第6継手のいずれか一方に用いても良い。2軸自在継手は、図6に示す3軸自在継手120の第3回転軸線Z回りの回転を固定したものである。すなわち、図6の第2軸部117と二股部131が一体化したものである。第3継手および第4継手の一方に3軸自在継手に代えて、2軸自在継手を用いたり、第5継手および第6継手の一方に3軸自在継手に代えて、2軸自在継手を用いたりしても、第3継手および第4継手の他方の3軸自在継手、並びに第5継手および第6継手の他方の3軸自在継手によって、2軸自在継手の動きの不足をカバーでき、しかも2軸自在継手は互いに交差する2つの回転軸線を持ち、各回転軸線に旋回量を分担するので、2軸自在継手自体の内部干渉を避けることができる。
上述した実施形態は、サーボバルブ46を用いて、回転シリンダ85、3つの第1伸縮アクチュエータ30、3つの第2伸縮アクチュエータ40および爪アクチュエータのシリンダ室の2つの部屋の一方に油を供給し、他方から油を排出するよう選択制御し、供給量と排出量を制御した。また、サーボバルブ46を用いて、回転シリンダ85、3つの第1伸縮アクチュエータ30、3つの第2伸縮アクチュエータ40および爪アクチュエータのシリンダ室の2つの部屋への油の供給排出を停止するよう停止制御した。つまり、サーボバルブ46は、選択制御、量制御、停止制御の3つを備えている。他の実施形態として、サーボバルブ46に代えて方向切替バルブと流量制御バルブを用いても良い。方向切替バルブで2つの部屋の一方に油を供給し、他方から油を排出する選択制御を行い、2つの部屋への油の供給排出を停止する停止制御を行う。流量制御バルブで供給量と排出量を制御する量制御を行う。
上述した実施形態は、第1伸縮アクチュエータ30および第2伸縮アクチュエータ40として、油圧シリンダを用いた例について述べた。他の実施形態として、第1伸縮アクチュエータ30および第2伸縮アクチュエータ40は、電動モータでボールネジを回転させ、ボールナットの直動をロッド31およびロッド41に伝える電動モータ付ボールネジ機構であっても良い。
上述した実施形態は、回転シリンダ85と、一対のブラケット90と、連結板88とで、第1中間ベース11および第2中間ベース12を旋回可能に連結する中間継手52を構成するとともに、第1中間ベース11に対して第2中間ベース12を旋回させる旋回アクチュエータ60を構成した。他の実施形態として、図1の回転シリンダ85に代えて図8に示すように直動シリンダ140を用いても良い。中間継手52は、第1中間ベース11に第1ブラケット150を立設し、第2中間ベース12に第2ブラケット151を立設し、第1ブラケット150および第2ブラケット151に連結軸152を摺動回転可能に嵌挿した構成で良い。中間継手52の連結軸152の軸線からオフセットした位置で第2中間ベース12に直動シリンダ140の一端を第7継手141を介して連結し、第1中間ベース11に直動シリンダの他端を第8継手142を介して連結する。第7継手141、第8継手142として、いずれも図5で説明したボールジョイント70を用いることができる。この場合、直動シリンダ140が旋回アクチュエータ60となる。
1:ロボットアーム、10:根元ベース、11:第1中間ベース、12:第2中間ベース、13:先端ベース、20:第1連結棒、25:第2連結棒、30:第1伸縮アクチュエータ、40:第2伸縮アクチュエータ、50:第1継手、51:第2継手、52:中間継手、53:第3継手、54:第4継手、55:第5継手、56:第6継手、60:旋回アクチュエータ、120:3軸自在継手
Claims (2)
- 根元ベース、第1中間ベース、第2中間ベース、先端ベースの順に配置し、
前記根元ベースおよび前記第1中間ベースを第1連結棒を介して連結するとともに、前記第2中間ベースおよび前記先端ベースを第2連結棒を介して連結し、
前記根元ベースおよび前記第1中間ベースを前記第1連結棒の周囲に配置された3つの第1伸縮アクチュエータを介して連結するとともに、前記第2中間ベースおよび前記先端ベースを前記第2連結棒の周囲に配置された3つの第2伸縮アクチュエータを介して連結し、
前記3つの第1伸縮アクチュエータをそれぞれ伸縮させることにより前記根元ベースに対する前記第1中間ベースの位置並びに姿勢を変更し、
前記3つの第2伸縮アクチュエータをそれぞれ伸縮させることにより前記第2中間ベースに対する前記先端ベースの位置並びに姿勢を変更するようにしたロボットアームにおいて、
前記第1連結棒の前記第1中間ベース側の一端を前記第1中間ベースに対して固定連結するとともに前記第1連結棒の前記根元ベース側の一端を前記根元ベースに対して前記第1継手を介して旋回可能に連結し、
前記第2連結棒の前記第2中間ベース側の一端を前記第2中間ベースに対して固定連結するとともに前記第2連結棒の前記先端ベース側の一端を前記先端ベースに対して第2継手を介して旋回可能に連結し、
前記第1中間ベースおよび前記第2中間ベースを中間継手を介して旋回可能に連結し、
前記第1中間ベースに対して前記第2中間ベースを旋回させる旋回アクチュエータを備えたことを特徴とするロボットアーム。 - 根元ベース、第1中間ベース、第2中間ベース、先端ベースの順に配置し、
前記根元ベースおよび前記第1中間ベースを第1連結棒を介して連結するとともに、前記第2中間ベースおよび前記先端ベースを第2連結棒を介して連結し、
前記根元ベースおよび前記第1中間ベースを前記第1連結棒の周囲に配置された3つの第1伸縮アクチュエータを介して連結するとともに、前記第2中間ベースおよび前記先端ベースを前記第2連結棒の周囲に配置された3つの第2伸縮アクチュエータを介して連結し、
前記3つの第1伸縮アクチュエータの一端を前記根元ベースに対して第3継手を介して旋回可能に連結し、前記3つの第1伸縮アクチュエータの他端を前記第1中間ベースに対して第4継手を介して旋回可能に連結し、前記3つの第2伸縮アクチュエータの一端を前記第2中間ベースに対して第5継手を介して旋回可能に連結し、前記3つの第2伸縮アクチュエータの他端を前記先端ベースに対して第6継手を介して旋回可能に連結し、
ロボット制御装置により前記3つの第1伸縮アクチュエータおよび前記3つの第2伸縮アクチュエータの動きを制御することによって、前記根元ベースに対する前記第1中間ベースの位置並びに姿勢を変更し、前記第2中間ベースに対する前記先端ベースの位置並びに姿勢を変更するようにしたロボットアームにおいて、
前記第1連結棒の前記第1中間ベース側の一端を前記第1中間ベースに対して固定連結するとともに前記第1連結棒の前記根元ベース側の一端を前記根元ベースに対して第1継手を介して旋回可能に連結し、
前記第2連結棒の前記第2中間ベース側の一端を前記第2中間ベースに対して固定連結するとともに前記第2連結棒の前記先端ベース側の一端を前記先端ベースに対して第2継手を介して旋回可能に連結し、
前記第1中間ベースおよび前記第2中間ベースを中間継手を介して旋回可能に連結し、
前記第1中間ベースに対して前記第2中間ベースを旋回させる旋回アクチュエータを備え、
前記第3継手および前記第4継手のいずれか一方に互いに交差する3つの回転軸線を持つ3軸自在継手を用い、前記第3継手および前記第4継手の他方に前記3軸自在継手もしくは互いに交差する2つの回転軸線を持つ2軸自在継手を用い、
前記第5継手および前記第6継手のいずれか一方に前記3軸自在継手を用い、前記第5継手および前記第6継手の他方に前記3軸自在継手もしくは前記2軸自在継手を用いたことを特徴とするロボットアーム。
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