JP2017146658A - 制御装置及び給油決済システム - Google Patents

制御装置及び給油決済システム Download PDF

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弘紀 榊原
Hiroki Sakakibara
弘紀 榊原
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【課題】非接触通信による給油決済時のセキュリティを向上させる制御装置及び給油決済システムを提供する。【解決手段】無線キー9を有する車両1の非接触通信による給油決済を制御する制御装置3は、CPU31を備える。CPU31は無線キー9が車両1の内部又は外部周辺に存在しているか否かを判定する。無線キーが車両1の内部にも外部周辺にも存在しないと判定された場合に、CPU31は、非接触通信による給油の決済を禁止する信号を出力する。これにより、非接触通信による給油決済時のセキュリティを向上させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、無線キーを有する車両の非接触通信による給油決済を制御する制御装置及び給油決済システムに関する。
非接触ICタグ(非接触通信装置)を用いた決済システムが電車の改札、車両への給油時の決済などに普及されている。特許文献1では、非接触ICタグを用いて給油決済を自動化する方法を提案している。
特許文献1には、車両の給油口の付近に非接触ICタグが装着されており、リーダライターが給油ノズルに組み込まれている。非接触ICタグには、車両所有者の識別情報が記憶されている。給油ノズルにて給油口へ注油する際に、リーダライターは非接触ICタグと近接し、非接触通信により非接触ICタグにおける識別情報を読み出す。また、給油料金を算出し、算出結果と車両所有者の識別情報とを与信センタへ通知することにより、給油と連動して給油決済を行う。
特開2005−206231号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、車両に決済用の非接触ICタグが装着されているため、例えば車両が盗難された場合においても給油決済を行うことができてしまい、セキュリティ性に課題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、非接触通信による給油決済時のセキュリティを向上させる制御装置及び給油決済システムを提供することにある。
本発明の一様態に係る制御装置は、無線キーを有する車両の非接触通信による給油決済を制御する制御装置において、前記無線キーが前記車両の内部又は外部周辺に存在しているか否かを判定する判定部と、該判定部により前記無線キーが前記車両の内部にも外部周辺にも存在しないと判定された場合に、前記非接触通信による給油の決済を禁止する信号を出力する出力部とを備えることを特徴とする。
本発明の一様態に係る給油決済システムは、無線キーを有する車両に装着された非接触通信装置と、前記制御装置と、前記非接触通信装置と通信して給油決済を行う車外通信装置とを備えることを特徴とする。
なお、本願は、このような特徴的な構成を備える制御装置及び給油決済システムとして実現することができるだけでなく、係る特徴的な処理をステップとする制御方法として実現したり、係るステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現したりすることができる。また、制御装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、制御装置を含むその他のシステムとして実現したりすることができる。
本発明によれば、非接触通信による給油決済時のセキュリティを向上させる制御装置及び給油決済システムを提供することができる。
給油決済システムの全体構成を示すブロック図である。 制御装置の制御方法の手順を示すフローチャートである。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施様態を例記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1) 本発明の一様態に係る制御装置は、無線キーを有する車両の非接触通信による給油決済を制御する制御装置において、前記無線キーが前記車両の内部又は外部周辺に存在しているか否かを判定する判定部と、該判定部により前記無線キーが前記車両の内部にも外部周辺にも存在しないと判定された場合に、前記非接触通信による給油の決済を禁止する信号を出力する出力部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、給油時に車両の無線キーの位置を検出し、車両の無線キーが該車両の内部にも外部周辺にも存在しない場合に、車両を盗難車と判断して、給油決済を禁止する。これにより、非接触通信による給油決済時のセキュリティを向上させることができる。
(2) 本発明の一様態に係る制御装置は、前記出力部は、前記判定部により前記無線キーが前記車両の内部にも外部周辺にも存在しないと判定された場合に、前記車両のエンジンの始動を禁止する信号を出力するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、車両を盗難車と判断した場合に、給油決済を禁止するのみではなく、車両のエンジンの始動動作を不可能にさせる。これにより、盗難車の運転を不可能にさせることができる。
(3) 本発明の一様態に係る制御装置は、前記出力部は、前記判定部により前記無線キーが前記車両の内部に存在していると判定された場合に、前記車両の給油口に最も近いドア以外の各ドアを施錠させる信号を出力するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、車両の無線キーが該車両の内部に存在している場合に、給油口に最も近いドア以外の各ドアを施錠する。これにより、給油中の盗難を防止するとともに、無線キーが車内に閉じ込まれることを防止することができる。
(4) 本発明の一様態に係る制御装置は、前記出力部は、前記判定部により前記無線キーが前記車両の外部周辺に存在していると判定された場合に、前記車両の全てのドアを施錠させる信号を出力するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、車両の無線キーが該車両の外部周辺に存在している場合に、車両の全てのドアを施錠する。これにより、給油中の盗難を防止することができる。
(5) 本発明の一様態に係る制御装置は、前記出力部は、前記無線キーが前記車両の内部又は外部周辺に存在していると判定された場合に、前記車両の全ての窓を閉めさせる信号を出力するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、車両の無線キーが該車両の内部又は外部周辺に存在していると判定された場合に、車両の全ての窓を閉める。これにより、給油中の盗難を防止することができる。
(6) 本発明の一様態に係る給油決済システムは、無線キーを有する車両に装着された非接触通信装置と、前記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の制御装置と、前記非接触通信装置と通信して給油決済を行う車外通信装置とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、車両に装着された非接触通信装置と車外通信装置との非接触通信により給油決済を行う。給油時に車両の無線キーの位置を検出し、車両の無線キーが該車両の内部にも外部周辺にも存在しない場合に、車両を盗難車と判断して、給油決済を禁止する。これにより、非接触通信による給油決済時のセキュリティを向上させることができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る給油決済システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は給油決済システムの全体構成を示すフロック図である。図1において、1は車両である。車両1には、無線キー9を用いてドアの施錠/解錠を行うスマートエントリーシステム(登録商標)が搭載されている。車両1には、非接触ICタグ2、制御装置3、送信部4、受信部5、ドアロックECU6、パワーウィンドECU7、及びエンジンECU8が設けられている。
非接触ICタグ2は、車両1の給油口の付近に装着されており、メモリ21、アンテナ22、及び制御部23が内蔵されている。メモリ21には車両1の所有者を識別するための識別情報が記憶されている。アンテナ22は、一定距離内に外部から電波を受信したり、外部へ電波を送信したりするものである。制御部23は、非接触ICタグ2の各部を制御するものである。また、制御部23は、制御装置3からの指示信号に応じて、アンテナ22の送信を許可/禁止する機能を有する。なお、非接触ICタグ2は、給油口が開けられると同時に車載バッテリーから給電されることで起動するアクティブ型でもよいし、接近した後述するリーダライター10からの電波を受信して共振作用で発生した起電力により起動するパッシブ型でもよい。
制御装置3は、例えばマイコンであり、CPU(Central Processing Unit)31、ROM32、RAM33及びI/Oポート34を備える。
CPU31は、ROM32に予め記憶されたプログラム及びデータを読み出して実行することにより、給油決済時の制御処理等を行う。
ROM32は、マスクROM、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)又はフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリ素子により構成してあり、制御装置3の動作に必要なコンピュータプログラムが予め記憶してある。
RAM33は、CPU31が制御処理又は演算処理等を行う際に発生する一時的なデータを記憶するものであり、SRAM(Static RAM)又はDRAM(Dynamic RAM)等の書き換え可能なメモリ素子により構成してある。
I/Oポート34は、非接触ICタグ2、送信部4、及び受信部5夫々に接続されており、制御装置3のデータ入出力を行うものである。
送信部4は、車両1の内部及び外部周辺へLF帯の無線信号を送信するものである。送信部4には、車両1の適所に設けられた車内用アンテナ41と複数の車外用アンテナ42とが接続されている。ここで、車外用アンテナ42は異なる箇所に設けられており、個数が必要に応じて任意に設定すればよい。送信部4は、車内用アンテナ41及び車外用アンテナ42にLF帯の無線信号を順次送信させる。
無線キー9は、車両1の内部又は外部周辺で各アンテナ41、42からのLF帯の無線信号を受信すると、各無線信号の受信強度を測定する。無線キー9は、測定した受信強度の情報を含むRF帯の無線信号を応答信号として送信する。
受信部5は、無線キー9からの応答信号を受信するものである。受信部5には、車両1の適所に設けられた受信アンテナ51が接続されている。受信部5は、車両1の内部又は外部周辺に存在している無線キー9から送信されたRF帯の無線信号を受信アンテナ51にて受信し、受信した無線信号に含まれる受信強度の情報を制御装置3へ与える。
ドアロックECU6、パワーウィンドECU7、及びエンジンECU8夫々は制御装置3により制御信号が与えられる。ドアロックECU6は車両1の各ドアの施錠/解錠の制御を行うものである。車両1の各ドアには、施錠/解錠に係る機械機構及びこれを動作させるアクチュエータ等を有する施錠解錠機構(未図示)がそれぞれに設けられている。ドアロックECU6は、制御装置3の指示に応じて、各施錠解錠機構に対して施錠/解錠を指示する制御信号を個別に出力する。
パワーウィンドECU7は、各窓の開閉の制御を行うものである。車両1の各窓には、開閉に係る機械機構及びこれを動作させるアクチュエータ等を有する開閉機構(未図示)がそれぞれに設けられており、パワーウィンドECU7は、制御装置3の指示に応じて、各開閉機構に対して開閉を指示する制御信号を個別に出力する。エンジンECU8は、車両1のエンジンの始動/停止を制御するものである。エンジンECU8は、制御装置3の指示に応じて、エンジンに燃料の噴射、点火等の動作を行わせる。
また、図1において、11は給油スポットに設けられ、車両1へ給油する給油装置である。給油装置11は、車両1の給油口に挿し込んで燃料を注入するための給油ノズル(未図示)を備える。給油ノズルには、リーダライター10が装着されている。
リーダライター10は、近接した非接触ICタグ2との非接触通信により、非接触ICタグ2に記憶された識別情報を読み出して、給油制御部12へ与える。
給油制御部12は例えばコンピュータであり、給油装置11及びリーダライター10夫々に接続されている。給油制御部12は、給油装置11の給油の開始/停止を制御するとともに、給油量に基づいて給油料金を算出する機能を有する。また、給油制御部12は、リーダライター10からの識別情報に基づいて、クレジットカード会社又は登録された銀行へ精算データを送信して給油料金の精算を行う機能を有する。
給油装置11から車両1へ給油する際に、非接触ICタグ2は車載バッテリーの給電、又はリーダライター10により発生された起電力で起動し、制御装置3へ通知信号を出力する。
制御装置3では、CPU31はI/Oポート34を介して非接触ICタグ2からの通知信号が入力されると、I/Oポート34を介して、無線信号を送信する送信信号を送信部4へ出力する。
送信部4は制御装置3からの指示に応じて、車外用アンテナ41及び車内用アンテナ42を介して、車両1の内部及び外部周辺へLF帯の無線信号を送信する。
無線キー9はLF帯の無線信号を受信すると、応答信号としてRF帯の無線信号を送信する。受信部5は受信アンテナ51を介して、無線キー9からのRF帯の無線信号を受信して、無線信号に含まれる受信強度の情報を制御装置3へ出力する。
制御装置3では、CPU31は、I/Oポート34を介して入力された受信強度の情報に基づいて、無線キー9の位置を検出し、無線キー9が車両1の内部にあるか外部周辺にあるかを判定する。一方で、CPU31は、所定の時間内に応答信号が受信部5により受信されなかった場合に、無線キー9が車両1の内部にも外部周辺にも存在しないと判定する。ここで、所定の時間は必要に応じて設定すればよい。
また、CPU31は、無線キー9が車両1の内部又は外部周辺に存在していると判定した場合に、I/Oポート34を介して、給油決済を許可する旨を示す許可信号を非接触ICタグ2へ出力する。非接触ICタグ2では、制御部23は当該許可信号に応じて、アンテナ22の送信を許可する。これにより、給油決済は許可される。また、CPU31は、無線キー9が車両1の外部周辺に存在していると判定した場合に、車両1の全てのドアを施錠する旨を示す信号をドアロックECU6へ出力し、車両1の全ての窓を閉める旨を示す信号をパワーウィンドECU7へ出力する。これにより、車両1の全てのドア及び窓が閉状態となり、給油中の盗難を防止することができる。
CPU31は、無線キー9が車両1の内部に存在していると判定した場合に、車両1の全ての窓を閉める旨を示す信号をパワーウィンドECU7へ出力し、車両1の給油口に最も近いドア以外の各ドアを施錠する旨を示す信号をドアロックECU6へ出力する。これにより、車両1の全ての窓及び給油口に最も近いドア以外の各ドアが閉状態となり、給油中の盗難を防止するとともに、無線キー9が車内に閉じ込まれることを防止することができる。
また、CPU31は、無線キー9が車両1の内部にも外部周辺にも存在しないと判定した場合に、I/Oポート34を介して、給油決済を禁止する旨を示す禁止信号を非接触ICタグ2へ出力する。非接触ICタグ2では、制御部23は当該禁止信号に応じて、アンテナ22の送信を禁止する。これにより、給油決済は禁止される。また、CPU31は、車両1の全てのドアを施錠する旨を示す信号をドアロックECU6へ出力し、エンジンの始動を禁止する旨を示す信号をエンジンECU8へ出力する。これにより、車両1の全てのドアが閉状態となり、エンジンの始動動作が不可能になり、盗難車の運転は不可能になる。なお、CPU31は、車両1の全ての窓を閉める旨を示す信号をパワーウィンドECU7へ出力してもよい。
給油ノズルが車両1の給油口に挿し込まれることで、リーダライター10は非接触ICタグ2に近接して、非接触ICタグ2へ非接触通信の請求を送信する。非接触ICタグ2は、制御装置3からの許可信号が入力された場合に、リーダライター10の請求に対する応答として、記憶されている識別情報をリーダライター10へ送信する。また、制御装置3からの禁止信号が入力された場合に、非接触ICタグ2は、リーダライター10の請求に応答しない。
リーダライター10が非接触ICタグ2から送信された識別情報を給油制御部12へ出力する。給油制御部12は、給油装置11の給油を開始させるように制御し、必要な給油量に達すると、給油装置11の給油を停止させるように制御する。給油制御部12は、給油量に基づいて給油料金を算出し、リーダライター10からの識別情報に基づいて、クレジットカード会社又は登録された銀行へ精算データを送信して給油料金の精算を行う。
図2は、制御装置3の制御方法の手順を示すフローチャートである。CPU31は、例えば非接触ICタグ2が起動された場合に処理を実行する。
CPU31は送信信号を送信部4へ出力し(ステップS1)、無線キー9からの応答信号が受信されたか否かを判定する(ステップS2)。
応答信号が受信された場合(ステップS2:YES)、CPU31は応答信号に含まれる受信強度の情報に基づいて、無線キーの位置を検出し(ステップS3)、無線キー9が車両1の外部にあるか否かを判定する(ステップS4)
無線キー9が車両1の外部にあると判定した場合(ステップS4:YES)、CPU31は車両1の全てのドアを施錠する旨を示す信号をドアロックECU6へ出力する(ステップS5)。
CPU31は、車両1の全ての窓を閉める旨を示す信号をパワーウィンドECU7へ出力し(ステップS6)、給油決済を許可する旨を示す許可信号を非接触ICタグへ出力し(ステップS7)、処理を終了する。
無線キー9が車両1の外部にないと判定した場合(ステップS4:NO)、CPU31は給油口に最も近いドア以外の各ドアを施錠する旨を示す信号をドアロックECU6へ出力し(ステップS8)、処理をステップS6に移転する。
また、応答信号が受信されていない場合(ステップS2:NO)、CPU31は所定の時間を経過したか否かを判定する(ステップS9)。
所定の時間を経過していないと判定した場合(ステップS9:NO)、CPU31は処理をステップS2に戻す。所定の時間を経過したと判定した場合(ステップS9:YES)、CPU31は、給油決済を禁止する旨を示す禁止信号を非接触ICタグ2へ出力する(ステップS10)。
CPU31は、エンジンの始動を禁止する旨を示す信号をエンジンECU8へ出力し(ステップS11)、車両1の全てのドアを施錠する旨を示す信号をドアロックECU6へ出力し(ステップS12)、処理を終了する。
実施の形態では、給油時に車両の無線キーが該車両の内部にも外部周辺にも存在しない場合に、給油決済を禁止することにより、非接触通信による給油決済時のセキュリティを向上させることができる。
実施の形態では、車両に装着された非接触通信装置と車外通信装置との非接触通信により給油決済を行う。給油時に車両の無線キーが該車両の内部にも外部周辺にも存在しない場合に、給油決済を禁止するのみではなく、車両のエンジンの始動動作を不可能にさせることにより、盗難車の運転を不可能にさせることができる。
実施の形態では、給油時に車両の無線キーが該車両の内部に存在している場合に、給油口に最も近いドア以外の各ドアを施錠することにより、給油中の盗難を防止するとともに、無線キーが車内に閉じ込まれることを防止することができる。
実施の形態では、給油時に車両の無線キーが該車両の外部周辺に存在している場合に、車両の全てのドアを施錠する。これにより、給油中の盗難を防止することができる。
実施の形態では、給油時に車両の無線キーが該車両の内部又は外部周辺に存在していると判定された場合に、車両の全ての窓を閉めることにより、給油中の盗難を防止することができる。
なお、以上の説明において、車両1の異なる箇所に送信アンテナを複数設け、無線キー9の各送信アンテナからの無線信号の受信強度に基づいて無線キー9の位置を検出する場合に説明したが、無線キー9の位置検出方法はこれに限らず、車両1に車内受信アンテナ及び車外受信アンテナを設け、無線キー9からの応答信号を受信したアンテナに基づいて無線キー9の位置を検出してもよい。
また、以上の説明において、非接触ICタグ2の制御部23が制御装置3からの禁止信号に応じてアンテナ22の送信を禁止することにより、給油決済が禁止される場合について説明したが、給油決済を禁止する手段は、これに限らず、制御部23が制御装置3からの禁止信号をアンテナ22にてリーダライター10へ送信し、給油制御部12にて給油決済を禁止してもよい。
また、車両1側及び給油スポット側夫々に相互に通信可能な通信部を設け、当該通信部にて禁止信号を制御装置3から給油制御部12へ送信してもよい。
さらに、給油スポット側に報知部を設け、制御装置3からの禁止信号に応じて、給油決済が禁止される旨を報知するように構成してもよい。例えば、給油制御部12に接続される表示装置を設け、禁止信号が受信された場合に、給油制御部12は、表示装置に例えば「不審車」、「給油決済禁止」等の警告情報を表示させるように構成する。
1 車両
2 非接触ICタグ
21 メモリ
22 アンテナ
23 制御部
3 制御装置
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 I/Oポート
4 送信部
41 車内用アンテナ
42 車外用アンテナ
5 受信部
51 受信アンテナ
6 ドアロックECU
7 パワーウィンドECU
8 エンジンECU
9 無線キー
10 リーダライター
11 給油装置
12 給油制御部

Claims (6)

  1. 無線キーを有する車両の非接触通信による給油決済を制御する制御装置において、
    前記無線キーが前記車両の内部又は外部周辺に存在しているか否かを判定する判定部と、
    該判定部により前記無線キーが前記車両の内部にも外部周辺にも存在しないと判定された場合に、前記非接触通信による給油の決済を禁止する信号を出力する出力部と
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記出力部は、前記判定部により前記無線キーが前記車両の内部にも外部周辺にも存在しないと判定された場合に、前記車両のエンジンの始動を禁止する信号を出力するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記出力部は、前記判定部により前記無線キーが前記車両の内部に存在していると判定された場合に、前記車両の給油口に最も近いドア以外の各ドアを施錠させる信号を出力するようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記出力部は、前記判定部により前記無線キーが前記車両の外部周辺に存在していると判定された場合に、前記車両の全てのドアを施錠させる信号を出力するようにしてあることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の制御装置。
  5. 前記出力部は、前記無線キーが前記車両の内部又は外部周辺に存在していると判定された場合に、前記車両の全ての窓を閉めさせる信号を出力するようにしてあることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の制御装置。
  6. 無線キーを有する車両に装着された非接触通信装置と、
    前記請求項1〜5のいずれか1つに記載の制御装置と、
    前記非接触通信装置と通信して給油決済を行う車外通信装置と
    を備えることを特徴とする給油決済システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110481499A (zh) * 2019-08-12 2019-11-22 安徽云探索网络科技有限公司 一种基于压力传感器的货车油箱油防盗系统

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