JP2017148404A - 誘発電位測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加算平均法を用いる誘発電位測定において、被検者の負担軽減を図るとともに、精度の良い測定を行なう。【解決手段】誘発電位取得部11は、刺激に対する応答として被検者2から複数の誘発電位波形を取得する。平均処理部12は、複数の誘発電位波形を加算平均して平均波形を取得する。第一分散値算出部14は、N個(Nは2以上)の誘発電位波形からなる波形セットが得られる度に、当該波形セットに係る分散値を算出する。更新処理部15は、分散値が閾値を超えている波形セットを加算平均から除くように平均波形を更新する。【選択図】図1

Description

本発明は、誘発電位を測定する装置に関する。誘発電位とは、感覚刺激に応じて被検者の脳波や筋電位に現れる一過性の電位変動を意味する。
特許文献1は、この種の装置を開示している。当該装置においては「加算平均法」と呼ばれる手法が採用されている。具体的には、被検者に対して複数回の感覚刺激を繰り返し加え、刺激時点を基準として、各刺激に対して得られた誘発電位波形を加算する。加算により得られた波形を加算回数で除算したものが平均波形である。このような平均波形を得ることにより、瞬間的または常時混入する電気的・磁気的なノイズの影響を除去し、被検者に由来する誘発電位波形に近似した波形を取得できる。
特許第2842409号公報
有意な平均波形を得るための感覚刺激は数百から数千回に及ぶため、被検者にとって負担である。また、精度良く測定を行うために、過大振幅ノイズを検出して加算平均から自動的に除外する手法も存在するが、過大振幅ノイズだけでなく、電気メス等に由来する高周波の環境ノイズや、大きな体動に由来する低周波のノイズが加算平均波形に悪影響を与えうる。
本発明は、加算平均法を用いる誘発電位測定において、被検者の負担軽減を図りつつ、精度の良い測定を行なうことを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明がとりうる第一の態様は、誘発電位測定装置であって、
刺激に対する応答として被検者から複数の誘発電位波形を取得する誘発電位取得部と、
前記複数の誘発電位波形を加算平均して平均波形を取得する平均処理部と、
前記平均波形を表示する表示部と、
N個(Nは2以上)の誘発電位波形からなる波形セットが得られる度に、当該波形セットに係る第一統計値を算出する第一統計値算出部と、
前記第一統計値が第一閾値を超えている波形セットを前記加算平均から除くように前記平均波形を更新する更新処理部と、
を備えている。
第一統計値が第一閾値を超えている波形セットが得られた場合、当該波形セットが得られた時点においては、加算平均によって除去が困難なノイズが加わっていた蓋然性が高い。そのような波形セットを平均波形の構成要素として残しておくと、有意な平均波形を得るまでに時間を要する。上記の構成によれば、そのような波形セットを加算平均から除外することにより、平均波形を、問題となるノイズが混入する前の状態に戻せる。これにより、有意な平均波形が得られるまでの時間、すなわち被検者に加えられる刺激の回数を低減できる。したがって、加算平均法を用いる誘発電位測定において、被検者の負担の軽減を図りつつ、精度の良い測定を行なえる。
上記の目的を達成するために本発明がとりうる第二の態様は、誘発電位測定装置であって、
被検者に印加される刺激を発生する刺激発生部と、
前記刺激に対する応答として前記被検者から複数の誘発電位波形を取得する誘発電位取得部と、
前記複数の誘発電位波形を加算平均して平均波形を取得する平均処理部と、
前記平均波形に係る統計値を算出する統計値算出部と、
前記統計値が閾値を下回っている場合に、前記刺激の発生を自動的に停止させる制御部と、
を備えている。
このような構成によれば、有意な誘発電位波形を被検者から取得しつつ、ユーザの主観的な判断によって不要な誘発電位測定が継続されることを防止できる。不要な刺激印加が回避されることにより、加算平均法を用いる誘発電位測定において、被検者の負担の軽減を図りつつ、精度の良い測定を行なえる。さらに、適切な結果が得られた時点で測定が終了することとなる為、測定時間の短縮にもつながる。
上記の目的を達成するために本発明がとりうる第三の態様は、誘発電位測定装置であって、
刺激に対する応答として被検者から複数の誘発電位波形を取得する誘発電位取得部と、
前記複数の誘発電位波形を加算平均して平均波形を取得する平均処理部と、
前記平均波形を表示する表示部と、
前記平均波形に係る統計値を算出する統計値算出部と、
前記統計値が閾値を下回っている場合に、前記表示部における前記平均波形の表示態様を変化させる制御部と、
を備えている。
このような構成によれば、有意な誘発電位波形が被検者から取得できた時点で、誘発電位測定の中止をユーザに促すことができる。不要な刺激印加が回避されうるため、加算平均法を用いる誘発電位測定において、被検者の負担の軽減を図りつつ、精度の良い測定を行なえる。
第一実施形態に係る誘発電位測定装置の機能構成を示す図である。 図1の誘発電位測定装置により実行される処理を説明する図である。 図1の誘発電位測定装置により実行される処理を説明する図である。 図1の誘発電位測定装置により実行される処理を説明する図である。 第二実施形態に係る誘発電位測定装置の機能構成を示す図である。 第三実施形態に係る誘発電位測定装置の機能構成を示す図である。
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例を以下詳細に説明する。
図1は、第一実施形態に係る誘発電位測定装置1の機能構成を示す図である。誘発電位測定装置1は、誘発電位取得部11、平均処理部12、表示部13、第一分散値算出部14(第一統計値算出部の一例)、および更新処理部15を備えている。
被検者2に感覚刺激が加えられることにより、誘発電位波形が得られる。誘発電位波形とは、当該感覚刺激に対する応答として被検者2の脳波や筋電位に現れる一過性の電位変動を示している。すなわち、誘発電位波形は、刺激の印加時点を基準時点とした生体電位の経時変化として表される。
感覚刺激の例としては、視覚的な刺激、聴覚的な刺激、電気的な刺激、痛覚的な刺激が挙げられる。感覚刺激は、誘発電位測定装置1とは独立した装置より提供されてもよいし、誘発電位測定装置1内に設けられた不図示の刺激発生部より提供されてもよい。
誘発電位取得部11は、感覚刺激に対する応答として被検者2から誘発電位波形を取得するように構成されている。感覚刺激は、繰り返し被検者2に加えられる。したがって、誘発電位取得部は、複数の誘発電位波形を取得する。
平均処理部12は、誘発電位取得部11により取得された複数の誘発電位波形を加算平均して平均波形を取得するように構成されている。表示部13は、平均処理部12により取得された平均波形を表示するように構成されている。
第一分散値算出部14は、N個の誘発電位波形からなる波形セットが得られる度に、当該波形セットにおける各々の波形の変動から算出された分散値(第一分散値;第一統計値の一例)を算出するように構成されている。Nは、2以上の整数として適宜に選択されうる。Nの例としては、10、25、50などが挙げられる。
第一分散値は、例えば以下のように算出されうる。各誘発電位波形は、X個の時点における電位値の集合として表される。Xは、例えば1000である。このX個の時点からY個の時点を選択し、当該Y個の時点における電位値の分散値をN個の誘発電位波形について算出する。Yは、例えば10や100である。
Nが25、Xが1000、Yが10である場合、被検者2に対する25回の刺激に対して25個の誘発電位波形が取得される度に、当該25個の誘発電位波形からなる波形セットの分散値が計算される。各誘発電位波形を構成する1000個の時点における電位値から10個の時点における電位値が選択され、当該選択された各時点における電位値の分散値が25個の誘発電位波形について算出される。すなわち、第一分散値算出部14は、一つの波形セットより10個の第一分散値を算出する。
更新処理部15は、第一分散値算出部14により算出された複数の第一分散値の最大値が第一閾値を超えているかを判断するように構成されている。当該最大値が第一閾値を超えていると判断された場合、更新処理部15は、そのような分散値を含む波形セットを加算平均から除くように、平均処理部12により取得された平均波形を更新するように構成されている。更新された平均波形は、表示部13に表示される。
次に図2と図3を参照しつつ、このように構成された誘発電位測定装置1の動作について詳細に説明する。図2は、誘発電位測定装置1の動作を示すフローチャートである。
測定が開始されると、1回目の刺激印加の応答として、誘発電位取得部11により1個目の誘発電位波形が取得される(S1)。誘発電位波形が1個であるため、平均処理部12は、S1において取得された誘発電位波形を平均波形として扱う(S2)。表示部13は、平均波形として当該誘発電位波形を表示する(S3)。
次に、波形セットを構成する所定個数(N個)の誘発電位波形が取得されたかが判断される(S4)。ここでは取得された誘発電位波形が1個であるため(S4においてNO)、処理はS1に戻る。すなわち、2回目の刺激印加の応答として、誘発電位取得部11により2個目の誘発電位波形が取得される(S1)。平均処理部12は、2個の誘発電位波形を加算平均して平均波形を更新する(S2)。表示部13は、更新された平均波形を表示する(S3)。
Nが10である場合、上記の処理が10回繰り返される。10回目のS4における判断においては、10個の誘発電位波形が取得されているため(S4においてYES)、第一分散値算出部14が、10個の誘発電位波形からなる波形セットについて第一分散値を算出する(S5)。
前述の通り、各誘発電位波形を構成するX個の時点に対応する電位値からY個の時点に対応する電位値が選ばれ、10個の誘発電位波形についてY個の時点における電位値の分散値が算出される。すなわち、当該波形セットについてY個の第一分散値が算出される。Xは、例えば1000である。Yは、例えば10である。
次に、更新処理部15は、第一分散値算出部14により算出された第一分散値の最大値が第一閾値を超えているかを判断する(S6)。
図3の(A)は、約1000回の刺激に対して取得された約1000個の誘発電位波形を加算平均して得られた平均波形を示している。横軸は時間を表している(時点の数とみなしてもよい)。縦軸は電位を表している。図3の(B)は、10個の誘発電位波形からなる波形セットごとに算出された上記の第一分散値の最大値の経時変化を示している。横軸は、被検者に加えられた刺激の回数を表している。縦軸は、第一分散値の最大値を表している。
加算平均を繰り返すことにより、瞬間的に誘発電位波形に重畳するノイズを除去できることは先に述べた。しかしながら、体動あるいは、筋電図、電気メスの使用などに起因する突発的なノイズは、加算平均によって除去できない場合がある。図3の(C)は、このようなノイズが重畳した場合において、約1000個の誘発電位波形を加算平均して得られた平均波形を示している。図3の(D)は、このような場合において図3の(B)と同様にして取得された第一分散値の最大値の経時変化を示している。250回目付近と500回目付近の刺激印加時において当該ノイズが加わっており、第一分散値の最大値が著しく上昇していることが判る。
図3の(C)から明らかなように、このような状況下では、約1000回の加算平均を行なっても、平均波形にはノイズが重畳したままであり、被検者に由来する誘発電位波形を読み取ることが困難である。図3の(A)に示されたような波形を得るためには、さらに刺激と加算平均を継続することが必要であり、被検者にとって大きな負担となる。
図2に示されるように、本実施形態に係る更新処理部15は、第一分散値算出部14により算出された第一分散値の最大値が第一閾値を超えていると判断されると(S6においてYES)、そのような第一分散値を含む波形セットを加算平均から除去するように平均波形を更新する(S7)。
第一分散値の最大値がある程度大きな波形セットが得られた場合、当該波形セットが得られた時点においては、加算平均によって除去が困難なノイズが加わっていた蓋然性が高い。そのような波形セットを平均波形の構成要素として残しておくと、図3の(C)に示されるように、有意な平均波形を得るまでに時間を要する。本実施形態においては、そのような波形セットを加算平均から除外することにより、平均波形を、問題となるノイズが混入する前の状態に戻すことができる。
図2に示されるように、処理はその後S1に戻り、次の波形セットを取得すべく前述の処理が繰り返される。第一分散値算出部14により算出された第一分散値の最大値が第一閾値を超えていないと判断されると(S6においてNO)、処理の終了条件が満たされているかが判断される(S8)。終了条件の例としては、所定回数(例えば3000回)の刺激が加えられた(所定個数の誘発電位波形が取得された)場合や、ユーザによる測定の停止指令が入力された場合などが挙げられる。
終了条件が満たされたと判断されると(S8においてYES)、誘発電位測定が終了される。終了条件が満たされていないと判断されると(S8においてNO)、処理はS1に戻り、次の波形セットを取得すべく前述の処理が繰り返される。
図3の(E)は、図3の(C)と(D)に示されたものと同一条件でノイズが加えられ、かつ本実施形態に係る処理が行なわれた場合において、約1000個の誘発電位波形を加算平均して得られた平均波形を示している。図3の(F)は、図3の(D)に対応する第一分散値の最大値の経時変化である。同図において、一点鎖線Th1は、第一閾値を示している。十字のプロットは、第一閾値を超えているために加算平均から除外された波形セットに係る第一分散値の最大値を示している。図3の(C)と(E)の比較から明らかなように、ほぼ同じ刺激回数でありながら環境ノイズの影響が除去され、図3の(A)に示されたものと同等の有意な平均波形が得られている。
したがって、本実施形態の構成によれば、従来の加算平均法によっては対応が困難であった外乱ノイズの影響を、比較的簡易な処理で除去できる。これにより、有意な平均波形が得られるまでの時間、すなわち被検者2に加えられる刺激の回数を低減できる。したがって、加算平均法を用いる誘発電位測定において、被検者2の負担の軽減を図りつつ、精度の良い測定を行なえる。
図1に破線で示されるように、誘発電位測定装置1は、第二分散値算出部16と制御部17を備えうる。
第二分散値算出部16は、平均処理部12により取得された平均波形の分散値(第二分散値;第二統計値の一例)を算出するように構成されている。
第二分散値は、例えば以下のように算出されうる。平均波形は、X個の時点における電位値の集合として表される。Xは、例えば1000である。このX個の時点からY個の時点を選択し、当該Y個の時点における電位値の分散値を、それまでに加算された全ての誘発電位波形について算出する。Yは、例えば10や100である。
制御部17は、第二分散値算出部16により算出された複数の第二分散値の最大値が所定の第二閾値を下回っているかを判断するように構成されている。当該最大値が第二閾値を下回っていると判断された場合、制御部17は、誘発電位取得部11による誘発電位波形の取得を自動的に停止させるように構成されている。
このように構成された誘発電位測定装置1の動作について、図2と図4を参照しつつ説明する。図4は、被検者2に加えられた刺激の回数と第二分散値算出部16により算出された第二分散値の最大値の関係を表している。横軸は、被検者2に加えられた刺激の回数を示している。縦軸は第二分散値の最大値を表している。
図2に破線で示されるように、第二分散値算出部16は、平均処理部12により現在取得されている平均波形について第二分散値を算出する(S9)。
次に、制御部17は、第二分散値算出部16により算出された第二分散値の最大値が第二閾値を下回っているかを判断する(S10)。図4における一点鎖線Th2は、第二閾値を表している。第二閾値は、有意な誘発電位波形の判定が可能な程度に低い分散値として経験的に定められる。
第二分散値算出部16により算出された第二分散値の最大値が第二閾値を下回っていると判断されると(S10においてYES)、誘発電位取得部11による誘発電位波形の取得を自動的に停止させ、誘発電位の測定を終了する(S11)。図4における一点鎖線Tsは、制御部17による自動停止処理が行なわれる時点を示している。
このような構成によれば、有意な誘発電位波形を被検者2から取得しつつ、ユーザの主観的な判断によって不要な誘発電位測定が継続されることを防止できる。不要な刺激印加が回避されるため、加算平均法を用いる誘発電位測定において、被検者2の負担の軽減を図りつつ、精度の良い測定を行なえる。
あるいは、制御部17は、第二分散値算出部16により算出された複数の第二分散値の最大値が所定の第二閾値を下回っていると判断した場合、表示部13における平均波形の表示態様を変化させるように構成されうる。
具体的には、図2に破線で示されるように、第二分散値算出部16により算出された第二分散値の最大値が第二閾値を下回っていると判断されると(S10においてYES)、表示部13における平均波形の表示態様を変化させる(S12)。表示態様の変化の例としては、平均波形と背景画面の少なくとも一方の色の変更、報知シンボルの表示などが挙げられる。図4における一点鎖線Tsは、このような表示態様の変更が行なわれる時点を示している。
先の例のように誘発電位の測定が自動的に終了されることはなく、処理は、終了条件が満たされているかの判断に移行する(S8)。終了条件が満たされたと判断されると(S8においてYES)、誘発電位測定が終了される。終了条件が満たされていないと判断されると(S8においてNO)、処理はS1に戻り、次の波形セットを取得すべく前述の処理が繰り返される。
このような構成によれば、有意な誘発電位波形が被検者2から取得できた時点で、誘発電位測定の中止をユーザに促すことができる。不要な刺激印加が回避されうるため、加算平均法を用いる誘発電位測定において、被検者2の負担の軽減を図りつつ、精度の良い測定を行なえる。
上記の機能に加えてあるいは代えて、制御部17は、第一分散値算出部14により算出された複数の第一分散値の最大値が第一閾値を超えているかを判断するように構成されうる。さらに、制御部17は、当該最大値が第一閾値を超えていると判断された場合、表示部13における平均波形の表示態様を変化させるように構成されうる。
具体的には、図2に破線で示されるように、第一分散値算出部14により算出された複数の第一分散値の最大値が第一閾値を超えていると判断されると(S6においてYES)、制御部17は、表示部13における平均波形の表示態様を変化させる(S13)。表示態様の変化の例としては、平均波形と背景画面の少なくとも一方の色の変更、報知シンボルの表示などが挙げられる。
このような構成によれば、ノイズの影響を受けた波形セットが加算平均から除去される処理が遂行されることをユーザに報知できる。知覚を伴わずに行なわれる処理を可視化することにより、被検者2の負担を軽減可能な処理が行なわれている安心感をユーザに与えることができる。
図1に破線で示されるように、誘発電位測定装置1は、閾値決定部18を備えうる。閾値決定部18は、第一分散値算出部14によって算出された所定個数の第一分散値の最大値に基づいて、第一閾値を決定するように構成されうる。
具体的には、図2に破線で示されるように、閾値決定部18は、第一分散値算出部14によって第一分散値の最大値が算出された回数がM回以下であるかを判断する(S14)。Mは、例えば3である。Nが10であり、Mが3である場合、測定開始後から30個目までの誘発電位波形を含む3個の波形セットが得られているかが判断されることを意味する。
第一分散値の最大値が算出された回数がM回以下であれば(S14においてNO)、処理はS1に戻り、次の波形セットを取得すべく前述の処理が繰り返される。第一分散値の最大値が算出された回数がM回に達していると判断された場合(S14においてYES)、閾値決定部18は、M個の第一分散値の最大値に基づいて、第一閾値を決定する(S15)。
第一閾値をどのように決定するかは、仕様に応じて適宜に定められうる。例えば、M個の第一分散値の最大値の平均値を算出し、当該平均値に所定の係数を乗じることにより、第一閾値が決定されうる。
誘発電位取得部11によって被検者2より取得される誘発電位波形の特性には個人差がある。上記の構成によれば、被検者2ごとに取得されるN×M個の誘発電位波形から算出された分散値に基づいて第一閾値が決定され、当該第一閾値に基づいて加算平均から除去される波形セットが決定される。これにより、被検者2に応じたより動的で柔軟な処理が可能となり、有意な平均波形を短時間かつ高精度に取得できる。したがって、加算平均法を用いる誘発電位測定において、被検者2の負担の軽減を図りつつ、精度の良い測定を行なえる。
本実施形態において、平均処理部12、第一分散値算出部14、更新処理部15、第二分散値算出部16、制御部17、および閾値決定部18の機能は、通信可能に接続されたプロセッサとメモリの協働により実行されるソフトウェアにより実現されている。プロセッサの例としては、CPUやMPUが挙げられる。メモリの例としては、RAMやROMが挙げられる。しかしながら、平均処理部12、第一分散値算出部14、更新処理部15、第二分散値算出部16、制御部17、および閾値決定部18の少なくとも一つの機能は、回路素子などのハードウェアにより、またはハードウェアとソフトウェアの組合せにより実現されうる。
次に、図5を参照しつつ、第二実施形態に係る誘発電位測定装置101について説明する。第一実施形態に係る誘発電位測定装置1と実質的に同一の構成要素については同じ参照番号を使用し、繰り返しとなる説明は省略する。
誘発電位測定装置101は、刺激発生部110を備えている。刺激発生部110は、被検者2に印加される刺激を発生するように構成されている。刺激の例としては、視覚的な刺激、聴覚的な刺激、痛覚的な刺激が挙げられる。刺激発生部110は、誘発電位測定装置101内に設けられてもよいし、誘発電位測定装置101の外部に設けられてもよい。
誘発電位測定装置101は、分散値算出部116(統計値算出部の一例)を備えている。平均処理部12により取得された平均波形の分散値(統計値の一例)を算出するように構成されている。分散値は、例えば以下のように算出されうる。平均波形は、X個の時点における電位値の集合として表される。Xは、例えば1000である。このX個の時点からY個の時点を選択し、当該Y個の時点における電位値の分散値を、それまでに加算された全ての誘発電位波形について算出する。Yは、例えば10や100である。
誘発電位測定装置101は、制御部117を備えている。制御部117は、分散値算出部116により算出された複数の分散値の最大値が所定の閾値を下回っているかを判断するように構成されている。制御部117は、当該最大値が当該閾値を下回っていると判断された場合、刺激発生部110による刺激の発生を自動的に停止させるように構成されている。
このような構成によれば、有意な誘発電位波形を被検者2から取得しつつ、ユーザの主観的な判断によって不要な誘発電位測定が継続されることを防止できる。不要な刺激印加が回避されるため、加算平均法を用いる誘発電位測定において、被検者2の負担の軽減を図りつつ、精度の良い測定を行なえる。
本実施形態において、平均処理部12、分散値算出部116、および制御部117の機能は、通信可能に接続されたプロセッサとメモリの協働により実行されるソフトウェアにより実現されている。プロセッサの例としては、CPUやMPUが挙げられる。メモリの例としては、RAMやROMが挙げられる。しかしながら、平均処理部12、分散値算出部116、および制御部117の少なくとも一つの機能は、回路素子などのハードウェアにより、またはハードウェアとソフトウェアの組合せにより実現されうる。
次に、図6を参照しつつ、第三実施形態に係る誘発電位測定装置201について説明する。第一実施形態に係る誘発電位測定装置1と実質的に同一の構成要素については同じ参照番号を使用し、繰り返しとなる説明は省略する。
誘発電位測定装置201は、分散値算出部216(統計値算出部の一例)を備えている。平均処理部12により取得された平均波形の分散値(統計値の一例)を算出するように構成されている。分散値は、例えば以下のように算出されうる。平均波形は、X個の時点における電位値の集合として表される。Xは、例えば1000である。このX個の時点からY個の時点を選択し、当該Y個の時点における電位値の分散値を、それまでに加算された全ての誘発電位波形について算出する。Yは、例えば10や100である。
誘発電位測定装置201は、制御部217を備えている。制御部217は、分散値算出部216により算出された複数の分散値の最大値が所定の閾値を下回っているかを判断するように構成されている。制御部217は、当該最大値が当該閾値を下回っていると判断された場合、表示部13における平均波形の表示態様を変化させるように構成されている。表示態様の変化の例としては、平均波形と背景画面の少なくとも一方の色の変更、報知シンボルの表示などが挙げられる。
このような構成によれば、有意な誘発電位波形が被検者2から取得できた時点で、誘発電位測定の中止をユーザに促すことができる。不要な刺激印加が回避されうるため、加算平均法を用いる誘発電位測定において、被検者2の負担の軽減を図りつつ、精度の良い測定を行なえる。
本実施形態において、平均処理部12、分散値算出部216、および制御部217の機能は、通信可能に接続されたプロセッサとメモリの協働により実行されるソフトウェアにより実現されている。プロセッサの例としては、CPUやMPUが挙げられる。メモリの例としては、RAMやROMが挙げられる。しかしながら、平均処理部12、分散値算出部216、および制御部217の少なくとも一つの機能は、回路素子などのハードウェアにより、またはハードウェアとソフトウェアの組合せにより実現されうる。
上記の各実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の各実施形態に係る構成は、本発明の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良されうる。また、等価物が本発明の技術的範囲に含まれることは明らかである。
上記の各実施形態においては、被検者2より取得された誘発電位波形に基づいて算出される統計値として分散値の最大値が例示されている。しかしながら、仕様に応じて各種の統計値が採用されうる。例えば、分散値の平均値、標準偏差値、不偏分散値、期待値、相関係数などが挙げられる。また、刺激に対して取得される誘発電位波形の反応潜時や波形下面積に基づいて統計値を求めてもよい。
1、101、201:誘発電位測定装置、2:被検者、11:誘発電位取得部、12:平均処理部、13:表示部、14:第一分散値算出部、15:更新処理部、16:第二分散値算出部、17:制御部、18:閾値決定部、110:刺激発生部、116、216:分散値算出部、117、217:制御部

Claims (10)

  1. 刺激に対する応答として被検者から複数の誘発電位波形を取得する誘発電位取得部と、
    前記複数の誘発電位波形を加算平均して平均波形を取得する平均処理部と、
    N個(Nは2以上)の誘発電位波形からなる波形セットが得られる度に、当該波形セットに係る第一統計値を算出する第一統計値算出部と、
    前記第一統計値が第一閾値を超えている波形セットを前記加算平均から除くように前記平均波形を更新する更新処理部と、
    を備えている、
    誘発電位測定装置。
  2. 前記平均波形に係る第二統計値を算出する第二統計値算出部を備えており、
    前記第二統計値が第二閾値を下回っている場合に、前記誘発電位波形の取得を自動的に停止させる制御部を備えている、
    請求項1に記載の誘発電位測定装置。
  3. 前記平均波形に係る第二統計値を算出する第二統計値算出部を備えており、
    前記第二統計値が第二閾値を下回っている場合に、前記表示部における前記平均波形の表示態様を変化させる制御部を備えている、
    請求項1に記載の誘発電位測定装置。
  4. 前記平均波形を表示する表示部と、
    前記第一統計値が前記第一閾値を上回っている場合に、前記表示部における前記平均波形の表示態様を変化させる制御部と、
    を備えている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の誘発電位測定装置。
  5. 所定個数の前記第一統計値に基づいて、前記第一閾値を決定する閾値決定部を備えている、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の誘発電位測定装置。
  6. 前記第一統計値は、分散値、標準偏差値、不偏分散値、期待値、および相関係数のいずれかである、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の誘発電位測定装置。
  7. 前記第二統計値は、分散値、標準偏差値、不偏分散値、期待値、および相関係数のいずれかである、
    請求項2から6のいずれか一項に記載の誘発電位測定装置。
  8. 被検者に印加される刺激を発生する刺激発生部と、
    前記刺激に対する応答として前記被検者から複数の誘発電位波形を取得する誘発電位取得部と、
    前記複数の誘発電位波形を加算平均して平均波形を取得する平均処理部と、
    前記平均波形に係る統計値を算出する統計値算出部と、
    前記統計値が閾値を下回っている場合に、前記刺激の発生を自動的に停止させる制御部と、
    を備えている、
    誘発電位測定装置。
  9. 刺激に対する応答として被検者から複数の誘発電位波形を取得する誘発電位取得部と、
    前記複数の誘発電位波形を加算平均して平均波形を取得する平均処理部と、
    前記平均波形を表示する表示部と、
    前記平均波形に係る統計値を算出する統計値算出部と、
    前記統計値が閾値を下回っている場合に、前記表示部における前記平均波形の表示態様を変化させる制御部と、
    を備えている、
    誘発電位測定装置。
  10. 前記統計値は、分散値、標準偏差値、不偏分散値、期待値、および相関係数のいずれかである、
    請求項8または9に記載の誘発電位測定装置。
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