JP2017142069A - ウランを原料としないMoを原料とする低比放射能99Moからの99mTC製剤及び99mTCジェネレータ製造方法及び99mTC製剤及び99mTCジェネレータ製造装置、並びに99mTCジェネレータカラム - Google Patents
ウランを原料としないMoを原料とする低比放射能99Moからの99mTC製剤及び99mTCジェネレータ製造方法及び99mTC製剤及び99mTCジェネレータ製造装置、並びに99mTCジェネレータカラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017142069A JP2017142069A JP2016021473A JP2016021473A JP2017142069A JP 2017142069 A JP2017142069 A JP 2017142069A JP 2016021473 A JP2016021473 A JP 2016021473A JP 2016021473 A JP2016021473 A JP 2016021473A JP 2017142069 A JP2017142069 A JP 2017142069A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solution
- raw material
- generator
- alumina
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
Description
・1回数百Ci規模で99mTC製造可能であること、
・安定製造・自動化できる製造法であること、
・蓄積した99gTC(g:基底状態grand、半減期2.1x105年)を容易に除去できること、
99mTC溶液品質:従来品(アルミナカラム法)と同等で、放薬基を満足できること、
が求められる。
・小形化が可能で、1回で数十〜数百mCi-99mTC製造可能であること、
・安定製造・自動化できる製造法であること、
・薬事承認が得易いこと、
・高MO吸着能を有していること、
・蓄積99gTCを容易に除去できること、
・従来品(アルミナカラム法)と同等性能で放薬基を満足できること、
が求められる。
製造工程1で形成したMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、純アルミナMO(99MO)吸着剤を内蔵する99mTCジェネレータカラムに通液し、MO(99MO)を吸着させることで99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータを形成させる製造工程2と、
製造工程2で残留した99mTCを含むMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、活性炭吸着剤を内蔵する吸着カラムへ通液して該吸着剤99mTCを選択的に吸着させ、次いでアルカリ溶液の脱着剤による99mTCの脱着処理を行って99mTCを溶出回収し、もって99mTC溶液もしくは99mTC製剤を生成する製造工程3と、からなり、
又は
製造工程1で形成したMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、活性炭吸着剤を内蔵する吸着カラムへ通液して該吸着剤99mTCを選択的に吸着させ、次いでアルカリ溶液の脱着剤による99mTCの脱着処理を行って99mTCを溶出回収し、もって99mTC溶液もしくは99mTC製剤を生成する製造工程3と、
製造工程3で残留したMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、純アルミナMO(99MO)吸着剤を内蔵する99mTCジェネレータカラムに通液し、もって99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータを形成させる製造工程2と、を備えること
を特徴とするウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成方法を提供する。
前記MO(99MO)溶液を、表面積が288〜337cm2/g、細孔径が6〜9.3nm、細孔面積が0.59〜0.7ccの特性を有するナノサイズアルミナ粒子焼結体になる、MO(99MO)吸着用の純アルミナ吸着剤を内蔵する99mTCジェネレータカラムに通液することで99mTCジェネレータを形成すること
を特徴とするウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成方法を提供する。
糖類とアルミニウムとが結合された合成物からアルミナ原料を含む溶液が形成され、そのアルミナ原料を分離、焼結してナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結体を形成するものであって、
糖類とアルミニウムとが結合された合成物から形成されたアルミナ原料を含む溶液から、沈降容器でアルミナ原料を沈降させ、糖類とアルミニウムとが結合された合成物を生成する際に発生した有機物を上澄み液に含有させて沈降した凝集アルミナ原料から分離し、
該有機物の分離された沈降した凝集アルミナ原料をろ過あるいは遠心分離し、有機物の分離されたアルミナ固形物を形成し、
該有機物の分離されたアルミナ固形物を焼成して、ナノサイズアルミナ粒子が凝集焼結し、有機物の分離されたナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結原料を形成し、
該ナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結原料を粉砕、篩分けして、ナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結体を形成し、
99mTCジェネレータカラムに、当該ナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結体を内蔵させること
を特徴とするウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成方法を提供する。
製造工程1で形成したMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、純アルミナMO(99MO)吸着剤を内蔵する99mTCジェネレータカラムに通液し、MO(99MO)を吸着させることで99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータを形成させる製造装置2と、
製造工程2で残留した99mTCを含むMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、活性炭吸着剤を内蔵する吸着カラムへ通液して該吸着剤99mTCを選択的に吸着させ、次いでアルカリ溶液の脱着剤による99mTCの脱着処理を行って99mTCを溶出回収し、もって99mTC溶液もしくは99mTC製剤を生成する製造装置3と、からなり、
又は
製造工程1で形成したMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、活性炭吸着剤を内蔵する吸着カラムへ通液して該吸着剤99mTCを選択的に吸着させ、次いでアルカリ溶液の脱着剤による99mTCの脱着処理を行って99mTCを溶出回収し、もって99mTC溶液もしくは99mTC製剤を生成する製造装置3と、を備えること
を特徴とするウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成装置を提供する。
製造工程2で残留した99mTCを含むMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、活性炭吸着剤を内蔵する吸着カラムへ通液して該吸着剤99mTCを選択的に吸着させ、次いでアルカリ溶液の脱着剤による99mTCの脱着処理を行って99mTCを溶出回収し、もって99mTC溶液もしくは99mTC製剤を生成する製造工程3と、からなるウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成方法が形成される。
製造工程3で残留したMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、純アルミナMO(99MO)吸着剤を内蔵する99mTCジェネレータカラムに通液し、もって99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータを形成させる製造工程2と、を備えるウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成方法が形成される。
NAC
・NAC組成:純アルミナ、結晶系Y-Alumina、100%Al2O3(共存他成分・不純物:なし)
無菌(高温焼成品)、乾熱滅菌および湿熱滅菌可能、大量製造可能
繰り返し製造による品質再現性・安定性:確認済み
・BET比表面積300cm2/g、細孔径7〜9nm、細孔容積平均0.6cc/g
・カラム型MO吸着容量:常用50〜100mg(MO)/g(NAC)
・アルミナカラム(NACカラム):オートクレーブ滅菌(湿熱滅菌)可能
・核分裂法製造99MOの使用可能
99mTCジェネレータ性能
・99mTC溶出率:90〜100%(繰り返し安定溶出)
・99mTC放射化学純度 >99%
・99mTC溶出液:0.9%−NaCl、pH4.5〜5.0、99MO不検出、Al<1ppm(いずれも、放薬基をクリア)
・99mTC溶出時間:(減圧吸引)10秒/10ml、(自然流下)3分/10ml
図9は、MO吸着剤性能比較を示す。活性アルミナ、一般的なアルミナ及び酸性アルミナのMO吸着剤は、成分がAl2O3で望ましい成分構成であるが、本実施例は、これらのMO吸着剤に比べてはるかに高いMO吸着性能を示す。
糖類とアルミニウムとが結合された合成物からアルミナ原料を含む溶液が形成され、そのアルミナ原料を分離、焼結してナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結体を形成するものであって、
糖類とアルミニウムとが結合された合成物から形成されたアルミナ原料を含む溶液から、沈降容器でアルミナ原料を沈降させ、糖類とアルミニウムとが結合された合成物を生成する際に発生した有機物を上澄み液に含有させて沈降した凝集アルミナ原料から分離し、
該有機物の分離された沈降した凝集アルミナ原料をろ過あるいは遠心分離し、有機物の分離されたアルミナ固形物を形成し、
該有機物の分離されたアルミナ固形物を焼成して、ナノサイズアルミナ粒子が凝集焼結し、有機物の分離されたナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結原料を形成し、
該ナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結原料を粉砕、篩分けして、ナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結体を形成することが出来る。
次いで、製造工程1で形成したMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、純アルミナMO(99MO)吸着剤を内蔵する99mTCジェネレータカラムに通液し、純アルミナM O ( 99 M O )吸着剤1g中に50〜200mgのMO(99MO)を吸着させることで99mTCジェネレータカラムもしくは当該 99m T C ジェネレータカラムを備えた 99mTCジェネレータを形成させる製造工程2と、
次いで、製造工程2で残留した99mTCを含むMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、活性炭吸着剤を内蔵する吸着カラムへ通液して該吸着剤99mTCを選択的に吸着させ、次いでアルカリ溶液の脱着剤による99mTCの脱着処理を行って99mTCを溶出回収し、もって99mTC溶液もしくは 99m T C 溶液から 99m T C 溶液中に残留するM O ( 99 M O )を除去精製して 99mTC製剤を生成する製造工程3と、からなること
を特徴とするウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成方法を提供する。
前記MO(99MO )溶液を、表面積が288〜337cm2/g、細孔径が6〜9.3nm、細孔容積が0.59〜0.7cc/gの特性を有するナノサイズアルミナ粒子焼結体になる、MO(99MO)吸着用の純アルミナ吸着剤を内蔵する99mTcジェネレータカラムに通液することで99mTCジェネレータを形成すること
を特徴とするウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成方法を提供する。
製造装置1で形成したMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、純アルミナMO(99MO)吸着剤を内蔵する99mTCジェネレータカラムに通液し、純アルミナM O ( 99 M O )吸着剤1g中に50〜200mgのMO(99MO)を吸着させることで99mTCジェネレータカラムもしくは当該 99m T C ジェネレータカラムを備えた 99mTCジェネレータを形成させる製造装置2と、
製造装置2で残留した99mTCを含むMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、活性炭吸着剤を内蔵する吸着カラムへ通液して該吸着剤99mTCを選択的に吸着させ、次いでアルカリ溶液の脱着剤による99mTCの脱着処理を行って99mTCを溶出回収し、もって99mTC溶液もしくは 99m T C 溶液から 99m T C 溶液中に残留するM O ( 99 M O )を除去精製して 99mTC製剤を生成する製造装置3と、からなること
を特徴とするウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成装置を提供する。
Claims (5)
- 天然MOO3もしくは100MOO3を原料として、中性子照射98MO(n、γ)もしくはγ線照射100MO(γ、n)の核反応により99MOを形成し、それを溶解したMO(99MO)溶液であって、ウランを原料として原子炉内照射によって製造された99mTCを含む99MOの比放射能に比べて、ウランを原料としない低比放射能の、MO(99MO)C溶液を原料として形成する製造工程1と、
製造工程1で形成したMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、純アルミナMO(99MO)吸着剤を内蔵する99mTCジェネレータカラムに通液し、MO(99MO)を吸着させることで99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータを形成させる製造工程2と、
製造工程2で残留した99mTCを含むMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、活性炭吸着剤を内蔵する吸着カラムへ通液して該吸着剤99mTCを選択的に吸着させ、次いでアルカリ溶液の脱着剤による99mTCの脱着処理を行って99mTCを溶出回収し、もって99mTC溶液もしくは99mTC製剤を生成する製造工程3と、からなり、
又は
製造工程1で形成したMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、活性炭吸着剤を内蔵する吸着カラムへ通液して該吸着剤99mTCを選択的に吸着させ、次いでアルカリ溶液の脱着剤による99mTCの脱着処理を行って99mTCを溶出回収し、もって99mTC溶液もしくは99mTC製剤を生成する製造工程3と、
製造工程3で残留したMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、純アルミナMO(99MO)吸着剤を内蔵する99mTCジェネレータカラムに通液し、もって99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータを形成させる製造工程2と、を備えること
を特徴とするウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成方法。 - 請求項1に記載されたウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成方法において、
前記MO(99MO)C溶液を、表面積が288〜337cm2/g、細孔径が6〜9.3nm、細孔面積が0.59〜0.7ccの特性を有するナノサイズアルミナ粒子焼結体になる、MO(99MO)吸着用の純アルミナ吸着剤を内蔵する99mTcジェネレータカラムに通液することで99mTCジェネレータを形成すること
を特徴とするウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成方法。 - 請求項1または2に記載されたウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成方法において、
糖類とアルミニウムとが結合された合成物からアルミナ原料を含む溶液が形成され、そのアルミナ原料を分離、焼結してナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結体を形成するものであって、
糖類とアルミニウムとが結合された合成物から形成されたアルミナ原料を含む溶液から、沈降容器でアルミナ原料を沈降させ、糖類とアルミニウムとが結合された合成物を生成する際に発生した有機物を上澄み液に含有させて沈降した凝集アルミナ原料から分離し、
該有機物の分離された沈降した凝集アルミナ原料をろ過あるいは遠心分離し、有機物の分離されたアルミナ固形物を形成し、
該有機物の分離されたアルミナ固形物を焼成して、ナノサイズアルミナ粒子が凝集焼結し、有機物の分離されたナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結原料を形成し、
該ナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結原料を粉砕、篩分けして、ナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結体を形成し、
99mTCジェネレータカラムに、当該ナノサイズアルミナ粒子凝集・焼結体を内蔵させること
を特徴とするウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成方法。 - 天然MOO3もしくは100MOO3を原料として、中性子照射98MO(n、γ)もしくはγ線照射100MO(γ、n)の核反応によって99MOを形成し、99MOを溶解したMO(99MO)溶液であって、ウランを原料として原子炉内照射によって製造された99mTCを含む99MOの比放射能に比べて低比放射能の、原料としての99mTCを含むMO(99MO)C溶液を形成する製造装置1と、
製造工程1で形成したMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、純アルミナMO(99MO)吸着剤を内蔵する99mTCジェネレータカラムに通液し、MO(99MO)を吸着させることで99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータを形成させる製造装置2と、
製造工程2で残留した99mTCを含むMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、活性炭吸着剤を内蔵する吸着カラムへ通液して該吸着剤99mTCを選択的に吸着させ、次いでアルカリ溶液の脱着剤による99mTCの脱着処理を行って99mTCを溶出回収し、もって99mTC溶液もしくは99mTC製剤を生成する製造装置3と、からなり、
又は
製造工程1で形成したMO(99MO)溶液を原料として、99mTCを放射平衡で生成させ、活性炭吸着剤を内蔵する吸着カラムへ通液して該吸着剤99mTCを選択的に吸着させ、次いでアルカリ溶液の脱着剤による99mTCの脱着処理を行って99mTCを溶出回収し、もって99mTC溶液もしくは99mTC製剤を生成する製造装置3と、を備えること
を特徴とするウランを原料としないMoを原料とする低比放射能の99MOから99mTC溶液もしくは99mTC製剤及び99mTCジェネレータカラムもしくは99mTCジェネレータの形成装置。 - 表面積が288〜337cm2/g、細孔径が6〜9.3nm、細孔面積が0.59〜0.7ccの特性を有するナノサイズアルミナ粒子焼結体になる、MO(99MO)吸着用の純アルミナ吸着剤を内蔵する99mTCジェネレータカラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016021473A JP6211639B2 (ja) | 2016-02-08 | 2016-02-08 | ウランを原料としないMoを原料とする低比放射能99Moからの99mTC製剤及び99mTCジェネレータ製造方法及び99mTC製剤及び99mTCジェネレータ製造装置、並びに99mTCジェネレータカラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016021473A JP6211639B2 (ja) | 2016-02-08 | 2016-02-08 | ウランを原料としないMoを原料とする低比放射能99Moからの99mTC製剤及び99mTCジェネレータ製造方法及び99mTC製剤及び99mTCジェネレータ製造装置、並びに99mTCジェネレータカラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017142069A true JP2017142069A (ja) | 2017-08-17 |
JP6211639B2 JP6211639B2 (ja) | 2017-10-11 |
Family
ID=59627898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016021473A Active JP6211639B2 (ja) | 2016-02-08 | 2016-02-08 | ウランを原料としないMoを原料とする低比放射能99Moからの99mTC製剤及び99mTCジェネレータ製造方法及び99mTC製剤及び99mTCジェネレータ製造装置、並びに99mTCジェネレータカラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6211639B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021071435A (ja) * | 2019-11-01 | 2021-05-06 | 株式会社タカハシRiラボ | テクネチウム99m製造システム及びテクネチウム99m製造方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217199A (en) * | 1975-07-30 | 1977-02-08 | Japan Atom Energy Res Inst | Process for separating technetium-99m from molybdenum-99 product |
JP2013095641A (ja) * | 2011-11-01 | 2013-05-20 | National Institute For Materials Science | ヒ素イオン吸着性化合物を担持したメソポーラスアルミナおよびそれを用いたヒ素イオン回収方法およびヒ素フリー水溶液の製造方法 |
WO2013095108A1 (en) * | 2011-12-12 | 2013-06-27 | Technische Universiteit Delft | A column material and a method for adsorbing mo-99 in a 99mo/99mtc generator |
JP2013134062A (ja) * | 2011-12-23 | 2013-07-08 | Kaken:Kk | 99mTc回収装置 |
JP5427483B2 (ja) * | 2009-06-19 | 2014-02-26 | 株式会社化研 | 放射性医薬品およびその標識化合物原料としての放射性テクネチウムの濃縮および溶出回収方法、およびシステム |
JP2015099117A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 株式会社日立製作所 | 放射性核種製造装置、放射性核種製造システムおよび放射性核種製造方法 |
JP2016017934A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-01 | 株式会社京都ニュートロニクス | 医療用テクネチウム99mのオンデマンド製造方法とそのシステム |
-
2016
- 2016-02-08 JP JP2016021473A patent/JP6211639B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217199A (en) * | 1975-07-30 | 1977-02-08 | Japan Atom Energy Res Inst | Process for separating technetium-99m from molybdenum-99 product |
JP5427483B2 (ja) * | 2009-06-19 | 2014-02-26 | 株式会社化研 | 放射性医薬品およびその標識化合物原料としての放射性テクネチウムの濃縮および溶出回収方法、およびシステム |
JP2013095641A (ja) * | 2011-11-01 | 2013-05-20 | National Institute For Materials Science | ヒ素イオン吸着性化合物を担持したメソポーラスアルミナおよびそれを用いたヒ素イオン回収方法およびヒ素フリー水溶液の製造方法 |
WO2013095108A1 (en) * | 2011-12-12 | 2013-06-27 | Technische Universiteit Delft | A column material and a method for adsorbing mo-99 in a 99mo/99mtc generator |
JP2013134062A (ja) * | 2011-12-23 | 2013-07-08 | Kaken:Kk | 99mTc回収装置 |
JP2015099117A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 株式会社日立製作所 | 放射性核種製造装置、放射性核種製造システムおよび放射性核種製造方法 |
JP2016017934A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-01 | 株式会社京都ニュートロニクス | 医療用テクネチウム99mのオンデマンド製造方法とそのシステム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021071435A (ja) * | 2019-11-01 | 2021-05-06 | 株式会社タカハシRiラボ | テクネチウム99m製造システム及びテクネチウム99m製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6211639B2 (ja) | 2017-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011002370A (ja) | 放射性医薬品およびその標識化合物原料としての放射性テクネチウムの濃縮および溶出回収方法、およびシステム | |
NL2007951C2 (en) | A column material and a method for adsorbing mo-99 in a 99mo/99mtc generator. | |
Bokhari et al. | Production of low and high specific activity 64 Cu in a reactor | |
JP6211639B2 (ja) | ウランを原料としないMoを原料とする低比放射能99Moからの99mTC製剤及び99mTCジェネレータ製造方法及び99mTC製剤及び99mTCジェネレータ製造装置、並びに99mTCジェネレータカラム | |
CN107529449A (zh) | 一种新型功能化氧化石墨烯材料的制备及其对镧/锕系元素的选择性共吸附 | |
JP5817977B2 (ja) | 高濃度かつ高放射能をもつテクネチウム−99m溶液の製造方法 | |
AU2018207260B2 (en) | Alternating flow column chromatography apparatus and method of use | |
US20070009409A1 (en) | 212Bi or 213Bi Generator from supported parent isotope | |
KR101874958B1 (ko) | 은 코팅 알루미나 입자의 제조방법, 이의 제조방법에 의해 제조된 은 코팅 알루미나 입자 및 상기 은 코팅 알루미나 입자를 이용한 방사성 요오드 제거방법 | |
KR100755933B1 (ko) | 진단용 및 치료용 방사성 동위원소 흡착제 및 이의제조방법 | |
AU2015330089B2 (en) | Radioisotope generator having a stationary phase comprising titanium oxide | |
US20100248955A1 (en) | Adsorbents for Radioisotopes, Preparation Method Thereof, and Radioisotope Generators Using the Same | |
WO2016018939A2 (en) | Methods for separating mixtures | |
Faghihian et al. | Adsorption of 103 Ru from aqueous solutions by clinoptilolite | |
JP6818342B2 (ja) | ギブサイト系アルミナのモリブデン吸着剤及びそれを用いた99Mo/99mTcジェネレータ | |
Ram et al. | Usefulness of nano-zirconia for purification and concentration of 125I solution for medical applications | |
RU2806034C2 (ru) | Способы и продукты превращения диоксида углерода в одно или более низкомолекулярных органических соединений | |
KR20060017047A (ko) | 몰리브덴-99/테크네튬-99m 발생기용 몰리브덴 흡착제 및그의 제조방법 | |
JP2017015638A (ja) | Mo吸着剤および99mTcジェネレータカラム | |
RU2403642C1 (ru) | Способ получения изотопа урана-237 | |
IL34751A (en) | Production of fission product technetium 99-m generator | |
TW202407716A (zh) | 在鉬/鎝-99m產生器中使用氧化鋁的方法 | |
Ma et al. | Shape-persistent COF-derived functional carbon microspheres for No-carrier added 177Lu separation | |
Kima et al. | Removal of Radioactive Iodine Using Silver-Adsorbed Alumina from Sodium Hydroxide Solutions. | |
JP6890311B2 (ja) | 擬ベーマイト系アルミナのモリブデン吸着剤及びそれを用いた99Mo/99mTcジェネレータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170913 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6211639 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |