JP5734940B2 - 表示体用照明装置 - Google Patents

表示体用照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5734940B2
JP5734940B2 JP2012238868A JP2012238868A JP5734940B2 JP 5734940 B2 JP5734940 B2 JP 5734940B2 JP 2012238868 A JP2012238868 A JP 2012238868A JP 2012238868 A JP2012238868 A JP 2012238868A JP 5734940 B2 JP5734940 B2 JP 5734940B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
axis
irradiation
irradiation unit
long
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012238868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014089872A (ja
Inventor
俊次 松本
俊次 松本
Original Assignee
光電気Ledシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 光電気Ledシステム株式会社 filed Critical 光電気Ledシステム株式会社
Priority to JP2012238868A priority Critical patent/JP5734940B2/ja
Publication of JP2014089872A publication Critical patent/JP2014089872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5734940B2 publication Critical patent/JP5734940B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Description

この発明は、看板等の表示体を照らす表示体用照明装置に関する。
縦横に長さの異なる表示体の表示面側に間隔を空けて配置された発光装置を備え、該発光装置は、表示面に向かって光を照射する発光ダイオード及び該発光ダイオードからの光を表示面側に配光する配光レンズを有する照射ユニットを複数有し、該複数の照射ユニットの少なくとも1つは、配光レンズによって発光ダイオードからの光を表示面の長軸に沿って強める長軸側照射ユニットになる特許文献1に示す表示体用照明装置が公知になっている。
特許第4746152号公報
上記文献の表示体用照明装置は、長軸側照射ユニットによって、発光ダイオードからの光が表示面の長軸に沿って強められるため、指向性がある程度の広い発光ダイオードを用いた場合には、表示面の広い範囲を均一な明るさで照らすことが可能になる。
一方、表示面の長軸側に光を強める分、短軸側の光が不足して、表面の一部が周りに比べて暗くなり、表示面全体をより均一に明るく照らすことができない場合がある。
本発明は、長軸側照射ユニットの配光レンズによって発光ダイオードからの光を表示面の長軸に沿って強める表示体用照明装置において、表示面全体をより均一に明るく照らすことが可能な表示体用照明装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、第1に、縦横に長さの異なる表示体1の表示面2側に間隔を空けて配置された発光装置6を備え、該発光装置6は、前記表示面2に向かって光を照射する発光ダイオード8及び該発光ダイオード8からの光を前記表示面2側に配光する配光レンズ9を有する照射ユニット7を複数有し、前記発光装置6の1つに設けられた上記複数の照射ユニット7には、配光レンズ9によって発光ダイオード8からの光を前記表示面2の長軸X1に沿って強める長軸側照射ユニット7A,7Bと、上記長軸側照射ユニット7A,7Bとは別に、発光ダイオード8からの光を前記表示面2の短軸X2上一部に強める配光レンズ9を有する短軸側照射ユニット7Cとが含まれ、前記表示面2の前記長軸X1方向に形成された対向辺の一方を配置端2a、他方を照射端2bとし、該発光装置6を、正面視で、上記配置端2aに配置し、発光ダイオード8の光軸Sが、上記照射端2b側に傾斜するように該発光ダイオード8の姿勢を定め、上記長軸側照射ユニット7A,7Bの発光ダイオード8の光軸Sと正面視でラップする前記短軸X2上における上記照射端2b側には、前記長軸側照射ユニット7A,7Bからの光の強度が相対的に不足する照射エリアCが形成され、前記短軸側照射ユニット7Cは、配光レンズ9によって、上記照射エリアCに光を強める構造としたことを特徴とする。
第2に、前記長軸側照射ユニット7A,7Bを、前記短軸側照射ユニット7Cよりも多く設けたことを特徴とする。
第3に、前記長軸側照射ユニット7A,7Bの少なくとも1つは、前記短軸X2における照射端2b寄り部分の光を強める配光レンズ9を有する前記長軸側不均等照射ユニット7Bになることを特徴とする。
第4に、前記長軸側照射ユニット7A,7Bの少なくとも1つは、前記短軸X2の両側に均等に光を分配する配光レンズ9を有する前記長軸側均等照射ユニット7Aになることを特徴とする。
第5に、前記表示面2の一端が配置端2aにも照射端2bにもなるように、該一端に前記発光装置6を設けるとともに、該一端の反対側端にも前記発光装置6を設けることを特徴とする。
第6に、前記表示体1に複数の前記発光装置6を設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、長軸側照射ユニットによって、発光ダイオードからの光が表示面の長軸に沿って強められて表示面の広い範囲をより均一の照らすことが可能になるとともに、表示面の長軸に沿って光を強める分だけ短軸側の光が不足して暗くなった該短軸上の少なくとも中心以外の一部分は、短軸側照射ユニットによって、明るく照らされるため、表示面全体をより均一に明るく照らすことができる。
また、短軸側照射ユニットの配光レンズは、長軸側照射ユニットの発光ダイオードの光軸と交差する短軸上に光を強めるものによれば、長軸側照射ユニットの発光ダイオードの光軸と交差する短軸側は、より暗くなりがちであるが、この部分を、短軸側照射ユニットによって明るく照らすことが可能になる。
また、発光装置を、正面視で、表示体の一端である配置端に配置し、発光ダイオードの光軸が、上記配置端の反対側端である照射端側に傾斜するように該発光ダイオードの姿勢を定め、表示面の長軸方向に形成された対向辺の一方を配置端、他方を照射端とし、短軸側照射ユニットは、配光レンズによって、発光ダイオードからの光を上記短軸の照射端寄りに強めるものによれば、長軸側照射ユニットのみでは暗くなりがちな照射端寄り部分を、短軸側照射ユニットによって、明るく照らすことができる。
本発明を適用した表示体用照明装置の正面図である。 本発明を適用した表示体用照明装置の側面図である。 筐体の対向面側の構成を説明する説明図である。 LEDの構成を示す側面図である。 (A)は第1配光レンズを光軸方向から見た場合の形状を示す図面であり、(B),(C)は(A)のB矢視図及びC矢視図である。 (A),(B)は、第1照射ユニットの光軸方向視の光量分布図及び長軸方向の光量分布図である。 (A)は第2配光レンズの光軸方向視の外形図であり、(B)は(A)のB矢視図であり、(C)は(A)のC−C断面図である。 第2照射ユニットの光軸方向視の光量分布図である。 (A),(B)は第3照射ユニットの分解側面図及び平面図である。 (A)は第3照射ユニットの照射状態を真横から見た場合の説明図であり、(B)は第3照射ユニットの光軸方向視の光量分布図である。 (A)は本発明の別実施形態を示す正面図であり、(B)は本発明のさらに別の実施形態を示す正面図である。 縦長の看板に設置される照明装置の構成を示す正面図である。
図1,図2は、本発明を適用した表示体用照明装置の正面図及び側面図である。横長な方形状の看板(表示体)1は、一方側の面である表面がフラットな表示面2になり、この表示面2には、広告情報、案内情報、その他の各種画像情報や文字情報からなる表示情報が直接印刷されるか、或いは、該表示情報が印刷されたシートが貼付されている。
このようにして、看板1の表示面2側には、本発明を適用した表示体用照明装置(以下、単に「照明装置」)3が配置され、この照明装置3によって、表示面2を明るく照らすことにより、夜間等で周囲が暗い場合にも、この表示面2の表示情報を確実に目視可能になる。
なお、看板1は、正面視長手方向が横方向に向けられた方形状に成形され、長軸X1が横方向に形成されるとともに、短軸X2が縦方向に形成されているが、この他、看板1全体を、縦横に長さの異なる長軸X1と短軸X2を有する菱形、楕円状その他の長円形状に成形してもよいし、或いはこれらを組合せてもよく、さらには、長軸X1及び短軸X2を縦横に有する表示面2を有していれば、表示体1自体の形状を板状に成形する必要も無い。
この看板1の方形状の表示面2における長軸X1方向に延びる一対の対向辺の一方が配置端2aになり、他方が照射端2bになり、照明装置3は、この配置端2aの中央部からから正面側に突出形成された前後方向の杆状の支持フレーム(支持部材)4と、支持フレーム4の突出端部に取付固定された方形厚板状の筐体6とを備えている。
この筐体6は、看板1の表示面2から所定間隔Dだけ離れた位置に支持固定される。この筐体6における表示面2との対向面(照射面)6aに垂直な直線に沿って照明装置3から看板1への光の照射方向(光軸S)が設定され、この光軸Sは、筐体6を傾斜姿勢で支持フレームに固定することによって、水平方向に対して予め定めた所定角(傾斜角度)θだけ傾斜した状態になる。言換えると、光軸Sは、表示面2に向かって照射端2b側に傾斜し、表示面2の照射端2b寄り位置に達する。
図3は、筐体の対向面側の構成を説明する説明図であり、図4は、LEDの構成を示す側面図である。筐体6の上記対向面6aには、複数の照射ユニット7が設置されている。各照射ユニット7は、1つのLED(発光ダイオード)8と、1つの配光レンズ9とから構成されている。
各LED8は、照射方向が上記光軸Sに沿うようにして、筐体6に固定されているが、各LED8の光軸Sは個別に向きを調整してもよい。ちなみに、筐体6は、対向面6a側に複数の照射ユニット7を設置することにより、発光装置(投光器)として機能している。
このLED8は、光軸Sに対して、拡散角度αが−20〜20度の範囲内では、光量が最大値を保持するとともに、拡散角度αが20度以上または−20度以下の範囲では、拡散角度αの絶対値が大きくなるに従って次第に光量が小さくなるように、光度分布が設定されている。
照射ユニット7には、第1照射ユニット(長軸側照射ユニット,長軸側均等照射ユニット)7Aと、第2照射ユニット(長軸側照射ユニット,長軸側不均等照射ユニット)7Bと、第3照射ユニット(短軸側照射ユニット)7Cとの3種類が用意され、この3種類の照射ユニット7A,7B,7Cには、専用の配光レンズ9である第1配光レンズ9A、第2配光レンズ9B及び第3配光レンズ9Cがそれぞれ用いられる一方で、LED8は全て同一種類のものが用いられる。
図5(A)は第1配光レンズを光軸方向から見た場合の形状を示す図面であり、(B),(C)は(A)のB矢視図及びC矢視図であり、図6(A),(B)は、第1照射ユニットの光軸方向視の光量分布図及び長軸方向の光量分布図である。第1配光レンズ9Aは、光軸S方向視において、同一形状の一対の楕円同士を、長径が同一線上に位置するようにして互いを重ね合せた際の外形と略同一形状を有し、筐体6の対向面6aからドーム状に盛上った形状に成形されており、光透性を有する部材(具体的には、無色透明な合成樹脂や硝子等)によって構成されている。
このようにして、上記長径方向に長軸Y1が設定された配光レンズ9Aの該長軸Y1方向の中央部には、LED8を収容する収容スペースとなる収容部11が形成されている。この収容部11は、二等辺三角形状(さらに具体的には正三角形状)の断面形状を有して、長軸方向Y1に直交する方向に形成されており、該収容部11の全長方向両端及び対向面6a側面が開放されている。
そして、筐体6の対向面6aに固定された状態のLED8の上方側から、収容部11を被せるようにして、各LED8に1つの配光レンズ9Aを設置する。この際、収容部11の全長方向中央部にLED8を位置させるとともに、配光レンズ9Aの長軸Y1方向が看板1の長軸X1方向(看板1の長軸X1方向と平行になる方向)を向く姿勢で、該配光レンズ9Aが、筐体6の対向面6a側に取付固定される。
配光レンズ9Aの長軸Y1を看板1の長軸X1と平行に設定することにより、LED8からの光は、光軸S上では強められて光量が少なくなるとともに、看板1の長軸X1に沿って強められて光量が多くなる他、看板1の短軸X2の両側に均等に光が分配される。
言換えると、LED8からの光が、配光レンズ9Aによって、自身の長軸Y1及び看板1の長軸X1と平行であって且つ自身の光軸Sと直交する配光線Z1に沿って強められて光量が多くなるとともに、該光が、配光レンズ9Aによって、自身の短軸Y1と平行であって且つ自身の光軸S及び上記配光線Z1の両方に直交する対称軸Z2の該光軸Sを境にした両側に対称に配光される。この対称軸Z2は、平面視で短軸X1とラップしているため、LED8からの光が、看板1の短軸X2の両側に均等に配光される。
具体的には、光軸Sに対して所定角度(具体的には65度程度)分上記長軸X1方向両側に広がる範囲内(具体的には、−65度〜65度の間の範囲内)において、光軸Sに対して広角になる程、光量が多くなる。また、光軸S方向視で、配光線Z1に対して対称な光量分布となるとともに、対象軸Z1に対して対称な光量分布となる。
図7(A)は第2配光レンズの光軸方向視の外形図であり、(B)は(A)のB矢視図であり、(C)は(A)のC−C断面図であり、図8は、第2照射ユニットの光軸方向視の光量分布図である。第2配光レンズ9Bは、光透性を有する部材(具体的には、無色透明な合成樹脂や硝子等)によって構成され、この第2配光レンズ9Bは、光軸S方向視で長円形をなして長さの異なる長軸Y1と短軸Y2とを縦横に有し、筐体6の対向面6aから盛上った凸曲面状に成形されている。
具体的には、第2配光レンズ9Bは、長軸Y1方向視で、表示面2から遠い側の面が、対向面6aに対して垂直に立上っている一方で、それ以外の上面及び表示面2側の面が1/4周以上の円弧状に成形されている。また、第2配光レンズ9Bは、短軸Y2方向視で、対称な1/2程度の円弧状をなしている。
この第2配光レンズ9Bには、LED8を収容する収容部11が短軸Y2方向に形成されている。この収容部11は、断面視二等辺三角形状(さらに具体的には正三角形状)をなし、長軸Y1方向視で、表示面2側に頂点が偏った逆V字状に形成されている。
そして、筐体6の対向面6aに固定された状態のLED8の上方側から、収容部11を被せるようにして、各LED8に1つの配光レンズ9Bを設置する。この際、この収容部11の短軸Y2方向の中央部にLED8が収容配置されるとともに、配光レンズ9Bの長軸Y1方向が看板1の長軸X1方向(看板1の長軸X1方向と平行になる方向)を向く姿勢で、該配光レンズ9Bが、筐体6の対向面6a側に取付固定される。
配光レンズ9Bの長軸Y1を看板1の長軸X1と平行に設定することにより、LED8からの光は、光軸S上では強められて光量が少なくなるとともに、看板1の長軸X1に沿って強められて光量が多くなる。
言換えると、LED8からの光が、配光レンズ9Bによって、自身の長軸Y1及び看板1の長軸X1と平行であって且つ自身の光軸Sと直交する配光線Z1に沿って強められて光量が多くなるとともに、該光が、配光レンズ9Bによって、自身の短軸Y1と平行であって且つ自身の光軸S及び上記配光線Z1の両方に直交する対称軸Z2の該光軸Sを境にした一方側である強め側(図8の上側)で強められて光量が多くなるとともに、他方側である弱め側で弱められて光量が少なくなる。
この対称軸Z2は、平面視で短軸X1とラップしているとともに、第2照射ユニット7Bの対称軸Z2の強め側が照射端2b寄りに向けられる一方で、強め側が配置端2a寄りに向けられる。
このため、第2配光レンズ9Bによって、LED8からの光を、光軸Sを境に長軸X1の両側に等分に配光し、この際の長軸X1上での光量分布図は、図6(B)に示すものと同一又は略同一になる他、LED8からの光が、光軸Sの境に表示面1の短軸X2の配置端2a寄り部分では、弱められて光量が少なくなるとともに、照射端2a寄り部分では、強められて光量が多くなる。
具体的には、光軸Sに対して所定角度(具体的には65度程度)分上記長軸X1方向両側に広がる範囲内(具体的には、−65度〜65度の間の範囲内)において、光軸Sに対して広角になる程、光量が多くなる。また、光軸S方向視で、対象軸Z1に対して対称な光量分布となるとともに、配光線Z1に対して非対称な光量分布になり、照明装置3から遠い側である上側を、第2発光ユニット7Bによって、明るく照らすことが可能になる。
図9(A),(B)は第3照射ユニットの分解側面図及び平面図であり、図10(A)は第3照射ユニットの照射状態を真横から見た場合の説明図であり、(B)は第3照射ユニットの光軸方向視の光量分布図である。この第3配光レンズ9Cは、ハウジング12と、レンズ本体13とを備えている。
ハウジング12は、光軸Sと同一軸心となる円柱状に成形され、このハウジング12の照射側端にはレンズ穴12aが穿設され、このレンズ穴12aは底側に向かって次第に径が小さくなるテーパー状に成形されており、このレンズ穴12aの底部は、LED8を収容する収容部11に近接または連通(図示する例では近接)している。
収容部11は、LED8の形状に沿う形状に成形され、LED8は、この収容部11に嵌め込み収容された状態で、設置される。
レンズ本体13は、レンズ穴12aの内周に沿う円錐台状に成形され、レンズ穴12aに嵌合挿入される。レンズ本体13をレンズ穴12aに嵌合挿入した状態では、ハウジング12及びレンズ本体13が光軸Sと同一軸心となる。
このレンズ本体13におけるレンズ穴12aの底側に位置する小径側端面は、LED8の発光部分の少なくとも一部が直接的または間接的(図示する例では、ハウジング12を介して間接的)に収容される凹面13aとなる。
レンズ穴12aにレンズ本体13全体を挿脱自在に嵌合挿入することにより第3配光レンズ9Cが構成され、この第3配光レンズ9Cの収容部11にLED8の全体を収容設置することにより、LED8の発光部分の少なくとも一部が凹面13aに収容されて第3照射ユニット7Cが構成される。
ちなみに、レンズ本体13は、光透性を有する部材(具体的には、無色透明な合成樹脂や硝子等)によって構成されている。一方、ハウジング12は、このような部材が構成することは必須ではないが、本例では、光透性を有する部材(具体的には、無色透明な合成樹脂や硝子等)によって構成されている。
該構成の第3照射ユニット7Cは、光軸Sに対して、15〜30度の角度(照射角度)βだけ広がった範囲が照射範囲に設定され、この照射範囲は、ハウジング12のレンズ穴12aに嵌合設置するレンズ本体13を交換することにより、設定変更可能である。
すなわち、第3照射ユニット7Cは、照射側に向かって円錐状に光を照射し、この第3照射ユニット7Cの光軸S方向視において、該光軸Sから360度均等に光が照射されて光量分布が光軸Sを中心とした円形をなす。このため、第3照射ユニット7Cでは、該光軸Sに沿って光が強められて、光軸S上で光量が最大になり、光軸S上に位置する、或いは近接する対象物を明るく照らす。そして、第3照射ユニット7Cの光軸Sは、表示面2の照射端2b寄り部分に向けられている。
以上のような3種類の照射ユニット7A,7B,7Cを、図2の示すようにして、筐体6の対向面6aに配置している。
具体的には、第1照射ユニット7Aと、第2照射ユニット7Bと、第3照射ユニット7Cとが行列状に配置されている。詳しく説明すると、平面視で、表示面2の短軸X2方向に沿って(具体的には平行に)所定間隔(図示する例では等間隔)毎に第1照射ユニット7Aを複数並列させることにより第1照射ユニット列L1を構成し、平面視で、表示面2の短軸X2方向に沿って(具体的には平行に)所定間隔(図示する例では等間隔)毎に第2照射ユニット7Bを複数並列させることにより第2照射ユニット列L2を構成し、平面視で、表示面2の長軸X1方向に沿って(具体的には平行に)所定間隔(図示する例では等間隔)毎に第3照射ユニット7Cが複数並列させることにより第3照射ユニット列L3を構成している。
表示面2の長軸X1方向における中央側に、複数列(図示する例では2列)の第2照射ユニット列L2が形成され、この複数列配置された第2照射ユニット列L2の長軸X2方向両外側には、この第2照射ユニット列L2の集合を挟むようにして、第1照射ユニット列L1が一又は複数列(図示する例では1列)それぞれ配置されている。
この第2照射ユニット列L2の照射ユニット7Bの数は、第1照射ユニット列L1の照射ユニット7Aの数よりも少なく、第1照射ユニット列L1及び第2照射ユニット列L2の一端同士は位置が揃えられているため、第1照射ユニット列L2の集合を挟んで対向する一対の第1照射ユニット列L1,L1の他端の間には、スペースが形成され、このスペースに、第3照射ユニット列L3が一又は複数列(図示する例では、1列)配設されている。
ちなみに、第3照射ユニット列L3の照射ユニット7Cの数は、第2照射ユニットL2の列数と同数であるとともに、第3照射ユニット列L3の列数は、第1照射ユニット列L1の照射ユニット7Aの数から第2照射ユニット列L2の照射ユニット7Aの数を減算した値と同一になり、これによって、対向面6aの複数の照射ユニット7が行列状に配された状態になる。
以上のように構成される照明装置3によれば、表示面2の短軸X2方向における配置端2a寄りの範囲である近接エリアAが、第1照射ユニット7A及び第2照射ユニット7Bからの光によって、明るく均等に照らされるとともに、表示面2の短軸X2方向における照射端2b寄りの範囲である離間エリアBが、第2照射ユニット7Bからの光によって、明るく均等に照らされる。
さらに、短軸X2における第2照射ユニット7Bにより光が強められる側の端部(図示する例では、照射端2b側)寄り部分である照射エリアCは、上記2つの照射ユニット7A,7Bからの光が届き難く、暗くなる傾向になるため、この照射エリアCを、第3照射ユニット7Cからの光によって、集中的に明るく照らす。
ちなみに、短軸X2が複数想定される図1,2に示すような表示面2の場合には、この複数の短軸X2のうちで、光軸Sと交差又は正面視でラップする短軸X2の端部に、照射エリアCが形成される。この照射エリアCは、第1照射ユニット7Aからの光や、第2照射ユニット7Bからの光が届き難く、暗くなり易い部分であるため、この部分を、第3照射ユニット7Cによって集中的に照らすため、表示面2の全体を均一且つ明るく照らすことが可能になる。
また、この照射エリアCは、近接エリアAや、離間アリアBに比べて狭い範囲であるため、対向面6aに設置する第3照射ユニット7Cの設置数は、第1照射ユニット7Aの設置数や、第2照射ユニット7Bの設置数よりも少なくなっている。
なお、表示面1の面積の増減に対しては、第1照射ユニット7Aの数と、第2照射ユニット7Bの数と、第3照射ユニット7Cの数との比率を大幅に変更せずに、各照射ユニット7の増減させることにより、対応可能である。
次に、図11に基づき本発明の別実施形態について上記形態と異なる点を説明する。
図11(A)は本発明の別実施形態を示す正面図である。図1乃至図10に示す形態では、1つの看板1に対して照明装置3を1つ設けたが、図11(A)に示す例では、長軸X1方向に長く延びる看板1に照明装置3を所定間隔(等間隔)毎に配置し、この少ない台数の照明装置3によって一方向に長い単一の看板1を明るく均等に照らすことが可能である。
このように、横長の看板1や縦長の看板1に、その長手方向に沿って、この照明装置3を複数並列させて設置すれば、設置台数を大幅に削除可能である。例えば、30mの横長の看板1を照明しようとした場合、他の従来公知のLED照明装置では、100WのLED照明装置が29台必要であるのに対して、本照明装置3では、119Wの照明装置3が1/3以下の9台を横方向に所定間隔毎に並列させれば十分であり、この9台で、29台の上記LED照明装置と同程度の明るさで照らすことが可能である。この他、エネルギー効率も高く、他の従来公知のLED照明装置と比べて、消費電力が半分程度になる。
図11(B)は本発明のさらに別の実施形態を示す正面図である。図1乃至図10に示す形態では、表示面2の対向辺の一方側に照明装置3を設けて配置端2aとし、他方側を照射端2bとしたが、図11(B)に示す例では、配置端2aが照射端2bにもなり、照射端2bが配置端2aにもなるように、表示面2における一対の対向辺の一方側に照明装置3を設けるとともに、他方側にも照明装置3を設け、各対向辺を配置端2a及び照射端2bとしている。これによって、両側から、表示面2を均等に明るく照らすことが可能になる。
次に、図12に基づき本発明の別実施形態について上記形態と異なる点を説明する。
図12は、縦長の看板に設置される照明装置の構成を示す正面図である。同図に示す例では、縦長方形状に形成された表示面2の対向する短辺の一方を配置端2aとし、他方を照射端2bとしている。
上述した形態と同様に、この配置端2aの中央部に支持フレーム4を介して照明装置3を設置し、この照明装置3の光軸Sを照射端2bに向けるが、筐体6は、光軸Sの軸回りに90度回転させた状態で、支持フレーム4も設置し、各第1配光レンズ9A及び各第2配光レンズ9Bの短軸Y2を、表示体2の短軸X2と同一方向に向ける。これによって、表示面2の全体を均一に明るく照らすことが可能になる。
なお、図示する例の場合、表示面2の短軸X2方向両側に均等に光を照射する必要があるため、対向面6aには、第2照射ユニット7Bが設けずに、第2照射ユニット7Bの配置箇所には、代わりに第1照射ユニット7Bを設けてもよい。また、この場合には、第3照射ユニット7Cからの光が、上記短軸X2の一方側ではなく、両側を照射するように、該短軸Xの一方側を集中的に照射する第3照射ユニット7Cと、該短軸Xの他方側を集中的に照射する第3照射ユニット7Cとを、各別に設けてもよく、これを単一の第3照射ユニット7Cで行わせてもよい。
以上のような構成によって、表示面2の短辺側に照明装置3を設けた場合でも、表示体2の全体を明るく均等に照らすことが可能になる。
1 看板(表示体)
2 表示面
2a 配置端
2b 照射端
6 筐体(発光装置,投光器)
7 照射ユニット
7A 第1照射ユニット(長軸側照射ユニット)
7B 第2照射ユニット(長軸側照射ユニット,長軸側不均等照射ユニット)
7C 第3照射ユニット(短軸側照射ユニット,長軸側均等照射ユニット)
8 LED(発光ダイオード)
9 配光レンズ
C 照射エリア
S 光軸
X1 長軸
X2 短軸

Claims (6)

  1. 縦横に長さの異なる表示体(1)の表示面(2)側に間隔を空けて配置された発光装置(6)を備え、
    該発光装置(6)は、前記表示面(2)に向かって光を照射する発光ダイオード(8)及び該発光ダイオード(8)からの光を前記表示面(2)側に配光する配光レンズ(9)を有する照射ユニット(7)を複数有し、
    前記発光装置(6)の1つに設けられた上記複数の照射ユニット(7)には、
    配光レンズ(9)によって発光ダイオード(8)からの光を前記表示面(2)の長軸(X1)に沿って強める長軸側照射ユニット(7A,7B)と、
    上記長軸側照射ユニット(7A,7B)とは別に、発光ダイオード(8)からの光を前記表示面(2)の短軸(X2)上一部に強める配光レンズ(9)を有する短軸側照射ユニット(7C)とが含まれ、
    前記表示面(2)の前記長軸(X1)方向に形成された対向辺の一方を配置端(2a)、他方を照射端(2b)とし、
    該発光装置(6)を、正面視で、上記配置端(2a)に配置し、
    発光ダイオード(8)の光軸(S)が、上記照射端(2b)側に傾斜するように該発光ダイオード(8)の姿勢を定め、
    上記長軸側照射ユニット(7A,7B)の発光ダイオード(8)の光軸(S)と正面視でラップする前記短軸(X2)上における上記照射端(2b)側には、前記長軸側照射ユニット(7A,7B)からの光の強度が相対的に不足する照射エリア(C)が形成され、
    前記短軸側照射ユニット(7C)は、配光レンズ(9)によって、上記照射エリア(C)に光を強める構造とした
    ことを特徴とする表示体用照明装置。
  2. 前記長軸側照射ユニット(7A,7B)を、前記短軸側照射ユニット(7C)よりも多く設けた
    請求項1に記載の表示体用照明装置。
  3. 前記長軸側照射ユニット(7A,7B)の少なくとも1つは、前記短軸(X2)における照射端(2b)寄り部分の光を強める配光レンズ(9)を有する前記長軸側不均等照射ユニット(7B)になる
    請求項1又は2の何れかに記載の表示体用照明装置。
  4. 前記長軸側照射ユニット(7A,7B)の少なくとも1つは、前記短軸(X2)の両側に均等に光を分配する配光レンズ(9)を有する前記長軸側均等照射ユニット(7A)になる
    請求項1乃至3の何れかに記載の表示体用照明装置。
  5. 前記表示面(2)の一端が配置端(2a)にも照射端(2b)にもなるように、該一端に前記発光装置(6)を設けるとともに、該一端の反対側端にも前記発光装置(6)を設ける
    請求項1乃至4の何れかに記載の表示体用照明装置。
  6. 前記表示体(1)に複数の前記発光装置(6)を設けた
    請求項1乃至5の何れかに記載の表示体用照明装置。
JP2012238868A 2012-10-30 2012-10-30 表示体用照明装置 Active JP5734940B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012238868A JP5734940B2 (ja) 2012-10-30 2012-10-30 表示体用照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012238868A JP5734940B2 (ja) 2012-10-30 2012-10-30 表示体用照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014089872A JP2014089872A (ja) 2014-05-15
JP5734940B2 true JP5734940B2 (ja) 2015-06-17

Family

ID=50791615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012238868A Active JP5734940B2 (ja) 2012-10-30 2012-10-30 表示体用照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5734940B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6528991B2 (ja) * 2015-08-24 2019-06-12 大日本印刷株式会社 太陽電池複合型表示体

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003195790A (ja) * 2001-12-27 2003-07-09 Koito Mfg Co Ltd 表示板照明装置
JP2003216078A (ja) * 2002-01-25 2003-07-30 Omi Auto Tekku:Kk 表示板及び表示装置
JP5550112B2 (ja) * 2010-03-30 2014-07-16 株式会社エンプラス 光束制御部材、発光装置、及び照明装置
JP4746152B1 (ja) * 2010-12-17 2011-08-10 光電気通信システム株式会社 表示体用照明装置
JP5425289B1 (ja) * 2012-10-30 2014-02-26 光電気Ledシステム株式会社 照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014089872A (ja) 2014-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7866837B2 (en) Skew light illumination lens device
EP2418422A2 (en) Led lamp having broad and uniform light distribution
US8801207B2 (en) Light directing sign substrate
JP2011232717A (ja) 表示装置
JP2013205631A (ja) レンズおよびそれを備えた照明装置
US8550668B2 (en) Light control member with intersecting groups of parallel prisms, and light-emitting device using such member
US20120155083A1 (en) Light source device, illumination device, and display device
US10760768B2 (en) Optical device and illumination device
CN102691901A (zh) 灯单元
JP4746152B1 (ja) 表示体用照明装置
JP5734940B2 (ja) 表示体用照明装置
EP3246902A1 (en) Display device
US20180227990A1 (en) Illumination device
US8517565B2 (en) Illumination device
JP5425289B1 (ja) 照明装置
JP3157255U (ja) 内照式看板
JP2014229545A (ja) 光源装置及びこの光源装置を用いた照明装置
WO2013008797A1 (ja) 面発光装置、および表示装置
JP2007273222A (ja) 面状光源
JP5148386B2 (ja) 発光表示装置
KR20180124128A (ko) 후방조사를 제공하는 조명 조립체
US10145535B1 (en) Light source device and light source system thereof
KR20140030556A (ko) 입체조명 게시판
WO2018143432A1 (ja) 面光源装置および表示装置
JP6103881B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140609

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20140609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140613

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20140710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5734940

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250