JP2017141684A - 遠心回転機械 - Google Patents

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Teruhiro Nakaniwa
彰宏 中庭
彰範 田▲崎▼
Akinori Tazaki
彰範 田▲崎▼
伸一郎 得山
Shinichiro Tokuyama
伸一郎 得山
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Abstract

【課題】遠心回転機械のインペラ部分まで流入した異物粒子によるシール装置の摩耗や破損を防ぐことができる遠心回転機械を提供すること。【解決手段】ディスク3a、ブレード3c、及びカバー3bを備えるインペラ3と、インペラ3を径方向内側に収容するとともに、前記カバー3bの外周面3b2との間に隙間を形成するケーシング6と、前記隙間をシールするシール装置7と、を備え、前記ケーシング6は、前記カバー3bの軸線方向一方側を向くカバー端面3b1及び前記シール装置7の軸線方向一方側に間隔をあけて配置され、カバー端面3b1及びシール装置7との間で径方向に延びる径方向流路を画成する端壁面6fを有し、前記シール装置7と前記径方向流路8との間に、前記シール装置7よりも硬度の大きい材料から形成されて前記シール装置7の軸線方向一方側を向く面を覆う防護部6iをさらに備える。【選択図】図2

Description

本発明は、遠心回転機械に関する。
一般的に、遠心回転機械は、回転軸に設けられたインペラと、このインペラを覆うケーシングとを有している。遠心回転機械のインペラがケーシング内で回転する際にインペラとケーシングとの間に埃や砂などの異物粒子が進入すると、インペラやケーシングを痛めることがある。
たとえば特許文献1には、回転機械の一種であるガスタービンエンジンの圧縮機に入る異物粒子の量を減らす分粒装置が開示されている。
特開平5−156966号公報
遠心回転機械の内部に異物粒子が流入してしまった場合に、回転中のインペラに異物粒子が接触すると、異物粒子はインペラの径方向外側へとはじき出されてインペラとケーシングとの間に滞留してしまう。インペラとケーシングとの間に滞留した異物粒子は、遠心回転機械の内部の摩耗を進行させたり、遠心回転機械の内部を破損させたりする虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、遠心回転機械のインペラ部分まで流入した異物粒子によるシール装置の摩耗や破損を防ぐことができる遠心回転機械を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、軸線回りに回転する円盤状をなすディスク、該ディスクの軸線方向一方側を向く面に周方向に間隔をあけて設けられることで互いの間に軸線方向一方側から径方向外側に向かう流路を区画形成するブレード、及び、該ブレードを径方向外側から覆うカバーを備えるインペラと、該インペラを径方向内側に収容するとともに、前記カバーの外周面との間に隙間を形成するケーシングと、前記隙間をシールするシール装置と、を備え、前記ケーシングは、前記カバーの軸線方向一方側を向くカバー端面及び前記シール装置の軸線方向一方側に間隔をあけて配置され、カバー端面及びシール装置との間で径方向に延びる径方向流路を画成する端壁面を有し、前記シール装置と前記径方向流路との間に、前記シール装置よりも硬度の大きい材料から形成されて前記シール装置の軸線方向一方側を向く面を覆う防護部材をさらに備える遠心回転機械である。
上記態様の遠心回転機械において、回転中のインペラのカバーに異物粒子が衝突すると、異物粒子はインペラの径方向外側に移動される。ここで、異物粒子はシール装置には衝突せず防護部材に衝突するので、シール装置への異物粒子の衝突によるシール装置の摩耗や破損が起こりにくくなるようにシール装置を保護できる。
また、前記防護部材は、前記ケーシングと一体成型され、前記ケーシングから前記ディスクの軸線へ向かって径方向内側に突出する環状をなしていてもよい。
また、前記防護部材は、前記シール装置に固定されていてもよい。
また、前記防護部材は、前記シール装置における前記軸線方向一方側を向く面に溶射により一体化されていてもよい。
また、前記ケーシングは、前記端壁面の径方向内側に接続されて、前記軸線方向一方側に延びて前記インペラへの流体の導入流路を画成する入口側内周面と、前記ケーシング内に形成されて、前記端壁面の径方向外側の端部と前記入口側内周面とに開口することで、前記径方向流路と前記導入流路とを連通させる還流路と、を有していてもよい。
本発明によれば、遠心回転機械のインペラ部分まで流入した異物粒子によるシール装置の摩耗や破損を防ぐことができる。
本発明の第1実施形態に係る遠心回転機械の概略構成を示す断面図である。 図1の拡大図である。 図2の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る遠心回転機械の拡大断面図である。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、本発明の実施の形態の構成を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際の遠心回転機械、及びシール装置の寸法関係とは異なる場合がある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る遠心回転機械の概略構成を示す断面図である。図2は、図1の拡大図である。図3は、図2の拡大図である。図1では、遠心回転機械1を回転軸2の延在方向に対して平行な仮想平面で、回転軸2を2分割するように、遠心回転機械1を切断した場合の断面を図示している。
図1において、Aは流体(例えば、プロセスガス)の移動方向、Oは回転軸2の軸線をそれぞれ示している。
図1及び図2を参照するに、本実施形態の遠心回転機械1は、回転軸2と、インペラ3と、一対の軸受5A,5Bと、ケーシング6と、シール装置7と、を備える。
回転軸2は、軸線Oの延在方向と同じ方向に延在する柱状の部材である。回転軸2は、軸線Oの方向に位置する両端部が軸受5A,5Bによって回転可能に支持されている。回転軸2は、一方向に回転する。回転軸2は、曲面とされた外周面2aを有する。
インペラ3は、軸受5Aと軸受5Bとの間に位置する回転軸2の外周面2aに設けられている。インペラ3は、ディスク3aと、カバー3bと、複数のブレード3cと、を有する。
ディスク3aは、回転軸2の端部から中心位置Cに向かうにつれて、回転軸2の径方向の外側に漸次拡径するように設けられている。ディスク3aの形状は、例えば、略円盤状とすることができる。ディスク3aの軸線は、回転軸2の軸線Oと同軸である。以下、ディスク3aの軸線についても「軸線O」と表記する。
カバー3bは、ディスク3aと対向するように設けられている。カバー3bは、複数のブレード3cを覆っている。
複数のブレード3cは、ディスク3aの外側に、ディスク3aから離間するように、放射状に設けられている。ブレード3cは、ディスク3aの軸線方向一方側から径方向外側に向かう流路を区画形成する。
本実施形態では、回転軸2の軸線Oの延在方向に同軸状に並べられた複数のインペラ3によって多段式インペラ群3Aが構成されている。
軸受5Aは、回転軸2の一方の端部に設けられている。軸受5Bは、回転軸2の他方の端部に設けられている。
ケーシング6は、筒状とされており、軸受5A,5Bを外側から支持している。ケーシング6は、回転軸2、インペラ3、及びシール装置7を径方向内側に収容している。
ケーシング6は、ケーシング6に対して回転軸2及びインペラ3を、回転可能な構成とされている。
ケーシング6は、ケーシング流路6aと、吸込口6bと、接続流路6c,6dと、排出口6eとを有する。ケーシング流路6a、吸込口6b、接続流路6c,6d、及び排出口6eは、ケーシング6のうち、多段式インペラ群3Aの配設領域に対応する部分に設けられている。
さらに、ケーシング6は、端壁面6fと、入口側内周面6gと、還流路6hとを有している。端壁面6f、入口側内周面6g、及び還流路6hは、ケーシング6のうち、多段式インペラ群3Aを構成する各インペラ3に対して、インペラ3毎に設けられている。
また、ケーシング6は、シール装置7においてディスク3aの軸方向一方側に向く面7aを保護する防護部6i(防護部材)を有している。
ケーシング流路6aは、各インペラ3を構成するブレード3c間の流路同士を接続するように、ケーシング6の内部に設けられている。ケーシング流路6aは、回転軸2の外側に位置するケーシング6において、環状となるように構成されている。
吸込口6bは、軸受5A側に位置するケーシング6に設けられている。吸込口6bは、流体を吸い込み、接続流路6cを介して、吸い込んだ流体をケーシング流路6aに導く。
接続流路6cは、ケーシング6に内設されており、ケーシング流路6aと吸込口6bとを接続している。接続流路6dは、ケーシング6に内設されており、排出口6eとケーシング流路6aとを接続している。
排出口6eは、接続流路6dを経由した流体をケーシング6の外部に排出する。
端壁面6fは、カバー3bの軸線方向一方側を向くカバー端面3b1の軸線方向一方側に対向配置されて径方向に延びている。さらに、端壁面6fは、カバー端面3b1との間に径方向流路8を画成する。
径方向流路8は、遠心回転機械1の動作時に流入する流体に含まれる異物粒子Pが進入可能な流路である。径方向流路8に進入した異物粒子Pは、回転するインペラ3のカバー3bに接触することでインペラ3の径方向外側へと移動する。
入口側内周面6gは、端壁面6fの径方向内側に接続されている。入口側内周面6gは、端壁面6fの径方向内側の端部から軸線方向一方側へ延びている。入口側内周面6gは、インペラ3への流体の導入流路9を画成する。
図2及び図3に示すように、還流路6hは、端壁面6fの径方向外側の端部と入口側内周面6gとに開口することで、径方向流路8と導入流路9とを連通させる。還流路6hの形状は、たとえば、ディスク3aの軸線Oを中心とする一続きの環状や、ディスク3aの軸線Oを中心とする周方向に離間する複数の通路状などであってよい。
還流路6hがディスク3aの軸線Oを中心とする周方向に一続きの環状をなしていると、異物粒子Pが還流路6hに入りやすいので、異物除去性能において有利である。
還流路6hがディスク3aの軸線Oを中心とする周方向に離間して複数設けられていると、遠心回転機械1の空力性能において有利である。
防護部6iは、ケーシング6においてシール装置7の径方向外側から径方向内側へ向かって突出する板状をなしている。また、ディスク3aの軸線O方向から見たときに、防護部6iは、軸線Oを中心とする環状をなしてシール装置7を覆っている。防護部6iとシール装置7との間の隙間は、遠心回転機械1内に混入することが想定される異物粒子Pの大きさを考慮して、異物粒子Pが防護部6iとシール装置7との間の隙間に入り込まない程度の大きさに設定される。
図3に示すように、径方向内側へ向かって突出している防護部6iの突出端6jは、インペラ3のカバー3bの外周面3b2に向けられている。防護部6iとインペラ3のカバー3bとの間の隙間は、遠心回転機械1内に混入することが想定される異物粒子Pの大きさを考慮して、異物粒子Pが防護部6iとインペラ3との間の隙間に入り込まない程度の大きさに設定される。また、防護部6iとインペラ3のカバー3bとの間の隙間の大きさは、本実施形態の遠心回転機械1の通常の動作時におけるシール装置7の摩耗を考慮したときに防護部6iがカバー3bに接触しない大きさであることが好ましい。
本実施形態では、インペラ3より上流側が低圧でありインペラ3より下流側が高圧であるので、シール装置7とカバー3bとの間では、ディスク3aの軸線O方向一方側へ向かって流体が流れる。このため、防護部6iとシール装置7との間の隙間よりも小さな異物粒子Pであっても防護部6iとシール装置7との間の隙間からの噴流に押し返される。
防護部6iは、シール装置7よりも硬度の大きな材料からなることが好ましい。本実施形態では、ケーシング6の材料がシール装置7の材料よりも高い高度を有しているので、ケーシング6の一部として防護部6iを一体成型可能である。
なお、ケーシング6に防護部6iが形成されていることに代えて、ケーシング6とは別体の防護部材(不図示)がケーシング6に固定されていてもよい。この場合、不図示の防護部材の材質は、ケーシング6の材質とは独立して選択可能である。
図2に示すように、シール装置7は、インペラ3とケーシング6との隙間に配されている。本実施形態のシール装置7は、所謂ラビリンスシールである。シール装置7は、インペラ3のカバー3bに対して所定のクリアランスを有した状態で、インペラ3とケーシング6との隙間をシールする。
本実施形態の遠心回転機械1の作用について説明する。
本実施形態の遠心回転機械1の動作時には、流体中の異物粒子Pがカバー3bに接触するとインペラ3によって異物粒子Pがインペラ3の径方向外側に移動する。防護部6iとシール装置7との間の隙間の近傍まで異物粒子Pが近付くが、本実施形態では、異物粒子Pは防護部6iに衝突し得るがシール装置7には衝突しない。また、本実施形態では、異物粒子Pは、防護部6iとシール装置7との間の隙間を通過せずに、端壁面6fの径方向外側まで移動する。端壁面6fの径方向外側まで異物粒子Pが移動すると、異物粒子Pは還流路6hへ進入して入口側内周面6gまで移動する。入口側内周面6gに到達した異物粒子Pは、導入流路9を流れる流体によってインペラ3へと移動する。
このように、本実施形態の遠心回転機械1によれば、異物粒子Pがシール装置7に衝突するのを防護部6iが防いでいるので、シール装置7に異物粒子Pが衝突することによるシール装置7の摩耗や破損からシール装置7を保護できる。
また、本実施形態では、端壁面6fの径方向外側の端部近傍に異物粒子Pが滞留せずに還流路6hを通じて導入流路9へ異物粒子Pを戻すことができる。このため、端壁面6fの径方向外側の端部近傍に達した異物粒子Pをインペラ3とケーシング6との隙間から速やかに除去できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本実施形態に係る遠心回転機械の拡大断面図である。
本実施形態の遠心回転機械10(図1参照)は、第1実施形態に開示された防護部6iと同様にシール装置7を保護するための部材が、図4に示すように、シール装置7に固定されている。
すなわち、本実施形態の遠心回転機械10は、防護部6iに代えて、シール装置7に固定された防護部材11を有している。
図4に示す防護部材11は、シール装置7において、ディスク3aの軸線O方向一方側を向く面7aに固定された板状部材である。ディスク3aの軸線O方向から見たときに、防護部材11は、第1実施形態に開示された防護部6iと同様にシール装置7を覆う環状をなしている。
防護部材11とシール装置7との固定方法は特に限定されない。たとえば、防護部材11は、シール装置7にボルト止めされる。また、シール装置7において、ディスク3aの軸線O方向一方側を向く面に防護部材11が溶射により一体化されてもよい。
本実施形態では、防護部材11とシール装置7とが固定されているので、シール装置7の動きに防護部材11が追従するので、防護部材11とカバー3bとの間の隙間の大きさの変動が少ない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上記実施形態では、防護部(防護部材)はシール装置よりも硬度の大きい材料からなる例が開示されているが、防護部(防護部材)の硬度がシール装置の硬度よりも小さい場合であってもシール装置に対する異物粒子の衝突からシール装置を保護することができる。
また、本実施形態において、シール装置とカバーとの隙間と通じて防護部(防護部材)とカバーとの隙間から流れ出す流体を還流路へ流すための噴流通路が端壁面に開口されていてもよい。
1,10 遠心回転機械
2 回転軸
2a 外周面
3 インペラ
3a ディスク
3A 多段式インペラ群
3b カバー
3b1 カバー端面
3b2 外周面
3c ブレード
5A 軸受
5B 軸受
6 ケーシング
6a ケーシング流路
6b 吸込口
6c 接続流路
6d 接続流路
6e 排出口
6f 端壁面
6g 入口側内周面
6h 還流路
6i 防護部
6j 防護部の突出端
7 シール装置
8 径方向流路
9 導入流路
10 遠心回転機械
11 防護部材

Claims (5)

  1. 軸線回りに回転する円盤状をなすディスク、該ディスクの軸線方向一方側を向く面に周方向に間隔をあけて設けられることで互いの間に軸線方向一方側から径方向外側に向かう流路を区画形成するブレード、及び、該ブレードを径方向外側から覆うカバーを備えるインペラと、
    該インペラを径方向内側に収容するとともに、前記カバーの外周面との間に隙間を形成するケーシングと、
    前記隙間をシールするシール装置と、を備え、
    前記ケーシングは、前記カバーの軸線方向一方側を向くカバー端面及び前記シール装置の軸線方向一方側に間隔をあけて配置され、カバー端面及びシール装置との間で径方向に延びる径方向流路を画成する端壁面を有し、
    前記シール装置と前記径方向流路との間に、前記シール装置よりも硬度の大きい材料から形成されて前記シール装置の軸線方向一方側を向く面を覆う防護部材をさらに備える
    遠心回転機械。
  2. 前記防護部材は、前記ケーシングと一体成型され、前記ケーシングから前記ディスクの軸線へ向かって径方向内側に突出する環状をなしている
    請求項1に記載の遠心回転機械。
  3. 前記防護部材は、前記シール装置に固定されている
    請求項1に記載の遠心回転機械。
  4. 前記防護部材は、前記シール装置における前記軸線方向一方側を向く面に溶射により一体化されている
    請求項3に記載の遠心回転機械。
  5. 前記ケーシングは、
    前記端壁面の径方向内側に接続されて、前記軸線方向一方側に延びて前記インペラへの流体の導入流路を画成する入口側内周面と、
    前記ケーシング内に形成されて、前記端壁面の径方向外側の端部と前記入口側内周面とに開口することで、前記径方向流路と前記導入流路とを連通させる還流路と、
    を有する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遠心回転機械。
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