JP2017147574A - 無線通信装置及びアンテナ配置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビーム品質を維持しつつ、配線の複雑化を抑制すること。
【解決手段】無線通信装置は、一列に並ぶ複数のアンテナ素子と、前記複数のアンテナ素子に接続され、前記アンテナ素子によって送受信される信号に対するアナログ処理を実行するM個(M≧2)のアナログ処理部とを有し、前記複数のアンテナ素子は、同一のアナログ処理部に接続されるアンテナ素子ごとにサブアレイを形成し、形成されたM個のサブアレイに属するアンテナ素子それぞれが、サブアレイごとに異なる整数k(0≦k<M)に対して、一端に配置された基準アンテナ素子から(mM+k)d(mは任意の整数、dは所定の単位間隔)離れた位置に配置される。
【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信装置及びアンテナ配置方法に関する。
一般に、複数のアンテナ素子が配列されたアレイアンテナを利用する指向性ビーム制御には、フェーズドアレイを用いるアナログ方式と、デジタル信号処理で各アンテナ素子に重み付けをするデジタル方式とが知られている。アナログ方式では、複数のアンテナ素子に対して1系統の無線回路やDA(Digital Analogue)/AD(Analogue Digital)コンバータを含むアナログ回路部を備えれば良いため、消費電力が比較的小さくて済む。ただし、アナログ方式では、指向性ビーム(以下、単に「ビーム」という)が1方向に形成されるため、複数のユーザへ同時にビームを向けることが困難である。これに対して、デジタル方式では、複数のユーザへ同時にビームを向けることが容易である一方、アンテナ素子と同数のアナログ回路部が備えられることとなり、消費電力が増大する。
そこで、近年では、アナログ方式とデジタル方式を組み合わせてビーム制御を行うハイブリッド方式が提案されている。ハイブリッド方式によれば、デジタル方式よりも消費電力を低減しつつ、複数のユーザに対して同時にビームを向けることができる。すなわち、ハイブリッド方式では、複数の系統のアナログ回路部が備えられるとともに、それぞれの系統のアナログ回路部が複数のアンテナ素子と接続される。このため、アナログ回路部の系統数がアンテナ素子の数よりも少なくなり、デジタル方式と比較して消費電力を低減することができる。また、アナログ回路部の系統数のデータストリームを同時に処理することができるため、アナログ回路部の系統数に等しいユーザに対して同時にビームを向けることができる。
ハイブリッド方式におけるアナログ回路部とアンテナ素子との接続には、主にステップバイステップ方式とインタリーブ方式との2つがある。ステップバイステップ方式では、互いに隣接する複数のアンテナ素子が1系統のアナログ回路部に接続される。一方、インタリーブ方式では、間に他のアンテナ素子を挟む複数のアンテナ素子が1系統のアナログ回路部に接続される。なお、以下においては、1系統のアナログ回路部にまとめて接続される複数のアンテナ素子を「サブアレイ」ともいう。
特表2015−521815号公報
ステップバイステップ方式では、サブアレイ内のアンテナ素子間隔が小さく、アンテナ素子が狭い範囲にまとまって配置されているため、ビーム幅が広くなる。一方、インタリーブ方式では、サブアレイ内のアンテナ素子間隔が大きく、アンテナ素子が広い範囲にわたって配置されているため、ビーム幅が狭くなる。このため、無線通信相手となる複数のユーザが狭い範囲に分布する場合、ステップバイステップ方式を採用すると、各ユーザに対して向けられるビームが重なってしまい、ユーザを分離することが困難である。この点、インタリーブ方式を採用すれば、ユーザが狭い範囲に分布していてもユーザそれぞれにビームを向けることができ、ユーザを分離することが可能となる。
しかしながら、インタリーブ方式では、サブアレイ内の複数のアンテナ素子が間に他のサブアレイのアンテナ素子を挟むため、アンテナ素子とアナログ回路部とを接続するラインが他のサブアレイのラインと交差する。したがって、例えば1つのサブアレイのラインと他のサブアレイのラインとが3次元的に交差することとなり、アンテナ素子とアナログ回路部を接続する配線が複雑化するという問題がある。そして、配線が複雑化する結果、複数のアンテナ素子を備える無線通信装置の製造コストが増大してしまう。
開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、ビーム品質を維持しつつ、配線の複雑化を抑制することができる無線通信装置及びアンテナ配置方法を提供することを目的とする。
本願が開示する無線通信装置は、1つの態様において、一列に並ぶ複数のアンテナ素子と、前記複数のアンテナ素子に接続され、前記アンテナ素子によって送受信される信号に対するアナログ処理を実行するM個(Mは2以上の整数)のアナログ処理部とを有し、前記複数のアンテナ素子は、同一のアナログ処理部に接続されるアンテナ素子ごとにサブアレイを形成し、形成されたM個のサブアレイに属するアンテナ素子それぞれが、サブアレイごとに異なる整数k(kは0以上M未満の整数)に対して、一端に配置された基準アンテナ素子から(mM+k)d(mは任意の整数、dは所定の単位間隔)離れた位置に配置される。
本願が開示する無線通信装置及びアンテナ配置方法の1つの態様によれば、ビーム品質を維持しつつ、配線の複雑化を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、無線通信装置の構成を示すブロック図である。 図2は、接続スイッチによる接続の一例を示す図である。 図3は、プロセッサの機能を示すブロック図である。 図4は、ユーザのグループ分けを説明する図である。 図5は、一実施の形態に係る接続スイッチによる接続の一例を示す図である。 図6は、一実施の形態に係るアンテナ配置を説明する図である。 図7は、ビームパターンの具体例を示す図である。 図8は、一実施の形態に係るビーム形成処理を示すフロー図である。
以下、本願が開示する無線通信装置及びアンテナ配置方法の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
一実施の形態に係る無線通信装置及びアンテナ配置方法の説明に先立って、ハイブリッド方式によってビーム制御する無線通信装置の構成について説明する。
図1は、ハイブリッド方式を採用する無線通信装置100の構成を示すブロック図である。図1に示す無線通信装置100は、アンテナ素子110−1〜110−N(Nは2以上の整数)、フェーズシフタ120、接続スイッチ130、アナログ処理部140−1〜140−M(Mは2以上N未満の整数)、DA/AD変換部150−1〜150−M及びプロセッサ160を有する。
アンテナ素子110−1〜110−Nは、直線上に一列に並べて配列され、アンテナアレイを形成する。通常、アンテナ素子110−1〜110−Nは、等間隔に配置されており、各アンテナ素子間の間隔dは、例えば送受信される電波の波長λの2分の1に設定される。
フェーズシフタ120は、アンテナ素子110−1〜110−Nを重み係数wa1〜waNによって重み付けし、ビームを形成する。このとき、フェーズシフタ120は、プロセッサ160から通知される重み係数wa1〜waNを用いてビームを形成する。アンテナ素子110−1〜110Nが並ぶ配列方向に対して垂直な方向とのなす角度がθの方向を向くビームを形成する場合、重み係数wan(nは1〜Nの整数)は、例えば以下の式(1)によって表すことができる。
Figure 2017147574
ただし、上式(1)において、eは自然対数の底、jは虚数単位、dはアンテナ素子間の間隔、λは電波の波長をそれぞれ示している。このような重み係数wa1〜waNによってアンテナ素子110−1〜110−Nを重み付けすることにより、各アンテナ素子においてθの方向へ放射する又はθの方向から入射する電波の位相が揃うため、θの方向にビームが形成される。
接続スイッチ130は、アンテナ素子110−1〜110−Nとアナログ処理部140−1〜140−Mを接続する。具体的には、接続スイッチ130は、1つのサブアレイに属する複数のアンテナ素子を1つのアナログ処理部に接続する。したがって、例えばインタリーブ方式が採用される場合には、接続スイッチ130は、図2に示すように、アンテナ素子110−1からM本間隔のアンテナ素子を1つのサブアレイとしてアナログ処理部140−1に接続し、アンテナ素子110−MからM本間隔のアンテナ素子を1つのサブアレイとしてアナログ処理部140−Mに接続する。すなわち、一般化すると、接続スイッチ130は、アナログ処理部140−i(iは1〜Mの整数)とアンテナ素子110−(i+aM)(aは0以上の整数)からなるサブアレイとを接続する。
図2に示すように、アンテナ素子110−M+1とアナログ処理部140−1とを接続するラインは、アンテナ素子110−Mとアナログ処理部140−Mとを接続するラインと交差する。このため、インタリーブ方式を採用する無線通信装置100においては、配線が複雑化してしまう。そこで、本実施の形態では、後述するようにサブアレイごとのアンテナ素子の位置を調整することにより、ラインを交差させずにサブアレイごとのアンテナ素子とアナログ処理部とを接続することを可能にする。
図1に戻って、アナログ処理部140−1〜140−Mは、送信信号及び受信信号に対して所定のアナログ処理を施す。具体的には、アナログ処理部140−1〜140−Mは、例えば送信信号をアップコンバートして増幅したり、受信信号をダウンコンバートしたりする。
DA/AD変換部150−1〜150−Mは、送信信号及び受信信号についてDA変換又はAD変換を実行する。すなわち、DA/AD変換部150−1〜150−Mは、プロセッサ160から出力される送信信号をDA変換し、得られたアナログ信号をアナログ処理部140−1〜140−Mへ出力する。また、DA/AD変換部150−1〜150−Mは、アナログ処理部140−1〜140−Mから出力される受信信号をAD変換し、得られたデジタル信号をプロセッサ160へ出力する。
プロセッサ160は、ユーザからの受信信号の到来方向を推定することにより、各ユーザの位置を推定し、それぞれのユーザに対してビームを向けるための重み係数を算出する。このとき、プロセッサ160は、ユーザの位置によってユーザをグループ分けし、グループごとにビームを形成するための重み係数を決定する。
具体的には、プロセッサ160は、図3に示すように、到来方向推定部161、グループ生成部162、アナログ重み係数算出部163、デジタル重み係数算出部164、重み付け処理部165及び信号処理部166を有する。
到来方向推定部161は、DA/AD変換部150−1〜150−Mから出力される複数のユーザからの受信信号を取得し、それぞれの受信信号の到来方向を推定する。このとき、到来方向推定部161は、アナログ重み係数算出部163によって算出された重み係数wa1〜waNを考慮して、各受信信号の到来方向を推定する。すなわち、到来方向推定部161は、アンテナ素子110−1〜110−Nに設定された重み係数wa1〜waNをアナログ重み係数算出部163から取得し、この重み係数wa1〜waNで受信された受信信号の到来方向を推定する。
到来方向推定部161は、受信信号の到来方向を表す角度として、アンテナ素子110−1〜110−Nが並ぶ配列方向に対して垂直な方向と受信信号の到来方向とがなす角度を求める。すなわち、到来方向推定部161は、アンテナ素子110−1〜110−Nが並ぶ配列方向に対して垂直な方向を0度として、この方向からの角度を受信信号の到来方向として算出する。
グループ生成部162は、各ユーザの受信信号の到来方向に基づいて、複数のユーザをグループ分けする。例えば、グループ生成部162は、受信信号の到来方向について正弦(sin)又は余弦(cos)などの三角関数による写像を算出し、写像が所定の条件を満たすユーザを同一のグループに所属させても良い。すなわち、グループ生成部162は、1ユーザを基準ユーザに設定し、基準ユーザに関する写像との差分が所定の条件を満たす写像に対応するユーザを基準ユーザと同一グループに所属させる。そして、グループ生成部162は、順次基準ユーザを設定し、すべてのユーザがいずれかのグループに所属するまで、基準ユーザと各ユーザに関する写像が所定の条件を満たすか否かの判定を繰り返す。
このように、グループ生成部162が受信信号の到来方向の三角関数による写像によってユーザをグループ分けすることにより、複数のユーザに対して同時に十分な電力強度のビームを向けることができる。以下、基準ユーザと同一グループに所属するユーザの写像が満たすべき条件について、図4を参照しながら説明する。
図4は、無線通信装置100が位置する点OとユーザA及びユーザBの位置とを模式的に示す図である。図4においては、点Oに位置する無線通信装置100のアンテナ素子110−1〜110−Nが左右方向に一列に並んで配列されているものとする。このとき、これらのアンテナ素子110−1〜110−Nによってビームを形成することが可能な範囲(以下「ビーム形成可能範囲」という)は、図4中の角度Θであるものとする。したがって、この範囲で形成されるビームの方向の正弦による写像は、−sinΘ/2からsinΘ/2までの範囲に含まれる。
いま、受信信号の到来方向推定により、ユーザAの位置を示す角度がαと算出されたものとする。このとき、ユーザAに関する正弦による写像は、sinαとなる。すなわち、図4における点Aは、点Oからsinαだけ離れている。このようなユーザAを基準ユーザとした場合、ユーザAと同じグループに所属するユーザBに関する写像は、以下の式(2)を満たす。
Figure 2017147574
ただし、上式(2)において、βはユーザBの位置を示す角度を示す。また、mは絶対値がM以下の整数である。式(2)からわかるように、基準ユーザAに関する写像sinαとユーザBに関する写像sinβとの間の間隔は、ビーム形成可能範囲の写像をM等分した間隔の整数倍の間隔である。
ここで、Mは、無線通信装置100が有するアナログ処理部140−1〜140−M及びDA/AD変換部150−1〜150−Mの数であり、同時に送受信可能な信号の数に相当する。したがって、上式(2)は、正弦による写像空間において、同時に送受信可能な信号数でビーム形成可能範囲を等分した間隔の倍数だけ基準ユーザから離れたユーザを基準ユーザと同じグループに所属させることを意味している。
このようなグループ分けをすることにより、各グループ内のユーザに対して同時にビームを向ける場合には、ビームの電力強度がほぼ等しくなる。以下、その理由について説明する。
上式(2)において、ユーザAの方向へビームを向ける場合のアンテナ素子110−nの重み係数wAanは、上式(1)より以下の式(3)と表すことができる。
Figure 2017147574
これに対して、ユーザAと同じグループに所属するユーザBの方向へビームを向ける場合のアンテナ素子110−nの重み係数wBanは、以下の式(4)となる。
Figure 2017147574
また、アンテナ素子110−1〜110−Nの間隔dと、波長λと、ビーム形成可能範囲Θとの間には、以下の式(5)の関係がある。
Figure 2017147574
式(4)に式(2)のsinβ、式(5)のdを代入して整理すると、以下の式(6)が得られる。
Figure 2017147574
このように、上記のグループ分けをすることにより、各ユーザに対してビームを向ける場合の各アンテナ素子の重み係数は、基準ユーザに対してビームを向ける場合の各アンテナ素子の重み係数を用いて表すことができる。
さらに、式(6)において、位相に関連するj2π(n−1)m/Mの部分に着目すると、アンテナ素子110−nの重み係数wBanとアンテナ素子110−(n+aM)(aは0以上の整数)の重み係数wBa(n+M)とでは、上記の位相に関連する部分の差が2πの倍数となる。すなわち、M本間隔のアンテナ素子で位相が互いに等しくなり、インタリーブ方式によって同一のアナログ処理部に接続される複数のアンテナ素子においては、重み係数の位相が共通することがわかる。
このように、上記のグループ分けをすることにより、それぞれのアナログ処理部140−1〜140−Mによって処理される信号については共通の位相の重み係数で重み付けすることが可能となる。
アナログ重み係数算出部163は、グループ生成部162によって生成されたユーザの各グループについて、フェーズシフタ120によって用いられる重み係数wa1〜waNを算出する。具体的には、アナログ重み係数算出部163は、各グループの基準ユーザの方向を向くビームを形成するための重み係数wa1〜waNを算出する。換言すれば、アナログ重み係数算出部163は、式(6)における基準ユーザAの重み係数wAanを算出する。そして、アナログ重み係数算出部163は、算出した重み係数wa1〜waNをフェーズシフタ120へ通知するとともに、到来方向推定部161へも通知する。
デジタル重み係数算出部164は、グループ生成部162によって生成されたユーザの各グループについて、ユーザごとのデジタル信号の重み付けに用いられる重み係数を算出する。具体的には、デジタル重み係数算出部164は、ユーザごとの基準ユーザとの方向の違いに対応する重み係数を算出する。換言すれば、デジタル重み係数算出部164は、式(6)におけるeのべき乗部分に対応する重み係数をユーザごとに算出する。
重み付け処理部165は、デジタル重み係数算出部164によって算出された重み係数を用いて、各グループのユーザごとの信号を重み付けする。すなわち、重み付け処理部165は、それぞれのユーザについて算出された重み係数を、DA/AD変換部150−1〜150−Mへ入力される信号又はDA/AD変換部150−1〜150−Mから出力される信号に乗算する。
信号処理部166は、各ユーザ宛てのデータを符号化及び変調して送信信号を生成したり、各ユーザから受信した受信信号を復調及び復号したりする。このとき、信号処理部166は、グループ生成部162によるグループ分けに従って、例えばグループごとのユーザ宛ての送信信号をまとめて生成しても良い。また、信号処理部166は、グループ生成部162によるグループ分けに従って、例えばグループごとのユーザが無線通信装置100宛てに同時に信号を送信するようにスケジューリングをし、各ユーザにスケジューリングの結果を通知する制御信号を生成しても良い。
このように、アンテナ素子110−1〜110−Nとアナログ処理部140−1〜140−Mとをインタリーブ方式によって接続し、受信信号の到来方向の三角関数による写像によってユーザをグループ分けすることにより、複数のユーザに対して同時に十分な電力強度のビームを向けることができる。しかしながら、上述したように、インタリーブ方式で接続する場合には、アンテナ素子110−1〜110−Nとアナログ処理部140−1〜140−Mとを接続するラインが交差し、配線が複雑化する。このため、本実施の形態においては、アンテナ素子110−1〜110−Nの配置を調整し、ビーム品質を維持しつつ、配線の複雑化を抑制する。
一実施の形態に係る無線通信装置100の構成は、図1に示す無線通信装置100と同様であるため、その説明を省略する。本実施の形態においては、接続スイッチ130によるアンテナ素子110−1〜110−Nとアナログ処理部140−1〜140−Mとの接続が図2に示したインタリーブ方式とは異なる。
図5は、一実施の形態に係る接続スイッチ130による接続の一例を示す図である。図5に示すように、接続スイッチ130は、例えばアナログ処理部140−1とアンテナ素子110−1から連続して並ぶ(N/M)本のアンテナ素子とを接続し、アナログ処理部140−Mとアンテナ素子Nまでの連続して並ぶ(N/M)本のアンテナ素子とを接続する。すなわち、接続スイッチ130は、アンテナ素子110−1〜110−Nのうち互いに隣接する(N/M)本のアンテナ素子を1つのサブアレイとして、同一のアナログ処理部140−1〜140−Mに接続する。このとき、接続スイッチ130は、アンテナ素子間の間隔が等間隔ではないアンテナ素子110−1〜110−Nとアナログ処理部140−1〜140−Mとを接続する。
以下、一実施の形態に係るアンテナ素子の配置について、図6を参照しながら具体的に説明する。
本実施の形態においては、1つのサブアレイ内のアンテナ素子間の間隔は、送受信される電波の波長λの2分の1に等しい間隔dよりも大きい。具体的には、1つのサブアレイ内のアンテナ素子間の間隔は、間隔dのサブアレイ数M倍である。したがって、例えばアンテナ素子110−1〜110−Nが4つのサブアレイに分けられ、それぞれのサブアレイ内のアンテナ素子がアナログ処理部140−1〜140−4に接続される場合には、各サブアレイ内のアンテナ素子間の間隔は4dとなる。この間隔は、インタリーブ方式のサブアレイがアナログ処理部140−1〜140−Mに接続される場合と等しい。ただし、本実施の形態においては、サブアレイ内のアンテナ素子間に他のサブアレイのアンテナ素子が配置されないため、ラインが交差することはない。
また、異なるサブアレイ間の間隔は、各サブアレイを配置することが許容される位置によって規定される。すなわち、間隔dを単位間隔として設定される位置に端から順に番号を付与した場合、各サブアレイは、サブアレイ数Mで除算した剰余が異なる番号の位置に配置される。したがって、例えばサブアレイ数が4の場合、1つのサブアレイは、4で除算した剰余が0となる番号の位置に配置され、他の1つのサブアレイは、4で除算した剰余が1となる番号の位置に配置され、他の1つのサブアレイは、4で除算した剰余が2となる番号の位置に配置され、残りの1つのサブアレイは、4で除算した剰余が3となる番号の位置に配置される。
具体的に、例えば12本のアンテナ素子110−1〜110−12が4つのサブアレイに分けられ、それぞれのサブアレイがアナログ処理部140−1〜140−4に接続される場合を考える。この場合、例えば図6の(a)に示すように、単位間隔dずつ離れた位置番号のうち、サブアレイ数4で除算した剰余が0となる0番、4番、8番の位置に1つのサブアレイ#0のアンテナ素子が配置される。そして、サブアレイ数4で除算した剰余が1となる9番、13番、17番の位置に1つのサブアレイ#1のアンテナ素子が配置される。さらに、サブアレイ数4で除算した剰余が2となる18番、22番、26番の位置に1つのサブアレイ#2のアンテナ素子が配置される。
このように、それぞれのサブアレイ内のアンテナ素子間の間隔は、単位間隔dのサブアレイ数倍に等しい4dであると同時に、それぞれのサブアレイのアンテナ素子は、サブアレイ数4で除算した剰余が異なる番号の位置に配置される。そして、1つのサブアレイのアンテナ素子が配置される最大の位置番号よりも大きい位置番号が付与される位置に、他のサブアレイのアンテナ素子が配置される。このため、各サブアレイのアンテナ素子間に他のサブアレイのアンテナ素子が配置されることがなく、ラインが交差しない図5に示した接続を実現することができる。換言すれば、ビーム品質を維持しつつ、配線の複雑化を抑制することができる。
なお、上述した例において、それぞれのサブアレイのアンテナ素子がサブアレイ数4で除算した剰余が異なる番号の位置に配置されていれば、図6(a)以外のアンテナ配置にすることも可能である。例えば図6(b)に示すように、サブアレイ数4で除算した剰余が1となる17番、21番、25番の位置に1つのサブアレイ#1のアンテナ素子が配置され、サブアレイ数4で除算した剰余が2となる10番、14番、18番の位置に1つのサブアレイ#2のアンテナ素子が配置されても良い。
この場合、サブアレイ#1に属する17番の位置のアンテナ素子がサブアレイ#2に属する14番及び18番の位置のアンテナ素子に挟まれる。このため、アンテナ素子とアナログ処理部とを接続するラインが交差することになるが、インタリーブ方式と比較すると交差する位置が少なく、配線の複雑化を抑制することができる。
このように、本実施の形態に係るアンテナ配置では、0以上サブアレイ数M未満のサブアレイごとに異なる整数kに対して、単位間隔dずつ離れた位置のうち端から(mM+k)番目(mは任意の整数)の位置に各サブアレイのアンテナ素子が配置される。換言すれば、各サブアレイに属するアンテナ素子それぞれは、0以上サブアレイ数M未満のサブアレイごとに異なる整数kに対して、一端に配置された基準アンテナ素子から(mM+k)d離れた位置に配置される。
そして、望ましくは、各サブアレイ内において、アンテナ素子間の間隔を単位間隔dのサブアレイ数M倍とする。さらに、異なる2つのサブアレイのうち一方のサブアレイに属するすべてのアンテナ素子が他方のサブアレイに属するすべてのアンテナ素子よりも基準アンテナ素子から離れるように配置される。このような配置により、サブアレイ内のアンテナ素子間の間隔とサブアレイ間のアンテナ素子間の間隔とは異なり、複数のアンテナ素子が等間隔で並ばないことになる。また、接続スイッチ130におけるラインの交差を回避することができ、配線の複雑化を抑制することができる。
また、サブアレイ内では、各アンテナ素子間の間隔を単位間隔dのサブアレイ数倍とすることで、上式(6)から分かるように、サブアレイ内の各アンテナ素子の重み係数の位相が2π間隔の位相となる。さらに、各サブアレイのアンテナ素子の位置番号を、サブアレイ数で除算した剰余が異なる位置番号とすることで、各アンテナ素子の重み係数の位相がサブアレイごとに異なる位相を基準とした2π間隔の位相となる。この結果、上式(2)を満たす角度α、βの方向へ同時にビームを形成する場合、一方のメインビームは、他方のビームパターンのヌルの方向に形成される。
図7(a)は、上述したインタリーブ方式でアンテナ素子110−1〜110−Nとアナログ処理部140−1〜140−Mとを接続した場合のビームパターンを示す図である。この図に示すように、一方のメインビームは、他方のビームパターンのヌルの方向に形成されている。すなわち、あるユーザの方向を向くメインビームが、他のユーザに対応するグレーティングローブが形成されない方向に形成される。このため、各ユーザに対して十分な電力強度のビームを向けることができる。
一方、図7(b)は、本実施の形態に係るアンテナ配置で配置されたアンテナ素子110−1〜110−Nとアナログ処理部140−1〜140−Mとを接続した場合のビームパターンを示す図である。この図に示すように、それぞれの方向のメインビームの強度は、インタリーブ方式で接続した場合と同等であるとともに、一方のメインビームは、他方のビームパターンのヌルの方向に形成されている。換言すれば、ラインを交差させずにアンテナ素子110−1〜110−Nとアナログ処理部140−1〜140−Mとを接続した場合でも、上述したインタリーブ方式と同等の品質のビームを形成することが可能である。
次に、上記のように構成された無線通信装置100によるビーム形成処理について、図8に示すフロー図を参照しながら説明する。
無線通信装置100は、通信相手となる複数のユーザから送信された信号を受信すると、全ユーザからの受信信号の到来方向を推定する(ステップS101)。具体的には、アンテナ素子110−1〜110−Nによって受信された受信信号がアナログ処理部140−1〜140−Mによってダウンコンバートされ、DA/AD変換部150−1〜150−MによってAD変換される。そして、得られたデジタルの受信信号は、プロセッサ160の到来方向推定部161へ入力され、到来方向推定部161によって、フェーズシフタ120に設定された重み係数wa1〜waNを考慮した各受信信号の到来方向が推定される。このとき、到来方向としては、アンテナ素子110−1〜110−Nが並ぶ配列方向に対して垂直な方向を0度とした角度が推定される。このようにして推定された角度は、各ユーザの位置を示す角度である。
そして、各ユーザの位置を示す角度の正弦による写像がグループ生成部162によって算出される(ステップS102)。そして、グループ生成部162によって、ユーザのグループ分けが実行される。このグループ分けは、同時に送受信するユーザを同一のグループに所属させるグループ分けである。
具体的には、グループ生成部162によって、まだ所属するグループが決定していないいずれかのユーザが基準ユーザに設定される(ステップS103)。続いて、まだ所属するグループが決定していない他のユーザが選択され(ステップS104)、選択されたユーザに関する写像と基準ユーザに関する写像との差分が算出される。差分が算出されると、この差分が条件を満たすか否かが判定され(ステップS105)、条件を満たす場合には(ステップS105Yes)、選択されたユーザは、基準ユーザと同一グループに所属すると判定される(ステップS106)。
ここで、基準ユーザと選択されたユーザとが同一グループに所属するか否かの判定に用いられる条件とは、以下のようなものである。すなわち、正弦による写像空間において、基準ユーザ及び選択されたユーザの写像の差分が、ビーム形成可能範囲をアナログ処理部140−1〜140−Mの数Mで等分した間隔の倍数にほぼ等しい場合に、基準ユーザと選択されたユーザとが同一グループに所属する。換言すれば、基準ユーザに関する写像をsinαとし、選択されたユーザに関する写像をsinβとした場合に、sinβが上式(2)を満たす場合に、基準ユーザと選択されたユーザとが同一グループに所属する。
このようにして、選択されたユーザが基準ユーザと同一グループに所属するか否かが判定された後、所属グループが未決定のすべてのユーザが既に選択されたか否かが判定される(ステップS107)。この判定の結果、まだ選択されていないユーザがある場合には(ステップS107No)、これらのユーザのうちのいずれかのユーザが選択され(ステップS104)、上記と同様に基準ユーザと同一グループに所属するか否かの判定が行われる。
そして、すべてのユーザが選択済みとなると(ステップS107Yes)、すべてのユーザがいずれかの基準ユーザと同一グループに所属し、全ユーザのグループ分けが完了したか否かが判定される(ステップS108)。この判定の結果、いずれのグループにも所属していないユーザがある場合には(ステップS108No)、これらのユーザのうちのいずれかのユーザが基準ユーザに設定され(ステップS103)、上記と同様に各ユーザが基準ユーザと同一グループに所属するか否かの判定が行われる。
このようなグループ分けがグループ生成部162によって実行され、全ユーザのグループ分けが完了すると(ステップS108Yes)、アナログ重み係数算出部163及びデジタル重み係数算出部164によって、各グループについての重み係数が算出される(ステップS109)。そして、アナログ重み係数算出部163によって算出されたグループごとの重み係数wa1〜waNは、フェーズシフタ120へ出力され、それぞれのアンテナ素子110−1〜110−Nに設定される。また、デジタル重み係数算出部164によって算出されたグループごとの重み係数は、重み付け処理部165へ出力され、各グループのユーザごとにM個の重み係数が設定される(ステップS110)。
以後、グループごとに信号の送受信が行われ、それぞれのグループの信号の送受信が行われる際には、該当するグループの重み係数がフェーズシフタ120及び重み付け処理部165に設定される。これにより、各ユーザの方向に向くビームの電力強度がほぼ等しくなり、複数のユーザに対して同時に十分な電力強度のビームを向けることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、サブアレイ内のアンテナ素子間の間隔を単位間隔dのサブアレイ数倍とし、単位間隔dずつ離れた位置番号のうちサブアレイ数Mで除算した剰余が異なる番号の位置に各サブアレイのアンテナ素子を配置する。これにより、連続して並ぶ複数のアンテナ素子を1つのサブアレイとして同一のアナログ処理部と接続しても、複数の方向に十分な電力強度のビームを向けることができる。すなわち、ビーム品質を維持しつつ、配線の複雑化を抑制することができる。
110−1〜110−N アンテナ素子
120 フェーズシフタ
130 接続スイッチ
140−1〜140−M アナログ処理部
150−1〜150−M DA/AD変換部
160 プロセッサ
161 到来方向推定部
162 グループ生成部
163 アナログ重み係数算出部
164 デジタル重み係数算出部
165 重み付け処理部
166 信号処理部

Claims (5)

  1. 一列に並ぶ複数のアンテナ素子と、
    前記複数のアンテナ素子に接続され、前記アンテナ素子によって送受信される信号に対するアナログ処理を実行するM個(M≧2)のアナログ処理部とを有し、
    前記複数のアンテナ素子は、
    同一のアナログ処理部に接続されるアンテナ素子ごとにサブアレイを形成し、形成されたM個のサブアレイに属するアンテナ素子それぞれが、サブアレイごとに異なる整数k(0≦k<M)に対して、一端に配置された基準アンテナ素子から(mM+k)d(mは任意の整数、dは所定の単位間隔)離れた位置に配置される
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記複数のアンテナ素子は、
    各サブアレイ内において、Mdずつの間隔を空けて配置される
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記複数のアンテナ素子は、
    異なる2つのサブアレイのうち一方のサブアレイに属するすべてのアンテナ素子が他方のサブアレイに属するすべてのアンテナ素子よりも基準アンテナ素子から離れるように配置される
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  4. 前記複数のアンテナ素子を用いて指向性ビームを形成するプロセッサをさらに有し、
    前記プロセッサは、
    複数のユーザから送信された信号の到来方向を推定し、
    推定された到来方向を示す角度の三角関数による写像を算出し、
    算出された写像に基づいて、前記複数のユーザをグループ分けし、
    グループ分けの結果得られるグループごとに、グループに属するユーザの方向へ指向性ビームを形成するための重み係数を決定する
    処理を実行することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  5. 信号に対するアナログ処理を実行するM個(M≧2)のアナログ処理部を有する無線通信装置におけるアンテナ配置方法であって、
    複数のアンテナ素子を並べて配置する列の一端に基準アンテナ素子を配置し、
    同一のアナログ処理部に接続されるアンテナ素子それぞれを、接続されるアナログ処理部に応じて異なる整数k(0≦k<M)に対して、前記基準アンテナ素子から(mM+k)d(mは任意の整数、dは所定の単位間隔)離れた位置に配置する
    ことを特徴とするアンテナ配置方法。
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