JP2017140275A - 椅子型マッサージ機に備えられたリモコン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】後方に倒れ込んだ姿勢にある使用者であっても背もたれ部の簡単な起立を可能とする。【解決手段】本発明のリモコン装置1は、椅子型マッサージ機2に備えられたものであって、リモコン装置1を連結する信号線9における椅子型マッサージ部側の端部は、巻き取り状態で収納可能とされており、信号線9が椅子型マッサージ機2の内部に巻きとられることで、リモコン装置1が椅子型マッサージ機2側に形成されたポケット部10に収納され、収納された際にはリモコン装置1の一部がポケット部10の外部に向かって露呈していて、このポケット部10の外部に露呈した部分にマッサージ機構またはリクライニング機構を操作する操作スイッチ11が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、椅子型マッサージ機などのマッサージ機に対して好適に使用することができるリモコン装置に関する。
椅子型マッサージ機などのマッサージ機には、表示装置を備えるリモコン装置が付属されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
従来のリモコン装置において、リモコン装置とマッサージ機の本体側とは、信号線で連結される構造となっている。
特開2006−43249号公報(図1)
このようなリモコン装置では、当該リモコンの未使用時に信号線が邪魔になるといった問題もある。
また、リクライニング機能を備えた椅子型マッサージ機の場合には、リモコン使用時に、以下のような問題が発生する危険性も孕んでいる。
例えば、背もたれを後方側に倒した状態(リクライニングさせた状態)にある椅子型マッサージ機において、この椅子型マッサージ機に座っている使用者が誤ってリモコン装置を手元から床上に落としてしまった場合を考える。この場合、使用者は自ら起き上がって手を伸ばすか、一旦マッサージ機から降りて、リモコン装置を手にしなければ、マッサージ動作を止めたり、背もたれを垂直に近い状態に起こしたりする(非リクライニング状態にする)ことができない。使用者の中には、例えば体力に欠ける者もいて、起き上がってリモコン装置を拾うことができず、リクライニング状態の椅子型マッサージ機の上で身動きが取れなくなるといった状況(問題状況)も考えられる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、信号線が邪魔にならないようにリモコン装置を収納することができ、且つリクライニング姿勢のまま使用者が椅子型マッサージ機の操作を行うことができる椅子型マッサージ機に備えられたリモコン装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明に係る椅子型マッサージ機に備えられたリモコン装置は、使用者が着座する座部と、使用者の背側を支持する背もたれ部とを備える椅子型マッサージ機に備えられていて、前記座部または背もたれ部に設けられたリクライニング機構またはマッサージ機構を操作するように構成されたリモコン装置において、前記リモコン装置は、前記椅子型マッサージ機側へ信号線で連結されており、前記信号線におけるマッサージ部側の端部は、前記椅子型マッサージ機の内部に巻き取り状態で収納可能とされており、前記椅子型マッサージ機には、前記信号線を巻き取った場合に、当該信号線の先端に設けられた前記リモコン装置を収容するポケット部が設けられており、前記ポケット部は、前記リモコン装置が収納された際に、前記リモコン装置の一部をポケット部の外部に向かって露呈させる構成とされており、前記リモコン装置におけるポケット部の外部に向かって露呈する箇所に、前記リクライニング機構またはマッサージ機構を操作する操作スイッチが設けられていることを特徴とするものである。
好ましくは、前記座部の側部に設けられた肘掛け部の前部上方に、前記ポケット部が形成されているとよい。
好ましくは、前記肘掛け部の内部に、前記信号線を巻き取る巻き取り機構が設けられているとよい。
好ましくは、前記ポケット部の開口縁には、当該開口縁に前記信号線が擦れることを防ぐ摩擦防止機構が形成されているとよい。
好ましくは、前記ポケット部は、前記背もたれ部が後ろに倒れたリクライニング状態となっている時に、前記リクライニング状態の背もたれ部にもたれかかった使用者の手が届く位置に形成されているとよい。
好ましくは、前記操作スイッチは、前記リクライニング機構を用いて背もたれ部を起立方向に揺動させる起立ボタンであるとよい。
好ましくは、前記操作スイッチは、前記マッサージ機構によるマッサージ動作を停止する停止ボタンであるとよい。
好ましくは、前記巻き取り機構には、前記椅子型マッサージ機からの信号線の引き出し長さを多段階に変更した状態で、前記信号線の引き出しを固定可能なロック手段が設けられているとよい
好ましくは、前記ポケット部は、前記リモコン装置の上面が肘掛け部の上面と面一になるように、前記リモコン装置を収容可能な構成とされており、前記操作スイッチが、前記肘掛け部の上面と面一になるリモコン装置の上面に形成されているとよい。
本発明に係るリモコン装置では、信号線が邪魔にならないようにリモコン装置を収納することができ、且つリクライニング姿勢のまま使用者が椅子型マッサージ機の操作を行うことができる。
本発明の椅子型マッサージ機を斜視図である(リモコン装置、収納状態)。 本発明の椅子型マッサージ機を斜視図である(リモコン装置、取り出し中状態)。 本発明の椅子型マッサージ機を斜視図である(リモコン装置、最大引き出し状態)。 摩擦防止機構を拡大して示した図である。 リモコン装置を収納した状態の拡大図である。 リモコン装置の本体の斜視図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。なお、以下に説明する各実施形態に共通する同一の構成部材には、同一の符号及び同一の名称を付すこととする。従って、同一の符号及び同一の名称が付された構成部材については、同じ説明を繰り返さない。
以下、本発明の実施形態を、図を基に説明する。
図1は、このリモコン装置1を装備する椅子型マッサージ機2の一例を示している。
図1に示した椅子型マッサージ機2は、使用者の臀部を下方から支持するに十分な広さの座部3と、この座部3の後部に設けられた背もたれ部4と、座部3の前部に設けられたフットレスト5とを有している。
座部3の下部には、この椅子型マッサージ機2を床面へ設置するための脚体6が設けられており、この脚体6によって座部3が所定高さに支持されるようになっている。
なお、以下の説明では、図1に記した前後・左右方向を示す矢印に基づき、マッサージ機2での前後方向及び左右方向を説明する。これらの各方向は、マッサージ機2に座った使用者から見たものと一致する。
背もたれ部4は、使用者の肩部、背部、腰部を後方から支える部材であり、座部3の後部又は脚体6の後部に配備されている。背もたれ部4の下端部は、座部3の後部又は脚体6の後部に対して、左右方向を向く軸回りに回転自在に枢支されており、座部3又は脚体6に枢支された下端部に対して背もたれ部4の上端部は前後揺動自在な状態に保持されている。この背もたれ部4は、脚体6内に配設されたリニアアクチュエータ機構などのリクライニング機構により、リクライニング可能となっている。
また、背もたれ部4の内部には、揉みや叩き、或いは振動などのマッサージ動作を行う背部用マッサージ機構(図示省略)が設けられている。この背部用マッサージ機構は、背もたれ部4の傾斜方向に沿って移動可能となっており、使用者の肩部、背部、あるいは腰部に背部用マッサージ機構を移動させて、これらの施療部を選択的に施療可能となっている。
背もたれ部4の両側には側部揉み機構7が設けられている。この側部揉み機構7は、エアバッグの膨出と収縮とを所定リズムで繰り返させるなどすることで、背もたれ部4にもたれ掛かった使用者の両腕や両肩の側部を左右から押圧してマッサージするように構成されている。
つまり、上述した背部用マッサージ機構及び側部揉み機構7が、椅子型マッサージ機2に設けられて使用者の施療部をマッサージするマッサージ機構を構成している。
フットレスト5は、座部3に着座した使用者の下肢(左右の脚のふくらはぎ〜足)を支持可能にしたものである。このフットレスト5は、脚体6内に配設されたフットレスト移動機構(図示略)により、座部3の下方に収納された収納ポジション(図1はこの収納ポジションにフットレスト5が収納された状態を示している)と、座部3から前方突出し、座部3の前方床面と座部3の上面との間を前下がりの傾斜姿勢で繋ぐようになる使用ポジション(第1ポジション)と、この傾斜姿勢から床面の上方へ浮き上がり座部3と同じ高さで略水平姿勢になる使用ポジション(第2ポジション)との間を移動可能になっている。
更に、座部3の左右両側には肘掛け部8が設けられている。これら肘掛け部8の互いに対向する内側面(左側の肘掛け部8の右側面、及び右側の肘掛け部8の左側面)には、マッサージ機構の一つである太股・腰マッサージ機構が設けられてもよい。
ところで、上述した椅子型マッサージ機2には、リクライニング機構またはマッサージ機構を操作するように構成されたリモコン装置1が設けられている。
このリクライニング機構またはマッサージ機構と、リモコン装置1とは椅子型マッサージ機2内の制御部(図示略)を介して信号線9(ケーブル線)で連結されている。言い換えれば、リモコン装置1は、椅子型マッサージ機2側へ信号線9で連結されている。この信号線9は、折れ曲がり自在であると共に巻き取り自在となっている。
また、信号線9における椅子型マッサージ機2側の端部は、椅子型マッサージ機2の内部に巻き取り状態で収納可能とされていて、信号線9を巻き取った場合に、この信号線9の先端に設けられたリモコン装置1を収容するポケット部10が椅子型マッサージ機2には設けられている。そして、ポケット部10は、リモコン装置1が収納された際に、リモコン装置1の一部(例えば、上面)をポケット部10の外部に向かって露呈させる構成とされており、リモコン装置1におけるポケット部10の外部に向かって露呈する箇所に、背もたれ部4が起立した起立姿勢にマッサージ機2の姿勢を変更する操作スイッチ11が設けられている。
以降では、本発明の特徴であるポケット部10、及びこのポケット部10に収容されるリモコン装置1について説明する。
図6に示すように、リモコン装置1は、縦長の形状を有しており、厚さは縦横の長さに比して薄いものとなっている。リモコン装置1の表面側(操作側)においては、その上部に画面部12が配備され、中央部に駆動操作ボタン部14が配備され、その下部に表示操作ボタン部13が配備されている。表示操作ボタン部13は、電源ボタン、一時停止ボタン、停止ボタンからなる。
画面部12は、マッサージ機2の各マッサージ部(背部用マッサージ機構、側部揉み機構7、足揉み機構、及び太股・腰マッサージ機構、腕マッサージ機構)が行うマッサージの動作内容を「文字表示」乃至は「アイコン」により表示する(文字表示、アイコンなどを、以降、総称してアイテムと呼ぶ)。画面部12内に表示されるアイテムは、複数であってもよいし1個でもよい。
また、駆動操作ボタン部14は、画面部12で表示されるアイテムを選択したり、選択したアイテムの確定(アイテムが示す動作の実行指示)を行うためのものである。
この駆動操作ボタン部14では、マッサージコースの選択やマッサージの強度など、主に、マッサージの内容に関わることを操作する。
本実施形態において、駆動操作ボタン部14は、中央に位置する決定ボタン15と、この決定ボタン15の周囲に設けられた選択ボタン16とを有している。選択ボタン16は、中心孔付きで円形状(リング状)に形成されており、外周部に沿った上部・下部・左部・右部の合計4箇所を各別に押圧操作可能とされている。また、決定ボタン15は、選択ボタン16の中心孔内に配置されて円形に形成され、表面に『OK』の表記を施したものを示してある。
加えて、この駆動操作ボタン部14における選択ボタン16の周囲には、複数の操作ボタンも配備されている。
さらに、リモコン装置1の上面(頂部、信号線9がつながっている面とは反対の面)には、後に詳しく説明する起立ボタンなどの操作スイッチ11が配設されている。なお、ポケット部10に対するリモコン装置1の挿入の仕方によっては、リモコン装置1の下面(信号線9がつながっている面)に操作スイッチ11が配設されていてもよい。
リモコン装置1が収納されるポケット部10は、左側の肘掛け部8の上面に開口すると共に下方に向かって延びる縦穴状の部分であって、上述したリモコン装置1を上下方向に沿って立てた状態で肘掛け部8の内部に収容可能となっている。また、ポケット部10の開口は、リモコン装置1の断面形状(水平方向に切断した場合の断面形状)に合わせた形状とされている。なお、本実施形態では、開口の形状は、上方から見ると楕円形状(ひしゃげた円形状)とされているが、開口を長方形状のような形状に形成することもできる。
上述したポケット部10の開口は、ポケット部10に収容されるリモコン装置1の向きが、左右方向に対してやや傾斜するように形成されており、ポケット部10は、上述した起立ボタン類が使用者から見やすく操作もしやすくなるようにリモコン装置1を収容可能とされている。
また、ポケット部10の上下方向に沿った寸法(内寸)は、リモコン装置1の上下方向の寸法(外寸)とほぼ同じ寸法か、リモコン装置1の上下方向の寸法よりもやや短い寸法に形成されている。ポケット部10とリモコン装置1とを同じ寸法に形成すれば、リモコン装置1をポケット部10に入れて収容したときに、リモコン装置1(リモコン本体)の上面が肘掛け部8の上面と面一になり、肘掛け部8に腕を載せた際にリモコン装置1が邪魔になることがない。また、リモコン装置1の上下方向の寸法よりもやや短い寸法にポケット部10を形成すれば、リモコン装置1の一部が肘掛け部8の上面よりも上方に突出し、後述する操作スイッチ11を操作しやすくなる。
さらに、上述したポケット部10は、リクライニング時に使用者の手に届く位置に形成されている。具体的には、リクライニング状態にあるマッサージ機2に着座した使用者が手を伸ばした場合に、使用者の手(指先)が操作スイッチ11に十分届く位置に形成される。
なお、上述したリモコン装置1は、背もたれ部4と座部3と肘掛け部8とが連動して動く形式の椅子型マッサージ機2に好適に用いられる(例えば、特開2012−179214号公報に開示された椅子型マッサージ機2など)。この形式の椅子型マッサージ機2のリクライニング機構では、背もたれ部4を大きく後方にリクライニングさせても、背もたれ部4にもたれかかった使用者と、操作スイッチ11の位置(ポケット部10の位置)とがあまり変化しない。そのため、背もたれ部4のリクライニング動作を行っても、ポケット部10に収容されたリモコン装置1の操作スイッチ11を使用者が確実に操作することが可能となる。
操作スイッチ11は、上述したリクライニング機構またはマッサージ機構に指令を送って、使用者が椅子型マッサージ機2から自ら起き上がったり施療を中断するといった最低限の操作を行うために設けられている。具体的には、背もたれ部4が起立した起立姿勢にマッサージ機2の姿勢を変更(復帰)させる、あるいは揺動動作やマッサージ動作を一時的に中断するといった操作が、この「最低限の操作」に該当する。操作スイッチ11は、リモコン装置1の一部であって、ポケット部10に収容した場合に、ポケット部10の外部に露呈する位置に設けられている。
なお、本明細書において、「ポケット部10にリモコン装置1が収納された際には、リモコン装置1の一部がポケット部10の外部に露呈する」とは、リモコン装置1がポケット部10に面一に収容される場合であれば、リモコン装置1の上面がポケット部10の外部に露呈された部分となる。また、肘掛け部8の上面よりも上方に突出した状態でリモコン装置1がポケット部10に収容される場合であれば、リモコン装置1における肘掛け部8の上面よりも上方に位置する部分がポケット部10の外部に露呈された部分となる。このようなポケット部10の外部に露呈された部分に操作スイッチ11を設ければ、リモコン装置1の操作スイッチ11が肘掛け部8の上面や、使用者側に対面した位置に配備されるようになり、使用者が手先(指先)で操作スイッチ11を確実に且つ十分に操作可能となる。
具体的には、上述した操作スイッチ11としては、リクライニング機構に作用して座部3に対して背もたれ部4を起立方向に揺動させる起立ボタン(非リクライニングスイッチ)を採用することができる。また、操作スイッチ11としては、マッサージ部によるマッサージ動作を停止する停止ボタンを採用することができる。これらの起立ボタン及び停止ボタンは、いずれか一方のみを採用しても良いし、両方とも採用しても良い。
このような起立ボタンを操作スイッチ11として採用すれば、リクライニング状態にある背もたれ部4にもたれかかった使用者が自ら手を伸ばして、操作スイッチ11を用いてマッサージ機構やリクライニング機構を操作することが可能となる。つまり、使用者がリクライニング状態で使用した場合であっても、後方に倒れ込んだ姿勢のまま使用者が背もたれを垂直に近い状態まで簡単に起き上がらせることができる。
また、上述した停止ボタンを操作スイッチ11として採用すれば、リクライニング状態において、マッサージ動作を中断することができる。
上述したポケット部10の底部には、リモコン装置1の信号線9を案内する案内孔(図示略)が形成されている。この案内孔は、ポケット部10の底部を貫通して、肘掛け部8の内外を連通するように形成されている。そして、案内孔を通って肘掛け部8の内部に伸びる信号線9の先端には、信号線9を巻き取る巻き取り機構17が設けられている。
巻き取り機構17は、信号線9を外周面に巻き取る円筒状のスプールを備えている。このスプールは、本実施形態の場合であれば左側の肘掛け部8の内部に、左右方向を向く軸回りに回転自在に取り付けられている。また、スプールには、巻き取り方向に向かって回転するようにスプールを付勢する回転バネなどの付勢手段(図示略)が設けられている。このようにスプールが巻き取り方向に回転するように付勢された巻き取り機構17を設ければ、リモコン装置1を使用しない場合には信号線9を肘掛け部8の内部に引き込むことが可能となり、余分な信号線9を巻き取り状態で収容することが可能となって、信号線9を用いてリモコン装置1を連結した場合にも信号線9が邪魔になることがない。また、信号線9を介してリモコン装置1の本体がポケット部10に引き込み状態に付勢されるため、リモコン装置1を使用していない場合は巻き取り機構17によりリモコン装置1が常にポケット部10の内部に収容される。そのため、使用者が手を伸ばせば届く位置にリモコン装置1を常時保持することが可能となり、リモコン装置1による操作性を格段に向上させることができる。
なお、上述したスプールには、例えばラチェット機構のように、巻き取り方向にスプールが所定の角度だけ回転した際に、付勢力に逆らってスプールの回転を抑制するロック手段を設けても良い。また、ロック手段によるスプールの係止を解除する場合には、引き出し方向に信号線9を引き出す(スプールを回転させる)ことで、スプールの係止が解除されるようにしてもよい。
このようなロック手段及びロック解除機構を設ければ、信号線9を引き出し長さ変えつつ多段階で引き出すことができる。つまり、手元にリモコン装置1を引き寄せておきたい場合には、上述したロック手段及びロック解除機構を用いて信号線9の引き出し長さを長くすれば良く、信号線9が邪魔な場合は信号線9の引き出し長さを短くすれば良くなって、リモコン装置1の利便性をさらに高めることが可能となる。
図4に示すように、上述したポケット部10の開口縁(口部縁)には、信号線9が擦れることを防ぐ摩擦防止機構18(擦れ止め機構)が設けられている。この摩擦防止機構18は、ポケット部10の開口縁に信号線9が擦れて、信号線9を被覆する皮膜などが摩耗により損傷することを防止するために用いられる。このような摩擦防止機構18としては、例えばポケット部10の開口縁にR曲面を設けるなどして、信号線9が損傷しないようにしても良いが、本実施形態では開口縁に、水平方向軸芯回りに回転自在とされた棒状のローラを設けている。
つまり、図4に示すように、回転自在とされた棒状のローラをポケット部10の開口縁に設けておけば、信号線9を引き出したり引き込んだりする際にローラが回転して、開口縁に対する信号線9の擦れを抑制する。そのため、信号線9を被覆する皮膜などの摩耗を防止して、信号線9の破損を防止することが可能となる。
以上述べた、本実施形態における椅子型マッサージ機2に備えられたリモコン装置1の作動態様について、以下述べる。
まず、本実施形態の椅子型マッサージ機2の場合であれば、リモコン装置1は肘掛け部8のポケット部10に収容可能とされており、マッサージ機2側(ポケット部10の内部側)に向かって引き込み状態に付勢されているため、リモコン装置1が使用者から遠い位置に離れる可能性は殆どない。
加えて、ポケット部10に収容されたリモコン装置1には、使用者から操作しやすいリモコン装置1の上面や使用者側に対面した側に操作スイッチ11が設けられている。そのため、操作スイッチ11を押せば、椅子型マッサージ機2の姿勢が非リクライニングになったり、マッサージ操作を非常停止したりすることができる。
例えば、操作スイッチ11として、上述した起立スイッチを押せば、リクライニング機構に指令が送られて、背もたれ部4が起立し、椅子型マッサージ機2の姿勢が起立姿勢(背もたれ部4が垂直方向に起立した姿勢)となる。そのため、椅子型マッサージ機2から支障なく立ち上がることができる。また、操作スイッチ11として、上述した停止スイッチを押せば、マッサージ機構を非常停止させることができる。
なお、今回開示された各実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された各実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
なお、本実施形態では、リモコン装置1の表面側が、使用者から離れる側を向くように配備されているが、リモコン装置1の表面側が、使用者の方(内側)を向くようにして、ポケット部10内に収納するようにしてもよい。
1 リモコン装置
2 椅子型マッサージ機
3 座部
4 背もたれ部
5 フットレスト
6 脚体
7 側部揉み機構
8 肘掛け部
9 信号線(ケーブル線)
10 ポケット部
11 操作スイッチ(起立ボタン)
12 画面部
13 表示操作ボタン部
14 駆動操作ボタン部
15 決定ボタン
16 選択ボタン
17 巻き取り機構
18 摩擦防止機構

Claims (9)

  1. 使用者が着座する座部と、使用者の背側を支持する背もたれ部とを備える椅子型マッサージ機に備えられていて、前記座部または背もたれ部に設けられたリクライニング機構またはマッサージ機構を操作するように構成されたリモコン装置において、
    前記リモコン装置は、前記椅子型マッサージ機側へ信号線で連結されており、
    前記信号線におけるマッサージ部側の端部は、前記椅子型マッサージ機の内部に巻き取り状態で収納可能とされており、
    前記椅子型マッサージ機には、前記信号線を巻き取った場合に、当該信号線の先端に設けられた前記リモコン装置を収容するポケット部が設けられており、
    前記ポケット部は、前記リモコン装置が収納された際に、前記リモコン装置の一部をポケット部の外部に向かって露呈させる構成とされており、
    前記リモコン装置におけるポケット部の外部に向かって露呈する箇所に、前記リクライニング機構またはマッサージ機構を操作する操作スイッチが設けられていることを特徴とする椅子型マッサージ機に備えられたリモコン装置。
  2. 前記座部の側部に設けられた肘掛け部の前部上方に、前記ポケット部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の椅子型マッサージ機に備えられたリモコン装置。
  3. 前記肘掛け部の内部に、前記信号線を巻き取る巻き取り機構が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の椅子型マッサージ機に備えられたリモコン装置。
  4. 前記ポケット部の開口縁には、当該開口縁に前記信号線が擦れることを防ぐ摩擦防止機構が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の椅子型マッサージ機に備えられたリモコン装置。
  5. 前記ポケット部は、前記背もたれ部が後ろに倒れたリクライニング状態となっている時に、前記リクライニング状態の背もたれ部にもたれかかった使用者の手が届く位置に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の椅子型マッサージ機に備えられたリモコン装置。
  6. 前記操作スイッチは、前記リクライニング機構を用いて背もたれ部を起立方向に揺動させる起立ボタンであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の椅子型マッサージ機に備えられたリモコン装置。
  7. 前記操作スイッチは、前記マッサージ機構によるマッサージ動作を停止する停止ボタンであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の椅子型マッサージ機に備えられたリモコン装置。
  8. 前記巻き取り機構には、前記椅子型マッサージ機からの信号線の引き出し長さを多段階に変更した状態で、前記信号線の引き出しを固定可能なロック手段が設けられていることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の椅子型マッサージ機に備えられたリモコン装置。
  9. 前記ポケット部は、前記リモコン装置の上面が肘掛け部の上面と面一になるように、前記リモコン装置を収容可能な構成とされており、
    前記操作スイッチが、前記肘掛け部の上面と面一になるリモコン装置の上面に形成されていることを特徴とする請求項2〜8のいずれかに記載の椅子型マッサージ機に備えられたリモコン装置。
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