JP2017143419A - 撮像装置、撮像方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動画撮影中に決定的な瞬間が発生した場合であっても、撮影終了後の編集作業を簡易にすることができる撮像装置、撮像方法およびプログラムを提供する。【解決手段】撮像装置1は、被写体を連続的に撮像し、時間的に連続する画像データで構成される動画データを生成可能な撮像部2と、動画データに対応する動画を表示可能な表示部3と、動画データに対して、インデックスを付加する指示信号の入力を受け付けるタッチパネル4と、タッチパネル4から指示信号が入力された場合、指示信号が入力された時刻から所定時間遡った時刻に動画データのインデックスを付加する撮影制御部74と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、被写体を撮像して該被写体の画像データを生成する撮像装置、撮像方法およびプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置において、動画撮影を行いながら静止画撮影を行うことができる技術が知られている(特許文献1参照)。この技術では、動画撮影中にシャッタ操作があった場合、このシャッタ操作が行われたタイミングを記録し、動画撮影終了後にタイミングに基づいて動画データから切り出すことによって、動画撮影と静止画撮影との両立を実現している。
特開平7−143439号公報
ところで、従来の動画撮影では、静止画撮影と異なり、常に撮影を続けているため、撮影中に決定的な瞬間があり、この決定的な瞬間を含む一部の区間のみを記録したい場合、動画撮影終了後に再生しながら決定的な瞬間を探して編集作業を行わなければならなかった。このため、従来の動画撮影では、撮影時間が長くなるほど、確認、観察、編集作業が煩雑になるという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、撮影時間が長くなった場合であっても、撮影終了後の確認、観察、編集作業を簡易にすることができる撮像装置、撮像方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、被写体を連続的に撮像し、時間的に連続する画像データで構成される動画データを生成可能な撮像部と、前記動画データに対応する動画を表示可能な表示部と、前記動画データに対して、インデックスを付加する指示信号の入力を受け付ける入力部と、前記入力部から前記指示信号が入力された場合、前記指示信号が入力された時刻から所定時間遡った時刻に前記動画データのインデックスを付加する撮影制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る撮像方法は、被写体を連続的に撮像し、時間的に連続する画像データで構成される動画データを生成可能な撮像部と、前記動画データに対応する動画を表示可能な表示部と、を備えた撮像装置が実行する撮像方法であって、前記動画データに対して、インデックスを付加する指示信号の入力を受け付ける入力ステップと、前記入力ステップにおいて前記指示信号が入力された場合、前記指示信号が入力された時刻から所定時間遡った時刻に前記動画データのインデックスを付加する撮影制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、被写体を連続的に撮像し、時間的に連続する画像データで構成される動画データを生成可能な撮像部と、前記動画データに対応する動画を表示可能な表示部と、を備えた撮像装置に、前記動画データに対して、インデックスを付加する指示信号の入力を受け付ける入力ステップと、前記入力ステップにおいて前記指示信号が入力された場合、前記指示信号が入力された時刻から所定時間遡った時刻に前記動画データのインデックスを付加する撮影制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、撮影時間が長くなった場合であっても、撮影終了後の確認、観察、編集作業を簡易にすることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の機能構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置が実行する処理の概要を示すフローチャートである。 図3は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の表示部が表示するライブビュー画像の一例を示す図である。 図4は、図2の動画撮影処理の概要を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の表示部が表示する撮影モードアイコンの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の表示部が表示するインデックス付加を推奨する旨の情報の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の表示部が表示するライブビュー画像の別の一例である。 図8は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の特徴検出部によって検出された特徴量の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の表示部が表示するインデックス終了の指示信号の入力を受け付けるアイコンの一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の表示部がレックビュー表示する際の画像の一例を示す図である。 図11は、図2の再生処理の概要を示すフローチャートである。 図12は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の表示部が表示する動画のサムネイル画像の一例を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の表示部が表示する動画の一例を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態2に係る撮像装置が実行する動画撮影処理の概要を示すフローチャートである。 図15は、本発明の実施の形態2に係るタイムマシン撮影を模式的に説明する図である。 図16は、本発明の実施の形態2に係る撮像装置の撮影制御部が仮記録部から取得する画像データの一例を示す図である。 図17は、本発明の実施の形態2に係る撮像装置の撮影制御部が動画データ記録部に記録する動画ファイルの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付して説明する。
(実施の形態1)
〔撮像装置の構成〕
図1は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の機能構成を示すブロック図である。図1に示す撮像装置1は、撮像部2と、表示部3と、タッチパネル4と、操作部5と、記録部6と、制御部7と、を備える。
撮像部2は、制御部7の制御のもと、被写体を撮像し、被写体の画像データを生成する。また、撮像部2は、被写体を連続的に撮像し、時間的に連続する画像データで構成される動画データを生成する。撮像部2は、被写体像を結像する光学系、この光学系が結像した被写体像を受光して光電変換を行うことによって被写体の画像データを生成するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子と、光学系が集光した光の入射量を制限することによって露出の調整を行う絞りと、撮像素子の状態を露光状態または遮光状態に設定するシャッタと、を有する。
表示部3は、制御部7の制御のもと、撮像部2が生成した画像データに対応する画像、撮像部2が生成した動画データに対応する動画、または撮像装置1に関する各種の情報を表示する。また、表示部3は、記録部6が記録する画像データに対応する画像を再生して表示する。表示部3は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)等の表示パネルを用いて構成される。
タッチパネル4は、表示部3の表示領域に重畳して設けられ、外部からの物体が接触した接触位置(タッチ位置)に応じた信号の入力を受け付け、この信号を制御部7へ出力する。本実施の形態1では、タッチパネル4が入力部として機能する。
操作部5は、撮像装置1の各種操作に関する信号の入力を受け付ける。操作部5は、少なくとも静止画撮影を指示するレリーズ信号の入力を受け付けるレリーズスイッチ51と、撮像部2に動画撮影の開始を指示する開始信号および撮像部2に動画撮影の終了を指示する終了信号の入力を受け付ける動画スイッチ52と、撮像装置1の各種の操作信号の入力を受け付ける十字スイッチ53と、十字スイッチ53によって選択された設定等を決定する指示信号の入力を受け付けるOKスイッチ54と、を有する。十字スイッチ53およびOKスイッチ54は、動画スイッチ52が開始信号の入力を受け付けてから終了信号の入力を受け付けるまで撮像部2に被写体を連続的に撮像させて動画データを生成させる動画モード、または動画スイッチ52から開始信号が入力されてから予め設定された時間(例えば4秒)だけ撮像部2に被写体を連続的に撮像させて動画データを生成させるショートムービーモードを設定する指示信号の入力を受け付ける。
記録部6は、撮像部2が生成した画像データまたは撮像装置1に関する各種情報を記録する。記録部6は、撮像装置1が実行するプログラムを記録するプログラム記録部61と、静止画データを記録する静止画データ記録部62と、所定の時間だけ撮影された動画データであって、異なる撮影時刻で撮影され、特殊効果処理、フレームレートおよび動画フォーマットが同じ動画データと連結可能な動画データ(以下、「ショートムービー」という)を記録するショートムービー記録部63と、動画データを記録する動画データ記録部64と、撮像部2が生成した画像データ(ライブビュー画像データや動画データ)を一時的に記録する仮記録部65と、を有する。
ここで、フレームレートとは、15fps、20fps、30fps、50fpsおよび60fps等である。また、動画フォーマットとは、H.264、AVCHD方式、MPEG4方式、AVI方式およびMOV形式等である。さらに、特殊効果処理とは、後述する画像処理部71による複数の画像処理を組み合わせて視覚的な効果を生じさせる処理である。ここで、複数の画像処理とは、ソフトフォーカス処理、シェーディング処理、合成処理、HDR処理および彩度強調処置等である。記録部6は、撮像装置1の外部から着脱自在に装着されるメモリカード、揮発性メモリおよび不揮発性メモリ等を用いて構成される。また、ショートムービー記録部63は、特殊効果処理の種別、フレームレートおよび動画フォーマットの組み合わせ毎に生成された複数のアルバム(フォルダ)を有する。
制御部7は、撮像装置1を構成する各部を統括的に制御する。制御部7は、タッチパネル4から入力される信号または操作部5から入力される操作信号に基づいて、撮像装置1を構成する各部を制御する。制御部7は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて構成される。ここで、制御部7の詳細な構成について説明する。制御部7は、画像処理部71と、特徴検出部72と、判定部73と、撮影制御部74と、表示制御部75と、を有する。
画像処理部71は、撮像部2が生成した画像データに対して所定の画像処理を行う。ここで、所定の画像処理とは、少なくともA/D変換処理、オプティカルブラック減算処理、ホワイトバランス調整処理、撮像部2の撮像素子がベイヤー配列の場合には画像データの同時化処理、カラーマトリクス演算処理、γ補正処理、色再現処理およびエッジ強調処理等を含む基本の画像処理を行う。また、画像処理部71は、撮影時刻が異なる複数のショートムービーのデータを連結することによって一つの動画データを生成する。また、画像処理部71は、画像データまたは動画データに対して、複数の画像処理を組み合わせることによって、視覚的な効果を生じさせる特殊効果処理を実行する。
特徴検出部72は、撮像部2が順次生成した動画データの特徴量を検出する。具体的には、特徴検出部72は、撮像部2が生成した時間的に前後する2つの動画フレーム(画像データ)に基づいて、被写体の動きベクトル、エッジおよび輝度差のいずれか1つ以上を検出する。もちろん、特徴検出部72は、周知のテンプレートマッチングを用いて被写体の顔を特徴量として検出してもよいし、被写体(人)の有無、被写体の人数および被写体の笑顔等を特徴量として検出してもよい。
判定部73は、特徴検出部72が検出した特徴量が予め設定された閾値を超えたか否かを判定する。具体的には、判定部73は、特徴検出部72が検出した特徴量が予め設定された閾値を超えたか否かを判定することによって、撮像部2が生成した画像データ(フレーム)が決定的瞬間であるか否かを判定し、特徴量が予め設定された閾値を超えた場合、決定的瞬間として判定する。ここで、予め設定された閾値とは、特徴検出部72が特徴量として被写体の動きベクトルを検出する場合、例えば被写体が停止した状態から急に動き出したり、走り出したりすることによって、直前のフレームで検出された動きベクトルと現在のフレームで検出された動きベクトルとの差による値であり、適宜設定することができる。もちろん、被写体の種類に応じて閾値を変更してもよい。例えば、被写体が人の場合、隣接するフレーム間で被写体の移動ベクトルが小さいため、閾値を小さく設定してもよいし、被写体が子供や動物の場合、被写体の移動ベクトルを大人より大きく設定してもよい。さらに、被写体の輝度差やエッジの場合であっても、閾値を適宜変更することができる。さらにまた、被写体の顔の場合、隣接するフレーム間で被写体の数を閾値として設定してもよい。例えば判定部73は、特徴検出部72によって被写体が画像内に写らない状態から被写体の顔を検出した場合、閾値を超えたと判定してもよいし、1人から2人になった場合や3人以上検出した場合に閾値を超えたと判定してもよい。もちろん、判定部73は、特徴検出部72が被写体の笑顔を検出する場合、笑顔度を閾値として設定してもよい。
撮影制御部74は、レリーズスイッチ51からレリーズ信号が入力された場合、撮像部2に静止画撮影を実行させる。ここで、撮像部2における静止画撮影とは、撮像部2が出力した画像データに対し、画像処理部71が所定の画像処理を施す動作をいう。このように処理が施された静止画データは、撮影制御部74の制御のもと、静止画データ記録部62に記録される。また、撮影制御部74が、動画スイッチ52から動画信号が入力された場合、撮像部2に動画撮影を実行させる。ここで、撮像部2における動画撮影とは、撮像部2が順次出力した画像データに対し、画像処理部71が所定の画像処理(例えばフォーマット変換処理、ゲインアップ処理およびノイズリダクション処理等)を施し、動画データ記録部64に順次記録する動作をいう。また、撮影制御部74は、タッチパネル4または操作部5から表示部3が表示する動画に対し、インデックスを付加する指示信号が入力された場合、動画データ記録部64が記録する動画データにインデックスを付加し、かつ、インデックスを付加する指示信号が入力された時刻から所定時間の動画データを仮記録部65から取得して動画データ記録部64に記録する。この所定時間は数秒から数十秒オーダーのもので、後での確認可能な時間に応じて変えても良い。例えば、動画が増える場合などは短い方が良い。もちろん、所定時間を動画データのデータ量や撮影時間の比率に応じて適宜変更してもよく、例えば動画データを既に5分撮影している場合、所定時間を1分(5:1)としてもよい。
表示制御部75は、表示部3の表示態様を制御する。具体的には、表示制御部75は、撮像部2が生成した静止画データに対応する静止画または動画データに対応する動画を表示部3に表示させる。また、表示制御部75は、判定部73によって特徴量が閾値を超えたと判定された場合、インデックスの付加を推奨する旨の情報を動画に重畳して表示部3に表示させる。具体的には、表示制御部75は、インデックスの付加を推奨する旨の情報として、インデックスを付加する指示信号の入力を受け付けるアイコンを動画に重畳して表示部3に表示させる。もちろん、アイコン以外にも、例えばメッセージや音声等でインデックスの付加を推奨してもよい。さらに、表示制御部75は、アイコンをハイライト表示や強調表示等を行うことによって、他の情報と識別可能に表示部3に表示させてもよい。
〔撮像装置の処理〕
次に、撮像装置1が実行する処理について説明する。図2は、撮像装置1が実行する処理の概要を示すフローチャートである。
図2に示すように、まず、撮像装置1が撮影モードに設定されている場合(ステップS101:Yes)について説明する。この場合、表示制御部75は、撮像部2が連続的に生成する画像データに対応するライブビュー画像を表示部3に表示させる(ステップS102)。例えば、図3に示すように、表示制御部75は、撮像部2が連続的に生成する画像データに対応するライブビュー画像P1を表示部3に表示させる。
続いて、レリーズスイッチ51から静止画撮影の指示があった場合(ステップS103:Yes)、撮影制御部74は、撮像部2に静止画撮影を実行させる(ステップS104)。この場合、画像処理部71は、撮像部2が生成した画像データに対して、リサイズ処理したサムネイルを生成するとともに、撮像部2が生成した画像データ(RAWデータ)に対して所定の画像処理を行う。
その後、撮影制御部74、画像処理部71が画像処理を施した画像データとサムネイルとを対応付けて静止画データ記録部62に記録する(ステップS105)。
続いて、表示制御部75は、撮像部2が生成した画像データに対応する静止画を所定時間(例えば3秒)だけ表示部3にレックビュー表示(確認再生)させる(ステップS106)。もちろん、表示制御部75は、設定に応じてレックビュー表示を中止してもよい。
その後、操作部5を介して撮像装置1の電源がオフとなった場合(ステップS107:Yes)、撮像装置1は、本処理を終了する。これに対して、操作部5を介して撮像装置1の電源がオフとなっていない場合(ステップS107:No)、撮像装置1は、ステップS101へ戻る。
次に、ステップS103において、レリーズスイッチ51から静止画撮影の指示がなかった場合(ステップS103:No)について説明する。この場合において、動画スイッチ52から動画撮影の指示があったとき(ステップS108:Yes)、撮像装置1は、撮像部2が順次生成する画像データを動画データとして記録する動画撮影処理を実行する(ステップS109)。なお、動画撮影処理の詳細は、後述する。ステップS109の後、撮像装置1は、ステップS107へ移行する。
ステップS108において、動画スイッチ52から動作撮影の指示がなかったとき(ステップS108:No)、撮像装置1は、ステップS107へ移行する。
次に、撮像装置1が撮影モードに設定されていない場合(ステップS101:No)について説明する。この場合において、撮像装置1が再生モードに設定されているとき(ステップS110:Yes)、撮像装置1は、記録部6に記録された画像データまたは動画データを再生する再生処理を実行する(ステップS111)。なお、再生処理の詳細は、後述する。ステップS111の後、撮像装置1は、ステップS107へ移行する。
ステップS110において、撮像装置1が再生モードに設定されていないとき(ステップS110:No)、撮像装置1は、ステップS107へ移行する。
〔動画撮影処理〕
次に、図2において説明したステップS109の動画撮影処理の詳細について説明する。図4は、動画撮影処理の概要を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、制御部7は、撮像装置1の動画モードがショートムービーモードに設定されているか否かを判断する(ステップS201)。例えば、図5に示すように、操作部5が操作され、動画モードの種別を選択する指示信号が入力された場合、表示制御部75は、表示部3がライブビュー画像P1上に、動画モードにおける通常動画モードの設定を指示する指示信号の入力を受け付けるアイコンH1およびショートムービーモードの設定を指示する指示信号の入力を受け付けるアイコンH2を表示する。そして、撮像装置1は、ユーザがタッチパネル4または操作部5によってアイコンH1またはアイコンH2を選択することによって、撮像装置1の動画モードが通常動画モードまたはショートムービーモードに設定される。具体的には、図5に示す状況下において、ユーザがタッチパネル4または操作部5を操作することによってアイコンH2が選択された場合、撮像装置1は、動画モードをショートムービーモードに設定する。
制御部7によって撮像装置1の動画モードがショートムービーモードに設定されていると判断された場合(ステップS201:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS202へ移行する。これに対して、制御部7によって撮像装置1の動画モードがショートムービーモードに設定されていないと判断された場合(ステップS201:No)、撮像装置1は、後述するステップS203へ移行する。
ステップS202において、撮影制御部74は、撮像部2に規定時間(例えば5秒)だけ動画を撮影するショートムービー処理を実行する。ステップS202の後、撮像装置1は、図2のメインルーチンへ戻る。
ステップS203において、撮影制御部74は、撮像部2に画像データを順次生成させる動画撮影を開始させる。この場合、撮影制御部74は、撮像部2によって順次生成された画像データを、動画撮影が終了するまで、または所定時間(例えば60秒や3分)経過するまで仮記録部65に一時的に記録する。もちろん、撮影制御部74は、動画データ記録部64に作成された動画ファイルに、撮像部2によって順次生成された画像データを時系列に沿って順次記録し、仮記録部65の仮記録と並列させて記録させてもよい。
続いて、撮像装置1が動画撮影中において動画データにインデックスを付加するための操作部材を表示部3に常に表示させるインデックス表示モードである場合(ステップS204:Yes)、表示制御部75は、動画撮影中において動画データにインデックスを付加するための指示信号の入力を受け付ける入力部としての操作部材を表示部3に表示させる(ステップS205)。
具体的には、図6に示すように、表示制御部75は、表示部3が表示するライブビュー画像Pnに、動画データにインデックスを付加するための指示信号の入力を受け付けるインデックスモードであることを示すindexアイコンA1、アイコンA2およびアイコンA3を重畳して表示部3に表示させる。アイコンA2は、現在の撮影時刻から規定時間(例えば3秒)遡った時刻(時点)にインデックス(タイムスタンプやログ)を付加する指示信号の入力を受け付けるアイコンである。さらに、アイコンA2は、現時刻から規定時間遡って動画データを分割記録する指示信号の入力を受け付けるアイコンである。また、アイコンA3は、現在の撮影時刻にインデックス(タイムスタンプ)を付加する指示信号の入力を受け付けるアイコンである。さらに、アイコンA3は、現在の撮影時刻から動画データを分割記録する指示信号の入力を受け付けるアイコンである。ステップS205の後、撮像装置1は、後述するステップS209へ移行する。
ステップS204において、撮像装置1が動画撮影中において動画データにインデックスを付加するための操作部材を表示部3に常に表示させるインデックス表示モードでない場合(ステップS204:No)、撮像装置1は、ステップS206へ移行する。
続いて、特徴検出部72は、撮像部2が生成した画像データに基づいて、画像データに含まれる特徴量を検出する(ステップS206)。具体的には、特徴検出部72は、撮像部2が生成した時間的に前後する2つの画像データに基づいて、被写体の動きベクトル、エッジおよび輝度差のいずれか1つ以上を検出する。もちろん、特徴検出部72は、周知のテンプレートマッチングを用いて被写体の顔を特徴量として検出してもよいし、被写体(人)の有無、被写体の人数および被写体の笑顔等を特徴量として検出してもよい。
その後、判定部73は、撮像部2が生成した画像データが決定的瞬間であるか否かを判定する(ステップS207)。具体的には、判定部73は、特徴検出部72が検出した特徴量が予め設定された閾値を超えたか否かを判定することによって、撮像部2が生成した画像データが決定的瞬間であるか否かを判定し、特徴量が予め設定された閾値を超えた場合、決定的瞬間として判定する。判定部73が撮像部2によって生成された画像データを決定的瞬間であると判定した場合(ステップS207:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS208へ移行する。これに対して、判定部73が撮像部2によって生成された画像データを決定的瞬間でないと判定した場合(ステップS207:No)、撮像装置1は、後述するステップS215へ移行する。
ステップS208において、表示制御部75は、撮像装置1が動画撮影中において動画データにインデックスを付加するための操作部材を表示部3に表示させる。具体的には、図7に示すように、表示制御部75は、撮像装置1が動画撮影中において、表示部3がライブビュー画像Pmを表示している場合において、図8に示すように隣接するフレーム間において被写体O1が撮像装置1の撮像領域から入り込むことによって決定的瞬間となり、判定部73が特徴検出部72によって検出された特徴量が予め設定された閾値を超えたと判定されたとき、ライブビュー画像Pm+1上にindexアイコンA1、アイコンA2およびアイコンA3を重畳して表示部3に表示させる。これにより、ユーザは、インデックスモードを撮像装置1に設定していなくとも、例えば被写体O1が撮像装置1の撮像領域に写り込むことによって、特徴検出部72が被写体O1の顔を含む領域K1を特徴量として検出した場合(図7→図8)、表示制御部75によって撮像装置1が生成する動画データにインデックスを付加することが自動的に推奨される操作部材が表示されるので、動画編集中の作業において、撮影時の動画における決定的瞬間のインデックスが付加されないことを未然に防止することができる。さらに、ユーザは、現在のタイミングが決定的瞬間であると直感的に把握することができる。ステップS208の後、撮像装置1は、ステップS209へ移行する。
続いて、タッチパネル4を介してアイコンA2またはアイコンA3が操作されることによって、インデックス操作があった場合(ステップS209:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS210へ移行する。これに対して、タッチパネル4を介してアイコンA2またはアイコンA3が操作されず、インデックス操作がなかった場合(ステップS209:No)、撮像装置1は、後述するステップS215へ移行する。
ステップS210において、タッチパネル4を介してアイコンA3が操作されることによって、インデックスが付加時点である場合(ステップS210:Yes)、撮影制御部74は、撮像部2が生成する動画データに対し、現在の時刻(現時点)からインデックスを付加して分割記録を開始する(ステップS211)。具体的には、撮影制御部74は、動画データ記録部64に記録されている動画データに対し、現時刻にインデックスを付加する。さらに、撮影制御部74は、仮記録部65に一時的に記録されている動画データを取得し、現時刻(アイコンA3がタッチされた時点)からの動画データの記録を開始する分割撮影を開始する。この場合、撮影制御部74は、動画データ記録部64に、仮記録部65から取得した動画データを分割記録するための分割動画ファイルを作成し、この分割動画ファイルに動画データを記録する。
続いて、撮像装置1がインデックス付加モードに設定されている場合(ステップS212:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS213へ移行する。これに対して、撮像装置1がインデックス付加モードに設定されていない場合(ステップS212:No)、撮像装置1は、後述するステップS218へ移行する。
ステップS213において、動画データにインデックスが付加されてから規定時間経過した場合(ステップS213:Yes)、撮影制御部74は、動画データにインデックスの付加を終了して分割記録を終了する(ステップS214)。具体的には、撮影制御部74は、動画データ記録部64に記録されている動画データに対し、分割撮影の終了を示すフラグや識別子を付加する。さらに、撮影制御部74は、分割動画ファイルへ格納(記録)する動画データを停止させて分割撮影を終了する。
続いて、動画スイッチ52を介して動画終了操作があった場合(ステップS215:Yes)、撮影制御部74は、撮像装置1による動画撮影を終了する(ステップS216)。この場合において、撮影制御部74は、撮像装置1が分割撮影を行っているとき、動画ファイルと分割動画ファイルとを対応付けて1つの動画ファイルとして動画データ記録部64に記録する。なお、撮影制御部74は、動画ファイルおよび分割動画ファイルそれぞれを別に動画データ記録部64に記録してもよい。この場合、撮影制御部74は、動画ファイルと分割動画ファイルとを関連付けて動画データ記録部64に記録する。ステップS216の後、撮像装置1は、後述するステップS219へ移行する。
ステップS210において、タッチパネル4を介してアイコンA3が操作されず、アイコンA2が操作されることによって、インデックスが付加時点でない場合(ステップS210:No)、撮影制御部74は、現時点から規定時間遡って動画データにインデクスを付加して分割記録を開始する(ステップS217)。
具体的には、撮影制御部74は、動画データ記録部64に記録されている動画データに対し、現時刻から規定時間(例えば3秒や5秒)遡ってインデックスを付加する。さらに、撮影制御部74は、動画データ記録部64に分割撮影を行うための分割動画ファイルを作成し、この分割動画ファイルに、インデックスが付加された時刻からアイコンA3が操作された時刻までの動画データを仮記録部65から取得して記録(格納)するとともに、現時刻(アイコンA3がタッチされた時点)からの動画データを分割動画ファイルに記録する分割記録を開始する。これにより、現時刻から規定時間遡った動画データが記録される。この結果、ユーザが決定的瞬間にインデックスの付加を行うことができない場合や決定的瞬間が過ぎ去ってしまった場合であっても、規定時間遡って、インデックスを付加することができるので、動画編集作業を容易に行うことができる。このとき、図9に示すように、表示制御部75は、分割撮影を終了する指示信号の入力を受け付ける終了アイコンA4をライブビュー画像Pnに重畳して表示部3に表示させる。ステップS217の後、撮像装置1は、ステップS212へ移行する。
ステップS213において、動画データにインデックスが付加されてから規定時間が経過していない場合(ステップS213:No)、撮像装置1は、規定時間が経過するまで、この判断を続ける。
ステップS218において、タッチパネル4を介して再操作があった場合(ステップS218:Yes)、撮像装置1は、ステップS214へ移行する。具体的には、図9に示すように、タッチパネル4を介して終了アイコンA4が操作された場合、撮像装置1は、ステップS214へ移行する。これに対して、タッチパネル4を介して再操作がなかった場合(ステップS218:No)、撮像装置1は、上述したステップS212へ戻る。
ステップS219において、撮像装置1における一連の動画撮影において分割動画がある場合(ステップS219:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS220へ移行する。ここで、一連の動画撮影とは、動画スイッチ52から動画撮影の指示信号が入力されてから、動画スイッチ52から動画撮影の終了を指示する指示信号が入力されるまでである。これに対して、撮像装置1における一連の動画撮影において分割動画がない場合(ステップS219:No)、撮像装置1は、図2のメインルーチンへ戻る。
ステップS220において、表示制御部75は、動画データ記録部64に記録された分割動画データに対応する分割動画を表示部3に再生させる。
図10は、表示部3が分割動作を表示する際のレックビュー画像の一例を示す図である。図10に示すように、表示制御部75は、分割動画を含むレックビュー画像D1を表示部3に再生させる。レックビュー画像D1には、一連の動画撮影において撮影した動画の撮影時間を示すタイムラインT1と、所定の時間間隔毎に生成された動画のサムネイル画像Sn1〜サムネイル画像Sn9と、分割動画のファイル名を示すアイコンF1と、再生中の動画D10と、動画アルバムを示すアイコンF2(動画ファイル)と、分割動画の撮影時間を示すタイムラインT2と、を含む。
図10に示すように、表示制御部75は、サムネイル画像Sn1〜サムネイル画像Sn9のうち、分割動画によって生成された撮影期間を代表するサムネイル画像を他のサムネイル画像と識別可能な状態で表示部3に表示させる。例えば、図10に示すように、表示制御部75は、分割動画によって生成された撮影期間を代表するサムネイル画像をハイライト表示(図10においてはハッチング処理によってハイライト表示を表現した)、強調表示および点滅表示のいずれかを行うことによって、他のサムネイル画像と識別可能に分割動画に対応するサムネイル画像を表示部3に表示させる。もちろん、表示制御部75は、分割動画に対応するサムネイル画像と通常のサムネイル画像との表示領域を変えることによって識別可能に表示部3に表示させてもよい。また、表示制御部75は、現在の撮影時刻に対応するバーB1をタイムラインT1上に重畳して表示部3に表示させる。さらに、表示制御部75は、分割動作の撮影時刻に対応するバーB2をタイムラインT2上に重畳して表示部3に表示させる。さらにまた、表示制御部75は、分割動画を複数回繰り返し再生してもよい。
続いて、操作部5を介して終了操作が行われた場合(ステップS221:Yes)、撮像装置1は、図2のメインルーチンへ戻る。これに対して、操作部5を介して終了操作が行われなかった場合(ステップS221:No)、撮像装置1は、ステップS220へ戻る。
〔再生処理〕
次に、図2において説明したステップS111の再生処理の詳細について説明する。図11は、再生処理の概要を示すフローチャートである。
図11に示すように、表示制御部75は、静止画データ記録部62に記録された静止画データに対応する静止画画像および動画データ記録部64に記録された動画データに対応する動画それぞれのサムネイル表示を開始する(ステップS301)。
続いて、サムネイル画像を表示するデータが静止画である場合(ステップS302:Yes)、表示制御部75は、静止画サムネイル画像を表示部3に表示させる(ステップS303)。ステップS303の後、撮像装置1は、後述するステップS305へ移行する。
ステップS302において、サムネイルを表示するデータが静止画でない場合(ステップS302:No)、表示制御部75は、動画サムネイル画像を表示部3に表示させる(ステップS304)。具体的には、図12に示すように、表示制御部75は、動画サムネイル画像D100を表示部3に表示させる。この場合において、動画サムネイル画像D100に対応する動画ファイルに分割動画ファイルが記録されているとき、表示制御部75は、分割動画ファイル名を動画サムネイル画像D100に重畳して表示部3に表示させる。例えば、図12に示すように、表示制御部75は、分割動画ファイルF3〜分割動画ファイルF5を動画サムネイル画像D100に重畳して表示部3に表示させる。さらに、表示制御部75は、動画サムネイル画像D100に対応する動画ファイル名F6を重畳して表示部3に表示させる。ステップS304の後、撮像装置1は、後述するステップS305へ移行する。
続いて、サムネイル画像の一覧表示が終了した場合(ステップS305:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS307へ移行する。これに対して、サムネイル画像の一覧表示が終了していない場合(ステップS305:No)、撮像装置1は、次の画像ファイルを展開する(ステップS306)。ステップS306の後、撮像装置1は、ステップS302へ戻る。
ステップS307において、表示部3が表示する複数のサムネイル画像のいずれかからサムネイル画像が選択された場合(ステップS307:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS308へ移行する。これに対して、表示部3が表示する複数のサムネイル画像のいずれかからサムネイル画像が選択されていない場合(ステップS307:No)、撮像装置1は、後述するステップS310へ移行する。
ステップS308において、選択されたサムネイル画像が静止画である場合(ステップS308:Yes)、表示制御部75は、選択されたサムネイル画像に対応する静止画画像を表示部3に全画面表示させる(ステップS309)。
続いて、操作部5を介して再生処理を終了する場合(ステップS310:Yes)、撮像装置1は、図2のメインルーチンへ戻る。これに対して、操作部5を介して再生処理を終了しない場合(ステップS310:No)、撮像装置1は、上述したステップS307へ戻る。
ステップS308において、選択されたサムネイル画像が静止画でない場合(ステップS308:No)、撮像装置1は、ステップS311へ移行する。
続いて、選択されたサムネイル画像が動画である場合(ステップS311:Yes)において、選択されたサムネイル画像に対応する動画ファイルに分割動画(ショートムービー)があるとき(ステップS312:Yes)、表示制御部75は、動画ファイルに記録された動画データに対応する動画の再生を開始し、動画データに付加されたインデックスに到達した時点からインデックスが付加された区間(規定時間)の動画データ(ショートムービー)を所定回数(例えば2回)繰り返し再生した後、インデックスの区分の終了時点から後の動画データの再生を行う(ステップS313)。具体的には、図13に示すように、表示制御部75は、選択された動画サムネイルに対応する動画ファイルに記録された動画D200を再生する。この場合において、表示制御部75は、動画データにインデックスがあるとき、インデックスが付加された区間、例えば区間SM1、区間SM2および区間SM3に動画の再生時刻が到達した場合、この区間を分割動画として繰り返し再生して、動画を再生するステップS313の撮像装置1は、ステップS310へ移行する。
ステップS311において、選択されたサムネイル画像が動画である場合(ステップS311:Yes)において、選択されたサムネイル画像に対応する動画ファイルに分割動画がないとき(ステップS312:No)、表示制御部75は、動画ファイルに記録された動画データに対応する動画を表示部3に再生させる(ステップS314)。ステップS314の後、撮像装置1は、ステップS310へ移行する。
ステップS311において、選択されたサムネイル画像が動画サムネイル画像でない場合(ステップS311:No)、撮像装置1は、ステップS315へ移行する。
続いて、選択されたサムネイル画像がショートムービーサムネイル画像である場合(ステップS315:Yes)、表示制御部75は、選択されたサムネイル画像に対応する動画ファイルに記録された動画データを所定回数(例えば3回)繰り返し表示部3に再生させる(ステップS316)。ステップS316の後、撮像装置1は、ステップS310へ移行する。
ステップS315において、選択されたサムネイル画像がショートムービーサムネイル画像でない場合(ステップS315:No)、撮像装置1は、ステップS310へ移行する。
以上説明した本実施の形態1によれば、撮影制御部74がタッチパネル4または操作部5から動画データに対するインデックスを付加する指示信号が入力された場合、指示信号が入力された時刻から所定時間遡った時刻に動画データのインデックスを付加するので、動画撮影中に決定的な瞬間が発生した場合および/または撮影時間が長くなった場合であっても、であっても、撮影終了後の編集作業を簡易にすることができる。この所定時間は、画像判定や対象物の動きやユーザのレスポンスを考慮して変化させたものであってもよく、あらかじめこれらを考慮して、あるいは確認のしやすさを考慮して決定した特定の値であってもよい。
また、本実施の形態1によれば、撮影制御部74がインデックスを付加した時刻から指示信号が入力された時刻までの動画データを仮記録部65から取得して動画データ記録部64に記録するので、動画撮影中に決定的な瞬間が発生した場合であっても、この決定的瞬間を含む動画データを通常の動画データと別途に記録するので、撮影終了後の編集作業を容易にすることができる。ダイジェストでこの別記録動画(ファイル)だけを見れば良く、それで要望を満たしていれば、それだけを残して動画部のファイルは捨てても、管理がしやすく、探しやすく、ユーザの負担がなくなる。また、ダイジェストだけでは不満な場合は、動画ファイルが残っているので、これで、そのダイジェストが作られる過程などを楽しめるというメリットがある。ユーザは、これからさらに凝った編集も出来るので、常に決定的瞬間を集めた動画を撮影して繋ぐより、気楽に撮影が可能となる。
また、本実施の形態1によれば、表示制御部75が判定部73によって特徴量が所定の閾値を超えたと判定された場合、インデックスの付加を推奨する旨の情報を動画に重畳して表示部3に表示させるので、ユーザが決定的瞬間を直感的に把握することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態2に係る撮像装置は、上述した実施の形態1と同一の構成を有し、撮像装置が実行する動画処理のみ異なる。以下においては、本実施の形態2に係る撮像装置が実行する動画処理について説明する。なお、上述した実施の形態1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
〔動画撮影処理〕
図14は、本発明の実施の形態2に係る撮像装置1が実行する動画撮影処理の概要を示すフローチャートである。図14において、ステップS401〜ステップS403は、上述した図4のステップS201〜ステップS203それぞれに対応する。
ステップS404において、特徴検出部72は、撮像部2が生成した画像データに基づいて、画像データに含まれる特徴量を検出する(ステップS404)。具体的には、特徴検出部72は、撮像部2が生成した時間的に前後する2つの画像データに基づいて、被写体の動きベクトル、エッジおよび輝度差のいずれか1つ以上を検出する。もちろん、特徴検出部72は、周知のテンプレートマッチングを用いて被写体の顔を特徴量として検出してもよいし、被写体(人)の有無、被写体の人数および被写体の笑顔等を特徴量として検出してもよい。
続いて、判定部73は、撮像部2が生成した画像データが決定的瞬間であるか否かを判定する(ステップS405)。具体的には、判定部73は、特徴検出部72が検出した特徴量が予め設定された閾値を超えたか否かを判定することによって、撮像部2が生成した画像データが決定的瞬間であるか否かを判定し、特徴量が予め設定された閾値を超えた場合、決定的瞬間として判定する。判定部73が撮像部2によって生成された画像データを決定的瞬間であると判定した場合(ステップS405:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS406へ移行する。これに対して、判定部73が撮像部2によって生成された画像データを決定的瞬間でないと判定した場合(ステップS405:No)、撮像装置1は、後述するステップS411へ移行する。
ステップS406において、表示制御部75は、撮像装置1が動画撮影中において動画データにインデックスを付加するための操作部材(図7を参照)を表示部3に表示させる。
続いて、タッチパネル4を介してアイコンA3が操作されることによって、インデックス操作があった場合(ステップS407:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS408へ移行する。これに対して、タッチパネル4を介してアイコンA3が操作されず、インデックス操作がなかった場合(ステップS407:No)、撮像装置1は、後述するステップS411へ移行する。
ステップS408において、タッチパネル4を介してアイコンA3が操作されることによって、規定時間遡って記録するタイムマシン撮影である場合(ステップS408:Yes)、撮影制御部74は、撮像部2が生成する動画データに対し、現時点(現在の時刻)からインデックスを付加するとともに、規定時間遡って記録する(ステップS409)。具体的には、図15に示すように、撮影制御部74は、動画データ記録部64に記録されている動画データに対して、フレームC6の時点において、タッチパネル4を介してアイコンA3が操作された場合、動画データに対して現時刻から規定時間(例えば3フレーム前)遡ってインデックスを付加し、かつ、仮記録部65に一時的に記録されている動画データを用いて、現時刻(アイコンA3がタッチされた時点)から規定時間遡った時間の動画データ(例えば図16のフレームC3〜フレームC5の動画データD1)の記録を取得する。さらに、撮影制御部74は、図17に示すように、一連の動画ファイルF300とタイムマシン撮影である分割動画ファイルF310とを対応付けた動画ファイルF400を動画データ記録部64に記録する。
その後、動画スイッチ52を介して動画終了操作があった場合(ステップS411:Yes)、撮影制御部74は、撮像装置1による動画撮影を終了する(ステップS412)。ステップS412の後、撮像装置1は、図2のメインルーチンへ戻る。これに対して、動画スイッチ52を介して動画終了操作がなかった場合(ステップS411:No)、撮像装置1は、上述したステップS404へ戻る。
ステップS408において、タッチパネル4を介してアイコンA3が操作されることなく、規定時間遡って記録するタイムマシン撮影でない場合(ステップS408:No)、撮影制御部74は、動画データにインデックスを付加する(ステップS410)。ステップS410の後、撮像装置1は、ステップS411へ移行する。
以上説明した本発明の実施の形態2によれば、撮像装置1に設定されたモードに関わらず、表示制御部75が判定部73によって特徴量が所定の閾値を超えたと判定された場合、インデックスの付加を推奨する旨の情報を動画に重畳して表示部3に表示させるので、ユーザが決定的瞬間を直感的に把握することができる。
(その他の実施の形態)
また、本発明に係る撮像装置は、デジタルスチイルカメラ以外にも、デジタルビデオカメラ、撮像機能を有するタブレット型携帯機器等の電子機器および内視鏡や顕微鏡で撮像された医療用、産業用分野の画像データに対応する画像を表示する表示装置等にも適用することができる。内視鏡に用いる場合において、例えばNBI観察を行っているとき、重要シーン判定などでNBI観察等の特殊条件での撮影を所定時間だけ行い、または行わせ、この所定時間を経過した場合、通常の観察に戻すようにしてもよい。この時、画像判定に要した時間やユーザのレスポンスなどを考慮した所定時間前から記録を開始するようにしてもよい。特に検査装置で記録画像から目視判断する場合は、対象物に対して、即座に画質モード選べたり、接続する、しないを選べたりする仕様は大変便利で、緊迫した状況での利用で便利であり、決定的瞬間を逃すことがない。不要なシーンを記録しない場合などはショートムービーの無駄がなくてよい。また、重要な部位は別記録動画処理以外に画質を上げて静止画撮影してもよい。動画の中に静止画を織り込んだ場合、さっと全体を概観したい場合があるが、今回の発明を適用すれば、静止画が動画化されて表示され、そこに遷移効果などもあれば、見逃さず、正確な判断が可能となる。静止画が始まる遷移効果や音声情報付与などで、重要な部分を見逃さないような工夫も可能である。本発明の特徴たる細切れ動画の連結選択で重要なハイライトシーンだけの報告を簡単に行うことも出来る。
また、本発明に係る撮像装置に実行させるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルデータでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB媒体、フラッシュメモリ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本発明に係る撮像装置に実行させるプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。さらに、本発明に係る撮像装置に実行させるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
なお、本明細書におけるフローチャートの説明では、「まず」、「その後」、「続いて」等の表現を用いてステップ間の処理の前後関係を明示していたが、本発明を実施するために必要な処理の順序は、それらの表現によって一意的に定められるわけではない。即ち、本明細書で記載したフローチャートにおける処理の順序は、矛盾のない範囲で変更することができる。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態を含みうるものであり、特許請求の範囲によって特定される技術的思想の範囲内で種々の設計変更等を行うことが可能である。
1・・・撮像装置;2・・・撮像部;3・・・表示部;4・・・タッチパネル;5・・・操作部;6・・・記録部;7・・・制御部;51・・・レリーズスイッチ;52・・・動画スイッチ;53・・・十字スイッチ;54・・・OKスイッチ;61・・・プログラム記録部;62・・・静止画データ記録部;63・・・ショートムービー記録部;64・・・動画データ記録部;65・・・仮記録部;71・・・画像処理部;72・・・特徴検出部;73・・・判定部;74・・・撮影制御部;75・・・表示制御部

Claims (6)

  1. 被写体を連続的に撮像し、時間的に連続する画像データで構成される動画データを生成可能な撮像部と、
    前記動画データに対応する動画を表示可能な表示部と、
    前記動画データに対して、インデックスを付加する指示信号の入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部から前記指示信号が入力された場合、前記指示信号が入力された時刻から所定時間遡った時刻に前記動画データのインデックスを付加する撮影制御部と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像部が生成した前記動画データを時系列に沿って記録する記録部と、
    前記撮像部が生成した前記動画データを時系列に沿って順次仮記録する仮記録部と、
    をさらに備え、
    前記撮影制御部は、前記インデックスが付加された時刻から前記指示信号が入力された時刻までの前記動画データを前記仮記録部から取得して前記記録部に記録することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像部が順次生成した前記画像データの特徴量を検出する特徴検出部と、
    前記特徴検出部が検出した前記特徴量が所定の閾値を超えたか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記特徴量が前記閾値を超えたと判定された場合、前記インデックスの付加を推奨する旨の情報を前記動画に重畳して前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記表示制御部は、当該撮像装置による動画撮影が終了した場合において、前記動画データに前記インデックスが付加されているとき、前記仮記録部から取得した前記動画データに対応する動画を前記表示部に規定回数だけ繰り返し表示させることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 被写体を連続的に撮像し、時間的に連続する画像データで構成される動画データを生成可能な撮像部と、前記動画データに対応する動画を表示可能な表示部と、を備えた撮像装置が実行する撮像方法であって、
    前記動画データに対して、インデックスを付加する指示信号の入力を受け付ける入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて前記指示信号が入力された場合、前記指示信号が入力された時刻から所定時間遡った時刻に前記動画データのインデックスを付加する撮影制御ステップと、
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  6. 被写体を連続的に撮像し、時間的に連続する画像データで構成される動画データを生成可能な撮像部と、前記動画データに対応する動画を表示可能な表示部と、を備えた撮像装置に、
    前記動画データに対して、インデックスを付加する指示信号の入力を受け付ける入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて前記指示信号が入力された場合、前記指示信号が入力された時刻から所定時間遡った時刻に前記動画データのインデックスを付加する撮影制御ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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