JP2017138813A - 保全点検システム、保全点検携帯端末および保全点検作業支援方法 - Google Patents

保全点検システム、保全点検携帯端末および保全点検作業支援方法 Download PDF

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泰代 道行
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Abstract

【課題】設備機器の点検作業において、保全作業員を設備機器の設置場所に誘導し、保全作業員が点検ポイントに到着した際に、点検対象の設備機器の点検情報を携帯端末の画面上に自動的に表示できる保全点検システムを得る。【解決手段】保全作業員に保持され、保全点検データベース装置に通信無線LAN30を介して接続された保全点検携帯端末20は、3次元位置情報取得手段221により当該保全点検携帯端末20の位置を、方位情報取得手段222により方位を取得し、保全作業員が点検対象の設備機器の点検ポイントに達したとき、点検項目一覧を表示し、点検作業が終了したとき、点検結果送信手段233により、保全点検データベース装置に対して、点検結果、点検位置情報および異常状態画像を送信する。【選択図】図3

Description

この発明は、携帯端末を携行する保全作業員による設備機器の点検作業を支援する保全点検システム、保全点検携帯端末および保全点検作業支援方法に関するものである。
従来の携帯端末を用いた保全点検装置においては、初めに保全作業員が点検対象となる設備機器を撮影し、その画像情報を元に、対応する設備機器の点検情報などを携帯端末に表示するもの(例えば、特許文献1参照)はあっても、点検対象設備機器への方路誘導を利用したものはない。
次に、携帯端末の位置情報センサーを使った方路誘導装置においては、GPS(Global Positioning System)の位置情報を地図情報にマッピングして、利用者を目的地へ誘導するナビゲーションシステムがある(例えば、特許文献2参照)。
また、GPSが適用できない場合には、加速度センサーを使って利用者の歩幅を求めて移動距離を計算し、方位センサー情報と組み合わせた構成で、利用者を目的地へ誘導するナビゲーションシステムもある(例えば、特許文献3参照)。
さらに、屋内位置検出装置では、加速度センサーを使用して利用者の歩数および歩幅を求めて移動距離を計算し、地磁気センサーまたはジャイロセンサーによる方位情報により、利用者の現在位置および移動履歴を提供している(例えば、特許文献4参照)。
一方、GPSを使って設備位置情報を特定し、設備情報を取得する装置もある(例えば、特許文献5、特許文献6参照)。
特開2015−141542号公報(第4〜5頁、第1図) 特開2003−219474号公報(第3〜5頁、第3図) 特開2005−283386号公報(第7〜9頁、第1図) 特開2004−138513号公報(第4〜8頁、第1図) 特開2014−153734号公報(第5〜6頁、第1図) 特開2003−47174号公報(第4〜6頁、第1図)
従来の携帯端末を用いた保全点検装置は、以上のように構成されているので、画面操作において点検対象の設備機器および点検項目の選択などの手作業が発生するため、その場での点検情報の選択ミスまたは選択漏れに気付きにくく、効率的な点検作業ができないという問題があった。
一方、従来の方路誘導装置および設備位置情報特定装置では、GPSによる位置情報の精度には問題はないものの、計測データの更新時間が長い(数十秒)ため、リアルタイム性に欠けるという問題があった。
このため、同じ場所にかなりの時間留まるようなシステムでは、正確な位置情報を得ることが可能であるが、絶えず移動している場合には位置情報の精度が不十分であり、リアルタイムに位置情報を必要とするシステムには適用しにくい。(ここで、人の歩く速度を6Km/時と想定し、人が0.5m歩くのに要する時間(=0.3秒)の精度があることをリアルタイムとした。)
また、GPSを適用せず、各種センサーを使った装置では、加速度センサーの計測データを利用して歩数および平均歩幅を計算し、最終的に利用者の移動距離を求めている。
しかし、前述の計測データは、ノイズの影響をかなり受けるため、精度のよい速度情報を得にくいという問題がある。
さらに、フィルタリングにより、加速度センサーの計測データのノイズ除去は可能であるが、リアルタイム性が失われてしまうという問題がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、設備機器の点検作業において、保全作業員を設備機器の設置場所に誘導し、保全作業員が点検ポイントに到着した際に、点検対象の設備機器の点検情報を携帯端末の画面上に自動的に表示できる保全点検システム、保全点検携帯端末および保全点検作業支援方法を得ることを目的とする。
この発明に係わる保全点検システムにおいては、点検計画および点検履歴を保有する保全点検データベース装置、および保全点検データベース装置に通信無線LANを介して接続された保全点検携帯端末を備え、保全点検データベース装置は、点検計画として、点検対象の設備機器の点検項目、および設備機器を点検するための点検ポイントを結ぶ点検ルートが格納された点検計画データベースと、点検結果が点検履歴として格納された点検履歴データベースとを有し、保全点検携帯端末は、当該保全点検携帯端末の位置およびこの保全点検携帯端末の向いている方位を検出する位置方位取得手段と、点検ルートを表示し、この点検ルート上に当該保全点検携帯端末の位置を表示するとともに、点検結果が入力される表示・入力手段と、設備機器の点検結果を保全点検データベース装置に送信する点検結果送信手段とを有し、表示・入力手段は、点検ルート上の点検ポイントに当該保全点検携帯端末が表示された場合に、当該保全点検携帯端末の向いている方位に存在する設備機器の点検項目を一覧表示するものである。
この発明によれば、点検計画および点検履歴を保有する保全点検データベース装置、および保全点検データベース装置に通信無線LANを介して接続された保全点検携帯端末を備え、保全点検データベース装置は、点検計画として、点検対象の設備機器の点検項目、および設備機器を点検するための点検ポイントを結ぶ点検ルートが格納された点検計画データベースと、点検結果が点検履歴として格納された点検履歴データベースとを有し、保全点検携帯端末は、当該保全点検携帯端末の位置およびこの保全点検携帯端末の向いている方位を検出する位置方位取得手段と、点検ルートを表示し、この点検ルート上に当該保全点検携帯端末の位置を表示するとともに、点検結果が入力される表示・入力手段と、設備機器の点検結果を保全点検データベース装置に送信する点検結果送信手段とを有し、表示・入力手段は、点検ルート上の点検ポイントに当該保全点検携帯端末が表示された場合に、当該保全点検携帯端末の向いている方位に存在する設備機器の点検項目を一覧表示するので、点検対象の設備機器を間違えることなく、点検漏れの無い効率的な点検作業を行なうことができる。
この発明の実施の形態1における保全点検システムを示す全体構成図である。 この発明の実施の形態1における保全点検システムの保全点検データベース装置の詳細な構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1における保全点検システムの保全点検携帯端末の詳細な構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1における保全点検システムの各設備機器の点検項目一覧の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1における保全点検システムの点検ルートの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1における保全点検システムの計画策定された点検計画の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1における保全点検携帯端末の操作・処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における保全点検携帯端末の操作・処理のつづきを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2における保全点検システムの各設備機器の点検項目一覧の一例を示す図である。 この発明の実施の形態3における保全点検携帯端末の操作・処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4における保全点検携帯端末の操作・処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4における保全点検携帯端末の操作・処理を示す別のフローチャートである。 この発明の実施の形態5における保全点検システムの保全点検携帯端末の詳細な構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5における保全点検携帯端末の操作・処理を示す別のフローチャートである。 この発明の実施の形態5における保全点検携帯端末の操作・処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態6における保全点検システムの各設備機器の点検項目一覧の一例を示す図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1における保全点検システムを示す全体構成図である。
図1において、設備機器画像を利用して効率的な点検作業を支援する保全点検システムは、保全点検データベース装置10に通信無線LAN30(LAN:Local Area Network)を介して複数の保全点検携帯端末20が接続されている。
保全点検携帯端末20は、次のように構成されている。
3次元加速度センサー21は、加速度を計測する。3次元地磁気センサー22は、磁場の向きを計測し、方位を求める。3次元ジャイロセンサー23は、角速度を計測する。これらのセンサーの計測結果から、保全点検携帯端末20の3次元位置情報および保全点検携帯端末20が向いている方位情報を取得する。内蔵カメラ24は、点検対象の設備機器画像を撮影する。
点検計画DB202(DB:database)および点検履歴DB203は、保全点検データベース装置10から、後述する点検計画DB102および点検履歴DB103を取り込んだものである。
点検計画DB202は、点検のために、保全点検データベース装置10の設計者または保全管理者によって作成された点検項目一覧、点検ルートを格納する。点検履歴DB203は、点検のために、保全点検データベース装置10に格納済みの点検結果および設備機器の異常状態画像を格納する。
点検計画DB202および点検履歴DB203は、点検の都度、保全点検データベース装置10からダウンロードされるとともに、点検で得られる点検履歴DB203内の点検結果(点検項目一覧の改訂)、点検位置情報および設備機器の異常状態画像を点検終了時に保全点検データベース装置10へアップロードする。
保全点検データベース装置10は、次のように構成されている。
設備機器DB101(設備機器データベース)は、点検対象となる設備機器の仕様、3次元位置情報、点検ポイントからの方位情報、点検ポイント位置情報を格納する。点検計画DB102(点検計画データベース)は、設備機器DB101の情報を元に設計者または保全管理者によって作成される点検項目、点検種別と点検項目に応じて作成される点検ルート、および点検の実施時期を計画した点検計画を格納する。点検履歴DB103(点検履歴データベース)は、過去の点検結果および設備機器の異常状態画像を格納する。
保全作業員は、計画された点検業務を行なうために、通信無線LAN30を経由して、点検計画DB102および点検履歴DB103を、保全点検データベース装置10から保全点検携帯端末20に点検計画DB202および点検履歴DB203として取り込む。
保全作業員は、保全点検携帯端末20の3次元加速度センサー21、3次元地磁気センサー22、および3次元ジャイロセンサー23の計測データからデータ補正/データ融合されたデータを元にして得られる3次元位置情報および方位情報を利用して、点検対象の設備機器の設置場所へ移動する。
これとともに、設備機器の点検項目および点検履歴を、保全点検携帯端末20の画面に自動的に表示することで、効率的に点検作業を行なう。
点検結果は、保全点検携帯端末20の点検履歴DB203に格納されるとともに、保全点検データベース装置10へ送信され、この結果を元に点検履歴DB103が更新される。
設計者または保全管理者は、更新された点検履歴DB103を元に点検結果の評価、分析を行うことができるようになっている。
図2は、この発明の実施の形態1における保全点検システムの保全点検データベース装置の詳細な構成を示すブロック図である。
図2において、符号10、101〜103は図1におけるものと同一のものである。
通信無線LAN処理手段131は、保全点検携帯端末20と通信無線LAN30を介して無線通信を行なう。点検情報送信手段132は、点検計画DB102および点検履歴DB103を保全点検携帯端末20へ送信する。点検結果受信手段133は、保全点検携帯端末20からの点検結果、点検位置情報、および設備機器の異常状態画像を受信し、これらの情報を基にして設備機器DB101、点検履歴DB103を更新する。
設備機器管理手段141は、設備機器DB101への設備機器情報の追加、設備機器DB101からの設備機器情報の削除、設備機器DB101の更新を行なう。点検項目作成手段142は、設備機器DB101の設備機器情報を元に、点検対象設備機器の点検項目の見直し(新規追加、変更、削除)を行なうとともに、点検種別に応じて点検項目を選択し、点検項目一覧を作成し、点検計画DB202に格納する。
点検ルート作成手段143は、点検種別ごとに各設備の点検項目一覧から効率的な点検を実施するための点検ルート(複数可)を作成し、点検計画DB102に格納する。点検計画策定手段144は、作成した点検ルートをいつ行なうか、またはどのタイミングで行なうかについて計画し、点検計画DB102に格納する。
図3は、この発明の実施の形態1における保全点検システムの保全点検携帯端末の詳細な構成を示すブロック図である。
図3において、符号20〜24、202、203は図1におけるものと同一のものである。
3次元位置情報取得手段221は、3次元加速度センサー21、3次元地磁気センサー22および3次元ジャイロセンサー23の計測データからデータ補正/データ融合されたデータを元に、保全点検携帯端末20の3次元位置情報を取得する。
方位情報取得手段222は、データ補正/データ融合されたデータを元に保全点検携帯端末20の向いている方位情報を取得する。
なお、3次元位置情報取得手段221と方位情報取得手段222は、位置方位取得手段を形成する。
写真撮影手段223は、内蔵カメラ24によって、点検対象の設備機器を写真撮影する。
通信無線LAN処理手段231は、保全点検データベース装置10と、通信無線LAN30を介して無線通信を行なう。点検情報受信手段232は、保全点検データベース装置10に対して、点検計画DB102と点検履歴DB103をダウンロード要求する。点検結果送信手段233は、保全点検データベース装置10に対して、点検履歴DB203内の点検結果(点検項目一覧の改訂)、点検位置情報、および異常状態画像をアップロード要求する。
点検設備位置確認手段241は、3次元位置情報取得手段221による3次元位置情報を元に、保全点検携帯端末20が、点検対象の設備機器の点検ポイントの位置かどうかを確認する。この点検ポイントは、点検作業を行なう際の保全作業員の立ち位置である。
点検設備方位確認手段242は、方位情報取得手段222による方位情報を元に、点検ポイントにおける点検対象の設備機器の方位を確認する。
点検設備確認手段243は、点検設備位置確認手段241と点検設備方位確認手段242による確認結果を基にして、点検対象の設備機器を確認する。
点検項目表示/点検結果入力手段244(表示・入力手段)は、点検計画DB202から取得した点検項目一覧、点検ルートを表示するとともに、保全作業員によって点検結果が入力される。点検位置情報保存手段245は、保全作業員が点検ポイントに停滞時の3次元位置情報および方位情報を収集する。
図4は、この発明の実施の形態1における保全点検システムの各設備機器の点検項目一覧の一例を示す図である。
図4において、点検項目一覧は、点検項目作成手段142により点検項目の見直しを行なった後に、実施する点検種別に対して設備ごとに作成される。この点検種別は、日常点検、定期点検、計画外点検のいずれかである。
設備名称、点検種別、機器名称、3次元位置情報、点検ポイントの位置情報/方位情報、点検項目名称、点検の実施/未実施、点検結果(空白)、備考欄を有している。点検の実施/未実施には、点検項目のうちの実施されるものに対して「○」印が設定されている。
図5は、この発明の実施の形態1における保全点検システムの点検ルートの一例を示す図である。
図5では、実施する点検種別に対して、図4の点検項目一覧で「○」印が設定された点検項目を持つ設備機器をピックアップする。点検開始点、選択された設備の点検ポイント情報、および点検終了点の位置情報を元に最短パスを求め、点検ルート301とする。
点検ルート301には、点検開始点(例えば、設備機器が設置されている建屋の入口)302、選択された設備機器の点検ポイント303、および点検終了点(例えば、設備機器が設置されている建屋の出口)304、保全作業員移動路(矢印)305、設備機器(点検完了)306、設備機器(点検未完了)307、および保全作業員位置シンボル308が示されている。
図6は、この発明の実施の形態1における保全点検システムの計画策定された点検計画の一例を示す図である。
図6(a)は日常点検を示す図、図6(b)は定期点検を示す図、図6(c)は点検外予定を示す図であり、それぞれ点検ルートごとに予定を設定する。
日常点検の場合は、月ごとに、毎日(原則毎日、「土日を除く」「祝日を除く」を選択可)、毎週(曜日の指定)、毎月(週と曜日の指定)から選択して実施予定日を設定する。
定期点検の場合は、実施予定の期間、周期、開始日、要期間を設定する。
点検外予定の場合は、実施予定の計画期間、予定内容を設定する。
次に、動作について説明する。
まず、保全点検データベース装置10の動作について説明する。
設計者または保全管理者は、設備機器管理手段141により、点検対象の設備機器の追加/削除/更新に伴い、設備機器DB101に対して、設備機器の仕様、3次元位置情報、点検ポイント位置情報、点検ポイント方位情報および点検項目の登録、削除または更新を行なう。
次に、設計者または保全管理者は、点検項目作成手段142により、点検対象の設備機器ごとに点検種別に応じて実施する点検項目を選択し、点検項目一覧を作成する。
ここで、点検実施予定外の点検項目はグレー表示とし、また点検実施予定の点検項目は色替え、太字などの強調表示とすることで、点検項目であることを明示する。設計者または保全管理者は、作成した点検項目一覧を点検計画DB102に格納する。
次に、設計者または保全管理者は、点検ルート作成手段143により、点検種別に応じた点検ルートを作成する。これは、図5のように、点検開始点302、点検対象の設備機器の点検ポイント303、および点検終了点304を保全作業員移動路(矢印)305で結んだ簡略図である。
点検開始点302、点検対象の設備機器の点検ポイント303、および点検終了点304を結ぶ保全作業員移動路305の合計が最短となるように、自動で決めることができる。
また、過去の点検で使用した点検ルートを使用することもできる。
一方、設計者または保全管理者が、経験および作業の効率化を考慮して、新たな点検ルートを手動で作成することもできる。
ここで、点検ポイント303とは、保全作業員が設備機器の点検作業を行なう際の保全作業員の立ち位置をいう。厳密に言えば、1点ではないが、作業ロスが発生しない範囲(例えば数m程度四方)であれば、この範囲内の最頻度の位置情報を点検ポイントとする。そして作業ロスが発生しない範囲を点検ポイント範囲とし、点検ルート作成手段143にて変更可能とする。
なお、1つの点検ポイントに対して、複数の設備機器があってもよい。設計者または保全管理者は、作成した点検ルートを点検計画DB102に格納する。
次に、設計者または保全管理者は、点検計画策定手段144により、点検種別に応じた点検ルートの点検実施時期の計画を策定する。策定した計画を、点検計画として点検計画DB102に格納する。
最後に、保全点検携帯端末20からの点検情報のダウンロード要求にしたがい、点検情報送信手段132は、通信無線LAN処理手段131により、点検計画DB102および点検履歴DB103を、要求のあった保全点検携帯端末20に送信する。
また、保全点検携帯端末20からの点検結果のアップロード要求に伴い、点検結果受信手段133は、通信無線LAN処理手段131により、要求のあった保全点検携帯端末2
0から点検結果、点検位置情報および設備機器の異常状態画像を受信し、点検結果(点検項目一覧の改訂)を点検履歴DB103に対して追加更新し、異常状態画像があれば、点検履歴DB103に格納し、点検位置情報を設備機器DB101に対して更新する。
次に、保全点検携帯端末20の動作について、図7、図8のフローチャートを用いて説明する。
図7において、始めに、保全作業員は、点検対象設備の点検種別と点検ルートとを選択する(ステップ401)。次いで、保全作業員は、保全点検携帯端末20の画面上で「点検情報ダウンロード」の操作選択を行なう(ステップ402)。
保全点検携帯端末20の点検情報受信手段232は、通信無線LAN処理手段231を介して取得した保全点検データベース装置10の点検計画DB102および点検履歴DB103を、それぞれ点検計画DB202および点検履歴DB203として格納する。
保全作業員は、点検開始点302に到着すると、保全点検携帯端末20の画面上で「点検開始」を選択する(ステップ403)。これにより、保全点検携帯端末20に当該点検の点検ルート301を画面表示し、警告情報の初期化を行なう(ステップ404)。
点検ルートの画面表示と連動して、保全点検携帯端末20の3次元位置情報取得手段221と方位情報取得手段222が短い周期(0.3秒)で起動され、3次元位置情報を収集する(ステップ405)。収集したデータを元に、それぞれ点検設備位置確認手段241と点検設備方位確認手段242を通して、点検設備確認手段243により、点検作業員が点検ルートから逸脱していないかどうか(ステップ406)、点検対象の設備機器の設置場所に近づいているかどうか(ステップ407)を確認する。
点検設備位置確認手段241は、収集した保全点検携帯端末20の現在の3次元位置情報を、保全作業員位置シンボル308として点検ルート301上に重ね表示し、短い周期(0.3秒)で更新する。
保全点検携帯端末20の現在の3次元位置が予め決められた点検ルート301の許容領域から逸脱すると、警告音、バイブレータ、保全作業員位置シンボル308のフリッカ表示等にて、保全作業員の注意を喚起する(ステップ491)。これにより、保全作業員は、移動路を修正する(ステップ492)。
保全作業員が、点検対象の設備機器の設置場所に近づいていない場合には、保全作業員は移動を継続する(ステップ493)。
ステップ492、493の後は、ステップ405に戻る。
なお、ステップ405〜ステップ407、ステップ491〜ステップ493は、第一の手順を形成する。
保全作業員が、点検ポイント303に近づくと、点検ポイント303の設備機器(点検未完了)307を強調表示する(ステップ408)。
次いで、図8において、保全作業員が、点検ポイント303に到着すると、方位情報取得手段222にて保全点検携帯端末20の向いている方位情報を収集し(ステップ409)、保全点検携帯端末20の方位情報と一致する方位情報を持つ設備機器(点検未完了)307の点検項目一覧を、点検項目表示/点検結果入力手段244により保全点検携帯端末20の画面上に自動表示する(ステップ410)(第二の手順)。
保全作業員は、点検項目一覧にしたがって点検を行ない、点検項目表示/点検結果入力手段244により、点検結果を点検項目一覧の結果欄に入力する(ステップ411)。
同時に、点検中の設備機器に異常がないかどうかを調べる(ステップ412)。設備機器に異常が見つかれば、それを保全点検携帯端末20の内蔵カメラ24を使って写真撮影手段223により撮影し、点検履歴DB203に格納する(ステップ413)。
未完了の点検項目があれば(ステップ414)、ステップ411に戻り、当該設備機器の点検を続ける。
当該設備機器の点検が完了すると、点検項目表示/点検結果入力手段244により、点検項目一覧を点検結果として点検履歴DB203に格納する(ステップ415)。この時、点検位置情報保存手段245は、保全作業員が当該点検ポイントに停滞時の位置情報を収集し、点検履歴DB203に格納する(ステップ416)。設備機器(点検未完了)307の強調表示を止め、設備機器(点検完了)306にする(ステップ417)。
当該点検ポイントにおいて、強調表示の設備機器が残っていれば(ステップ418)、点検未完了の設備機器(点検未完了)307の点検を継続する(ステップ494)。すなわち、ステップ409に戻る。
当該点検ポイントの点検対象の設備機器のすべての点検を完了すると(ステップ418)、すべての点検ポイントの点検が完了したかどうかを判定し(ステップ419)、完了していなければ、点検ルート301を再表示し、次の点検ポイント303へ移動する(ステップ495)。
すなわち、図7のステップ405に戻り、同様にして、点検ルート301の他の点検ポイント303の設備機器に対して点検を行なう。
すべての点検を完了する(ステップ419)と、保全作業員は、点検終了点304へ移動する(ステップ420)。
次いで、保全作業員は、保全点検携帯端末20の画面上で「点検結果アップロード」の操作選択を行なうと、点検結果送信手段233により通信無線LAN処理手段231を介して、点検履歴DB203内の点検結果(点検項目一覧の改訂)、点検個所の3次元位置情報および方位情報、並びに異常状態映像データを、保全点検データベース装置10へ送信する(ステップ421)(第三の手順)。
実施の形態1によれば、このように、設備機器の点検作業において、保全作業員を設備機器の点検場所に正確に誘導することができる。
また、保全作業員が点検場所に到着した際に、点検対象の設備機器の点検項目などの点検情報を自動的に保全点検携帯端末の画面上に表示することにより、点検対象の設備機器のミスマッチを防ぎ、点検漏れの無い効率的な点検作業を行なうことができる。
また、点検結果をアップロードすることにより、保全作業員の点検履行を確認することができる。
実施の形態2.
図9は、この発明の実施の形態2における保全点検システムの各設備機器の点検項目一覧の一例を示す図である。
図9は、図4に示される各設備機器の点検項目一覧に対し、点検履歴を追加したものである。
実施の形態1では、保全点検携帯端末20に、点検項目表示/点検結果入力手段244により、図4の点検項目一覧を表示し、点検結果を入力するようにしているが、実施の形態2は、図9に示すように、点検項目ごとの点検履歴(直近の点検結果)も表示するようにした。
そして、今回の点検結果と点検履歴とで明白な差異(しきい値を超える差)がある場合、当該点検項目を太字などで強調表示し、今回の点検結果をフリッカ表示し、さらに警告音、バイブレータ、音声により保全作業員へ注意喚起を行なう。
実施の形態2によれば、これにより、点検異常を早期に設計者または保全管理者に連絡し、設計者または保全管理者は、早期に点検結果の評価、分析を行なうことができる。
実施の形態3.
実施の形態1、2では、点検結果の保全点検データベース装置10へのアップロードは、点検終了時に実行するようにしているが、実施の形態3は、1つの設備機器の点検を完了するつど、点検結果をアップロードするようにした。
実施の形態3は、図10のフローチャートにしたがって動作する。図10の各ステップは、図4の各ステップと同じ処理である。
実施の形態3は、図10に示すように、ステップ421の位置をステップ417とステップ418との間に移動し、1つの設備機器の点検を完了すると、保全作業員により保全点検携帯端末20の画面上で「点検結果アップロード」の操作選択を行なう。
この操作により、点検結果送信手段233が、通信無線LAN処理手段231を介して、点検計画DB202内の点検結果(点検項目一覧の改訂)、点検位置情報、および異常状態映像データを保全点検データベース装置10へ送信する(ステップ421)。
実施の形態3によれば、これにより、最新の点検結果を保全点検データベース装置10に反映することができ、最新の点検結果を早期に設計者または保全管理者に連絡し、設計者または保全管理者は早期に点検結果の評価、分析を行なうことができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、保全点検携帯端末20の3次元位置情報と方位情報を利用して点検対象機器を特定しているが、実施の形態4は、設備機器の撮影済み画像を保全点検携帯端末20の画面に自動表示して、保全作業員に目視チェックを行なわせるようにした。
実施の形態4は、図11または図12のフローチャートにしたがって動作する。
図11は、図8のステップ409とステップ410の間に、保全作業員に目視チェックを行なわせる処理(ステップ422)を、追加したものである。
また、図12は、図10のステップ409とステップ410の間に、ステップ422を追加したものである。
なお、図11、図12のステップ422を除く各ステップは、図4の各ステップと同じ処理である。
ステップ422は、保全点検携帯端末20の3次元位置情報と方位情報に一致する設備機器の撮影済み画像を保全点検携帯端末20の画面に自動表示して、保全作業員に目視チェックを行なわせる処理である。
実施の形態4は、図11のステップ422または図12のステップ422に示すように、保全点検携帯端末20の3次元位置情報と方位情報に一致する設備機器の撮影済み画像、すなわち点検対象の設備機器の撮影済み画像を、保全点検携帯端末20の画面に自動表示して、保全作業員に目視確認を行なわせるようにした。
実施の形態4によれば、これにより、点検対象の設備機器のミスマッチを防ぐことができる。
実施の形態5.
図13は、この発明の実施の形態5における保全点検システムの保全点検携帯端末の詳細な構成を示すブロック図である。
図13において、符号20〜24、30、202、203、221〜223、231〜233、241〜245は図3におけるものと同一のものである。図13では、保全点検携帯端末20に、写真撮影した点検対象設備機器の画像データと、点検情報として保持し
ている設備機器の画像データとの自動照合を行う撮影画像確認手段246を設けている。
実施の形態5は、図14または図15のフローチャートにしたがって動作する。
図14は、図11のステップ422に代えてステップ423を設けたものである。また、図15は、図12のステップ422に代えてステップ423を設けたものである。
図14、図15は、ステップ409とステップ410の間に、保全作業員による目視確認に代えて、自動で撮影画像を確認する処理を追加している。
ステップ423は、当該設備機器を保全点検携帯端末20で写真撮影し、この今回写真撮影した画像データと、撮影済みの設備機器の画像データとを自動で照合する。
実施の形態4では、保全点検携帯端末20の3次元位置情報と方位情報に一致する設備機器のあらかじめ撮影済みの画像を保全点検携帯端末20の画面に自動表示して、保全作業員に目視チェックを行なわせているが、実施の形態5は、写真撮影した点検対象設備機器の画像データを自動で確認する撮影画像確認手段246を設けた。
すなわち、実施の形態5は、図13に示すように、撮影画像確認手段246を設けて、図14のステップ423および図15のステップ423に示すように、写真撮影した点検対象の設備機器の画像データと、点検情報として保持している設備機器の画像データとの自動照合を行なわせる。
実施の形態5によれば、これにより、点検対象の設備機器のミスマッチを防ぐことができる。
実施の形態6.
図16は、この発明の実施の形態6における保全点検システムの各設備機器の点検項目一覧の一例を示す図である。
図16において、各設備機器の点検項目一覧は、図9におけるものに加えて、点検項目ごとに詳細な高度情報(高さ)および方角情報(向き)を持たせている。図16では、保全点検携帯端末20の細かな移動に伴い、自動的に点検項目を絞り込み、強調表示する。
実施の形態1〜5では、保全点検携帯端末20の3次元位置情報と方位情報に一致する設備機器の点検項目一覧を保全点検携帯端末20の画面に表示しているが、実施の形態6は、保全点検携帯端末20の細かな移動に伴い、表示している点検項目一覧のうちの一部の点検項目を絞り込み、強調表示するようにした。
図16に示すように、点検項目ごとに詳細な高度情報(高さ)および方角情報(向き)を持たせることにより、保全点検携帯端末20の細かな移動に伴い、自動的に点検項目一覧の一部の点検項目を絞り込み、強調表示する。
実施の形態6によれば、保全点検携帯端末20の細かな移動に伴い、自動的に点検項目一覧の一部の点検項目を絞り込み、強調表示するので、点検項目に対応する設備機器の点検個所を即座に特定でき、効率的な点検作業を支援することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
10 保全点検データベース装置 20 保全点検携帯端末
21 3次元加速度センサー 22 3次元地磁気センサー
23 3次元ジャイロセンサー 24 内蔵カメラ 30 通信無線LAN
101 設備機器DB 102 点検計画DB 103 点検履歴DB
131 通信無線LAN処理手段 132 点検情報送信手段
133 点検結果受信手段 141 設備機器管理手段
142 点検項目作成手段 143 点検ルート作成手段
144 点検計画策定手段 202 点検計画DB 203 点検履歴DB
221 3次元位置情報取得手段 222 方位情報取得手段
223 写真撮影手段 231 通信無線LAN処理手段
232 点検情報受信手段 233 点検結果送信手段
241 点検設備位置確認手段 242 点検設備方位確認手段
243 点検設備確認手段 244 点検項目表示/点検結果入力手段
245 点検位置情報保存手段 246 撮影画像確認手段
301 点検ルート 302 点検開始点 303 点検ポイント
304 点検終了点 305 保全作業員移動路
306 設備機器(点検完了) 307 設備機器(点検未完了)
308 保全作業員位置シンボル

Claims (12)

  1. 点検計画および点検履歴を保有する保全点検データベース装置、
    および上記保全点検データベース装置に通信無線LANを介して接続された保全点検携帯端末を備え、
    上記保全点検データベース装置は、
    上記点検計画として、点検対象の設備機器の点検項目、および上記設備機器を点検するための点検ポイントを結ぶ点検ルートが格納された点検計画データベースと、
    点検結果が点検履歴として格納された点検履歴データベースとを有し、
    上記保全点検携帯端末は、
    当該保全点検携帯端末の位置およびこの保全点検携帯端末の向いている方位を検出する位置方位取得手段と、
    上記点検ルートを表示し、この点検ルート上に当該保全点検携帯端末の位置を表示するとともに、点検結果が入力される表示・入力手段と、
    上記設備機器の点検結果を上記保全点検データベース装置に送信する点検結果送信手段とを有し、
    上記表示・入力手段は、上記点検ルート上の点検ポイントに当該保全点検携帯端末が表示された場合に、当該保全点検携帯端末の向いている方位に存在する設備機器の点検項目を一覧表示することを特徴とする保全点検システム。
  2. 上記保全点検携帯端末は、3次元加速度センサー、3次元地磁気センサーおよび3次元ジャイロセンサーを有し、
    上記位置方位取得手段は、上記3次元加速度センサー、上記3次元地磁気センサーおよび上記3次元ジャイロセンサーから、位置情報および方位情報を取得することを特徴とする請求項1記載の保全点検システム。
  3. 上記保全点検携帯端末は、内蔵カメラを有し、上記点検により点検対象が異常状態の場合に、上記内蔵カメラで写真撮影し、
    上記点検結果送信手段は、上記写真撮影された異常状態画像を上記保全点検データベース装置に送信することを特徴とする請求項1または請求項2記載の保全点検システム。
  4. 上記保全点検携帯端末は、当該保全点検携帯端末が上記点検ルートから逸脱した場合には、表示および音のいずれか一方または両方により注意を喚起することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項記載の保全点検システム。
  5. 上記点検結果には、上記保全点検携帯端末の位置情報および方位情報が含まれることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項記載の保全点検システム。
  6. 上記点検結果が、上記点検履歴データベースに格納された当該点検項目の過去の点検結果と異なり、その差がしきい値を超える場合に、表示および音のいずれか一方または両方を用いて注意を喚起することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項記載の保全点検システム。
  7. 上記点検結果送信手段は、一つの設備機器の点検が終了するつど、上記点検結果を上記保全点検データベース装置に送信することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項記載の保全点検システム。
  8. 上記表示・入力手段は、上記保全点検携帯端末が点検ポイントにある場合に、当該保全点検携帯端末の向いている方位に存在する点検対象の設備機器の画像を表示することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項記載の保全点検システム。
  9. 上記保全点検データベース装置は、設備機器の画像データが格納された設備機器データベースを有し、
    上記保全点検携帯端末は、上記点検ポイントで写真撮影された点検対象の設備機器の画像データと、上記設備機器データベースの当該設備機器の画像データとの照合を行うことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項記載の保全点検システム。
  10. 上記点検項目は、点検対象の設備機器の点検部位の高さ情報および向き情報をもち、
    上記表示・入力手段は、点検対象の設備機器の点検部位の高さおよび向きに応じて、点検項目一覧のうちの該当する点検項目を強調表示することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項記載の保全点検システム。
  11. 点検対象の設備機器の点検項目、および上記設備機器を点検するための点検ポイントを結ぶ点検ルートを、点検計画として保有するとともに、点検結果を点検履歴として保有する保全点検データベース装置に、通信無線LANを介して接続された保全点検携帯端末であって、
    上記保全点検携帯端末の位置およびこの保全点検携帯端末の向いている方位を検出する位置方位取得手段、
    上記保全点検データベース装置から受信した上記点検ルートを表示し、この点検ルート上に当該保全点検携帯端末の位置を表示するとともに、点検結果が入力される表示・入力手段、
    および上記設備機器の点検結果を上記保全点検データベース装置に送信する点検結果送信手段を備え、
    上記表示・入力手段は、上記点検ルート上の点検ポイントに当該保全点検携帯端末が表示された場合に、当該保全点検携帯端末の向いている方位に存在する設備機器の点検項目を一覧表示することを特徴とする保全点検携帯端末。
  12. 予め計画された点検ルートおよび保全点検携帯端末の位置を上記保全点検携帯端末に表示し、上記保全点検携帯端末を上記点検ルート上の点検ポイントに誘導する第一の手順、
    上記点検ルート上の点検ポイントに上記保全点検携帯端末が到達した場合に、上記保全点検携帯端末の向いている方位に存在する設備機器の点検項目一覧を上記保全点検携帯端末に表示する第二の手順、
    および上記保全点検携帯端末に入力された点検結果を保全点検データベース装置に送信する第三の手順を含むことを特徴とする保全点検作業支援方法。
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