JP2017143460A - 分散アンテナを用いた無線基地局およびアンテナ切替方法 - Google Patents

分散アンテナを用いた無線基地局およびアンテナ切替方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017143460A
JP2017143460A JP2016024547A JP2016024547A JP2017143460A JP 2017143460 A JP2017143460 A JP 2017143460A JP 2016024547 A JP2016024547 A JP 2016024547A JP 2016024547 A JP2016024547 A JP 2016024547A JP 2017143460 A JP2017143460 A JP 2017143460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
antenna switching
antennas
base station
radio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016024547A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6400614B2 (ja
Inventor
友規 村上
Tomoki Murakami
友規 村上
浩一 石原
Koichi Ishihara
浩一 石原
守 秋元
Mamoru Akimoto
守 秋元
泰司 鷹取
Taiji Takatori
泰司 鷹取
匡人 溝口
Masato Mizoguchi
匡人 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2016024547A priority Critical patent/JP6400614B2/ja
Publication of JP2017143460A publication Critical patent/JP2017143460A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6400614B2 publication Critical patent/JP6400614B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

【課題】分散アンテナを用いて1台以上の無線端末と同一周波数帯を共有して無線通信を行う無線基地局において、マルチキャスト通信、ユニキャスト通信、MU−MIMO通信に最適なアンテナの切り替えを簡単なスイッチ構成で行う。【解決手段】分散アンテナは、N個(Nは2以上の整数)のアンテナをそれぞれ有するM個(Mは1以上の整数)のアンテナ群として構成し、N個の送受信端子を介してNブランチのMIMO信号またはN個の同一の無線信号を送受信処理する無線信号処理部と、N個の送受信端子にそれぞれ対応して設けられ、送受信端子ごとにM個のアンテナ群の重複しない各1個のアンテナを選択して接続するN個のアンテナ切替部と、各通信モードに応じて、N個のアンテナ切替部に対してM個のアンテナ群からN個のアンテナを選択するアンテナ切替パターンを制御するアンテナ切替制御部とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、分散アンテナを介して1台以上の無線端末と同一周波数帯を共有して無線通信を行う無線基地局において、複数台の無線端末に同一の無線信号を送信するマルチキャスト通信、1台の無線端末と1つの無線信号またはシングルユーザMIMO(SU−MIMO)信号を送受信するユニキャスト通信、複数台の無線端末とマルチユーザMIMO(MU−MIMO)信号を送受信するMU−MIMO通信に、それぞれ最適なアンテナを選択する分散アンテナを用いた無線基地局およびアンテナ切替方法に関する。
近年、ノートパソコンやスマートフォン等の持ち運び可能で高性能な無線端末の普及により企業や公共スペースだけではなく、一般家庭でもIEEE802.11標準規格の無線LANが広く使われるようになっている。IEEE802.11標準規格の無線LANには、 2.4GHz帯を用いるIEEE802.11b/g/n 規格の無線LANと、5GHz帯を用いるIEEE802.11a/n/ac規格の無線LANがある。
IEEE802.11b規格やIEEE802.11g規格の無線LANでは、2400MHzから2483.5MHz間に5MHz間隔で13チャネルが用意されている。ただし、同一場所で複数のチャネルを使用する際は、干渉を避けるためスペクトルが重ならないようにチャネルを使用すると最大で3チャネル、場合によっては4チャネルまで同時に使用できる。
IEEE802.11a規格の無線LANでは、日本の場合は、5170MHzから5330MHz間と、5490MHzから5710MHz間で、それぞれ互いに重ならない8チャネルおよび11チャネルの合計19チャネルが規定されている。なお、IEEE802.11a規格では、チャネル当たりの帯域幅が20MHzに固定されている。
無線LANの最大伝送速度は、IEEE802.11b規格の場合は11Mbps であり、IEEE802.11a規格やIEEE802.11g規格の場合は54Mbps である。ただし、ここでの伝送速度は物理レイヤ上での伝送速度である。実際にはMAC(Medium Access Control )レイヤでの伝送効率が50〜70%程度であるため、実際のスループットの上限値はIEEE802.11b規格では5Mbps 程度、IEEE802.11a規格やIEEE802.11g規格では30Mbps 程度である。また、伝送速度は、情報を送信しようとする無線基地局や無線端末が増えればさらに低下する。
そのため、2009年に標準化が完了したIEEE802.11n規格では、これまで20MHzと固定されていたチャネル帯域幅が最大で40MHzに拡大され、また、空間多重送信技術(MIMO:Multiple input multiple output)技術の導入が決定された。IEEE802.11n規格で規定されているすべての機能を適用して送受信を行うと、物理レイヤでは最大で 600Mbps の通信速度を実現可能である。
さらに、2013年に標準化が完了したIEEE802.11ac規格では、チャネル帯域幅を80MHzや最大で 160MHzまで拡大することや、空間分割多元接続(SDMA:Space Division Multiple Access)を適用したMU−MIMO送信方法の導入が決定している。IEEE802.11ac規格で規定されているすべての機能を適用して送受信を行うと、物理レイヤでは最大で約 6.9Gbps の通信速度を実現可能である。
上記に示す標準化技術に加えて、無線基地局が有する複数のアンテナを分散配置することで基地局アンテナと端末アンテナとの間の距離を縮め、結果的に各無線通信の受信電力を向上させる分散アンテナ技術の検討が進んでいる(非特許文献1)。ここでは、図9に示すように、L個のアンテナを有するアンテナ群(ポート)をN個配置し、N×L個のアンテナをスイッチにより適応的に切り替えることにより、SU−MIMOやNU−MIMOに対応するアンテナ構成を実現している。
Roh, Wonil, and Arogyaswami Paulraj. "MIMO channel capacity for the distributed antenna." Vehicular Technology Conference, 2002. Proceedings. VTC 2002-Fall. 2002 IEEE 56th. Vol. 2. IEEE, 2002.
ところで、非特許文献1では、N×L個のアンテナの組合せを(N,L)として、例えばSU−MIMOには1個のポートのL個のアンテナを用いる(1,L)構成、例えばMU−MIMOにはN個のポートで各1個のアンテナを用いる(N,1)構成など、いろいろなアンテナの選択パターンに応じたMIMO特性が示されている。
しかし、このようなアンテナの選択パターンを実現するアンテナ切替部は、複数のアンテナと送受信端子の自由な切替を目的としているため、非常に多くのスイッチを使用し、それらを一括で制御する構成が想定される。そのため、ハード装置の複雑性やコストが増加し、さらに各スイッチの挿入損失の増加も懸念される。
また、非特許文献1では、無線基地局から同一信号を複数の無線端末に送信するマルチキャスト通信に適するアンテナの選択パターンは想定されていない。今後、無線LANサービスでは映像伝送などのマルチキャストに対する要求は高まることが予想されるため、マルチキャストに対応した分散アンテナ技術も重要となる。
本発明は、分散アンテナを用いて1台以上の無線端末と同一周波数帯を共有して無線通信を行う無線基地局において、マルチキャスト通信、ユニキャスト通信、MU−MIMO通信に最適なアンテナの切り替えを簡単なスイッチ構成で行うことができる分散アンテナを用いた無線基地局およびアンテナ切替方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、分散アンテナを介して、1台以上の無線端末と同一周波数帯を共有して無線通信を行う分散アンテナを用いた無線基地局において、分散アンテナは、N個(Nは2以上の整数)のアンテナをそれぞれ有するM個(Mは1以上の整数)のアンテナ群として構成し、N個の送受信端子を介してNブランチのMIMO信号またはN個の同一の無線信号を送受信処理する無線信号処理部と、N個の送受信端子にそれぞれ対応して設けられ、送受信端子ごとにM個のアンテナ群の重複しない各1個のアンテナを選択して接続するN個のアンテナ切替部と、N個の送受信端子から複数台の無線端末に同一の無線信号を送信するマルチキャストモード、またはN個の送受信端子と1台の無線端末との間で1つの無線信号またはNブランチのSU−MIMO信号を送受信するユニキャストモード、またはN個の送受信端子と複数台の無線端末との間でNブランチのMU−MIMO信号を送受信するMU−MIMOモードのいずれかに応じて、N個のアンテナ切替部に対してM個のアンテナ群からN個のアンテナを選択するアンテナ切替パターンを制御するアンテナ切替制御部とを備える。
第1の発明の分散アンテナを用いた無線基地局において、アンテナ切替制御部は、マルチキャストモードのときに、N個のアンテナ切替部ごとに選択可能なアンテナの中から、アンテナ群ごとにそれぞれ1つのアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定する構成である。
第1の発明の分散アンテナを用いた無線基地局において、アンテナ切替制御部は、ユニキャストモードのときに、N個のアンテナ切替部ごとに選択可能なアンテナの中から、1台の無線端末における受信電力または信号電力対干渉電力比の上位N個のアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定する構成である。
第1の発明の分散アンテナを用いた無線基地局において、アンテナ切替制御部は、MU−MIMOモードのときに、N個のアンテナ切替部ごとに選択可能なアンテナの中から、複数台の無線端末における信号電力対干渉電力比の合計値または最小値の上位N個のアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定する構成である。
第1の発明の分散アンテナを用いた無線基地局において、N個の送受信端子ごとに、アンテナ切替部で選択されたアンテナの信号電力について、マルチキャストモード、ユニキャストモード、MU−MIMOモードごとに事前設定される基準値に調整する信号電力調整手段を備えてもよい。
第2の発明は、分散アンテナを介して、1台以上の無線端末と同一周波数帯を共有して無線通信を行う分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法において、分散アンテナは、N個(Nは2以上の整数)のアンテナをそれぞれ有するM個(Mは1以上の整数)のアンテナ群として構成し、無線信号処理部は、N個の送受信端子を介してNブランチのMIMO信号またはN個の同一の無線信号を送受信処理し、アンテナ切替制御部は、N個の送受信端子から複数台の無線端末に同一の無線信号を送信するマルチキャストモード、またはN個の送受信端子と1台の無線端末との間で1つの無線信号またはNブランチのSU−MIMO信号を送受信するユニキャストモード、またはN個の送受信端子と複数台の無線端末との間でNブランチのMU−MIMO信号を送受信するMU−MIMOモードのいずれかに応じて、M個のアンテナ群からN個のアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定し、N個の送受信端子にそれぞれ対応して設けられるN個のアンテナ切替部は、アンテナ切替制御部から設定されるアンテナ切替パターンに応じて、送受信端子ごとにM個のアンテナ群の重複しない各1個のアンテナを選択して接続する。
第2の発明の分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法において、アンテナ切替制御部は、マルチキャストモードのときに、N個のアンテナ切替部ごとに選択可能なアンテナの中から、アンテナ群ごとにそれぞれ1つのアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定する。
第2の発明の分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法において、アンテナ切替制御部は、ユニキャストモードのときに、N個のアンテナ切替部ごとに選択可能なアンテナの中から、1台の無線端末における受信電力または信号電力対干渉電力比の上位N個のアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定する。
第2の発明の分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法において、アンテナ切替制御部は、MU−MIMOモードのときに、N個のアンテナ切替部ごとに選択可能なアンテナの中から、複数台の無線端末における信号電力対干渉電力比の合計値または最小値の上位N個のアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定する。
第2の発明の分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法において、N個の送受信端子ごとに備えた信号電力調整手段で、アンテナ切替部で選択されたアンテナの信号電力について、マルチキャストモード、ユニキャストモード、MU−MIMOモードごとに事前設定される基準値に調整してもよい。
本発明は、N個のアンテナをそれぞれ有するM個のアンテナ群からそれぞれ重複しない1個のアンテナを選択するN個のアンテナ切替部を用い、無線信号処理部のN個の送受信端子に接続するN個のアンテナを選択することにより、マルチキャストモード、ユニキャストモード、MU−MIMOモードにそれぞれ最適なアンテナの選択を簡単な構成で実現することができる。
本発明の無線基地局の実施例1〜3に対応する構成例を示す図である。 マルチキャストモードのアンテナ選択例を示す図である。 ユニキャストモードのアンテナ選択例を示す図である。 RSSIまたはSIRによるユニキャストモードのアンテナ選択基準を説明する図である。 MU−MIMOモードのアンテナ選択例を示す図である。 RSSIまたはSIRによるMU−MIMOモードのアンテナ選択基準を説明する図である。 本発明の無線基地局の実施例4に対応する構成例を示す図である。 本発明の無線基地局の実施例4における信号電力調整例を示す図である。 従来の分散アンテナの構成例を示す。
図1は、本発明の無線基地局の実施例1〜3に対応する構成例を示す。
図1において、無線基地局は、無線基地局本体部10と、N個(Nは2以上の整数)のアンテナをそれぞれ有するM個(Mは1以上の整数)のアンテナ群17−1〜17−Mにより構成される。アンテナ群17−i(iは1〜M)は、それぞれN個のアンテナi−1〜i−Nを有するが、各アンテナが並列に複数であってもよい。アンテナ群17−1〜17−Mの周辺には、図示しないが1台または複数台の無線端末が配置される。アンテナ群の数Mは、複数台の無線端末の数より多くても少なくてもよい。アンテナ群を構成するアンテナの数Nは、無線基地局の送受信端子の数であり、MIMO信号のブランチ数に対応する。
無線基地局本体部10は、有線インタフェース11、通信モード切替部12、無線信号処理部13、記憶部14、アンテナ切替制御部15、N個のアンテナ切替部16−1〜16−Nにより構成される。
有線インタフェース11は、ネットワークから入力する信号を無線基地局内で処理できる信号に変換し、変換した信号を通信モード切替部12および無線信号処理部13に出力する。また、無線信号処理部13から入力する信号をネットワークで処理できる信号に変換し、変換した信号をネットワークに出力する。
通信モード切替部12は、有線インタフェース11から入力する信号または無線基地局内で生成される信号に応じた通信モードを選択してアンテナ切替制御部15に通知する。通信モードは、複数台の無線端末に同一の無線信号(例えばビーコン信号、制御信号、映像信号等)を送信するマルチキャストモード、1台の無線端末との間で1つの無線信号またはNブランチのSU−MIMO信号を送受信するユニキャストモード、複数台の無線端末との間でNブランチのMU−MIMO信号を送受信するMU−MIMOモードである。
無線信号処理部13は、有線インタフェース11から入力する信号や無線基地局内で生成する信号を通信モードに対応する無線信号に変換し、送受信端子1〜Nに出力する。マルチキャストモードでは、送受信端子1〜Nに同一の無線信号が出力される。ユニキャストモードでは、送受信端子1〜Nに1台の無線端末宛の同一の無線信号またはNブランチのSU−MIMO信号が出力される。マルチキャストモードでは、送受信端子1〜Nに複数台の無線端末宛のNブランチのMU−MIMO信号が出力される。また、無線信号処理部13は、送受信端子1〜Nに入力する無線信号を通信モードに対応して受信処理し、有線インタフェース11に出力する。さらに、各アンテナにおける無線端末ごとの受信電力情報を取得し、記憶部14に出力する。
記憶部14は、各アンテナにおける無線端末ごとの受信電力情報をリスト化して記憶する。また、通信モード切替部12からの指示に応じて受信電力情報を通信モード切替部12に出力する。
アンテナ切替制御部15は、通信モード切替部12から入力する通信モードの情報に基づくアンテナ切替パターンに応じて、アンテナ切替部16−1〜16−Nで選択するアンテナの切り替えを制御する。
アンテナ切替部16−1〜16−Nは、無線信号処理部13の送受信端子1〜Nにそれぞれ接続される端子と、アンテナ群17−1〜17−Mの各1つのアンテナに接続される端子1〜Mとの間で、1対Mの切り替えを行う。ここで、アンテナ切替部16−j(jは1〜N)の端子1〜Mには、アンテナ群17−1〜17−Mの各アンテナ1−j〜M−jが接続される。ただし、アンテナ群17−jのアンテナj−1〜j−Nは、アンテナ群内における並び方は任意である。
アンテナ群17−1〜17−Mの各アンテナ1−1〜M−Nは、アンテナ切替制御部15がアンテナ切替部16−1〜16−Nに設定する通信モードに対応するアンテナ切替パターンに応じて、無線信号処理部13の送受信端子1〜Nに接続されるN個のアンテナが選択され、無線端末との間で無線信号を送受信する。具体例は、以下に示す実施例1〜実施例3として説明する。
(実施例1)
図2は、マルチキャストモードのアンテナ選択例を示す。
マルチキャストは、様々な場所に広範囲に点在する1つ以上の無線端末に同一の無線信号(例えばビーコン信号、制御信号、映像信号等)を送信する形態である。
図1および図2において、通信モード切替部12でネットワークから入力する信号または無線基地局内で生成される信号からマルチキャストモードを検出すると、アンテナ切替制御部15は、アンテナ切替部16−1〜16−4に対してアンテナ群17−1〜17−4からそれぞれ1つのアンテナを選択するアンテナ選択パターンを設定する。図2に示す例では、アンテナ切替部16−1〜16−4は、無線信号処理部13の送受信端子1〜4と、アンテナ群17−1〜17−4のアンテナ1−1,2−2,3−3,4−4がそれぞれ接続される。
一方、無線信号処理部13は、マルチキャストモードに対応して同一の無線信号を送受信端子1〜4から出力すると、アンテナ切替部16−1〜16−4を介してアンテナ群17−1〜17−4のアンテナ1−1,2−2,3−3,4−4から送信される。これにより、アンテナ群17−1〜17−4が形成する通信エリアに対して効率よくマルチキャスト通信が可能となり、広範囲に点在する無線端末20−1〜20−4に受信させることができる。
また、マルチキャストモードのアンテナ選択パターンは、無線基地局が広範囲に点在する無線端末から送信された信号を受信する受信モード、無線信号の有無を検出するセンシングモードにも適用することができる。すなわち、無線基地局が受信モードまたはセンシングモードになるときに、アンテナ群17−1〜17−4からそれぞれ1つのアンテナを選択するアンテナ選択パターンを設定する。
(実施例2)
図3は、ユニキャストモードのアンテナ選択例を示す。
ユニキャストは、送受信端子数に応じた複数のアンテナを用いて1つの無線端末と1つの無線信号またはSU−MIMO信号を送受信する形態である。
図1および図3において、通信モード切替部12でユニキャストモードを検出すると、アンテナ切替制御部15は、アンテナ切替部16−1〜16−4ごとに選択可能なアンテナの中から、ユニキャスト通信する無線端末20−3における受信電力または信号電力対干渉電力比の上位4個のアンテナを選択するアンテナ選択パターンを設定する。
ここで、無線信号処理部13は、無線端末20−1〜20−4ごとに、アンテナ群17−1のアンテナ1−1〜1−4、…、アンテナ群17−4のアンテナ4−1〜4−4における受信電力(RSSI)を取得し、信号電力対干渉電力比(SIR)を求めてリスト化して記憶部14に格納しておく。そのRSSIおよびSIRのリスト化の一例を図4に示す。なお、例えば無線端末20−1におけるアンテナ群17−1のアンテナ1−1のSIRは、無線端末20−1とアンテナ1−1のRSSIを所望信号とし、無線端末20−1とアンテナ1−2〜1−4のRSSIの合計を干渉信号とした場合や、予め設定した電力量を干渉信号とした場合の計算結果である。
図4に示す例では、無線端末20−3とユニキャスト通信するときに、アンテナ切替部16−1〜16−4ごとに選択可能なアンテナの中から、RSSIの上位4個のアンテナとして、アンテナ群17−4のアンテナ4−1、アンテナ群17−3のアンテナ3−2,3−3,3−4が選択される。または、SIRの上位4個のアンテナとして、アンテナ群17−3のアンテナ3−1,3−2,3−3,3−4が選択される。なお、アンテナ切替部16−1で選択可能なアンテナ群17−3のアンテナ3−1とアンテナ群17−4のアンテナ4−1は、それぞれのSIRが同じ値(10)であるので、その一方が任意に選択される。ここでは、アンテナ群17−3のアンテナ3−1が選択された例を示す。すなわち、RSSIとSIRに基づくアンテナ選択パターンが異なることになる。
一方、無線信号処理部13は、ユニキャストモードに対応して1つの無線信号または4ブランチのSU−MIMO信号を送受信端子1〜4から出力すると、アンテナ切替部16−1〜16−4を介して、RSSIを基準とした場合にはアンテナ群17−4のアンテナ4−1、アンテナ群17−3のアンテナ3−2,3−3,3−4から送信され、宛先の無線端末20−3に受信される。また、SIRを基準とした場合には、1つの無線信号または4ブランチのSU−MIMO信号は、アンテナ群17−3のアンテナ3−1,3−2,3−3,3−4から送信され、宛先の無線端末20−3に受信される。このように、アンテナ切替部16−1〜16−4ごとに選択可能なアンテナの中から、ユニキャスト通信する無線端末20−3のRSSIまたはSIRの上位4個のアンテナを選択することにより、ユニキャスト通信する無線端末20−3の通信品質を向上させることができる。
なお、選択される複数のアンテナはユニキャスト通信する無線端末の近傍になるが、1つのアンテナ群のアンテナに限らず、図3に示すように隣接するアンテナ群のアンテナが選択されることもある。
(実施例3)
図5は、MU−MIMOモードのアンテナ選択例を示す。
MU−MIMOは、送受信端子数に応じた複数のアンテナを用いて複数台の無線端末と互いに異なる情報を伝送するMU−MIMO信号を送受信する形態である。
図1および図5において、通信モード切替部12でMU−MIMOモードを検出すると、アンテナ切替制御部15は、アンテナ切替部16−1〜16−4ごとに選択可能なアンテナの中から、MU−MIMO通信する無線端末20−1〜20−4におけるSIRの合計値または最小値の上位4個のアンテナを選択するアンテナ選択パターンを設定する。なお、MU−MIMO通信する無線端末は予め指定され、ここでは無線端末20−xが除外される例を示す。
ここで、無線信号処理部13がリスト化して記憶部14に格納したRSSIおよびSIRのリスト化の一例を図6に示す。なお、各数値は、図4のものと同じである。
図6に示す例では、無線端末20−1〜20−4とMU−MIMO通信するときに、アンテナ切替部16−1〜16−4ごとに選択可能なアンテナの中から、無線端末20−1〜20−4におけるSIRの合計値の上位4個のアンテナとして、アンテナ群17−2のアンテナ2−2、アンテナ群17−3のアンテナ3−1,3−4、アンテナ群17−4のアンテナ4−3が選択される。または、無線端末20−1〜20−4におけるSIRの最小値の上位4個のアンテナとして、アンテナ群17−2のアンテナ2−2、アンテナ群17−3のアンテナ3−1,3−3、アンテナ群17−4のアンテナ4−4が選択される。なお、アンテナ切替部16−1〜16−4ごとに選択可能なアンテナの中で、無線端末20−1〜20−4におけるSIRの合計値または最小値が同じものがあれば、その1つが任意に選択される。
一方、無線信号処理部13は、MU−MIMOモードに対応して4ブランチのMU−MIMO信号を送受信端子1〜4から出力すると、アンテナ切替部16−1〜16−4を介して、SIRの合計値を基準とした場合にはアンテナ群17−2のアンテナ2−2、アンテナ群17−3のアンテナ3−1,3−4、アンテナ群17−4のアンテナ4−3から送信され、宛先の無線端末20−1〜20−4に受信される。または、SIRの最小値を基準とした場合には、4ブランチのMU−MIMO信号はアンテナ群17−2のアンテナ2−2、アンテナ群17−3のアンテナ3−1,3−3、アンテナ群17−4のアンテナ4−4から送信され、宛先の無線端末20−1〜20−4に受信される。このように、アンテナ切替部16−1〜16−4ごとに選択可能なアンテナの中から、MU−MIMO通信する無線端末20−1〜20−4におけるSIRの合計値または最小値の上位4個のアンテナを選択することにより、MU−MIMO通信する無線端末20−1〜20−4の通信品質を向上させることができる。
なお、選択される複数のアンテナはMU−MIMO通信する複数の無線端末に対して最適なアンテナが選択されるが、すべてのアンテナ群から必ずしも選択されるわけではなく、図5に示すようにアンテナが選択されないアンテナ群もある。すなわち、アンテナ群の数Mは、MU−MIMO通信する無線端末の数に対して多くても少なくも対応することができる。
(実施例4)
実施例1〜実施例3に示すように、各通信モードに応じて各アンテナ群を構成するアンテナの中から最適なアンテナが選択されるが、実施例4では、選択された複数のアンテナで送受信する信号電力を各通信モードに応じて調整することにより、干渉電力の低減を図る例を示す。
図7は、本発明の無線基地局の実施例4に対応する構成例を示す。
図7において、実施例4の無線基地局は、図1に示す実施例1〜3の無線基地局の構成に加えて、無線信号処理部13の各送受信端子1〜Nと、アンテナ切替部16−1〜16−Nとの間に、信号電力制御部18の制御により信号電力を調整する信号電力調整部19−1〜19−Nを接続する。信号電力制御部18は、通信モード切替部12から通知される通信モードの情報に応じた信号電力調整値を設定する。その一例を図8に示す。その他の構成は、図1に示す実施例1〜3の無線基地局と同様である。
図8には、実施例1のマルチキャストモードで選択された4個のアンテナと、当該アンテナごとに無線端末20−1〜20−4におけるRSSIの最小値を示す。また、実施例2のユニキャストモードで選択された4個のアンテナと、当該アンテナでユニキャスト通信する無線端末20−3におけるRSSIを示す。また、実施例3のMU−MIMOモードで選択された4個のアンテナを示し、当該アンテナごとにMU−MIMO通信する無線端末20−1〜20−4におけるRSSIの最小値を示す。
信号電力制御部18は、通信モードごとに予め設定した基準値を信号電力調整部19−1〜19−4に通知する。ここでは、通信モードごとの基準値を−70dBmとしているが、通信モードごとの値を用いてもよい。信号電力調整部19−1〜19−4は、信号電力制御部18から通知される通信モードごとの基準値に応じて、選択されたアンテナのRSSIやその最小値に対する調整値が算出され、各アンテナで送受信される信号電力が基準値に基づいて調整される。
なお、信号電力の増幅および減衰の一方のみしかできない場合は、基準値として信号電力の上限値および下限値を設けることになる。
以上説明した実施例1〜実施例4の処理は、図1に示す通信モード切替部12、無線信号処理部13、記憶部14およびアンテナ切替制御部15、さらに図7に示す信号電力制御部18において、専用のハードウェアで実現するだけでなく、各機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行することにより実現させることができる。また、当該プログラムは記録媒体に記録するだけでなく、ネットワークを通して提供することも可能である。
10 無線基地局本体部
11 有線インタフェース
12 通信モード切替部
13 無線信号処理部
14 記憶部
15 アンテナ切替制御部
16−1〜16−N アンテナ切替部
17−1〜17−M アンテナ群
18 信号電力制御部
19−1〜19−N 信号電力調整部

Claims (10)

  1. 分散アンテナを介して、1台以上の無線端末と同一周波数帯を共有して無線通信を行う分散アンテナを用いた無線基地局において、
    前記分散アンテナは、N個(Nは2以上の整数)のアンテナをそれぞれ有するM個(Mは1以上の整数)のアンテナ群として構成し、
    N個の送受信端子を介してNブランチのMIMO信号またはN個の同一の無線信号を送受信処理する無線信号処理部と、
    前記N個の送受信端子にそれぞれ対応して設けられ、送受信端子ごとに前記M個のアンテナ群の重複しない各1個のアンテナを選択して接続するN個のアンテナ切替部と、
    前記N個の送受信端子から複数台の前記無線端末に同一の無線信号を送信するマルチキャストモード、または前記N個の送受信端子と1台の前記無線端末との間で1つの無線信号またはNブランチのSU−MIMO信号を送受信するユニキャストモード、または前記N個の送受信端子と複数台の前記無線端末との間でNブランチのMU−MIMO信号を送受信するMU−MIMOモードのいずれかに応じて、前記N個のアンテナ切替部に対して前記M個のアンテナ群からN個のアンテナを選択するアンテナ切替パターンを制御するアンテナ切替制御部と
    を備えたことを特徴とする分散アンテナを用いた無線基地局。
  2. 請求項1に記載の分散アンテナを用いた無線基地局において、
    前記アンテナ切替制御部は、前記マルチキャストモードのときに、前記N個のアンテナ切替部ごとに選択可能なアンテナの中から、アンテナ群ごとにそれぞれ1つのアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定する構成である
    ことを特徴とする分散アンテナを用いた無線基地局。
  3. 請求項1に記載の分散アンテナを用いた無線基地局において、
    前記アンテナ切替制御部は、前記ユニキャストモードのときに、前記N個のアンテナ切替部ごとに選択可能なアンテナの中から、前記1台の無線端末における受信電力または信号電力対干渉電力比の上位N個のアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定する構成である
    ことを特徴とする分散アンテナを用いた無線基地局。
  4. 請求項1に記載の分散アンテナを用いた無線基地局において、
    前記アンテナ切替制御部は、前記MU−MIMOモードのときに、前記N個のアンテナ切替部ごとに選択可能なアンテナの中から、前記複数台の無線端末における信号電力対干渉電力比の合計値または最小値の上位N個のアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定する構成である
    ことを特徴とする分散アンテナを用いた無線基地局。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の分散アンテナを用いた無線基地局において、
    前記N個の送受信端子ごとに、前記アンテナ切替部で選択されたアンテナの信号電力について、前記マルチキャストモード、前記ユニキャストモード、前記MU−MIMOモードごとに事前設定される基準値に調整する信号電力調整手段を備えた
    ことを特徴とする分散アンテナを用いた無線基地局。
  6. 分散アンテナを介して、1台以上の無線端末と同一周波数帯を共有して無線通信を行う分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法において、
    前記分散アンテナは、N個(Nは2以上の整数)のアンテナをそれぞれ有するM個(Mは1以上の整数)のアンテナ群として構成し、
    無線信号処理部は、N個の送受信端子を介してNブランチのMIMO信号またはN個の同一の無線信号を送受信処理し、
    アンテナ切替制御部は、前記N個の送受信端子から複数台の前記無線端末に同一の無線信号を送信するマルチキャストモード、または前記N個の送受信端子と1台の前記無線端末との間で1つの無線信号またはNブランチのSU−MIMO信号を送受信するユニキャストモード、または前記N個の送受信端子と複数台の前記無線端末との間でNブランチのMU−MIMO信号を送受信するMU−MIMOモードのいずれかに応じて、前記M個のアンテナ群からN個のアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定し、
    前記N個の送受信端子にそれぞれ対応して設けられるN個のアンテナ切替部は、前記アンテナ切替制御部から設定される前記アンテナ切替パターンに応じて、前記送受信端子ごとに前記M個のアンテナ群の重複しない各1個のアンテナを選択して接続する
    ことを特徴とする分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法。
  7. 請求項6に記載の分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法において、
    前記アンテナ切替制御部は、前記マルチキャストモードのときに、前記N個のアンテナ切替部ごとに選択可能なアンテナの中から、アンテナ群ごとにそれぞれ1つのアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定する
    ことを特徴とする分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法。
  8. 請求項6に記載の分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法において、
    前記アンテナ切替制御部は、前記ユニキャストモードのときに、前記N個のアンテナ切替部ごとに選択可能なアンテナの中から、前記1台の無線端末における受信電力または信号電力対干渉電力比の上位N個のアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定する
    ことを特徴とする分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法。
  9. 請求項6に記載の分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法において、
    前記アンテナ切替制御部は、前記MU−MIMOモードのときに、前記N個のアンテナ切替部ごとに選択可能なアンテナの中から、前記複数台の無線端末における信号電力対干渉電力比の合計値または最小値の上位N個のアンテナを選択するアンテナ切替パターンを設定する
    ことを特徴とする分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法。
  10. 請求項6〜請求項9のいずれかに記載の分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法において、
    前記N個の送受信端子ごとに備えた信号電力調整手段で、前記アンテナ切替部で選択されたアンテナの信号電力について、前記マルチキャストモード、前記ユニキャストモード、前記MU−MIMOモードごとに事前設定される基準値に調整する
    ことを特徴とする分散アンテナを用いた無線基地局のアンテナ切替方法。
JP2016024547A 2016-02-12 2016-02-12 分散アンテナを用いた無線基地局およびアンテナ切替方法 Active JP6400614B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016024547A JP6400614B2 (ja) 2016-02-12 2016-02-12 分散アンテナを用いた無線基地局およびアンテナ切替方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016024547A JP6400614B2 (ja) 2016-02-12 2016-02-12 分散アンテナを用いた無線基地局およびアンテナ切替方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017143460A true JP2017143460A (ja) 2017-08-17
JP6400614B2 JP6400614B2 (ja) 2018-10-03

Family

ID=59627955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016024547A Active JP6400614B2 (ja) 2016-02-12 2016-02-12 分散アンテナを用いた無線基地局およびアンテナ切替方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6400614B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109450477A (zh) * 2018-10-31 2019-03-08 北京小米移动软件有限公司 天线结构及电子设备的信号接收方法、装置、电子设备
KR20200101965A (ko) * 2017-12-29 2020-08-28 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 무선 주파수 채널 접속 검출 방법 및 장치
US11528628B2 (en) 2018-08-21 2022-12-13 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Radio base station using distributed antenna and scheduling method

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008506330A (ja) * 2004-07-13 2008-02-28 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 多重アンテナシステムにおけるビームフォーミング装置及び方法
JP2008092433A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Fujitsu Ltd 無線通信方法並びに送信機及び受信機
JP2012114700A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Hitachi Ltd 分散アンテナシステム、分散アンテナ切替方法、基地局装置及びアンテナスイッチ装置
JP2015027027A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 株式会社Nttドコモ 基地局、ユーザ端末及び無線通信方法
JP2017103553A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 日本電信電話株式会社 無線通信システム、無線通信方法、集中制御局および無線基地局
JP2017157908A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 日本電信電話株式会社 指向性切替アンテナを用いた無線基地局およびアンテナ指向性切替方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008506330A (ja) * 2004-07-13 2008-02-28 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 多重アンテナシステムにおけるビームフォーミング装置及び方法
JP2008092433A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Fujitsu Ltd 無線通信方法並びに送信機及び受信機
JP2012114700A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Hitachi Ltd 分散アンテナシステム、分散アンテナ切替方法、基地局装置及びアンテナスイッチ装置
JP2015027027A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 株式会社Nttドコモ 基地局、ユーザ端末及び無線通信方法
JP2017103553A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 日本電信電話株式会社 無線通信システム、無線通信方法、集中制御局および無線基地局
JP2017157908A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 日本電信電話株式会社 指向性切替アンテナを用いた無線基地局およびアンテナ指向性切替方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
村上 友規 ET AL.: "無線LANに適した分散スマートアンテナシステムの提案", 電子情報通信学会技術研究報告, vol. 117, no. 284, JPN6018034125, 1 November 2017 (2017-11-01), JP, pages 105 - 110, ISSN: 0003869861 *
村上 友規 ET AL.: "高密度無線LANにおける分散スマートアンテナシステムの適用効果", 電子情報通信学会2015年通信ソサイエティ大会講演論文集1, JPN6018034123, 25 August 2015 (2015-08-25), pages 353, ISSN: 0003869860 *

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200101965A (ko) * 2017-12-29 2020-08-28 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 무선 주파수 채널 접속 검출 방법 및 장치
KR102352089B1 (ko) * 2017-12-29 2022-01-17 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 무선 주파수 채널 접속 검출 방법 및 장치
US11323190B2 (en) 2017-12-29 2022-05-03 Huawei Technologies Co., Ltd. Radio frequency channel connection detection method and apparatus
US11528628B2 (en) 2018-08-21 2022-12-13 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Radio base station using distributed antenna and scheduling method
CN109450477A (zh) * 2018-10-31 2019-03-08 北京小米移动软件有限公司 天线结构及电子设备的信号接收方法、装置、电子设备
CN109450477B (zh) * 2018-10-31 2021-11-02 北京小米移动软件有限公司 天线结构及电子设备的信号接收方法、装置、电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP6400614B2 (ja) 2018-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10312980B2 (en) Method and apparatus for multiuser MIMO beamforming training
JP5450638B2 (ja) マルチセクタ協調通信における協調タイプの切り替え技術
Gao et al. Multi-switch for antenna selection in massive MIMO
KR101809273B1 (ko) 통신 시스템에서 단말 및 그의 제어 방법
JP5469250B2 (ja) 分散アンテナシステム、および同システムにおける無線通信方法
US8849353B2 (en) Method of grouping users to reduce interference in MIMO-based wireless network
TW200529589A (en) Method and apparatus in a MIMO based communication system
KR102306100B1 (ko) Mu­mimo 간섭 채널 네트워크 환경에서의 간섭정렬 송수신 신호처리 장치 및 방법
JP6400614B2 (ja) 分散アンテナを用いた無線基地局およびアンテナ切替方法
US10439272B1 (en) Beam steering system configured for multi-client network
US11528628B2 (en) Radio base station using distributed antenna and scheduling method
Michaloliakos et al. Joint user-beam selection for hybrid beamforming in asynchronously coordinated multi-cell networks
JP6509758B2 (ja) 指向性切替アンテナを用いた無線基地局およびアンテナ指向性切替方法
JP6742446B2 (ja) 無線基地局およびその制御方法
CN109921835B (zh) 一种用户配对方法和接入点
JP2019153934A (ja) 無線通信方法および基地局
CN104022986B (zh) 一种降低多天线干扰的方法和装置
Hsu et al. Client-AP association for multiuser mimo networks
Aldubaikhy et al. HBF-PDVG: Hybrid beamforming and user selection for UL MU-MIMO mmWave systems
Ponnaluri et al. Spectrum efficient communications with multiuser MIMO, multiuser detection and interference alignment
Hasan et al. Radio resource allocation between massive MIMO and LTE using SDN
US20160359606A1 (en) Method and apparatus for interference alignment and multi-antenna signal process in wireless network
JP5795723B2 (ja) 無線送信装置及び送信制御方法
WO2018139540A1 (ja) 無線基地局および送受信電力制御方法
JP2015233194A (ja) アンテナ装置及び基地局装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6400614

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150