JP2017140804A - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体を冷却せずに貯留しておく場合と比較して、液滴吐出ヘッドに供給される液体内の赤外線吸収剤の劣化が抑制される液滴吐出装置を提供する。【解決手段】ノズルから液滴を吐出して記録媒体上に画像を形成する液滴吐出ヘッドと、赤外線吸収剤を含有する液体を貯留する貯留手段と、貯留手段に貯留された液体を冷却する冷却手段と、貯留手段から液滴吐出ヘッドに供給する液体を加熱する加熱手段と、加熱後の液体を液滴吐出ヘッドに供給する供給手段と、記録媒体上に形成された画像にレーザ光を照射する照射手段と、を備えた液滴吐出装置とする。【選択図】図4

Description

本発明は、液滴吐出装置に関する。
特許文献1には、酸の存在下で重合する溶媒と、前記溶媒中に分散した色成分とを含有する着色インクを収容する容量V1の着色インク容器、光照射により酸を発生する光酸発生剤が溶媒に添加されてなる反応液を収容し、前記V1より小さい容量V2を有する反応液容器、前記着色インクと前記反応液とを混合して、記録用インクを得る攪拌容器、前記着色インク容器から前記攪拌容器に前記着色インクを供給する着色インク供給用ポンプ、前記反応液容器から前記攪拌容器に前記反応液を供給する反応液供給用ポンプ、前記記録用インクを記録媒体に吐出するインクジェット記録ヘッド、および前記攪拌容器内の記録用インクを、前記インクジェット記録ヘッドへ供給する供給管を具備することを特徴とするインクジェット記録装置が開示されている。
また、特許文献2には、インクを吐出するノズルが設けられた記録ヘッドを有し、前記ノズルから吐出したインクを記録媒体に着弾させ、硬化させて画像を形成するインクジェットプリンタにおいて、前記記録ヘッドに第一インク材を供給する第一インク材供給部と、前記記録ヘッドに第二インク材を供給する第二インク材供給部と、前記第一インク材及び前記第二インク材の少なくとも一方の供給量を調整する供給量調整装置と、前記記録媒体の種類に基づいて前記供給量調整装置を制御する制御部とを設け、前記第一インク材と前記第二インク材とを混合して前記インクを構成することを特徴とするインクジェットプリンタが開示されている。
特開2011−073455号公報 特開2004−195852号公報
本発明の目的は、液体を冷却せずに貯留しておく場合と比較して、液滴吐出ヘッドに供給される液体内の赤外線吸収剤の劣化が抑制される液滴吐出装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ノズルから液滴を吐出して記録媒体上に画像を形成する液滴吐出ヘッドと、赤外線吸収剤を含有する液体を貯留する貯留手段と、前記貯留手段に貯留された液体を冷却する冷却手段と、前記貯留手段から前記液滴吐出ヘッドに供給する液体を加熱する加熱手段と、加熱後の前記液体を前記液滴吐出ヘッドに供給する供給手段と、前記記録媒体上に形成された前記画像にレーザ光を照射する照射手段と、を備えた液滴吐出装置である。
請求項2に記載の発明は、ノズルから液滴を吐出して記録媒体上に画像を形成する液滴吐出ヘッドと、赤外線吸収剤を含有する液体を貯留する第1の貯留手段と、前記第1の貯留手段に貯留された液体を冷却する冷却手段と、前記第1の貯留手段より容積が小さく、前記第1の貯留手段から前記液滴吐出ヘッドに供給する液体を貯留する第2の貯留手段と、前記第2の貯留手段に貯留された液体を加熱する加熱手段と、加熱後の前記液体を前記液滴吐出ヘッドに供給する供給手段と、前記記録媒体上に形成された前記画像にレーザ光を照射する照射手段と、を備えた液滴吐出装置である。
請求項3に記載の発明は、前記冷却手段が、前記液体を赤外線吸収剤が劣化しない第1の温度以下に冷却する、請求項1または請求項2に記載の液滴吐出装置である。
請求項4に記載の発明は、前記冷却手段が、前記液体を10℃以下に冷却する、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の液滴吐出装置である。
請求項5に記載の発明は、前記加熱手段が、前記液体を前記液体の粘度が吐出に適した粘度となる第2の温度以上に加熱する、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の液滴吐出装置である。
請求項6に記載の発明は、前記加熱手段が、前記液体を30℃以上に加熱する、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の液滴吐出装置である。
請求項7に記載の発明は、前記液滴吐出ヘッドから吐出後の液体内の赤外線吸収剤の濃度を取得する取得手段と、前記取得手段で取得される赤外線吸収剤の濃度が予め定めた閾値未満の場合に、前記冷却手段による液体の冷却温度及び前記加熱手段による液体の加熱温度の少なくとも一方が低下するように制御する制御手段と、を更に備えた、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の液滴吐出装置である。
請求項8に記載の発明は、前記制御手段が、前記取得手段で取得される赤外線吸収剤の濃度が予め定めた閾値未満の場合に、前記加熱手段により液体に付与されるエネルギーが減少するように制御する、請求項7に記載の液滴吐出装置である。
請求項1に記載の発明によれば、液体を冷却せずに貯留しておく場合と比較して、液滴吐出ヘッドに供給される液体内の赤外線吸収剤の劣化が抑制される。
請求項2に記載の発明によれば、第2の貯留手段を設けずに加熱する場合と比較して、液滴吐出ヘッドに供給される液体内の赤外線吸収剤の劣化が抑制される。
請求項3に記載の発明によれば、貯留中の液体は赤外線吸収剤が劣化しない温度に冷却される。
請求項4に記載の発明によれば、貯留中の液体は10℃以下に冷却される。
請求項5に記載の発明によれば、吐出前の液体はその液体の粘度が吐出に適した粘度となる温度に加熱される。
請求項6に記載の発明によれば、吐出前の液体は30℃以上に加熱される。
請求項7に記載の発明によれば、吐出後の液体内の赤外線吸収剤の濃度が予め定めた閾値以上に維持される。
請求項8に記載の発明によれば、液体に付与されるエネルギーを変更しない場合に比べて、加熱中に発生する液体内の赤外線吸収剤の劣化が低減される。
本発明の実施の形態に係るインクジェット記録装置の構成の一例を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係るインク供給装置の構成の一例を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係るインクジェット記録装置の電気的な構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態で実行される「赤外線吸収剤濃度調整処理」の処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態では、本発明の液滴吐出装置の一例として、インク滴を吐出して記録媒体上に画像を形成するインクジェット記録装置について説明する。なお、液滴吐出ヘッドは、「インクジェット記録ヘッド」または「記録ヘッド」と称する。また、液体供給装置は、「インク供給装置」と称する。
<インクジェット記録装置>
まず、本実施の形態に係るインクジェット記録装置について説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るインクジェット記録装置の構成の一例を示す概略構成図である。図1に示すように、インクジェット記録装置10は、記録ヘッド12、レーザ乾燥装置14、画像温度センサ16、画像濃度センサ18、給紙ロール20、巻取ロール22、搬送ロール24、及びインク供給装置28(容器30のみ図示する)を備えている。なお、インク供給装置28については、図2、図3を参照する。
給紙ロール20には、記録媒体として長尺状の連続紙Pが巻きつけられている。給紙ロール20から引き出された連続紙Pは、搬送ロール24の回転に伴って矢印A方向に搬送される。搬送ロール24により搬送された連続紙Pは、最終的には巻取ロール22の回転により巻き取られる。なお、以下では、連続紙Pの搬送方向を単に「搬送方向」という。給紙ロール20と巻取ロール22との間には、記録ヘッド12、レーザ乾燥装置14、画像温度センサ16、及び画像濃度センサ18の各々が、連続紙Pと対向するように配置されている。レーザ乾燥装置14は「照射手段」の一例である。
記録ヘッド12は、本実施の形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応したインクジェット記録ヘッド(以下、「記録ヘッド」と略称する。)12Y、12M、12C、及び12Kを備えている。記録ヘッド12Y、12M、12C、及び12Kは、搬送方向の上流側から下流側に向かって記載した順序で配置されている。記録ヘッド12Y、12M、12C、及び12Kの各々は、複数のノズルから対応する色のインク滴を吐出して、記録媒体上に対応する色の画像を形成する。なお、記録ヘッド12は、サーマル方式や圧電方式など公知の駆動方法により駆動される。また、YMCK各色を区別する必要がない場合には「記録ヘッド12」と総称する。
レーザ乾燥装置14は、記録ヘッド12に対して搬送方向下流側に配置される。レーザ乾燥装置14は、複数のレーザ素子を備え、記録ヘッド12により画像が形成された連続紙Pに対し複数のレーザ素子からレーザ光を照射し、連続紙Pに形成された画像のインク滴を乾燥させて、連続紙Pへの画像の定着を図るものである。
本実施の形態では、YMCK各色のインク滴は赤外線吸収剤を含有している。画像が形成された連続紙Pに赤外線レーザ光(以下、単に「レーザ光」という。)を照射すると、赤外線吸収剤がレーザ光を吸収することにより、インク滴のレーザ光に対する吸収効率が向上し、インク滴の温度が上昇して乾燥される。ここで「赤外線」とは、赤色光よりも波長が長く、およそ700nm以上の長波長の光である。
画像温度センサ16は、レーザ乾燥装置14に対して搬送方向下流側に配置される。画像温度センサ16は、連続紙P上に形成された画像の温度を検出するセンサである。ここで「画像の温度」とは、画像が形成された連続紙Pの表面の温度であり、連続紙Pに吐出されたインク滴の温度でもある。画像温度センサ16としては、非接触方式の温度センサが好ましく、例えば、測定対象の物体から放射される赤外線等の強度を測定して、物体の温度を測定する放射温度計が用いられる。
画像濃度センサ18は、画像温度センサ16に対して搬送方向下流側に配置される。画像濃度センサ18は、連続紙P上に形成された画像の濃度を検出するための光学的読取装置である。例えば、投光部及び受光部を備え、投光部から投光された光の反射光を受光部で受光して、反射光の強度を測定する反射型の光学的センサ等が用いられる。
上記のインクジェット記録装置では、給紙ロール20から引き出された連続紙P上に、記録ヘッド12によりインク滴が吐出されて画像が形成される。記録ヘッド12により画像が形成された連続紙Pに、レーザ乾燥装置14によりレーザ光を照射して、連続紙P上に形成された画像のインク滴を乾燥させる。次に、画像温度センサ16により連続紙P上に形成された画像の温度を検出し、画像濃度センサ18により連続紙P上に形成された画像の濃度を検出する。最後に、画像が形成され乾燥された連続紙Pを巻取ロール22により巻き取って、連続紙Pへの画像形成が終了する。
また、インクジェット記録装置10は、インクを貯留する容器30を備えている。本実施の形態では、記録ヘッド12Y、12M、12C、及び12Kの各々に対応して、容器30Y、30M、30C、及び30Kを備えている。容器30Y、30M、30C、及び30Kの各々は、対応する色のインクを貯留し、対応する記録ヘッド12に貯留しているインクを供給する。また、YMCK各色を区別する必要がない場合には「容器30」と総称する。なお、以下では他の容器と区別するため「第1容器30」と称する。第1容器30は「貯留手段」の一例である。
本実施の形態では、次に説明するインク供給装置により、赤外線吸収剤を含有するインクを冷却しながら第1容器30に貯留しておく。そして、記録ヘッド12への供給直前に、インクを加熱して、加熱後のインクを記録ヘッド12に供給する。赤外線吸収剤は保管安定性が悪く、特にインク中で劣化する。赤外線吸収剤を含有するインクを冷却しながら貯留しておくことで、インクを冷却せずに貯留して記録ヘッド12に供給する場合に比べて、赤外線吸収剤の劣化が抑制される。
<インク供給装置>
次に、インク供給装置について説明する。図2は本発明の第1の実施の形態に係るインク供給装置の構成の一例を示す概略構成図である。図2に示すように、インク供給装置28は、インク32を貯留する第1容器30と、記録ヘッド12に供給するインク32を貯留して加熱する第2容器50とを備えている。第2容器50は、第1容器30より容積が小さい。第1容器30は「第1の貯留手段」の一例であり、第2容器50は「第2の貯留手段」の一例である。
供給管60の一端は第1容器30に接続され、他端は第2容器50に接続されている。第1容器30内のインク32は、供給管60を通って第2容器50に供給される。供給管60には、インク32の供給量を調整する第1ポンプ62が設けられている。
また、供給管68の一端は第2容器50に接続され、他端は記録ヘッド12に接続されている。第2容器50内のインク32は、供給管68を通って記録ヘッド12に供給される。供給管68には、インク32の供給量を調整する第3ポンプ70が設けられている。供給管68は「供給手段」の一例である。
インク32を貯留する第1容器30には、第1温度センサ34、第1温度調整器36、及び第1液量センサ38が設けられている。第1温度センサ34は、第1容器30内のインク32の温度を検出する。第1温度調整器36は、第1容器30内のインク32の温度を調整する。第1液量センサ38は、第1容器30内のインク32の液量を検出する。第1温度調整器36は「冷却手段」の一例である。
インク32を貯留して加熱する第2容器50には、第2温度センサ53、第2温度調整器54、第2液量センサ55、粘度計56、及び撹拌機58が設けられている。第2温度センサ53は、第2容器50内のインク32の温度を検出する。第2温度調整器54は、第2容器50内のインク32の温度を調整する。第2液量センサ55は、第2容器50内のインク32の液量を検出する。粘度計56は、第2容器50内のインク32の粘度を測定する。撹拌機58は、モータにより回転駆動されて第2容器50内のインク32を撹拌する。第2温度調整器54は「加熱手段」の一例である。
なお、インク供給装置28は、後述するインク供給装置駆動制御部90を備えている。インク供給装置28の各部は、後述する制御部80に接続されたインク供給装置駆動制御部90により駆動制御される。
上記のインク供給装置28では、第1容器30内のインク32の温度は、第1温度センサ34及び第1温度調整器36により、赤外線吸収剤が劣化しない第1の温度(例えば、10℃)に調整される。即ち、第1容器30内のインク32は、保管中の劣化を抑制するために冷却される。次に、第1ポンプ62により供給管60の供給量を調整し、第2ポンプ70により供給管68の供給量を調整する。そして、第1容器30内のインク32を、調整された供給量で第2容器50に供給する。
次に、第2容器50内のインク32の温度は、第2温度センサ53及び第2温度調整器54により、インク32の粘度が吐出に適した粘度(以下、「吐出粘度」という。)となる第2の温度(例えば、30℃)に調整される。即ち、第2容器50内のインク32は、記録ヘッド12への供給前に加熱される。第1容器30より容積が小さい第2容器50にインクを移して加熱することで、赤外線吸収剤の劣化が抑制される。加熱によりインク32の粘度も吐出粘度まで低下する。そして、第2ポンプ70により供給管68の供給量を調整し、第2容器50内のインク32を、予め定めた供給量で記録ヘッド12に供給する。
なお、供給管68に第3温度センサ72及び第3温度調整器74を更に設け、第2容器50内のインク32の温度に代えて、供給管68を通過するインク32の温度を、第3温度センサ72及び第3温度調整器74により第2の温度(例えば、30℃)に調整してもよい。第1容器30より記録ヘッド12に近く、滞留時間の短い供給管68内でインクを加熱することで、インクの加熱時間が短縮される。また、第3温度調整器74の下流側に、スタティックミキサー等のラインミキサーを挿入して撹拌混合を促進してもよい。
<電気的な構成>
次に、インクジェット記録装置の電気的な構成について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態に係るインクジェット記録装置の電気的な構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、インクジェット記録装置10は、装置全体を制御すると共に各種演算を実施するコンピュータである制御部80を備えている。
即ち、制御部80は、CPU80A、ROM80B、RAM80C、不揮発性のメモリ80D、及び入出力インターフェース(I/O)80Eを備えている。CPU80A、ROM80B、RAM80C、メモリ80D、及びI/O80Eの各々は、バス80Fを介して互いに接続されている。CPU80Aは、ROM80Bに記憶された各種プログラムを読み出し、RAM80Cをワークエリアとして使用してプログラムを実行する。
制御部80のI/O80Eには、ヘッド駆動部82、レーザ駆動部84、搬送駆動部86、画像温度センサ16、画像濃度センサ18、操作表示部87、通信部88、及びインク供給装置駆動制御部90が接続されている。
ヘッド駆動部82は、制御部80からの制御情報に従って、記録ヘッド12を駆動する。即ち、ヘッド駆動部82は、複数のノズル毎のインク滴の吐出量及び吐出タイミングに従って、記録ヘッド12の複数のノズルからインク滴を吐出させて連続紙P上に画像を形成する。レーザ駆動部84は、制御部80からの制御情報に従って、レーザ乾燥装置14を駆動する。即ち、レーザ駆動部84は、複数のレーザ素子毎の照射強度及び点消灯タイミングに従って、レーザ乾燥装置14の複数のレーザ素子から、画像が形成された連続紙Pにレーザ光を照射する。搬送駆動部86は、制御部80からの制御情報に従って、連続紙Pを搬送するために複数の搬送ロール24を回転駆動する。
画像温度センサ16及び画像濃度センサ18の検出結果は、制御部80に出力される。操作表示部87は、例えば、表示ボタンや各種情報が表示されるタッチパネル式のディスプレイ、及びテンキーやスタートボタンなどのハードウェアキー等を有する。操作表示部87は、上記の構成により、ユーザからの指示を受け付けると共に、ユーザに対して各種情報を表示する。通信部88は、図示しない通信回線に接続されて、外部装置と通信データの送受信を行う通信インターフェースである。
インク供給装置駆動制御部(以下。「駆動制御部」という。)90は、CPU等を備えたコンピュータで構成されている。駆動制御部90は、制御部80からの制御情報に従って、インク供給装置28の各部を駆動制御する。駆動制御部90には、第1ポンプ62、第1温度センサ34、第1温度調整器36、第1液量センサ38、撹拌機58、第2ポンプ70、第2温度センサ53、第2温度調整器54、第2液量センサ55、粘度計56、第3温度センサ72、及び第3温度調整器74が接続されている。
駆動制御部90は、制御部80により設定された供給量に従って、第1ポンプ62及び第2ポンプ70の各々を駆動する。また、駆動制御部90は、制御部80により設定された撹拌速度に従って、撹拌機58を駆動する。また、第1温度センサ34、第1液量センサ38、第2温度センサ53、第2液量センサ55、粘度計56、第3温度センサ72、及び第3温度調整器74の各々は、検出結果または計測結果を駆動制御部90と制御部80とに出力する。
ここで、インク等の温度を設定温度にするためのフィードバック制御は、駆動制御部90により実行される。駆動制御部90は、第1温度センサ34から検出温度を取得し、制御部80により設定された温度に従って、第1温度センサ34の検出温度が設定温度となるように、第1温度調整器36を駆動制御する。同様に、駆動制御部90は、第2温度センサ53の検出温度が設定温度となるように、第2温度調整器54を駆動制御する。同様に、第3温度センサ72の検出温度が設定温度となるように、第3温度調整器74を駆動制御する。
<赤外線吸収剤濃度調整処理>
次に、「赤外線吸収剤濃度調整処理」について説明する。ここで「赤外線吸収剤の濃度」とは、記録ヘッドから吐出後のインク内の赤外線吸収剤の濃度である。例えば、記録ヘッドから記録媒体上に吐出されたインク滴内の赤外線吸収剤の濃度である。本実施の形態では、赤外線吸収剤を含有するインクを用いて画像を形成することで、レーザ光を照射してインク滴を乾燥させる際のレーザ光の吸収効率を向上させている。
上記の通り、本実施の形態では、赤外線吸収剤を含有するインクを冷却しながら貯留しておいて、記録ヘッドに供給する直前にインクを加熱することで、赤外線吸収剤の劣化を抑制している。しかしながら、赤外線吸収剤の劣化を完全に無くすことは困難である。赤外線吸収剤が劣化すると、レーザ光の吸収効率の低下によりインク滴の乾燥が不十分となる。このため、記録媒体上のインクが擦れる「スマッジ」やインクが他の記録媒体等に付着する「オフセット」等が発生する虞がある。そこで、「赤外線吸収剤濃度調整処理」により、記録ヘッドから吐出後のインク滴内の赤外線吸収剤の濃度が、予め定めた閾値以上に維持されるように制御する。
図4は本発明の第1の実施の形態で実行される「赤外線吸収剤濃度調整処理」の処理手順の一例を示すフローチャートである。「赤外線吸収剤濃度調整処理」は、インクジェット記録装置10の立ち上げや点検の際または画像形成の合間等に、制御部80のCPU80Aにより実行される。本実施の形態では、操作表示部87を介したユーザからの実行指示に応じて「赤外線吸収剤濃度調整処理」が開始される。
まず、ステップ100で、赤外線吸収剤濃度調整用画像(以下、「調整用画像」という。)の画像情報に基づいて、ヘッド駆動部82を介して記録ヘッド12を駆動して、連続紙P上に調整用画像を形成する。次に、ステップ102で、レーザ駆動部84を介してレーザ乾燥装置14を駆動して、調整用画像が形成された連続紙Pにレーザ光を照射し、連続紙Pに形成された画像のインク滴を乾燥させる。
次に、ステップ104で、画像温度センサ16で計測された画像温度を取得する。ここで「赤外線吸収剤の濃度」は、記録ヘッド12から連続紙P上に吐出された混合液のインク滴内の赤外線吸収剤の濃度である。混合液内の赤外線吸収剤の濃度が高いほど、レーザ光の吸収効率が高くなり、画像温度は上昇する。
次に、ステップ106で、ステップ104で取得した画像温度が設定値未満か否かを判断する。画像温度と赤外線吸収剤の濃度との関係は予め取得されており、赤外線吸収剤の濃度が閾値(目標値)となる場合の画像温度が設定値として設定されている。即ち、ステップ106では、赤外線吸収剤の濃度が閾値未満か否かを判断しているのである。画像温度が設定値未満の場合、即ち、赤外線吸収剤の濃度が閾値未満の場合は、ステップ108に進む。一方、画像温度が設定値以上の場合、即ち、赤外線吸収剤の濃度が閾値以上の場合は、調整する必要が無いのでルーチンを終了する。
なお、赤外線吸収剤の濃度の閾値は、記録媒体の種類、含水率、反射率、光沢度等に応じて設定してもよい。連続紙の場合は、巻き出しや巻き終わりで目標値を変更してもよい。また、赤外線吸収剤の濃度の閾値は、例えば、白インク、特色インク、汎用インクなど、インクの種類に応じて設定してもよい。
ステップ108では、画像温度と赤外線吸収剤の濃度との関係に基づいて、インク滴内の赤外線吸収剤の濃度を算出する。画像温度が設定値未満の場合は、赤外線吸収剤の濃度も閾値濃度から低下している。赤外線吸収剤の濃度低下の原因は、インクの温度調整不足であると推測される。そこで、次のステップ110で、インクの温度を低下させるように、第1温度調整器36の設定温度(冷却温度)及び第2温度調整器54の設定温度(加熱温度)の少なくとも一方を変更して、ルーチンを終了する。
例えば、赤外線吸収剤の濃度低下の度合いが小さい場合には、冷却温度または加熱温度の一方だけを低下させる。第1温度調整器36の設定温度を低下させる(例えば、10℃→8℃)か、第2温度調整器54の設定温度を低下させる(例えば、30℃→28℃)。また、赤外線吸収剤の濃度低下の度合いが大きい場合には、冷却温度及び加熱温度の両方を低下させる。なお、濃度低下の度合いの大小は、閾値濃度からの変化量に対し基準値を予め定めておいて、変化量と基準値との比較によって判定すればよい。
赤外線吸収剤の濃度低下の度合いが大きい場合には、更に、インクに付与されるエネルギーが減少するように制御する。例えば、第2容器50内でインクが加熱される時間(即ち、滞留時間)が短くなるように、第2容器50内の液量を少なくしてもよい。第2容器50内での滞留時間が短くなるとインクに付与されるエネルギーが減少する。
また、第2容器50内の液量を変更するのではなく、供給管68に設けられた第3温度調整器74によりインクが加熱されるように、両者の設定温度を変更して、第2容器50内でインクが加熱される時間(即ち、滞留時間)を短縮してもよい。この場合、例えば、第2温度調整器54の設定温度を室温(例えば、25℃)とし、第3温度調整器74の設定温度を第2の温度(例えば、30℃)とする。更に、第2容器50内のインクを一部排出し、第1容器30からのインクの供給量を増加させてもよい。排出したインクには、別途、赤外線吸収剤分散液を加えて、さらに吐出に適した組成に再調整してもよい。
第1温度調整器36、第2温度調整器54、及び第3温度調整器74の各々は、駆動制御部90により変更後の設定温度等に従って駆動されるようになり、インクの温度調整が適正に行われるようになって、赤外線吸収剤の濃度が目標値に収束する。
本実施の形態では、画像温度センサ16で計測された画像温度が設定値未満になると、インクの温度調整を行う温度調整器の設定温度等が再設定される。これにより、記録ヘッド12から連続紙P上に吐出されるインク滴内の赤外線吸収剤の濃度が、予め定めた閾値以上に維持される。
<変形例>
なお、上記実施の形態で説明した液滴吐出装置の構成は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内においてその構成を変更してもよいことは言うまでもない。
上記の実施の形態では、液滴吐出装置の一例としてインクジェット記録装置について説明したが、液滴吐出装置はインクジェット記録装置に限定されるものではない。液滴吐出装置としては、例えば、フィルムやガラス上にインク等を吐出してカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造装置、有機EL溶液を基板上に吐出してELディスプレイパネルを形成する装置、溶解状態の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成する装置、金属を含む液体を吐出して配線パターンを形成する装置及び液滴を吐出して膜を形成する各種の成膜装置であってもよく、液滴を吐出するものであればよい。
また、上記の実施の形態では、画像温度と赤外線吸収剤の濃度との関係が変動しないものとして説明したが、赤外線吸収剤の劣化によりインク性能が低下して上記関係が変動する場合には、画像温度が目標値となるように冷却手段と加熱手段とを制御してもよい。画像温度と赤外線吸収剤の濃度との関係が変化すると、赤外線吸収剤の濃度を狙い濃度にしても、画像温度が狙い温度に到達しない場合がある。
例えば、初期の画像温度と赤外線吸収剤の濃度との関係から、計測された画像温度に対応するインク内の赤外線吸収剤の濃度を求める。また、推測した劣化後の画像温度と赤外線吸収剤の濃度との関係から、画像温度が狙い温度になる赤外線吸収剤の濃度(収束濃度)を求める。実際には、劣化後の関係を正確に推測することは困難であるため、画像温度の補正量ΔTと赤外線吸収剤の濃度の補正量ΔCとが略比例関係にあるものとして、画像温度の補正量ΔTがゼロに近づくようにフィードバック制御(補正、即ち、温度設定の変更等)を繰り返し行うと、赤外線吸収剤の濃度の補正量ΔCもゼロに近づき、画像温度が狙い温度に到達すると共に赤外線吸収剤の濃度が収束濃度に収束する。
10 インクジェット記録装置
12 記録ヘッド
14 レーザ乾燥装置
16 画像温度センサ
18 画像濃度センサ
20 給紙ロール
22 巻取ロール
24 搬送ロール
28 インク供給装置
30 第1容器
32 インク
34 第1温度センサ
36 第1温度調整器
38 第1液量センサ
50 第2容器
53 第2温度センサ
54 第2温度調整器
55 第2液量センサ
56 粘度計
58 撹拌機
60 供給管
62 第1ポンプ
68 供給管
70 第2ポンプ
72 第3温度センサ
74 第3温度調整器
80 制御部
82 ヘッド駆動部
84 レーザ駆動部
86 搬送駆動部
87 操作表示部
88 通信部
90 インク供給装置駆動制御部(駆動制御部)
P 連続紙

Claims (8)

  1. ノズルから液滴を吐出して記録媒体上に画像を形成する液滴吐出ヘッドと、
    赤外線吸収剤を含有する液体を貯留する貯留手段と、
    前記貯留手段に貯留された液体を冷却する冷却手段と、
    前記貯留手段から前記液滴吐出ヘッドに供給する液体を加熱する加熱手段と、
    加熱後の前記液体を前記液滴吐出ヘッドに供給する供給手段と、
    前記記録媒体上に形成された前記画像にレーザ光を照射する照射手段と、
    を備えた液滴吐出装置。
  2. ノズルから液滴を吐出して記録媒体上に画像を形成する液滴吐出ヘッドと、
    赤外線吸収剤を含有する液体を貯留する第1の貯留手段と、
    前記第1の貯留手段に貯留された液体を冷却する冷却手段と、
    前記第1の貯留手段より容積が小さく、前記第1の貯留手段から前記液滴吐出ヘッドに供給する液体を貯留する第2の貯留手段と、
    前記第2の貯留手段に貯留された液体を加熱する加熱手段と、
    加熱後の前記液体を前記液滴吐出ヘッドに供給する供給手段と、
    前記記録媒体上に形成された前記画像にレーザ光を照射する照射手段と、
    を備えた液滴吐出装置。
  3. 前記冷却手段が、前記液体を赤外線吸収剤が劣化しない第1の温度以下に冷却する、請求項1または請求項2に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記冷却手段が、前記液体を10℃以下に冷却する、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の液滴吐出装置。
  5. 前記加熱手段が、前記液体を前記液体の粘度が吐出に適した粘度となる第2の温度以上に加熱する、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の液滴吐出装置。
  6. 前記加熱手段が、前記液体を30℃以上に加熱する、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の液滴吐出装置。
  7. 前記液滴吐出ヘッドから吐出後の液体内の赤外線吸収剤の濃度を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得される赤外線吸収剤の濃度が予め定めた閾値未満の場合に、前記冷却手段による液体の冷却温度及び前記加熱手段による液体の加熱温度の少なくとも一方が低下するように制御する制御手段と、
    を更に備えた、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の液滴吐出装置。
  8. 前記制御手段が、前記取得手段で取得される赤外線吸収剤の濃度が予め定めた閾値未満の場合に、前記加熱手段により液体に付与されるエネルギーが減少するように制御する、請求項7に記載の液滴吐出装置。
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