JP2017142651A - 携帯型デバイス及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】よりセキュリティを向上させた携帯型デバイス及びプログラムを提供する。【解決手段】ウェアラブル端末1の制御部10は、提示部12、声紋認証部14、音声認識部15、内容判定部16及びロック解除部18を備える。提示部12は、ディスプレイ5にワンタイムパスワードを出力する。声紋認証部14は、提示部12による出力後にマイク4が受け付けた音声に基づき、声紋データを記憶する声紋データ記憶部32を参照して声紋認証を行い、認証を許可するか否かを判定する。内容判定部16は、音声をテキストデータに変換する音声認識部15が変換したテキストデータの内容が、ディスプレイ5に出力されたワンタイムパスワードに対応するものであるか否かを判定する。ロック解除部18は、声紋認証部14により認証を許可すると判定され、かつ、内容判定部16によりワンタイムパスワードに対応するものであると判定された場合、ロックを解除する。【選択図】図2

Description

本発明は、本人認証に使用する携帯型デバイス及びプログラムに関する。
従来、音声を使用して本人認証をする端末が開示されている(例えば、特許文献1)。特許文献1で開示されている端末は、音声を受け付け、声紋認証を行って本人であるか否かを判定し、また、音声認識をしてその結果を用いてアプリケーションを実行する。
国際公開第2014/109344号
上述の端末では、その端末の使用者の音声を予め録音しておき、使用者以外の者が録音した音声を用いた場合であっても、認証してしまう。そのため、使用者以外の者が、使用者になりすましてアプリケーションを実行できてしまうものであった。
そこで、本発明は、よりセキュリティを向上させた携帯型デバイス及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、出力部に文字列からなる提示データを出力する提示手段と、提示手段による出力後に音声受付部が受け付けた音声に基づき、認証を許可する声紋データを記憶する声紋データ記憶部を参照して声紋認証を行い、認証を許可するか否かを判定する声紋認証手段と、前記音声を文字列に変換する音声認識手段と、前記音声認識手段が変換した前記文字列の内容が、前記出力部に出力された前記提示データに対応するものであるか否かを判定する内容判定手段と、前記声紋認証手段により認証を許可すると判定され、かつ、前記内容判定手段により前記提示データに対応するものであると判定された場合に、認証を行う認証手段と、を備える携帯型デバイスである。
第2の発明は、第1の発明の携帯型デバイスにおいて、前記提示データは、ワンタイムパスワードであること、を特徴とする携帯型デバイスである。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の携帯型デバイスにおいて、前記提示データを生成する生成手段を備えること、を特徴とする携帯型デバイスである。
第4の発明は、第1の発明又は第2の発明の携帯型デバイスにおいて、他の装置から前記提示データを受信する受信手段を備えること、を特徴とする携帯型デバイスである。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの携帯型デバイスにおいて、前記出力部は、前記提示データを表示させるディスプレイであること、を特徴とする携帯型デバイスである。
第6の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの携帯型デバイスにおいて、前記出力部は、前記提示データに基づいて複数種類の色の光を順番に出力させる光出力装置であること、を特徴とする携帯型デバイスである。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかの携帯型デバイスにおいて、前記認証手段は、ロックを解除する処理を行い、前記認証手段による処理の後に前記音声受付部が受け付けた前記音声に対して前記音声認識手段が変換した前記文字列の内容に基づく処理を行う音声内容処理手段を備えること、を特徴とする携帯型デバイスである。
第8の発明は、第1の発明から第7の発明までのいずれかの携帯型デバイスにおいて、この携帯型デバイスをユーザが装着しているか否かを検知する着脱検知部を備え、前記認証手段は、さらに、前記着脱検知部が検知した場合に、前記認証を行うこと、を特徴とする携帯型デバイスである。
第9の発明は、第1の発明から第8の発明までのいずれかの携帯型デバイスにおいて、動きを検出するセンサ部と、動きのパターンを記憶するパターン記憶部と、を備え、前記認証手段は、前記センサ部により検出された動きが、前記パターン記憶部に記憶されたパターンに合致しているか否かを判定し、パターンに合致していると判定した場合に、前記認証を行うこと、を特徴とする携帯型デバイスである。
第10の発明は、第1の発明から第9の発明までのいずれかの携帯型デバイスとしてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、よりセキュリティを向上させた携帯型デバイス及びプログラムを提供することができる。
第1実施形態に係るウェアラブル端末の例を示す図である。 第1実施形態に係るウェアラブル端末の機能ブロックを示す図である。 第1実施形態に係るウェアラブル端末の記憶部の例を示す図である。 第1実施形態に係るウェアラブル端末のメイン処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るウェアラブル端末のロック解除処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るウェアラブル端末での表示例を示す図である。 第1実施形態に係るウェアラブル端末を用いた名刺交換での使用例を示す図である。 第2実施形態に係るウェアラブル端末を用いた決済での使用例を示す図である。 第2実施形態に係るウェアラブル端末を用いた病院での使用例を示す図である。 第3実施形態に係るウェアラブル端末の使用例を示す図である。 第3実施形態に係るウェアラブル端末の機能ブロックを示す図である。 第3実施形態に係るウェアラブル端末の記憶部の例を示す図である。 第3実施形態に係るウェアラブル端末のメイン処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(第1実施形態)
<ウェアラブル端末1>
図1は、第1実施形態に係るウェアラブル端末1の例を示す図である。
図2は、第1実施形態に係るウェアラブル端末1の機能ブロックを示す図である。
図3は、第1実施形態に係るウェアラブル端末1の記憶部30の例を示す図である。
図1に示すウェアラブル端末1(携帯型デバイス)は、音声によって本人認証処理を行い、各種処理に利用する装置である。各種処理とは、例えば、ウェアラブル端末1に記憶されたデータを用いた処理であり、物品購入時の決済処理や、名刺交換の処理等をいう。以下、この実施形態では、ウェアラブル端末1を用いて名刺交換をする処理を例に説明する。
ウェアラブル端末1は、図1(A)に示すように、例えば、ユーザPの腕(手首部分)に装着する腕時計型の装置である。この例では、ウェアラブル端末1は、本体部1aと、ベルト部1bとにより構成されている。
ウェアラブル端末1は、音声により、ユーザP本人であるか否かを判定する機能や、音声を認識する機能を有する。また、ウェアラブル端末1は、ユーザPの脈拍を計測することによって、ウェアラブル端末1が装着されているか否かを判定する機能を有する。さらに、ウェアラブル端末1は、動きを検出する機能を有する。
図2に示すように、ウェアラブル端末1は、マイク4(音声受付部)と、ディスプレイ5(出力部)と、着脱センサ6(着脱検知部)と、動きセンサ7(センサ部)と、通信部8と、電源ボタン9と、制御部10と、記憶部30とを備える。
マイク4は、音声を受け付ける装置である。マイク4は、図1に示すように、ユーザPがウェアラブル端末1を装着した状態で、ユーザPが発音した音声を取得可能な位置に設けられる。
ディスプレイ5は、液晶パネル等で構成される表示部としての機能を有する。ディスプレイ5は、図1に示すように、ユーザPがウェアラブル端末1を装着した状態で、ユーザPが視認可能な位置に設けられる。
着脱センサ6は、ウェアラブル端末1がユーザPに装着されているか否かを判断するための検出情報を取得する。
着脱センサ6は、例えば、脈拍センサである。着脱センサ6は、ユーザPとの接触面(この場合は、手首の皮膚)にセンサ接触面を接して、ユーザPの脈拍を検出する。着脱センサ6は、ユーザPの皮膚に伝播する心臓の鼓動に同期した振動を脈波として検出することで、心拍数を取得できる。
なお、着脱センサ6は、ユーザPに装着されているか否かが判断可能なものであれば、上述のセンサに限定されず、他のセンサであってもよい。
動きセンサ7は、例えば、加速度センサであり、ユーザPの動きを検出する。
通信部8は、外部の装置(端末等)との間で通信を行うためのインタフェースである。通信部8は、例えば、Bluetooth(登録商標)や、NFC(Near Field Communication)に代表される短距離無線通信を行うものであってもよいし、その他の通信方式(wi−fi、人体通信)を行うものであってもよい。また、通信部8は、複数の通信方法を組み合わせてもよい。
電源ボタン9は、このウェアラブル端末1の電源を投入し、又は、電源を切断するためのものである。
制御部10は、ウェアラブル端末1の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部10は、記憶部30に記憶されているアプリケーションプログラム等を適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、可変データ生成部11(生成手段)と、提示部12(提示手段)と、音声入力部13と、声紋認証部14(声紋認証手段)と、音声認識部15(音声認識手段)と、内容判定部16(内容判定手段)と、着脱判定部17と、ロック解除部18(認証手段)と、音声内容処理部19(音声内容処理手段)と、動作判定部20(動作判定手段)とを備える。
可変データ生成部11は、可変データ(提示データ)を生成する制御部である。ここで、可変データとは、都度変わるランダムなデータをいい、例えば、ワンタイムパスワードのような文字列である。可変データ生成部11は、利用者の本人確認等に用いる秘密の文字列(パスワード)として、短時間(例えば、1分等)のみ有効なその場限り(ワンタイム)の文字列を生成する。
提示部12は、可変データ生成部11が生成したワンタイムパスワードを、ディスプレイ5に表示させる制御部である。
音声入力部13は、マイク4を介して音声データの入力を受け付ける制御部である。
声紋認証部14は、音声入力部13が受け付けた音声データに基づいて、声紋によって本人認証を行う制御部である。
音声認識部15は、音声入力部13が受け付けた音声データをテキストデータに変換する制御部である。
内容判定部16は、音声認識部15が取得した音声の内容が、提示部12によりディスプレイ5に表示されたワンタイムパスワードに対応するものであるか否かを判定する制御部である。
着脱判定部17は、着脱センサ6からの検出情報に基づいて、ユーザPがウェアラブル端末1を装着しているか否かを判定する制御部である。
ロック解除部18は、声紋認証部14によって本人であることの認証が行われ、かつ、内容判定部16によって音声の内容が提示内容に対応するものであると判定された場合に、ウェアラブル端末1のロックを解除する処理を行う制御部である。
音声内容処理部19は、ロック解除部18によるロック解除処理後に、音声入力部13がマイク4を介して音声データを受け付けた場合に、音声認識部15がその音声データをテキストデータに変換して、音声の内容に基づく処理を行う制御部である。
動作判定部20は、動きセンサ7が検出した動作パターンが、動作パターン記憶部35に記憶された動作パターンに合致しているか否かを判定する制御部である。
なお、これらの各機能の詳細については、後述する。
記憶部30は、制御部10を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部30は、プログラム記憶部31と、声紋データ記憶部32と、処理内容データ記憶部33と、可変データ記憶部34と、動作パターン記憶部35とを備える。
プログラム記憶部31は、各種のプログラムを記憶する記憶領域である。
プログラム記憶部31は、処理プログラム31a(プログラム)を記憶している。処理プログラム31aは、制御部10の各機能を実行するためのプログラムである。
声紋データ記憶部32は、声紋認証に使用する声紋データを記憶する記憶領域である。声紋データ記憶部32は、例えば、このウェアラブル端末1を使用するユーザPの声紋データを記憶する。ウェアラブル端末1では、まず、事前処理として、ユーザPの声をマイク4から取得して分析し、声の特徴を抽出したパターンを声紋データとして、声紋データ記憶部32に記憶させる。
処理内容データ記憶部33は、処理内容のデータを記憶する記憶領域である。処理内容データ記憶部33は、図3(A)に示すように、処理項目と、その処理で使用する処理データとを対応付けて記憶する。処理項目は、このウェアラブル端末1を用いて行う処理の名称であり、例えば、決済、保険証、名刺交換等である。また、処理データは、処理で使用するデータである。処理データは、個人情報等の秘匿情報であり、暗号化されたデータである。処理項目が「決済」であれば、処理データは、例えば、クレジットカードのカード番号であり、処理項目が「保険証」であれば、処理データは、例えば、ユーザIDである。また、処理項目が「名刺交換」であれば、処理データは、例えば、ユーザPの氏名、電子メールアドレス、電話番号、住所等の個人データである。
図2に戻り、可変データ記憶部34は、可変データ生成部11が生成したワンタイムパスワードを記憶する記憶領域である。可変データ記憶部34には、最新のワンタイムパスワードを記憶する。
動作パターン記憶部35は、図3(B)に示すように、処理項目と、許可する動作パターンとを記憶する記憶領域である。動作パターンは、動きセンサ7が検出した値に関するものである。
なお、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、ウェアラブル端末1は、制御部10、記憶部30等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
<メイン処理の説明>
次に、ウェアラブル端末1での処理について説明する。
図4は、第1実施形態に係るウェアラブル端末1のメイン処理を示すフローチャートである。
図5は、第1実施形態に係るウェアラブル端末1のロック解除処理を示すフローチャートである。
図6は、第1実施形態に係るウェアラブル端末1での表示例を示す図である。
図4に示すメイン処理は、ウェアラブル端末1の電源ボタン9(図1参照)をユーザPが押すことで、ウェアラブル端末1の電源が投入(ON)されたことを条件に起動する。なお、この処理の説明では、初回起動時を除くものとして説明する。初回起動時には、ユーザPの声を取得し、声紋データを作成して声紋データ記憶部32に記憶させる処理が追加になる。また、電源が投入されたウェアラブル端末1は、ロックがかかった状態になっている。
図4のステップS(以下、「S」という。)10において、制御部10(着脱判定部17)は、着脱センサ6からの検出情報に基づいて、ユーザPがウェアラブル端末1を装着しているか否かを判定する。ここで、制御部10は、着脱センサ6から定期的に脈拍を検出し、かつ、それが、予め定められた許容範囲内である場合には、ユーザPがウェアラブル端末1を装着していると判断する。判定結果により装着中であると判定された場合(S10:YES)には、制御部10は、処理をS11に移す。他方、装着中ではないと判定された場合(S10:NO)には、制御部10は、本処理を終了する。
S11において、制御部10は、ディスプレイ5に装着中画面55を表示させる。装着中画面55は、図6(A)に示すように、ロック解除の操作をユーザPに促すものである。この例では、電源ボタン9をユーザPが押下することにより、制御部10が電源ボタン9の押下が検出するか、又は、ウェアラブル端末1が装着された腕をユーザPが動かすことにより、制御部10(動作判定部20)が動作パターン記憶部35(図3(B)参照)に記憶された動作パターンを検出した場合に、制御部10は、ロック解除処理を行うものとする。
S12において、制御部10は、電源ボタン9の押下又は特定動作を検出したか否かを判断する。電源ボタン9の押下又は特定動作を検出した場合(S12:YES)には、制御部10は、処理をS13に移す。他方、電源ボタン9の押下及び特定動作のいずれも検出しない場合(S12:NO)には、制御部10は、本処理を終了する。
S13において、制御部10は、ロック解除処理を行う。
ここで、ロック解除処理について、図5に基づき説明する。
図5のS30において、ウェアラブル端末1の制御部10(可変データ生成部11)は、ワンタイムパスワードを生成する。この例では、ワンタイムパスワードは、4桁の数字で示されるものとするが、生成するワンタイムパスワードは、これに限定されず、英数字を含むものであってもよいし、桁数が異なるものであってもよい。
S31において、制御部10(提示部12)は、生成したワンタイムパスワードを、ディスプレイ5に表示させる。また、制御部10は、生成したワンタイムパスワードを、可変データ記憶部34に記憶させる。
図6(B)は、ディスプレイ5に表示された可変データ表示画面50を示す。可変データ表示画面50は、ワンタイムパスワードと、指示内容とからなる。ユーザPは、指示内容(この例では、「発音せよ」。)を見て、受付時間内(例えば、10秒)に表示されている4桁の数字をマイク4に向かって話すことになる。この例では、ユーザPは、「いち、さん、ご、なな」と発音する。なお、この例の可変データ表示画面50に示すように、受付時間をバー表示によって示し、残り時間が分かる態様にしてもよい。
図5に戻り、S32において、制御部10(音声入力部13)は、一定以上の音量の音声を受け付けたか否かを判断する。音声を受け付けた場合(S32:YES)には、制御部10は、処理をS33に移す。他方、音声を受け付けていない場合(S32:NO)には、制御部10は、処理をS33aに移す。
S33aにおいて、制御部10は、受付時間が経過したか否かを判断する。受付時間が経過した場合(S33a:YES)には、制御部10は、本処理を終了し、処理を図4に移す。他方、受付時間が経過していない場合(S33a:NO)には、制御部10は、処理をS32に戻す。
他方、S33において、制御部10(声紋認証部14)は、声紋認証処理を行う。具体的には、制御部10は、S32で受け付けた音声データから声紋データを生成し、生成した声紋データと、声紋データ記憶部32に記憶されている声紋データとを照合する。そして、制御部10は、2つの声紋データの一致の度合いに応じて、声紋認証ができたか否かを判定する。
S34において、制御部10(音声認識部15)は、S32で受け付けた音声データをテキストデータに変換する。
S35において、制御部10(内容判定部16)は、S34によって取得したテキストデータと、可変データ記憶部34に記憶されたワンタイムパスワードの内容との一致度合いを算出する。例えば、図6(B)に示す可変データ表示画面50の場合、表示されているワンタイムパスワードが「1357」であるので、S34で取得したテキストデータが「いち、さん、ご、なな」であったり、「いち、さん、ご、しち」であったりした場合には、制御部10は、一致度合いを高く算出して、一致していると判断できる。
なお、S33と、S34及びS35との処理は、同時に行ってもよいし、S34及びS35の処理後にS33の処理を行ってもよい。
S36において、制御部10(内容判定部16)は、S33によって声紋認証ができたと判定され、かつ、S35によって音声内容が一致したと判定されたか否かを判断する。そして、声紋認証ができたと判定され、かつ、音声内容が一致したと判定された場合には、声紋認証及び音声内容がいずれも正しいものであり、全てがOKであると判断する。全てがOKであると判断された場合(S36:YES)には、制御部10は、処理をS37に移す。他方、全てがOKではない場合、つまり、声紋認証及び音声内容のうち少なくとも一方が正しいものではないと判断された場合(S36:NO)には、制御部10は、本処理を終了し、処理を図4に移す。
S37において、制御部10(ロック解除部18)は、このウェアラブル端末1のロックを解除する。その後、制御部10は、本処理を終了し、処理を図4に移す。
図4に戻り、S14において、制御部10は、ロックが解除できたか否かを判断する。ロックが解除できた場合(S14:YES)には、制御部10は、処理をS15に移す。他方、ロックが解除できなかった場合(S14:NO)には、制御部10は、処理をS20に移す。
S15において、制御部10は、ディスプレイ5に指示画面51を表示させる。指示画面51は、図6(C)に示すように、ユーザPに対して処理内容を話すように指示するための画面である。
他方、S20において、制御部10は、ディスプレイ5に解除不可画面52を表示させる。解除不可画面52は、図6(D)に示すように、ロックが解除できなかったことを示す画面である。また、解除不可画面52は、電源ボタン9を操作する指示内容を含んでもよい。その後、制御部10は、本処理を終了する。
S16において、制御部10は、所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間が経過した場合(S16:YES)には、制御部10は、処理をS21に移す。他方、所定時間が経過していない場合(S16:NO)には、制御部10は、処理をS17に移す。
S17において、制御部10(音声入力部13)は、一定以上の音量の音声を受け付けたか否かを判断する。音声を受け付けた場合(S17:YES)には、制御部10は、処理をS18に移す。他方、音声を受け付けていない場合(S17:NO)には、制御部10は、処理をS16に移す。
他方、S21において、制御部10は、ディスプレイ5に所定時間経過画面53を表示させる。所定時間経過画面53は、図6(E)に示すように、音声を受け付けることができなかったことを示す画面である。また、所定時間経過画面53は、電源ボタン9を操作する指示内容を含んでもよい。その後、制御部10は、本処理を終了する。
S18において、制御部10は、音声内容処理を行う。音声内容処理については、後述する。その後、制御部10は、本処理を終了する。
<音声内容処理の例>
次に、音声内容処理について説明する。
図7は、第1実施形態に係るウェアラブル端末1を用いた名刺交換での使用例を示す図である。
図7に示す例は、第1実施形態のウェアラブル端末1A(1)を有するユーザPAと、ウェアラブル端末1B(1)を有するユーザPBとの間で、お互いの個人データをやりとりする場合である。
ユーザPAは、ウェアラブル端末1Aを装着し、ユーザPBは、ウェアラブル端末1Bを装着している(図4のS10がYES)。そして、各々のウェアラブル端末1において、図6(A)に示す装着中画面55が表示されているときに、各々のユーザPが特定動作をすることで(図4のS12がYES)、各ウェアラブル端末1の制御部10は、ロック解除処理を行う(図4のS13)。
次に、ユーザPAのウェアラブル端末1A及びユーザPBのウェアラブル端末1Bにおいてロックが解除できた場合には、各ディスプレイ5には、指示画面51(図6(C))が表示される。
そこで、図7(A)に示すように、ユーザPAは、自身のウェアラブル端末1Aのマイク4A(4)に向かって「名刺交換」と発音する。同様に、ユーザPBは、自身のウェアラブル端末1Bのマイク4B(4)に向かって「名刺交換」と発音する。各ウェアラブル端末1において、制御部10(音声内容処理部19)は、マイク4を介して「名刺交換」の音声を受け付けて、音声内容処理を行う。
また、ユーザPA及びユーザPBは、「名刺交換」の発音後に、図7(B)に示すように、各々のウェアラブル端末1が装着された手同士で握手をし、腕を振る。
これらのユーザPの音声及び動作により、各ウェアラブル端末1の制御部10(音声認識部15)は、音声データから「名刺交換」のテキストデータを取得する。
次に、ウェアラブル端末1の制御部10は、動きセンサ7が握手の動きを検出することで、制御部10が握手の動きに対応する動作パターンデータを取得する。
そして、ウェアラブル端末1の制御部10は、動作パターンデータに基づいて、通信相手となる他のウェアラブル端末1の検索を開始する。同時に、各ウェアラブル端末1の制御部10は、周辺のウェアラブル端末1に通知するために、通信部8を介して自身の動作パターンデータを送出する。
その後、一のウェアラブル端末1が、同じ動作パターンである他のウェアラブル端末1を見つけたことに応じて、一方のウェアラブル端末1と、他のウェアラブル端末1との間で通信を確立する。このとき、一のウェアラブル端末1(例えば、ウェアラブル端末1Aとする。)が主になり、他のウェアラブル端末1(例えば、ウェアラブル端末1Bとする。)が従になる。そして、主であるウェアラブル端末1Aの制御部10(可変データ生成部11)は、新たにワンタイムパスワードを生成して、ディスプレイ5に表示させると共に、制御部10は、生成したワンタイムパスワードを、通信部8を介して送出する。そうすることで、従であるウェアラブル端末1Bは、ワンタイムパスワードを受信して、ディスプレイ5に表示させる。
このような処理により、各ウェアラブル端末1では、図7(C)に示すように、ディスプレイ5に同じワンタイムパスワードが表示される。
ユーザPA及びユーザPBは、お互いのウェアラブル端末1のディスプレイ5に表示されたワンタイムパスワードを見て、同じものであることを確認した場合には、図7(D)に示すように、各ユーザPは、自身のウェアラブル端末1のマイク4に向かって「確認」と発音する。
そうすることで、ウェアラブル端末1Aは、ユーザPAの個人データを、処理内容データ記憶部33(図3(A)参照)から抽出して、ウェアラブル端末1Bに送信すると共に、ウェアラブル端末1BからユーザPBの個人データを受信する。同様に、ウェアラブル端末1Bは、ユーザPBの個人データを、ウェアラブル端末1Aに送信すると共に、ユーザPAの個人データを受信する。
このようにすることで、各ウェアラブル端末1に記憶されている個人データを、安全かつ確実に相手先のウェアラブル端末1に送信することができる。
このように、第1実施形態によれば、ウェアラブル端末1は、以下のような効果がある。
(1)ウェアラブル端末1に表示されたワンタイムパスワードをユーザPが発音するだけで、ウェアラブル端末1のロックが解除できる。よって、ユーザPの音声によって、本人認証と、ロック解除操作との2つの処理を行うことができる。
(2)ウェアラブル端末1に表示されるものがワンタイムパスワードであるので、例えば、不正使用をしようとした場合には、都度変わるワンタイムパスワードの音声を録音した様々なパターンの録音データを用意しなければならない。よって、結果として、例えば、悪意のある第三者によって不正使用をすることを、ほぼ不可能にできる。
(3)ウェアラブル端末1には、ワンタイムパスワードを表示可能なディスプレイ5を有すればよく、ディスプレイ5は、最低限の機能として数字が表示できるものであればよい。よって、ディスプレイ5は、簡易な装置で済む。
(4)声紋データによる声紋認証結果と、音声認識によって生成したテキストデータがワンタイムパスワードに対応したか否かとの2つの判断によって、その両方の条件を満たした場合に、ロック解除の処理を行う。そのため、声紋データが登録された者以外が使用しても、処理を行わせないようにできる。
(5)ロックが解除された後では、音声認識により生成したテキストデータに基づく処理を実行する。よって、音声内容によってウェアラブル端末1を操作でき、音声内容に基づく処理を実行させることができる。
(6)ウェアラブル端末1が送信する処理データは、暗号化されたデータにすることで、データを途中で盗み見られても解読できず、セキュリティ性が向上する。
(7)ウェアラブル端末1を装着中であるか否かを判断し、装着中であることを、ロック解除の判断にする。よって、ウェアラブル端末1を装着していない状態での使用が制限できるため、よりセキュリティ性が向上する。
(8)動作パターン記憶部35の動作パターンに合致している場合には、ロック解除処理を行うので、ユーザPが動作パターン記憶部35に記憶されている動作パターンを知らなければ、ウェアラブル端末1を使用できない。よって、ウェアラブル端末1を、セキュリティ性をより向上させたものにできる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、ウェアラブル端末を、他の用途で使用するものについて説明する。なお、以降の説明において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
<例1:店舗での決済>
図8は、第2実施形態に係るウェアラブル端末1を用いた決済での使用例を示す図である。
図8に示す例は、ウェアラブル端末1を有するユーザPが、ウェアラブル端末1を店舗での決済処理で使用する場合である。
まず、ユーザPは、決済前にウェアラブル端末1を装着する。そして、ウェアラブル端末1に図6(A)に示す装着中画面55が表示されているときに、特定動作をすることで、ウェアラブル端末1は、ロック解除処理を行う(図4のS13)。ウェアラブル端末1においてロックが解除できた場合には、ディスプレイ5には、指示画面51(図6(C))が表示される。
そこで、図8(A)に示すように、ユーザPは、ウェアラブル端末1のマイク4に向かって「決済」と発音する。
その後、図8(B)に示すように、ユーザPは、ウェアラブル端末1を、決済処理端末72のリーダライタ71に近づける。
ウェアラブル端末1では、制御部10(音声内容処理部19)がマイク4を介して「決済」の音声を受け付けて、音声内容処理を行う(図4のS18)。
音声内容処理として、ウェアラブル端末1の制御部10は、音声データから「決済」のテキストデータを取得し、決済で使用するクレジットカードのカード番号を、処理内容データ記憶部33(図3(A)参照)から取得する。そして、ウェアラブル端末1の制御部10は、通信部8を介してリーダライタ71に対して、クレジットカードのカード番号を送出する。
そのようにすることで、図8(C)に示すように、決済処理端末72では、リーダライタ71を介してクレジットカードのカード番号を受信して、決済処理を行うことができる。
<例2:病院での保険証提示>
図9は、第2実施形態に係るウェアラブル端末1を用いた病院での使用例を示す図である。
図9に示す例は、ウェアラブル端末1を有するユーザPが、ウェアラブル端末1を病院での保険証提示で使用する場合である。
まず、ユーザPは、病院の受付に行く前にウェアラブル端末1を装着する。そして、ウェアラブル端末1に図6(A)に示す装着中画面55が表示されているときに、特定動作をすることで、ウェアラブル端末1は、ロック解除処理を行う(図4のS13)。ウェアラブル端末1においてロックが解除できた場合には、ディスプレイ5には、指示画面51(図6(C))が表示される。
そこで、ユーザPは、ウェアラブル端末1のマイク4に向かって「保険証」と発音する(#1)。
次に、ユーザPは、ウェアラブル端末1を、病院に設置されている受付端末82のリーダライタ81に近づける。
ウェアラブル端末1では、制御部10(音声内容処理部19)は、マイク4を介して「保険証」の音声を受け付けて、音声内容処理を行う(図4のS18)。
音声内容処理として、ウェアラブル端末1の制御部10は、音声データから「保険証」のテキストデータを取得し、保険証番号を得るためのユーザIDを、処理内容データ記憶部33(図3(A)参照)から取得する。そして、ウェアラブル端末1の制御部10は、通信部8を介してリーダライタ81に対して、保険証番号の提示要求としてユーザIDを送出する(#2)。
受付端末82は、リーダライタ81を介して受信したユーザIDを、保険証番号を管理しているセンタサーバ85に対して送信することで、問合せをする(#3)。
センタサーバ85では、受信したユーザIDに対応する保険証番号を、センタサーバ85が有するデータベースから取得して(#4)、取得した保険証番号を受付端末82に送信する(#5)。
このようにすることで、受付端末82は、リーダライタ81を介してウェアラブル端末1との通信をすることで、ウェアラブル端末1のユーザPの保険証番号を得ることができる。
なお、この例では、保険証番号を取得するものとして説明したが、同じ処理によって、センタサーバ85で管理している各種のデータを、ユーザIDを用いることで取得することができる。その場合には、例えば、ユーザIDの他に、処理ごとに異なる暗号鍵を記憶部30に記憶しておき、暗号鍵も含めてセンタサーバ85に送信ようにしてもよい。そして、暗号鍵によってデータが復元できた場合には、そのデータを使用できるので、よりセキュリティ性の高い仕組みにすることができる。
このように、第2実施形態によれば、ウェアラブル端末1は、以下のような効果がある。
処理内容データ記憶部33に様々な処理項目と、処理項目に対応する処理データとを記憶させることによって、1つのウェアラブル端末1を、様々な用途に用いることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、ディスプレイを有さないウェアラブル端末を、入室管理に用いるものについて説明する。
<ウェアラブル端末201>
図10は、第3実施形態に係るウェアラブル端末201の使用例を示す図である。
図11は、第3実施形態に係るウェアラブル端末201の機能ブロックを示す図である。
図12は、第3実施形態に係るウェアラブル端末201の記憶部230の例を示す図である。
図10に示すウェアラブル端末201は、音声により、ユーザP本人であるか否かを判定する機能や、音声を認識する機能を有する。そして、このウェアラブル端末201は、入室管理装置290(他の装置)が備えられた部屋の入室を行うために用いられる。
図11に示すように、ウェアラブル端末201は、マイク4と、通信部8と、電源ボタン9と、LED(Light Emitting Diode)部202(出力部、光出力装置)と、制御部210と、記憶部230とを備える。
LED部202は、様々な色の光を出力する光出力装置である。LED部202は、図10に示すように、ユーザPがウェアラブル端末201を装着した状態で、ユーザPが視認可能な位置に設けられる。
制御部210は、可変データ受信部211(受信手段)と、提示部212と、音声入力部13と、声紋認証部14と、音声認識部15と、内容判定部216と、処理データ送信部221(認証手段)とを備える。
可変データ受信部211は、可変データとして、ランダムな光の色パターンに対応する値を、認証元の入室管理装置290(図10)から受信する制御部である。可変データ受信部211は、可変データとして、例えば、0,1,2からなる4桁以上の数字データを受信する。
提示部212は、可変データ受信部211が受信した可変データに対応した色の光を、LED部202を介して出力させる制御部である。
内容判定部216は、音声認識部15が取得した音声の内容が、提示部212によりLED部202が発光した色のパターンに対応するものであるか否かを判定する制御部である。
処理データ送信部221は、声紋認証部14による処理及び内容判定部216による処理の結果に基づいて、記憶部230に記憶されているユーザPのユーザIDを送出する処理を行う制御部である。
記憶部230は、プログラム記憶部31と、声紋データ記憶部32と、可変データ記憶部34と、光パターン記憶部236とを備える。
プログラム記憶部31は、処理プログラム231aを記憶している。処理プログラム231aは、制御部210の各機能を実行するためのプログラムである。
光パターン記憶部236は、図12に示すように、値と、光の色とを対応付けて記憶する記憶領域である。値は、この例では、0,1,2のいずれかであり、光の色は、各値に対応している。
また、記憶部230は、入室管理装置290での解錠で使用するユーザPのユーザIDを記憶している。
<メイン処理の説明>
次に、ウェアラブル端末201での処理について説明する。
図13は、第3実施形態に係るウェアラブル端末201のメイン処理を示すフローチャートである。
図13に示すメイン処理の起動条件は、第1実施形態(図4)と同様である。なお、この例でのウェアラブル端末201は、ロックがかかっておらず、電源が投入された後でも使用可能なものである。
S210において、ウェアラブル端末201の制御部210(可変データ受信部211)は、可変データを受信したか否かを判断する。ユーザPは、ウェアラブル端末201を装着して入室管理装置290(図10)に近づくことで、通信部8を介して可変データを受信できる。可変データを受信した場合(S210:YES)には、制御部210は、処理をS211に移す。他方、可変データを受信していない場合(S210:NO)には、制御部210は、可変データを受信するまで本処理に留まる。
S211において、制御部210(提示部212)は、受信した可変データに対応する光を、LED部202を介して出力させる。また、制御部210は、受信した可変データを、可変データ記憶部34に記憶させる。
例えば、受信した可変データが「0212」であれば、光パターン記憶部236(図12)を参照すれば、光の色は、「赤、白、緑、白」である。よって、制御部210は、LED部202から「赤、白、緑、白」の順番で光を出力させる。
S212からS214までの処理及びS213aの処理は、第1実施形態(図5)のS32からS34までの処理及びS33aの処理と同様である。
S215において、制御部210(内容判定部216)は、S214によって取得したテキストデータと、可変データ記憶部34に記憶された可変データの値に対応する光の色との一致度合いを算出する。
例えば、可変データが「0212」の場合、上述したように、光の色は、「赤、白、緑、白」である。よって、テキストデータが「アカ、シロ、ミドリ、シロ」であれば、制御部210は、テキストデータと、可変データ記憶部34に記憶された可変データの値に対応する光の色との一致度合いを高く算出して、一致していると判断できる。
S216において、制御部210は、S213によって声紋認証ができたと判定され、かつ、S215によって音声内容が一致したと判定されたか否かを判断する。声紋認証ができたと判定され、音声内容が一致したと判定された場合には、全てがOKであると判断する。全てがOKであると判断された場合(S216:YES)には、制御部210は、処理をS217に移す。他方、声紋認証及び音声内容の少なくとも一方が正しいものではないと判断された場合(S216:NO)には、制御部210は、本処理を終了する。
S217において、制御部210(処理データ送信部221)は、記憶部230に記憶されているユーザPのユーザIDを、通信部8を介して出力する。その際、制御部210は、LED部202を発光させることで、ユーザIDを送出中であることを示してもよい。その後、制御部210は、本処理を終了する。
このような処理によって、入室管理装置290は、ウェアラブル端末201からユーザIDを受信することができる。そして、入室管理装置290において、受信したユーザIDが許可されたものである場合には、解錠してユーザPの入室を許可することができる。
このように、第3実施形態によれば、ウェアラブル端末201は、以下のような効果がある。
ディスプレイを有さない簡易な端末であっても、LED部202があればユーザPを認証することができる。よって、ウェアラブル端末201の構造がより簡易なものであっても実現できる。
そして、認証後には、ユーザIDを出力するので、ユーザIDを使用している入室管理装置290に処理を行わせることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)第1及び第2実施形態では、可変データをディスプレイに出力し、第3実施形態では、可変データをLED部に出力するものを説明したが、これに限定されない。可変データをユーザに提示できればよく、例えば、モールス信号のような振動(バイブレーション)等であってもよい。
(2)第1及び第2実施形態では、可変データをウェアラブル端末で生成し、第3実施形態では、入室管理装置から可変データを受信するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、認証対象(例えば、入室管理装置等)から信号を受信したことに応じて、ウェアラブル端末では、受信した信号に対応する可変データを生成してもよい。
(3)各実施形態では、腕時計型のウェアラブル端末を用いるものを説明したが、これに限定されない。例えば、眼鏡型のウェアラブル端末を用いるものであってもよい。例えば、第1実施形態に対応するものとしては、眼鏡型のウェアラブル端末のうち、レンズには、ディスプレイ機能を有するようにし、肌に触れる蔓の部分には、脈拍センサを設けることで、腕時計型のウェアラブル端末と同様に、装着中であるか否かを含めて判断できる。
(4)第1実施形態では、名刺交換処理を行うものを例に説明し、第2実施形態では、決済処理、保険証処理を行うものを例に説明し、第3実施形態では、入室管理装置での解錠を行うものを例に説明したが、これに限定されない。
(5)第1及び第2実施形態では、ウェアラブル端末を装着中であることを、着脱センサを用いて行うものとして説明したが、これに限定されない。装着中であることを検出できれば、どのような手段を用いてもよい。また、さらに、復元が難しい声紋以外のバイオメトリクス認証(例えば、指紋、虹彩等)を用いることで、よりセキュリティ性を向上させることができる。
(6)第1及び第2実施形態では、ワンタイムパスワードによるロック解除処理と、その後の音声処理による音声内容処理とを1つのプログラムによって行うものとして説明したが、これに限定されない。例えば、ロック解除処理のプログラムと、音声内容処理とのプログラムを別プログラムにしてもよい。
(7)第1及び第2実施形態では、処理内容データ記憶部として、処理項目と処理データを1:1対応するものとして説明したが、これに限定されない。例えば、処理項目が「決済」である場合に、処理データとして、クレジットカードのカード番号の他に、ポイントカードや、電子マネーのカード番号等があってもよく、1:多の関係であってもよい。その場合には、どの処理データを使用するかをユーザに選択させたり、予め順序を決めて記憶したりしておくことで、複数の処理データに対しても適用できる。
(8)第1及び第2実施形態では、動作パターンを記憶しておき、記憶された動作パターンに一致する動きを検出した場合にロック解除処理を行うものとして説明したが、これに限定されない。例えば、動作パターンを、様々な用途の処理項目に対応付けて記憶してもよい。そのようにすることで、ウェアラブル端末では、用途を動きによっても把握できる。
1,1A,1B,201 ウェアラブル端末
4,4A,4B マイク
5 ディスプレイ
6 着脱センサ
7 動きセンサ
8 通信部
9 電源ボタン
10,210 制御部
11 可変データ生成部
12,212 提示部
13 音声入力部
14 声紋認証部
15 音声認識部
16,216 内容判定部
17 着脱判定部
18 ロック解除部
19 音声内容処理部
20 動作判定部
30,230 記憶部
31a,231a 処理プログラム
32 声紋データ記憶部
33 処理内容データ記憶部
35 動作パターン記憶部
71,81 リーダライタ
72 レジ端末
82 受付端末
202 LED部
211 可変データ受信部
221 処理データ送信部
236 光パターン記憶部
290 入室管理装置
P,PA,PB ユーザ

Claims (10)

  1. 出力部に文字列からなる提示データを出力する提示手段と、
    提示手段による出力後に音声受付部が受け付けた音声に基づき、認証を許可する声紋データを記憶する声紋データ記憶部を参照して声紋認証を行い、認証を許可するか否かを判定する声紋認証手段と、
    前記音声を文字列に変換する音声認識手段と、
    前記音声認識手段が変換した前記文字列の内容が、前記出力部に出力された前記提示データに対応するものであるか否かを判定する内容判定手段と、
    前記声紋認証手段により認証を許可すると判定され、かつ、前記内容判定手段により前記提示データに対応するものであると判定された場合に、認証を行う認証手段と、
    を備える携帯型デバイス。
  2. 請求項1に記載の携帯型デバイスにおいて、
    前記提示データは、ワンタイムパスワードであること、
    を特徴とする携帯型デバイス。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の携帯型デバイスにおいて、
    前記提示データを生成する生成手段を備えること、
    を特徴とする携帯型デバイス。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の携帯型デバイスにおいて、
    他の装置から前記提示データを受信する受信手段を備えること、
    を特徴とする携帯型デバイス。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の携帯型デバイスにおいて、
    前記出力部は、前記提示データを表示させるディスプレイであること、
    を特徴とする携帯型デバイス。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の携帯型デバイスにおいて、
    前記出力部は、前記提示データに基づいて複数種類の色の光を順番に出力させる光出力装置であること、
    を特徴とする携帯型デバイス。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の携帯型デバイスにおいて、
    前記認証手段は、ロックを解除する処理を行い、
    前記認証手段による処理の後に前記音声受付部が受け付けた前記音声に対して前記音声認識手段が変換した前記文字列の内容に基づく処理を行う音声内容処理手段を備えること、
    を特徴とする携帯型デバイス。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の携帯型デバイスにおいて、
    この携帯型デバイスをユーザが装着しているか否かを検知する着脱検知部を備え、
    前記認証手段は、さらに、前記着脱検知部が検知した場合に、前記認証を行うこと、
    を特徴とする携帯型デバイス。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の携帯型デバイスにおいて、
    動きを検出するセンサ部と、
    動きのパターンを記憶するパターン記憶部と、
    を備え、
    前記認証手段は、前記センサ部により検出された動きが、前記パターン記憶部に記憶されたパターンに合致しているか否かを判定し、パターンに合致していると判定した場合に、前記認証を行うこと、
    を特徴とする携帯型デバイス。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載の携帯型デバイスとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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