JP2017137973A - ハブユニット用密封装置 - Google Patents

ハブユニット用密封装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017137973A
JP2017137973A JP2016020853A JP2016020853A JP2017137973A JP 2017137973 A JP2017137973 A JP 2017137973A JP 2016020853 A JP2016020853 A JP 2016020853A JP 2016020853 A JP2016020853 A JP 2016020853A JP 2017137973 A JP2017137973 A JP 2017137973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slinger
deflector
peripheral surface
sealing device
cylindrical portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016020853A
Other languages
English (en)
Inventor
恭平 吉田
Kyohei Yoshida
恭平 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Sealing Techno Co Ltd
Original Assignee
Koyo Sealing Techno Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Sealing Techno Co Ltd filed Critical Koyo Sealing Techno Co Ltd
Priority to JP2016020853A priority Critical patent/JP2017137973A/ja
Publication of JP2017137973A publication Critical patent/JP2017137973A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/80Labyrinth sealings
    • F16C33/805Labyrinth sealings in addition to other sealings, e.g. dirt guards to protect sealings with sealing lips
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/78Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
    • F16C33/7869Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward
    • F16C33/7879Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward with a further sealing ring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】 泥水等の異物が侵入しにくく、かつ、侵入した異物が外部に排出されやすいハブユニット用密封装置を提供する。
【解決手段】 芯金32とデフレクタ37とを含むシール本体30及びスリンガ31を備え、スリンガ31はデフレクタ対向部31eを有し、デフレクタ37は、外周面がデフレクタ対向部31eの内周面に対向するように設けられるとともに、外周面から径方向外方に突出する突出部37bを有しており、デフレクタ37の外周面とスリンガ31のデフレクタ対向部31eとの間で第1のラビリンスシールを構成し、デフレクタ37の突出部37bとスリンガ31のデフレクタ対向部31eの軸方向先端面との間で第2のラビリンスシールを構成しているハブユニット用密封装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハブユニット(車輪用軸受装置)に好適に採用される密封装置に関する。
自動車などの車両に搭載され、車輪を回転自在に支持する車輪用軸受装置(ハブユニット)は、同心状に配置された内軸と外輪とを備えており、これら内軸と外輪との間に配設された転動体によって、例えば、外輪に対して内軸が回転自在にされている。内軸の車両アウタ側の端部には、径外方向に延びるフランジが設けられており、このフランジに車輪及びブレーキディスクが取り付けられる。
このようなハブユニットでは、内軸と外輪との間に形成され、転動体が配設されている環状空間に外部から泥水などが浸入するのを防ぐために、当該環状空間の軸方向両端部に密封装置が装着されている。
ハブユニットにおいて、車両アウタ側に用いられる密封装置としては、例えば、図3に示すように、外輪111の内周面に取り付けられたシール本体131と、内軸121の外周面に取り付けられ、フランジ部122の内側面にスリンガ用シール部材133を介して当接されたスリンガ132とを有し、シール本体131のリップ部131a〜131cがスリンガ132に当接している密封装置101が提案されている(特許文献1参照)。
この密封装置101では、スリンガ132の径方向外端部に車両インナ側に延びる庇状筒部132aが設けられている。そして、この庇状筒部132aの先半分内周面を、外輪111の車両アウタ側端部の外周面に近接対向させることにより、庇状筒部132aの先半分内周面と外輪111の車両アウタ側端部の外周面との間をラビリンスシール部Dとしている。
特開2014−52070号公報
特許文献1に記載された密封装置101は、ラビリンスシール部Dを形成しているものの、このラビリンスシール部Dは、スリンガ132に設けられた庇状筒部132aを外輪111の端部外周面と対向させているだけであるため、耐泥水性に劣るものであった。また、密封装置101は、上記ラビリンスシール部Dが軸方向に向かって開口しているため、侵入した泥水等の異物の排出性にも劣っていた。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、泥水等の異物の侵入を抑制することができ、かつ、侵入した異物を外部へ排出させやすくしたハブユニット用密封装置を提供することを目的とする。
本発明のハブユニット用密封装置(以下、単に密封装置ともいう)は、同心状に配置された内軸と外輪とを備え、当該外輪の軸方向端面と間隔を隔てて対向する側面を有するフランジが上記内軸の一端側に設けられたハブユニットに用いられる密封装置であって、
上記内軸の一端側の外周面に嵌合して上記内軸に固定される第1円筒部と、上記第1円筒部の軸方向外端部から上記フランジの側面に沿って径方向外方に延びる円環部と、上記円環部の径方向外端部から上記外輪側に延びる第2円筒部とを有するスリンガと、
上記外輪に固定される芯金と、上記スリンガの第1円筒部の外周面と摺接するリップ部を有し、上記芯金に固定された第1シール部と、外周面が上記スリンガの第2円筒部の内周面に対向するデフレクタと、上記スリンガの円環部と摺接するアキシャルリップとを有し、上記芯金に固定された第2シール部とを備えるシール本体と、
を備え、
上記デフレクタは、外周面から径方向外方に突出し、上記第2円筒部の軸方向先端面と対向する環状の突出部を有し、
上記デフレクタの外周面と上記スリンガの第2円筒部の内周面との間で第1のラビリンスシールを構成し、上記デフレクタの突出部と上記スリンガの第2円筒部の軸方向先端面との間で第2のラビリンスシールを構成している、ことを特徴とする。
本発明の密封装置によれば、スリンガが備える第2円筒部の内周面とシール本体が備えるデフレクタの外周面との間に第1のラビリンスシールが構成されるとともに、上記第2円筒部の軸方向先端面と上記デフレクタが備える突出部との間に第2のラビリンスシールが構成されている。そのため、これらの2つのラビリンスシールが組み合わさることによって、水等が侵入しにくい途中で折れ曲がった複雑な流路が構築され、外部からの泥水等の異物の侵入を抑制することができる。
さらに、第2のラビリンスシールは、径方向外方に向かって開口するため、ハブユニットに侵入した泥水等を効果的に排出することができる。
従って、上記密封装置では、泥水等の異物の侵入を抑制する性能に優れるとともに、侵入した泥水等の異物を排出する性能にも優れている。
上記密封装置は、上記スリンガの円環部における前記外輪側の側面(内側面)と、この側面に対向する上記デフレクタの側面との間で第3のラビリンスシールを構成していることが好ましい。
上記密封装置は、第1及び第2のラビリンスシールに加えて、第3のラビリンスシールを備えており、これら3つのラビリンスシールが組み合わさることによってより複雑な流路が構築されるため、泥水等の異物はより侵入しにくくなる。
上記密封装置において、上記デフレクタの突出部と上記スリンガの第2円筒部の軸方向先端面との間の軸方向寸法は、0.8〜1.2mmであることが好ましい。
上記軸方向寸法が小さいと泥水等の侵入は防ぎやすくなるものの、この部分に泥等が付着すると、隙間が詰って侵入した泥水等を排出することが困難になることがあり、一方、上記軸方向寸法が大きいと、泥水等が侵入しやすくなる。
これに対して、上記隙間の軸方向寸法を上記範囲とすることにより、泥水等が侵入しにくく、かつ、侵入した泥水等を排出し易くすることができる。
本発明によれば、泥水等の異物が侵入しにくく、かつ、侵入した異物が外部に排出されやすいハブユニット用密封装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る密封装置を備えたハブユニットの断面説明図である。 図1の密封装置の断面説明図である。 従来の密封装置の断面説明図である。
以下、本発明の実施形態を、添付した図面に基づいて説明する。
[ハブユニットの構成]
図1は、本発明の実施形態に係る密封装置12を備えたハブユニット(車輪用軸受装置)1の断面説明図である。なお、本明細書では、図1の左右方向を軸方向といい、図1の左側を車両アウタ側、右側を車両インナ側という。
ハブユニット1は、自動車の車体に設けられている懸架装置2に対して車輪を回転自在に支持するものであり、外輪3と内軸4とを備えている。
外輪3は円筒形状の部材であり、当該外輪3の外周面3bに形成されたフランジ5がボルト6により車体側の懸架装置2に固定される。
内軸4は、軸本体部7と、この軸本体部7の車両インナ側の端部に外嵌され、かしめ固定されている環状の内輪部材8とで構成されている。外輪3の内周側に形成された外輪軌道面3dと、内軸4を構成する軸本体部7及び内輪部材8の各外周側において外輪軌道面3dと対向するように形成された内輪軌道面7a、8aとの間には転動体である玉9が配設されている。玉9は、外輪3と内軸4との間に軸方向に沿って2列配設されており、また、各列に複数の玉9が配設されている。各列の複数の玉9は、保持器10により周方向に沿って所定間隔で保持されている。
外輪3と内軸4は同心状に配置されており、本実施形態では、外輪3に対して内軸4が回転自在となっている。軸本体部7の車両アウタ側の端部には、車輪やブレーキディスク(図示せず)を取り付けるためのフランジ11が形成されている。
このようなハブユニット1は、図示しない車輪やブレーキディスクがフランジ11に固定された内軸4を、車両に対して回転自在に支持することができる。
外輪3の軸方向両端部と内軸4との間、より詳細には、外輪3の車両アウタ側端部と軸本体部7との間、及び、外輪3の車両インナ側端部と内輪部材8との間には、それぞれ密封装置12、13が取り付けられている。これらの密封装置12、13は外輪3の径方向外側から、外輪3と内軸4との間に形成される環状空間Rに泥水等の異物が浸入するのを防ぐ役割を有している。そして、これらの密封装置12、13のうち、車両アウタ側(図1において左側)に配設される密封装置12が本発明の実施形態に係る密封装置である。
[密封装置の構成]
図2は、図1の密封装置12の断面説明図である。
密封装置12は、図2に示すように、シール本体30とスリンガ31とを備えている。
スリンガ31は、錆びにくい性質を有する硬質な材料、例えばステンレスなどの金属板をプレス加工することで環状に形成されている。
スリンガ31は、軸本体部7(内軸4)の外周面7bに嵌合されることによって軸本体部7に固定された第1円筒部31cと、第1円筒部31cの車両アウタ側の端部からフランジ11の車両インナ側の側面(フランジ面11a)に沿って径方向外方に延びる円環部31dと、円環部31dの径方向外端部から外輪3側に延びる円筒状のデフレクタ対向部(第2円筒部)31eを有している。
スリンガ31は、スリンガ31の外側面31bがフランジ面11aに当接するように、スリンガ31の第1円筒部31cを軸本体部7の外周面7bに嵌合させることで、軸本体部7(内軸4)に固定されている。なお、本明細書において、スリンガ31の内側面31aとは、スリンガ31の2つの側面のうちシール本体30と対向する側面のことであり、スリンガ31の外側面31bとは、かかる側面の裏側の側面、すなわちフランジ面11aと当接する側の側面のことである。
シール本体30は、外輪3の車両アウタ側端部の内周面3aに嵌合して外輪3に固定される芯金32と、この芯金32に固着されるシール部材33とで構成されている。
芯金32は、SPCCなどの鋼板をプレス加工することによって環状に形成されている。芯金32は、外輪3の車両アウタ側端部の内周面3aに嵌合される円筒部32aと、この円筒部32aの車両アウタ側の端部から径方向外方に延び、その一部が外輪3の車両アウタ側端面3cに当接する外円環部32bと、円筒部32aの車両アウタ側の端部から径方向内方に延びる内円環部32cとを有している。円筒部32aは、鋼板が折り曲げられた二重構造を有しており、外円環部32bは円筒部32aの外周側部分の端部から径方向外方に延びており、内円環部32cは円筒部32aの内周側部分の端部から径方向内方に延びている。
シール部材33は、ニトリルゴム等の弾性材料を円環状に形成したものであり、芯金32に加硫接着されている。
シール部材33は、芯金32の内円環部32cの径方向内端部および軸方向内側(車両インナ側)の側面に固定され、スリンガ31の第1円筒部31cの内側面31aに摺接するラジアルリップ34cを有する第1シール部34と、芯金32の車両アウタ側の側面および外円環部32bの径方向外端部に固定された第2シール部35とを備えている。第2シール部35は、スリンガ31の円環部31dにおける内側面31aに摺接する2つのアキシャルリップ34a,34bと、外周面37dがスリンガ31のデフレクタ対向部(第2円筒部)31eの内周面31gに対向するデフレクタ37とを有する。第1シール部34と第2シール部35とは一体的に形成されている。
アキシャルリップ34a,34bは、芯金32の車両アウタ側の側面から径方向外方かつ車両アウタ側へ延びており、ラジアルリップ34cは、芯金32の径方向内端部から径方向内方かつ車両インナ側へ延びている。
デフレクタ37は、円筒状の本体部37aと、本体部37aの車両インナ側の端部の外周面から径方向外方に突出する環状の突出部37bとを有している。
本体部37aは、車両インナの内周面37cが外輪3の外周面3bに嵌合している。これにより、デフレクタ37の内周面37cと外輪3の外周面3bとの間から泥水等が侵入することを防止している。特に外輪3の外周面3bを伝って泥水等が侵入することを効果的に防止することができる。
デフレクタ37は、本体部37aの外周面37dと、スリンガ31におけるデフレクタ対向部31eの内周面31gとが対向し、対向した部分に微小隙間38を有するように設けられている。これにより本体部37aの外周面37dとスリンガ31のデフレクタ対向部31eとの間にラビリンスシール(第1のラビリンスシール)が構成される。この微小隙間38の径方向寸法Aは、例えば、0.5mm程度である。
更に、デフレクタ37は、本体部37aの車両アウタ側の端面37eがスリンガ31の円環部31dにおける内壁面31hに近接対向するように設けられ、車両アウタ側の端面37eと円環部31dの内壁面31hとの間にも微小隙間39を有している。これにより、本体部37aの車両アウタ側の端面37eとスリンガ31の円環部31dの内壁面31hとの間にラビリンスシール(第3のラビリンスシール)が構成される。この微小隙間39は、軸方向寸法Bが、例えば0.8〜1.2mm(好ましくは1.0mm程度)である。
デフレクタ37の突出部37bは、スリンガ31におけるデフレクタ対向部31eの車両インナ側の端面31fとの間に、径方向外方に向かって開口する微小隙間40が形成されるように設けられている。これにより、デフレクタ37の突出部37bとスリンガ31のデフレクタ対向部31eの車両インナ側の端面31fとの間にラビリンスシール(第2のラビリンスシール)が構成される。この微小隙間40は、軸方向寸法Cが、例えば0.8〜1.2mm(好ましくは、1.0mm程度)である。
このような密封装置12では、微小隙間38〜40が組み合わさることによって、第1〜第3のラビリンスシールによる流路が構築されているため、密封装置12による密封性は格別優れたものとなっている。
また、密封装置12では、デフレクタ37の突出部37bとデフレクタ対向部31eの端面31fとの間に微細隙間40が設けられており、この微細隙間40は径方向外方に向かって開口している。そのため、密封装置内に侵入した泥水等を効果的に排出することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において適宜設計変更することができる。例えば、上記第3のラビリンスシールは必ずしも構成されていなくてもよい。勿論、第1及び第2のラビリンスシールとともに第3のラビリンスシールを備えることにより、密封装置の密封性はより向上する。
例えば、図2に示した密封装置12では、突出部37bの外径がスリンガ31のデフレクタ対向部31eの外径と略同一であるが、突出部37bの外径はデフレクタ対向部31eの端面37eとの間に微小隙間が設けられる寸法であればよく、デフレクタ対向部31eの外径より大径であってもよい。
また、本体部37aの外周面37dと、デフレクタ対向部31eの内周面31gとの対向部分(微小隙間38)の軸方向寸法は、特に限定されないが、例えば、2〜5mmとすればよい。
本発明の密封装置は、上記実施形態で示すハブユニットに限らず、他の形態のハブユニット等にも適用することができる。例えば、転動体として玉ではなく円すいころを用いたハブユニットにも適用することができる。
1:ハブユニット、3:外輪、4:内軸、5,11:フランジ、7:軸本体部、8:内輪部材、9:玉、10:保持器、12、13:密封装置、30:シール本体、31:スリンガ、31c:第1円筒部、31d:円環部、31e:デフレクタ対向部(第2円筒部)、32:芯金、32a:円筒部、32b:外円環部、32c:内円環部、33:シール部材、34:第1シール部、34a,34b:アキシャルリップ、34c:ラジアルリップ、35:第2シール部、37:デフレクタ、37a:本体部、37b:突出部、38,39,40:微小隙間

Claims (3)

  1. 同心状に配置された内軸と外輪とを備え、当該外輪の軸方向端面と間隔を隔てて対向する側面を有するフランジが前記内軸の一端側に設けられたハブユニットに用いられる密封装置であって、
    前記内軸の一端側の外周面に嵌合して前記内軸に固定される第1円筒部と、前記第1円筒部の軸方向外端部から前記フランジの側面に沿って径方向外方に延びる円環部と、前記円環部の径方向外端部から前記外輪側に延びる第2円筒部とを有するスリンガと、
    前記外輪に固定される芯金と、前記スリンガの第1円筒部の外周面と摺接するリップ部を有し、前記芯金に固定された第1シール部と、外周面が前記スリンガの第2円筒部の内周面に対向するデフレクタと、前記スリンガの円環部と摺接するアキシャルリップとを有し、前記芯金に固定された第2シール部とを備えるシール本体と、
    を備え、
    前記デフレクタは、外周面から径方向外方に突出し、前記第2円筒部の軸方向先端面と対向する環状の突出部を有し、
    前記デフレクタの外周面と前記スリンガの第2円筒部の内周面との間で第1のラビリンスシールを構成し、前記デフレクタの突出部と前記スリンガの第2円筒部の軸方向先端面との間で第2のラビリンスシールを構成している、ことを特徴とするハブユニット用密封装置。
  2. 前記スリンガの円環部における前記外輪側の側面と、この側面に対向する前記デフレクタの側面との間で第3のラビリンスシールを構成している、請求項1に記載のハブユニット用密封装置。
  3. 前記デフレクタの突出部と前記スリンガの第2円筒部の軸方向先端面との間の軸方向寸法は、0.8〜1.2mmである請求項1又は2に記載のハブユニット用密封装置。
JP2016020853A 2016-02-05 2016-02-05 ハブユニット用密封装置 Pending JP2017137973A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016020853A JP2017137973A (ja) 2016-02-05 2016-02-05 ハブユニット用密封装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016020853A JP2017137973A (ja) 2016-02-05 2016-02-05 ハブユニット用密封装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017137973A true JP2017137973A (ja) 2017-08-10

Family

ID=59564849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016020853A Pending JP2017137973A (ja) 2016-02-05 2016-02-05 ハブユニット用密封装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017137973A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019049315A (ja) * 2017-09-11 2019-03-28 内山工業株式会社 シール装置
JP2019095001A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 光洋シーリングテクノ株式会社 ハブユニット用密封装置
CN110285146A (zh) * 2019-06-12 2019-09-27 浙江万向精工有限公司 一种均匀工况式轮毂轴承单元组件式密封结构
JP2020024034A (ja) * 2018-07-31 2020-02-13 内山工業株式会社 密封装置
JP2020034053A (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 光洋シーリングテクノ株式会社 密封装置
JP2020148247A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 株式会社ジェイテクト 密封装置及び転がり軸受装置
CN111692200A (zh) * 2019-03-13 2020-09-22 株式会社捷太格特 密封装置和滚动轴承装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010053893A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Ntn Corp 車輪用軸受装置
JP2013534301A (ja) * 2010-08-13 2013-09-02 シェフラー テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフト ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 転がり軸受用のシールアセンブリ
JP2015052350A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 内山工業株式会社 軸受密封装置
JP2015209957A (ja) * 2014-04-30 2015-11-24 内山工業株式会社 軸受密封装置
JP2016014407A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 内山工業株式会社 密封装置
US20160221391A1 (en) * 2015-01-30 2016-08-04 Iljin Global Co., Ltd. Sealing structure of wheel bearing for vehicle and wheel bearing provided with the same

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010053893A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Ntn Corp 車輪用軸受装置
JP2013534301A (ja) * 2010-08-13 2013-09-02 シェフラー テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフト ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 転がり軸受用のシールアセンブリ
JP2015052350A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 内山工業株式会社 軸受密封装置
JP2015209957A (ja) * 2014-04-30 2015-11-24 内山工業株式会社 軸受密封装置
JP2016014407A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 内山工業株式会社 密封装置
US20160221391A1 (en) * 2015-01-30 2016-08-04 Iljin Global Co., Ltd. Sealing structure of wheel bearing for vehicle and wheel bearing provided with the same

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019049315A (ja) * 2017-09-11 2019-03-28 内山工業株式会社 シール装置
JP7116457B2 (ja) 2017-09-11 2022-08-10 内山工業株式会社 シール装置
JP2019095001A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 光洋シーリングテクノ株式会社 ハブユニット用密封装置
JP2020024034A (ja) * 2018-07-31 2020-02-13 内山工業株式会社 密封装置
JP7437723B2 (ja) 2018-07-31 2024-02-26 内山工業株式会社 密封装置
JP2020034053A (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 光洋シーリングテクノ株式会社 密封装置
JP7186039B2 (ja) 2018-08-28 2022-12-08 光洋シーリングテクノ株式会社 密封装置
JP2020148247A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 株式会社ジェイテクト 密封装置及び転がり軸受装置
CN111692200A (zh) * 2019-03-13 2020-09-22 株式会社捷太格特 密封装置和滚动轴承装置
JP7263855B2 (ja) 2019-03-13 2023-04-25 株式会社ジェイテクト 転がり軸受装置
CN110285146A (zh) * 2019-06-12 2019-09-27 浙江万向精工有限公司 一种均匀工况式轮毂轴承单元组件式密封结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017137973A (ja) ハブユニット用密封装置
CN107923540B (zh) 密封装置
JP6771739B2 (ja) 密封構造
KR20180045009A (ko) 밀봉장치
JP2006322536A (ja) 密封装置
JP5842536B2 (ja) 車輪用回転支持装置
JP6556488B2 (ja) 密封装置
WO2017221582A1 (ja) 密封装置
JP2017180552A (ja) 軸受密封装置
JP2015143564A (ja) シール付車輪支持用軸受ユニット
JPWO2018110626A1 (ja) 密封装置
JP6093605B2 (ja) 密封装置及び密封装置を備えた車輪用転がり軸受装置
JP2014101897A (ja) 密封装置
JP6084457B2 (ja) 密封装置
JP2017172604A (ja) 車輪用軸受装置
JP2017036740A (ja) 密封装置
JP2015224746A (ja) 車輪用転がり軸受装置
JP2018071739A (ja) 車輪用軸受装置
JP2012087901A (ja) 密封装置および転がり軸受装置
JP2019190608A (ja) 密封装置
JP2009127668A (ja) 密封装置
JP2016050667A (ja) エンコーダ付転がり軸受ユニット
JP7023681B2 (ja) ハブユニット用密封装置
JP6353631B2 (ja) 密封装置
JP2019157917A (ja) 密封構造及び当該密封構造を有する転がり軸受装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200303

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201006