JP2017148034A5

JP2017148034A5 -

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Publication number: JP2017148034A5
Application number: JP2016141780A
Authority: JP
Filing date: 2016-07-19
Publication date: 2019-04-18
Anticipated expiration: 2036-02-26

Description

本発明は、植物に含まれる水分量を観察する水分量観察装置であって、光学走査により、水分に吸収され難い特性を有する第１波長の近赤外レーザ参照光を、前記植物の水分量算出対象部位を含む予め設定された照射範囲に向けて照射する第１光源と、前記光学走査により、水分に吸収され易い特性を有する第２波長の近赤外レーザ測定光を前記照射範囲に向けて照射する第２光源と、一定の測定期間において、前記照射範囲の各照射位置において反射された前記近赤外レーザ参照光の反射光と前記照射範囲の各照射位置において反射された前記近赤外レーザ測定光の反射光とを基に、前記植物の水分量算出対象部位におけるに含まれる水分量を繰り返し算出する水分量算出部と、前記植物の周囲の環境条件を制御する環境制御装置と接続され、前記水分量算出部により算出された前記植物の水分量算出対象部位におけるに含まれる水分量の増減の推移を基に、前記環境条件の変更又は維持を前記環境制御装置に指示する制御部と、を備える、水分量観察装置を提供する。

また、本発明は、植物に含まれる水分量を観察する水分量観察装置における水分量観察方法であって、第１光源が、光学走査により、水分に吸収され難い特性を有する第１波長の近赤外レーザ参照光を、前記植物の水分量算出対象部位を含む予め設定された照射範囲に向けて照射し、第２光源が、前記光学走査により、水分に吸収され易い特性を有する第２波長の近赤外レーザ測定光を前記照射範囲に向けて照射し、一定の測定期間において、前記照射範囲の各照射位置において反射された前記近赤外レーザ参照光の反射光と前記照射範囲の各照射位置において反射された前記近赤外レーザ測定光の反射光とを基に、前記植物の水分量算出対象部位における水分量を繰り返し算出し、前記植物の周囲の環境条件を制御する環境制御装置と接続し、算出された前記植物の水分量算出対象部位における水分量の増減の推移を基に、前記環境条件の変更又は維持を前記環境制御装置に指示する、水分量観察方法を提供する。

Claims

植物に含まれる水分量を観察する水分量観察装置であって、
光学走査により、水分に吸収され難い特性を有する第１波長の近赤外レーザ参照光を、前記植物の水分量算出対象部位を含む予め設定された照射範囲に向けて照射する第１光源と、
前記光学走査により、水分に吸収され易い特性を有する第２波長の近赤外レーザ測定光を前記照射範囲に向けて照射する第２光源と、
一定の測定期間において、前記照射範囲の各照射位置において反射された前記近赤外レーザ参照光の反射光と前記照射範囲の各照射位置において反射された前記近赤外レーザ測定光の反射光とを基に、前記植物の水分量算出対象部位における水分量を繰り返し算出する水分量算出部と、
前記植物の周囲の環境条件を制御する環境制御装置と接続され、前記水分量算出部により算出された前記植物の水分量算出対象部位における水分量の増減の推移を基に、前記環境条件の変更又は維持を前記環境制御装置に指示する制御部と、を備える、
水分量観察装置。
請求項１に記載の水分量観察装置であって、
前記水分量の閾値を保持する閾値保持部、を更に備え、
前記水分量算出部は、前記各照射位置の水分量をそれぞれ算出するとともに、算出した前記各照射位置の水分量のうち前記閾値以上となる照射位置の水分量を加算する、
水分量観察装置。
請求項１又は２に記載の水分量観察装置であって、
前記制御部は、前記水分量算出部により算出された、前記測定期間の開始時から終了時までの前記植物に含まれる水分量の増減の推移を表示部に対して時系列的に表示する、
水分量観察装置。
請求項１〜３のうちいずれか一項に記載の水分量観察装置であって、
前記環境条件は、前記植物の周囲の温度であり、
前記制御部は、前記植物の周囲の温度を上げる又は下げる旨の変更指示を前記環境制御装置に送信する、
水分量観察装置。
請求項１〜３のうちいずれか一項に記載の水分量観察装置であって、
前記環境条件は、前記植物の周囲の湿度であり、
前記制御部は、前記植物の周囲の湿度を上げる又は下げる旨の変更指示を前記環境制御装置に送信する、
水分量観察装置。
請求項１〜３のうちいずれか一項に記載の水分量観察装置であって、
前記環境条件は、前記植物の周囲の温度及び湿度であり、
前記制御部は、前記植物の周囲の温度を上げかつ前記植物の周囲の湿度を下げる旨の変更指示、又は前記植物の周囲の温度を下げかつ前記植物の周囲の湿度を上げる旨の変更指示を前記環境制御装置に送信する、
水分量観察装置。
請求項１〜３のうちいずれか一項に記載の水分量観察装置であって、
前記制御部は、前記環境条件を変更しない旨の維持指示を前記環境制御装置に送信する、
水分量観察装置。
請求項１〜７のいずれかに記載の水分量観察装置であって、
前記植物の水分量算出対象部位には、前記第１光源及び前記第２光源から見て、前記植物の背面を覆う背景物が配置される、
水分量観察装置。
請求項１〜８のいずれかに記載の水分量観察装置と、
前記測定期間のうち一部の期間において前記水分量算出部により算出された前記水分量の時系列の推移に基づいて、所定量の水分を前記植物に灌水する栽培制御部と、を備える、
栽培装置。
植物に含まれる水分量を観察する水分量観察装置における水分量観察方法であって、
第１光源が、光学走査により、水分に吸収され難い特性を有する第１波長の近赤外レーザ参照光を、前記植物の水分量算出対象部位を含む予め設定された照射範囲に向けて照射し、
第２光源が、前記光学走査により、水分に吸収され易い特性を有する第２波長の近赤外レーザ測定光を前記照射範囲に向けて照射し、
一定の測定期間において、前記照射範囲の各照射位置において反射された前記近赤外レーザ参照光の反射光と前記照射範囲の各照射位置において反射された前記近赤外レーザ測定光の反射光とを基に、前記植物の水分量算出対象部位における水分量を繰り返し算出し、
前記植物の周囲の環境条件を制御する環境制御装置と接続し、
算出された前記植物の水分量算出対象部位における水分量の増減の推移を基に、前記環境条件の変更又は維持を前記環境制御装置に指示する、
水分量観察方法。