JP2017147202A - 演出照明システム及び支持部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、正面側及び背面側のいずれの方向から見ても演出照明を視認することができる演出照明システム及び支持部材を提供する。【解決手段】正面側発光部10と、背面側発光部20と、正面側発光部10及び背面側発光部20を支持する支持本体部30を備え、正面側発光部10及び背面側発光部20は、曲面状の曲面部16,26を備え、曲面部16,26を透過して外部に光を照射可能であり、支持本体部30は、正面側に正面側発光部10が取り付けられ、背面側に背面側発光部20が取り付けられており、側面視したときに、正面側発光部10の曲面部16、支持本体部30、及び背面側発光部20の曲面部26によって、外形形状が略円形又は略楕円形となっている構成とする。【選択図】図2
Description
本発明は、イルミネーション等の演出照明に使用される演出照明システムに関する。また演出照明システムに用いられる支持部材に関する。
従来から、商業施設等の室内イルミネーションや屋外イルミネーションとして、複数のLED装置を格子状に敷き詰めた演出照明システムが知られている。この演出照明システムでは、各LED装置が所望の光で点灯することが可能となっており、各LED装置が発する光の発光色によって文字や映像を演出することが可能となっている。
ところで、LED装置は、点光源であるため、一方向にしか光を照射しない。そのため、演出照明システムの正面側の見物人からは、演出照明システムによる演出を見ることができるが、演出照明システムの背面側の見物人からは、演出照明システムによる演出を見ることができないという問題があった。
そこで、本発明は、正面側及び背面側のいずれの方向から見ても演出照明を視認することができる演出照明システム及び支持部材を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、正面側発光部と、背面側発光部と、前記正面側発光部及び前記背面側発光部を支持する支持部を備えた演出照明システムであって、前記正面側発光部及び前記背面側発光部は、曲面状の曲面部を備え、当該曲面部を透過して外部に光を照射可能であり、前記支持部は、正面側に前記正面側発光部が取り付けられ、背面側に背面側発光部が取り付けられており、側面視したときに、前記正面側発光部の曲面部、前記支持部、及び前記背面側発光部の曲面部によって、外形形状が略円形又は略楕円形となっていることを特徴とする演出照明システムである。
ここでいう「略円形」とは、円形だけではなく、概ね円形を形成しているものをいう。
ここでいう「略楕円形」とは、楕円形だけではなく、概ね円形を形成しているものをいう。例えば、「略楕円形」にはオーバル状等も含む。
ここでいう「略楕円形」とは、楕円形だけではなく、概ね円形を形成しているものをいう。例えば、「略楕円形」にはオーバル状等も含む。
本発明の構成によれば、支持部の正面側に正面側発光部が取り付けられ、背面側にも背面側発光部が取り付けられているため、見物人等は正面側及び背面側のいずれからみても各発光部による演出照明を視認することができる。
また、本発明の構成によれば、正面側発光部及び背面側発光部は、曲面状の曲面部を透過して外部に光を照射でき、正面側発光部の曲面部、支持部、及び背面側発光部の曲面部によって外形形状が略円形又は略楕円形となっているため、見物人等が側面側からみても、曲面部の曲面に沿って発光しているように見せることができ、演出照明にある程度の視野角をもたせることが可能である。
また、本発明の構成によれば、正面側発光部及び背面側発光部は、曲面状の曲面部を透過して外部に光を照射でき、正面側発光部の曲面部、支持部、及び背面側発光部の曲面部によって外形形状が略円形又は略楕円形となっているため、見物人等が側面側からみても、曲面部の曲面に沿って発光しているように見せることができ、演出照明にある程度の視野角をもたせることが可能である。
請求項2に記載の発明は、前記曲面部は、正面視したときに円形状であることを特徴とする請求項1に記載の演出照明システムである。
本発明の構成によれば、曲面部が円形であるため、演出照明の視野角を大きくすることができる。
請求項3に記載の発明は、少なくとも2つの支持部材と、正面側発光部材を有し、前記2つの支持部材は、それぞれ前記支持部を有し、前記正面側発光部材は、少なくとも2つの正面側発光部と、前記2つの正面側発光部間を接続する正面側配線部を有し、前記2つの支持部材のうち、一方の支持部材の支持部に一方の正面側発光部が取り付けられ、他方の支持部材の支持部に他方の正面側発光部が取り付けられており、前記2つの支持部材は、前記正面側発光部材によって橋渡しされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の演出照明システムである。
本発明の構成によれば、支持部材間が各支持部材に取り付けられる正面側発光部材によって、橋渡しされているため、支持部材間の位置関係を維持しやすく各発光部間の間隔を所望の間隔に維持しやすい。
請求項4に記載の発明は、背面側発光部材を有し、前記背面側発光部材は、少なくとも2つの背面側発光部と、前記2つの背面側発光部間を接続する背面側配線部を有し、前記2つの支持部材のうち、一方の支持部材の支持部に一方の背面側発光部が取り付けられ、他方の支持部材の支持部に他方の背面側発光部が取り付けられており、前記2つの支持部材は、前記背面側発光部材によって橋渡しされていることを特徴とする請求項3に記載の演出照明システムである。
本発明の構成によれば、支持部材間が各支持部材に取り付けられる裏面側発光部材によっても橋渡しされているため、より各発光部間の間隔を所望の間隔に維持しやすい。
請求項5に記載の発明は、前記支持部材は、少なくとも2つの支持部と、前記2つの支持部間を接続する接続部を有し、前記接続部の延び方向は、前記正面側配線部の延び方向と略直交していることを特徴とする請求項3又は4に記載の演出照明システムである。
ここでいう「略直交」とは、ある程度距離を取ってみたときに直交しているように見える関係をいう。具体的には2方向の交差角度が85度以上95度以下の範囲である。すなわち、「略直交」には直交(90度)も含む。
本発明の構成によれば、支持部材と正面側発光部材が略直交するように交差しているため、各発光部間の間隔を一定の間隔に維持しやすい。
請求項6に記載の発明は、前記正面側発光部材を少なくとも2つ有し、正面視したときに、前記2つの正面側発光部材と前記2つの支持部材が格子状となっていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の演出照明システムである。
本発明の構成によれば、2つの正面側発光部材と2つの支持部材が格子状となっているため、各発光部間の間隔を一定の間隔に維持しやすい。
請求項7に記載の発明は、支持部材と、正面側発光部材を有し、前記支持部材は、少なくとも2つの支持部と、前記2つの支持部間を接続する接続部を有し、前記正面側発光部材は、少なくとも2つの正面側発光部と、前記2つの正面側発光部間を接続する正面側配線部を有し、前記2つの支持部に前記2つの正面側発光部が取り付けられており、前記接続部に前記正面側配線部が敷設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の演出照明システムである。
本発明の構成によれば、正面側発光部材が支持部材に沿って配されているため、支持部材の剛性によって正面側発光部材が補強され、正面側発光部材が破損しにくい。
請求項8に記載の発明は、少なくとも2つの支持部材を有し、前記2つの支持部材は、少なくとも2つの支持部と、前記2つの支持部を接続する接続部をそれぞれ有し、前記接続部は、ワイヤー部材を保持可能な保持部を備えており、前記2つの支持部材は、前記ワイヤー部材によって橋渡し可能となっていることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の演出照明システムである。
本発明の構成によれば、ワイヤー部材によって支持部材間が橋渡しできるため、仮に外部から支持部材間が離反する方向に力が加わったとしても、ワイヤー部材によって支持部材が所定の間隔以上に離反することを防止できる。
請求項9に記載の発明は、前記支持部を備えた支持部材を有し、前記支持部材は、長尺状であって、その長手方向の端部に他の支持部材と連結可能な連結部を備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の演出照明システムである。
本発明の構成によれば、一の支持部材は、連結部によって他の支持部材と連結できるため、各支持部材を連結することによって、容易に演出照明システムの全体の面積を大きくすることができる。
請求項10に記載の発明は、正面側発光部材及び背面側発光部材とともに演出照明システムを構成する支持部材であって、正面側発光部を有する前記正面側発光部材と、背面側発光部を有する前記背面側発光部材とを支持する支持部材であって、前記正面側発光部及び前記背面側発光部は、曲面状の曲面部を備えるものであって、当該曲面部を透過して外部に光を照射可能なものであり、正面側に前記正面側発光部が取り付け可能であって、かつ背面側に背面側発光部が取り付け可能な前記支持部を有し、前記正面側発光部及び前記背面側発光部を取り付けて側面視したときに、前記正面側発光部の曲面部及び前記背面側発光部の曲面部とともに略円形又は略楕円形の外形形状を構成することを特徴とする支持部材である。
本発明の構成によれば、支持部の正面側に正面側発光部が取り付けられ、背面側に背面側発光部が取り付けられることによって、見物人等は、正面側及び背面側のいずれからみても演出照明を視認することができる。
また、本発明の構成によれば、見物人等が側面側からみても、曲面部の曲面に沿って発光しているように見せることができ、演出照明にある程度の視野角をもたせることが可能である。
また、本発明の構成によれば、見物人等が側面側からみても、曲面部の曲面に沿って発光しているように見せることができ、演出照明にある程度の視野角をもたせることが可能である。
請求項11に記載の発明は、前記正面側発光部材は、少なくとも2つの正面側発光部と、前記2つの正面側発光部間を接続する正面側配線部を有し、前記正面側配線部が一方向に延びた姿勢と、前記正面側配線部が前記一方向とは異なる方向に延びた姿勢に変更可能であることを特徴とする請求項10に記載の支持部材である。
本発明の構成によれば、正面側発光部材の取り付け姿勢を変更可能であるため、設置環境に合わせて、演出照明システムを設計することができる。
本発明によれば、正面側及び背面側のいずれの方向から見ても演出を視認することができる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
本発明の第1実施形態の演出照明システム1は、主に商業施設等の室内イルミネーションや屋外イルミネーションに使用される演出装置であって、空間を光で照らす照明装置でもある。演出照明システム1は、天井や枠体等の固定構造物に対して垂下した姿勢で取り付けられるものである。
演出照明システム1は、図1,図2,図3から読み取れるように、正面側発光部材2と、背面側発光部材3と、支持部材5と、ワイヤー部材6を有している。
演出照明システム1は、正面視したときに、正面側発光部材2と支持部材5が縦横格子状に配されており、背面視したときに、背面側発光部材3と支持部材5が縦横格子状に配されている。すなわち、各発光部材2,3は、支持部材5の前方側及び後方側において、ドットマトリクスを形成している。
そして、演出照明システム1は、各発光部材2,3が点灯されることによって、所望の映像や文字等を演出することが可能となっている。
演出照明システム1は、図1,図2,図3から読み取れるように、正面側発光部材2と、背面側発光部材3と、支持部材5と、ワイヤー部材6を有している。
演出照明システム1は、正面視したときに、正面側発光部材2と支持部材5が縦横格子状に配されており、背面視したときに、背面側発光部材3と支持部材5が縦横格子状に配されている。すなわち、各発光部材2,3は、支持部材5の前方側及び後方側において、ドットマトリクスを形成している。
そして、演出照明システム1は、各発光部材2,3が点灯されることによって、所望の映像や文字等を演出することが可能となっている。
正面側発光部材2は、図7のように、複数の正面側発光部10を有し、これらが正面側配線部11によって電気的及び物理的に接続されている。
正面側発光部10は、透明、乳半、又はフロストの樹脂によって形成されたカバー部12を備えており、カバー部12の内部にLED及びICチップ等が内蔵されている。そして、各正面側発光部10は、所望の発光色に発光可能となっている。
カバー部12は、サンドブラスト加工されていてもよい。
本実施形態の正面側発光部10は、カバー部12が透光性を有しており、さらにカバー部12の内部がシリコン樹脂等の透光性をもつ封止材によって充填されて封止されている。そして、正面側発光部10は、カバー部12の外部からLED及びICチップ部分が透過して視認できるようになっている。
正面側発光部10は、透明、乳半、又はフロストの樹脂によって形成されたカバー部12を備えており、カバー部12の内部にLED及びICチップ等が内蔵されている。そして、各正面側発光部10は、所望の発光色に発光可能となっている。
カバー部12は、サンドブラスト加工されていてもよい。
本実施形態の正面側発光部10は、カバー部12が透光性を有しており、さらにカバー部12の内部がシリコン樹脂等の透光性をもつ封止材によって充填されて封止されている。そして、正面側発光部10は、カバー部12の外部からLED及びICチップ部分が透過して視認できるようになっている。
カバー部12は、図4のように正面視したときに円形状であって、図6のように側面視したときに、光照射側の面の一部が半円弧状又は半楕円形状となっている。すなわち、正面側発光部10のカバー部12は、光照射側の面に曲面部16を備えている。
正面側発光部10は、カバー部12の内部のLEDから照射される光をカバー部12の曲面部16を透過して外部に光を照射可能となっている。本実施形態では、正面側発光部10は、変色及び調光可能となっている。
正面側発光部10は、カバー部12の内部のLEDから照射される光をカバー部12の曲面部16を透過して外部に光を照射可能となっている。本実施形態では、正面側発光部10は、変色及び調光可能となっている。
正面側配線部11は、図4に示されるように、正面側発光部10,10間、又は正面側発光部10と外部電源との間を電気的及び物理的に接続する配線である。
正面側配線部11は、給電線と信号線の周囲を黒色又は透明の外装部によって被覆されて形成されており、各正面側発光部10に対して給電及び制御可能となっている。
正面側配線部11は、長尺状をしており、ある程度屈曲可能となっている。
正面側配線部11は、給電線と信号線の周囲を黒色又は透明の外装部によって被覆されて形成されており、各正面側発光部10に対して給電及び制御可能となっている。
正面側配線部11は、長尺状をしており、ある程度屈曲可能となっている。
背面側発光部材3は、図5のように複数の背面側発光部20を有し、これらが背面側配線部21によって電気的及び物理的に接続されている。
背面側発光部20は、透明、乳半、又はフロストの樹脂によって形成されたカバー部22を備えており、カバー部22の内部にLED及びICチップ等が内蔵されている。そして、各背面側発光部20は、所望の発光色に発光可能となっている。
カバー部22は、サンドブラスト加工されていてもよい。
本実施形態の背面側発光部20は、カバー部22が透光性を有しており、さらにカバー部22の内部がシリコン樹脂等の透光性をもつ封止材によって充填されて封止されている。そして、背面側発光部20は、カバー部22の外部からLED及びICチップ部分が透過して視認できるようになっている。
背面側発光部20は、透明、乳半、又はフロストの樹脂によって形成されたカバー部22を備えており、カバー部22の内部にLED及びICチップ等が内蔵されている。そして、各背面側発光部20は、所望の発光色に発光可能となっている。
カバー部22は、サンドブラスト加工されていてもよい。
本実施形態の背面側発光部20は、カバー部22が透光性を有しており、さらにカバー部22の内部がシリコン樹脂等の透光性をもつ封止材によって充填されて封止されている。そして、背面側発光部20は、カバー部22の外部からLED及びICチップ部分が透過して視認できるようになっている。
カバー部22は、図5のように背面視したときに略円形状であって、図6のように側面視したときに、光照射側の面の一部が半円状又は半楕円形状となっている。すなわち、背面側発光部20のカバー部22は、光照射側の面に曲面状の曲面部26を備えている。
背面側発光部20は、カバー部22の内部のLEDから照射される光をカバー部22の曲面部26を透過して外部に光を照射可能となっている。本実施形態では、背面側発光部20は、変色及び調光可能となっている。
背面側発光部20は、カバー部22の内部のLEDから照射される光をカバー部22の曲面部26を透過して外部に光を照射可能となっている。本実施形態では、背面側発光部20は、変色及び調光可能となっている。
背面側配線部21は、図5に示されるように、背面側発光部20,20間、又は背面側発光部20と外部電源との間を電気的及び物理的に接続する配線である。
背面側配線部21は、給電線と信号線の周囲を黒色又は透明の外装部によって被覆されて形成されており、各背面側発光部20に対して給電及び制御可能となっている。
背面側配線部21は、長尺状をしており、ある程度屈曲可能となっている。
背面側配線部21は、給電線と信号線の周囲を黒色又は透明の外装部によって被覆されて形成されており、各背面側発光部20に対して給電及び制御可能となっている。
背面側配線部21は、長尺状をしており、ある程度屈曲可能となっている。
支持部材5は、図2のように正面側発光部材2及び背面側発光部材3を支持可能な部材であり、所定の方向(本実施形態では縦方向Y)に長尺状に延びた部材である。
支持部材5は、図8のように、複数の支持本体部30(支持部)と、複数の支持接続部31(接続部)と、一対の支持連結部32,33(連結部)を備えている。
支持部材5は、図8のように、複数の支持本体部30(支持部)と、複数の支持接続部31(接続部)と、一対の支持連結部32,33(連結部)を備えている。
本実施形態の支持部材5は、図8のように、8つの支持本体部30A〜30Hを備えており、これらが7つの支持接続部31A〜31Gで接続されている。そして、支持連結部32,33は、最も外側の支持本体部30A,30Hから外側に向かって延びている。
支持本体部30は、正面側発光部材2の正面側発光部10及び背面側発光部材3の背面側発光部20を保持する部位であり、本体板部34と、複数の正面側係合部35(35a〜35d)と、複数の背面側係合部36(36a〜36d)を備えている。
本体板部34は、外形形状が略円形状の板状部位であり、正面側発光部10を載置する台座として機能し、背面側発光部20を載置する台座としても機能する部位である。
正面側係合部35は、正面側発光部10の一部と係合し、正面側発光部10を支持部材5に取り付ける取付部である。具体的には、正面側係合部35は、本体板部34の一方の面(正面側の面)から前方側に向かって突出した突出片であり、本体板部34の外周に沿った形状をしている。また、正面側係合部35の突出方向先端部近傍には、本体板部34を正面視したときに、本体板部34の中心側に突出した正面側係合片(図示しない)が形成されている。
背面側係合部36は、背面側発光部20の一部と係合し、背面側発光部20を支持部材5に取り付ける取付部である。
具体的には、背面側係合部36は、正面側係合部35と同様の形状をした係合部であり、本体板部34からの突出方向が逆方向となっている。すなわち、背面側係合部36は、本体板部34の他方の面(背面側の面)から後方側に向かって突出した突出片であり、本体板部34の外周に沿った形状をしている。また、背面側係合部36の突出方向先端部近傍には、本体板部34を背面視したときに、本体板部34の中心側に突出した背面側係合片(図示しない)が形成されている。
具体的には、背面側係合部36は、正面側係合部35と同様の形状をした係合部であり、本体板部34からの突出方向が逆方向となっている。すなわち、背面側係合部36は、本体板部34の他方の面(背面側の面)から後方側に向かって突出した突出片であり、本体板部34の外周に沿った形状をしている。また、背面側係合部36の突出方向先端部近傍には、本体板部34を背面視したときに、本体板部34の中心側に突出した背面側係合片(図示しない)が形成されている。
本実施形態の支持本体部30は、図4,図5,図8から読み取れるように、1つの本体板部34に対して、4つの正面側係合部35a〜35d(35)と、4つの背面側係合部36a〜36d(36)を備えている。
各正面側係合部35a〜35dは、図4のように、本体板部34の外周に沿って所定の間隔を空けて並設されている。すなわち、正面側係合部35a〜35dは、本体板部34を正面視したときに本体板部34を囲むように配されており、各正面側係合部35a〜35dの間に隙間40a〜40dが形成されている。また、支持本体部30は、正面側係合部35によって囲まれた固定空間41を備えており、固定空間41に正面側発光部10の一部を取り付け可能となっている。固定空間41は、隙間40a〜40dを介して内外と連通している。
各正面側係合部35a〜35dは、図4のように、本体板部34の外周に沿って所定の間隔を空けて並設されている。すなわち、正面側係合部35a〜35dは、本体板部34を正面視したときに本体板部34を囲むように配されており、各正面側係合部35a〜35dの間に隙間40a〜40dが形成されている。また、支持本体部30は、正面側係合部35によって囲まれた固定空間41を備えており、固定空間41に正面側発光部10の一部を取り付け可能となっている。固定空間41は、隙間40a〜40dを介して内外と連通している。
固定空間41は、隙間40a〜40dを経由して内外と連通しており、各正面側係合部35a〜35d間の隙間40a〜40dには、正面側発光部材2の正面側配線部11を通過可能となっている。すなわち、正面側発光部材2の正面側配線部11,11が隙間40a,40cに挿通した姿勢と、正面側発光部材2の正面側配線部11,11が隙間40b,40dに挿通した姿勢とに変更可能となっている。
本実施形態の演出照明システム1では、正面側発光部材2の正面側配線部11,11が隙間40b,40dに挿通した姿勢を取る。
本実施形態の演出照明システム1では、正面側発光部材2の正面側配線部11,11が隙間40b,40dに挿通した姿勢を取る。
2つの正面側係合部35a,35cは、図4,図8から読み取れるように、本体板部34を挟んで対向しており、正面側係合部35a,35cの正面側係合片は互いに近接するように突出している。残りの正面側係合部35b,35dは、本体板部34を挟んで対向しており、正面側係合部35b,35dの正面側係合片は互いに近接するように突出している。
また、正面側係合部35a,35bでなす隙間40aは、正面側係合部35c,35dでなす隙間40cと固定空間41を挟んで対向しており、正面側係合部35b,35cでなす隙間40bは、正面側係合部35d,35aでなす隙間40dと固定空間41を挟んで対向している。
また、正面側係合部35a,35bでなす隙間40aは、正面側係合部35c,35dでなす隙間40cと固定空間41を挟んで対向しており、正面側係合部35b,35cでなす隙間40bは、正面側係合部35d,35aでなす隙間40dと固定空間41を挟んで対向している。
各背面側係合部36a〜36dは、図5,図8から読み取れるように、本体板部34の外周に沿って所定の間隔を空けて並設されている。すなわち、背面側係合部36a〜36dは、本体板部34を背面視したときに本体板部34を囲むように配されており、各背面側係合部36a〜36dの間に隙間45a〜45dが形成されている。また、支持本体部30は、背面側に背面側係合部36によって囲まれた固定空間46を備えており、固定空間46に背面側発光部20の一部を取り付け可能となっている。固定空間46は、隙間45a〜45dを介して内外と連通している。
固定空間46は、隙間45a〜45dを経由して内外と連通しており、各背面側係合部36a〜36d間の隙間45a〜45dには、背面側発光部材3の背面側配線部21を通過可能となっている。
2つの背面側係合部36a,36cは、本体板部34を挟んで対向しており、背面側係合部36a,36cの背面側係合片は互いに近接するように突出している。残りの背面側係合部36b,36dは、本体板部34を挟んで対向しており、背面側係合部36b,36dの背面側係合片は互いに近接するように突出している。
また、背面側係合部36a,36bでなす隙間45aは、背面側係合部36c,36dでなす隙間45cと固定空間46を挟んで対向しており、背面側係合部36b,36cでなす隙間45bは、背面側係合部36d,36aでなす隙間45dと固定空間46を挟んで対向している。
2つの背面側係合部36a,36cは、本体板部34を挟んで対向しており、背面側係合部36a,36cの背面側係合片は互いに近接するように突出している。残りの背面側係合部36b,36dは、本体板部34を挟んで対向しており、背面側係合部36b,36dの背面側係合片は互いに近接するように突出している。
また、背面側係合部36a,36bでなす隙間45aは、背面側係合部36c,36dでなす隙間45cと固定空間46を挟んで対向しており、背面側係合部36b,36cでなす隙間45bは、背面側係合部36d,36aでなす隙間45dと固定空間46を挟んで対向している。
支持接続部31は、図8のように、支持本体部30,30間を接続する接続部であり、断面形状が「H」字状の長尺体である。支持接続部31は、隣接する支持本体部30,30間を所定の間隔に維持する間隔維持部でもある。
支持接続部31の接続方向(長手方向)の長さは、正面側配線部11の長さ及び背面側配線部21の長さと略同一となっている。
支持接続部31は、図4,図5,図8から読み取れるように接続板部50と、正面側壁部51,52と、背面側壁部53,54を備えている。
支持接続部31の接続方向(長手方向)の長さは、正面側配線部11の長さ及び背面側配線部21の長さと略同一となっている。
支持接続部31は、図4,図5,図8から読み取れるように接続板部50と、正面側壁部51,52と、背面側壁部53,54を備えている。
接続板部50は、支持本体部30,30の本体板部34,34間を直線状に延びた長板である。各接続板部50は一律同じ長さとなっている。
正面側壁部51,52は、接続板部50の幅方向Xの端部から前方側に向けて立設された壁部であり、接続板部50の長手方向の強度を補強するリブでもある。
正面側壁部51,52は、接続板部50とともに正面側配線部11の大部分を収納可能な配線空間55を形成する壁部である。
配線空間55は、接続板部50及び正面側壁部51,52によって囲繞された空間であり、接続する支持本体部30,30を結ぶ空間である。
配線空間55は、接続する支持本体部30,30において、一方の正面側係合部35a,35b間の隙間40aと、他方の正面側係合部35c,35d間の隙間40cを連通させ、支持本体部30,30の固定空間40,40を連通させる空間である。
正面側壁部51,52は、接続板部50とともに正面側配線部11の大部分を収納可能な配線空間55を形成する壁部である。
配線空間55は、接続板部50及び正面側壁部51,52によって囲繞された空間であり、接続する支持本体部30,30を結ぶ空間である。
配線空間55は、接続する支持本体部30,30において、一方の正面側係合部35a,35b間の隙間40aと、他方の正面側係合部35c,35d間の隙間40cを連通させ、支持本体部30,30の固定空間40,40を連通させる空間である。
背面側壁部53,54は、正面側壁部51,52と同様の形状をした壁部であり、接続板部50からの突出方向が逆方向となっている。
すなわち、背面側壁部53,54は、接続板部50の幅方向Xの端部から後方側に向けて立設された壁部であり、接続板部50の長手方向の強度を補強するリブでもある。
背面側壁部53,54は、接続板部50とともに背面側配線部21の大部分を収納可能な配線空間60を形成する壁部である。
配線空間60は、接続板部50及び背面側壁部53,54によって囲繞された空間であり、接続する支持本体部30,30を結ぶ空間である。配線空間60は、接続する支持本体部30,30において、一方の背面側係合部36a,36b間の隙間45aと、他方の背面側係合部36c,36d間の隙間45cを連通させ、支持本体部30,30の固定空間46,46を連通させる空間である。
すなわち、背面側壁部53,54は、接続板部50の幅方向Xの端部から後方側に向けて立設された壁部であり、接続板部50の長手方向の強度を補強するリブでもある。
背面側壁部53,54は、接続板部50とともに背面側配線部21の大部分を収納可能な配線空間60を形成する壁部である。
配線空間60は、接続板部50及び背面側壁部53,54によって囲繞された空間であり、接続する支持本体部30,30を結ぶ空間である。配線空間60は、接続する支持本体部30,30において、一方の背面側係合部36a,36b間の隙間45aと、他方の背面側係合部36c,36d間の隙間45cを連通させ、支持本体部30,30の固定空間46,46を連通させる空間である。
支持連結部32は、支持部材5の長手方向(縦方向Y)の一方の端部に設けられ、他の支持部材5の支持連結部33と連結可能な部位である。
支持連結部32は、図8のように、連結本体部65と、連結張出部66と、連結突起部67を備えている。
連結本体部65は、支持本体部30から直線状に延びた長板状の部位である。
連結張出部66は、連結本体部65の延び方向(上方向)の端面(支持本体部30と反対側の端面)の一部から張り出した張出部であり、連結張出部66の幅(幅方向Xの長さ)は連結本体部65の幅(幅方向Xの長さ)よりも狭くなっている。
連結突起部67は、連結張出部66の側面から連結張出部66の張出方向Yに対して交差する方向(本実施形態では直交方向)に突出した突出片であり、断面形状が円形状の棒状の突起である。
支持連結部32は、図8のように、連結本体部65と、連結張出部66と、連結突起部67を備えている。
連結本体部65は、支持本体部30から直線状に延びた長板状の部位である。
連結張出部66は、連結本体部65の延び方向(上方向)の端面(支持本体部30と反対側の端面)の一部から張り出した張出部であり、連結張出部66の幅(幅方向Xの長さ)は連結本体部65の幅(幅方向Xの長さ)よりも狭くなっている。
連結突起部67は、連結張出部66の側面から連結張出部66の張出方向Yに対して交差する方向(本実施形態では直交方向)に突出した突出片であり、断面形状が円形状の棒状の突起である。
支持連結部33は、支持部材5の長手方向の他方の端部に設けられ、他の支持部材5の支持連結部32と連結可能な部位である。
支持連結部33は、図8のように、連結本体部70と、連結張出部71と、連結穴72を備えている。
連結本体部70は、支持本体部30から直線状に延びた長板状の部位であり、連結本体部70の幅は、連結本体部65と同程度の幅となっている。
連結張出部71は、連結本体部70の延び方向の端面(支持本体部30と反対側の端面)の一部から張り出した張出部であり、連結張出部71の幅は連結本体部70の幅よりも狭くなっている。
連結穴72は、連結張出部71の部材厚方向に深さをもった係合穴であり、断面形状が円形状の有底穴又は貫通孔である。本実施形態の連結穴72は、連結張出部71の部材厚方向に貫通した貫通孔であり、連結突起部67を挿通可能な挿通孔である。
支持連結部33は、図8のように、連結本体部70と、連結張出部71と、連結穴72を備えている。
連結本体部70は、支持本体部30から直線状に延びた長板状の部位であり、連結本体部70の幅は、連結本体部65と同程度の幅となっている。
連結張出部71は、連結本体部70の延び方向の端面(支持本体部30と反対側の端面)の一部から張り出した張出部であり、連結張出部71の幅は連結本体部70の幅よりも狭くなっている。
連結穴72は、連結張出部71の部材厚方向に深さをもった係合穴であり、断面形状が円形状の有底穴又は貫通孔である。本実施形態の連結穴72は、連結張出部71の部材厚方向に貫通した貫通孔であり、連結突起部67を挿通可能な挿通孔である。
支持部材5は、図8のように、各支持本体部30,30間を接続する支持接続部31A〜31Gのうち、特定の支持接続部31A,31D,31Gには、保持部61A,61B,61Cを備えている。
本実施形態の支持部材5は、保持部61A,61B,61Cが長手方向(縦方向Y)において三ケ所に設けられており、保持部61A,61B,61Cが長手方向(縦方向Y)において所定の間隔を空けて配されている。具体的には、保持部61Bが長手方向の中央に設けられ、保持部61Bに対して上方側に保持部61Aが設けられ、下方側に保持部61Cが設けられている。
本実施形態の支持部材5は、保持部61A,61B,61Cが長手方向(縦方向Y)において三ケ所に設けられており、保持部61A,61B,61Cが長手方向(縦方向Y)において所定の間隔を空けて配されている。具体的には、保持部61Bが長手方向の中央に設けられ、保持部61Bに対して上方側に保持部61Aが設けられ、下方側に保持部61Cが設けられている。
保持部61(61A,61B,61C)は、図3から読み取れるように、ワイヤー部材6の取付部75を着脱可能に保持可能な部位であり、2つの係合片62,63から構成されている。係合片62,63は、接続板部50に対して後方側に立設された壁部であり、ワイヤー部材6の取付部75を挟持可能となっている。
ワイヤー部材6は、各支持部材5,5間を接続する部材であり、支持部材5の脱離を防止する脱離防止部材である。
ワイヤー部材6は、図9のように、複数の取付部75と、複数の線状部76を備えており、これらが連なって一つの線状体となっている。
取付部75は、支持部材5に対して取り付けられる部位であり、円柱状の部位である。
線状部76は、ステンレスワイヤーで形成されており、取付部75,75間を結ぶ部位である。
ワイヤー部材6は、図9のように、複数の取付部75と、複数の線状部76を備えており、これらが連なって一つの線状体となっている。
取付部75は、支持部材5に対して取り付けられる部位であり、円柱状の部位である。
線状部76は、ステンレスワイヤーで形成されており、取付部75,75間を結ぶ部位である。
続いて、本実施形態の演出照明システム1の各構成部材の位置関係について説明する。
演出照明システム1は、図4のように、正面視したときに、横方向Xにおいて複数の支持部材5が所定の間隔を空けて並設されており、縦方向Yにおいて複数の支持部材5が直線状に連結されている。本実施形態では、支持部材5は、横方向Xにおいて各支持接続部31の長手方向が平行となるように並設されており、縦方向Yにおいて各支持接続部31が直線状になるように連結されている。
正面側発光部材2は、支持部材5の正面側で横方向Xに延びており、各支持部材5間を橋渡ししている。一方、背面側発光部材3は、支持部材5の背面側で横方向Xに延びており、各支持部材5間を橋渡ししている。すなわち、正面側発光部材2は、正面視したときに各支持部材5間に跨っており、背面側発光部材3は背面視したときに各支持部材5間に跨っている。
正面側発光部材2及び背面側発光部材3の延び方向は、各支持部材5の延び方向と直交している。すなわち、正面側発光部材2と支持部材5は、正面視すると縦横格子状に広がって配されており、背面側発光部材3と支持部材5は、背面視すると縦横格子状に広がって配されている。正面側発光部材2は、支持部材5を挟んで背面側発光部材3と対向している。
各支持部材5の保持部61には、図3のように、ワイヤー部材6の取付部75が取り付けられており、ワイヤー部材6によって各支持部材5の間隔が一定以上の間隔に開かないように規制されている。すなわち、ワイヤー部材6は、各支持部材5を橋渡ししており、各支持部材5間に跨って配されている。
横方向Xに隣接する支持部材5,5及び縦方向Yに隣接する正面側発光部材2,2は、それぞれの間隔が概ね等しく、正面視したときに略正方形の窓を形成している。同様に、横方向Xに隣接する支持部材5,5及び縦方向Yに隣接する背面側発光部材3,3は、それぞれの間隔が概ね等しく、背面視したときに略正方形を形成している。
正面側発光部材2及び背面側発光部材3の延び方向は、各支持部材5の延び方向と直交している。すなわち、正面側発光部材2と支持部材5は、正面視すると縦横格子状に広がって配されており、背面側発光部材3と支持部材5は、背面視すると縦横格子状に広がって配されている。正面側発光部材2は、支持部材5を挟んで背面側発光部材3と対向している。
各支持部材5の保持部61には、図3のように、ワイヤー部材6の取付部75が取り付けられており、ワイヤー部材6によって各支持部材5の間隔が一定以上の間隔に開かないように規制されている。すなわち、ワイヤー部材6は、各支持部材5を橋渡ししており、各支持部材5間に跨って配されている。
横方向Xに隣接する支持部材5,5及び縦方向Yに隣接する正面側発光部材2,2は、それぞれの間隔が概ね等しく、正面視したときに略正方形の窓を形成している。同様に、横方向Xに隣接する支持部材5,5及び縦方向Yに隣接する背面側発光部材3,3は、それぞれの間隔が概ね等しく、背面視したときに略正方形を形成している。
縦方向Yに並んだ各支持部材5は、図10のように、支持部材5の上端部に設けられた支持連結部32が縦方向Yに隣接する支持部材5の下端部に設けられた支持連結部33と連結されている。
具体的には、下側の支持部材5の連結張出部66が上側の支持部材5の連結張出部71と横方向Xで重なっており、下側の支持部材5の連結突起部67は、上側の支持部材5の連結穴72に挿入されている。すなわち、下側の支持部材5は、上側の支持部材5と縦方向Yに係合しており、下側の支持部材5の連結本体部65は、上側の支持部材5の連結本体部70と直線状に並んでいる。また、縦方向Yに隣接する支持部材5のうち、一方の支持部材5は、他方の支持部材5に対して、連結突起部67を回転軸として相対的に回転可能となっている。
具体的には、下側の支持部材5の連結張出部66が上側の支持部材5の連結張出部71と横方向Xで重なっており、下側の支持部材5の連結突起部67は、上側の支持部材5の連結穴72に挿入されている。すなわち、下側の支持部材5は、上側の支持部材5と縦方向Yに係合しており、下側の支持部材5の連結本体部65は、上側の支持部材5の連結本体部70と直線状に並んでいる。また、縦方向Yに隣接する支持部材5のうち、一方の支持部材5は、他方の支持部材5に対して、連結突起部67を回転軸として相対的に回転可能となっている。
支持本体部30近傍に注目すると、図4のように、支持部材5の支持本体部30は、本体板部34の正面側に正面側発光部材2の正面側発光部10が取り付けられており、正面側係合部35とカバー部12が係合している。同様に、図5のように、支持部材5の支持本体部30は、本体板部34の背面側に背面側発光部材3の背面側発光部20が取り付けられており、背面側係合部36とカバー部22が係合している。
支持本体部30は、側面視したときに、図6のように、正面側発光部10のカバー部12、及び背面側発光部20のカバー部22とともに、外形形状が略円形状又は略楕円形状となっている。
本実施形態の支持本体部30は、正面側発光部10のカバー部12及び背面側発光部20のカバー部22とともに、外形形状が直線部分と円弧部分で形成されたオーバル状となっている。
また、正面側発光部10の曲面部16と、背面側発光部20の曲面部26は、互いに離反する方向を向いている。
支持本体部30は、側面視したときに、図6のように、正面側発光部10のカバー部12、及び背面側発光部20のカバー部22とともに、外形形状が略円形状又は略楕円形状となっている。
本実施形態の支持本体部30は、正面側発光部10のカバー部12及び背面側発光部20のカバー部22とともに、外形形状が直線部分と円弧部分で形成されたオーバル状となっている。
また、正面側発光部10の曲面部16と、背面側発光部20の曲面部26は、互いに離反する方向を向いている。
本実施形態の演出照明システム1によれば、支持部材5の両面に発光部材2,3が配されており、曲面部16,26を介して正面側及び背面側の双方に光を照射することができるため、見物人等が正面側及び背面側のどちらからみても、演出照明を視認することができる。
本実施形態の演出照明システム1によれば、側面視したときに正面側発光部10のカバー部12、支持本体部30、及び背面側発光部20のカバー部22の外形形状が円形状又は楕円状となっているため、見物人等が側面側からみても、曲面部16,26の曲面に沿って発光しているように見せることができ、演出照明にある程度の視野角をもたせることが可能である。
本実施形態の演出照明システム1によれば、縦方向Yにおいて、各支持本体部30,30間の間隔が支持接続部31によって等間隔に維持されているので、正面側発光部10,10の間隔及び背面側発光部20,20の間隔を等間隔にすることができる。そのため、縦方向Yにおいて、正面側発光部10及び背面側発光部20を規則正しく設置することができる。
本実施形態の演出照明システム1によれば、横方向Xにおいて、各支持本体部30,30間の間隔が正面側発光部材2の正面側配線部11及び背面側発光部材3の背面側配線部21によって等間隔に維持されているので、正面側発光部10,10の間隔及び背面側発光部20,20の間隔を等間隔にすることができる。そのため、横方向Xにおいて、正面側発光部10及び背面側発光部20を規則正しく設置することができる。
また、本実施形態の演出照明システム1によれば、ワイヤー部材6の取付部75が支持部材5の保持部61に保持されているため、支持部材5,5間が離反しすぎることを防止することができる。
また、本実施形態の演出照明システム1によれば、ワイヤー部材6の取付部75が支持部材5の保持部61に保持されているため、支持部材5,5間が離反しすぎることを防止することができる。
本実施形態の演出照明システム1によれば、正面側発光部10と背面側発光部20は、縦横方向に等間隔に配されて、ドットマトリクス構造を形成しているため、各正面側発光部10及び各背面側発光部20の発光色や光量を調整することによって、発光部10,20によって映像や文字を表現することができる。
上記した実施形態では、正面側発光部材2及び背面側発光部材3の延び方向が支持部材5の延び方向に対して直交していたが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、正面側発光部材2及び背面側発光部材3の延び方向が支持部材5の延び方向に対して平行となっていてもよい。
この場合を第2実施形態の演出照明システムとして説明する。
例えば、正面側発光部材2及び背面側発光部材3の延び方向が支持部材5の延び方向に対して平行となっていてもよい。
この場合を第2実施形態の演出照明システムとして説明する。
第2実施形態の演出照明システムは、第1実施形態の演出照明システムと構成部材は同じであるが、上記したように、支持部材5と、正面側発光部材2及び背面側発光部材3の位置関係が異なる。
具体的には、第2実施形態の演出照明システムは、図11のように、支持部材5が横方向Xに所定の間隔を空けて配されており、これらがワイヤー部材6によって接続されている。
支持部材5の延び方向は、正面側発光部材2及び背面側発光部材3の延び方向と同一方向を向いている。すなわち、支持部材5、正面側発光部材2、及び背面側発光部材3はいずれも縦方向Yに延びている。
一方、支持部材5,5間を接続するワイヤー部材6は、横方向Xに延びている。
支持部材5の延び方向は、正面側発光部材2及び背面側発光部材3の延び方向と同一方向を向いている。すなわち、支持部材5、正面側発光部材2、及び背面側発光部材3はいずれも縦方向Yに延びている。
一方、支持部材5,5間を接続するワイヤー部材6は、横方向Xに延びている。
正面側配線部11は、支持部材5の本体板部34の正面側に敷設されており、長手方向に本体板部34を這っている。同様に背面側配線部21は、本体板部34の背面側に敷設されており、長手方向に本体板部34を這っている。すなわち、配線部11,21は、支持部材5の支持接続部31によって支持されており、正面側壁部51,52間又は背面側壁部53,54間を這っている。
本実施形態の演出照明システムによれば、配線部11,21が支持部材5の支持接続部31に支持されているため、配線部11,21に荷重がかかっても破損しにくい。
上記した実施形態では、支持部材5及び発光部材2,3が縦横碁盤状に配されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。支持部材5及び発光部材2,3は、図12のようにひし形状に配されていてもよい。すなわち、支持部材5が縦方向Yにずれていてもよい。
上記した実施形態では、同一平面上に支持部材5が並んでいたが、本発明はこれに限定されるものではない。支持部材5は、図13のように立体的に並んでいてもよい。
上記した実施形態では、支持部材5は横方向Xに等間隔に配されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、支持部材5,5間の間隔は、等間隔でなくてもよい。
上記した実施形態では、縦方向Yに隣接する支持部材5,5の支持連結部32,33が横方向Xに重なって連結していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、支持部材5,5の支持連結部32,33間の連結方向は特に限定されない。
上記した実施形態では、演出照明システム1が天井等の固定構造物に対して垂下した姿勢で取り付けられた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、演出照明システム1の姿勢は特に限定されない。
1 演出照明システム
2 正面側発光部材
3 背面側発光部材
5 支持部材
6 ワイヤー部材
10 正面側発光部
11 正面側配線部
16 曲面部
20 背面側発光部
21 背面側配線部
26 曲面部
30 支持本体部(支持部)
31 支持接続部(接続部)
32,33 支持連結部(連結部)
2 正面側発光部材
3 背面側発光部材
5 支持部材
6 ワイヤー部材
10 正面側発光部
11 正面側配線部
16 曲面部
20 背面側発光部
21 背面側配線部
26 曲面部
30 支持本体部(支持部)
31 支持接続部(接続部)
32,33 支持連結部(連結部)
Claims (11)
- 正面側発光部と、背面側発光部と、前記正面側発光部及び前記背面側発光部を支持する支持部を備えた演出照明システムであって、
前記正面側発光部及び前記背面側発光部は、曲面状の曲面部を備え、当該曲面部を透過して外部に光を照射可能であり、
前記支持部は、正面側に前記正面側発光部が取り付けられ、背面側に背面側発光部が取り付けられており、
側面視したときに、前記正面側発光部の曲面部、前記支持部、及び前記背面側発光部の曲面部によって、外形形状が略円形又は略楕円形となっていることを特徴とする演出照明システム。 - 前記曲面部は、正面視したときに円形状であることを特徴とする請求項1に記載の演出照明システム。
- 少なくとも2つの支持部材と、正面側発光部材を有し、
前記2つの支持部材は、それぞれ前記支持部を有し、
前記正面側発光部材は、少なくとも2つの正面側発光部と、前記2つの正面側発光部間を接続する正面側配線部を有し、
前記2つの支持部材のうち、一方の支持部材の支持部に一方の正面側発光部が取り付けられ、他方の支持部材の支持部に他方の正面側発光部が取り付けられており、
前記2つの支持部材は、前記正面側発光部材によって橋渡しされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の演出照明システム。 - 背面側発光部材を有し、
前記背面側発光部材は、少なくとも2つの背面側発光部と、前記2つの背面側発光部間を接続する背面側配線部を有し、
前記2つの支持部材のうち、一方の支持部材の支持部に一方の背面側発光部が取り付けられ、他方の支持部材の支持部に他方の背面側発光部が取り付けられており、
前記2つの支持部材は、前記背面側発光部材によって橋渡しされていることを特徴とする請求項3に記載の演出照明システム。 - 前記支持部材は、少なくとも2つの支持部と、前記2つの支持部間を接続する接続部を有し、
前記接続部の延び方向は、前記正面側配線部の延び方向と略直交していることを特徴とする請求項3又は4に記載の演出照明システム。 - 前記正面側発光部材を少なくとも2つ有し、
正面視したときに、前記2つの正面側発光部材と前記2つの支持部材が格子状となっていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の演出照明システム。 - 支持部材と、正面側発光部材を有し、
前記支持部材は、少なくとも2つの支持部と、前記2つの支持部間を接続する接続部を有し、
前記正面側発光部材は、少なくとも2つの正面側発光部と、前記2つの正面側発光部間を接続する正面側配線部を有し、
前記2つの支持部に前記2つの正面側発光部が取り付けられており、前記接続部に前記正面側配線部が敷設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の演出照明システム。 - 少なくとも2つの支持部材を有し、
前記2つの支持部材は、少なくとも2つの支持部と、前記2つの支持部を接続する接続部をそれぞれ有し、
前記接続部は、ワイヤー部材を保持可能な保持部を備えており、
前記2つの支持部材は、前記ワイヤー部材によって橋渡し可能となっていることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の演出照明システム。 - 前記支持部を備えた支持部材を有し、
前記支持部材は、長尺状であって、その長手方向の端部に他の支持部材と連結可能な連結部を備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の演出照明システム。 - 正面側発光部材及び背面側発光部材とともに演出照明システムを構成する支持部材であって、
正面側発光部を有する前記正面側発光部材と、背面側発光部を有する前記背面側発光部材とを支持する支持部材であって、
前記正面側発光部及び前記背面側発光部は、曲面状の曲面部を備えるものであって、当該曲面部を透過して外部に光を照射可能なものであり、
正面側に前記正面側発光部が取り付け可能であって、かつ背面側に背面側発光部が取り付け可能な前記支持部を有し、
前記正面側発光部及び前記背面側発光部を取り付けて側面視したときに、前記正面側発光部の曲面部及び前記背面側発光部の曲面部とともに略円形又は略楕円形の外形形状を構成することを特徴とする支持部材。 - 前記正面側発光部材は、少なくとも2つの正面側発光部と、前記2つの正面側発光部間を接続する正面側配線部を有し、
前記正面側配線部が一方向に延びた姿勢と、前記正面側配線部が前記一方向とは異なる方向に延びた姿勢に変更可能であることを特徴とする請求項10に記載の支持部材。
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JP2016030361A Pending JP2017147202A (ja) | 2016-02-19 | 2016-02-19 | 演出照明システム及び支持部材 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2017147202A (ja) |
-
2016
- 2016-02-19 JP JP2016030361A patent/JP2017147202A/ja active Pending
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