JP2017144203A - 美容クリップおよび美容クリップの装着方法 - Google Patents

美容クリップおよび美容クリップの装着方法 Download PDF

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照美 高嶋
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Abstract

【課題】顔の美容を行うことができる美容クリップおよび美容クリップの装着方法を提供することを目的とする。【解決手段】美容クリップ1は、顔の美容のためのクリップであり、美容クリップ1の被装着者の頬と耳を挟持する挟持部2と、挟持部2を開閉可能に保持する保持部3とを備え、挟持部2は、頬を支持する頬支持部4と、頬支持部4に対向し、耳を支持する耳支持部5とを有し、保持部3は、頬支持部4と耳支持部5とを開閉可能に保持している。【選択図】図2

Description

本発明は、美容器具に係り、さらに詳しくは顔用の美容器具に関するものである。
近年、特に女性の間では、美容のために顔の皺を見えにくくしたり、小顔に見えるようにしたりするために、顔に美容整形や美容のための薬物の投与などを施す者が少なくない。
上述したような美容整形や薬物の投与などは、必ずしも万全ではなく、副作用や後遺症などのリスクが伴うという課題がある。
本発明は、上記のようなリスクを伴うことなく、顔の美容を行うことができる美容クリップおよび美容クリップの装着方法を提供することを目的とするものである。
本発明の一側面の美容クリップは、顔の美容のための美容クリップであって、当該美容クリップの被装着者の頬と耳を挟持可能な挟持部と、上記挟持部を開閉可能に保持する保持部とを備え、上記挟持部は、上記頬を支持可能な第1支持部と、この第1支持部に対向し、上記耳の裏側を支持可能な第2支持部とを有し、上記保持部は、上記第1支持部と上記第2支持部とを開閉可能に保持している。
また、本発明の別の一側面の美容クリップは、上記第1支持部が、上記第2支持部と対向する面の少なくとも一部の面をなす層である表層部を有する。
また、本発明の別の一側面の美容クリップは、上記表層部が、上記保持部よりも柔らかい材料で構成されている。
また、本発明の別の一側面の美容クリップは、上記表層部が、外側から内側に向かって凹状に湾曲した湾曲部を有する。
また、本発明の別の一側面の美容クリップは、上記表層部が、表面に吸盤を有する。
また、本発明の別の一側面の美容クリップは、上記表層部が、樹脂を含む材料で構成されている。
また、本発明の別の一側面の美容クリップは、上記第2支持部が、上記第1支持部と対向する面の少なくとも一部の面をなす先端部を有し、上記先端部は、上記保持部よりも柔らかい材料で構成されている。
また、本発明の別の一側面の美容クリップは、上記第1支持部は、上記第2支持部と対向する面の面積が、上記第2支持部において上記第1支持部と対向する面の面積よりも大きい。
また、本発明の別の一側面の美容クリップは、上記保持部は、上記第1支持部と上記第2支持部とを回転動作によって開閉させるとともに、この回転動作の回転軸をなす回転支持部を有する。
また、本発明の別の一側面の美容クリップは、上記保持部が、上記第1支持部を保持する第1保持部と、上記第2支持部を保持する第2保持部と、上記第1支持部と上記第2支持部とが開いた状態から閉じた状態になるように上記第1保持部と上記第2保持部とを付勢する付勢手段とを有する。
また、本発明の一側面の美容クリップの装着方法は、顔の美容のための美容クリップであって、当該美容クリップの被装着者の頬と耳を挟持する挟持部と、上記挟持部を開閉可能に保持する保持部とを備え、上記挟持部は、上記頬を支持可能な第1支持部と、この第1支持部に対向し、上記耳の裏側を支持する第2支持部とを有する美容クリップの装着方法であって、上記顔の両側面のうちの一方の側面における上記頬の皮膚を上記耳側に引っ張る工程と、上記頬の上記皮膚を上記耳側に引っ張った状態で、上記第1支持部を上記頬に接触させて上記頬を支持し、上記第2支持部を上記耳の裏側に接触させて上記耳を支持し、上記頬と上記耳を上記挟持部で挟む工程とを備える。
本発明の実施の形態による美容クリップ1の一構成例を示した図であり、美容クリップ1が閉じた状態の一例を示したものである。 本発明の実施の形態による美容クリップ1の一構成例を示した図であり、美容クリップ1が開いた状態の一例を示したものである。 本発明の実施の形態による美容クリップ1の一構成例を示した図であり、(a)は、頬支持部4の表層部11が設けられた側とは反対側から美容クリップ1を見たときの一例を示したものであり、(b)は、頬支持部4の表層部11が設けられた側から美容クリップ1を見たときの一例を示したものである。
図1〜3は、本発明の美容クリップの一実施形態を示した図である。この美容クリップ1は、顔の美容のために用いるクリップであり、被装着者の顔の皮膚を伸ばした状態、または顔の皮膚を引き締めた状態で顔を保持することによって、健康的かつ安全に顔の皺などを見えにくくし、あるいは小顔に見えるようにする美容器具である。例えば、被装着者が、顔の両側面のうちの一方の側面における頬の皮膚を耳側に引っ張った状態で、頬と耳の裏側とを一つの美容クリップ1で挟み、顔の他方の側面も同様にもう一つの美容クリップ1で挟む。これにより、いわゆるほうれい線などの顔の皺を見えにくくするとともに、小顔に見えるようにすることができる。ここで、頬とは、耳と口との間の部分、耳と鼻との間の部分、および耳と目との間の部分をいうものとする。なお、被装着者とは、美容クリップ1の被装着者であり、例えば、一般の成人女性である。
美容クリップ1は、一端側に形成され、被装着者の頬から耳までを支持しながら挟持する挟持部2と、他端側に形成され、挟持部2を保持する保持部3とを備える。
挟持部2は、顔の両側面のうちの一側面における頬と耳とを挟持可能な部分であり、頬を支持する頬支持部4(第1支持部の例)と、耳の裏側すなわち耳の後頭部側の部分を支持する耳支持部5(第2支持部の例)とを一対の支持部ないし一対の挟持部として備えており、これらの頬支持部4と耳支持部5とは互いに対向した状態で保持部3に保持されている。このように、挟持部2は、美容クリップ1の使用状態において、頬支持部4を頬に接触させて頬を支持するとともに、耳支持部5を耳の裏側に接触させて耳を支持して、頬から耳までを挟む部分である。ここで、美容クリップ1の使用状態とは、例えば、被装着者が、顔の両側面のうちの一方の側面における頬の皮膚を耳側に引っ張った状態で、頬のうちの耳側付近の部分(例えば、こめかみの辺りの部分)と耳の裏側の部分とを一つの美容クリップ1で挟み、顔の他方の側面も同様にもう一つの美容クリップ1で挟んだ状態のことである。
美容クリップ1には、開いた状態と閉じた状態とがあり、閉じた状態は、美容クリップ1を被装着者の頬から耳にかけて装着している状態、すなわち頬支持部4と耳接触部5とで頬から耳までを挟持している状態である一方、開いた状態は、美容クリップ1を頬や耳から取外し可能な状態である。例えば、挟持部2すなわち頬支持部4と耳支持部5は、上記の閉じた状態では、図1に示すように、互いに最も接近した状態または接触した状態となる一方、上記の開いた状態では、図2に示すように、互いに最も離れた状態となる。
ここで、頬支持部4と耳支持部5とは、保持部3を中心とした回転動作によって互いに近づいたり、遠ざかったりするように回転動作可能に構成されている。この回転動作によって、美容クリップ1を閉じたり開いたりすることができるようになっている。
保持部3は、頬支持部4と耳支持部5とを保持する部分である。保持部3は、U字状またはV字状の形状を有し、各先端に頬支持部4と耳支持部5とを保持している。換言すると、保持部3は、二股に分かれた形状を有し、二股に分かれて延びた先の部分である二つの先端のうちの一つの先端に頬支持部4を保持するとともに、もう一つの先端に耳支持部5を保持している。保持部3は、例えば、金属で構成されている。
保持部3は、二股に分かれて延びた部分のうちの一方の部分であるとともに頬支持部4を保持する部分である頬側保持部6(第1保持部の例)と、二股に分かれて延びた部分のうちの他方の部分であるとともに、耳支持部5を保持する部分である耳側保持部7(第2保持部の例)とを備える。
また、保持部3は、頬支持部4と耳支持部5とが回転動作によって互いに近づいたり遠ざかったりするときにこの回転動作の中心となる部分である回転支持部8を備える。
頬側保持部6は、当該保持部3の回転支持部8と頬支持部4とを繋ぐ部分である。つまり、頬側保持部6は、一端が回転支持部8に連結し、他端が頬支持部4に連結している。
耳側保持部7は、当該保持部3の回転支持部8と耳支持部5とを繋ぐ部分である。つまり、耳側保持部7は、一端が回転支持部8に連結し、他端が耳支持部5に連結している。
回転支持部8は、例えば、蝶番やヒンジからなる部分である。これにより、回転支持部8は、当該回転支持部8に繋がっている頬側保持部6と耳側保持部7とを回転動作によって互いに近づけたり遠ざけたりするように構成されている。そして、回転支持部8は、頬側保持部6と耳側保持部7とを回転させる際の回転軸になる部分であり、頬側保持部6の一端を回転軸側の端部として頬側保持部6を回転可能に構成されており、また、耳側保持部7の一端を回転軸側の端部として耳側保持部7を回転可能に構成されている。なお、回転支持部8は、互いに近づいた状態の頬側保持部6と耳側保持部7とを互いに遠ざかった状態にする場合に、耳側保持部7を頬側保持部6に対して、例えば、略90度回転させるように構成されている。
また、保持部3は、頬側保持部6と耳側保持部7とが互いに遠ざかった状態すなわち美容クリップ1が広がった状態から、頬側保持部6と耳側保持部7とが互いに近づいた状態すなわち美容クリップ1が閉じた状態になるように頬側保持部6と耳側保持部7とに力を加える付勢手段である弾性部材9を有する。
弾性部材9は、例えば、つるまきバネや板バネなどのバネである。弾性部材9は、頬側保持部6と耳側保持部7とにその復元力を伝達可能に繋がっており、頬側保持部6と耳側保持部7とが互いに近づいた状態から、頬側保持部6と耳側保持部7とが互いに遠ざかった状態になるように保持部3を変形させたときに、弾性部材9に力が加えられて弾性部材9が変形し、このときに生じる弾性部材9の復元力により、弾性部材9が、頬側保持部6と耳側保持部7とを互いに近づける方向に力を加える。これにより、頬から耳にかけて美容クリップ1で挟んだ状態を保持する力を加えることができる。
また、耳側保持部7は、耳支持部5を通す貫通孔10を有している。この貫通孔10は、耳支持部5の基部14を貫通可能な大きさの径を有している。このように耳側保持部7に貫通孔10を設け、貫通孔10に耳支持部5を通すことによって、耳側保持部7は耳支持部5を保持している。
再び、挟持部2について説明する。挟持部2の一部を構成する頬支持部4は、美容クリップ1の使用状態において、当該頬支持部4の内側となる部分のうちの少なくとも一部の表面をなす層である表層部11を有する。換言すると、頬支持部4は、耳支持部5と対向する部分の少なくとも一部の表面をなす層である表層部11を有する。また、頬支持部4は、四角柱状を呈し、その側面のうちの耳支持部5と対向する側面において表層部11を有する。ここでは、頬支持部4は、細長い形状を有しており、表層部11は、頬支持部4の長手方向に沿った細長い形状を有している。なお、頬支持部4の形状はこのような形状に限られず、例えば、三角柱状を呈し、その側面のうちの耳支持部5と対向する側面において表層部11を有するものであっても良い。あるいは、頬支持部4は、半円柱状を呈し、その側面のうちの平面状かつ四角形状をなす面において表層部11を有するものであっても良い。
表層部11は、被装着者の頬の皮膚に接触させる部分であり、美容クリップ1の保持力を高めるために、密着性ないしフィット性の高い材料で構成されていることが望ましい。このため、表層部11は、比較的柔らかい材料で構成されている。具体的には、表層部11は、保持部3よりも柔らかい材料で構成されている。例えば、表層部11は、シリコーンなどの樹脂で構成されている。このような構成により、表層部11が金属などの比較的硬い材料で構成されている場合と比べて、表層部11と被装着者の頬との密着性ないしフィット性を高めることができ、また、頬に対して表層部11が滑りにくくなるため、しっかりと頬を支持することができる。また、上記のような構成により、表層部11が比較的硬い材料で構成されている場合と比べて、被装着者が、頬と耳とを美容クリップ1によって挟まれたときに美容クリップ1の圧力による痛みを感じにくい。
また、表層部11は、その表面において、断面形状が内側に向かって凹状をなす弧状の形状である湾曲部12を有する。あるいは、表層部11は、その表面において、外側から内側に向かって凹状に湾曲した形状を有する湾曲部12を有する。これにより、表層部11の表面形状が平らな形状である場合と比べて、表層部11が、丸みを帯びた頬に対して、密着性ないしフィット性を高めることができる。なお、湾曲部12は、被装着者の頬に合わせた曲率を有することが望ましい。
また、表層部11の表面には、吸盤13が設けられている。吸盤13は、表層部11の材料と同様に、保持部3よりも柔らかい材料ないし可撓性を有する材料で構成されており、シリコーンなどの樹脂で構成されている。このような構成により、被装着者が美容クリップ1を装着する際に、頬支持部4を頬に押しつけることで、頬支持部4の表面に形成された吸盤13と頬との間が真空に近い状態となり、吸盤13が頬に吸着し、頬と頬支持部4ないし表層部11との密着性ないしフィット性を高めることができる。なお、ここでは、吸盤13は、表層部11の長手方向に沿って複数設けられているが、このような構成に限られず、吸盤13は、1つのみ設けられていてもよく、表層部11を覆うように1つの吸盤13が設けられていても良い。
次に、挟持部2の一部を構成する耳支持部5の構成の詳細について説明する。耳支持部5は、細長い形状を有しており、保持部3の耳側保持部7に設けられた貫通孔10に通されている。耳支持部5は、当該耳支持部5の本体部分となる基部14と、基部14の先端に形成されるとともに、美容クリップ1の使用状態において耳の裏側に接触する部分である先端部15と、基部14の後端に形成されるとともに、当該耳支持部5の位置を調整する際に調整用の摘みとなる把持部16とを有する。
先端部15は、被装着者の耳の裏側に接触させる部分であり、美容クリップ1の保持力を高めるために、密着性の高い材料で構成されていることが望ましい。このため、先端部15は、比較的柔らかい材料で構成されている。具体的には、先端部15は、保持部3よりも柔らかい材料で構成されている。例えば、先端部15は、シリコーンなどの樹脂で構成されている。このような構成による効果については、頬支持部4の表層部11と同様であるため割愛する。
また、先端部15は、その表面において、断面形状が内側に向かって凹状をなす弧状の形状である先端湾曲部17を有する。あるいは、先端部15は、その表面において、外側から内側に向かって凹状に湾曲した形状を有する先端湾曲部17を有する。これにより、先端部15の表面形状が平らな形状である場合と比べて、先端部15が、丸みを帯びた耳の裏側に対して、密着性ないしフィット性を高めることができる。なお、先端部15の先端湾曲部17は、被装着者の耳の裏側の形に合わせた曲率の形状を有することがより望ましい。
また、先端部15の表面には、不図示の吸盤が設けられている。この吸盤は、先端部15の材料と同様に、保持部3よりも柔らかい材料ないし可撓性を有する材料で構成されており、シリコーンなどの樹脂で構成されている。このような構成による効果については、頬支持部4の吸盤13と同様であるため割愛する。
基部14は、細長い円柱状の形状を有しており、保持部3の耳側保持部7に設けられた貫通孔10に通された部分である。基部14の側面には不図示のネジ山が形成されており、耳側保持部7に設けられた貫通孔10には、このネジ山に対応する不図示のネジ溝が設けられたネジ穴が形成されている。換言すると、基部14には雄ネジが設けられ、耳側保持部7の貫通孔10には、この雄ネジに対応する雌ネジが設けられている。これにより、耳支持部5を回転させることによって、耳側保持部7を基準として耳支持部5を頬支持部4側に近づけたり遠ざけたりするように構成されている。
把持部16は、前述のように、被装着者が耳支持部5の位置を調整する際の摘みとなる部分である。従って、被装着者が、把持部16を回すことにより、把持部16の回転に伴って基部14も回転し、耳側保持部7を基準として耳支持部5の先端接触部を頬接触部に近づけたり、頬接触部から遠ざけたりするように構成されている。
また、頬支持部4と耳支持部5との相対的な大きさについて説明する。頬支持部4において耳支持部5と対向する面の面積は、耳支持部5において頬支持部4と対向する面の面積よりも大きくなるように構成されている。一般に、頬の面積の方が耳の裏側の面積よりも大きいため、上記のような構成により、美容クリップ1のバランスのとれた保持力を得ることができる。
以上のように、本実施形態によると、美容クリップ1は、顔の美容のためのクリップであり、美容クリップ1の被装着者の頬と耳を挟持する挟持部2と、挟持部2を開閉可能に保持する保持部3とを備え、挟持部2は、頬を支持する頬支持部4と、頬支持部4に対向し、耳の裏側を支持する耳支持部5とを有し、保持部3は、頬支持部4と耳支持部5とを開閉可能に保持している。このような構成により、被装着者が、当該美容クリップ1の挟持部2を開いた状態で、顔の一方の頬に頬支持部4を接触させて頬を支持するとともに、耳の裏側に耳支持部5を接触させて耳を支持し、その後に挟持部2を閉じることで頬から耳までを挟むことができ、顔の他方の側面も同様に挟持部2で挟むことができる。これにより、被装着者のほうれい線などの顔の皺を見えにくくするとともに、小顔に見えるようにすることができる。
また、頬支持部4は、耳支持部5と対向する面の少なくとも一部の面をなす層である表層部11を有し、表層部11は、保持部3よりも柔らかい材料で構成されている。このような構成により、表層部11が比較的硬い材料で構成されている場合と比べて、表層部11と被装着者の頬との密着性ないしフィット性を高めることができ、また、頬に対する表層部11の摩擦力によって頬に対して表層部11が滑りにくくなるため、しっかりと頬を支持することができる。一方、保持部3は、表層部11よりも硬い材料で構成されており、比較的強固ないし頑丈に頬支持部4と耳支持部5とを保持することができる。さらに、上記のような構成により、表層部11が比較的硬い材料で構成されている場合と比べて、被装着者が、頬と耳とを美容クリップ1によって挟まれたときに美容クリップ1の圧力による痛みを感じにくい。
また、表層部11は、外側から内側に向かって凹状に湾曲した湾曲部12を有している。このような構成により、表層部11の表面形状が平らな形状である場合と比べて、表層部11が、丸みを帯びた頬に対して、密着性ないしフィット性を高めることができる。
また、表層部11は、表面に吸盤13を有している。このような構成により、被装着者が美容クリップ1を装着する際に、頬支持部4を頬に押しつけることで、頬支持部4の表面に形成された吸盤13と頬との間が真空に近い状態となり、吸盤13が頬に吸着し、頬と頬支持部4ないし表層部11との密着性ないしフィット性を高めることができる。
また、表層部11は、樹脂を含む材料で構成されている。このような構成により、表層部11が金属などの比較的硬い材料で構成されている場合と比べて、表層部11と被装着者の頬との密着性ないしフィット性を高めることができ、また、頬に対する表層部11の摩擦力によって頬に対して表層部11が滑りにくくなるため、しっかりと頬を支持することができる。また、上記のような構成により、表層部11が比較的硬い材料で構成されている場合と比べて、被装着者が、頬と耳とを美容クリップ1によって挟まれたときに美容クリップ1の圧力による痛みを感じにくい。
また、耳支持部5は、頬支持部4と対向する面の少なくとも一部の面をなす先端部15を有し、先端部15は、保持部3よりも柔らかい材料で構成されている。このような構成により、先端部15が比較的硬い材料で構成されている場合と比べて、先端部15と被装着者の耳との密着性ないしフィット性を高めることができ、また、耳に対する先端部15の摩擦力によって耳に対して先端部15が滑りにくくなるため、しっかりと耳を支持することができる。また、上記のような構成により、先端部15が比較的硬い材料で構成されている場合と比べて、被装着者が、頬と耳とを美容クリップ1によって挟まれたときに美容クリップ1の圧力による痛みを感じにくい。
また、頬支持部4は、耳支持部5と対向する面の面積が、耳支持部5において頬支持部4と対向する面の面積よりも大きい。一般に、頬の面積の方が耳の裏側の面積よりも大きいため、上記のような構成により、美容クリップ1のバランスのとれた保持力を得ることができる。
また、保持部3は、頬支持部4と耳支持部5とを回転動作によって開閉させるとともに、この回転動作の回転軸である回転支持部8を有している。このような構成により、挟持部2を開いた状態において、挟持部2の先端側、すなわち頬支持部4と耳支持部5との各先端側が最も開いた状態となるため、被装着者が挟持部2で頬と耳を挟持し易い。
また、保持部3は、頬支持部4と耳支持部5とが互いに開いた状態から、閉じた状態になるように頬側保持部6と耳側保持部7とを付勢する付勢手段を有する。このような構成により、被装着者の頬から耳にかけて挟持部2で挟んだ状態を保持する力を加えることができ、美容クリップ1の保持力を高めることができる。
また、顔の美容のための美容クリップ1の装着方法は、被装着者の顔の両側面のうちの一方の側面における頬の皮膚を耳側に引っ張る工程と、頬の皮膚を耳側に引っ張った状態で、頬支持部4を頬に接触させて頬を支持し、耳支持部5を耳の裏側に接触させて耳を支持し、頬と耳を挟持部2で挟む工程とを備えたものである。これにより、被装着者の顔の皮膚を伸ばした状態、あるいは顔の皮膚を引き締めた状態で顔を保持することができ、被装着者のほうれい線やいわゆる二重アゴのもととなる皺などの顔の皺を見えにくくするとともに、小顔に見えるようにすることができる。
1 美容クリップ
2 挟持部
3 保持部
4 頬支持部(第1支持部の例)
5 耳支持部(第2支持部の例)
6 頬側保持部(第1保持部の例)
7 耳側保持部(第2保持部の例)
8 回転支持部
9 弾性部材
10 貫通孔
11 表層部
12 湾曲部
13 吸盤
14 基部
15 先端部
16 把持部
17 先端湾曲部

Claims (11)

  1. 顔の美容のための美容クリップであって、
    当該美容クリップの被装着者の頬と耳を挟持可能な挟持部と、
    上記挟持部を開閉可能に保持する保持部とを備え、
    上記挟持部は、上記頬を支持可能な第1支持部と、この第1支持部に対向し、上記耳の裏側を支持可能な第2支持部とを有し、
    上記保持部は、上記第1支持部と上記第2支持部とを開閉可能に保持していることを特徴とする美容クリップ。
  2. 上記第1支持部は、上記第2支持部と対向する面の少なくとも一部の面をなす層である表層部を有し、
    上記表層部は、上記保持部よりも柔らかい材料で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の美容クリップ。
  3. 上記表層部は、外側から内側に向かって凹状に湾曲した湾曲部を有することを特徴とする請求項2に記載の美容クリップ。
  4. 上記第1支持部は、上記第2支持部と対向する面の少なくとも一部の面をなす層である表層部を有し、
    上記表層部は、外側から内側に向かって凹状に湾曲した湾曲部を有することを特徴とする請求項1に記載の美容クリップ。
  5. 上記表層部は、表面に吸盤を有することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の美容クリップ。
  6. 上記表層部は、樹脂を含む材料で構成されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の美容クリップ。
  7. 上記第2支持部は、上記第1支持部と対向する面の少なくとも一部の面をなす先端部を有し、
    上記先端部は、上記保持部よりも柔らかい材料で構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の美容クリップ。
  8. 上記第1支持部は、上記第2支持部と対向する面の面積が、上記第2支持部において上記第1支持部と対向する面の面積よりも大きいことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の美容クリップ。
  9. 上記保持部は、上記第1支持部と上記第2支持部とを回転動作によって開閉させるとともに、この回転動作の回転軸をなす回転支持部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の美容クリップ。
  10. 上記保持部は、上記第1支持部を保持する第1保持部と、
    上記第2支持部を保持する第2保持部と、
    上記第1支持部と上記第2支持部とが開いた状態から閉じた状態になるように上記第1保持部と上記第2保持部とを付勢する付勢手段とを有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の美容クリップ。
  11. 顔の美容のための美容クリップであって、当該美容クリップの被装着者の頬と耳を挟持する挟持部と、上記挟持部を開閉可能に保持する保持部とを備え、上記挟持部は、上記頬を支持可能な第1支持部と、この第1支持部に対向し、上記耳の裏側を支持する第2支持部とを有する美容クリップの装着方法であって、
    上記顔の両側面のうちの一方の側面における上記頬の皮膚を上記耳側に引っ張る工程と、
    上記頬の上記皮膚を上記耳側に引っ張った状態で、上記第1支持部を上記頬に接触させて上記頬を支持し、上記第2支持部を上記耳の裏側に接触させて上記耳を支持し、上記頬と上記耳を上記挟持部で挟む工程とを備えたことを特徴とする美容クリップの装着方法。
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