JP2015015668A - 名前解決装置及び方法、名前解決システム、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンテンツの所在変更に対応することを可能としつつ、端末がコンテンツの所在情報を得るまでの効率が良く、また、実現可能性も高い名前解決装置などを提供する。【解決手段】 本発明の名前解決装置は、コンテンツの名前情報と、前記コンテンツの所在情報と、前記名前情報と前記所在情報とを対応付けたキャッシュに対する有効期限時刻情報とを含むリソースレコードテーブルと、前記所在情報の変更予定を含む変更予定情報を取得し、前記変更予定情報に従って、前記リソースレコードテーブルを更新し、前記変更予定情報に含まれる変更予定時刻情報が更新前のリソースレコードテーブルに含まれる前記有効期限時刻情報より前だった場合、期限前変更報告を所定の方法で提示するリソースレコード管理手段と、名前解決要求を受け付ける名前解決要求受信手段と、TTL計算手段と、前記名前解決要求の送信者に対して名前解決応答を送信する名前解決応答送信手段とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツの名前から通信ネットワークにおける所在情報を検索する技術に関する。
近年、インターネットを通じて、テキスト、画像動画などの様々なコンテンツが流通している。例えば、そのようなコンテンツにWebブラウザを介してアクセスする場合、ユーザは、URL(Uniform Resource Locator)と呼ばれる、インターネットにおけるコンテンツを一意に特定するための情報を、端末において動作するWebブラウザに入力する。ユーザが、例えば「http://www.example.com/index.html」というURLをWebブラウザに入力した場合、Webブラウザは、「www.example.com」で指定されるホストに対し、「index.html」というコンテンツを要求する。ホストを指定する「www.example.com」の部分は、「FQDN(Fully Qualified Domain Name)」(以下本願では、「ホスト情報」または「名前」とも称す)と呼ばれる。
インターネットにおける通信はIPアドレスを利用して行われるので、ホストに接続したい端末は、URLで指定されたホスト情報をIPアドレスに変換する必要がある。このホスト情報(名前)をIPアドレス(所在情報)に変換する作業は、「名前解決」と呼ばれる。
名前解決のシステムとしては、DNS(Domain Name System)が一般に良く知られている。DNSを利用する場合、ホスト情報に対応するIPアドレスを知りたい端末は、DNSサーバに対して、当該ホスト情報を含む名前解決要求を送信することにより問い合わせる。名前解決要求を受け取ったDNSサーバは、指定されたホスト情報をIPアドレスに変換し、そのIPアドレスを示す情報を含む名前解決応答を端末に返送する。
多数の端末から名前解決要求を受け取ることによる負荷を軽減するため、DNSサーバは、名前解決応答を送信する際に、TTL(Time To Live)と呼ばれるIPアドレス情報の有効期間を示す情報をも名前解決応答に含めて送信する。ホスト情報の問い合わせを行った端末は、名前解決応答を受け取った後、応答の内容を含む情報をキャッシュとして保持する。その後、同じホスト情報に対する名前解決が必要になった際、TTLで指定された有効期間内であれば、端末は、DNSサーバに名前解決要求を発行せず、キャッシュを利用することによって名前解決を行う。このようにして、端末がDNSサーバへ名前解決要求を送信する回数が減少するので、DNSサーバの負荷が低減できる。
しかし、ホスト情報に対応するIPアドレスが変更された場合、TTLで指定された期間、端末は名前解決要求による問い合わせを行わないので、端末が、アドレス変更された当該ホストへ一時的にアクセスできない事態が発生する可能性があるという課題がある。
このような課題に対する技術として、特許文献1には、オブジェクトを通信ネットワーク内で一意に認識するリファレンス情報を管理するネームサーバを設け、リファレンス情報が更新された際に、そのネームサーバがキャッシュを持つ端末へ変更を通知する方法が開示されている。この特許文献1に記載された方法において、端末は、ネームサーバから、変更前のリファレンス情報とそのリファレンス情報に対するオペレーションの内容(変更あるいは消去)とを含む通知を受けたことに対応して、端末に記録されているキャッシュを更新する。これにより、端末は、ネットワークにおけるオブジェクトの所在を含むリファレンス情報が変更された後でも、変更後のリファレンス情報によって更新されたキャッシュを用いることができるので、オブジェクトに切れ目なくアクセスすることが可能となる。
また、特許文献2には、サービスを提供する複数の処理サーバと、窓口サーバとを設け、クライアントからのサービス要求を窓口サーバにおいて受け付ける方法が開示されている。この特許文献2に記載された方法において、クライアントは、まず、窓口サーバにサービス要求を送信する。窓口サーバは、要求されたサービスに対応する処理サーバをテーブルから選択し、選択された処理サーバの情報(アドレス)をクライアントに送信する。クライアントは、窓口サーバから知らされたアドレスを用いて、改めて処理サーバにアクセスする。すなわち、窓口サーバが、クライアントからのサービス要求に対して、処理サーバのアドレスを紹介する。これにより、処理サーバの所在の変更に対しては、窓口サーバが参照するテーブルを書き換えるだけで、クライアントは所在が変更された処理サーバに切れ目なくアクセスすることが可能となる。
特開平10−161921号公報 特開2003−108537号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法においては、DNSなどの一般的な名前解決のシステムに適用する場合、端末のソフトウェアを改修する必要があるという問題がある。上述したように、DNSを利用可能な一般的な端末の動作には、DNSサーバからキャッシュの変更の通知を受けて、その通知に応じてキャッシュを更新するという動作は含まれない。したがって、広範に利用されているDNSを利用可能な端末ソフトウェアに対して、それらの動作に対応するための改修が必要となるので、特許文献1に開示された方法は、実現可能性が低いと言える。
また、特許文献2に開示された方法においては、コンテンツの所在情報を得るまでの時間が掛かるという問題がある。すなわち、特許文献2に記載された方法において、コンテンツに対する名前解決の要求者は、まず、DNSサーバに対して窓口サーバの名前解決を要求することにより、窓口サーバの所在情報を取得する。そして、当該要求者は、取得した所在情報を用いて窓口サーバに接続した後、さらに、本来所望するコンテンツの所在を窓口サーバに対して問い合わせるという2段階の検索が必要である。このように、コンテンツの名前解決を1段階で行うDNSや特許文献1などに比べて、特許文献2に記載された方法においては、端末がコンテンツの所在情報を得るまでの時間が掛かるので効率が悪い。
本発明の一つの目的は、コンテンツの所在変更に対応することを可能としつつ、端末がコンテンツの所在情報を得るまでの効率が良く、また、実現可能性も高い名前解決装置などを提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明に係る名前解決装置は、以下の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明に係る名前解決装置は、
コンテンツの名前を表す名前情報と、前記コンテンツの所在を表す所在情報と、前記名前情報と前記所在情報とを対応付けた情報であるキャッシュに対する有効期限を表す有効期限時刻情報とを含むリソースレコードテーブルと、
前記所在情報を変更する時刻を表す変更予定時刻情報と、変更対象を表す名前情報と、変更した後の所在情報を表す変更後の所在情報と、変更した後の有効期限時刻を表す変更後の有効期限時刻情報とを含む変更予定情報を取得し、前記変更予定情報に従って、前記リソースレコードテーブルを更新し、前記変更予定時刻情報が更新前のリソースレコードテーブルに含まれる前記有効期限時刻情報より前だった場合、期限前変更報告を所定の方法で提示するリソースレコード管理手段と、
所望の名前情報を含む名前解決要求を受け付ける名前解決要求受信手段と、
前記所望の名前情報に対応する有効期限時刻情報を前記リソースレコードテーブルから取得し、取得した前記有効期限時刻情報に基づいて、前記キャッシュの有効期間を示すTTLを計算するTTL計算手段と、
前記所望の名前情報に対応する所在情報を前記リソースレコードテーブルから取得し、取得した所在情報と、前記所望の名前情報と、前記TTLを示すTTL情報とを含む名前解決応答を生成し、前記名前解決要求の送信者に対して前記名前解決応答を送信する名前解決応答送信手段とを備える
ことを特徴とする。
また、上記の同目的を達成すべく、本発明に係る名前解決方法は、情報処理装置を用いて、
コンテンツの所在情報を変更する時刻を表す変更予定時刻情報と、変更対象であるコンテンツを表す名前情報と、変更した後の所在情報を表す変更後の所在情報と、変更した後の有効期限時刻を表す変更後の有効期限時刻情報とを含む変更予定情報を取得し、
前記変更予定情報に従って、前記コンテンツの名前を表す名前情報と、前記コンテンツの所在を表す所在情報と、前記名前情報と前記所在情報とを対応付けた情報であるキャッシュに対する有効期限を表す有効期限時刻情報とを含むリソースレコードテーブルを更新し、
前記変更予定時刻情報が更新前のリソースレコードテーブルに含まれる前記有効期限時刻情報より前だった場合、期限前変更報告を所定の方法で提示し、
所望の名前情報を含む名前解決要求を受け付けた場合に、
前記所望の名前情報に対応する有効期限時刻情報を前記リソースレコードテーブルから取得し、
取得した前記有効期限時刻情報に基づいて、前記キャッシュの有効期間を示すTTLを計算し、
前記所望の名前情報に対応する所在情報を前記リソースレコードテーブルから取得し、
取得した所在情報と、前記所望の名前情報と、前記TTLを示すTTL情報とを含む名前解決応答を生成し、
前記名前解決要求の送信者に対して前記名前解決応答を送信する
ことを特徴とする。
また、同目的は、上記の各構成を有する名前解決装置、並びに対応する方法を、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、及びそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
本発明には、コンテンツの所在変更に対応することを可能としつつ、端末がコンテンツの所在情報を得るまでの効率が良く、また、実現可能性も高いという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る名前解決装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る名前解決システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る名前解決システムにおける通信環境の一例を示す構成図である。 第2の実施形態においてDNSサーバ100が名前解決要求に対して行う動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態においてコンテンツ管理サーバ200とDNSサーバ100とがコンテンツ所在情報の変更に関して行う動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態においてDNSサーバ100が保有するリソースレコードテーブル3の一例を示す図である。 第2の実施形態において端末300が保有するキャッシュの一例を示す図である。 第2の実施形態においてDNSサーバ100が保有するリソースレコードテーブル3の状態遷移の一例を示す図である。 第2の実施形態においてDNSサーバ100が保有するリソースレコードテーブル3の一例を示す図である。 本発明の各実施形態、および、その変形例に係る名前解決システムに適用可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成を例示する図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る名前解決装置1の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本実施形態に係る名前解決装置1は、名前解決要求受信部2、リソースレコードテーブル3、TTL計算部4、名前解決応答送信部5、記憶装置6、および、リソースレコード管理部7を有する。
名前解決装置1は、プログラム制御により動作する一般的なコンピュータ(情報処理装置)によって構成されても良いし、専用のハードウェアで構成されても良い。なお、この名前解決装置1のハードウェア構成例については、図10を参照して後述する。
名前解決要求受信部2は、インターネットや構内LAN(ローカルエリアネットワーク)等の通信ネットワーク(図示せず。以下、単に「ネットワーク」と略称する)を介して、コンテンツの名前情報を含む名前解決要求10を受け付ける。
リソースレコードテーブル3は、コンテンツの名前と、コンテンツの所在とを対応づけるリソースレコードを含む。具体的には、リソースレコードは、コンテンツの名前を表す名前情報、コンテンツの所在を表す所在情報、および、キャッシュに対する有効期限(以下、「有効期限時刻」とも称す)を表す有効期限時刻情報を含む。上述したように、キャッシュとは、名前解決要求10を送信した端末(図示せず)などが、名前解決要求10に対する結果として得た名前解決応答11の内容に関して保持した情報である。すなわち、キャッシュとは、コンテンツの名前情報と、コンテンツの所在情報とを対応付けた情報であるとも言える。また、リソースレコードには、上記の他に名前情報に関する属性を表す情報などを含めてもよい。
TTL計算部4は、リソースレコードテーブル3に含まれる有効期限時刻情報に基づいて、名前解決要求10に含まれていた名前情報に対応するコンテンツに関するキャッシュの有効期間(TTL)を計算する。
名前解決応答送信部5は、受け付けた名前解決要求10に対する名前解決応答11を生成し、名前解決要求10を送信した端末(以下、「名前解決の要求者」とも称す)に対して、生成した名前解決応答11を送信する。名前解決応答送信部5は、リソースレコードテーブル3に登録された情報と、TTL計算部4が計算したTTLとに基づいて、名前解決応答11を生成する。名前解決応答11は、名前解決要求10に含まれていた名前情報に対応するコンテンツの所在情報およびTTLを示すTTL情報を含む。
記憶装置6は、リソースレコードテーブル3を格納する。記憶装置6は、例えば、半導体メモリ装置やディスク装置により実現される。
リソースレコード管理部7は、コンテンツの所在情報を変更する予定を表す変更予定情報12を取得し、その変更予定情報12に従って、リソースレコードテーブル3を更新する。変更予定情報12は、変更対象を表す「名前情報」と、変更した後の所在情報を表す「変更後の所在情報」と、変更する予定の時刻(以下、「変更予定時刻」とも称す)に関する「変更予定時刻情報」と、変更した後のコンテンツの新たな有効期限時刻を表す「変更後の有効期限時刻情報」を含む。
また、リソースレコード管理部7は、取得した変更予定情報12に含まれる変更予定時刻が、リソースレコードテーブル3に登録された現在(変更前)の有効期限時刻情報より前だった場合、所定の方法で期限前変更報告13を提示する。すなわち、リソースレコード管理部7は、リソースレコードテーブル3に現在登録されている有効期限時刻に至るまでの期間、現在登録されている所在情報をキャッシュとして保持している端末がいる可能性を、期限前変更報告13によって通知する。期限前変更報告13は、コンテンツの名前情報など、報告対象であるコンテンツを示す情報、リソースレコードテーブル3に登録されている変更前の有効期限時刻情報、または、変更前の所在情報などを含んでも良い。
リソースレコード管理部7は、例えば、記憶装置6に格納されたファイルから変更予定情報12を読み込んで取得してもよいし、名前解決装置1に接続されたディスプレイ(図示せず)とキーボード(図示せず)とを介してユーザからの入力情報として変更予定情報12を取得しても良い。
リソースレコード管理部7は、例えば、期限前変更報告13を所定の宛先にメールで送信しても良いし、画面に期限前変更報告13の内容を表示しても良い。
このように、本実施形態によれば、コンテンツの所在情報の変更によって一時的にアクセスできない端末が発生する可能性への対処を取るための情報を提供することができる。
その理由は、リソースレコード管理部7が、取得した変更予定情報12に含まれる変更予定時刻が、リソースレコードテーブル3に登録された現在の有効期限時刻情報より前だった場合、所定の方法で期限前変更報告13を提示するからである。すなわち、期限前変更報告13が提示されたことにより、例えば、コンテンツ管理者が、コンテンツにアクセスできない端末の発生を回避する対策の必要性を知ることができるからである。したがって、コンテンツ管理者は、本実施形態によって提供される情報に基づいて、見直した変更予定時刻を再登録することにより、コンテンツに一時的にアクセスできない端末が発生することを回避するなどの対策が可能となる。
また、本実施形態によれば、コンテンツの所在情報を効率よく提供することができる。
その理由は、名前解決要求2が受け付けた名前解決要求10に対して、名前解決応答送信部5がコンテンツ所在地を示す所在情報を含む名前解決応答11を送信するからである。すなわち、本実施形態において、コンテンツに対する名前解決の際に、名前解決の要求者が行うことは、コンテンツの名前情報を含む名前解決要求10を名前解決装置1に送信することだけでよいからである。
また、本実施形態によれば、DNSなどの一般的な名前解決システムに対応可能な端末ソフトウェアを改修する必要がない。
その理由は、名前解決装置1は、上記の一般的な端末ソフトウェアが含む機能以外に、特別な機能を端末ソフトウェアに対して要求しないからである。
<第2の実施形態>
次に、上述した第1の実施形態を基本とする第2の実施形態について説明する。以下では、第2の実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明し、第1の実施形態と同様な構成を有する第2の実施形態の構成要素には、第1の実施形態で付した参照符号と同一の参照符号を付し、その構成要素について重複する詳細な説明は省略する。
図2を参照して、本実施形態と、上述した第1の実施形態との構成における主な相違点を説明する。図2は、本発明の第2の実施形態に係る名前解決システムの構成を示すブロック図である。
図2を参照すると、本実施形態では、コンテンツ所在管理装置31を含む点が第1の実施形態と異なる。コンテンツ所在管理装置31は、名前解決装置21に対して変更予定情報12を送信する。また、本実施形態では、名前解決装置21は、変更予定情報12の送信者であるコンテンツ所在管理装置31に対して期限前変更報告13を送信する。期限前変更報告13を受信した場合、コンテンツ所在管理装置31は、期限前変更報告13に応じた対策を取ることができる。
以上が、本実施形態に係る名前解決システムと第1の実施形態との構成における主な相違点である。
次に、図3を参照して、以下に本実施形態のシステム構成を説明する。図3は、第2の実施形態に係る名前解決システムにおける通信環境の一例を示す構成図である。
図3を参照すると、本実施形態は、名前解決装置21を含むDNSサーバ100と、コンテンツ所在管理装置31を含むコンテンツ管理サーバ200と、端末300と、コンテンツ配信サーバ400〜402とを含む。
DNSサーバ100、コンテンツ管理サーバ200、端末300、およびコンテンツ配信サーバ400〜402は、インターネットや構内LAN(ローカルエリアネットワーク)等の通信ネットワーク1000を介して通信可能である。
DNSサーバ100、コンテンツ管理サーバ200、端末300、およびコンテンツ配信サーバ400〜402は、プログラム制御により動作する一般的なコンピュータ(情報処理装置)によって構成されても良いし、専用のハードウェアで構成されても良い。なお、DNSサーバ100、コンテンツ管理サーバ200、端末300、およびコンテンツ配信サーバ400〜402のハードウェア構成例については、図10を参照して後述する。
DNSサーバ100は、名前解決装置21を含む。名前解決装置21の詳細な構成については、図2を参照して、以下に説明する。
図2を参照すると、名前解決装置21は、名前解決要求受信部2、リソースレコードテーブル3、TTL計算部4、名前解決応答送信部5、記憶装置6、および、リソースレコード管理部27を有する。
名前解決要求受信部2、リソースレコードテーブル3、TTL計算部4、名前解決応答送信部5、および記憶装置6の各構造と内容は、上述した第1の実施形態と同様であるため、本実施形態における詳細な説明は省略する。
リソースレコード管理部27は、第1の実施形態におけるリソースレコード管理部7に対応する。リソースレコード管理部27は、上述したように、変更予定情報12をコンテンツ所在管理装置31から受信することにより取得する。また、リソースレコード管理部27は、期限前変更報告13を提示する際に、変更予定情報12の送信者(すなわち、コンテンツ所在管理装置31)に対して期限前変更報告13を送信することにより提示する。上記以外のリソースレコード管理部27の構造と機能については、第1の実施形態におけるリソースレコード管理部7と同様であるため、本実施形態における詳細な説明は省略する。
図3を用いた説明に戻る。
コンテンツ管理サーバ200は、コンテンツ所在管理装置31を含む。また、コンテンツ管理サーバ200は、コンテンツ配信サーバ400〜402を管理する。例えば、コンテンツ管理サーバ200は、コンテンツ配信サーバ400〜402において提供されるコンテンツの移動や複製の生成などを、各コンテンツ配信サーバ400〜402に対して指示する。コンテンツ所在管理装置31の構成については、図2を参照して、以下に説明する。
図2を参照すると、コンテンツ所在管理装置31は、コンテンツ所在情報管理部32と、対処部33とを含む。
コンテンツ所在情報管理部32は、コンテンツの所在情報を変更する予定を示す変更予定情報12を生成し、その変更予定情報12を名前管理装置21に送信する。
対処部33は、名前管理装置21から期限前変更報告13を受信し、その期限前変更報告13に応じた対策を取る。
図3を用いた説明に戻る。
端末300は、コンテンツ配信サーバ400〜402において提供されるコンテンツにアクセスする。端末300は、アクセスしたいコンテンツの所在情報を得る際に、DNSサーバ100に対して、名前解決要求を送信する。端末300は、DNSサーバ100から名前解決応答を受け取った後、応答の内容を端末300のデータ記憶領域(図示せず)にキャッシュとして保持する。キャッシュには、名前解決応答に含まれていた名前情報と、所在情報と、TTL情報を含む。なお、キャッシュは、TTL情報を有効期限時刻に換算した情報のように異なる形式で保存しても良いし、上記以外の情報を含んでも良い。端末300がキャッシュを利用する方法に関しては、背景技術の欄において記載したとおりであるので、本実施形態における詳細な説明は省略する。
コンテンツ配信サーバ400〜402は、コンテンツを保存し、そのコンテンツを端末300に配信する。コンテンツは、コンテンツ配信サーバ400〜402のデータ記憶領域(図示せず)に記憶されている。
次に、上述した構成を備える本実施形態の動作について詳細に説明する。
初めに、以下の説明における前提条件を述べる。
まず、本実施形態の動作説明開始時点において、コンテンツ配信サーバ400〜402が保存しているコンテンツは、図3に示すとおりである。すなわち、コンテンツ配信サーバ400は、コンテンツCA410を保存している。また、コンテンツ配信サーバ401は、コンテンツCB411とコンテンツCC412とを保存している。さらに、コンテンツ配信サーバ402は、コンテンツCD413を保存している。
また、本実施形態において、名前情報は、FQDNとする。コンテンツCA410には、「CA.cdn.com」というFQDN(名前)が付与されている。以下同様に、コンテンツCB411には、「CB.cdn.com」というFQDNが付与されている。コンテンツCC412には、「CC.cdn.com」というFQDNが付与されている。コンテンツCD413には、「CD.cdn.com」というFQDNが付与されている。
また、本実施形態において、所在情報は、IPアドレスとする。コンテンツ配信サーバ400のIPアドレスは、「123.123.123.101」とする。以下同様に、コンテンツ配信サーバ401のIPアドレスは、「123.123.123.102」とする。コンテンツ配信サーバ402のIPアドレスは、「123.123.123.103」とする。
また、コンテンツ管理サーバ200は、コンテンツCA411、コンテンツCB411、コンテンツCC412、およびコンテンツCD413の所在情報を、あらかじめDNSサーバ100に登録していることとする。DNSサーバ100は、コンテンツ管理サーバ200から登録されたコンテンツの所在情報をリソースレコードテーブル3に含めて保存する。図6は、第2の実施形態においてDNSサーバ100が保有するリソースレコードテーブル3の一例を示す図である。図6に示すとおり、本実施形態におけるリソースレコードテーブル3は、コンテンツの名前情報(FQDN)を含む「FQDN」欄と、コンテンツの所在情報(IPアドレス)を含む「IPアドレス」欄と、キャッシュの有効期限時刻情報を含む「有効期限時刻」欄を含む。
また、端末300は、「2013/1/1 0:00:00」の時点でコンテンツCA411、コンテンツCB411、コンテンツCC412、およびコンテンツCD413にそれぞれアクセスを行い、その結果として、図7に示す情報を含むキャッシュを保有していることとする。図7は、第2の実施形態において端末300が保有するキャッシュの一例を示す図である。すなわち、本実施形態において、キャッシュは、名前情報を含む「FQDN」欄と、所在情報を含む「IPアドレス」欄と、TTL情報を含む「TTL」欄を含む。なお、図7における「TTL」欄の値は、DNSサーバ100が端末300から各コンテンツに関する名前解決要求を受けた際、TTL計算部4が、名前解決要求の受信時刻と、図6における「有効期限時刻」欄の情報とを基に計算した値である。
こうした前提条件における本実施形態の詳細な動作を説明する。なお、本実施形態の動作には、名前解決要求に対する処理、およびコンテンツの所在変更に対する処理の2つがある。
まず、端末300から発信された名前解決要求に対する処理について、図4を参照して、DNSサーバ100の詳細な動作を説明する。図4は、第2の実施形態においてDNSサーバ100が名前解決要求に対して行う動作を示すフローチャートである。なお、DNSサーバ100における各構成要素の動作に関しては、図2における名称を用いて説明する。
以下は、端末300が、「2013/1/1 0:00:00」の時刻において、コンテンツCA411の名前解決を要求したときの動作である。
まず、端末300が、コンテンツCA411を示す名前情報である「CA.cdn.com」を含む名前解決要求をDNSサーバ100に対して送信する。
DNSサーバ100においては、名前解決要求受信部2が端末100から送信された名前解決要求を受け付ける(ステップS100)。
次に、TTL計算部4が、リソースレコードテーブル3から、受け付けた名前解決要求に含まれるコンテンツの名前情報に対応する有効期限時刻情報を取得する。すなわち、TTL計算部4は、リソースレコードテーブル3において、「CA.cdn.com」という情報を持つ「FQDN」欄に対応する「有効期限時刻」欄を検索し、当該「有効期限時刻」欄に保持された「2013/1/2 12:00:00」という情報を取得する。そして、TTL計算部4は、取得した有効期限時刻と、名前解決要求を受け付けた時刻との差から、TTLを計算する。具体的には、TTL計算部4は、有効期限時刻である「2013/1/2 12:00:00」と、受信した時刻である「2013/1/1 0:00:00」との差を計算し、その値を秒単位で表した「129600」をTTLとする(ステップS101)。
次に、名前解決応答送信部5が、名前解決応答を生成する。具体的には、名前解決応答送信部5は、リソースレコードテーブル3から、受信した名前解決要求に含まれるコンテンツの名前情報に対応する所在情報である「123.123.123.101」を取得し、TTL計算部4によって計算されたTTLを示すTTL情報と併せて、名前解決応答に含める。そして、名前解決応答送信部5は、生成された名前解決応答を、端末300に送信する(ステップS102)。
このようにして、名前解決装置21は、コンテンツCA411を保存しているコンテンツ配信サーバ400のIPアドレスと、TTLとを含む名前解決応答を端末300に提供することができる。
端末300は、受信した名前解決応答からコンテンツCA411のIPアドレスを得て、そのIPアドレスが指すコンテンツ配信サーバ400に対してコンテンツCA411へのアクセスを要求する。また、端末300は、受信した名前解決応答の内容を含む情報をキャッシュに保存する。
なお、ステップS101において、TTL計算部4は、リソースレコードテーブル3から取得した有効期限時刻情報が、名前解決要求を受け付けた時刻より前であった場合(以下、「有効期限時刻が経過していた場合」と称す)、TTLを「0」としても良い。有効期限時刻が経過していた場合、TTL計算部4は、リソースレコードテーブル3の当該有効期限時刻情報を含む「有効期限時刻」欄を、事前に設定された値、または、所定の値などを、元の有効期限時刻情報に加えた時刻によって更新してから、TTLを計算しても良い。
以上が、名前解決要求に対する処理である。
次に、4つのコンテンツの所在変更(以下では、「移動」とも称す)に対する処理について、図5を参照して、本実施形態における詳細な動作を説明する。図5は、第2の実施形態においてコンテンツ管理サーバ200とDNSサーバ100とがコンテンツ所在情報の変更に関して行う動作を示すフローチャートである。なお、DNSサーバ100、およびコンテンツ管理サーバ200における各構成要素の動作に関しては、図2における名称を用いて説明する。また、以下の動作は、コンテンツ管理サーバ200が、各コンテンツの移動を実行する前に行ったこととする。
まず、初めに、コンテンツ管理サーバ200が、コンテンツCD412を、コンテンツ配信サーバ402(IPアドレスは「123.123.123.103」)からコンテンツ配信サーバ400(IPアドレスは「123.123.123.101」)へ移動させる例について説明する。このときの変更予定時刻は、「2013/1/1 10:00:00」とする。また、DNSサーバ100におけるリソースレコードテーブル3は、図6に示す状態であるとする。
まず、コンテンツ管理サーバ200においてコンテンツ所在情報管理部32が、コンテンツCD412の所在変更に関する変更予定情報12を生成する。具体的には、コンテンツ所在情報管理部32は、変更対象であるコンテンツCD412の名前情報を「CD.cdn.com」とし、変更後の所在情報を「123.123.123.101」とし、変更予定時刻情報を「2013/1/1 10:00:00」とし、変更後の有効期限時刻情報を「2013/1/2 12:00:00」とした変更予定情報12を生成する。そして、コンテンツ所在情報管理部32は、DNSサーバ100に対して、生成した変更予定情報12を送信する(ステップA200)。
DNSサーバ100においては、リソースレコード管理部27が、コンテンツ管理サーバ200からの変更予定情報12を受け付ける(ステップB210)。
リソースレコード管理部27は、まず、受け付けた変更予定情報12に従って、リソースレコードテーブル3を更新する。ここで、図8を参照して、リソースレコード管理部27がリソースレコードを更新する際の動作を詳細に説明する。図8は、第2の実施形態においてDNSサーバ100が保有するリソースレコードテーブル3の状態遷移の一例を示す図である。
まず、リソースレコード管理部27は、リソースレコードテーブル3の「FQDN」欄において、変更予定情報12に含まれる名前情報に一致する情報を含むリソースレコードを選択する。リソースレコード管理部27に選択されたリソースレコードの状態は、図8における状態500に示すとおりである。
このとき、リソースレコード管理部27は、変更予定情報12に含まれる変更予定時刻情報が、選択されたリソースレコードにおける現在の有効期限時刻情報より前の時刻を示しているかどうかを確認する(ステップB211)。具体的には、図8の状態500に示すとおり、現在の有効期限時刻情報は「2013/1/1 12:00:00」であるため、変更予定時刻情報の方が、より前の時刻を示している。
変更予定時刻が現在の有効期限時刻情報より前だった場合、期限前変更であることをコンテンツ管理サーバ200に報告する(ステップB212)。例えば、リソースレコード管理部7は、コンテンツCD412の名前情報である「CD.cdn.com」と、変更前(現在)の有効期限時刻情報である「2013/1/1 12:00:00」という情報を含む期限前変更報告13をコンテンツ管理サーバ200に送信してもよい。なお、期限前変更報告13に含める情報は、上記に限定されない。すなわち、期限前変更報告13は、少なくともコンテンツ管理サーバ200が送信した変更予定情報12のいずれに対応する報告であるかを識別可能であればよい。
次に、リソースレコード管理部27は、選択されたリソースレコードにおいて、変更予定情報12に含まれる変更予定時刻情報によって「有効期限時刻」欄を上書きする(ステップB213)。具体的には、リソースレコード管理部27は、「2013/1/1 10:00:00」という情報を、選択されたリソースレコードの「有効期限時刻」欄に書き込む。リソースレコード管理部27によって更新された後のリソースレコードの状態は、図8における状態501に示すとおりである。
この後、リソースレコード管理部27は、変更予定時刻情報に到達した際に、選択されたリソースレコードにおける所在情報と有効期限時刻情報とを、変更予定情報12に含まれる情報によって更新する(ステップB214)。具体的には、リソースレコード管理部27は、図8における状態501の状態であるリソースレコードの「IPアドレス」欄に、変更後の所在情報である「123.123.123.101」を書き込む。さらに、リソースレコード管理部27は、「有効期限時刻」欄に、変更後の有効期限時刻情報である「2013/1/2 12:00:00」を書き込む。これにより、リソースレコード管理部27は、コンテンツCD412が移動された時刻に、コンテンツCD412に対応するリソースレコードを図8の状態502に示すとおりに更新する。
一方、コンテンツ管理サーバ200においては、期限前変更報告13を受信した場合、対処部33が、期限前変更に関する対処を実施してもよい(ステップA201、およびステップA202)。対処とは、コンテンツCD412の移動前の所在情報をキャッシュとして保持している端末がいることへの対処である。例えば、端末300が、キャッシュの有効期限時刻を迎える前の「2013/1/1 11:00」に、コンテンツCD412へアクセスする場合、端末300は、キャッシュされている移動前の所在であるコンテンツ配信サーバ402を示す所在情報を使用する。すると、コンテンツCD412は既にコンテンツ配信サーバ400へ移動しているため、端末300は、コンテンツCD412にアクセスできないことになる。なお、このようなアクセスができないという問題は、変更前の有効期限時刻を過ぎて、端末300のキャッシュが使用されなくなるまで、発生する可能性がある。すなわち、端末300が、変更前の有効期限時刻である「2013/1/2 12:00」を経過後にコンテンツCD412にアクセスする場合、DNSサーバ100へ名前解決要求を送信するので、移動後の所在であるコンテンツ配信サーバ400のIPアドレスを取得可能である。
そこで、対処部33は、期限前変更報告13を受けた後、このような事態を避けるための対処を行ってもよい。例えば、コンテンツ配信サーバ402に対して、コンテンツC412へのアクセス要求を受けた場合に、要求した端末をコンテンツ配信サーバ400へリダイレクトすることを指示しても良い。これにより、端末300は、コンテンツC412の移動後にも、途切れることなくコンテンツC412へのアクセスが可能となる。なお、端末をリダイレクトすることの指示、およびリダイレクトを実行する方法は、特許文献2に記載された方法などの一般的な技術を採用することができるので、本実施形態における詳細な説明は省略する。
次に、コンテンツ管理サーバ200が、コンテンツCA410を、コンテンツ配信サーバ400(IPアドレスは「123.123.123.101」)からコンテンツ配信サーバ401(IPアドレスは「123.123.123.102」)へ移動させる例について説明する。このときの変更予定時刻は、「2013/1/2 0:00:00」とする。また、このときの変更後の有効期限時刻情報は、「2013/1/3 12:00:00」とする。
コンテンツ管理サーバ200におけるステップA200と、DNSサーバ100における動作については、上述したコンテンツCD412の移動の場合と同様であるため、詳細な説明は省略する。
このコンテンツCA410の移動の場合においても、変更前の有効期限時刻は「2013/1/2 12:00:00」であるため、期限前変更報告13が、DNSサーバ100からコンテンツ管理サーバ200に対して送信される。
期限前変更報告13を受けて、対処部33は、上述した対処とは異なる回避策を実行しても良い。例えば、対処部33は、コンテンツ配信サーバ401へのコンテンツCA410の移動ではなく、コンテンツCA410の複製に切り替えてもよい。すなわち、対処部33は、コンテンツ配信サーバ401に対して、コンテンツCA410の複製を作成し、変更予定時刻から当該複製の提供を開始するよう指示する。一方、対処部33は、コンテンツ配信サーバ400に対して、変更予定時刻の後もコンテンツCA410の提供を継続し、変更前の有効期限時刻である「2013/1/2 12:00:00」において、コンテンツCA410を削除するよう指示する。これにより、端末300は、途切れることなくコンテンツCA410へのアクセスが可能となる。なお、コンテンツの複製の作成、およびコンテンツの削除の指示、並びに実行の方法については、一般的な技術を採用することができるので、本実施形態における詳細な説明は省略する。
次に、コンテンツ管理サーバ200が、コンテンツCC412を、コンテンツ配信サーバ401(IPアドレスは「123.123.123.102」)からコンテンツ配信サーバ402(IPアドレスは「123.123.123.103」)へ移動させる例について説明する。このときの変更予定時刻は、「2013/1/2 12:00:00」とする。また、このときの変更後の有効期限時刻情報は、「2013/1/3 0:00:00」とする。
コンテンツ管理サーバ200におけるステップA200と、DNSサーバ100におけるステップB210とについては、上述したコンテンツCD412の移動の場合と同様であるため、詳細な説明は省略する。
DNSサーバ100において、リソースレコード管理部27が、受け付けた変更予定情報12に従って、リソースレコードテーブル3を更新する動作についても、以下の点を除き、コンテンツCD412の移動の場合と同様である。すなわち、このコンテンツCC412の移動が上述した例と異なる点は、変更前(現在)の有効期限時刻は「2013/1/2 0:00:00」であるため、変更予定時刻より後だということである(ステップV211)。
リソースレコード管理部27は、期限前変更報告13の送信を行わずに、選択されたリソースレコードにおいて、変更予定情報12に含まれる変更予定時刻情報によって「有効期限時刻」欄を上書きする(ステップB213)。すなわち、リソースレコード管理部27は、有効期限時刻を、変更予定時刻情報の示す時刻まで延長する。なお、リソースレコード管理部27は、このタイミングで「有効期限時刻」欄の上書き(ステップB213)以降の動作を行わずに、変更前の有効期限時刻に達するまで待ってから実施しても良い。
コンテンツ管理サーバ200は、期限前変更の報告を受信しないので、そのまま動作を終了する(ステップA201)。
この場合、コンテンツCC412の移動の時点で、コンテンツCC412の移動前の所在情報をキャッシュとして保持したままとなる端末は存在しない。したがって、特に対処の必要なく、端末300は、コンテンツCC412の移動後も、途切れることなくコンテンツCC412へのアクセスが可能である。
最後に、コンテンツ管理サーバ200が、コンテンツCB411を、コンテンツ配信サーバ401(IPアドレスは「123.123.123.102」)からコンテンツ配信サーバ400(IPアドレスは「123.123.123.101」)へ移動させる例について説明する。このときの変更予定時刻は、「2013/1/1 12:00:00」とする。また、このときの変更後の有効期限時刻情報は、「2013/1/5 0:00:00」とする。
コンテンツ管理サーバ200におけるステップA200と、DNSサーバ100における動作については、上述したコンテンツCD412の移動の場合と同様であるため、詳細な説明は省略する。
このコンテンツCA411の移動の場合においても、変更前の有効期限時刻は「2013/1/3 14:00:00」であるため、期限前変更報告13が、DNSサーバ100からコンテンツ管理サーバ200に対して送信される。
期限前変更報告13を受けて、対処部33は、上述した対処とは異なる回避策を実行しても良い。例えば、対処部33は、期限前変更報告13に含まれる変更前の有効期限時刻情報に基づいて、端末がアクセスできない問題を回避するためにコンテンツCA411の変更予定時刻を再登録しても良い。すなわち、対処部33は、コンテンツCA411の移動処理を、変更前の有効期限時刻情報が示す「2013/1/3 14:00:00」以降に繰り延べ、新たな変更予定時刻を含む変更予定情報12を、DNSサーバ100へ送信してもよい。これにより、端末300は、途切れることなくコンテンツCA411へのアクセスが可能となる。
上述した4つのコンテンツの所在変更の結果、DNSサーバ100が保持するリソースレコードテーブル3は、図9に示す状態となる。図9は、第2の実施形態においてDNSサーバ100が保有するリソースレコードテーブル3の一例を示す図である。
以上、説明したように、本実施形態には、上述した第1の実施形態と同様の効果に加えて、さらに、コンテンツの所在情報の変更によって一時的にアクセスできない端末が発生する可能性への対処を取ることができるという効果もある。
その理由は、リソースレコード管理部27が送信した期限前変更報告13に基づいて、対処部33が、コンテンツの所在情報の変更によって一時的にアクセスできない端末が発生しないように対策を実行するからである。
また、本実施形態によれば、コンテンツの移動に合わせて、コンテンツごとにTTLを制御することができるという効果もある。これにより、ホストごとにTTLを制御する場合に比べて、本実施形態によれば、名前解決装置(DNSサーバ)が多数の端末から名前解決要求を受け取ることによる負荷をより効果的に軽減することが可能になる。なお、現在一般的なDNSでは、ホストごとにTTLを制御しているため、この技術を適用することによって効果が得られる範囲は大変広いことが期待できる。
その理由は、名前解決装置21においてリソースレコードテーブル3をFQDNとTTLとが一対一対応するように構成しているからである。
例えば、本実施形態においては、図9に示すように、同じコンテンツ配信サーバ400に保存されているコンテンツCB411とコンテンツCD413とが、異なる有効期限時刻(TTL)を持つことが可能である。しかし、一般的なDNSサーバでは、IPアドレスに紐付けしてTTLを設けているため、コンテンツごとに分けることはできない。すなわち、一般的なDNSでは、コンテンツCB411は、より長いTTLを付与することができるにもかかわらず、最もTTLが短いコンテンツCD413に合わせて制御されるという問題がある。
なお、本実施形態では、コンテンツ所在情報管理部32と対処部33とを、同じホストに含めて実現したが、これに限定されるものではない。すなわち、コンテンツ所在情報管理部32と対処部33とをそれぞれ別のホストに配置してもよい。このとき、名前解決装置21におけるリソースレコード管理部27は、ステップB212において、対処部33が動作するホストへ期限前変更報告13を送信する。
また、コンテンツ所在情報管理部32と対処部33とは、一方だけを利用することが可能である。すなわち、コンテンツ所在管理装置31において、対処部33を含まず、コンテンツ所在情報管理部32だけを用いてもよいし、その逆でもよい。
また、対処部33は、上述したとおり様々な対処を実行可能であるが、それらの対処のうち所定の一つだけを実行してもよいし、複数の対処を組み合わせて実行しても良い。また、対処部33は、予め与えられたルールに基づいて、対処を動的に選択して実行しても良い。
なお、上述した各実施形態において図1乃至図3に示した各部は、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捕らえることができる。ただし、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。このような場合のハードウェア環境の一例を図10を参照して説明する。図10は、本発明の各実施形態、および、その変形例に係る名前解決システムに適用可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成を例示する図である。すなわち、図10は、上述した各実施形態における名前解決装置1、名前解決装置21、コンテンツ所在管理装置31、DNSサーバ100、コンテンツ管理サーバ200、端末300、およびコンテンツ配信サーバ400〜402の少なくとも何れかを実現可能コンピュータの構成であって、上述した各実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を示す。
図10に示したコンピュータ900は、CPU(Central Processing Unit)901、ROM(Read Only Memory)902、RAM(Random Access Memory)903、通信インタフェース(I/F)904、ディスプレイ905、及びハードディスク装置(HDD)906を備え、これらがバス907を介して接続された構成を有する。なお、図10に示したコンピュータが名前解決装置1、名前解決装置21、コンテンツ所在管理装置31、DNSサーバ100、コンテンツ管理サーバ200、およびコンテンツ配信サーバ400〜402として機能する場合、ディスプレイ905は常時設けられる必要はない。また、通信インタフェース904は、上述した各実施形態において、当該各コンピュータ間における通信を実現する一般的な通信手段である。ハードディスク装置906には、プログラム群906Aと、各種の記憶情報906Bとが格納されている。プログラム群906Aは、例えば、上述した図1および図2に示した各ブロック(各部)に対応する機能を実現するためのコンピュータ・プログラムである。各種の記憶情報906Bは、例えば、図1および図2に示したリソースレコードテーブル3などである。このようなハードウェア構成において、CPU901は、コンピュータ900の全体の動作を司る。
そして、上述した各実施形態を例に説明した本発明は、各実施形態の説明において参照したブロック構成図(図1乃至図3)あるいはフローチャート(図4および図5)の各機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを供給した後、そのコンピュータ・プログラムを、当該ハードウェアのCPU901に読み出して実行することによって達成される。また、このコンピュータ内に供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能な一時記憶メモリ903またはハードディスク装置906などの不揮発性の記憶デバイス(記憶媒体)に格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該各装置内へのコンピュータ・プログラムの供給方法は、フロッピーディスク(登録商標)やCD−ROM等の各種記録媒体を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信ネットワーク1000を介して外部よりダウンロードする方法等のように、現在では一般的な手順を採用することができる。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムを構成するコード、或いは係るコードが記録されたところの、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
1 名前解決装置
2 名前解決要求受信部
3 リソースレコードテーブル
4 TTL計算部
5 名前解決応答送信部
6 記憶装置
7 リソースレコード管理部
10 名前解決要求
11 名前解決応答
12 変更予定情報
13 期限前変更報告
21 名前解決装置
27 リソースレコード管理部
31 コンテンツ所在管理装置
32 コンテンツ所在情報管理部
33 対処部
100 DNSサーバ
200 コンテンツ管理サーバ
300 端末
400〜402 コンテンツ配信サーバ
410 コンテンツCA
411 コンテンツCB
412 コンテンツCC
413 コンテンツCD
500〜502 コンテンツCA410に関するリソースレコードの状態
900 情報処理装置(コンピュータ)
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 通信インタフェース(I/F)
905 ディスプレイ
906 ハードディスク装置(HDD)
906A プログラム群
906B 各種の記憶情報
907 バス
1000 ネットワーク(通信ネットワーク)

Claims (10)

  1. コンテンツの名前を表す名前情報と、前記コンテンツの所在を表す所在情報と、前記名前情報と前記所在情報とを対応付けた情報であるキャッシュに対する有効期限を表す有効期限時刻情報とを含むリソースレコードテーブルと、
    前記所在情報を変更する時刻を表す変更予定時刻情報と、変更対象を表す名前情報と、変更した後の所在情報を表す変更後の所在情報と、変更した後の有効期限時刻を表す変更後の有効期限時刻情報とを含む変更予定情報を取得し、前記変更予定情報に従って、前記リソースレコードテーブルを更新し、前記変更予定時刻情報が更新前のリソースレコードテーブルに含まれる前記有効期限時刻情報より前だった場合、期限前変更報告を所定の方法で提示するリソースレコード管理手段と、
    所望の名前情報を含む名前解決要求を受け付ける名前解決要求受信手段と、
    前記所望の名前情報に対応する有効期限時刻情報を前記リソースレコードテーブルから取得し、取得した前記有効期限時刻情報に基づいて、前記キャッシュの有効期間を示すTTLを計算するTTL計算手段と、
    前記所望の名前情報に対応する所在情報を前記リソースレコードテーブルから取得し、取得した所在情報と、前記所望の名前情報と、前記TTLを示すTTL情報とを含む名前解決応答を生成し、前記名前解決要求の送信者に対して前記名前解決応答を送信する名前解決応答送信手段と
    を備える名前解決装置。
  2. 前記リソースレコードテーブルは、前記コンテンツごとに前記有効期限時刻情報を付与する
    ことを特徴とする請求項1記載の名前解決装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の名前解決装置が有する前記リソースレコード管理手段から前記期限前変更報告を受信し、受信した前記期限前変更報告に応じて、所定の対処を実施する対処手段を備える
    ことを特徴とするコンテンツ所在管理装置。
  4. 前記変更予定情報を生成し、請求項1または請求項2に記載の名前解決装置が有する前記リソースレコード管理手段に対して、前記変更予定情報を送信するコンテンツ所在情報管理手段を備える
    ことを特徴とするコンテンツ所在管理装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載の名前解決装置と、請求項3に記載のコンテンツ所在管理装置とを含むことを特徴とする名前解決システム。
  6. 請求項1または請求項2に記載の名前解決装置と、請求項4に記載のコンテンツ所在管理装置とを含むことを特徴とする名前解決システム。
  7. 情報処理装置を用いて、
    コンテンツの所在情報を変更する時刻を表す変更予定時刻情報と、変更対象であるコンテンツを表す名前情報と、変更した後の所在情報を表す変更後の所在情報と、変更した後の有効期限時刻を表す変更後の有効期限時刻情報とを含む変更予定情報を取得し、
    前記変更予定情報に従って、前記コンテンツの名前を表す名前情報と、前記コンテンツの所在を表す所在情報と、前記名前情報と前記所在情報とを対応付けた情報であるキャッシュに対する有効期限を表す有効期限時刻情報とを含むリソースレコードテーブルを更新し、
    前記変更予定時刻情報が更新前のリソースレコードテーブルに含まれる前記有効期限時刻情報より前だった場合、期限前変更報告を所定の方法で提示し、
    所望の名前情報を含む名前解決要求を受け付けた場合に、
    前記所望の名前情報に対応する有効期限時刻情報を前記リソースレコードテーブルから取得し、
    取得した前記有効期限時刻情報に基づいて、前記キャッシュの有効期間を示すTTLを計算し、
    前記所望の名前情報に対応する所在情報を前記リソースレコードテーブルから取得し、
    取得した所在情報と、前記所望の名前情報と、前記TTLを示すTTL情報とを含む名前解決応答を生成し、
    前記名前解決要求の送信者に対して前記名前解決応答を送信する名前解決方法。
  8. 前記リソースレコードテーブルは、前記コンテンツごとに前記有効期限時刻情報を付与する
    ことを特徴とする請求項7記載の名前解決方法。
  9. コンテンツの所在情報を変更する時刻を表す変更予定時刻情報と、変更対象であるコンテンツを表す名前情報と、変更した後の所在情報を表す変更後の所在情報と、変更した後の有効期限時刻を表す変更後の有効期限時刻情報とを含む変更予定情報を取得し、前記変更予定情報に従って、前記コンテンツの名前を表す名前情報と、前記コンテンツの所在を表す所在情報と、前記名前情報と前記所在情報とを対応付けた情報であるキャッシュに対する有効期限を表す有効期限時刻情報とを含むリソースレコードテーブルを更新し、前記変更予定時刻情報が更新前のリソースレコードテーブルに含まれる前記有効期限時刻情報より前だった場合、期限前変更報告を所定の方法で提示するリソースレコード管理処理と、
    所望の名前情報を含む名前解決要求を受け付ける名前解決要求受信処理と、
    前記所望の名前情報に対応する有効期限時刻情報を前記リソースレコードテーブルから取得し、取得した前記有効期限時刻情報に基づいて、前記キャッシュの有効期間を示すTTLを計算するTTL計算処理と、
    前記所望の名前情報に対応する所在情報を前記リソースレコードテーブルから取得し、取得した所在情報と、前記所望の名前情報と、前記TTLを示すTTL情報とを含む名前解決応答を生成し、前記名前解決要求の送信者に対して前記名前解決応答を送信する名前解決応答送信処理とをコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム。
  10. 前記リソースレコードテーブルは、前記コンテンツごとに前記有効期限時刻情報を付与する
    ことを特徴とする請求項9記載のコンピュータ・プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017143421A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 日本電信電話株式会社 Enumキャッシュ設定システム、enum権威サーバおよびenumキャッシュ設定方法

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