JP2017146595A5

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Publication number: JP2017146595A5
Application number: JP2017023425A
Authority: JP
Filing date: 2017-02-10
Publication date: 2020-03-19
Anticipated expiration: 2037-02-10

Claims

４種類以上のジアミンを含有するジアミン成分と、テトラカルボン酸誘導体から得られるポリイミド前駆体及び該ポリイミド前駆体のイミド化物であるポリイミドからなる群から選ばれる少なくとも１種の重合体を含有する光配向法用液晶配向剤。
４種類以上のジアミンのうち少なくとも１種が、下記式（５）及び（６）から選ばれる少なくとも１種のジアミンである請求項１に記載の光配向法用液晶配向剤。

（式（５）及び（６）において、Ａ_１は単結合、エステル結合、アミド結合、チオエステル結合、又は炭素数２〜２０の２価の有機基である。Ａ_２は、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アミノ基、チオール基、ニトロ基、リン酸基、又は炭素数１〜２０の１価の有機基である。ａは１〜４の整数である。aが２以上の場合、Ａ_１の構造は同一でも異なってもよい。ｂ及びｃはそれぞれ独立して１〜２の整数である。）
４種類以上のジアミンのうち少なくとも１種が、下記式（７）で表される構造を含有するジアミンである請求項１又は２に記載の光配向法用液晶配向剤。

（式（７）において、Ｄはｔ−ブトキシカルボニル基である。）
前記テトラカルボン酸誘導体が、光反応性を有するテトラカルボン酸誘導体である請求項１〜３のいずれかに記載の光配向法用液晶配向剤。
前記テトラカルボン酸誘導体が、光反応性を有し、且つ、脂環式構造を有するテトラカルボン酸誘導体である請求項１〜４のいずれかに１又は２に記載の光配向法用液晶配向剤。
前記テトラカルボン酸誘導体が、下記式（３）で表されるテトラカルボン酸二無水物である請求項１〜５に記載の光配向法用液晶配向剤。

（Ｘ_１は、下記式（Ｘ１−１）〜（Ｘ１−１０）で表される構造からなる群から選ばれる少なくとも１種類である。）

（式（Ｘ１−１）〜（Ｘ１−４）において、Ｒ_３〜Ｒ_２３はそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数１〜６のアルキル基、炭素数２〜６のアルケニル基、炭素数２〜６のアルキニル基、フッ素原子を含有する炭素数１〜６の１価の有機基、又はフェニル基である。）
上記式（３）において、Ｘ_１の構造が上記式（Ｘ１−１）である請求項６に記載の光配向法用液晶配向剤。
上記式（３）において、Ｘ_１の構造が下記式（Ｘ１−１１）〜（Ｘ１−１６）で表される構造から選ばれる少なくとも１種である請求項６又は７に記載の光配向法用液晶配向剤。
上記式（３）において、Ｘ_１の構造が下記式（Ｘ１−１１）又は（Ｘ１−１２）で表される請求項６〜８のいずれかに記載の光配向法用液晶配向剤。
上記４種類以上のジアミンを構成する各ジアミンの含有量が、全ジアミン成分に対して、１〜３０モル％である請求項１〜９のいずれかに記載の光配向法用液晶配向剤。
上記４種類以上のジアミンのうちの少なくとも１種が、上記式（５）及び式（６）からなる群から選ばれる少なくも１種のジアミンである請求項１０に記載の光配向法用液晶配向剤。
上記テトラカルボン酸誘導体が、上記式（３）で表されるテトラカルボン酸二無水物を６０〜１００モル％含む請求項１１に記載の光配向法用液晶配向剤。
ジアミンの種類が４種類以上、１０種類以下である請求項１〜１２のいずれかに記載の光配向法用液晶配向剤。
請求項１〜１３のいずれかにに記載の光配向法液晶配向剤から得られる光配向法用液晶配向膜。
請求項１４に記載の光配向法用液晶配向膜を具備する液晶表示素子。
液晶として、ネガ型液晶を具備する請求項１５に記載の液晶表示素子。