JP2001231767A - ノイズ検出ならびに判定能力を備えた聴力判定装置 - Google Patents

ノイズ検出ならびに判定能力を備えた聴力判定装置

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JP2001231767A
JP2001231767A JP2001000875A JP2001000875A JP2001231767A JP 2001231767 A JP2001231767 A JP 2001231767A JP 2001000875 A JP2001000875 A JP 2001000875A JP 2001000875 A JP2001000875 A JP 2001000875A JP 2001231767 A JP2001231767 A JP 2001231767A
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stimulus
max
abr
electroencephalographic
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Matthijs P Smits
ピー スミッツ マータイス
Bryan P Flaherty
ピー フラハーティ ブライアン
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Natus Medical Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】音響刺激に応答して発生する聴覚脳幹反応(A
BR)判定検査の開発において、過剰なノイズおよび過
剰な非生理ノイズの正確な検出が課題であった。 【解決手段】刺激発生部10がクリック刺激を生成し、
被験者に繰り返し付加し、前記刺激に対する被験者の不
随意脳波(EEG)反応をEEG変換器20が検出しサ
ンプリングする。次にEEG信号調整30、信号処理4
0が作動し、EEG反応解析の準備を行う。次に、聴覚
脳幹反応(ABR)の存在の統計的解析50、過剰EE
Gノイズ検出60が同時に動作する。また、マイクロホ
ン80が周囲ノイズを検出し、この周囲音響信号に信号
調整90および処理100が作動し、過剰周囲ノイズ検
出110が作動する。該過剰EEGノイズ検出60及び
過剰周囲ノイズ検出110は基準データ70との比較を
し、ユーザインタフェースを備えた制御装置120が該
比較に基づく判定の結果を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】関連出願 この出願は、現在出願中であり通常通り付与された、マ
チス・P.スミス氏、ビニート・バンサル氏、エイブラ
ハム・J.トター氏、およびブライアン・P.フラーテ
ィ氏等による代理人文書番号第8668−2028号の
米国特許出願“患者接続の判定能力を有する聴覚判定装
置”、ならびにマチス・P.スミス氏およびクリストフ
ァー・M.コピン氏等による代理人文書番号第8668
−2027号の米国特許出願“予測機能を有する聴覚判
定”に関連するものであり、これらを参照に組み入れて
ある。
【0002】1.発明の分野 この発明は、脳波反応を使用して聴覚を刺激し聴覚障害
を判定するための装置ならびに方法に関する。より具体
的には、本発明は、過剰ノイズの検出および測定に係
り、これによってこの種の測定の信頼性ならびに速度を
増加させる。
【0003】2.発明の背景 従来、幼児および児童の聴覚障害は、その幼児または児
童が音に対して普通に反応しないことが観察されるまで
検知されないことが多かった。残念なことに、両親が障
害を認識するまでに数ヶ月あるいは数年もかかることが
あり、その間児童の言語および学習能力に悪いまたはし
ばしば取り返しのつかない影響がもたらされる。また、
最近の研究によって、聴覚障害を有する児童の語彙習得
は聴覚障害の発見が早いほど改善されることが判明し
た。聴覚障害を判定する最適な時期は誕生直後であり、
これは早期の発見によって早期の治療ができ、またしば
しば両親が幼児を後の治療に連れて行かないケースがあ
るからである。そのため、多数の州が新生児の聴覚障害
の検査を実施している。
【0004】しかしながら、幼児、特に新生児は、彼ま
たは彼女が音響刺激を認識していることを示す必要があ
る従来の聴覚検査では判定できない。従って、被験者の
自発的な応答を必要とせずに聴覚障害を客観的に判定す
る装置および方法が開発されてきた。この種の方法のう
ちの1つは、音響刺激に反応して発生する被験者の不随
意脳波(EEG)を分析することを含んでいる。被験者
がある特性を有する音を感知すると特定のEEG波形を
聴覚脳幹反応(ABR)として発生させることが知られ
ている。このABR反応信号は一般的なEEG信号に比
べて振幅が小さいことを特徴とする。従って、ABR反
応が実際に生じているかどうかの検出を補助して所定の
統計的信頼性まで高めるために統計的および信号処理技
術が使用および開発されてきた。ABR検査は特に幼児
に適用することが可能であるが、その他全ての被験者に
対して採用することができる。
【0005】音響刺激に応答して発生するABRは頭皮
または頚部に付けられた表面電極を使用して測定され
る。実用上において、電極は、(ABRに加えて)神経
活動、筋肉活動、ならびに非生理の環境ノイズ等のノイ
ズ信号を検出する。このABR判定検査の開発におい
て、過剰なノイズおよび過剰な非生理ノイズの正確な検
出が課題であった。非生理ノイズを検知することが極め
て好適であり、これはこれらのノイズが改善または解消
(障害機器を移動またはスイッチオフすることによっ
て)されるからである。
【0006】本発明はこの種の装置に大きな利点をもた
らすものであり、これは過剰ノイズを正確に検出すると
ともに非生理ノイズの検出方法を提供するからである。
【0007】3.従来技術の説明 音響刺激へのEEG応答内の生態ノイズを最小化するた
めにいくつかの技術が使用されており(M.ドンおよび
C.エルバーリング氏等による“人体の音響脳幹反応内
の残留背景ノイズの測定”J.アコースト.Soc.A
m.96(5)Pt.1:2746−2757(199
4)参照)、信号平均化および重み付き信号平均化、信
号フィルタリング、人為的停止、刺激変化、目標電極配
置、ならびに被験者をリラックスまたは安静にするため
の種々の技術を含んでいる。
【0008】従来の技術は平均化されたEEG反応内に
おいて予め設定された閾値に対して実際のノイズ成分を
判定する技術を含んでおり、これは聴覚障害判定の中止
要件を提供する。しかしながら、従来の技術において
は、非生態ノイズ源に関する過剰ノイズの検出および基
準データの使用は提供されていない。
【0009】従来の技術は、周囲の音響ノイズ振幅が予
め設定された所定の閾値を超過した場合にEEG反応を
排除することによる過剰音響ノイズ除去に係るものでも
ある。この周囲音響ノイズは被験者のイヤホンの上また
は近くに設置されたマイクロホンによって検出すること
ができ、予め設定された電圧閾値を超過した場合に過剰
ノイズが生じた時点およびその近辺に得られたEEG反
応を排除することができる。加えて、マイクロホンによ
って受信された周囲ノイズは解析前にフィルタ除去する
ことができ、これによって音響クリック刺激を遮蔽する
ことによって検査を妨害する可能性があるノイズを除去
する。
【0010】4.発明の対象と概要 従って、本発明の目的は、音響クリック刺激に応答して
誘発されたEEG信号を解析して被験者に聴覚障害があ
るかどうかを判定するために使用する装置ならびに方法
を提供することである。概略的に見て、本発明は、基準
データを使用した解析に基づき、また適宜な統計的手法
を用いて過剰ノイズを検出することができる装置ならび
に方法に関するものである。本発明は、さらに所定の非
生理ノイズを検出しこの非生理ノイズが過剰であるかど
うかを判定することができる装置ならびに方法に関す
る。加えて、本発明は、検査場所における周囲音響ノイ
ズが過剰であるかどうかの判定を改善することを可能に
する。
【0011】本発明の一構成例によれば、音響刺激に対
して生じたEEG反応を集積して“曲線群”を形成し、
各曲線は1つの音響信号に対する反応を含んでいる。こ
れらの曲線はブロックを構成し、各ブロックは多数の曲
線を含んでいる。
【0012】各曲線に対する反応信号は、デジタル化さ
れるとともに一連の二進数値に変換され、これらは反応
信号の振幅が各時点において正であるか負であるかを示
している。デジタル化された二進数波形は、ABRが存
在するかどうかを判定するためにベンチマークABR波
形に比較される。この判定を行うために極性合計が計算
され、これは各測定時点における反応信号の極性の合計
を示すものである。その後、ABRが存在しない場合に
おいて予想される極性合計の分布に基づいてABRが存
在するかどうかを判定するための統計的手法が用いられ
る。観察された極性合計の分布が予想される不規則ノイ
ズと統計的に異なるものと判断されると所定の閾値に対
する“合格”がトリガされる。所定の数のブロックが処
理された後“合格”が未だトリガされていないと判定が
終了する。この状況において、被験者に聴覚障害がある
かどうか判定するためにさらなる検査が行われる。
【0013】本発明によれば、反応信号に対するノイズ
分布が予め設定された閾値を超過すると判定が中断さ
れ、これによって過剰とみなされる。予め設定される閾
値は標準化した基準データを解析して導出する。中断時
間において操作者は過剰ノイズの解消を試みることがで
きる。さらに、非生理ノイズが過剰である場合にも判定
を中断することができる。過剰な非生理ノイズを判断す
る1つの方法は、極性の平均合計の見込み値からの偏差
の大きさ、すなわち極性の平均合計の分布の予想された
分布からの偏差の大きさを測定することである。過剰非
生理ノイズを判断する別の方法は、曲線のブロックにつ
いてEEG信号振幅の平均値と中央値との差を測定する
ことである。この偏差または差が予め設定された閾値を
超過した場合(すなわち“過剰”である)、操作者が問
題を解決するために判定を中断するばかりでなく、最後
のブロックのデータを消去することができる。
【0014】いくつかの場合においては、非生理ノイズ
が過剰ではなくてもその存在を操作者に警告することが
好適である。その結果、操作者はノイズの改善または消
去を試みることができ、それによって検査の有効性を向
上させることができる。従って、本発明は、過剰ノイズ
を自動的に検出するとともにノイズ内の過剰非生理成分
を検出する方式によって従来の技術を改善するものであ
る。
【0015】本発明は、周囲の音響ノイズが過剰である
どうかの判定を行う改善された装置および方法を提供す
るものであり、これは従来人為停止に使用されていたノ
イズ振幅に基づくものではなく、信号エネルギーに基づ
いて実施される。
【0016】後述するように、本発明は基準データを拡
大的に使用するものである。この基準データは、臨床デ
ータを解析と異なった検査環境における反応のコンピュ
ータシミュレーションとから導出したものである。基準
データは後の段落で説明する図面の作成に使用されてお
り、従って当業者の要求を満たす臨床および統計(コン
ピュータシミュレーション)データである。
【0017】本発明のその他の特徴、要素、ならびに利
点は、添付図面を参照しながら以下に記す好適な実施例
の詳細な説明によって、当業者においては理解されよ
う。添付図面において、同一の構成要素は同一の参照符
号をもって示してある。
【0018】5.好適な実施例の説明 a.概略 本発明は、特定の音刺激に対する被験者のEEG反応の
検出、処理ならびに解析を開示するものである。クリッ
ク音刺激が変換器を介して被験者の耳に繰り返し付加さ
れる。クリック刺激は一時点に1つの耳に付加するか
(単一耳式)、または同時に両方の耳(双耳式)に付加
することができる。好適な実施例においては、37Hz
の単一耳刺激が付加される。
【0019】EEG反応は表面電極を介して検出され
る。電極が適正に配置されており電極がEEG反応信号
を検出する能力を妨害するものがないことを確認するた
めのテストが実行される。
【0020】好適な実施例(図6参照)において、電極
は以下の方式で被験者に対して設置される:前頭部に正
の電極が設置され、負の電極が首筋に設置され、アース
電極は乳部または肩部に設置される。これらの電極によ
って検出されたEEG信号は、ABRに使用できない信
号を除外するためにフィルタリングされる。
【0021】EEG反応の振幅がデジタル化され二進数
値が割り当てられる。この二進数値は波形の振幅極性を
示しており、すなわち測定時点においてEEG振幅が正
であるか負であるかを示している。
【0022】刺激および反応は“曲線”および“ブロッ
ク”に分類される。曲線とは単一のクリック刺激に対す
る反応曲線である。ブロックは一連の曲線であり、好適
な実施例においては受容した500のクリック刺激反応
を示している。“受容した”と呼称するのは、いくつか
の曲線の結果が以下に説明するように検査状況の問題の
ため解析から除外されるためである。
【0023】受容された曲線のブロックが完成すると、
このブロックの結果である合成波形を計算するために信
号平均化が使用される。加えて、全てのブロックを結合
した平均合成波形を計算するためにも信号平均化が使用
される。その後、この平均合成波形は、ゼロ仮説
(H)が除外されているかどうかを判断するために内
部テンプレートと比較される。このゼロ仮説は、幼児が
聴覚障害(すなわちABR反応が存在しない)であると
する仮定であり、聴覚障害の確率が予め設定された統計
的閾値を下回る場合は除外される。好適な実施例におい
ては、ゼロ仮説は除外され、また99.96%の統計信
頼度をもって充分なデータが集積されABR波形が存在
する場合に判定を終了する。“合格”またはその他の類
似のメッセージが形成される。
【0024】平均合成波形がゼロ仮説を除外するために
充分でない場合、曲線の合計数が予め設定された閾値を
超えるまで判定が継続される。曲線の最大数を超えたが
ゼロ仮説が除外されない場合、被験者が聴覚障害を有し
ているかを判定するためのさらなる検査が行われる。加
えて、本発明は特定の被験者に対してこの被験者が合格
でないという予見を行うことができ、その結果長時間の
検査を行う必要が無くなる(マチス・P.スミス氏およ
びクリストファー・M.コピン氏等による米国特許“予
測機能を有する聴覚判定装置”を参照)。
【0025】b.信号解析 聴覚障害の判定にABRを使用する際の主要な課題は、
ABR反応(存在すれば)をこれが内包されているノイ
ズから識別することの困難さである。このノイズは通常
ガウス分布しており、0の平均振幅と変動分散を有して
いる。加えて、特定の非生理ノイズは、図3に示されて
いるように、それが非対称形であることから区別され、
ここには典型的な対称形60Hzノイズとコンピュータ
モニタのリフレッシュ機能に結合した非対称ノイズが示
されている。
【0026】前述したように、本発明はN=500曲
線のブロックのクリック刺激を繰り返し付加することに
よってABRの存在を検出するものである。各クリック
刺激は、主に500−4000Hz領域の短い音響パル
スエネルギーからなる。クリックの反復周波数は37H
zである。クリック刺激の極性は、コンデンセーション
(正の方形パルス)刺激とレアファクション(負の方形
パルス)刺激との間で連続的に変動する。ノイズは0平
均を有するとともに刺激反復速度に対して非同期の成分
は存在しないため、ABRを除けば、曲線を増やすこと
にともなって合計が0に向かう傾向がある。
【0027】本発明の好適な実施例において、各クリッ
ク刺激反応の振幅列は極性(正および負)の列に変換さ
れ、続いてこれをブロックb内の他の反応極性列と加算
して配列Xを形成する。例えば、クリック刺激反応に
おいて振幅が正(いくら大きくても関係なく)であれば
振幅サンプルを“1”とし、振幅が負(いくら小さくて
も関係なく)であれば“0”とする。ABRが存在しな
い場合、予想される極性の比例分は0.5となり、これ
はABR波形の極性と同等である。しかしながら、AB
Rが存在する場合比例分は高くなる傾向にある。ABR
波形に符合する誘発反応における極性の比例分は、信号
ノイズの総量に相関する。
【0028】各ブロックが終了した後、ブロックbにつ
いての合計極性列Xが他の合計極性列Xとともに計算
される。さらに、曲線の総数Nが各ブロックの曲線数の
和として計算される:
【0029】
【数1】
【0030】合計の極性列Xはその後テンプレート波形
と比較され、これは基準データを使用して編集されたも
のである(図1参照)。このテンプレートは、典型的な
ABR波形に整合するように計算して配置されたM個の
重み付けされた点から成り立っている(図2参照)。M
個の各点において、ABRの存在を確認する所与の測定
点の重要度および曲線を反映させて、重みが基準データ
から導出されたものとして割り当てられる。従って、所
与の点mに対して、極性の合計はxとなる。重みの合
計は0となる。
【0031】本発明は、ABRが存在するかどうかの判
定を補助するために試験統計量zを使用する。この試験
統計量は:
【0032】
【数2】 で求められ、ここでNは曲線数、pは正の極性の確率、
qは逆の確率である。試験統計量zは、ランダムな二進
数列Xの各テンプレート点における要素xを対応する
重みwと掛け合わせその結果を合計して単一の規準化
した数値を算出することによってランダムな二進数列X
を評点化する。ここで、ABRが存在しない際、試験統
計量は曲線Nの数が増えるに伴って増大する。
【0033】被験者はABR波形の刺激潜伏性において
多様性を示し、従って聞くことができる異なった被験者
はそれぞれクリック刺激の後の異なった時点でABR波
形を示す。この多様性を補償するため、試験統計量zを
種々の時間において再計算する。これらの時間シフトし
たサンプルのうちの最大のzであるzmaxを記録する
とともにABRの存在を判定するために使用することが
できる。本発明の好適な実施例において、zmaxが0
から見て4標準偏差分である数値に到達した際に合格が
示される。
【0034】加えて、正常な聴覚を有する幼児において
もABRの波高値振幅はそれぞれ異なることが判明し
た。以下に説明するように、本発明は、被験者のABR
振幅について手堅い予測を行うことによってABR振幅
の変動性を考慮する。
【0035】本発明は、過剰ノイズ寄与率を検出する装
置および方法、ならびに非生理ノイズを検出してこの非
生理ノイズが過剰であるかどうかを判定する装置および
方法を開示するものである。
【0036】過剰(対称形)ノイズ検出は、各曲線のブ
ロックに対してEEG信号分散を計算することによって
達成され、以下のように定義される:
【0037】
【数3】
【0038】ここで、Tはブロック内の全ての曲線の全
てのサンプル点を示し、S(t)はサンプル時間tにお
けるEEG信号振幅を示している。この信号分散は基準
データから導出した閾値信号分散と比較される。分散閾
値は、ABRが第90百分位数以内である被験者におい
てその時間の振幅が50%満たないようなノイズのレベ
ルに相当する。
【0039】本発明において、過剰ノイズの判定は各曲
線ブロックが完了した後にのみ実施される。過剰ノイズ
が検出されると判定が中断され、操作者は判定を続行す
るか、または判定を中止して過剰ノイズに対処して可能
であれば解消する時間を取るか考慮する。
【0040】本発明は、さらに反応信号における過剰極
性バイアスを検出することを可能にする。この種の極性
バイアスβは、例えばコンピュータモニタのリフレッシ
ュ機能等の特定の非生理ノイズ源に結合している。過剰
バイアスは極性の平均合計を歪める可能性がある。過剰
な非生理(非対称)ノイズの検出は、各曲線ブロックに
ついてEEG極性バイアスを計算することによって達成
され、以下のように定義される:
【0041】
【数4】
【0042】極性バイアスは第10百分位数のABR波
形に相関する閾値バイアスと比較され、これは信号分散
に基づいているとともに基準データから導出されるもの
である。
【0043】前述した過剰ノイズ技術に沿って基準デー
タを使用することにより、ノイズ分散と極性バイアスと
の間の異なった組合せの領域を定義することが可能にな
り、これは異なった検査条件結果に割り当てるととも
に、検査条件に適さないことを定義するものとなる(図
4)。この検査条件に適さない領域を定義する際、第1
0百分位数および第90百分位数のABR波形に相関す
るノイズ分散が過剰ノイズおよびバイアス検出の閾値曲
線として使用される。
【0044】本発明の別の特徴によれば、各曲線ブロッ
クの完了後に極性バイアスを判定することができる。過
剰バイアスが示されると、最後の曲線ブロックを除外す
ることができ、操作者に対して判定を継続するかあるい
は中断して過剰バイアスに対処するかが質問される。
【0045】本発明の極性バイアス表示機能はバイアス
が最低閾値を超えるたびに点入され、これはバイアスが
無い状態の平均から4標準偏差分だけ離間したものに設
定される。別のレベルを使用することもできる。非対称
ノイズ源、従って極性バイアスは通常非生理性の要因に
よるため、極性バイアスがzmaxの増加にそれ程大き
な影響を与えていない場合においても、バイアス表示機
能は周囲発生源からの特定の電気妨害の存在を検出する
ために使用することができる。
【0046】本発明は、さらに過剰な周囲音響ノイズを
検出するための改善された性能を提供する。研究の結果
周囲ノイズがクリック刺激を妨害し得ることが判明して
いる(ジェステッド氏等による“フォワードマスキング
ファンクション”J.アコースト・Soc.Am.19
82年4月発行第71巻第4号参照)。この問題を解決
するため、本発明においては、信号の振幅ではなく、周
囲ノイズの信号エネルギーEを測定する。加えて、本発
明は、信号エネルギー測定を約20msの3つのウィン
ドウ内に集約し、各ウィンドウは最後の3つのクリック
のうちの1つの開始点の直前に設定される。過剰周囲ノ
イズは以下の等式によって判定される:
【0047】
【数5】 この等式において、T1,T2およびT3はそれぞれ最
新、1つ前、および2つ前のクリックに相関するクリッ
ク前時間ウィンドウを示し、P(t)は曲線nの時間
tにおけるフィルタリングされたマイクロホン信号を示
し、Δtはサンプル時間間隔(Δt=0.25)を示
す。重み付けされた合計エネルギーEが予め設定された
閾値を超えると、現時の曲線が除外されこれがグラフィ
ックユーザインタフェース等の上の表示器によって表示
される。
【0048】クリック刺激の生成、EEG反応信号の検
出、周囲ノイズの検出、EEG反応信号の処理および解
析、結果の表示は、例えばデジタルマイクロプロセッサ
制御装置等の一般的な電子手段によって実行される。こ
の種の装置は、聴覚刺激を生成するための変換器と、E
EG反応信号を検出するための一般的な電極と、周囲ノ
イズを検出するための一般的なマイクロホンとを備えて
いる。EEG反応信号を解析するために、一般的なマイ
クロプロセッサ等の処理ユニットと、メモリユニットと
が必要である。加えて、表示ユニットならびにマウスお
よび/またはキーボード等の入力デバイスを操作者イン
タフェースとして備えている。
【0049】図6に示されているように、刺激発生器1
0がクリック刺激を生成し、EEG変換器20が刺激に
対するEEG反応を検出する。次に、EEG信号調整3
0および信号処理40が作動し、EEG反応解析の準備
を行う。次に、ABRの存在の統計的解析50が動作
し、本発明に従って、過剰EEGノイズ検出60が同時
に動作する。判定の最中にも、マイクロホン80が周囲
ノイズを検出し、この周囲音響信号に信号調整90およ
び処理100が実施され、本発明に従って過剰周囲ノイ
ズ検出110が実施される。基準データ70は、過剰周
囲ノイズ解析および過剰EEGノイズ検出の両方に使用
される。最後に、ユーザインタフェースを備えた制御装
置120が結果を表示する。
【0050】当業者においては、前述した実施例は単に
説明の目的のものであり、本発明はこれに限定されるこ
とはなくその他の構成形態によっても実施し得ることが
理解される。また、ここで使用した特定のパラメータ数
値も好適または典型的なパラメータ数値であり、本発明
の精神および視点を逸脱することなく、これらのパラメ
ータに他の数値または数値帯域を使用し得ることが理解
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ABR波形を示している。
【図2】重み付けされたABRテンプレートを示してい
る。
【図3】典型的な対称形60Hzノイズと非対称形60
Hzモニタリフレッシュパルスノイズの例と示してい
る。
【図4】過剰バイアスおよびノイズ検出閾値を信号ノイ
ズと極性バイアスとの関数として示している。
【図5】周囲ノイズ判定のためのハードウェアフィルタ
リングのボーデプロットを示している。
【図6】本発明に係る検査装置の構成要素を示すブロッ
ク線図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブライアン ピー フラハーティ アメリカ合衆国、カリフォルニア 94019、 ハーフ ムーン ベイ、ビーチ アベニュ ー 429

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 聴覚刺激を繰り返し付加する手段と;前
    記刺激に対する脳波反応をサンプリングする手段と;前
    記脳波反応内に聴覚脳幹反応(“ABR”)波形が存在
    しないことを判定する手段:とからなる被験者の聴覚判
    定装置。
  2. 【請求項2】 聴覚クリック出力刺激を有する変換器
    と;前記刺激に対する脳波反応を検出するために使用さ
    れる電極システムとを備え;前記脳波反応に応答し、 脳波反応をサンプリングする手段と;サンプリングされ
    た脳波反応を処理する手段と;前記脳波反応内にABR
    波形が存在しないことを判定する手段とからなるプロセ
    ッサをさらに備える、 被験者の聴覚判定システム。
  3. 【請求項3】 聴覚刺激を繰り返し付加する手段と;前
    記刺激に対する脳波反応をサンプリングする手段と;前
    記脳波反応内にABRが存在しないことを推測する手
    段:とからなる被験者の聴覚判定装置。
  4. 【請求項4】 前記脳波反応内にABR波形が存在しな
    いことを推測する手段は:予め設定された数の脳波反応
    内においてABRの存在を検出する手段と;前記予め設
    定された数よりも少ない数の脳波反応をもってABRが
    検出される確率が統計的に低いことを判定する手段とか
    らなる、 請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 聴覚クリック出力刺激を有する変換器
    と;前記刺激に対する脳波反応を検出するために使用さ
    れる電極システムとを備え;前記脳波反応に応答し、前
    記脳波反応をサンプリングする手段と;前記サンプリン
    グされた脳波反応を処理する手段と;予め設定された数
    の脳波反応後にABRが存在しないことを推測する手段
    とからなるプロセッサをさらに備える、 被験者の聴覚判定システム。
  6. 【請求項6】 前記脳波反応内にABR波形が存在しな
    いことを推測する手段は:予め設定された数の脳波反応
    内においてABRの存在を検出する手段と;前記予め設
    定された数よりも少ない数の脳波反応をもってABRが
    検出される確率が統計的に低いことを判定する手段とか
    らなる、 請求項5記載のシステム。
  7. 【請求項7】 聴覚刺激を繰り返し付加し;前記刺激に
    対する脳波反応をサンプリングし;前記脳波反応内にA
    BR波形が存在する確率が統計的に低いことを判定す
    る:ステップからなる被験者の聴覚判定方法。
  8. 【請求項8】 聴覚刺激を繰り返し付加し;前記刺激に
    対する脳波反応をサンプリングし;前記脳波反応内にA
    BRが存在しないことを推測する:ステップからなる被
    験者の聴覚判定方法。
  9. 【請求項9】 被験者に対して聴覚刺激を付加し;前記
    刺激に対する脳波反応を測定するとともに前記反応は各
    時点において振幅極性を有しており;前記脳波反応をデ
    ジタル化し;前記デジタル化した脳波反応をこの脳波反
    応の振幅の極性に対応する二進数値列に変換し;前記二
    進数値を極性合計の配列に変換し;前記極性合計の配列
    に基づいて試験統計量zmaxを計算し;前記試験統計
    量zmaxを解析することによって前記脳波反応内にA
    BR波形が存在しない確率を判定する:ステップからな
    る聴覚障害の判定方法。
  10. 【請求項10】 前記試験統計量zmaxを解析するこ
    とによって前記脳波反応内にABR波形が存在しない確
    率を判定するステップは:zmaxの予測平均値を計算
    し;距離係数を使用してzmaxを前記予測平均値と比
    較し;距離係数が予め設定された閾値よりも小さい際に
    前記脳波反応内にABR波形が存在しない確率が統計的
    に低いことを判定することを含む請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 試験統計量zmaxは基準データから
    導出する請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 S/N比を計算し;試験統計量z
    maxを計算する際にS/N比を取り入れる:ステップ
    をさらに含む請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 予め設定された閾値を−1.3とする
    請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 被験者に対して聴覚刺激を付加し;前
    記刺激に対する脳波反応を測定するとともに前記反応は
    各時点において振幅極性を有しており;前記脳波反応を
    デジタル化し;前記デジタル化した脳波反応をこの脳波
    反応の振幅の極性に対応する二進数値列に変換し;前記
    二進数値を極性合計の配列に変換し;前記極性合計の配
    列に基づいて試験統計量zmaxを計算し;前記試験統
    計量zmaxを解析することによって判定条件に適さな
    いことを判断する:ステップからなる聴覚障害の判定方
    法。
  15. 【請求項15】 前記試験統計量zmaxを解析するこ
    とによって判定条件に適さないことを判断するステップ
    は:zmaxの予測平均値を計算し;距離係数を使用し
    てzmaxを前記予測平均値と比較し;距離係数が予め
    設定された閾値よりも大きい際に判定条件に適さないこ
    とを判断することを含む請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 試験統計量zmaxは基準データから
    導出する請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 被験者に対して聴覚刺激を付加し;前
    記刺激に対する脳波反応を測定するとともに前記反応は
    各時点において振幅極性を有しており;前記脳波反応を
    デジタル化し;前記デジタル化した脳波反応をこの脳波
    反応の振幅の極性に対応する二進数値列に変換し;前記
    二進数値を極性合計の配列に変換し;前記極性合計の配
    列に基づいて試験統計量zmaxを計算し;前記試験統
    計量zmaxを解析することによって前記脳波反応内に
    ABRが存在しないことを推測する:ステップからなる
    聴覚障害の判定方法。
  18. 【請求項18】 前記試験統計量zmaxを解析するこ
    とによって前記脳波反応内にABRが存在しないことを
    推測するステップは:zmaxの予測平均値を計算し;
    距離係数を使用してzmaxを前記予測平均値と比較
    し;距離係数が予め設定された閾値よりも小さい際に予
    め設定された数の脳波反応の後にABRが検出されない
    ことを推測することを含む請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 試験統計量zmaxは基準データから
    導出する請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 S/N比を計算し;試験統計量z
    maxを計算する際にS/N比を取り入れる:ステップ
    をさらに含む請求項19記載の方法。
  21. 【請求項21】 予め設定された閾値を−1.3とする
    請求項17記載の方法。
  22. 【請求項22】 誘発反応を検出する方法であり:刺激
    を付加し;前記刺激に対する反応をサンプリングし;前
    記反応は前記誘発反応を含まないことを予測する、 ステップからなる方法。
  23. 【請求項23】 前記反応は前記誘発反応を含まないこ
    とを予測するステップは:前記反応の統計分布を判定
    し;前記統計分布において前記誘発反応の存在を示す確
    率を計算し;前記確率を予め設定された閾値と比較す
    る、 ことを含む請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 誘発反応を検出する方法であり:刺激
    を付加し;前記刺激に対する反応をサンプリングし;前
    記反応は前記誘発反応を含むことを予測する、 ステップからなる方法。
  25. 【請求項25】 前記反応は前記誘発反応を含むことを
    予測するステップは:前記反応の統計分布を判定し;前
    記統計分布において前記誘発反応の不在を示す確率を計
    算し;前記確率を予め設定された閾値と比較する、 ことを含む請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 被験者に対して聴覚刺激を付加し;前
    記刺激に対する脳波反応を測定するとともに前記反応は
    各時点において振幅極性を有しており;前記脳波反応を
    デジタル化し;前記デジタル化した脳波反応をこの脳波
    反応の振幅の極性に対応する二進数値列に変換し;前記
    二進数値を極性合計の配列に変換し;前記極性合計の配
    列に基づいて試験統計量zmaxを計算し;回帰分析を
    使用して前記脳波反応内にABR波形が存在しない確率
    を判定する:ステップからなる聴覚障害の判定方法。
  27. 【請求項27】 被験者に対して聴覚刺激を付加し;前
    記刺激に対する脳波反応を測定するとともに前記反応は
    信号パラメータを有しており;前記脳波反応をデジタル
    化し;前記信号パラメータに基づいて試験統計量を計算
    し;前記試験統計量を解析することによって前記脳波反
    応内にABR波形が存在しないことを判定する:ステッ
    プからなる聴覚障害の判定方法。
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