JP2017142582A - 自動販売機及び自動販売機システム - Google Patents

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Abstract

【課題】支払った購入金額に見合うポイントを付与して商品の販売促進を図ることができる自動販売機及び自動販売機システムを提供すること。【解決手段】商品購入金額に対する付加価値を単位金額の数に応じて付与するとともに、商品購入金額から単位金額の累計金額を減算した未付与残高を保持させる付加価値付与部62を備え、付加価値付与部62は、現在の未付与残高が前記単位金額以上となった場合、単位金額分の付加価値に変換する。付加価値は、利用者に対するポイント及び/または商品の割引である。【選択図】図2

Description

本発明は、支払った購入金額に見合うポイントを付与して商品の販売促進を図ることができる自動販売機及び自動販売機システムに関する。
近年、商品購入者にポイントを付与して商品販売の促進を図っているシステムが多い。自動販売機でも、商品購入時にポイントを付与して商品販売の促進を図っている。例えば、特許文献1では、自動販売機周辺の気温、商品在庫状況、単位時間あたりの商品販売個数、商品が入庫されてから経過した日数などの自動販売機環境情報をもとに付与ポイント数を決定する自動販売機への商品購入者誘導方法が記載されている。
また、自動販売機システムでは、商品購入を促進させるため、各種の提案がなされている。例えば、特許文献2、3には、自動販売機が販売する所望の商品を予約して購入することができるシステムが記載されている。特許文献4には、自動販売機において商品を購入する際の利便性を高めるため、利用者位置近傍の自動販売機を地図上に表示するものが記載されている。特許文献5には、自動販売機の在庫をリアルタイムに管理するものが記載されている。特許文献6には、利用者が購入したい商品を扱っている自動販売機の位置と在庫状況を入手できる自動販売機情報提供方法が記載されている。
特開2012−141908号公報 特開2013−125490号公報 特開2007−18209号公報 特開2002−133504号公報 特開2003−217008号公報 特開2004−157714号公報
しかしながら、従来の自動販売機におけるポイント付与は、購入する1つの商品毎に付与したり、単位金額ごとにポイントを付与していた。1つの商品毎にポイントを付与する場合、例えば100円の商品と150円の商品とに対して同じポイントを付与していた。また、単位金額ごとにポイントを付与する場合、例えば、100円単位で1ポイントを付与する場合、150円の商品を購入すると1ポイントが付与され、残額の50円が切り捨てられていた。この場合、100円の商品を購入した場合と150円の商品を購入した場合とで付与されるポイントは同じであり、ポイント付与に関して不公平感があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、支払った購入金額に見合うポイントを付与して商品の販売促進を図ることができる自動販売機及び自動販売機システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる自動販売機は、商品購入金額に対する付加価値を単位金額の数に応じて付与するとともに、商品購入金額から単位金額の累計金額を減算した未付与残高を保持させる付加価値付与部を備え、前記付加価値付与部は、現在の未付与残高の累計が前記単位金額以上となった場合、単位金額分の付加価値に変換することを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機は、上記の発明において、前記付加価値付与部は、前記未付与残高を単位金額で除算した小数点以下の値として累積し、累積値が1以上となった場合に単位金額分の付加価値に変換することを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機は、上記の発明において、前記付加価値は、前記利用者に対するポイント及び/または商品の割引であることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、1以上の自動販売機がネットワークを介して管理サーバに接続された自動販売機システムであって、利用者の識別情報と利用者の現在の付加価値及び商品購入金額から単位金額の累計金額を減算した未付与残高とを対応付けて保持する付加価値保持部と、利用者の識別情報を読み取る識別情報読取部と、商品購入金額に対する付加価値を単位金額の累計に応じて利用者に付与するとともに、前記未付与残高を保持させる付加価値付与部と、を備え、前記付加価値付与部は、現在の未付与残高の累計が前記単位金額以上となった場合、単位金額分の付加価値に変換することを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、上記の発明において、前記付加価値付与部は、前記未付与残高を単位金額で除算した小数点以下の値として累積し、累積値が1以上となった場合に単位金額分の付加価値に変換することを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、上記の発明において、購入する商品及び数量、前記商品を購入する自動販売機、及び商品を購入する商品購入予定日の指定を含む商品予約情報を受け付ける商品予約処理部と、前記商品を前記商品購入予定日まで在庫として保持する在庫処理部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、上記の発明において、前記付加価値付与部は、前記商品予約処理部によって予約された商品を購入した場合、付加価値を増大させることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、上記の発明において、前記商品予約処理部は、前記商品予約情報を生成するためのGUIを、前記管理サーバに接続された携帯情報端末、あるいはタッチパネルを有した自動販売機の表示部に案内表示することを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、上記の発明において、自動販売機へのアクセスを検出するアクセス検出部を備え、前記付加価値付与部は、前記アクセス検出部が前記自動販売機へのアクセスを検出した場合に、該アクセスによる付加価値を付与することを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、上記の発明において、前記付加価値付与部は、前記アクセスによる付加価値の付与後、所定時間内に商品の販売及び決済が行われた場合、商品購入に対する付加価値を通常の付加価値よりも大きくすることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、上記の発明において、前記付加価値付与部は、異なる自動販売機を含め、前回の商品購入から指定時間以内にさらに商品購入した場合に付加価値を大きくすることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、上記の発明において、前記付加価値付与部は、異なる自動販売機を含め、前回の商品購入から指定時間以内にさらに同じ商品を購入した場合に付加価値を大きくすることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、上記の発明において、前記付加価値付与部は、同じ自動販売機である場合、さらに付加価値を大きくすることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、上記の発明において、前記付加価値付与部は、キャンペーン期間中である場合、前記指定時間を短くすることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、上記の発明において、前記付加価値は、前記利用者に対するポイント及び/または商品の割引であることを特徴とする。
本発明によれば、付加価値付与部が、商品購入金額に対する付加価値を単位金額の数に応じて付与するとともに、商品購入金額から単位金額の累計金額を減算した未付与残高を保持させ、現在の未付与残高の累計が前記単位金額以上となった場合、単位金額分の付加価値に変換するようにしている。これにより、支払った購入金額に見合うポイントを付与して商品の販売促進を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態1である自動販売機システムの概要構成を示す模式図である。 図2は、本発明の実施の形態1である自動販売機システムの構成を示すブロック図である。 図3は、付加価値付与部による付加価値付与処理手順を示すフローチャートである。 図4は、実施の形態1による付加価値付与を説明する具体例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態2である自動販売機システムの構成を示すブロック図である。 図6は、商品購入GUIを用いた商品予約処理の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態3である自動販売機システムの構成を示すブロック図である。 図8は、携帯情報端末による自動販売機へのアクセスによるポイント付与処理を示すシーケンス図である。 図9は、電子マネーカードによる自動販売機へのアクセスによるポイント付与処理を示すシーケンス図である。 図10は、本発明の実施の形態4である自動販売機システムの構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(実施の形態1)
[全体構成]
図1は、本発明の実施の形態1である自動販売機システム1の概要構成を示す模式図である。また、図2は、本発明の実施の形態1である自動販売機システム1の構成を示すブロック図である。図1及び図2に示すように、インターネットなどのネットワークNを介して複数の自動販売機2と管理サーバ30とが接続される。スマートフォンやタブレット端末などの携帯情報端末M1は、ネットワークNを介して管理サーバ30に接続することができる。携帯情報端末M2及び電子マネーカードM3は、近距離無線通信部27を介して自動販売機2に接続される。ポイントカードM4は、カード読取書込部23を介して自動販売機2に接続される。
管理サーバ30は、記憶部34内に自販機情報D1及び個人付加価値情報D2を有する。自販機情報D1は、複数の自動販売機2毎の、自販機番号、配置位置、配置時期、商品販売内容、在庫情報などの各種の自動販売機に関する情報である。個人付加価値情報D2は、利用者の識別情報ごとに関連付けられて管理サーバ30上に保持される利用者の付加価値情報である。
自動販売機2は、商品選択ボタン17、販売機構54、冷却/加熱機構55、近距離無線通信部27、金銭処理機構50、表示部24、記憶部52、及び、カード読取書込部23が自販機主制御部Cに接続されている。また、自販機主制御部Cは、付加価値付与部62、販売制御部63、表示制御部64を有する。
商品選択ボタン17は、商品見本Dの下部に配置され、金銭処理機構50が所定の金額の入金を認識すると、購入可能を示すため、表示制御部64によって点灯される。販売機構54は、商品購入の金銭処理が終了した商品を商品取出口26まで搬出する。冷却/加熱機構55は、冷却設定された商品収納庫の内部を冷却する一方、加温設定された商品収納庫の内部を加熱する。近距離無線通信部27は、近距離無線通信手段を用いて携帯情報端末M2や電子マネーカードM3を接続する。近距離無線通信部27は、少なくとも接続される携帯情報端末M2や電子マネーカードM3の識別情報を読み取る。金銭処理機構50は、硬貨処理部や紙幣処理部などであり、紙幣挿入口22、硬貨挿入口21、硬貨支払口25は、金銭処理機構50の一部である。表示部24は、商品購入に関する各種情報を表示する。記憶部52は、自販機主制御部Cが処理した各種情報を保持する。カード読取書込部23は、ポイントカードM4内の付加価値であるポイントを読み込む、あるいは書き込む処理を行う。
なお、展示室12の内部には、商品を展示するためのステージ15が上下方向に三つ並べて設置してあり、それぞれのステージ15において商品見本Dが横並びに展示される。また、展示室12の前面側に嵌め込んだ透明な電照板14には、ステージ15と対応するように、商品選択ボタン群16が上下方向に三つ、左右方向に二つ並べて設置してある。なお、上述した商品見本D及び商品選択ボタン17などを有する展示室12は、デジタルサイネージにタッチパネルを組み合わせたものであってもよい。
付加価値付与部62は、商品購入金額に対する付加価値を単位金額の数に応じて付与するとともに、商品購入金額から単位金額の累計金額を減算した未付与残高を付与する。さらに、付加価値付与部62は、現在の未付与残高が単位金額以上となった場合、単位金額分の付加価値に変換する。この付加価値は、例えば、ポイント付与や自動販売機で購入する商品の割引である。販売制御部63は、商品の選択から商品の払出までの一連の販売処理を制御する。表示制御部64は、販売制御部63の販売処理に伴う案内を表示部24に表示したり、商品選択ボタン17などの点灯制御を行う。
金銭処理機構50は、現金以外に、携帯情報端末M2を用いた支払、電子マネーカードM3を用いた支払、ポイントカードM4を用いた支払など各種の金銭処理を行うことができる。
[付加価値付与部62の付加価値付与処理]
つぎに、図3に示したフローチャートを参照して、付加価値付与部62の付加価値付与処理手順について説明する。まず、付加価値付与部62は、商品購入と同時または商品購入後、商品購入金額に対する付加価値を単位金額の数に応じて付与する(ステップS101)。携帯情報端末M2及び電子マネーカードM3が付加価値を管理サーバ30の個人付加価値情報D2に保持している場合、付加価値付与部62は、個人付加価値情報D2の付加価値を更新する。また、携帯情報端末M2、電子マネーカードM3、ポイントカードM4が付加価値を保持している場合、付加価値付与部62は、携帯情報端末M2、電子マネーカードM3、ポイントカードM4が保持する付加価値を更新する。ここで、各付加価値には、未付与残高の累計が保持されている。未付与残高は、上述したように、商品購入金額から単位金額の累計金額を減算した金額である。
さらに、付加価値付与部62は、付加価値付与時の未付与残高を現在の未付与残高に加算する(ステップS102)。その後、付加価値付与部62は、未付与残高は単位金額以上になったか否かを判断する(ステップS103)。未付与残高が単位金額以上になった場合(ステップS103,Yes)には、単位金額分の未付与残高を付加価値に変換し(ステップS104)、本処理を終了する。一方、未付与残高が単位金額以上でない場合(ステップS103,No)には、そのまま本処理を終了する。
例えば、図4に示すように、単位金額が100円で、単位金額で1ポイントの付加価値を付与する場合、150円の商品を購入すると、付加価値情報として「1ポイント+50円」が保持される。この「1ポイント」は付加価値であり、「50円」は未付与残高である。さらに120円の商品を購入すると、付加価値「1ポイント」と未付与残高「20円」が現在の付加価値情報に加算される。付加価値情報は、「2ポイント+70円」に更新される。さらに160円の商品を購入すると、付加価値「1ポイント」と未付与残高「60円」が現在の付加価値情報に加算される。付加価値情報は、「3ポイント+130円」に更新される。ここで、現在の未付与残高の累計は「130円」であり、単位金額「100円」以上となるため、未付与残高「130円」のうち、単位金額「100円」分を付加価値に変換する。この結果、付加価値情報は、「4ポイント+30円」となる。ここで、4ポイントを交換すると、付加価値情報は、「0ポイント+30円」となる。
本実施の形態1では、従来切り捨てられていた未付与残高を累計して付加価値に変換するようにしているので、支払った購入金額に見合うポイントを得ることができ、利用者の不公平感を減らすことができる。
なお、利用者の付加価値情報を管理サーバ30上に保持しない場合、自動販売機2単独の構成で、上述した機能を実現することができる。
また、上述したように、付加価値は、ポイントであっても、商品の割引であってもよい。付加価値が商品の割引である場合、単位金額に対する割引のみが実施され、割引の対象とならなかった未付与残高のみ付加価値情報として保持していくことになる。そして、未付与残高が単位金額以上となった場合、付加価値付与部62は、今回の割引に、未付与残高のうちの単位金額分の割引を加えることになる。なお、付加価値情報として、割引額を保持し、必要なときに付加価値を使用するようにしてもよい。
さらに、上述した未付与残高は、未付与残高を単位金額で除算した小数点以下の値として累積し、累積値が「1」以上となった場合に、単位金額分の付加価値に変換するようにしてもよい。
(実施の形態2)
本実施の形態2では、実施の形態1に商品予約機能を設けている。すなわち、図5に示すように、管理サーバ30に、商品予約処理部31、及び自販機情報D1内に在庫情報D11及び予約情報D12を設けている。さらに、自動販売機2では、自販機主制御部C内に商品予約処理部65及び在庫処理部66を設け、記憶部52内に在庫情報D31及び予約情報D32を設けている。その他の構成は、実施の形態1と同じである。
商品予約処理部31は、携帯情報端末M1がネットワークNを介して商品予約を行う場合に商品予約処理を行う。在庫情報D11、予約情報D12は、商品予約処理部31が商品予約処理を行う際に用いる情報である。在庫情報D11は、管理サーバ30に接続される複数の自動販売機が販売する商品の在庫情報を各自動販売機ごとに保持する。予約情報D12は、商品予約処理部31が予約処理を受け付けた情報である。予約情報D12には、少なくとも購入する商品及び数量、商品を購入する自動販売機、及び商品を購入する商品購入予定(予約)日、商品購入予約番号が含まれる。
この予約情報D12は、販売する自動販売機2に送られ、予約情報D32として自動販売機2内に保持される。在庫処理部66は、予約された商品を商品購入予定日まで在庫として保持し、商品購入予定日を過ぎた場合、商品の通常販売を許可する。商品予約を行った利用者は、予約した自動販売機2で、近距離無線通信部27、あるいは図示しない操作キー(テンキー)などの入力部を介して商品購入予約番号を入力することによって、予約した商品を購入することができる。商品購入予約番号は、自動販売機2に、バーコード/QRコード(登録商標)スキャナーを設け、バーコード/QRコード(登録商標)の印刷物をかざしたり、バーコード/QRコード(登録商標)を表示した携帯情報端末M1をかざすことによって、自動販売機2側に入力するようにしてもよい。この場合、携帯情報端末M1は、商品購入予約時に、商品購入予約番号を示すバーコード/QRコード(登録商標)を印刷する印刷機能や表示する表示機能を有する必要がある。
一方、自動販売機2に対する商品予約処理を直接行うことができる。この場合、商品予約処理部65は、自身の自動販売機2内の商品に対する商品予約処理を行う。なお、複数の自動販売機が併設され、ローカルな通信接続がされている場合、商品予約処理部65は、これら複数の自動販売機に対する商品予約処理を行うことができる。
携帯情報端末M2を用いて商品予約を行う場合、近距離無線通信部27を介して自動販売機2と通信接続し、商品予約処理部65が提示する商品購入GUIを用いて商品予約処理を行う。商品予約が終了すると、携帯情報端末M2に商品購入予約番号が送られる。この商品購入予約番号は、バーコード/QRコード(登録商標)であってもよい。
自動販売機2に設けた、図示しない操作キーなどの入力部を用いて商品予約する場合、バーコード/QRコード(登録商標)を印刷するプリンタ及びバーコード/QRコード(登録商標)を読み取るスキャナーを設け、商品購入予約番号をプリンタから印刷し、商品購入時に印刷物をスキャナーで読み取らせることが好ましい。もちろん、商品購入時、入力部を介して商品購入予約番号を入力してもよい。
なお、自動販売機2に対する商品予約処理を直接行う場合であって、タッチパネルを有したデジタルサイネージを有する場合、このタッチパネル及びデジタルサイネージを用いて携帯情報端末M2と同様な商品購入GUIを用いて商品予約処理を行うことができる。
また、いずれの場合も、商品予約時に決済を行っておくと、予約商品を購入する際の手続きは商品購入予約番号の入力のみの簡易なものになる。自動販売機2に設けた、図示しない操作キーなどの入力部を用いて商品予約する場合の決済は、現金、電子マネー、ポイントなどを用いることができる。
さらに、付加価値付与部62は、商品予約処理部31、65によって予約された商品を購入する場合、さらに付加価値を増大させるようにしてもよい。
図6は、商品購入GUIを用いた商品予約処理の一例を示す図である。図6に示すように、商品購入GUIでは、まず、予約自販機設定画面が表示され、この画面で商品を受け取る自動販売機を設定する。その後、カレンダー表示予約日設定画面が表れ、予約日を設定する。さらに、予約時刻設定画面が表示され、予約時刻を設定する。その後、予約商品設定画面で、予約設定した自動販売機で予約する商品を設定する。さらに、予約数量設定画面が表示され、予約した商品の数量を設定する。これによって予約が終了し、予約情報D12、D32が生成されるとともに、商品購入予約番号が利用者に送られる。
この場合、選択した自動販売機に予約商品がない場合であっても、自動販売機を選択することができる。サービスマンが予約情報に基づいて、選択した自動販売機に予約商品を入庫するからである。
なお、予約商品設定を最初に行うようにしてもよい。これによって、予約すべき商品を有する自動販売機を検索し、検索された自動販売機の中から自動販売機を選択すればよい。
(実施の形態3)
本実施の形態3では、自動販売機へのアクセスがあった場合、該アクセスのみによって付加価値、例えばウェルカムポイントを付与するようにしている。近年は、デジタルサイネージを有した自動販売機が増えており、この自動販売機にアクセスした場合、デジタルサイネージの広告内容をみるため、宣伝効果が上がることになる。もちろん、デジタルサイネージでなくても、自動販売機へのアクセスによって自動販売機の広告に対する宣伝効果があがる。
図7に示すように、実施の形態3の自動販売機システム1では、自販機主制御部C内にアクセス検出部67を有する。その他の構成は、実施の形態1と同じである。アクセス検出部67は、自動販売機2へのアクセスを検出する。付加価値付与部62は、アクセス検出部67が検出したアクセスによる付加価値を付与する。
[携帯情報端末M2によるアクセス]
図8に示すように、携帯情報端末M2が自動販売機2にアクセスする場合、まず、携帯情報端末M2では、事前にタッチ用のアプリ(ソフトウェア)を起動して、自動販売機2側に自販機番号を入力する(ステップS201)。その後、自動販売機2側は、タッチ指示を携帯情報端末M2に送る(ステップS202)。携帯情報端末M2側で指示された位置のタッチがあった(ステップS203)場合であって、タッチ指示(ステップS202)から所定時間ΔT1以内にタッチがあった場合、アクセス検出部67は、タッチを検出したと判断する(ステップS204)。その後、付加価値付与部62は、タッチの検出に伴うポイント(ウェルカムポイント)を付与する(ステップS205)。
その後、商品選択があった(ステップS206)場合、販売制御部63は、選択された商品の販売及び決済を行う(ステップS207)。そして、ウェルカムポイント付与(ステップS205)後、所定時間ΔT2以内に商品の販売及び決済(ステップS207)が行われた場合、ポイント(購入ポイント)を通常購入ポイントよりも大きいポイントで付与する(ステップS208)。所定時間ΔT2を超えて商品の販売及び決済が行われた場合は、通常購入ポイントが付与される。
[電子マネーカードM3によるアクセス]
図9に示すように、電子マネーカードM3を用いて自動販売機2にアクセスする場合、まず、電子マネーカードM3を近距離無線通信部27にかざす(ステップS301)。すると、アクセス検出部67は、電子マネーカードM3のカード番号を認識し(ステップS302)、ポイント(ウェルカムポイント)を電子マネーカードM3に付与する(ステップS303)。
その後、商品選択(ステップS304)後、電子マネーカードM3を近距離無線通信部27にかざす(ステップS305)と、販売制御部63は、選択された商品の販売及び決済を行う(ステップS306)。そして、ウェルカムポイント付与(ステップS303)後、所定時間ΔT2以内に商品の販売及び決済(ステップS306)が行われた場合、ポイント(購入ポイント)を通常購入ポイントよりも大きいポイントで付与する(ステップS307)。所定時間ΔT2を超えて商品の販売及び決済が行われた場合は、通常購入ポイントが付与される。
なお、携帯情報端末M2によるアクセスあるいは電子マネーカードM3によるアクセスのいずれの場合も、ウェルカムポイント付与後に商品の販売及び決済が行われなくても、ウェルカムポイントは削除されずに付与された状態となる。
また、タッチパネルを有したデジタルサイネージをもつ自動販売機では、タッチ用のアプリ(ソフトウェア)をデジタルサイネージ上に表示出力し、タッチパネルによってタッチを検出するようにしてもよい。なお、タッチ指示の位置は、その都度ランダムに変化させることが好ましい。
(実施の形態4)
本実施の形態4では、前回の商品購入から指定時間内にさらに商品購入した場合に付加価値を大きくして付与するようにしている。これによって、商品の販売促進を図ることができる。図10に示すように、本実施の形態4では、自販機情報D1内に付加価値情報D13を有する。また、記憶部34内に、個人購入履歴情報D3が保持される。その他の構成は実施の形態1と同じである。個人購入履歴情報D3は、利用者ごとの商品購入履歴が保持される。個人購入履歴情報D3には、利用者識別情報と前回利用の自動販売機と前回の購入商品と前回の購入日時とが含まれる。
付加価値付与部62は、前回の商品購入から指定時間内にさらに商品購入した場合に付加価値を大きくして付与する。具体的には、異なる自動販売機を含め、前回の購入日時から指定時間以内に、自動販売機で商品を購入した場合、通常購入ポイントにさらに5ポイントを上乗せする。あるいは、購入商品に対して5%割引を行う。
また、付加価値付与部62は、例えば、異なる自動販売機を含め、前回の購入日時から指定時間以内に、自動販売機で前回と同じ商品を購入した場合、通常購入ポイントにさらに10ポイントを上乗せする。あるいは、購入商品に対して10%割引を行う。
また、付加価値付与部62は、例えば、前回の購入日時から指定時間以内に、同じ自動販売機で商品を購入した場合、通常購入ポイントにさらに15ポイントを上乗せする。あるいは、購入商品に対して15%割引を行う。
また、付加価値付与部62は、例えば、前回の購入日時から指定時間以内に、同じ自動販売機で同じ商品を購入した場合、通常購入ポイントにさらに20ポイントを上乗せする。あるいは、購入商品に対して20%割引を行う。
なお、付加価値付与部62は、キャンペーン期間中である場合、指定期間を短くすることが好ましい。
また、上述した実施の形態1〜4の主要構成は、単独で機能させてもよい。各実施の形態1〜4の主要構成のみでも販売促進を図ることができるからである。なお、ここでいう主要構成とは、例えば、実施の形態2における商品予約販売処理機能である。また、上述した各実施の形態1〜4の各要素は、適宜組み合わせが可能である。
1 自動販売機システム
2 自動販売機
12 展示室
14 電照板
15 ステージ
16 商品選択ボタン群
17 商品選択ボタン
21 硬貨挿入口
22 紙幣挿入口
23 カード読取書込部
24 表示部
25 硬貨支払口
26 商品取出口
27 近距離無線通信部
30 管理サーバ
31、65 商品予約処理部
34、52 記憶部
50 金銭処理機構
54 販売機構
55 冷却/加熱機構
62 付加価値付与部
63 販売制御部
64 表示制御部
66 在庫処理部
67 アクセス検出部
C 自販機主制御部
D 商品見本
D1 自販機情報
D11 在庫情報
D12、D31、D32 予約情報
D13 付加価値情報
D2 個人付加価値情報
D3 個人購入履歴情報
D31 在庫情報
M1、M2 携帯情報端末
M3 電子マネーカード
M4 ポイントカード
N ネットワーク
ΔT1、ΔT2 所定時間

Claims (15)

  1. 商品購入金額に対する付加価値を単位金額の数に応じて付与するとともに、商品購入金額から単位金額の累計金額を減算した未付与残高を保持させる付加価値付与部を備え、
    前記付加価値付与部は、現在の未付与残高の累計が前記単位金額以上となった場合、単位金額分の付加価値に変換することを特徴とする自動販売機。
  2. 前記付加価値付与部は、前記未付与残高を単位金額で除算した小数点以下の値として累積し、累積値が1以上となった場合に単位金額分の付加価値に変換することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記付加価値は、利用者に対するポイント及び/または商品の割引であることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  4. 1以上の自動販売機がネットワークを介して管理サーバに接続された自動販売機システムであって、
    利用者の識別情報と利用者の現在の付加価値及び商品購入金額から単位金額の累計金額を減算した未付与残高とを対応付けて保持する付加価値保持部と、
    利用者の識別情報を読み取る識別情報読取部と、
    商品購入金額に対する付加価値を単位金額の累計に応じて利用者に付与するとともに、前記未付与残高を保持させる付加価値付与部と、
    を備え、
    前記付加価値付与部は、現在の未付与残高の累計が前記単位金額以上となった場合、単位金額分の付加価値に変換することを特徴とする自動販売機システム。
  5. 前記付加価値付与部は、前記未付与残高を単位金額で除算した小数点以下の値として累積し、累積値が1以上となった場合に単位金額分の付加価値に変換することを特徴とする請求項4に記載の自動販売機システム。
  6. 購入する商品及び数量、前記商品を購入する自動販売機、及び商品を購入する商品購入予定日の指定を含む商品予約情報を受け付ける商品予約処理部と、
    前記商品を前記商品購入予定日まで在庫として保持する在庫処理部と、
    を備えたことを特徴とする請求項4または5に記載の自動販売機システム。
  7. 前記付加価値付与部は、前記商品予約処理部によって予約された商品を購入した場合、付加価値を増大させることを特徴とする請求項6に記載の自動販売機システム。
  8. 前記商品予約処理部は、前記商品予約情報を生成するためのGUIを、前記管理サーバに接続された携帯情報端末、あるいはタッチパネルを有した自動販売機の表示部に案内表示することを特徴とする請求項6に記載の自動販売機システム。
  9. 自動販売機へのアクセスを検出するアクセス検出部を備え、
    前記付加価値付与部は、前記アクセス検出部が前記自動販売機へのアクセスを検出した場合に、該アクセスによる付加価値を付与することを特徴とする請求項4〜8のいずれか一つに記載の自動販売機システム。
  10. 前記付加価値付与部は、前記アクセスによる付加価値の付与後、所定時間内に商品の販売及び決済が行われた場合、商品購入に対する付加価値を通常の付加価値よりも大きくすることを特徴とする請求項9に記載の自動販売機システム。
  11. 前記付加価値付与部は、異なる自動販売機を含め、前回の商品購入から指定時間以内にさらに商品購入した場合に付加価値を大きくすることを特徴とする請求項4〜10のいずれか一つに記載の自動販売機システム。
  12. 前記付加価値付与部は、異なる自動販売機を含め、前回の商品購入から指定時間以内にさらに同じ商品を購入した場合に付加価値を大きくすることを特徴とする請求項4〜10のいずれか一つに記載の自動販売機システム。
  13. 前記付加価値付与部は、同じ自動販売機である場合、さらに付加価値を大きくすることを特徴とする請求項11または12に記載の自動販売機システム。
  14. 前記付加価値付与部は、キャンペーン期間中である場合、前記指定時間を短くすることを特徴とする請求項11〜13のいずれか一つに記載の自動販売機システム。
  15. 前記付加価値は、前記利用者に対するポイント及び/または商品の割引であることを特徴とする請求項4〜14のいずれか一つに記載の自動販売機システム。
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JP2019125077A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 株式会社ウフル 商品販売システム、商品販売方法及び商品販売プログラム
KR20200142661A (ko) * 2019-06-13 2020-12-23 손영민 스마트 애플리케이션을 이용한 자판기 상품 구매 시스템

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