JP2017139887A - 鉄線引留装置、及び鉄線引留方法 - Google Patents

鉄線引留装置、及び鉄線引留方法 Download PDF

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義浩 黒澤
Yoshihiro Kurosawa
義浩 黒澤
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Abstract

【課題】簡単な構造で鉄線を引き留めることができる鉄線引留装置、及び鉄線引留方法を提供する。
【解決手段】電力ケーブル線芯と、電力ケーブル線芯の外周を囲む複数の鉄線200からなる鉄線外装150と、を有するケーブル100の複数の鉄線200のそれぞれを引き留める鉄線引留装置10であって、ケーブル100を外周側から剥ぎ取ることで鉄線外装150が露出したケーブル100の外周を束ねるバインダ320と、バインダ320の位置を折り返し位置として、鉄線200の先端がケーブル100の延在側を向くように鉄線200が折り返された状態で、折り返された鉄線200とともにケーブル100の外周を囲むように配置される保護管400と、保護管400内に充填される樹脂500とを備え、樹脂500は、鉄線200が折り返された部分の内側に入り込んだ状態で硬化されることで、鉄線200が折り返された部分を係止する係止部520を形成している。
【選択図】図2

Description

本発明は、鉄線引留装置、及び鉄線引留方法に関する。
水底に布設されるケーブルは、電力ケーブル線芯の外周を囲む複数の鉄線からなる鉄線外装を有している。鉄線外装を設けることにより、ケーブルの張力が電力ケーブル線芯に直接加わることを抑制するとともに、電力ケーブル線芯に外傷が生じることを抑制することが可能となる。
洋上風力設備や石油基地などが設けられた洋上のプラットフォームに向けて水底からケーブルの端末を立ち上げて、プラットフォーム上の設備にケーブルの端末を接続する部分や、断線等が生じたケーブルを修復するために一対のケーブルを接続する部分(リペアジョイント部)等では、ケーブルの張力によってケーブルの延在側に鉄線が引っ張られる。このようなケーブルの端末には、ケーブルの張力に対して鉄線を引き留めるための鉄線引留装置が設けられる(例えば、特許文献1)。
特開2005−73318号公報
しかしながら、従来の鉄線引留装置では、その構造が複雑であり、ケーブルの端末への取り付けに時間がかかっていた。このため、プラットフォーム上の設備等にケーブルの端末を早急に接続することが困難となっていた。
本発明の目的は、簡単な構造で鉄線を引き留めることができる鉄線引留装置、及び鉄線引留方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、
電力ケーブル線芯と、前記電力ケーブル線芯の外周を囲む複数の鉄線からなる鉄線外装と、を有するケーブルの、前記複数の鉄線のそれぞれを引き留める鉄線引留装置であって、
前記ケーブルを外周側から剥ぎ取ることで前記鉄線外装が露出した前記ケーブルの外周を束ねるバインダと、
前記バインダの位置を折り返し位置として、前記鉄線の先端が前記ケーブルの延在側を向くように前記鉄線が折り返された状態で、折り返された前記鉄線とともに前記ケーブルの外周を囲むように配置される保護管と、
前記保護管内に充填される樹脂と、を備え、
前記樹脂は、前記鉄線が折り返された部分の内側に入り込んだ状態で硬化されることで、前記鉄線が折り返された部分を係止する係止部を形成している鉄線引留装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、
電力ケーブル線芯と、前記電力ケーブル線芯の外周を囲む複数の鉄線からなる鉄線外装と、を有するケーブルの、前記複数の鉄線のそれぞれを引き留める鉄線引留方法であって、
前記ケーブルを外周側から剥ぎ取ることで、前記鉄線外装を露出させる工程と、
前記鉄線外装が露出された前記ケーブルの外周をバインダで束ねる工程と、
前記バインダの位置を折り返し位置として、前記鉄線の先端が前記ケーブルの延在側を向くように前記鉄線を折り返す工程と、
折り返された前記鉄線とともに前記ケーブルの外周を囲むように保護管を配置する工程と、
前記保護管内に樹脂を充填する工程と、を備え、
前記樹脂を充填する工程では、
前記鉄線が折り返された部分の内側に前記樹脂が入り込んだ状態で前記樹脂を硬化させることで、前記鉄線が折り返された部分を前記樹脂に係止させる係止部を形成する鉄線引留方法が提供される。
本発明によれば、簡単な構造で鉄線を引き留めることができる鉄線引留装置、及び鉄線引留方法が提供される。
本発明の第1実施形態に係るケーブルの軸方向に直交する断面図である。 本発明の第1実施形態に係る鉄線引留装置を示す概略構成図である。 鉄線折返部を拡大した断面図である。 本発明の第2実施形態に係る鉄線引留装置を示す概略構成図である。 (a)は、本発明の変形例1に係る鉄線引留装置を示す概略構成図であり、(b)は、本発明の変形例2に係る鉄線引留装置を示す概略構成図である。 比較例に係る鉄線引留装置を示す概略構成図である。
<発明者の得た知見>
まず、図6を用い、比較例として、従来の鉄線引留装置を用いた場合について説明する。
図6は、比較例に係る鉄線引留装置を示す概略構成図である。なお、図6の一部は、断面図となっている。また、ケーブル100には、所定数の鉄線200が設けられているが、そのうちの2本の鉄線200のみを図示している。また、図6は、ケーブル100が横方向に沿うように図示されているが、実際に洋上のプラットフォーム上の設備にケーブル100の端末を接続する際には、ケーブル100が鉛直方向に立ち上げられた状態となる。
図6に示した比較例の鉄線引留装置90は、例えば、ケーブル100の端末において、複数の鉄線200を引き留めるよう構成されている。比較例の鉄線引留装置90は、例えば、圧縮スリーブ(加締スリーブ)960と、保護管940と、樹脂950と、を備えている。
ケーブル100の端末において、ケーブル100は、外周側(外被層160)から段階的に剥がされ、鉄線外装の鉄線200が露出されている。
圧縮スリーブ960は、鉄線200の先端に取り付けられている。具体的には、圧縮スリーブ960は、金属製の筒状部材として構成され、複数の鉄線200のそれぞれの先端に被せられた状態で径方向に加締められることにより、鉄線200の先端に圧縮接続されている。なお、複数の鉄線200のそれぞれは、圧縮スリーブ960に接続された状態で、ケーブル100の先端側に向かって径方向に広がるように屈曲されている。これにより、圧縮スリーブ960が互いに干渉することが抑制されている。
保護管940は、圧縮スリーブ960が圧縮接続された鉄線200とともにケーブル100の外周を囲み、圧縮スリーブ960が圧縮接続された鉄線200を保護するよう構成されている。具体的には、保護管940は、例えば、金属製の筒状部材として構成され、底部942を有している。保護管940の底部942は、鉄線200に圧縮スリーブ960が圧縮接続された部分よりもケーブル100の延在側(ケーブル100の先端と反対側)に配置されている。
樹脂950は、保護管940内に充填され、硬化されている。樹脂950は、圧縮スリーブ960が圧縮接続された鉄線200の周囲を埋めるように充填され、圧縮スリーブ960の後端側に入り込んでいる。これにより、圧縮スリーブ960の後端面は、樹脂950に係止されている。
以上のような構成を有する鉄線引留装置90は、例えば、洋上のプラットフォーム上の設備に固定される。具体的には、プラットフォーム上の設備側に、ケーブル100の端末を接続するための取付金具970が設けられ、取付金具970にボルト(不図示)等によって保護管940の底部942が固定される。
ケーブル100の張力によって鉄線200がケーブル100の延在側に引っ張られたとき、鉄線200の先端に取り付けられた圧縮スリーブ960の後端面は、樹脂950に係止される。樹脂950は、保護管940の底部942に係止される。そして、保護管940の底部942は、取付金具970に係止される。このようにして、鉄線200は、鉄線引留装置90に引き留められる。
しかしながら、比較例の鉄線引留装置90では、ケーブル100の端末に鉄線引留装置90を取り付ける際、複数の鉄線200のそれぞれの先端に圧縮スリーブ960を圧縮接続するために多くの時間を要していた。
また、比較例の鉄線引留装置90では、圧縮スリーブ960の後端面が小さいため、鉄線200が引っ張られた際に圧縮スリーブ960の後端面を樹脂950に確実に係止させることができない場合があった。さらには、鉄線200の引っ張り力が圧縮スリーブ960の後端面に集中することで、圧縮スリーブ960が樹脂950に食い込み、樹脂950が割れてしまう場合もあった。
本発明は、本発明者が見出した上記知見に基づくものである。
<本発明の第1実施形態>
(1)鉄線引留装置
図1および図2を用い、本発明の第1実施形態に係る鉄線引留装置について説明する。図1は、本実施形態に係るケーブルの軸方向に直交する断面図である。図2は、本実施形態に係る鉄線引留装置を示す概略構成図である。なお、図2の一部は、断面図となっている。また、ケーブル100には、所定数の鉄線200が設けられているが、そのうちの2本の鉄線200のみを図示している。また、図2では、ケーブル100が横方向に沿うように図示されているが、実際に洋上のプラットフォーム上の設備にケーブル100の端末を接続する際には、ケーブル100が鉛直方向に立ち上げられた状態となる。これらの点は、後述する図4および図5も同様である。
なお、本実施形態において、ケーブル100等の「軸方向」とは、ケーブル100等の中心軸の方向のことをいい、ケーブル100等の長手方向と言い換えることができる。また、ケーブル100等の「径方向」とは、ケーブル100等の軸方向に垂直な方向のことをいい、ケーブル100等の短手方向と言い換えることができる。また、「ケーブル100の先端側」とは、ケーブル100の所定位置に対してケーブル100の先端(電力ケーブル線芯110の先端)が存在する側のことをいう。一方で、「ケーブル100の延在側」とは、ケーブル100の所定位置から軸方向にケーブル100が延在する側のことをいい、ケーブル100の先端側とは反対側と言い換えることができる。
(ケーブル)
図1に示すように、本実施形態において鉄線引留装置10が適用されるケーブル(外装ケーブル)100は、海底などの水底に布設されるケーブルとして構成され、例えば、中心側から外側に向けて、電力ケーブル線芯110と、介在120と、押さえテープ130と、座床テープ140と、鉄線外装(鎧装)150と、外被層160と、を備えている。
電力ケーブル線芯110は、例えば、CVケーブル(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル、Cross−Linked Polyethylene insulated Vinylchloride sheath cable)として構成され、例えば、ケーブル導体(符号不図示)と、内部半導電層(符号不図示)と、絶縁層(符号不図示)と、外部半導電層(符号不図示)と、座床テープ(符号不図示)と、を有している。本実施形態では、例えば、3本の電力ケーブル線芯110が撚り合わせられている。
介在120は、3本の電力ケーブル線芯110の外接包絡線内のスペースを埋めるように設けられている。介在120は、例えばポリプロピレンヤーンからなっている。
鉄線外装150は、電力ケーブル線芯110の外周を囲む複数の鉄線200からなっている。例えば、複数の鉄線200は、座床テープ140の外周に螺旋状に巻回されている。また、鉄線200は、例えば、亜鉛メッキ鋼線からなっている。なお、鉄線200の外周には、防錆のためにタールが塗布されていてもよい。また、鉄線200の直径は、例えば、2mm以上10mm以下であり、鉄線外装150における鉄線200の本数は、例えば、20本以上100本以下であり、好ましくは、20本以上50本以下である。
外被層160は、鉄線外装150の外周を囲むように設けられている。外被層160は、例えば、ポリプロピレンヤーンからなっている。
図2に示すように、ケーブル100は、外周側から段階的に剥ぎ取られている。これにより、ケーブル100の先端からケーブル100の延在側に向けて、電力ケーブル線芯110、座床テープ140、鉄線外装150が、この順で露出されている。
(鉄塔引留装置)
本実施形態の鉄線引留装置10は、ケーブル100の端末において、圧縮スリーブを用いなくても、複数の鉄線200を引き留めることができるよう構成されている。具体的には、鉄線引留装置10は、例えば、バインダ320と、保護管400と、樹脂500と、を備えている。
バインダ320は、鉄線外装150が露出したケーブル100の外周を束ねるよう構成されている。具体的には、バインダ320は、例えば、鉄線200と同じく亜鉛メッキ鋼線として構成され、鉄線外装150が露出したケーブル100の外周を囲むように巻回されている。これにより、バインダ320は、鉄線外装150の形状を保持するようになっている。なお、バインダ320には、ケーブル100の径方向に締め付ける力が付与されていなくてもよい。
ここで、バインダ320の位置を折り返し位置として、鉄線200の先端がケーブル100の延在側を向くように、鉄線200が折り返されている。鉄線200が折り返された部分(鉄線折返部220)は、所定の曲率半径で湾曲しており、鉄線折返部220の内側には、所定の大きさの間隙が形成されている。鉄線折返部220の内側の間隙には、後述する樹脂500が入り込んでいる。
図3は、鉄線折返部を拡大した断面図である。図3に示すように、鉄線200が折り返されてケーブル100の延在側に延在する方向とケーブル100の軸方向とのなす角度(鋭角側の角度)をθとすると、本実施形態における角度θは、例えば、60°以下である。角度θが60°超であると、折り返された鉄線200が径方向に広がり、鉄線引留装置10が過剰に大きくなってしまう。これに対して、角度θが60°以下であることにより、鉄線引留装置10を所定の範囲内に小型化することができる。また、好ましくは、角度θは、例えば、30°以下である。これにより、鉄線引留装置10をさらに小型化することができる。さらに好ましくは、図2に示すように、角度θが0°であり、すなわち、鉄線200が折り返されてケーブル100の延在側に延在する方向とケーブル100の軸方向とが平行であることがよい。これにより、鉄線引留装置10を最も小型化することができる。なお、角度θは0°未満(負の値)であってもよく、すなわち、鉄線200がケーブル100の中心軸に向かう方向に折り返されていても良い。
図2に示すように、保護管400は、折り返された鉄線200を保護するよう構成されている。具体的には、保護管400は、例えば、金属製の筒状部材として構成され、底部420および側壁部440を有している。保護管400の底部420は、折り返された鉄線200の先端よりもケーブル100の延在側に配置されている。底部420には、ケーブル挿通孔(符号不図示)が開設され、ケーブル挿通孔内には、段階的に剥がされたケーブル100が挿通されている。保護管400の側壁部440は、折り返された鉄線200とともにケーブル100の外周を囲むように設けられている。また、保護管400には、鉄線折返部220よりもケーブル100の先端側に、開口460が開設されている。
樹脂500は、保護管400の開口460から保護管400内に充填され硬化されている。具体的には、樹脂500は、例えば、主剤と硬化剤とを含む2液硬化型エポキシ樹脂として構成されている。主剤と硬化剤とを混合することで、常温で樹脂500を硬化させることができる。
樹脂500は、折り返された鉄線200の間や周囲を埋めるように充填され、鉄線折返部220の内側に入り込んでいる。樹脂500は、鉄線折返部220の内側に入り込んだ状態で硬化されることで、鉄線折返部220を係止する係止部520を形成している。
樹脂500の係止部520の大きさは、上述した鉄線折返部220の曲率半径に依存する。鉄線折返部220の曲率半径は、例えば、鉄線200の直径以上鉄線200の直径の10倍以下である。鉄線折返部220の曲率半径が鉄線200の直径未満であると、樹脂500の係止部520が小さくなり、樹脂500の係止部520に鉄線折返部220を確実に係止することができない可能性がある。これに対して、鉄線折返部220の曲率半径が鉄線200の直径以上であることにより、所定の大きさの樹脂500の係止部520を形成し、樹脂500の係止部520に鉄線折返部220を確実に係止することができる。一方で、鉄線折返部220の曲率半径が鉄線200の直径の10倍超であると、折り返された鉄線200が径方向に広がり、鉄線引留装置10が過剰に大きくなってしまう。これに対して、鉄線折返部220の曲率半径が鉄線200の直径の10倍以下であることにより、鉄線引留装置10を所定の範囲内に小型化することができる。
以上のような構成を有する鉄線引留装置10の具体的な寸法としては、例えば、ケーブル100の直径が100mm以上150mm以下である場合、保護管400の外径は、200mm以上300mm以下であり、保護管400の軸方向の長さは、150mm以上300mm以下である。なお、これらの数値は、一例であって限定されるものではなく、適用するケーブル100等に応じて変更が可能である。
本実施形態の鉄線引留装置10は、例えば、洋上のプラットフォーム上の設備に固定される。具体的には、プラットフォーム上の設備側に、ケーブル100の端末を接続するための取付金具700が設けられ、取付金具700に対してボルト(不図示)等によって保護管400の底部420が固定される。
ケーブル100の張力によって鉄線200がケーブル100の延在側に引っ張られたとき、鉄線折返部220は、樹脂500の係止部520に係止される。樹脂500は、保護管400の底部420に係止される。そして、保護管400の底部420は、取付金具700に係止される。このようにして、鉄線200は、鉄線引留装置10に引き留められる。
(2)鉄線引留方法
次に、図2を用い、本実施形態に係る鉄線引留方法について説明する。
(端末処理工程)
まず、ケーブル100を、外周側から段階的に剥ぎ取る。これにより、ケーブル100の先端からケーブル100の延在側に向けて、電力ケーブル線芯110、座床テープ140、鉄線外装150を、この順で露出させる。また、鉄線外装150の鉄線200に防錆用のタールが塗布されている場合は、鉄線200が露出された部分のタールを除去し、清浄な状態とする。
このとき、予め、保護管400の底部420のケーブル挿通孔にケーブル100を挿通させ、ケーブル100の所定位置に保護管400を退避させておく。
(バインド工程)
次に、亜鉛メッキ鋼線からなるバインダ320を用意し、鉄線外装150が露出したケーブル100の外周を囲むようにバインダ320を巻回する。これにより、鉄線外装150が露出されたケーブル100の外周をバインダ320で束ねる。
(鉄線折返工程)
次に、バインダ320の位置を折り返し位置として、鉄線200の先端がケーブル100の延在側を向くように、鉄線200を折り返す。このとき、鉄線折返部220の曲率半径を10mm以上50mm以下とする。また、鉄線200が折り返されてケーブル100の延在側に延在する方向とケーブル100の軸方向とのなす角度θを60°以下とする。
(保護管配置工程)
次に、予めケーブル100の所定位置に退避させておいた保護管400をケーブル100の先端側に移動させ、折り返された鉄線200とともにケーブル100の外周を囲むように保護管400を配置する。
(樹脂充填工程)
次に、2液硬化型エポキシ樹脂の樹脂500を構成する主剤および硬化剤を混合する。そして、保護管400の開口460から保護管400内に樹脂500を充填して、硬化させる。このとき、折り返された鉄線200の間や周囲を埋めるように樹脂500を充填し、鉄線折返部220の内側に樹脂500を入り込ませる。これにより、鉄線折返部220の内側に、鉄線折返部220を係止するための樹脂500の係止部520を形成する。以上により、鉄線引留装置10が組み立てられる。
(取付工程)
次に、例えば、プラットフォーム上の設備側に設けられた取付金具700に対してボルト等によって保護管400の底部420を取り付ける。これにより、プラットフォーム上の設備に鉄線引留装置10を固定する。そして、プラットフォーム上の設備に電力ケーブル線芯110を接続する。
(3)本実施形態に係る効果
本実施形態によれば、以下に示す1つ又は複数の効果を奏する。
(a)保護管400内には、バインダ320の位置を折り返し位置として鉄線200が折り返された状態で、樹脂500が充填されている。樹脂500は、鉄線折返部220の内側に入り込んだ状態で硬化されることで、鉄線折返部220を係止する係止部520を形成している。ケーブル100の張力によって鉄線200がケーブル100の延在側に引っ張られたとき、鉄線折返部220が樹脂500の係止部520に係止されることで、鉄線200は、ケーブル100の張力に対して引き留められる。このようにして、本実施形態の鉄線引留装置10では、圧縮スリーブを用いなくても、簡単な構造で鉄線200を引き留めることが可能となる。
本実施形態では、複数の鉄線200のそれぞれの先端に圧縮スリーブを接続する必要がないため、ケーブル100の端末に鉄線引留装置10を素早く取り付けることができる。その結果、洋上のプラットフォーム上の設備等にケーブルの端末を早急に接続することが可能となる。
(b)本実施形態では、所定の曲率半径で鉄線折返部220が形成されることで、所定の大きさの樹脂500の係止部520が形成される。これにより、圧縮スリーブの後端面よりも広い面積で、鉄線折返部220を樹脂500の係止部520に係止させることができる。その結果、安定的に鉄線200を引き留めることが可能となる。また、鉄線折返部220が広い面積で係止されることで、鉄線折返部220が樹脂500に食い込むことを抑制し、樹脂500が割れることを抑制することが可能となる。
(c)本実施形態の鉄線引留装置10は、上記のような簡単な構造で構成されているため、特許文献1などのように複雑な構造の金具を用いた鉄線引留装置と比較して、鉄線引留装置10を小型化することができる。これにより、ケーブル100の端末に鉄線引留装置10を取り付けた状態で、ケーブル100をドラム等に巻回させることができる。さらには、鉄線引留装置10付のケーブル100が巻回されたドラムを布設船に搭載させて洋上のプラットフォームに運搬することができる。その結果、プラットフォーム上の設備にケーブル100の端末を直ちに接続することが可能となる。
<本発明の第2実施形態>
図4を用い、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本実施形態に係る鉄線引留装置を示す概略構成図である。
本実施形態の鉄線引留装置12では、さらにバインダが追加されている点が第1実施形態の鉄線引留装置10と異なる。以下、第1実施形態と異なる要素についてのみ説明し、第1実施形態で説明した要素と実質的に同一の要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
(1)鉄線引留装置
本実施形態の鉄線引留装置12は、バインダ320に加え、さらに先端側バインダ340を備えている。先端側バインダ340は、鉄線折返部220から鉄線200の先端までの間の少なくとも一部とともにケーブル100の外周を束ねるよう構成されている。具体的には、先端側バインダ340は、例えば、バインダ320と同じく亜鉛メッキ鋼線として構成され、鉄線折返部220から鉄線200の先端までの間の少なくとも一部とともにケーブル100の外周を囲むように巻回されている。これにより、先端側バインダ340は、鉄線200の折り返し形状を保持するようになっている。なお、先端側バインダ340には、ケーブル100の径方向に締め付ける力が付与されていることが好ましい。
先端側バインダ340は、バインダ320と重ならないよう、バインダ320よりもケーブル100の延在側に設けられていることが好ましい。これにより、鉄線折返部220の曲率半径を所定値以上に保つことができ、樹脂500の係止部520が小さくなることを抑制することができる。
(2)鉄線引留方法
(バインド工程)
それぞれ亜鉛メッキ鋼線からなるバインダ320および先端側バインダ340を用意する。そして、鉄線外装150が露出されたケーブル100の外周をバインダ320で束ねる。
(鉄線折返工程)
次に、バインダ320の位置を折り返し位置として、鉄線200の先端がケーブル100の延在側を向くように、鉄線200を折り返す。このとき、鉄線折返部220から鉄線200の先端までの間の少なくとも一部とともにケーブル100の外周を囲むように先端側バインダ340を巻回する。これにより、折り返された鉄線200の少なくとも一部とともにケーブル100の外周を先端側バインダ340によって束ねる。
第2実施形態の他の工程は、第1実施形態と同様である。
(3)本実施形態に係る効果
先端側バインダ340は、折り返された鉄線200の少なくとも一部をケーブル100の中心軸側に固定している。これにより、ケーブル100の延在側に鉄線200がすり抜けてしまうことを抑制することができる。また、鉄線200の折り返し形状を安定化させることができる。その結果、樹脂500の係止部520に鉄線折返部220を確実に係止させることができ、安定した引留力で鉄線200を引き留めることができる。
なお、参考までに、第1実施形態の鉄線引留装置10では、バインダ320のみで鉄線200を固定しているため、ケーブル100の張力によっては、鉄線200がバインダ320をすり抜けてケーブルの延在側に引っ張られてしまうおそれがある。また、樹脂500を保護管400内に充填する際に、鉄線200の太さに起因して、折り返した鉄線200が元の形に戻ろうと径方向に広がってしまうおそれがある。そのため、鉄線200の折り返し形状が安定せず、鉄線200を安定的に引き留めることが困難となることが懸念される。これに対して、本実施形態の鉄線引留装置10では、先端側バインダ340を設けることにより、鉄線200がすり抜けてしまうことを抑制することができるとともに、鉄線200の折り返し形状を安定化させることができる。その結果、鉄線200を安定的に引き留めることができる。
<上述の実施形態の変形例>
次に、上述の2つの実施形態の変形例について説明する。以下の変形例では、上述の実施形態と異なる要素についてのみ説明し、上述の実施形態で説明した要素と実質的に同一の要素には、その説明を省略する。
上述の実施形態では、圧縮スリーブが設けられていない場合について説明したが、以下のように、圧縮スリーブが設けられていてもよい。
(変形例1)
図5(a)は、変形例1に係る鉄線引留装置を示す概略構成図である。
図5(a)に示すように、変形例1の鉄線引留装置14は、第1実施形態と同様の構成に加え、圧縮スリーブ600を備えている。圧縮スリーブ600は、保護管400内に配置された鉄線200の先端に取り付けられている。具体的には、圧縮スリーブ600は、金属製の筒状部材として構成され、複数の鉄線200のそれぞれの先端に被せられた状態で径方向に加締められることにより、鉄線200の先端に圧縮接続されている。
鉄線引留装置14を組み立てる手順としては、端末処理工程において、ケーブル100を外周側から段階的に剥ぎ取った後に、露出された鉄線200の先端に圧縮スリーブ600を圧縮接続する。以降の工程は、第1実施形態と同様である。
変形例1によれば、ケーブル100の張力によって鉄線200がケーブル100の延在側に引っ張られたとき、鉄線200の先端に取り付けられた圧縮スリーブ600の後端面(ケーブル100の先端側に向いた面)は、樹脂500に係止される。さらに、鉄線折返部220は、樹脂500の係止部520に係止される。このように、変形例1の鉄線引留装置14では、鉄線200を樹脂500に二段階で係止させることができ、鉄線200を引き留める効果を向上させることができる。
(変形例2)
図5(b)は、変形例2に係る鉄線引留装置を示す概略構成図である。
図5(b)に示すように、変形例2の鉄線引留装置16は、第2実施形態と同様の構成に加え、圧縮スリーブ600を備えている。圧縮スリーブ600は、保護管400内に配置された鉄線200の先端に圧縮接続されている。
先端側バインダ340は、鉄線折返部220から圧縮スリーブ600の後端(ケーブル100の先端側の端部)までの間の少なくとも一部とともにケーブル100の外周を束ねるよう構成されている。なお、本変形例では、先端側バインダ340は、折り返された鉄線200の形状を整えていればよく、先端側バインダ340に対してケーブル100の径方向に締め付ける力が付与されていなくてもよい。
鉄線引留装置16を組み立てる手順としては、端末処理工程において、ケーブル100を外周側から段階的に剥ぎ取った後に、露出された鉄線200の先端に圧縮スリーブ600を圧縮接続する。
また、鉄線折返工程において、鉄線200を折り返した後、鉄線折返部220から圧縮スリーブ600の後端(ケーブル100の先端側の端部)までの間の少なくとも一部とともにケーブル100の外周を先端側バインダ340によって束ねる。以降の工程は、第2実施形態と同様である。
変形例2によれば、変形例1と同様に、鉄線200の先端に取り付けられた圧縮スリーブ600の後端面(ケーブル100の先端側を向いた面)が樹脂500に係止されることで、鉄線200を樹脂500に二段階で係止させることができ、鉄線200を引き留める効果を向上させることができる。
さらに、変形例2によれば、鉄線200がバインダ320および先端側バインダ340をすり抜けようとしたとしても、圧縮スリーブ600が先端側バインダ340に引っかかる。これにより、ケーブル100の延在側に鉄線200がすり抜けてしまうことを確実に抑制することができる。
ただし、変形例1および2では、圧縮スリーブ600を取り付ける工程に時間がかかることが考えられる。このため、ケーブル100の端末に鉄線引留装置を素早く取り付ける必要がある場合には、第1実施形態または第2実施形態の鉄線引留装置を採用することが好ましい。
<本発明の他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
上述の実施形態では、ケーブル100が電力ケーブル線芯110を備える場合について説明したが、ケーブルは光ファイバ複合電力ケーブルとして構成されていてもよく、3本の電力ケーブル線芯の外接包絡線内に、光ファイバを含む光ケーブルが設けられていてもよい。
上述の実施形態では、1層の鉄線外装150を備えるケーブル100に鉄線引留装置10〜16を適用する場合について説明したが、複数層の鉄線外装を備えるケーブルに上述の実施形態の鉄線引留装置10〜16を適用してもよい。
上述の実施形態では、バインダ320が亜鉛メッキ鋼線として構成され、鉄線外装150が露出したケーブル100の外周を囲むように巻回されている場合について説明したが、バインダは金属製のリングとして構成されていてもよい。この場合、リング状のバインダが径方向に所定の幅を有していてもよい。これにより、リング状のバインダが樹脂に係止されることで、鉄線を引き留める効果を向上させることができる。なお、第2実施形態における先端側バインダも金属製のリングとして構成されていてもよい。
上述の実施形態では、予め、保護管400の底部420のケーブル挿通孔にケーブル100を挿通させ、ケーブル100の所定位置に保護管400を退避させておく場合について説明したが、保護管が分解可能に構成されている場合は、鉄線折返工程後の保護管配置工程において、分解された保護管を結合させてもよい。
上述の実施形態では、プラットフォーム上の設備側に設けられた取付金具700に保護管400の底部420を取り付ける場合について説明したが、リペアジョイント部を形成する際に、本発明の鉄線引留装置を適用してもよい。リペアジョイント部を形成する場合には、双方のケーブルの端末にそれぞれ鉄線引留装置を取り付け、双方の鉄線引留装置にそれぞれ取付金具に取り付け、双方の取付金具をボルトによって接続すればよい。
<本発明の好ましい態様>
以下、本発明の好ましい態様について付記する。
(付記1)
本発明の一態様によれば、
電力ケーブル線芯と、前記電力ケーブル線芯の外周を囲む複数の鉄線からなる鉄線外装と、を有するケーブルの、前記複数の鉄線のそれぞれを引き留める鉄線引留装置であって、
前記ケーブルを外周側から剥ぎ取ることで前記鉄線外装が露出した前記ケーブルの外周を束ねるバインダと、
前記バインダの位置を折り返し位置として、前記鉄線の先端が前記ケーブルの延在側を向くように前記鉄線が折り返された状態で、折り返された前記鉄線とともに前記ケーブルの外周を囲むように配置される保護管と、
前記保護管内に充填される樹脂と、を備え、
前記樹脂は、前記鉄線が折り返された部分の内側に入り込んだ状態で硬化されることで、前記鉄線が折り返された部分を係止する係止部を形成している鉄線引留装置が提供される。
(付記2)
好ましくは、付記1に記載の鉄線引留装置であって、
前記鉄線が折り返された部分から前記鉄線の先端までの間の少なくとも一部とともに前記ケーブルの外周を束ねる先端側バインダを有する。
(付記3)
好ましくは、付記1又は2に記載の鉄線引留装置であって、
前記保護管内に配置された前記鉄線の先端に圧縮スリーブが圧縮接続されている。
(付記4)
好ましくは、付記1〜3のいずれかに記載の鉄線引留装置であって、
前記鉄線が折り返されて前記ケーブルの延在側に延在する方向と前記ケーブルの軸方向とのなす角度は、0°以上60°以下である。
(付記5)
好ましくは、付記1〜4のいずれかに記載の鉄線引留装置であって、
前記鉄線が折り返された部分の曲率半径は、前記鉄線の直径以上前記鉄線の直径の10倍以下である。
(付記6)
本発明の他の態様によれば、
電力ケーブル線芯と、前記電力ケーブル線芯の外周を囲む複数の鉄線からなる鉄線外装と、を有するケーブルの、前記複数の鉄線のそれぞれを引き留める鉄線引留方法であって、
前記ケーブルを外周側から剥ぎ取ることで、前記鉄線外装を露出させる工程と、
前記鉄線外装が露出された前記ケーブルの外周をバインダで束ねる工程と、
前記バインダの位置を折り返し位置として、前記鉄線の先端が前記ケーブルの延在側を向くように前記鉄線を折り返す工程と、
折り返された前記鉄線とともに前記ケーブルの外周を囲むように保護管を配置する工程と、
前記保護管内に樹脂を充填する工程と、を備え、
前記樹脂を充填する工程では、
前記鉄線が折り返された部分の内側に前記樹脂が入り込んだ状態で前記樹脂を硬化させることで、前記鉄線が折り返された部分を前記樹脂に係止させる係止部を形成する鉄線引留方法が提供される。
10,12,14,16 鉄線引留装置
100 ケーブル
110 電力ケーブル線芯
120 介在
130 押さえテープ
140 座床テープ
150 鉄線外装
160 外被層
200 鉄線
220 鉄線折返部
320 バインダ
340 先端側バインダ
400 保護管
420 底部
440 側壁部
460 開口
500 樹脂
520 係止部
600 圧縮スリーブ
700 取付金具

Claims (4)

  1. 電力ケーブル線芯と、前記電力ケーブル線芯の外周を囲む複数の鉄線からなる鉄線外装と、を有するケーブルの、前記複数の鉄線のそれぞれを引き留める鉄線引留装置であって、
    前記ケーブルを外周側から剥ぎ取ることで前記鉄線外装が露出した前記ケーブルの外周を束ねるバインダと、
    前記バインダの位置を折り返し位置として、前記鉄線の先端が前記ケーブルの延在側を向くように前記鉄線が折り返された状態で、折り返された前記鉄線とともに前記ケーブルの外周を囲むように配置される保護管と、
    前記保護管内に充填される樹脂と、を備え、
    前記樹脂は、前記鉄線が折り返された部分の内側に入り込んだ状態で硬化されることで、前記鉄線が折り返された部分を係止する係止部を形成している鉄線引留装置。
  2. 前記鉄線が折り返された部分から前記鉄線の先端までの間の少なくとも一部とともに前記ケーブルの外周を束ねる先端側バインダを有する請求項1に記載の鉄線引留装置。
  3. 前記保護管内に配置された前記鉄線の先端に圧縮スリーブが圧縮接続されている請求項1又は2に記載の鉄線引留装置。
  4. 電力ケーブル線芯と、前記電力ケーブル線芯の外周を囲む複数の鉄線からなる鉄線外装と、を有するケーブルの、前記複数の鉄線のそれぞれを引き留める鉄線引留方法であって、
    前記ケーブルを外周側から剥ぎ取ることで、前記鉄線外装を露出させる工程と、
    前記鉄線外装が露出された前記ケーブルの外周をバインダで束ねる工程と、
    前記バインダの位置を折り返し位置として、前記鉄線の先端が前記ケーブルの延在側を向くように前記鉄線を折り返す工程と、
    折り返された前記鉄線とともに前記ケーブルの外周を囲むように保護管を配置する工程と、
    前記保護管内に樹脂を充填する工程と、を備え、
    前記樹脂を充填する工程では、
    前記鉄線が折り返された部分の内側に前記樹脂が入り込んだ状態で前記樹脂を硬化させることで、前記鉄線が折り返された部分を前記樹脂に係止させる係止部を形成する鉄線引留方法。
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