JP2017143421A - Enumキャッシュ設定システム、enum権威サーバおよびenumキャッシュ設定方法 - Google Patents
Enumキャッシュ設定システム、enum権威サーバおよびenumキャッシュ設定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017143421A JP2017143421A JP2016023748A JP2016023748A JP2017143421A JP 2017143421 A JP2017143421 A JP 2017143421A JP 2016023748 A JP2016023748 A JP 2016023748A JP 2016023748 A JP2016023748 A JP 2016023748A JP 2017143421 A JP2017143421 A JP 2017143421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- enum
- telephone number
- server
- information
- destination terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
【解決手段】ENUM権威サーバ10は、契約情報を受け取り、着信先端末の電話番号に、着信数が多いことの指標となる契約内容が登録されている場合に、TTL値が長くなるように設定し、着信数が少ないことの指標となる契約内容が登録されている場合に、TTL値が短くなるように設定するTTL設定部121と、着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と、当該接続先情報に関する設定されたTTL値とを記憶する記憶部13と、ENUMキャッシュサーバからの着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けた場合に、着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と設定されたTTL値とを、ENUMキャッシュサーバに応答する接続先情報問合せ応答部123(問合せ応答部)と、を備える。
【選択図】図3
Description
図8に示すように、まず、03−9999帯の端末1(1a)(IP電話等)から0422−99帯の端末1(1b)(IP電話等)への接続要求メッセージ(図8において、「接続要求」と記載する。他図も同様。)が、SIPサーバ30へ送信される(ステップS1)。
また、ENUMキャッシュサーバ20は、TTLで設定された所定の保持期間が経過すると、記憶(キャッシュ)していた接続先情報を削除する。
非特許文献1に記載の技術(標準化技術)では、ENUMキャッシュサーバに設定されるTLLは一定時間(60秒)を推奨しており、ENUMキャッシュサーバは、TTLとして60秒を設定すると、接続先情報をキャッシュしてから60秒後に、当該接続先情報を削除する。
よって、従来のENUMキャッシュサーバでは、問合せの頻度が低くキャッシュヒットが見込めない接続先情報でも一定時間キャッシュを保持することになる。また、逆に、問合せ頻度の高くキャッシュヒットが見込める接続先情報でも一定時間で破棄してしまう。つまり、キャッシュヒットの効率が悪いものとなっていた。例えば、同一電話番号への呼が集中している状況であっても、ENUMキャッシュサーバは、TTLの設定に従って、キャッシュしていた接続先情報を削除してしまう。そのため、その後同じ電話番号への問合せを受信した場合であっても、再度ENUM権威サーバにアクセスすることとなり、ENUM権威サーバの処理負荷が高くなってしまう。よって、ENUM権威サーバの負荷を軽減するため、ENUMキャッシュサーバにおいてキャッシュヒット率を向上させる必要がある。
まず、第1の実施形態に係るENUM権威サーバ10を含むENUMキャッシュ設定システム100について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るENUM権威サーバ10を含むENUMキャッシュ設定システム100の全体構成を示す図である。
第1の実施形態に係るENUM権威サーバ10は、ENUMキャッシュサーバ20に記憶(キャッシュ)させる接続先情報についてのTTLの設定を、その電話番号の契約情報に基づき行うことを特徴とする。
以下、具体的に説明する。
ENUM権威サーバ10は、ENUMキャッシュサーバ20からの問合せ(接続先情報問合せメッセージ)を受け付け、自身が記憶する着信先端末の電話番号に対応した接続先情報とそのTTLの設定時間(以下、「TTL値」と称する場合がある。)を含む情報(以下、「ENUMデータ」と称する場合がある。)をENUMキャッシュサーバ20に、応答情報(接続先情報問合せ応答メッセージ)として送信する。ENUMキャッシュサーバ20は、ENUMデータをキャッシュデータとして記憶するとともに、ENUMデータに付されたTTL値の設定に従って、TTLの設定時間が経過するとそのENUMデータを削除する。
各電話番号に対応したTTL値の設定を、ENUM権威サーバ10は、契約情報DBサーバ40に記憶された契約情報400に基づき決定する。
本発明の第1の実施形態に係る契約情報DBサーバ40は、入出力部と、記憶部と、制御部と(いずれも不図示)を含んで構成されるコンピュータである。入出力部は、ENUM権威サーバ10等との間で情報の送受信を行う通信インタフェース等により構成される。記憶部は、ハードディスクやフラッシュメモリ等の記憶手段からなり、登録された電話番号に対応付けて設定されるユーザの契約情報400が格納される(図2参照)。制御部は、ENUM権威サーバ10からの契約情報400の参照要求を受け付け、記憶部に記憶されている契約情報400の各情報をENUM権威サーバ10に送信する。
契約情報400には、着信先端末の電話番号に対応付けて、着信数が多いかまたは少ないかの指標となる契約内容が格納される。具体的には、図2に示すように、契約情報400には、少なくとも電話番号401に対応付けてユーザ種別402が格納される。このユーザ種別402は、例えば、契約ユーザが個人の場合は「1」が登録され、契約ユーザが法人の場合は「2」が登録される。
付加サービス403には、その電話番号401が、付加サービスとして「代表番号」を契約していることや、付加サービスとして「着信課金」を契約していること等が記憶される。
利用用途404には、その電話番号401が、「通信販売」の受付番号として利用されることや、「コールセンタ」の受付番号として利用されること等が記憶される。
関連情報405には、その電話番号401を登録しているユーザに関連する情報が登録される。例えば、そのユーザの販売する商品やそのユーザが提供するサービスに関連するニュース(リコール情報やサービス停止情報)、新商品の販売情報、チケット発売日時情報など、問合せ電話が増加すると予測されるような情報が、この関連情報405に記憶される。
例えば、ユーザ種別402の「個人」には、初期値として重み「0」を設定し、「法人」には、重み「1」を設定する。付加サービス403の「代表番号」には重み「3」を設定し、着信課金には重み「5」を設定する。利用用途404の「通信販売」には、重み「5」を設定し、コールセンタにも重み「5」を設定する。関連情報405の「商品回収ニュースあり」には、重み「10」を設定する。これらの重みの値は、任意にネットワーク管理者等が設定することができる。
次に、ENUMキャッシュ設定システム100のENUM権威サーバ10について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るENUM権威サーバ10の構成例を示す機能ブロック図である。
第1の実施形態に係るENUM権威サーバ10は、接続先情報テーブル130(後記する図4参照)を備え、ENUMキャッシュサーバ20からの問合せ(接続先情報問合せメッセージ)を受けた、着信先情報(着信先端末の電話番号)に対応する接続先情報およびTTLを含むENUMデータを、接続先情報問合せ応答メッセージとしてENUMキャッシュサーバ20に返信する。そして、ENUM権威サーバ10は、この接続先情報テーブル130の各着信先情報に対応付けて、契約情報400に基づき最適なTTL値を設定して記憶させておくことを特徴とする。
このENUM権威サーバ10は、図3に示すように、入出力部11と、制御部12と、記憶部13とを備える。
この記憶部13には、接続先情報テーブル130等が記憶される。
図4に示すように、接続先情報テーブル130には、着信先情報131に対応付けて、接続先情報132およびTTL133が記憶される。
この着信先情報131には、例えば、着信先の端末1の電話番号に基づき、E.164番号をENUMプロトコルのドメイン形式に変換した情報が記憶される。例えば、着信先端末の電話番号(例えば、0422−99−1234)のE.164番号(+81−422−99−1234)を逆順にして、ドットで区切り、「e164.arpa」や「e164.net」等を付けた形式(図4においては、「4.3.2.1.9.9.2.2.4.1.8.e164.arpa」のように記載)を着信先情報131として記憶しておく。
なお、この接続先情報テーブル130の着信先情報131に対応した(1行分の)レコードそれぞれが、上記したENUMデータである。
・電話を受信する頻度の高い法人ユーザの電話番号(着信先情報)は、TTLを所定の基準値より長く設定する。また、個人ユーザの電話番号(着信先情報)は、TTLを所定の基準値より短く設定する。
・「代表番号」の付加サービスに加入しているユーザの電話番号(着信先情報)は、着信頻度が高くなると想定されるため、TTLを長く設定する。
・「着信課金」の付加サービスを利用するユーザの電話番号(着信先情報)は、着信頻度が高くなると想定されるため、TTLを長く設定する。
・利用用途に関して、「通信販売」「コールセンタ」「チケット販売」等の電話番号(着信先情報)は、着信頻度が高くなると想定されるため、TTLを長く設定する。
・関連情報に関して、契約ユーザに関連するニュース(例えば、商品回収のニュース等)があった場合には、着信頻度が高くなると想定されるため、TTLを長く設定する。
TTL設定部121は、ユーザ種別402が法人の電話番号についてのTTL値を、所定の基準値(例えば「45」秒とする。)より長い「60」秒に設定する。また、ユーザ種別402が個人の電話番号についてのTTLを、所定の基準値より短い「30」秒に設定する。そして、契約情報400を参照し、付加サービス403の「代表番号」や「着信課金」に加入している場合には、それぞれ「+60」秒を追加する。利用用途404が「通信販売」や「コールセンタ」等であれば、さらに「+60」秒を追加する。関連情報405の登録があった際にも、さらに「+60」秒を追加する等のロジックを予め決めておく。そして、TTL設定部121は、電話番号毎に、契約情報400の内容に基づきTTL133の値を算出して決定し、接続先情報テーブル130に登録する。
この場合、個人ユーザは初期値として重み「0」のためTTL133の値を「30」秒と設定しておき、重み「1」の法人ユーザには「+30」を追加し、TTL133の値を「60」秒とする。付加サービス403として「代表番号」が設定され、その重みが「3」の場合は、「+30」(秒)×「3」として、「90」秒が初期値「30」秒に追加され、合計値の「120」秒がTTL133の値として設定される。
このようにすることにより、TTL設定部121は、契約情報400に付された重み付け情報に基づき、TTL133の値を算出することができる。
次に、第2の実施形態に係るENUM権威サーバ10aを含むENUMキャッシュ設定システム100aについて説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るENUM権威サーバ10aを含むENUMキャッシュ設定システム100aの全体構成を示す図である。
図1に示した第1の実施形態に係るENUMキャッシュ設定システム100と比べ、ENUMキャッシュ設定システム100aでは、図5に示すように、統計情報DBサーバ50を備えることを特徴とする。
本発明の第2の実施形態に係る統計情報DBサーバ50は、入出力部と、記憶部と、制御部と(いずれも不図示)を含んで構成されるコンピュータである。入出力部は、ENUM権威サーバ10a等との間で情報の送受信を行う通信インタフェース等により構成される。記憶部は、ハードディスクやフラッシュメモリ等の記憶手段からなり、登録された電話番号や電話番号帯毎に対応付けた統計情報500が格納される。制御部は、統計情報500を収集して記憶部に記憶しておく。そして、制御部は、ENUM権威サーバ10aからの統計情報500の参照要求を受け付け、記憶部に記憶されている統計情報500の各情報をENUM権威サーバ10aに送信する。
・着信電話番号毎の接続要求数(電話回数)
・上記着信電話番号毎の接続要求数(電話回数)の所定期間の頻度情報
例えば、着信回数の多い、時間帯、時期(曜日、月、季節、イベント時)の情報
・着信電話番号毎や、地域(エリア)毎(電話番号帯毎)の呼量の情報
そして、統計情報DBサーバ50は、所定の時間間隔毎にENUM権威サーバ10aからの参照要求を受け付け、収集した統計情報を、ENUM権威サーバ10aに送信する。
次に、ENUMキャッシュ設定システム100aのENUM権威サーバ10aについて説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るENUM権威サーバ10aの構成例を示す機能ブロック図である。
図3に示した第1の実施形態に係るENUM権威サーバ10の構成との違いは、制御部12aの中に、TTL変更部124を備えていることである。その他の構成については、同一の機能を有するため、同一の名称と同一の符合を付し、説明を省略する。
次に、第2の実施形態に係るENUM権威サーバ10aを含むENUMキャッシュ設定システム100aの変形例について説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態の変形例に係るENUM権威サーバ10bを含むENUMキャッシュ設定システム100bの全体構成を示す図である。
図5に示した第2の実施形態のENUMキャッシュ設定システム100aと比べ、変形例に係るENUMキャッシュ設定システム100bでは、図7に示すように、契約情報DBサーバ40を備えていない点が異なる。
この場合、ENUM権威サーバ10bのTTL設定部121は、予め例えば、TTLとして「60」秒を接続先情報テーブル130のTTL133の値(すべてのTTLの初期値)として設定しておく。そして、TTL変更部124が、統計情報DBサーバ50からの統計情報500を取得(参照)することにより、接続先情報テーブル130のTTL133の値を変更する。
10,10a,10b ENUM権威サーバ
11 入出力部
12 制御部
13 記憶部
20 ENUMキャッシュサーバ
30 SIPサーバ
40 契約情報DBサーバ
50 統計情報DBサーバ
100,100a,100b ENUMキャッシュ設定システム
121 TTL設定部
122 接続先情報検索部
123 接続先情報問合せ応答部(問合せ応答部)
124 TTL変更部
130 接続先情報テーブル
400 契約情報
500 統計情報
Claims (8)
- ENUMキャッシュサーバから着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けるENUM権威サーバと、前記着信先端末の電話番号に関する契約情報を記憶する契約情報DBサーバとを含んで構成されるENUMキャッシュ設定システムであって、
前記契約情報DBサーバは、
前記着信先端末の電話番号に対応付けて、着信数が多いかまたは少ないかの指標となる契約内容が格納される契約情報を記憶する記憶部と、
前記着信先端末の電話番号毎の前記契約情報を、前記ENUM権威サーバに送信する制御部と、を備え、
前記ENUM権威サーバは、
前記契約情報を受け取り、前記着信先端末の電話番号に、前記着信数が多いことの指標となる契約内容が登録されている場合に、前記ENUMキャッシュサーバが前記接続先情報を保持する期間を示すTTL(Time To Live)値を所定の基準値よりも長くなるように設定し、前記着信数が少ないことの指標となる契約内容が登録されている場合に、前記TTL値を所定の基準値よりも短くなるように設定するTTL設定部と、
前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と、当該接続先情報に関する前記設定されたTTL値とを記憶する記憶部と、
前記ENUMキャッシュサーバからの前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けた場合に、前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と前記設定されたTTL値とを、前記ENUMキャッシュサーバに応答する問合せ応答部と、
を備えることを特徴とするENUMキャッシュ設定システム。 - ENUMキャッシュサーバから着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けるENUM権威サーバと、前記着信先端末の電話番号に関する契約情報を記憶する契約情報DBサーバと、各着信先端末に対する接続要求数に関する統計情報を記憶する統計情報DBサーバと、を含んで構成されるENUMキャッシュ設定システムであって、
前記契約情報DBサーバは、
前記着信先端末の電話番号に対応付けて、着信数が多いかまたは少ないかの指標となる契約内容が格納される契約情報を記憶する記憶部と、
前記着信先端末の電話番号毎の前記契約情報を、前記ENUM権威サーバに送信する制御部と、を備え、
前記統計情報DBサーバは、
前記着信先端末それぞれの接続要求数に関する統計情報を記憶する記憶部と、
前記着信先端末の電話番号に対応付けて、前記統計情報を前記ENUM権威サーバに送信する制御部と、を備え、
前記ENUM権威サーバは、
前記契約情報を受け取り、前記着信先端末の電話番号に、前記着信数が多いことの指標となる契約内容が登録されている場合に、前記ENUMキャッシュサーバが前記接続先情報を保持する期間を示すTTL値を所定の基準値よりも長くなるように設定し、前記着信数が少ないことの指標となる契約内容が登録されている場合に、前記TTL値を所定の基準値よりも短くなるように設定するTTL設定部と、
前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と、当該接続先情報に関する前記設定されたTTL値とを記憶する記憶部と、
前記統計情報を受け取り、接続要求数が多いかまたは少ないかに応じて、前記設定されたTTL値を変更するTTL変更部と、
前記ENUMキャッシュサーバからの前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けた場合に、前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と前記変更されたTTL値とを、前記ENUMキャッシュサーバに応答する問合せ応答部と、
を備えることを特徴とするENUMキャッシュ設定システム。 - ENUMキャッシュサーバから着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けるENUM権威サーバと、各着信先端末に対する接続要求数に関する統計情報を記憶する統計情報DBサーバと、を含んで構成されるENUMキャッシュ設定システムであって、
前記統計情報DBサーバは、
前記着信先端末それぞれの接続要求数に関する統計情報を記憶する記憶部と、
前記着信先端末の電話番号に対応付けて、前記統計情報を前記ENUM権威サーバに送信する制御部と、を備え、
前記ENUM権威サーバは、
前記ENUMキャッシュサーバが前記接続先情報を保持する期間を示すTTL値として所定の基準値を設定するTTL設定部と、
前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と、当該接続先情報に関する前記設定されたTTL値とを記憶する記憶部と、
前記統計情報を受け取り、接続要求数が多いかまたは少ないかに応じて、前記設定されたTTL値を変更するTTL変更部と、
前記ENUMキャッシュサーバからの前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けた場合に、前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と前記変更されたTTL値とを、前記ENUMキャッシュサーバに応答する問合せ応答部と、
を備えることを特徴とするENUMキャッシュ設定システム。 - ENUMキャッシュサーバから着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けるENUM権威サーバであって、
前記着信先端末の電話番号に対応付けて、着信数が多いかまたは少ないかの指標となる契約内容が格納される契約情報を受け取り、前記着信先端末の電話番号に、前記着信数が多いことの指標となる契約内容が登録されている場合に、前記ENUMキャッシュサーバが前記接続先情報を保持する期間を示すTTL値を所定の基準値よりも長くなるように設定し、前記着信数が少ないことの指標となる契約内容が登録されている場合に、前記TTL値を所定の基準値よりも短くなるように設定するTTL設定部と、
前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と、当該接続先情報に関する前記設定されたTTL値とを記憶する記憶部と、
前記ENUMキャッシュサーバからの前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けた場合に、前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と前記設定されたTTL値とを、前記ENUMキャッシュサーバに応答する問合せ応答部と、
を備えることを特徴とするENUM権威サーバ。 - ENUMキャッシュサーバから着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けるENUM権威サーバであって、
前記着信先端末の電話番号に対応付けて、着信数が多いかまたは少ないかの指標となる契約情報を受け取り、前記着信先端末の電話番号に、前記着信数が多いことの指標となる契約内容が登録されている場合に、前記ENUMキャッシュサーバが前記接続先情報を保持する期間を示すTTL値を所定の基準値よりも長くなるように設定し、前記着信数が少ないことの指標となる契約内容が登録されている場合に、前記TTL値を所定の基準値よりも短くなるように設定するTTL設定部と、
前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と、当該接続先情報に関する前記設定されたTTL値とを記憶する記憶部と、
前記着信先端末それぞれの接続要求数に関する統計情報を受け取り、接続要求数が多いかまたは少ないかに応じて、前記設定されたTTL値を変更するTTL変更部と、
前記ENUMキャッシュサーバからの前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けた場合に、前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と前記変更されたTTL値とを、前記ENUMキャッシュサーバに応答する問合せ応答部と、
を備えることを特徴とするENUM権威サーバ。 - ENUMキャッシュサーバから着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けるENUM権威サーバであって、
前記ENUMキャッシュサーバが前記接続先情報を保持する期間を示すTTL値として所定の基準値を設定するTTL設定部と、
前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と、当該接続先情報に関する前記設定されたTTL値とを記憶する記憶部と、
前記着信先端末それぞれの接続要求数に関する統計情報を受け取り、接続要求数が多いかまたは少ないかに応じて、前記設定されたTTL値を変更するTTL変更部と、
前記ENUMキャッシュサーバからの前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けた場合に、前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と前記変更されたTTL値とを、前記ENUMキャッシュサーバに応答する問合せ応答部と、
を備えることを特徴とするENUMキャッシュ設定システム。 - ENUMキャッシュサーバから着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けるENUM権威サーバのENUMキャッシュ設定方法であって、
前記ENUM権威サーバは、
前記着信先端末の電話番号に対応付けて、着信数が多いかまたは少ないかの指標となる契約内容が格納される契約情報を受け取り、前記着信先端末の電話番号に、前記着信数が多いことの指標となる契約内容が登録されている場合に、前記ENUMキャッシュサーバが前記接続先情報を保持する期間を示すTTL値を所定の基準値よりも長くなるように設定し、前記着信数が少ないことの指標となる契約内容が登録されている場合に、前記TTL値を所定の基準値よりも短くなるように設定するステップと、
前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と、当該接続先情報に関する前記設定されたTTL値とを記憶手段に記憶するステップと、
前記ENUMキャッシュサーバからの前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けた場合に、前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と前記設定されたTTL値とを、前記ENUMキャッシュサーバに応答するステップと、
を実行することを特徴とするENUMキャッシュ設定方法。 - ENUMキャッシュサーバから着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けるENUM権威サーバのENUMキャッシュ設定方法であって、
前記ENUM権威サーバは、
前記着信先端末の電話番号に対応付けて、着信数が多いかまたは少ないかの指標となる契約情報を受け取り、前記着信先端末の電話番号に、前記着信数が多いことの指標となる契約内容が登録されている場合に、前記ENUMキャッシュサーバが前記接続先情報を保持する期間を示すTTL値を所定の基準値よりも長くなるように設定し、前記着信数が少ないことの指標となる契約内容が登録されている場合に、前記TTL値を所定の基準値よりも短くなるように設定するステップと、
前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と、当該接続先情報に関する前記設定されたTTL値とを記憶手段に記憶するステップと、
前記着信先端末それぞれの接続要求数に関する統計情報を受け取り、接続要求数が多いかまたは少ないかに応じて、前記設定されたTTL値を変更するステップと、
前記ENUMキャッシュサーバからの前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報の問合せを受け付けた場合に、前記着信先端末の電話番号に対応する接続先情報と前記変更されたTTL値とを、前記ENUMキャッシュサーバに応答するステップと、
を実行することを特徴とするENUMキャッシュ設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016023748A JP6570182B2 (ja) | 2016-02-10 | 2016-02-10 | Enumキャッシュ設定システム、enum権威サーバおよびenumキャッシュ設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016023748A JP6570182B2 (ja) | 2016-02-10 | 2016-02-10 | Enumキャッシュ設定システム、enum権威サーバおよびenumキャッシュ設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017143421A true JP2017143421A (ja) | 2017-08-17 |
JP6570182B2 JP6570182B2 (ja) | 2019-09-04 |
Family
ID=59627476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016023748A Active JP6570182B2 (ja) | 2016-02-10 | 2016-02-10 | Enumキャッシュ設定システム、enum権威サーバおよびenumキャッシュ設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6570182B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002520735A (ja) * | 1998-07-14 | 2002-07-09 | マサチューセッツ インスチチュート オブ テクノロジー | 組込型コンテンツ分散ゴースト・サーバを用いたグローバル文書ホスティング・システム |
EP1885101A1 (en) * | 2006-08-01 | 2008-02-06 | Alcatel Lucent | Method of providing a telecommunication service by dynamically controlling query responses |
US20080198997A1 (en) * | 2005-05-23 | 2008-08-21 | Baruch Sterman | Efficient Address Caching For Packet Telephony Services |
JP2014211758A (ja) * | 2013-04-18 | 2014-11-13 | 日本電信電話株式会社 | キャッシュサーバ装置、キャッシュ制御方法及びキャッシュ制御プログラム |
JP2014241562A (ja) * | 2013-06-12 | 2014-12-25 | 株式会社Nttドコモ | 中継装置、dnsサーバ及びそれらを備えた通信システム並びにdnsサーバの通信用プログラム及び中継装置の通信用プログラム |
JP2015015668A (ja) * | 2013-07-08 | 2015-01-22 | 日本電気株式会社 | 名前解決装置及び方法、名前解決システム、並びにコンピュータ・プログラム |
-
2016
- 2016-02-10 JP JP2016023748A patent/JP6570182B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002520735A (ja) * | 1998-07-14 | 2002-07-09 | マサチューセッツ インスチチュート オブ テクノロジー | 組込型コンテンツ分散ゴースト・サーバを用いたグローバル文書ホスティング・システム |
US20080198997A1 (en) * | 2005-05-23 | 2008-08-21 | Baruch Sterman | Efficient Address Caching For Packet Telephony Services |
EP1885101A1 (en) * | 2006-08-01 | 2008-02-06 | Alcatel Lucent | Method of providing a telecommunication service by dynamically controlling query responses |
JP2014211758A (ja) * | 2013-04-18 | 2014-11-13 | 日本電信電話株式会社 | キャッシュサーバ装置、キャッシュ制御方法及びキャッシュ制御プログラム |
JP2014241562A (ja) * | 2013-06-12 | 2014-12-25 | 株式会社Nttドコモ | 中継装置、dnsサーバ及びそれらを備えた通信システム並びにdnsサーバの通信用プログラム及び中継装置の通信用プログラム |
JP2015015668A (ja) * | 2013-07-08 | 2015-01-22 | 日本電気株式会社 | 名前解決装置及び方法、名前解決システム、並びにコンピュータ・プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6570182B2 (ja) | 2019-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9444759B2 (en) | Service provider registration by a content broker | |
US8503433B2 (en) | Routing methods and systems using ENUM servers | |
CN1571388B (zh) | 企业ip业务量的动态负载均衡 | |
US8705712B2 (en) | System and method for delivering content to a user of a telephony device | |
CN101543022B (zh) | 在通信系统中处理通信的方法 | |
JPH08237360A (ja) | データベースの更新装置と更新方法 | |
CN1436419A (zh) | 用于数据检索的无状态机制 | |
AU2004300818A1 (en) | Method and apparatus for changing and pushing a sound source of a supplementary service using a ring back tone on calling | |
KR20040110399A (ko) | 발신자 정보를 이용한 망 정보 제공 시스템 및 그 방법 | |
JP2008541552A (ja) | Ipマルチメディアサブシステム(ims)における構成 | |
WO2020162225A1 (ja) | Enumサーバおよび輻輳制御方法 | |
US20200036662A1 (en) | Proxy presence server | |
JP6570182B2 (ja) | Enumキャッシュ設定システム、enum権威サーバおよびenumキャッシュ設定方法 | |
CN115866061A (zh) | 基于服务集群系统的服务处理方法、装置、设备及介质 | |
JP6364385B2 (ja) | Enumシステム、および、enumシステムの負荷分散方法 | |
JP6535298B2 (ja) | Enumサーバ、enumデータ登録・回答方法およびプログラム | |
JP6329479B2 (ja) | Enumキャッシュサーバ、enumキャッシュ方法、および、enumシステム | |
US20220109703A1 (en) | Call processing server, call processing method, and call processing program | |
CN103188323A (zh) | 基于用户主机缓存设备提供Web服务的系统和方法 | |
JP6310411B2 (ja) | 通信システム及び輻輳回避方法 | |
EP1845457A1 (en) | Document management architecture | |
JP5505297B2 (ja) | コールバックシステム、発信端末、電話中継サーバ、コールバック方法、及びコールバックプログラム | |
JP6285884B2 (ja) | Enumサーバ、および、特異アクセス判定方法 | |
JP2019149613A (ja) | 呼処理サーバ、呼処理方法、および呼処理プログラム | |
KR101314431B1 (ko) | 분산 시스템에서의 착신 호의 처리 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190311 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190531 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20190611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190801 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190805 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6570182 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |