JP2017147084A - スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネル部材に対するタッチ操作によるタッチ検出が不安定になることを防止することができるスイッチ装置を提供すること。【解決手段】一つの実施形態によれば、スイッチ装置が提供される。実施形態に係るスイッチ装置は、回路基板と積層体と空気層とを備える。回路基板には、ユーザのタッチ操作による静電容量の変化を検知する電極が設けられる。積層体は、回路基板に積層され、タッチ操作を受けるタッチパネル部材を含む。空気層は、回路基板と積層体との間における電極と対応する位置に設けられる。【選択図】 図1A

Description

本発明は、スイッチ装置に関する。
従来、特定箇所にユーザの指などが触れることでスイッチのオン/オフを操作するスイッチ装置として、ユーザの指などと回路基板に設けられた電極との間の静電容量の変化に基づいてオン/オフする静電容量式のスイッチ装置がある(例えば、特許文献1参照)。
かかるスイッチ装置は、回路基板の表面に、ユーザによるタッチ操作を受けるタッチパネル部材を含む積層体が積層される構造である。
特開2011−242910号公報
しかしながら、上記した従来技術に係るスイッチ装置は、例えば、車両への取り付け時や強い押圧などの外部からの応力によって歪んでしまうことがあった。かかる場合、回路基板と積層体を構成する各部材との間に意図しない微小な隙間が生じ、タッチパネル部材に対するタッチ操作によるタッチ検出が不安定になるおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タッチパネル部材に対するタッチ操作によるタッチ検出が不安定になることを防止することができるスイッチ装置を提供することを目的する。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明のスイッチ装置は、回路基板と積層体と空気層とを備える。回路基板には、ユーザのタッチ操作による静電容量の変化を検知する電極が設けられる。積層体は、回路基板に積層され、タッチ操作を受けるタッチパネル部材を含む。空気層は、回路基板と積層体との間における電極と対応する位置に設けられる。
本発明によれば、タッチパネル部材に対するタッチ操作によるタッチ検出が不安定になることを防止することができるスイッチ装置を提供することができる。
図1Aは、実施形態に係るスイッチ装置の概略断面図である。 図1Bは、実施形態に係るスイッチ装置が備える導光体の静電容量の変化を説明する図である。 図2は、実施形態に係るスイッチ装置の適用例を示す図である。 図3は、実施形態に係るスイッチ装置の平面図である。 図4は、実施形態に係るスイッチ装置の分解斜視図である。 図5は、実施形態に係る保持部材とパネル支持部材との当接関係を示す部分図である。 図6は、実施形態に係る図3のVI―VI線断面模式図である。 図7は、実施形態に係る凹部の配置を示す図である。 図8は、実施形態に係るスイッチ装置が備える各ボタンの感度値を示す図である。 図9Aは、実施形態の第1変形例に係る凹部の配置を示す図である。 図9Bは、実施形態の第2変形例に係る凹部の配置を示す図である。 図10Aは、実施形態の第3変形例に係る他の凹部の配置を示す図である。 図10Bは、実施形態の第4変形例に係る他の凹部の配置を示す図である。 図11は、実施形態に係る図10BのXI―XI線断面図である。 図12Aは、実施形態の第5変形例に係るスイッチ装置の概略断面図である。 図12Bは、実施形態の第6変形例に係るスイッチ装置の概略断面図である。 図12Cは、実施形態の第7変形例に係るスイッチ装置の概略断面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するスイッチ装置の実施形態を詳細に説明する。まず、本発明に係るスイッチ装置の概要について図1Aおよび図1Bを用いて説明した後に、本発明に係るスイッチ装置についての実施形態を図2〜図8を用いて説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1Aは、実施形態に係るスイッチ装置1の概略断面図である。実施形態に係るスイッチ装置1は、回路基板7と、導光体4と、パネル本体2とを備える。
回路基板7は、表面にユーザのタッチ操作による静電容量の変化を検知する電極71が設けられる。かかる回路基板7の表面には、導光体4とパネル本体2とが積層して設けられる。
導光体4は、パネル本体2の操作面側に向かって導光する導光部材50と、導光部材50の裏面を保持する保持部材40とを備える。保持部材40は、回路基板7の表面における電極71と対向する位置に設けられる。
パネル本体2は、指9などのタッチ操作を受けるタッチパネル部材30と、タッチパネル部材30の裏面を支持し、導光体4を収納する内部空間を有するパネル支持部材20とを備える。
また、実施形態に係るスイッチ装置1は、回路基板7と保持部材40との間に空気層6を備える。具体的には、スイッチ装置1は、保持部材40における回路基板7に対向する面の電極71と対応する位置に、電極71を覆う空気層6を備える。かかる空気層6は、例えば、厚さが0.1〜0.5mmである。具体的には、空気層6の厚さは、0.2mm〜0.4mmである。より具体的には、空気層6の厚さは、0.3mmである。
この実施形態では、かかる空気層6は、保持部材40における回路基板7と対向する面の電極71と対応する位置に設けられた凹部60によって形成される空間である。
このように、実施形態に係るスイッチ装置1は、保持部材40における回路基板7に対向する面の電極71と対応する位置に設けられた凹部60によって形成される空気層6を備える。
これにより、実施形態に係るスイッチ装置1は、パネル本体2および回路基板7が外部からの応力によって歪んで、例えば、回路基板7と導光体4との間に意図しない微小な隙間が生じても、空気層6によって導光体4の静電容量の変化率を低く抑えることができる。
したがって、実施形態に係るスイッチ装置1は、導光体4の静電容量の変化率が低いため、タッチパネル部材30に接触した指9などと電極71との間の静電容量の変化量が、パネル本体2および回路基板7が歪んでない場合の変化量と略同程度である。
このため、実施形態に係るスイッチ装置1は、パネル本体2および回路基板7が歪んで、回路基板7と導光体4との間に意図しない微小な隙間が生じても、タッチパネル部材30への指9などのタッチ操作によるタッチ検出が不安定となることを防止することができる。
ここで、図1Bを参照して、パネル本体2および回路基板7の歪による変形に伴う導光体4の静電容量の変化について説明する。図1Bは、実施形態に係るスイッチ装置1が備える導光体4の静電容量の変化を説明する図である。
図1B(A1)に示すように、空気層6を備えない一般的なスイッチ装置で、パネル本体2および回路基板7が歪んでいない場合の導光体4の静電容量C11は、下記の式(1)に示す関係式で表すことができる。なお、一般的なスイッチ装置とは、図1Aにおいて保持部材40に凹部60が設けられず、回路基板7が保持部材40の底面に接しているスイッチ装置1である。
11=ε・S/d…(1)
上記の式(1)において、εは導光体4の誘電率であり、Sは導光体4の面積であり、dは導光体4の厚さである。
次に、図1B(B1)に示すように、一般的なスイッチ装置で、パネル本体2および回路基板7が歪んでいる場合の導光体4の静電容量C12は、上記の式(1)および下記の式(2)に基づいて、下記の式(3)に示す関係式で表すことができる。
1/C12=1/C11+1/CΔ…(2)
12=3ε/(d+3d)…(3)
上記の式(2)において、CΔはパネル本体2および回路基板7が歪むことによって回路基板7と導光体4との間に生じた微小な隙間における空気の静電容量である。ここでは、空気の誘電率をε、微小な隙間の厚さをdとしている。なお、条件としてε=3εである。
そして、一般的なスイッチ装置で、パネル本体2および回路基板7が歪む前後の導光体4の静電容量の変化量(ΔC=C11−C12)は、上記の式(1)および式(3)に基づいて、下記の式(4)に示す関係式で表すことができる。
ΔC=9ε/d(d+3d)…(4)
一方、図1B(A2)に示すように、空気層6を備えるスイッチ装置1で、パネル本体2および回路基板7が歪んでいない場合の導光体4と空気層6とからなる静電容量C21は、上記の式(1)および下記の式(5)に基づいて、下記の式(6)に示す関係式で表すことができる。
1/C21=1/C11+1/C22…(5)
21=3ε/(d+3d)…(6)
上記の式(5)において、C22は空気層6の静電容量である。また、上記の式(6)において、dは空気層6の厚さである。
次に、図1B(B2)に示すように、空気層6を備えるスイッチ装置1で、パネル本体2および回路基板7が歪んでいる場合の導光体4と空気層6とからなる静電容量C22は、上記の式(6)および下記の式(7)に基づいて、下記の式(8)に示す関係式で表すことができる。
1/C22=1/C21+1/CΔ…(7)
22=3ε/(d+3d+3d)…(8)
そして、空気層6を備えるスイッチ装置1で、パネル本体2および回路基板7が歪む前後の導光体4と空気層6とからなる静電容量の変化量(ΔC=C21−C22)は、上記の式(6)および式(8)に基づいて、下記の式(9)に示す関係式で表すことができる。
ΔC=9ε/(d+3d)(d+3d+3d)…(9)
上述の結果から、一般的なスイッチ装置における導光体4の静電容量の変化量(上記の式(4))と、スイッチ装置1における導光体4と空気層6とからなる静電容量の変化量(上記の式(9))とを比較した場合、導光体4と空気層6とからなる静電容量の変化量の方が小さいことが分かる。
したがって、実施形態に係るスイッチ装置1は、空気層6を備えることで、導光体4の静電容量の変化率を低く抑えることができ、パネル本体2および回路基板7が歪んでもタッチパネル部材30への指9などのタッチ操作によるタッチ検出が安定する。
次に、実施形態に係るスイッチ装置1の適用例について図2を参照して説明する。図2は、実施形態に係るスイッチ装置1の適用例を示す図である。
図2に示すように、車両100には、車載装置10が搭載される。車載装置10は、表示装置11と上記したスイッチ装置1とを備える。
表示装置11は、例えば、液晶ディスプレイなどであり、車両100のインスルメントパネル101(以下、インパネ101と記載する)に固定される。また、表示装置11は、ナビゲーション装置(図示せず)などに接続され、ナビゲーション情報やワンセグ放送などを表示する。
スイッチ装置1は、車両100のインパネ101に固定される。また、スイッチ装置1は、オーディオ装置(図示せず)などに接続され、ラジオ局の選択操作やCD(Compact Disk)の曲目選択操作などを行う。このように、スイッチ装置1は、ユーザのオーディオ装置に対する操作指示などが入力される入力装置として機能する。
ところで、例えば、車両100のインパネ101に従来のスイッチ装置を取り付ける場合に、取り付け時の過度の応力によってスイッチ装置本体が歪んでしまうことがあった。
そのため、スイッチ装置のパネル本体および回路基板が外部からの応力によって歪んで、回路基板と導光体との間に意図しない微小な隙間が生じることかあった。かかるスイッチ装置は、タッチパネル部材に対するタッチ操作によるタッチ検出が不安定であった。
そこで、本実施形態に係るスイッチ装置1では、タッチパネル部材30に対するタッチ操作によるタッチ検出が不安定になることを防止するために、回路基板7と導光体4との間に空気層6を設けた。
次に、実施形態に係る車両100のインパネ101に取り付けられるスイッチ装置1の詳細な構造について、図3〜図7を参照して説明する。
なお、図3〜図7においては、説明の便宜のため、鉛直上向きを正方向、鉛直下向きを負方向とするZ軸、スイッチ装置1の短手(厚さ)方向をY軸、スイッチ装置1の長手方向をX軸とした3次元の直交座標系を図示している。
また、スイッチ装置1が車両100のインパネ101に取り付けられた状態にあるとき、直交座標系のX軸は車両100の左右方向であり、Y軸は車両100の前後方向となる。
また、以下の説明では、「X軸方向」「Y軸方向」「Z軸方向」などの表現を用いるが、これはスイッチ装置1が図示された状態で車両100のインパネ101に取り付けられたときの「X軸方向」「Y軸方向」「Z軸方向」を意味するものであって、方向を限定するものではない。
先ず、図3および図4を参照してスイッチ装置1について説明する。図3は、実施形態に係るスイッチ装置1の平面図である。図4は、実施形態に係るスイッチ装置1の分解斜視図である。なお、図3および図4では、インパネ101の図示を省略した。
図3および図4に示すように、スイッチ装置1は、パネル本体2と、回路基板7と、パネル本体2と回路基板7との間に設けられる導光体4(4a,4b)とを備える。
パネル本体2は、パネル支持部材20と、タッチパネル部材30とを備える。パネル支持部材20は、タッチパネル部材30の裏面周縁部を支持する。タッチパネル部材30は、表面におけるX軸方向の一端側および他端側に、操作表示31(31a,31b)を備える。操作表示31(31a,31b)は、ユーザがスイッチ装置1を動作させるための指示を行うときに、例えば、指などで触れて指示を受け付ける。
操作表示31(31a,31b)には、後述する回路基板7に設けられる複数の電極71(図4参照)の位置にそれぞれ対応して、TUNE,ENTER,MODE,VOL,CH・FLDなどの指示内容を示す図柄が形成される。
パネル支持部材20は、操作表示31(31a,31b)に対応する位置に、導光体4を図示しない収納空間に収納することで、導光体4の表面とタッチパネル部材30の裏面とが当接する開口部21(21a,21b)を有する。
回路基板7は、表面におけるX軸方向の一端側および他端側に、タッチセンサとして機能する複数の電極71(71a,71b)を備える。具体的には、電極71(71a,71b)は、回路基板7の表面におけるX軸方向の一端側および他端側にアレイ状に配置される。この例では、電極71(71a,71b)は、Z軸方向に沿って4行2列に配置される。
また、回路基板7は、タッチセンサとして電極71(71a,71b)以外の要素を備えるが、説明の便宜上図示および説明を省略する。かかるタッチセンサは、静電容量型のもので、電極71(71a,71b)にユーザの指などが近づくと、電極71(71a,71b)と指などとの間の静電容量が変化することを利用して、電極71(71a,71b)と対応する操作表示31(31a,31b)部分への接触を検知する。
また、回路基板7は、表面におけるZ軸方向の一端側の両縁部に光源72(72a,72b)を備える。光源72(72a,72b)は、導光体4(4a,4b)を介してタッチパネル部材30の操作表示31(31a,31b)に光を照射する。光源72(72a,72b)としては、例えば、LED(Light Emission Device)などを用いることができる。
導光体4(4a,4b)は、回路基板7の表面におけるX軸方向の一端側および他端側に設けられる。具体的には、導光体4aは回路基板7の表面におけるX軸方向の一端側に電極71aを覆うように設けられ、導光体4bは回路基板7の表面におけるX軸方向の他端側に電極71bを覆うように設けられる。
導光体4(4a,4b)は、導光部材50と、保持部材40とを備える。導光部材50は、光透過率の高い誘電体材料、例えば、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂などにより形成された略立方形状の部材である。
かかる導光部材50は、表面がXZ軸平面に沿って平行な平面状となっており、裏面がZ軸の正方向から負方向へ下り勾配となる傾斜を有する平面状となっている。また、導光部材50は、X軸方向の両側面の各2箇所に、保持部材40を係合するための係合部51を有する。
保持部材40は、導光部材50の傾斜面(裏面)を保持する。また、保持部材40は、例えば、ポリカーボネート樹脂やABS樹脂またはそれらの混合物(ポリマーアロイ)などにより形成された略方形板状の部材である。
かかる保持部材40は、壁部41と、被係合部42とを備える。壁部41は、X軸方向の両縁部に、YZ軸平面に沿って立設し、導光部材50の側面に当接する略方形板状に形成される。被係合部42は、X軸方向の両縁部における壁部41を挟む2箇所の位置に形成され、導光部材50の各係合部51とそれぞれ係合する。
また、保持部材40は、壁部5をさらに備える。壁部5は、X軸方向の両縁部における被係合部42を挟む2箇所の位置に形成され、パネル支持部材20との当接によって弾性変形する。また、壁部5は、環状に形成された弾性部44と、パネル支持部材20の裏面と当接する凸部43とを有する。
ここで、図5を参照して壁部5の機能について説明する。図5は、実施形態に係る保持部材40とパネル支持部材20との当接関係を示す部分図である。
図5に示すように、スイッチ装置1が車両100のインパネ101に取り付けられると、パネル支持部材20から回路基板7側へ押し付ける力Fが作用する。壁部5の弾性部44は、凸部43において上記した力Fが作用されて弾性変形し、保持部材40を回路基板7へ押し付ける。この押し付けにより、保持部材40と回路基板7との間が密着することとなる。
これにより、実施形態に係るスイッチ装置1は、異音の発生を防止することができる。すなわち、例えば、保持部材40と回路基板7との間に隙間が生じていると、車両100の走行中の振動によって異音が生じることが、実施形態に係るスイッチ装置1は、上記のように保持部材40と回路基板7とが密着しているため、異音を防止することができる。
図4の説明に戻って、保持部材40は、表面がZ軸の正方向から負方向へ上り勾配となる傾斜を有する平面状となっており、裏面がXZ軸平面に沿って平行な平面状となっている。また、保持部材40の裏面には、回路基板7の表面に配置された電極71(71a,71b)と対応するように後述する凹部60(図6および図7参照)が形成される。
ここで、図6および図7を参照して保持部材40の裏面に形成される凹部60について説明する。図6は、実施形態に係る図3のVI―VI線断面模式図である。図7は、実施形態に係る凹部60の配置を示す図である。
なお、図6および図7に示す構成要素のうち、図3および図4に示す構成要素と同様の機能を有する構成要素については、図3および図4に示す符号と同一の符号を付すことにより、その説明を省略する。
図6に示すように、パネル支持部材20は、パネル支持部材20の裏面部にYZ軸平面およびYX軸平面に立設した収納枠部22を備え、かかる収納枠部22によって内部空間23が形成される。内部空間23には、回路基板7の表面に積層された導光体4(4a)が収納される。そして、導光体4(4a)を構成する保持部材40の裏面には、回路基板7の表面に配置された複数の電極71(71a)と対応するように2つの凹部60a,60bが形成される。
具体的には、図7に示すように、保持部材40の裏面には、回路基板7の表面におけるZ軸方向に沿って並んだ内方の4つの電極71aおよび外方の4つの電極71aを覆うように凹部60a,60bがそれぞれ形成される。なお、図7においては、理解の便宜のため、保持部材40の図示を省略するとともに、凹部60を破線で示している。
この実施形態では、保持部材40の裏面に設けられた凹部60a,60bによって形成された空間によって空気層6a,6bが形成される。つまり、かかる空気層6a,6bは、保持部材40と回路基板7との間に設けられるとともに、回路基板7の表面におけるZ軸方向に沿って並んだ内方の4つの電極71aおよび外方の4つの電極71aを覆うようにそれぞれ設けられる。
なお、上述では、回路基板7の表面におけるX軸方向の一端側に積層された導光体4(4a)について説明しているが、回路基板7の表面におけるX軸方向の他端側に積層された導光体4(4b)についても上述と同様の構成である。つまり、導光体4(4b)を構成する保持部材40の裏面には、回路基板7の表面に配置された複数の電極71(71b)と対応するように2つの凹部60(60a,60b)が形成される。
上述の実施形態に係るスイッチ装置1は、保持部材40と回路基板7との間に、回路基板7の表面におけるZ軸方向に沿って並んだ内方の4つの電極71aおよび外方の4つの電極71aをそれぞれ覆う空気層6a,6bを備える。
これにより、実施形態に係るスイッチ装置1は、車両100のインパネ101への取り付け時の過度の応力によってパネル本体2および回路基板7が歪んで、例えば、回路基板7と保持部材40との間に意図しない微小な隙間が生じても、空気層6a,6bによって導光体4(4a)の静電容量の変化率を低く抑えることができる。
したがって、実施形態に係るスイッチ装置1は、導光体4(4a,4b)の静電容量の変化率が低いため、タッチパネル部材30に接触した指などと電極71(71a,71b)との間の静電容量の変化量が、パネル本体2および回路基板7が歪んでない場合の変化量と略同程度である。
このため、実施形態に係るスイッチ装置1は、パネル本体2および回路基板7が歪んで、回路基板7と導光体4(4a,4b)との間に意図しない微小な隙間が生じても、タッチパネル部材30への指などのタッチ操作によるタッチ検出が不安定となることを防止することができる。
ここで、車両100のインパネ101に取り付けられたスイッチ装置1の動作を評価した試験結果について図8を参照して説明する。図8は、実施形態に係るスイッチ装置1が備える各ボタンの感度値を示す図である。
図8において、縦軸は感度値を示し、横軸はボタン位置を示している。ボタン位置P1〜P8は、図7に示す回路基板7の表面における内方の4つの電極71aに対応して4つのボタン位置P1〜P4を設定し、回路基板7の表面における外方の4つの電極71aに対応して4つのボタン位置P5〜P8を設定した。
また、図8の縦軸に示すVは、スイッチ装置1のタッチパネル部材30における操作表示31に指などが接触するとオン動作するしきい値である。実験は、図3に示すスイッチ装置1において、タッチパネル部材30の操作表示31箇所ではない中央箇所を指で押圧して、ボタン位置P1〜P8の感度値を測定した。なお、この実験における空気層6a,6bの厚さは、0.3mmとした。図8の黒色の棒グラフで示すように、ボタン位置P1〜P8の感度値は、しきい値Vを越えていないことが分かる。
一方、保持部材40と回路基板7との間に空気層6a,6bを備えない一般的なスイッチ装置についても上記と同様の実験を行った。その結果を図8の白色の棒グラフで示す。図8に示すように、一般的なスイッチ装置では、ボタン位置P1〜P8の感度値が、しきい値Vを大きく越えていることが分かった。つまり、一般のスイッチ装置は、ボタン位置P1〜P8とは関係ない中央箇所を指で押圧しても誤検知するほど感度値が高いことが分かった。
このように、保持部材40と回路基板7との間に空気層6a,6bを設けることで、ボタン位置P1〜P8とは関係ない中央箇所を指で押圧しても誤検知しないため、タッチパネル部材30への指などのタッチ操作による誤動作を抑制することができることが分かる。
なお、上記では、凹部60a,60bの配置位置について、図7を用いて説明したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではない。
また、空気層6a,6bの厚さは、静電気以外のノイズのしきい値よりも高い感度値を維持することができる厚み以下に設定することが好ましい。また、空気層6a,6bの厚さは、スイッチ装置1の経年変化および製造・組み付け誤差により空気層6a,6bの厚さが薄く、もしくは、無くならないように、その分を考慮して余裕を持った厚さとしてもよい。
また、空気層6a,6bは、TUNE,ENTER,MODE,VOL,CH・FLDなどの指示内容を示す図柄が形成される各操作領域(各操作ボタン)の周囲をそれぞれ囲むように形成されることが好ましい。
次に、図9Aおよび図9Bを参照して凹部の配置の第1変形例および第2変形例について説明する。図9Aは、実施形態の第1変形例に係る凹部60cの配置を示す図である。図9Bは、実施形態の第2変形例に係る凹部60dの配置を示す図である。
なお、図9Aおよび図9Bに示す構成要素のうち、図7に示す構成要素と同じ構成要素については、図7に示す符号と同一の符号を付すことにより、ここではその説明を省略する。また、図9Aおよび図9Bにおいても、理解の便宜のため、保持部材40の図示を省略するとともに、凹部60を破線で示している。
図9Aに示すように、第1変形例に係るスイッチ装置1aにあっては、凹部60cを1つ備えるようにした。かかる凹部60cは、保持部材40の裏面に、回路基板7の表面におけるZ軸方向に沿って4行2列に配置される8つの電極71(71a)を全て覆うように設けられる。
この第1変形例では、保持部材40の裏面に設けられた1つの凹部60cによって形成された空間によって1つの空気層6cが形成される。つまり、かかる空気層6cは、保持部材40と回路基板7との間に設けられるとともに、回路基板7の表面におけるZ軸方向に沿って4行2列に配置される8つの電極71(71a)を全て覆うように設けられる。
上述の第1変形例に係るスイッチ装置1aは、保持部材40と回路基板7との間に設けられた空気層6cを備える。したがって、かかるスイッチ装置1aは、パネル本体2および回路基板7が歪んで、回路基板7と導光体4との間に意図しない微小な隙間が生じても、タッチパネル部材30への指などのタッチ操作によるタッチ検出が不安定となることを防止することができる。
また、かかるスイッチ装置1aは、空気層6cが回路基板7の表面におけるZ軸方向に沿って4行2列に配置される8つの電極71(71a)を全て覆っているため、空気層6cによって導光体4(4a)の静電容量の変化率のばらつきを抑えることができる。
また、図9Bに示すように、第2変形例に係るスイッチ装置1bにあっては、凹部60dが、保持部材40の裏面に、回路基板7の表面におけるZ軸方向に沿って4行2列に配置される8つの電極71(71a)にそれぞれ対応して設けられるようにした。
この第2変形例では、保持部材40の裏面に設けられた8つの凹部60dによって形成された空間によって8つの空気層6dが形成される。つまり、かかる空気層6dは、保持部材40と回路基板7との間に設けられるとともに、回路基板7の表面におけるZ軸方向に沿って4行2列に配置される8つの電極71(71a)をそれぞれ覆うように設けられる。
上述の第2変形例に係るスイッチ装置1bは、保持部材40と回路基板7との間に設けられた空気層6dを備える。したがって、かかるスイッチ装置1bは、パネル本体2および回路基板7が歪んで、回路基板7と導光体4との間に意図しない微小な隙間が生じても、タッチパネル部材30への指などのタッチ操作によるタッチ検出が不安定となることを防止することができる。
また、かかるスイッチ装置1bは、空気層6dが回路基板7の表面におけるZ軸方向に沿って4行2列に配置される8つの電極71(71a)をそれぞれ覆っているため、隣接する電極71(71a)間の誤動作をより確実に防止することができる。
具体的には、凹部80によって各電極71(71a)を区画して、電極71(71a)と電極71(71a)との間に隔壁を形成することで、押圧などに対する空気層6dの変化が小さくなり、隣接する電極71(71a)間の誤動作をより確実に防止することができる。
なお、上述の実施形態に係るスイッチ装置1,1bは、保持部材40の裏面に、回路基板7の表面に配置される電極71(71a)と対応するように設けられた凹部60a,60b,60dを備えるが、この形態に限られない。
他の実施形態に係るスイッチ装置の保持部材40においては、電極71と対応するように設けられた凹部に加え、電極71と対応する領域以外の領域にも凹部を設けられるようにした。
図10Aおよび図10Bを参照して他の凹部90の配置について説明する。図10Aおよび図10Bは、実施形態の第3変形例および第4変形例に係る他の凹部90の配置を示す図である。
なお、図10Aおよび図10Bに示す構成要素のうち、図7および図9Bに示す構成要素と同じ構成要素については、図7および図9Bに示す符号と同一の符号を付すことにより、ここではその説明を省略する。
図10Aに示すように、第3変形例に係るスイッチ装置1cは、他の凹部90を備える。他の凹部90は、保持部材40の裏面における凹部60aと凹部60bと間の領域に、Z軸方向に沿って設けられる。
この第3変形例では、保持部材40の裏面に設けられた他の凹部90によって形成された空間によって中間空気層91が形成される。つまり、かかる中間空気層91は、保持部材40の裏面に設けられた空気層6aと空気層6bとの間に設けられる。
また、図10Bに示すように、第4変形例に係るスイッチ装置1dにおいて他の凹部90は、保持部材40の裏面における隣接する各凹部60dの間の領域に、Z軸方向およびX軸方向に沿って個別に設けられる。
この第4変形例では、保持部材40の裏面に設けられた複数の他の凹部90によって形成された複数の空間によって複数の中間空気層91が形成される。つまり、かかる中間空気層91は、保持部材40の裏面に設けられた隣接する各空気層6dの間にそれぞれ設けられる。
このように、上述の第3変形例および第4変形例に係るスイッチ装置1c,1dは、中間空気層91が保持部材40の裏面に設けられた空気層6aと空気層6bとの間、または、保持部材40の裏面に設けられた隣接する各空気層6dの間に設けられる。
したがって、かかるスイッチ装置1c,1dは、中間空気層91が各空気層6a,6b,6dの間を隔てているため、隣接する電極71(71a)間の誤動作をより確実に防止することができる。
また、中間空気層91の厚さは、空気層6a,6b,6dの厚さよりも大きいことが望ましい。具体的に、図11を参照して説明する。図11は、実施形態に係る図10BのXI―XI線断面図である。図11に示す構成要素のうち、図6に示す構成要素と同じ構成要素については、図6に示す符号と同一の符号を付すことにより、ここではその説明を省略する。
図11に示すように、スイッチ装置1dは、中間空気層91の厚さh2が空気層6dの厚さh1よりも大きく形成される。具体的には、空気層6dの厚さh1が、例えば、0.3mmである場合、中間空気層91の厚さh2が、例えば、1.0mmである。
このように、中間空気層91の厚さh2を空気層6dの厚さh1よりも大きくすることで、隣接する電極71(71a)の間の部分では誘電率が小さくなり、指などの接触に対する感度が下がることから、より確実に隣接する電極71(71a)間の誤動作を防止することができる。
また、上述の実施形態では、空気層6が保持部材40と回路基板7との間に設けられているが、これに限られず、空気層6の配設位置はタッチパネル部材30と導光部材50との間、もしくは、導光部材50と保持部材40との間などのその他の位置であってもよい。
図12A、図12B、および図12Cを参照して空気層6の配設位置について説明する。図12Aは、実施形態の第5変形例に係るスイッチ装置1eの概略断面図である。図12Bは、実施形態の第6変形例に係るスイッチ装置1fの概略断面図である。図12Cは、実施形態の第7変形例に係るスイッチ装置1gの概略断面図である。
なお、図12A、図12B、および図12Cに示す構成要素のうち、図1に示す構成要素と同じ構成要素については、図1に示す符号と同一の符号を付すことにより、ここではその説明を省略する。
図12Aに示すように、空気層6がタッチパネル部材30と導光部材50との間に設けられる場合には、導光部材50の表面における回路基板7の電極71と対応する位置に設けられた凹部60によって空間が形成される。
また、図12Bおよび図12Cに示すように、空気層6が導光部材50と保持部材40との間に設けられる場合には、導光部材50の裏面における回路基板7の電極71と対応する位置に設けられた凹部60(図12B参照)、もしくは、保持部材40の表面における回路基板7の電極71と対応する位置に設けられた凹部60(図12C参照)によって空間が形成される。
いずれの場合であっても、かかるスイッチ装置1e〜1gは、パネル本体2および回路基板7が歪んで、回路基板7と導光体4との間に意図しない微小な隙間が生じても、タッチパネル部材30への指などのタッチ操作によるタッチ検出が不安定となることを防止することができる。
また、上述の実施形態に係るスイッチ装置,1a〜1gは、タッチパネル部材30の表面が予め意図的に形成した曲率を有していてもよい。このような場合であっても、かかるスイッチ装置1,1a〜1gは、空気層6を備えることで、タッチパネル部材30への指などのタッチ操作によるタッチ検出が不安定となることを防止することができる。
なお、かかるスイッチ装置1,1a〜1gにおいて、タッチパネル部材30の表面の曲率を大きくした場合、タッチパネル部材30の表面の曲率の大きさに応じて空気層6の厚さを調整してもよい。
また、上述の実施形態に係るスイッチ装置1,1a〜1gは、導光体4が導光部材50と保持部材40とにより別体に構成されるが、導光部材50と保持部材40とを一体化した導光体4であってもよい。これにより、部品点数を削減することができ、スイッチ装置1,1a〜1gの組立工程の簡略化を図ることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均など物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 スイッチ装置
2 パネル本体
4 導光体
6 空気層
7 回路基板
9 指
10 車載機器
11 表示装置
20 パネル支持部材
30 タッチパネル部材
40 保持部材
50 導光部材
60 凹部
71 電極
100 車両
101 インスルメントパネル

Claims (10)

  1. ユーザのタッチ操作による静電容量の変化を検知する電極が設けられた回路基板と、
    前記回路基板に積層され、前記タッチ操作を受けるタッチパネル部材を含む積層体と、
    前記回路基板と前記積層体との間における前記電極と対応する位置に設けられた空気層と
    を備えることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記積層体は、
    前記タッチパネル部材と前記回路基板との間に配置され、前記タッチパネル部材に向かって導光する導光部材を含み、
    前記空気層は、
    前記導光部材と前記タッチパネル部材との間、および、前記導光部材と前記回路基板との間の少なくとも一方に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記空気層は、
    前記導光部材に設けられた凹部によって形成される空間である
    ことを特徴とする請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記積層体は、
    前記タッチパネル部材と前記回路基板との間に配置され、前記タッチパネル部材に向かって導光する導光部材と、
    前記導光部材と前記回路基板との間に配置され、前記導光部材を保持する保持部材とを含み、
    前記空気層は、
    前記導光部材と前記保持部材との間、および、前記保持部材と前記回路基板との間の少なくとも一方に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  5. 前記空気層は、
    前記保持部材に設けられた凹部によって形成される空間である
    ことを特徴とする請求項4に記載のスイッチ装置。
  6. 前記保持部材は、
    前記タッチパネル部材との当接によって弾性変形する壁部
    を備えることを特徴とする請求項4または5に記載のスイッチ装置。
  7. 前記電極は、
    前記回路基板に複数設けられ、
    前記空気層は、
    前記複数の電極にそれぞれ対応して設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のスイッチ装置。
  8. 前記電極は、
    前記回路基板に複数設けられ、
    前記空気層は、
    前記複数の電極のうち少なくとも2つの前記電極に対応するように設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のスイッチ装置。
  9. 前記空気層は、
    少なくとも2つ以上設けられ、
    隣接する前記空気層との間に設けられる中間空気層
    をさらに備えることを特徴とする請求項7または8に記載のスイッチ装置。
  10. 前記空気層は、
    厚さが0.1〜0.5mmである
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載のスイッチ装置。
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