JP2017146930A - 監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】監視区域が変更になっても監視区域が簡単に設定できることで、監視体制を直ぐに整えることができる監視装置を提供する。【解決手段】監視装置は、監視区域A1,A2の外周に沿って配置され、侵入者を検知したときに、検知信号を送信する監視センサ20と、監視センサ20からの検知信号に基づいて警報を発報する警報処理部を有する管理装置とを備えている。監視センサ20は、監視情報として位置情報を出力するGPS部と、監視情報を管理装置に送信する無線部とを備えた情報送信装置を備えている。そして、管理装置は、監視センサ20からの位置情報に基づいて、隣接する監視センサ20同士を仮想線L1で結び、監視区域A1,A2を仮想線L1により表示部に表示する監視区域描画部を備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、監視センサにより検知する監視区域への侵入者を遠隔にて監視する監視装置に関するものである。
施設にある設備や金品を盗んだり、備品を壊したりするために、悪意ある者が施設に侵入することがある。このような侵入者を警戒する目的として監視センサが設けられる。また、危険物が設置されている場所には、保護を目的として監視センサが設けられる。このような監視センサとして、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載の「侵入監視装置」は、エネルギー波を送受する送信器又は受信器が収納された信号体を監視区域の外周に沿って立設し、信号体間のエネルギー波の遮断によって侵入を検知するというものである。
特開平7−114676号公報
監視区域の外周に沿って監視センサ(信号体)を配置した様子を、遠隔地に設置した画面に表示して監視区域を監視するときには、まず、地図上に監視センサの位置をプロットする。そして、プロットされた監視センサを仮想線にて結ぶことで監視区域が設定できる。
しかし、位置が固定された施設では、一度、監視区域が設定できれば、あまり変更が無いが、設置や撤去が繰り返される移動式のイベント会場の監視や、移動する車両、設備の監視などでは、移動するたびに監視センサの位置を地図上にプロットする必要があり、作業が煩雑である。
そこで本発明は、監視区域が変更になっても監視区域が簡単に設定できることで、監視体制を直ぐに整えることができる監視装置を提供することを目的とする。
本発明の監視装置は、監視区域の外周に沿って配置され、侵入者を検知したときに、検知信号を送信する監視センサと、前記監視センサからの検知信号に基づいて警報を発報する管理装置とを備え、前記監視センサは、監視情報として位置情報を出力するGPS部と、前記監視情報を前記管理装置に送信する無線部とを備えた情報送信装置を備え、前記管理装置は、前記監視センサからの位置情報に基づいて、隣接する前記監視センサ同士を仮想線で結び、前記監視区域を前記仮想線により表示部に表示する監視区域描画部を備えたことを特徴とする。
本発明の監視装置によれば、監視区域描画部が監視センサからの位置情報に基づいて、隣接する監視センサ同士を仮想線で結び、監視区域を仮想線により表示部に表示するため、新規に監視区域を設定する場合に監視区域を自動的に表示部に表示させることができる。また、監視センサの位置を変更して、監視区域を変形させる場合でも、仮想線の描画が監視センサからの位置情報に基づいているため、自動的に変更された監視区域を表示部に描画することができる。
前記監視センサの情報送信装置は、他と識別するための識別情報が格納された識別情報格納部を有し、前記無線部は、前記監視情報に前記識別情報を含めて送信することが望ましい。識別情報が監視情報に含められて、監視センサから管理装置へ送信されることで、侵入者を検知した監視センサを識別情報から判別することができる。
前記警報処理部は、前記情報送信装置を有する警報非対象者が前記監視センサにより検知され、該情報送信装置の識別情報が警報非対象者を示すときに、警報の発報を抑止する機能を備えることが望ましい。関係者などが監視区域に進入すると、侵入者と同様に監視センサにより検知されてしまう。関係者を警報非対象とし、情報送信装置を持たせておけば、警報処理部は、情報送信装置の識別情報が警報非対象者を示すときに、警報の発報を抑止するため、警報の誤発報を防止することができる。
前記監視区域内に配置された備品にも、前記情報送信装置が設けられていることが望ましい。備品に情報送信装置が設けられていると、備品の位置を把握することができ、備品の移動も把握することができる。
管理装置は、前記備品に設けられた前記情報送信装置が有する他と識別するための識別情報に応じた表示情報を、前記情報送信装置からの位置情報が示す位置に表示する位置処理部を備えていることが望ましい。位置処理部が、表示情報を位置情報が示す位置に表示するため、監視者は、備品の位置を表示部により把握することができる。
前記管理装置は、入力部から入力された閉鎖線を仮想監視線として前記表示部に表示する仮想監視区域描画部を備え、前記警報処理部は、前記情報送信装置を有する者が前記仮想監視線を通過すると警報を発報する機能を備えていることが望ましい。仮想監視区域描画部が、入力部から入力された閉鎖線を仮想監視線として表示部に表示し、警報処理部が情報送信装置を有する者が仮想監視線を通過すると警報を発報するため、監視センサを設置していない区域であっても監視区域とすることができる。
前記管理装置は、表示部に表示された監視画面を他の端末装置へ送信する情報共有部を備えていることが望ましい。遠隔地にある端末装置や、監視区域内に所在する関係者の端末装置から監視画面が閲覧できるため、他の場所でも監視状況を共有することができる。
前記監視センサは、隣接する監視センサとの間で、発光部から送信された監視光を受光部により受信することで、遮断時に侵入者を検知するものであることが望ましい。発光部と受光部との間の監視光を遮断したものを侵入者として検知する監視センサであれば、監視区域の範囲を決める仮想線が監視光の光路と重なる。従って、正確に監視区域を定義することができる。
本発明の監視装置によれば、仮想線の描画が監視センサからの位置情報に基づいているため、自動的に変更された監視区域を表示部に描画することができる。従って、本発明の監視装置は、監視区域が変更になっても監視区域が簡単に設定できることで、監視体制を直ぐに整えることができる。
本発明の実施の形態に係る監視装置全体を示す図である。 図1に示す監視装置の監視センサの構成を説明するための図である。 図1に示す監視装置の管理装置の構成を説明するための図である。 監視センサの設置工事を説明するための図である。 管理装置の表示部における表示の一例の図であり、(A)は監視センサを矩形状に配置した監視区域を示す図、(B)は(A)から監視センサを移設して監視区域を変更した状態を示す図である。 管理装置の表示部に表示した監視区域に、備品および関係者の位置を表示すると共に、表示情報を表示した一例の図である。 監視センサが侵入者を検知したときの表示例を示す図である。 監視区域に仮想監視区域を設定することを説明するための図である。 図8に示す仮想監視区域を設定したときの表示の一例の図である。 管理装置における表示部の監視画面を他の端末装置と共有することを説明するための図である。
本発明の実施の形態に係る監視装置を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る監視装置10は、監視区域A1内に侵入する侵入者を検知するものである。監視区域A1は、移動施設、重要な機器を搭載した車両など、警戒が必要な対象物を含む区域に設定される。
監視装置10は、監視区域の外周に沿って配置される監視センサ20と、監視センサ20からの無線信号を中継する中継装置30と、監視装置10全体を管理する管理装置40とを備えている。また、監視装置10は、各種の備品50が監視区域A1内に配置されている。備品50は、例えば、侵入者を威嚇するためのスピーカ51と、監視映像を撮影する監視カメラ52と、音声を録音するための集音マイク53と、関係者が移動するための車両54などである。
監視センサ20は、監視センサ20同士の間を侵入者が通過することを検知するものである。図2に示すように、監視センサ20は、発光部21と、受光部22と、情報送信装置23とを備えている。
発光部21は、例えば、対をなす他の監視センサ20に向けて赤外光を発光する発光ダイオードとすることができる。受光部22は、他の監視センサ20の発光部21からの赤外光を受光するフォトダイオードまたはフォトトランジスタとすることができる。受光部22は、侵入者を検知すると検知信号を出力する機能を備えている。
情報送信装置23は、監視情報を中継装置30へ向けて送信する機能を有するユニットである。情報送信装置23は、GPS部231と、識別情報格納部232と、制御部233と、無線部234とを備えている。
GPS部231は、測位衛星(GPS衛星)からの電波を受信して、この電波に基づいて生成された位置情報および日時情報を出力する全地球測位システム(グローバル・ポジショニング・システム)を利用したICチップで構成することができる。
識別情報格納部232は、他と識別するための識別情報が格納されている。
制御部233は、受光部22からの検知信号を検知情報とし、GPS部231からの位置情報および日時情報、識別情報格納部232からの識別情報を、それぞれ読み取り監視情報として出力する。無線部234は、監視情報を無線信号として無線送信する機能を備えている。
この情報送信装置23は、図1に示すスピーカ51、監視カメラ52、集音マイク53、車両54に設けられており、監視非対象者となる関係者Mも有している。
中継装置30は、監視センサ20からの無線信号を受信して有線信号に変換して管理装置40へ中継する。また、中継装置30は、管理装置40からの音声信号をスピーカ51へ中継する機能も備えている。更に、中継装置30には、監視カメラ52や集音マイク53が有線により接続され、映像信号および音声信号を中継しているが、映像信号および音声信号は無線により監視カメラ52や集音マイク53から中継装置30に送信するようにしてもよい。
中継装置30と監視センサ20との無線通信は、WiFi(登録商標)やBluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)などとすることができる。
また、中継装置30と管理装置40との間は、有線通信とする以外に無線通信とすることができる。中継装置30と管理装置40との間を無線通信するときには、3G(第3世代移動通信システム),4G(第4世代移動通信システム),LTE(Long Term Evolution)などとすることができる。
図3に示すように、管理装置40は、監視区域A1内に設置されたコンピュータである。このコンピュータに監視プログラムが動作することで、管理装置40として機能している。
管理装置40は、通信部401と、監視区域描画部402と、仮想監視区域描画部403と、位置処理部404と、警報処理部405と、音声処理部406と、映像処理部407と、情報共有部408と、記憶部409と、表示部410と、入力部411と、マイク412、スピーカ413とを備えている。
通信部401は、中継装置30との通信により各種の情報を入力したり出力したりする機能を備えている。また、通信部401は、図示しない他の端末装置と通信する機能を備えている。
監視区域描画部402は、通信部401が受信した監視情報に含まれる位置情報に基づいて、隣接する監視センサ20同士を仮想線で結び、監視区域A1を仮想線により表示部410に、地図情報に重畳させ、監視表示画面として表示する機能を備えたものである。
仮想監視区域描画部403は、入力部411から入力された閉鎖線を仮想監視線とし、仮想監視線により囲まれた区域を仮想監視区域として、表示部410に表示する機能を備えたものである。
位置処理部404は、備品50に設けられた情報送信装置23が有する他と識別するための識別情報に応じた表示情報を、情報送信装置23からの位置情報が示す位置に表示する機能を備えている。
警報処理部405は、監視センサ20からの侵入者を検知した旨の信号である検知信号を受信すると、侵入者を検知した監視センサ20を表示部410に表示すると共に、設定に基づいてスピーカ51を鳴動させる機能を備えている。また、警報処理部405は、仮想監視線を通過した者について設定により警報を発報する機能を備えている。
音声処理部406は、マイク412からの音声信号を音声情報として通信部401を介してスピーカ51へ送信したり、監視区域A1内に設置された集音マイク53からの音声情報を、通信部401を介して受信して、スピーカ413に鳴動させたりする機能を備えている。
映像処理部407は、監視カメラ52からの映像情報を受信して時間管理された状態で記憶部409に格納する機能を備えている。映像処理部407は、監視者が指定する日時の映像を記憶部409から読み出し表示部410に表示する機能を備えている。
情報共有部408は、表示部410に表示された画面情報を、中継装置30を介して、関係者Mが携帯情報端末装置に送信したり、監視区域A1より離れた場所に設置された他の端末装置へ送信したりする機能を備えている。
記憶部409は、監視区域A1を含む地図情報、備品50および関係者Mを示す識別情報に関連付けた表示情報、その他、各種の設定やプログラムなどが格納されている。また、記憶部409には、対をなす監視センサ20同士の組み合わせが監視センサ20を示す識別情報同士を関連付けることで設定されている。また、記憶部409には、セキュリティレベルをレベル情報として設定することも可能である。記憶部409は、ハードディスクドライブとしたりフラッシュメモリとしたりすることができる。
表示部410は、監視者のために、表示画面に各種の情報が表示される。表示部410は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRTなどとすることができる。入力部411は、管理装置40を操作するためのものである。入力部411は、キーボード、マウス、ペンタブレット、ジョイスティックなどとすることができる。
マイク412は、監視者の音声を音声信号として出力するものである。スピーカ413は、音声信号を音声として出力するものである。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る監視装置10の動作および使用状態を図面に基づいて説明する。
図1に示す監視区域A1を監視するための監視センサ20を設置するために、監視センサ20を設置する位置に、まず、図4に示すように、監視センサ20を設置する位置をショベルカー61等により掘削し、フォークリフト62等により監視センサ20を配置した後に、監視センサ20に電源線を接続して設置を完了させる。
監視センサ20の設置が完了すると、運用が開始される。運用が開始されると、監視センサ20では、図2に示す制御部233がGPS部231から位置情報および日時情報を読み取ると共に、識別情報格納部232から識別情報を読み取り、監視情報として、無線部234を介して無線信号により、図1に示す中継装置30へ送信する。
中継装置30は、無線信号を受信すると、管理装置40へ出力する。図3に示す管理装置40では、通信部401を介して監視センサ20からの監視情報を入力すると、監視区域描画部402は、識別情報が監視センサ20を示すものである場合には、位置情報に基づいて、隣接する監視センサ20同士を仮想線L1で結び、監視区域A1を仮想線L1により表示部410に表示する(図5(A)参照)。このとき、監視区域描画部402は、記憶部409から地図情報MPを読み出し、この地図情報MPに、管理区域A1を示す仮想線L1を重畳させて表示する。
このように、監視区域描画部402が監視センサ20からの位置情報に基づいて、隣接する監視センサ20同士を仮想線L1で結び、監視区域A1を仮想線L1により表示部410に表示するため、新規に監視区域A1を設定する場合に監視区域A1を自動的に表示部410に表示させることができる。また、監視センサ20の位置を変更して、監視区域A1を図5(B)に示すように監視区域A2のように変形させる場合でも、仮想線L1の描画が監視センサ20からの位置情報に基づいているため、自動的に変更された監視区域A2を表示部410に描画することができる。
従って、監視装置10は、仮想線L1の描画が監視センサ20からの位置情報に基づいているため、自動的に変更された監視区域A2を表示部410に描画することができる。従って、監視装置10は、監視区域A1が変更になった監視区域A2が簡単に設定できるので、監視体制を直ぐに整えることができる
例えば、図6に示すような矩形状の監視区域A3に、備品50であるスピーカ51、監視カメラ52、集音マイク53および車両54が配置されていたとする。また、監視区域A3の近辺に関係者Mが所在していたとする。
監視センサ20と、スピーカ51、監視カメラ52、集音マイク53および車両54に設けられた情報送信装置23(図2参照)と、関係者Mが保持した情報送信装置23とからの位置情報、日時情報および識別情報に基づいて、図3に示す管理装置40の位置処理部404は、識別情報に応じた表示情報を記憶部409から読み出し、表示部410に表示する。
例えば、図6では、表示情報は、監視センサ20がS1〜S4、スピーカ51がSP1,SP2、監視カメラ52がC1,C2、集音マイク53がMIC1,MIC2、車両54がCAR1〜CAR3、関係者MがMAN1として表示されている。
このように位置処理部404が、表示情報を位置情報が示す位置に表示するため、監視者は、備品50の位置や関係者Mの位置を表示部410により把握することができる。また、監視者は、備品50の位置が正確に把握でき、備品50の情報送信装置23の識別情報により備品50の種類を容易に把握することができる。
例えば、侵入者が監視センサS1と監視センサS2の間を通過して侵入してきたものとする。そうすると、監視センサS1と監視センサS2の間で赤外光が遮断される。監視センサS1または監視センサS2のいずれかの受光部22(図2参照)からの検知信号が制御部233へ通知される。例えば、監視センサS1が侵入者を検知したものとする。
制御部233は、検知信号を読み取ると、無線部234を介して、侵入者を検知した旨の検知情報と、GPS部231から位置情報および日時情報と、識別情報格納部232から識別情報とを読み取り、監視情報として、無線部234を介して無線信号により中継装置30へ送信する。
図3に示す管理装置40では、警報処理部405が、識別情報から侵入者を検知した、図6に示す監視センサS1を割り出したり、位置情報に基づいて侵入者を検知した監視センサS1を割り出したりする。また、警報処理部405は、侵入者を検知した監視センサS1と対をなす監視センサS2の識別情報および位置情報を記憶部409から読み出す。そして、警報処理部405は、図7に示すように、監視センサS1,S2の間の仮想線L1を赤くしたり、点滅させたり、輝度を上げたりして、強調表示する。
警報処理部405は、侵入者を検知したことで、管理装置40のスピーカ413から警報音を鳴動させたり、スピーカSP1に向けて警報音の鳴動を指示したり、集音マイク53に向けて周囲の音の収集を指示したりすることができる。更に、監視者がマイク412から侵入者に向かって警告を発することもできる。
このように監視センサS1,S2から位置情報が管理装置40へ向けて送信されるので、侵入者を検知した監視センサS1,S2の位置を正確に把握することができる。
例えば、図6に示すように、監視区域A3の近辺に所在した関係者Mが監視センサS3と監視センサS4との間を通過したとする。
侵入者と同様に、監視センサS3,S4のいずれかの受光部22(図2参照)が侵入者を検知して、検知信号が送信される。
管理装置40では、警報処理部405が、識別情報から侵入者を検知した監視センサS3,S4を割り出す。このとき、関係者Mが所有する情報送信装置23からの位置情報が、監視センサS3,S4の間に位置しており、識別情報から警報非対象者となる関係者Mであることが判別できると、警報の発報を抑止する。そうすることで、不要な発報を防止することができる。
監視者は、図3に示す管理装置40のマイク412を通じて、図6に示すスピーカSP2から、監視区域A3に入った関係者Mに向かって、監視区域A3から出た関係者Mに向かって、注意を促すことができる。
図7では、監視センサS1〜S4に囲まれた区域を監視区域A3として、監視者が監視を行っている。しかし、監視区域A3とは別に監視区域を設定したい場合がある。例えば、監視区域A3内に、特に重要な設備や施設が配置されている場合である。監視区域A3内に設置された管理装置40は監視装置10全体を統括制御するものであるため、特に重要であると言える。
そこで、本実施の形態では、図8に示すように、管理装置40を中心した区域を特別な仮想監視区域A4として、別途設定した場合を例に説明する。
監視者は、図3に示すように、管理装置40の表示部410を見ながら、入力部411を操作して、閉鎖線を入力する。仮想監視区域描画部403は、入力部411から入力された閉鎖線を仮想監視線L2(図9参照)として表示部410に表示する。
図9に示す表示部410に表示された例では、監視センサS1〜S4により監視区域A3が設定されている。この監視区域A3内に設置された管理装置40が「MAIN」として表示されている。そして、管理装置40(「MAIN」)を中心とした円形状の仮想監視線L2により描画された仮想監視区域A4が設定されている。
仮想監視区域A4内には、「CAR1」と表示された車両54と、「1」〜「6」および「8」,「9」と表示された関係者Mとが位置している。また、監視区域A3の内側で、かつ仮想監視区域A4の外側には、「SP」と表示されたスピーカ51と、「C1」と表示された監視カメラ52と、「MIC1」と表示された集音マイク53とが位置している。そして、「7」と表示された関係者Mが、仮想監視区域A4へ進入しようとしている。
例えば、警報処理部405は、関係者Mであっても、この仮想監視線L2を通過すれば、警報を発報することができる。これは、時間帯により発報するか否か決定したり、仮想監視区域A4に所在する関係者Mの数により発報するか否か決定したりすることができる。
また、「1」〜「6」および「8」,「9」と表示された関係者Mは、仮想監視区域A4に設定されたセキュリティレベルに達しているが、「7」と表示された関係者Mが、仮想監視区域A4に設定されたセキュリティレベルに達していない場合に、警報処理部405が「7」と表示された関係者Mに対して警報を発報するようにしてもよい。
このように、仮想監視区域描画部403が、入力部411から入力された閉鎖線を仮想監視線L2として表示部410に表示し、警報処理部405が情報送信装置23を有する者(関係者M)が仮想監視線L2を通過すると警報を発報するため、監視センサ20を設置していない区域であっても監視区域とすることができる。
管理装置40は、表示部410に表示された監視画面を示す画面情報を他の端末装置へ送信することができる。
図10に示すように、関係者Mが所有するタブレット型コンピュータである携帯情報端末装置T1や、デスクトップ型コンピュータである端末装置T21〜T23にて、管理装置40からの監視内容を閲覧するときには、図3に示す情報共有部408が通信部401を介して画面情報(監視画面)を各装置に送信する。
この画面情報はストリーミングにより配信される。各端末装置(携帯情報端末装置T1,端末装置T21〜T23)は、一般的な閲覧ソフト、または専用のアプリケーションソフトなどで、ストリーミング配信された映像を閲覧することができる。
なお、携帯情報端末装置T1はスマートフォンであるが、タブレット型コンピュータやデスクトップ型コンピュータ、ノートブック型コンピュータとすることができ、端末装置T21〜T23も、同様に、スマートフォンやタブレット型コンピュータ、ノートブック型コンピュータとすることができる。
携帯情報端末装置T1へ監視画面である画面情報を送信するときには、中継装置30を介して送信することで、監視区域A3内に所在する関係者Mが使用する携帯情報端末装置T1にて監視画面を閲覧することができる。
また、端末装置T21〜T23へ画面情報を送信するときには、有線信号や無線信号にて送信することで、遠隔地に所在する端末装置T21〜T23にて監視画面を閲覧することも可能である。
このように監視者だけでなく情報共有部408が監視画面を配信することで、他の場所でも監視状況を共有することができる。
なお、侵入者を検知する監視センサは、隣接する監視センサ20との間で、発光部21から送信された監視光を受光部22により受信して、遮断時に侵入者を検知するものとしたが、監視センサは、監視センサを中心とした円形状の範囲内に通過者があると検知する人感センサであってもよい。しかし、本実施の形態では、発光部21と受光部22との間の監視光を遮断したものを侵入者として検知する監視センサ20としたため、例えば、図5(A)および同図(B)に示す仮想線L1は、監視光の光路と重なる。従って、正確に監視区域A1,A2を定義することができる。
また、本実施の形態では、監視区域A1〜A3は仮想線L1により囲まれた閉鎖範囲であるが、監視センサ20がコ字状に配置されたときには開放範囲としてもよい。
本発明の監視装置は、監視区域の設定が容易であるため、移動式のイベント会場の監視や、移動する車両、設備の監視などだけでなく、固定の施設にでも、好適に用いることができる。
10 監視装置
20 監視センサ
S1〜S4 監視センサ
21 発光部
22 受光部
23 情報送信装置
231 GPS部
232 識別情報格納部
233 制御部
234 無線部
30 中継装置
40 管理装置
401 通信部
402 監視区域描画部
403 仮想監視区域描画部
404 位置処理部
405 警報処理部
406 音声処理部
407 映像処理部
408 情報共有部
409 記憶部
410 表示部
411 入力部
412 マイク
413 スピーカ
50 備品
51,SP1,SP2 スピーカ
52,C1,C2 監視カメラ
53,MIC1,MIC2 集音マイク
54,CAR1〜CAR3 車両
61 ショベルカー
62 フォークリフト
M 関係者
A1,A2,A3 監視区域
A4 仮想監視区域
L1 仮想線
L2 仮想監視線
MP 地図情報
T1 携帯情報端末装置
T21〜T23 端末装置

Claims (8)

  1. 監視区域の外周に沿って配置され、侵入者を検知したときに、検知信号を送信する監視センサと、前記監視センサからの検知信号に基づいて警報を発報する警報処理部を有する管理装置とを備え、
    前記監視センサは、監視情報として位置情報を出力するGPS部と、前記監視情報を前記管理装置に送信する無線部とを備えた情報送信装置を備え、
    前記管理装置は、前記監視センサからの位置情報に基づいて、隣接する前記監視センサ同士を仮想線で結び、前記監視区域を前記仮想線により表示部に表示する監視区域描画部を備えた監視装置。
  2. 前記監視センサの情報送信装置は、他と識別するための識別情報が格納された識別情報格納部を有し、
    前記無線部は、前記監視情報に前記識別情報を含めて送信する請求項1記載の監視装置。
  3. 前記警報処理部は、前記情報送信装置を有する警報非対象者が前記監視センサにより検知され、該情報送信装置の識別情報が警報非対象者を示すときに、警報の発報を抑止する機能を備えた請求項2記載の監視装置。
  4. 前記監視区域内に配置された備品にも、前記情報送信装置が設けられた請求項1から3のいずれかの項に記載の監視装置。
  5. 管理装置は、前記備品に設けられた前記情報送信装置が有する他と識別するための識別情報に応じた表示情報を、前記情報送信装置からの位置情報が示す位置に表示する位置処理部を備えた請求項4記載の監視装置。
  6. 前記管理装置は、入力部から入力された閉鎖線を仮想監視線として前記表示部に表示する仮想監視区域描画部を備え、
    前記警報処理部は、前記情報送信装置を有する者が前記仮想監視線を通過すると警報を発報する機能を備えた請求項1から5のいずれの項に記載の監視装置。
  7. 前記管理装置は、表示部に表示された監視画面を他の端末装置へ送信する情報共有部を備えた請求項1から6のいずれの項に記載の監視装置。
  8. 前記監視センサは、隣接する監視センサとの間で、発光部から送信された監視光を受光部により受信することで、遮断時に侵入者を検知するものである請求項1から7のいずれかの項に記載の監視装置。
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