JP2017146122A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自装置から出力する情報と路側機を介して配信された情報とを利用者に提供する際に、不要な情報を排除して必要な情報を提供することができ、これらの情報の提供頻度が多すぎることによる煩わしさを軽減することができるナビゲーション装置を提供すること。
【解決手段】路側機から送られてくる第1の案内情報を取得する案内情報取得部50と、この第1の案内情報を利用者に向けて報知する案内情報報知部52と、車両の走行位置を検出する車両位置検出部4、車両位置計算部20と、検出された車両位置に基づいて第2の案内情報を作成する案内情報作成部42と、この第2の案内情報を利用者に向けて報知する案内情報報知部44と、2つの案内情報報知部52、44による報知動作のいずれか一方を優先して行い、他方を抑制する報知動作選択部56とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、DSRC(Dedicated Short Range Communications)等を利用して受信した情報を出力するようにしたナビゲーション装置に関する。
従来から、DSRC路側機から送信される各種の情報をDSRC車載器で受信し、ナビゲーション装置等を用いてその内容を報知するとともに、報知の有無を内容の重要度等に応じて設定することができる車両用情報報知システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムによれば、DSRC路側機を介して配信された全ての情報を車両の運転者に報知するのではなく、種別毎に報知の有無を設定することができるため、運転者にとって必要性の高い情報のみを選択的に報知することが可能となる。
特開2010−165122号公報
ところで、上述した特許文献1のシステムでは、DSRC路側機を介して配信される情報を種別毎に取捨選択することができるが、報知する旨の設定がなされた情報についてはナビゲーション装置による案内動作とは関係なく優先的に報知することになるため、ナビゲーション装置による案内動作とこの報知動作のタイミングが重なった場合には、ナビゲーション装置による案内動作が必要な状況においてもこの案内動作が中断されることになり、利用者(運転者)にとって本当に必要な情報が得られないという問題があった。例えば、ナビゲーション装置における経路誘導の交差点案内中にDSRC路側機を介して配信された情報の報知が開始されると、進路変更や右左折方向がわからなくなってしまう。
また、ナビゲーション装置による案内動作と報知対象となっている情報の内容が重複している場合であっても、別々に案内動作や報知動作が行われるため、これらの動作の頻度が頻繁になって、運転に集中したい利用者にとっては煩わしいという問題があった。例えば、DSRC路側機を介して配信される情報には「カーブ注意」、「渋滞注意」、「合流注意」、「事故多発地点」などが含まれるが、同様の情報はナビゲーション装置によっても提供される場合があり、これらの情報が別々に提供されることになるとその頻度が多くなる。また、同種の情報は提供されるタイミングの一部が重なることも考えられるが、先に表示や音声出力されている情報が途中で中断されると、その情報の内容が利用者に伝わらずに無駄になる。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、自装置から出力する情報と路側機を介して配信された情報とを利用者に提供する際に、不要な情報を排除して必要な情報を提供することができ、これらの情報の提供頻度が多すぎることによる煩わしさを軽減することができるナビゲーション装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明のナビゲーション装置は、道路に沿って設置された路側機から送られてくる第1の案内情報を取得する案内情報取得手段と、案内情報取得手段によって取得した第1の案内情報を利用者に向けて報知する第1の報知手段と、車両の走行位置を検出する車両位置検出手段と、車両位置検出手段によって検出された車両位置に基づいて第2の案内情報を作成する案内情報作成手段と、案内情報作成手段によって作成された第2の案内情報を利用者に向けて報知する第2の報知手段と、第1の報知手段による報知動作と、第2の報知手段による報知動作のいずれか一方を優先して行い、他方を抑制する報知動作選択手段とを備えている。
これにより、ナビゲーション装置自身によって従来から報知されている案内情報と、路側機から取得して報知されるそれ以外の案内情報とを適宜選択することが可能になり、案内情報の提供頻度が多すぎることによる煩わしさを軽減することができる。
特に、上述した案内情報取手段は、DSRC路側機から送信された第1の案内情報をDSRC車載器で受信することにより、第1の案内情報を取得することが望ましい。一般に、DSRC車載器で受信する情報は、画像や文字と音声を組み合わせたものが多く、その表示面積が広く、しかも、音声出力の時間も長くなる傾向にある。したがって、このような情報の報知を適宜抑制することにより、ナビゲーション装置によって作成される有用な案内情報を確実に取得することができる。また、このような情報の中には、利用者によっては不要であると考える情報も含まれるが、不要な情報を排除することで、必要な情報のみを提供することが可能となる。
また、上述した第1の案内情報は、複数の種別に分類されており、報知動作選択手段は、種別毎に第1および第2の案内情報の優先、抑制を設定することが望ましい。案内情報の種別毎に報知の優先、抑制の設定を行うことにより、必要な情報のみを選択的に取得することが可能となる。
また、上述した第1および第2の案内情報の優先、抑制の設定は、利用者の指示に応じて行われることが望ましい。これにより、各利用者毎に必要とする情報を優先的に取得することが可能となる。
また、上述した第1の案内情報の内容を解析することによりその種別を判定する種別判定手段をさらに備えることが望ましい。特に、上述した種別判定手段は、第1の案内情報の報知に用いられる音声の内容を解析することが望ましい。これにより、路側機から送られてくる第1の案内情報の種別を、ナビゲーション装置自身で作成する第2の案内情報の種別に対応させて分類し、同じ種別の案内情報の報知の有無を判断することが可能となる。
また、上述した報知動作選択手段は、第1の案内情報を優先させることが望ましい。これにより、路側機から送られてくる緊急性の高いあるいは重要な案内情報については、ナビゲーション装置によって作成される案内情報よりも優先的に報知することが可能となる。
また、上述した報知動作選択手段は、第2の案内情報を優先させることが望ましい。これにより、ナビゲーション装置によって有用な案内情報を作成した場合に、路側機から送られてくる案内情報よりも優先的に報知することが可能となる。
ナビゲーション装置の詳細構成を示す図である。 DSRC路側機から送信される案内情報の具体例を示す図である。 種別毎の優先/抑制設定画面の具体例を示す図である。 経路誘導動作中にDSRC車載器経由で取得した案内情報を報知する動作手順を示す流れ図である。 DSRC車載器経由の案内情報とそれ以外の案内情報を取得して報知する動作手順を示す流れ図である。
以下、本発明を適用した一実施形態のナビゲーション装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、ナビゲーション装置100の詳細構成を示す図である。図1に示すように、ナビゲーション装置100は、ナビゲーションコントローラ1、地図データ記憶装置2、操作部3、車両位置検出部4、表示装置5、オーディオ部6、VICS(Vehicle Information and Communication System、登録商標)情報受信機7、DSRC車載器8を含んで構成されている。このナビゲーション装置は、車両に搭載されている。
ナビゲーションコントローラ1は、CPU、ROM、RAM等を用いて所定の動作プログラムを実行することにより、自車位置周辺の地図画像表示動作、出発地と目的地とを結ぶ走行経路を設定する経路探索処理やこの走行経路に沿って車両の走行を誘導する経路誘導動作、VICSセンターから送られてくる交通情報の取得動作、DSRC路側機から送られてくる各種案内情報の取得動作などの機能を実現する。ナビゲーションコントローラ1の詳細構成については後述する。
地図データ記憶装置2は、地図表示や、施設検索、経路探索や、合流・分岐案内、事故多発地点、カーブ警告等の各種案内動作などに必要な地図データが格納されている記憶媒体およびその読み取り装置である。この地図データ記憶装置2には、経度および緯度で適当な大きさに区切られた矩形形状の図葉を単位とした地図データが格納されている。各図葉の地図データは、図葉番号を指定することにより特定され、読み出すことが可能となる。地図データ記憶装置2は、ハードディスク装置や半導体メモリによって、あるいは、DVDとその読み取り装置によって実現される。また、地図データ記憶装置2を通信装置9に置き換えて、外部の地図配信サーバ(図示せず)から地図データを取得するようにしてもよい。
操作部3は、利用者の指示(操作)を受け付けるためのものであり、各種の操作ボタンや操作つまみ類を備えている。また、操作部3は、表示装置5の画面に取り付けられたタッチパネルを含んでおり、画面上の一部を直接利用者が指等で指し示すことにより、操作指示を行うことができるようになっている。車両位置検出部4は、例えば、GPS受信機、方位センサ、距離センサなどを備えており、所定のタイミングで車両位置(経度、緯度)の検出を行い、検出結果を出力する。
表示装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)によって構成されており、ナビゲーションコントローラ1から出力される映像信号に基づいて自車位置周辺の地図画像などを表示する。オーディオ部6は、ナビゲーションコントローラ1から入力される音声信号に基づいて生成した案内音声等を車室内に出力する。
VICS情報受信機7は、VICSセンターから送られてくる渋滞情報や交通障害情報、交通規制情報等の交通情報(VICS情報)を受信する。例えば、一般のFM放送に重畳された多重化データに含まれるVICS情報が受信される。このVICS情報としての渋滞情報には、渋滞の度合い(混雑、渋滞)や、道路の交通量の変化点に関する情報(渋滞の開始位置および渋滞・混雑区間の長さ)が含まれている。また、交通障害情報、交通規制情報は、それらの発生箇所や障害・規制の内容が含まれる。
DSRC車載器8は、道路に設置されたDSRC路側機(図示せず)との間で、5.8GHz帯のISM(Industry-Science-Medical)バンドを用いた狭域通信を行って各種の案内情報の受信を行う。
図2は、DSRC路側機から送信される案内情報の具体例を示す図である。図2に示すように、この案内情報には、渋滞回避支援や安全運転・災害時支援などに関する各種の情報が含まれている。
次に、ナビゲーションコントローラ1の詳細構成について説明する。図1に示すナビゲーションコントローラ1は、地図バッファ10、地図読出制御部12、地図描画部14、車両位置計算部20、経路探索処理部30、経路誘導処理部32、目的地設定部34、交通情報取得部40、案内情報作成部42、案内情報報知部44、52、案内情報取得部50、種別判定部54、報知動作選択部56、優先情報設定部58、入力処理部60、表示処理部70を含んで構成されている。
地図バッファ10は、地図データ記憶装置2から読み出された地図データを一時的に格納する。この地図データには、地図画像描画に必要なデータや検索条件を指定して施設を検索するために必要なデータや、経路探索および経路誘導に必要なデータ、合流・分岐案内、事故多発地点、カーブ警告等を利用者に報知するために必要な案内データなどが少なくとも含まれる。地図読出制御部12は、車両位置計算部20により算出される車両位置や利用者が操作部3を操作して指定した位置に応じて、所定範囲の地図データの読み出し要求を地図データ記憶装置2に出力する。地図描画部14は、地図バッファ10に格納された地図データに基づいて、表示装置5に地図画像を表示するために必要な描画処理を行って地図画像描画データを作成する。
車両位置計算部20は、車両位置検出部4から出力される検出データに基づいて自車位置を計算するとともに、計算した自車位置が地図データの道路上にない場合には、自車位置を修正するマップマッチング処理を行う。
経路探索処理部30は、出発地と目的地(あるいは経由地)との間を所定の探索条件にしたがって最小のコストとなる走行経路(誘導経路)を探索する。経路誘導処理部32は、経路探索処理部30による探索処理によって得られた誘導経路を地図上に重ねて表示したり、右左折交差点の拡大図や高速道路に沿った合流・分岐地点の拡大図を表示するための描画データを作成するとともに、誘導経路に沿って車両の走行を誘導するために必要な交差点案内や合流・分岐案内等の音声信号を生成する(経路誘導動作)。
目的地設定部34は、経路探索処理部30によって行われる経路探索処理などに必要な目的地を設定する。例えば、施設検索によって抽出された施設を目的地として設定する場合や、利用者が操作部3を操作して直接指定した地図画像上の地点を目的地として設定する場合などが考えられる。
交通情報取得部40は、VICSセンターから送信されてVICS情報受信機7によって受信される交通情報(渋滞情報、交通障害情報、交通規制情報等)の取得処理を行う。なお、これらの交通情報あるいは類似の交通情報を、VICSセンター以外の施設から取得するようにしてもよい。
案内情報作成部42は、地図バッファ10に格納された案内データや、交通情報取得部40によって取得した交通情報に基づいて、自車位置に対応する案内情報を作成する。例えば、案内情報作成部42は、自車位置の近傍に存在する合流・分岐地点、事故多発地点、カーブ地点などを知らせる案内情報や、自車位置の近傍に関する交通傷害や交通規制の内容を知らせる案内情報を作成する。
案内情報報知部44は、案内情報作成部42によって作成された案内情報に対応する案内画像描画データや案内音声信号を生成して出力する報知動作を行う。この報知動作において、案内画像描画データは、表示処理部70に送られて表示装置5において地図画像に重ねて表示される。また、案内音声信号は、オーディオ部6に送られて音声出力される。
案内情報取得部50は、DSRC車載器8によって受信される案内情報の取得処理を行う。この案内情報には、図2に示したような、渋滞回避支援や安全運転・災害時支援などの各種情報が含まれる。また、安全運転・災害時支援には、「渋滞、追突注意」、「落下物」、「急カーブ」、「事故・規制」、「トンネル出口の天候」などの情報や、「地震・津波」など災害時の情報が含まれるが、受信した案内情報に、これらの種別を特定する情報が含まれているわけではないため、本実施形態では、これらの種別を判定するために種別判定部54が備わっている。
案内情報報知部52は、案内情報取得部50によって取得した案内情報に対応する画像および文字を示す案内画像描画データや案内音声信号を生成して出力する報知動作を行う。この報知動作において、案内画像描画データは、表示処理部70に送られて表示装置5において地図画像に重ねて表示される。また、案内音声信号は、オーディオ部5に送られて音声出力される。
種別判定部54は、案内情報報知部52による報知対象となっている案内情報の種別を判定する。判定された種別は、案内情報報知部52による報知対象となっている案内情報と、案内情報報知部44による報知対象となっている案内情報が、同種のものであるかどうかを判定するために用いられる。例えば、あらかじめ設定されている複数の種別の中から、報知対象となっている案内情報に対応する種別が判定される。また、この種別の判定は、DSRC路側機から送られてくる情報に含まれる識別情報(例えば、図2に示す「区分」)を用いるようにしてもよいが、詳細な種別の判定は、例えば案内音声に対して音声認識処理を行い、その認識結果に基づいて行うようにしてもよい。あるいは、案内画像に対して画像認識処理を行い、その認識結果に基づいて種別の判定を行うようにしてもよい。
報知動作選択部56は、案内情報報知部52による報知動作と、案内情報報知部42による報知動作のいずれか一方を優先して行い、他方を抑制する設定動作(選択動作)を行う。この設定動作は、案内動作の全体を対象にして一括して行うようにしてもよいが、予め設定された種別毎に行うようにしてもよい。
優先情報設定部58は、報知動作選択部56による設定動作を種別毎に行う場合に、その内容である種別毎の優先/抑制を、利用者の指示に応じて設定する。
図3は、種別毎の優先/抑制設定画面の具体例を示す図である。この設定画面には、予め設定された複数の種別が示されており、各種別毎に、DSRC車載器8経由で取得した案内情報であることを示す「DSRC」と、ナビゲーション装置100の案内情報作成部42によって作成されたそれ以外の案内情報であることを示す「ナビ」のいずれかが利用者によって選択される。図3に示す例では、「○」によって、選択された案内情報が示されている。
入力処理部60は、操作部3から入力される各種の操作指示に対応する動作を行うための命令をナビゲーションコントローラ1内の各部に向けて出力する。
表示処理部70は、地図描画部14によって作成される地図画像描画データが入力されており、この描画データに基づいて所定範囲の地図画像を表示装置5の画面に表示する。また、経路誘導処理部32から出力される描画データや、案内情報報知部44や案内情報報知部52によって描画された案内画像描画データが入力されると、表示処理部70は、これらの描画データを地図画像に重ねて表示装置5の画面に表示する。
上述したDSRC車載器8、案内情報取得部50が案内情報取得手段に、案内情報報知部52が第1の報知手段に、車両位置検出部4、車両位置計算部20が車両位置検出手段に、経路誘導処理部32、案内情報作成部42が案内情報作成手段に、経路誘導処理部32、案内情報報知部44が第2の報知手段に、報知動作選択部56が報知動作選択手段に、種別判定部54が種別判定手段に対応する。
本実施形態のナビゲーション装置はこのような構成を有しており、次に、案内情報の報知動作を説明する。
図4は、経路誘導動作中にDSRC車載器8経由で取得した案内情報を報知する動作手順を示す流れ図である。
報知動作選択部56は、経路誘導処理部32による経路誘導動作中であるか否かを判定する(ステップ100)。経路誘導動作中でない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、経路誘導動作中の場合には、ステップ100の判定において肯定判断が行われる。
次に、報知動作選択部56は、DSRC車載器8経由の案内情報を案内情報取得部50が取得したか否かを判定する(ステップ102)。取得していない場合には否定判断が行われ、ステップ100に戻ってステップ100の判定動作が繰り返される。
また、DSRC車載器8経由の案内情報を取得した場合にはステップ102の判定において肯定判断が行われる。次に、報知動作選択部56は、経路誘導処理部32による案内動作中か否かを判定する(ステップ104)。この案内動作には、表示および/または音声による右左折交差点や合流・分岐地点の案内動作が含まれる。また、「案内動作中」には、その時点で案内動作が始まっている場合の他、その時点では案内動作が始まっていないが自車位置や速度等に基づいて所定時間内(例えば、30秒以内)に案内動作が始まることが予想される場合も含めるようにしてもよい。
案内動作中でない場合にはステップ104の判定において否定判断が行われる。次に、報知動作選択部56は、案内情報報知部52に報知動作を指示する。案内情報報知部52は、報知指示を受け取ると、案内情報取得部50によって取得した案内情報を報知する(ステップ106)。その後、ステップ100に戻ってステップ100の判定動作が繰り返される。
一方、案内動作中の場合にはステップ104の判定において肯定判断が行われる。次に、報知動作選択部56は、案内情報報知部52に報知動作の抑制を指示する。案内情報報知部52は、この抑制指示を受け取ると、案内情報取得部50によって取得した案内情報の報知を抑制(中止)する(ステップ108)。その後、ステップ100に戻ってステップ100の判定動作が繰り返される。
図5は、DSRC車載器経由の案内情報とそれ以外の案内情報を取得して報知する動作手順を示す流れ図である。
報知動作選択部56は、DSRC車載器8経由の案内情報を案内情報取得部50が取得したか否かを判定する(ステップ200)。取得していない場合には否定判断が行われ、次に、報知動作選択部56は、案内情報作成部42によって報知対象の案内情報が作成されたか否かを判定する(ステップ210)。作成されていない場合には否定判断が行われ、ステップ200に戻ってステップ200の判定動作が繰り返される。
また、DSRC車載器8経由の案内情報が案内情報取得部50によって取得された場合にはステップ200の判定において肯定判断が行われる。次に、種別判定部54は、この取得した案内情報の種別を判定する(ステップ202)。報知動作選択部56は、この判定された種別に基づいて、取得した案内情報の報知が優先設定されているか否かを判定する(ステップ204)。優先設定されている場合には肯定判断が行われる。次に、報知動作選択部56は、案内情報報知部52に報知動作を指示する。案内情報報知部52は、報知指示を受け取ると、案内情報取得部50によって取得した案内情報を報知する(ステップ206)。その後、ステップ200に戻ってステップ200の判定動作が繰り返される。
また、DSRC車載器8経由で取得した案内情報の報知が抑制設定されている場合にはステップ204の判定において否定判断が行われる。次に、報知動作選択部56は、案内情報報知部52に報知動作の抑制を指示する。案内情報報知部52は、この抑制指示を受け取ると、案内情報取得部50によって取得した案内情報の報知を抑制(中止)する(ステップ208)。その後、ステップ200に戻ってステップ200の判定動作が繰り返される。
また、案内情報作成部42によって報知対象の案内情報が作成された場合にはステップ210の判定において肯定判断が行われる。次に、報知動作選択部56は、作成した案内情報の報知が優先設定されているか否かを判定する(ステップ212)。優先設定されている場合には肯定判断が行われ、ステップ206に移行してこの案内情報の報知が行われる。また、抑制設定されている場合にはステップ212の判定において否定判断が行われ、ステップ208に移行してこの案内情報の報知が抑制される。
なお、案内情報作成部42によって作成される案内情報の種別は予めわかっているものとしてステップ212の判定動作を行ったが、種別が不明な案内情報が存在する場合には、ステップ212の判定動作の前にステップ202と同様の種別判定動作を行うようにしてもよい。あるいは、種別が不明な案内情報については全て報知対象として扱うようにしてもよい。
このように、本実施形態のナビゲーション装置100では、ナビゲーションション装置自身によって従来から報知されている案内情報(案内情報作成部42や経路誘導処理部32によって作成された案内情報)と、路側機から取得して報知されるそれ以外の案内情報とを適宜選択することが可能になり、案内情報の提供頻度が多すぎることによる煩わしさを軽減することができる。
また、一般に、DSRC車載器8で受信する情報は、画像や文字と音声を組み合わせたものが多く、その表示面積が広く、しかも、音声出力の時間も長くなる傾向にある。したがって、このような情報の報知を適宜抑制することにより、ナビゲーション装置100によって作成される有用な案内情報を確実に取得することが可能となる。また、このような情報の中には、利用者によっては不要であると考える情報も含まれるが、不要な情報を排除することで、必要な情報のみを提供することが可能となる。
また、種別毎に案内情報の優先/抑制を設定することにより、必要な情報を種別を特定して選択的に取得することが可能となる。また、この優先/抑制の設定を、利用者の指示に応じて行うことにより、各利用者毎に必要とする情報を優先的に取得することが可能となる。
また、種別判定部54を用いて、案内情報の内容を解析、例えば、案内情報の報知に用いられる音声の内容を解析することにより、その種別を判定している。これにより、路側機から送られてくる案内情報の種別を、ナビゲーション装置100自身で作成する案内情報の種別に対応させて分類し、同じ種別の案内情報の報知の有無を判断することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、図3に示した優先/抑制設定画面では、「DSRC」に対応する案内情報と「ナビ」に対応する案内情報のいずれか一方を選択するようにしたが、両方の案内情報を報知対象として設定(優先)したり、反対に両方の案内情報を報知対象から除外するように設定(抑制)してもよい。
また、図5に示す動作手順では、DSRC車載器8経由で取得した案内情報と、案内情報作成部42によって作成した案内情報のそれぞれについて、別々に優先/抑制の判定を行って報知の有無を決定したが、報知タイミングが重なった場合にこれらの動作を行い、報知タイミングが重ならない場合には報知を行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、優先情報設定部58によって案内情報の種別毎に優先/抑制の設定を行うようにしたが、例えば、利用者の指示に応じて設定を変更する前の初期状態において、DSRC車載器8経由で取得した各案内情報(第1の案内情報)を優先させるようにしてもよい。これにより、DSRC車載器8経由で取得する緊急性の高いあるいは重要な案内情報について、ナビゲーション装置100によって作成される案内情報よりも優先的に報知することが可能となる。反対に、案内情報作成部42によって作成された案内情報(第2の案内情報)を優先させるようにしてもよい。これにより、ナビゲーション装置100によって有用な案内情報を作成した場合に、DSRC車載器8経由で取得する案内情報よりも優先的に報知することが可能となる。
上述したように、本発明によれば、ナビゲーションション装置自身によって従来から報知されている案内情報と、路側機から取得して報知されるそれ以外の案内情報とを適宜選択することが可能になり、案内情報の提供頻度が多すぎることによる煩わしさを軽減することができる。
1 ナビゲーションコントローラ
2 地図データ記憶装置
3 操作部
4 車両位置検出部
5 表示装置
6 オーディオ部
7 VICS情報受信機
8 DSRC車載器
10 地図バッファ
14 地図描画部
20 車両位置計算部
30 経路探索処理部
32 経路誘導処理部
40 交通情報取得部
42 案内情報作成部
44、52 案内情報報知部
50 案内情報取得部
54 種別判定部
56 報知動作選択部
58 優先情報設定部
70 表示処理部
100 ナビゲーション装置

Claims (8)

  1. 道路に沿って設置された路側機から送られてくる第1の案内情報を取得する案内情報取得手段と、
    前記案内情報取得手段によって取得した前記第1の案内情報を利用者に向けて報知する第1の報知手段と、
    車両の走行位置を検出する車両位置検出手段と、
    前記車両位置検出手段によって検出された車両位置に基づいて第2の案内情報を作成する案内情報作成手段と、
    前記案内情報作成手段によって作成された前記第2の案内情報を利用者に向けて報知する第2の報知手段と、
    前記第1の報知手段による報知動作と、前記第2の報知手段による報知動作のいずれか一方を優先して行い、他方を抑制する報知動作選択手段と、
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1の案内情報は、複数の種別に分類されており、
    前記報知動作選択手段は、前記種別毎に前記第1および第2の案内情報の優先、抑制を設定することを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項2において、
    前記第1および第2の案内情報の優先、抑制の設定は、利用者の指示に応じて行われることを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項2または3において、
    前記第1の案内情報の内容を解析することによりその種別を判定する種別判定手段をさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項4において、
    前記種別判定手段は、前記第1の案内情報の報知に用いられる音声の内容を解析することを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 請求項2において、
    前記報知動作選択手段は、前記第1の案内情報を優先させることを特徴とするナビゲーション装置。
  7. 請求項2において、
    前記報知動作選択手段は、前記第2の案内情報を優先させることを特徴とするナビゲーション装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項において、
    前記案内情報取手段は、DSRC路側機から送信された前記第1の案内情報をDSRC車載器で受信することにより、前記第1の案内情報を取得することを特徴とするナビゲーションション装置。
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