JP2017135962A - 太陽光パネル保守装置 - Google Patents

太陽光パネル保守装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017135962A
JP2017135962A JP2016047190A JP2016047190A JP2017135962A JP 2017135962 A JP2017135962 A JP 2017135962A JP 2016047190 A JP2016047190 A JP 2016047190A JP 2016047190 A JP2016047190 A JP 2016047190A JP 2017135962 A JP2017135962 A JP 2017135962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar panel
coating
edge
rotating shaft
traveling body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016047190A
Other languages
English (en)
Inventor
聡 高埜
Satoshi Takano
聡 高埜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Next Energy and Resources Co Ltd
PV Japan Co Ltd
Original Assignee
Next Energy and Resources Co Ltd
PV Japan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Next Energy and Resources Co Ltd, PV Japan Co Ltd filed Critical Next Energy and Resources Co Ltd
Publication of JP2017135962A publication Critical patent/JP2017135962A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

【課題】重量が掛かっても太陽光パネルの発電装置が損傷しないコーティング装置等の太陽光パネル保守装置とする。【解決手段】パネル面3を有するパネル本体4とその周囲に設けられた縁部5とを有する太陽光パネル2を複数並べて設置した太陽光パネルユニット1にコーティング処理を行う太陽光パネルコーティング装置10であって、太陽光パネルユニット1上を略水平方向に走行する走行輪42と、走行輪42によって略水平方向に移動しながら太陽光パネルユニット1に対するコーティング作業を行うコーティング手段50と、を有しており、走行輪42は、縁部5上を走行するように配設されている。【選択図】図1

Description

この発明は、太陽光パネルの発電能力の低下を防ぎ、効率良く発電等するために保守管理を行う太陽光パネル保守装置に関するものである。
従来、太陽光パネルを複数並べて設置した太陽光パネルユニットにおける各太陽光パネルの発電能力の低下を防ぐために、太陽光パネルにおいて太陽と対峙するパネル面を清掃する清掃装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような清掃装置においては、太陽光パネルのパネル面に接触する車輪等の走行体と回転ブラシ等の清掃手段を有しており、太陽光パネルのパネル面上を走行体で走行しながら清掃手段で清掃していくようになっているものが多い。
特開2015−138854号公報
しかしながら、特許文献1のような従来の清掃装置では、清掃装置の重量で太陽光パネルのパネル面を強く押圧して、その下部に配置された発電装置を損傷させてしまう虞があり、これにより太陽光パネルの発電能力が低下してしまう虞があった。
そこで、この発明は、重量が掛かっても太陽光パネルの発電装置が損傷しない清掃装置等の太陽光パネル保守装置を提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、パネル面を有するパネル本体とその周囲に設けられた縁部とを有する太陽光パネルを複数並べて設置した太陽光パネルユニットの維持管理を行う太陽光パネル保守装置であって、前記太陽光パネルユニット上を略水平方向に走行する走行体と、該走行体によって略水平方向に移動しながら前記太陽光パネルユニットに対する保守作業を行う保守手段と、を有しており、前記走行体は、前記縁部上を走行するように配設されている太陽光パネル保守装置としたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記走行体は、前記太陽光パネルユニット上の略水平方向と直交する方向を軸として回転する回転軸に固定されると共に、その配設箇所を前記回転軸の軸方向に沿って移動可能となっており、前記縁部の位置に合わせて前記走行体の配設箇所を決定するようになっている太陽光パネル保守装置としたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記走行体は、前記太陽光パネルユニット上の略水平方向と直交する方向を軸として回転する回転軸に固定されると共に、前記走行体を含む所定長さの前記回転軸が、接続手段を介してその先の前記回転軸に対して脱着自在に接続された脱着部を有しており、該脱着部は、所定長さの前記回転軸に対して、前記走行体の軸方向の配設箇所が異なる複数のパターンを有しており、前記縁部の位置に合わせて複数のパターンの前記脱着部の中から選択した前記脱着部を取り付けるようになっている太陽光パネル保守装置としたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、走行体が太陽光パネルの縁部上を走行するようになっているため、太陽光パネル保守装置の重量が頑丈な縁部上に掛かって各太陽光パネルのパネル面に掛からないようにすることができる。その結果、太陽光パネル保守装置の作業で太陽光パネルのパネル面の下部に配置された発電装置を損傷させることがなくなり、太陽光パネルの発電能力を低下させないようにすることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、走行体の配設箇所が移動可能となっているため、走行体の位置と太陽光パネルの縁部の位置が異なる場合に、走行体の位置を縁部上に移動させることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、走行体が回転軸に固定されており、走行体と一部の回転軸が他の回転軸から脱着可能な脱着部となっており、この脱着部には回転軸に対して走行体の軸方向の配設箇所が異なる複数のパターンを有しており、太陽光パネルの縁部の位置に合わせて脱着部を付け替えるようになっているため、走行体の位置と太陽光パネルの縁部の位置が異なる場合に、脱着部を付け替えるだけで、簡単に、走行体の位置が縁部上になる状態にすることができる。
この発明の実施の形態1に係る太陽光パネルコーティング装置を太陽光パネルユニット上に配置した状態を示す平面図である。 同実施の形態1に係る太陽光パネルコーティング装置の一部の拡大透過図である。 同実施の形態1に係る太陽光パネルコーティング装置の一部の拡大断面図である。 同実施の形態1に係る太陽光パネルコーティング装置の走行体を示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係る太陽光パネルコーティング装置の脱着部の一例を示す平面図である。 同実施の形態2に係る太陽光パネルコーティング装置の脱着部の他の例を示す平面図である。 同実施の形態2に係る太陽光パネルコーティング装置の脱着部のさらに他の例を示す平面図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[発明の実施の形態1]
図1〜図4には、この発明の実施の形態1を示す。なお、ここでは、太陽光パネル保守装置の一例として、太陽光パネルの表面に配置されているパネル面にコーティング処理を行う太陽光パネルコーティング装置について説明する。
この実施の形態の太陽光パネルコーティング装置10は、図1に示すような、太陽光パネルユニット1の表面にコーティング処理を行うものであり、太陽光パネルユニット1上を走行する走行体としての走行輪42と、この走行輪42によって移動しながら太陽光パネルユニット1に対する保守作業としてのコーティング作業を行う保守手段としてのコーティング手段50とを有している。
まず、この実施の形態の太陽光パネルユニット1について説明する。この太陽光パネルユニット1は、図1に示すように、複数の太陽光パネル2を前後左右に並べて設置したものである。ここでは、上下方向に6枚、水平方向に10枚(一部のみ図示)並べて設置している。それぞれの太陽光パネル2は、太陽光発電を行うために太陽光を取り込むパネル面3とその下部に配置された発電装置(図示省略)とを有するパネル本体4と、その周囲に設けられた縁部5とを有している。このうち、パネル面3はガラスで構成されており、縁部5はアルミ等の金属で構成されている。
次に、この実施の形態の太陽光パネルコーティング装置10について説明する。この太陽光パネルコーティング装置10は、図1〜図4に示すように、基礎部材20と、当該基礎部材20に搭載されるコーティング装置本体30とを有しており、このコーティング装置本体30に、走行輪42とコーティング手段50が備えられている。
このうち、基礎部材20は、図1に示すように、コーティング装置本体30を取り付けて太陽光パネルユニット1の略水平方向に安定して移動させるものであり、太陽光パネルユニット1の上下方向を貫くように太陽光パネルユニット1上に配設された2本のバー21と、当該バー21に固定されて太陽光パネルユニット1の上端側面1aと下端側面1bに当接する端部材22,23とを有している。また、端部材22,23には、上端側面1aと下端側面1bに対向するように車輪24,25が設けられており、バー21に固定された上下の端部材22,23の車輪24,25で上下から太陽光パネルユニット1を挟持するようになっている。これにより、基礎部材20が太陽光パネルユニット1に対して安定した状態で取り付けられ、車輪24,25で略水平方向に移動させることができるように構成されている。
また、コーティング装置本体30は、太陽光パネルユニット1の上下方向全体を覆う大きさに形成されており、フレーム35に、太陽光パネルのパネル面3にコーティング処理を行うコーティング手段50と、このコーティング手段50を基礎部材20に搭載した状態で略水平方向に移動させる駆動手段31とが配置されている。
このうち、コーティング手段50は、図2,図3に示すように、太陽光パネルユニット1の上下方向である軸方向Lに沿って、2本の塗り延ばし部材51を有しており、その上部に吐出装置(図示省略)が配設されている。この吐出装置は、図示しないコーティング剤を貯留するタンクと制御弁とホースを有していて、制御弁が操作されることで、タンクからホースを通してコーティング剤が塗り延ばし部材51の上部に所定量(例えば、太陽光パネル1枚に付き約25cm)吐出されるようになっている。
なお、この実施の形態では、コーティング剤として、主に反射防止膜を形成して光透過率の向上を図るもの(ここでは、中央自動車工業株式会社製エクセルピュア)を用いているが、これに限るものではなく、主に親水性コートを行う膜を形成することで汚れを付き難くする防汚効果を付与するもの(例えば、株式会社トレードサービス社製アドテックコート)等、適宜のコーティング剤を使用しても良い。また、コーティング処理を行う目的についても、前記したように反射防止膜を形成して光透過率の向上を図ることや、親水性コートを行う膜を形成することで汚れを付き難くする防汚効果を付与することだけでなく、汚れが付いても落ちやすくする、帯電防止効果を有する膜を形成することで汚れを付き難くする等、適宜の目的で適宜の効果を有するコーティング剤を用いるようになっていれば良い。また、複数の効果を有するコーティング剤を用いてコーティングを行うようになっていても良い。さらに、条件等によっては、複数のコーティング剤を塗布するようになっていても良い。
また、塗り延ばし部材51は、例えばウレタン等のスポンジ素材で構成されており、太陽光パネルユニット1の上下方向と同じか長めに形成されている。そして、前記した吐出装置から吐出されたコーティング剤が塗り延ばし部材51内を含浸して塗り延ばし部材51内で広がり、当該塗り延ばし部材51の下面でパネル面3上を摺動することで、所定厚さのコーティング剤をパネル面3上に塗り延ばすようになっている。ここでは、後述するように2度塗りすることで100〜200nmの厚さのコーティング層を形成するようになっている。
この塗り延ばし部材51は、本体部51aが本体部プレート51bに取り付けられており、その下部にバネ等の弾性部材51cを介して塗り延ばしプレート51dに取り付けられている。また、塗り延ばしプレート51dの下部には含浸性の良いウレタン等のスポンジ素材で形成された塗り延ばし部51eが設けられており、この塗り延ばし部51eがパネル面3に接触してコーティング剤をパネル面3に塗り延ばすようになっている。
また、この塗り延ばし部材51の本体部51aは、横軸51fで支持されており、この横軸51fは、図示しないカム部材を介して上下動レバー51gに取り付けられている。そして、この上下動レバー51gを操作することで、カム部材を介して横軸51fが上下動するようになっており、横軸51fが上下動することで、そこに取り付けられた塗り延ばし部材51全体が上下動するように構成されている。これにより、上下動レバー51gを操作して塗り延ばし部材51を下方位置に位置させることで、塗り延ばし部材51をパネル面3上に接触させるようになっており、上下動レバー51gを操作して塗り延ばし部材51を上方位置に位置させることで、塗り延ばし部材51をパネル面3上から離間させるようになっている。
また、コーティング手段50には、上下動用モータ52を有しており、これが駆動することにより、コーティング手段50と基礎部材20の間にあるラックアンドピニオン53(詳しい図示は省略する)が作動するようになっている。そして、これに応じてコーティング装置本体30が基礎部材20に対して上下動するようになっている。なお、コーティング手段50から2つの下向きの車輪54と2つの内向きの車輪55が形成されており、これらが基礎部材20の所定位置に当接することで、コーティング装置本体30の上下動時に当該移動を安定化させるようになっている。
また、駆動手段31は、図2,図3に示すように、電源ユニットを兼ねたコントロールユニット32と、走行体用モータ33と、回転軸41と、走行輪42とを有している。コントロールユニット32は、作業者が操作するリモコン等からの指示を受けて走行体用モータ33に駆動信号を与えるものである。走行体用モータ33は、コントロールユニット32からの駆動信号を受けて駆動力を発生させるようになっている。また、走行体用モータ33と回転軸41とは、チェーン等の伝達手段34で繋がれて駆動力を伝達するようになっている。
また、回転軸41は、2本の塗り延ばし部51の間に配置されており、太陽光パネルユニット1の上下方向である軸方向Lに沿って設けられており、当該回転軸41の所定位置に複数設けられた走行輪42が固定されている。この回転軸41に伝達手段34が繋がれており、走行体用モータ33からの駆動力が伝えられるようになっている。また、回転軸41は、ベアリング等を有する支持部材47によってコーティング装置本体30のフレーム35に対して回動可能に支持されている。
また、走行輪42は、太陽光パネル2における縁部5を通るように配設されており、ここでは、図1に示すように、上下方向に6枚の太陽光パネル2が配置されているため、合計7箇所の縁部5を通る14個の走行輪42が配設されている。また、図4に示すように、太陽光パネル2の配置誤差や異なる大きさの太陽光パネル2が含まれている場合等に、走行輪42の位置を回転軸41の軸方向Lに沿ってずらすことができるようになっている。具体的には、走行輪42は、軸方向Lの両側に設けられたセットカラー43によって回転軸41と固定されている。このセットカラー43は、回転軸用固定ネジ44と走行輪用固定ネジ45とを備えており、これらにより回転軸41と走行輪42に固定されるように構成されている。そして、回転軸用固定ネジ44を緩めることで、走行輪42と2つのセットカラー43の一体物が回転軸41に沿って移動するようになっている。この走行輪42と2つのセットカラー43の一体物を太陽光パネル2の縁部5の位置に合わせた後、再度、回転軸用固定ネジ44を締めて回転軸41と走行輪42を固定することで、常に走行輪42を太陽光パネル2の縁部5上に配置することができるものである。
次に、この実施の形態の作用について説明する。このコーティング処理は、太陽光パネルユニット1の清掃処理を行った後で行うものである。
まず、太陽光パネルユニット1の上端側面1aに端部材22を配置し、下端側面1bに端部材23を配置する。そして、その間にバー21を配置して、基礎部材20の設置を行う。
次に、当該バー21に下方からコーティング装置本体30を通して、コーティング手段50を太陽光パネルユニット1の所定位置に配設する。このとき、コーティング手段50の上下動用モータ52が駆動することでコーティング手段50と基礎部材20の間にあるラックアンドピニオン53が歯合してコーティング装置本体30が基礎部材20に沿って上方に押し上げられるようになっている。
そして、コーティング手段50が太陽光パネルユニット1の上端から下端までを網羅する位置まで挿入されたら、太陽光パネル2の縁部5に走行輪42が載っているかどうかの確認を行う。ここで、全ての走行輪42が各縁部5上に載っていれば、そのまま太陽光パネルコーティング装置10を駆動させる。また、縁部5に載っていない走行輪42があれば、当該走行輪42のセットカラー43の回転軸用固定ネジ44を緩めて縁部5上に移動させ、再度回転軸用固定ネジ44を締めて固定する。このように全ての走行輪42が太陽光パネル2の縁部5に載った状態とした後、太陽光パネルコーティング装置10を駆動させる。その結果、太陽光パネルコーティング装置10によるコーティング作業中、コーティング装置本体30が基礎部材20と共に略水平方向に移動する際に、必ず走行輪42が太陽光パネル2の縁部5を走行するようにすることができる。
その後、図示しない所定のロックを掛けてコーティング装置本体30と基礎部材20を固定した後に、コーティング処理を開始する。コーティング処理では、まず、太陽光パネルユニット1の左端から右端まで移動しながらパネル面3上にコーティング剤を塗り延ばす作業を行う。
この工程では、右側の上下動レバー51gを操作して右側の塗り延ばし部材51を上方に持ち上げた状態にし、左側の塗り延ばし部材51に吐出装置からコーティング剤を所定量ずつ(ここでは、太陽光パネル1枚に付き約25cm)吐出、含浸させ、駆動手段31の駆動で基礎部材20にガイドされてコーティング手段50が移動しながらコーティング処理を行う。このまま太陽光パネルユニット1の右端まできたら、左側の上下動レバー51gを操作して左側の塗り延ばし部材51を上方に持ち上げた状態にし、右側の塗り延ばし部材51に吐出装置からコーティング剤を吐出、含浸させ、駆動手段31の駆動で基礎部材20にガイドされてコーティング手段50が移動しながらコーティング処理を行う。これにより、太陽光パネルユニット1の太陽光パネル2のパネル面3のほとんどの部分にコーティング剤を2度塗りした状態となり、100〜200nm程度の厚さのコーティング層が形成される。また、パネル面3の左端及び右端はコーティング手段50の幅の関係で一度塗りとなる。なお、このコーティング剤は200nmを越える厚みになると逆に発電効率を落とす結果となるため、3度塗りは行わない。
[発明の実施の形態2]
次に、この発明の実施の形態2について説明する。図5〜図7には、この発明の実施の形態2を示す。なお、以下に記載する点以外については、前記した実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
この実施の形態2では、回転軸141が複数に分割されており、走行輪142を含む所定長さの回転軸141Aが接続手段としてのカプラ146を介してその先の回転軸141Bから脱着可能な脱着部160となっている。そして、当該脱着部160には、複数のパターンのものが用意されており、例えば、ここでは、図5に示すような、脱着部160の所定長さの回転軸141Aの軸方向Lの略中央部に走行輪142と2つのセットカラー143が配置されているもの、図6に示すような、脱着部160の所定長さの回転軸141Aの軸方向Lの上部位置に走行輪142と2つのセットカラー143が配置されているもの、図7に示すような、脱着部160の所定長さの回転軸141Aの軸方向Lの下部位置に走行輪142と2つのセットカラー143が配置されているもの等が用意されている。なお、脱着部160の種類はさらに細かく用意されていても良く、例えば、図5と図6の間の位置に走行輪142と2つのセットカラー143が配置されているもの等が用意されていても良い。
そして、太陽光パネルユニット1に太陽光パネルコーティング装置10を設置する際に、太陽光パネル2の縁部5上に走行輪142が載っていない場合には、複数種類用意された脱着部160のうちの丁度走行輪142が縁部5上に載るパターンの脱着部160をセットすることで、ネジ等を緩めたり締めたりする作業をしないで、簡単に、全ての走行輪142が太陽光パネル2の縁部5上に載った状態にすることができるものである。
次に、この実施の形態の作用について説明する。
まず、太陽光パネルユニット1の上端側面1aに端部材22を配置し、下端側面1bに端部材23を配置する。そして、その間にバー21を配置して、基礎部材20の設置を行う。
次に、当該バー21に下方からコーティング装置本体30を通して、コーティング手段50を太陽光パネルユニット1の所定位置に配設する。
次に、太陽光パネル2の縁部5に走行輪142が載っているかどうかの判定を行い、全ての走行輪142が各縁部5上に載っていれば、そのまま太陽光パネルコーティング装置10を駆動させる。また、縁部5に載っていない走行輪142があれば、当該走行輪142を含む脱着部160を、軸方向Lに対する走行輪142の位置が異なる他のパターンのものに付け替え、走行輪142が丁度縁部5上に載る状態とする。このようにして、全ての走行輪142が太陽光パネル2の縁部5に載った状態とした後、太陽光パネルコーティング装置10を駆動させる。その結果、太陽光パネルコーティング装置10によるコーティング作業中、コーティング装置本体30が基礎部材20と共に略水平方向に移動する際に、必ず走行輪142が太陽光パネル2の縁部5を走行するようにすることができる。
以上のように、前記した実施の形態1,2の太陽光パネルコーティング装置10によれば、走行輪42,142が太陽光パネル2の縁部5上を走行するようになっているため、太陽光パネルコーティング装置10の重量が頑丈な縁部5上に掛かって各太陽光パネル2のパネル面3に掛からないようにすることができる。その結果、太陽光パネルコーティング装置10の作業で太陽光パネル2のパネル面3の下部に配置された発電装置を損傷させることがなくなり、太陽光パネル2の発電能力を低下させないようにすることができる。
また、前記した実施の形態1,2の太陽光パネルコーティング装置10では、走行輪42,142がパネル面3を通らないために、パネル面3に塗布したコーティング剤を剥がしてしまったり、塗布ムラを作ってしまったりする等の不具合を防止することができる。
また、前記した実施の形態1では、走行輪42の配設箇所が移動可能となっているため、走行輪42の位置と太陽光パネル2の縁部5の位置が異なる場合に、走行輪42の位置を縁部5上に移動させることができる。
また、前記した実施の形態2では、走行輪142が回転軸141に固定されており、走行輪142と一部の回転軸141Aが他の回転軸141Bから脱着可能な脱着部160となっており、この脱着部160には回転軸141Aに対して走行輪142の軸方向Lの配設箇所が異なる複数のパターンを有しており、太陽光パネル2の縁部5の位置に合わせて脱着部160を付け替えるようになっているため、走行輪142の位置と太陽光パネル2の縁部5の位置が異なる場合に、脱着部160を付け替えるだけで、簡単に、走行輪142の位置が縁部5上になる状態にすることができる。
なお、以上説明した各実施の形態1,2は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。
例えば、前記した各実施の形態1,2では、基礎部材20のバー21は2本で構成されていたが、これに限るものではなく、コーティング装置本体を安定した状態で取り付けることができるものであれば、1本や3本以上で構成されていても良い。
また、前記した各実施の形態1,2では、吐出装置から吐出したコーティング剤を塗り延ばし部材51に含浸させてから塗り延ばしていたが、これに限るものではなく、コーティング剤をパネル面に吐出して、それを塗り延ばし部材で塗り延ばすようになっていても良い。さらに、コーティング剤を噴霧等で塗布するのみで塗り延ばしが必要ない場合もあり得る。
また、前記した実施の形態1,2では、基礎部材20の端部材22,23には、太陽光パネルユニット1の上端側面1aと下端側面1bに対向するように車輪24,25が設けられており、車輪24,25が上端側面1aと下端側面1bに当接しながら略水平方向に移動するようになっていたが、これに限るものではなく、車輪24,25の代わりにキャタピラや上端側面1aと下端側面1bに対して滑動する部材が設けられており、これらを介して基礎部材20を略水平方向に移動させるようになっていても良い。
また、前記した実施の形態1,2では、基礎部材20の端部材22,23で太陽光パネルユニット1を挟持して、基礎部材20を太陽光パネルユニット1に安定して保持するようになっていたが、これに限るものではなく、別の構成で太陽光パネルユニット1に安定して保持するようになっていても良い。例えば、基礎部材が太陽光パネルユニットの上端と下端に挟持されたものでなく、太陽光パネルユニットの周りに配置された固定枠等に保持されて移動可能となっているものでも良い。
また、前記した実施の形態1,2では、走行輪42,142は回転軸41に対して1箇所に1個ずつ取り付けられていたが、これに限るものではなく、1箇所に複数個取り付けられていても良い。また、1箇所に複数個取り付ける際には、互いに密着させて取り付けるようになっていても良いし、所定量離間させたひとまとまりとなっていても良い。いずれにしても、全ての走行輪が太陽光パネル2の縁部5を通るようになっているものである。
また、前記した実施の形態1,2では、保守手段としてのコーティング手段50を移動させる走行体としてタイヤ等の走行輪42,142が設けられていたが、これに限るものではなく、走行輪42,142の代わりにキャタピラや滑動部材等が設けられており、これらが太陽光パネル2の縁部5を通るようになっていても良い。
また、前記した実施の形態1,2では、設置の際に、基礎部材20に対して、上下動用モータ52を駆動させて下方からコーティング装置本体30を押し上げて所定位置まで移動させるようになっていたが、これに限るものではなく、上下動用モータ等の駆動手段を使用しないで手動で下方から、基礎部材に対してコーティング装置本体を取り付けるようになっていても良い。また、基礎部材に対してコーティング装置本体を側方から取り付けるような構成になっていても良い。
また、前記した実施の形態1,2では、コーティング手段50と走行輪42,142を有するコーティング装置本体30が、太陽光パネルユニット1の上下方向全体を覆う1つの装置で構成されていたが、これに限るものではなく、上下方向の長さがもっと短い1つのコーティング装置本体又は基礎部材に沿って複数に分割されたコーティング装置本体を有しており、このような構成のコーティング装置本体が略水平方向に移動すると共に上下方向に移動してコーティングを行う構成となっていても良い。この場合でも、走行体が太陽光パネルの縁部を走行するように構成される。その際には、センサ等で縁部を検知し、それに基づいて走行体が縁部を走行するように制御するようになっていても良い。
また、コーティング手段や駆動手段の構成は、前記した実施の形態1,2に記載したものに限るものではなく、適宜の構成を採用しても良い。例えば、前記した実施の形態1,2では、反射防止膜等の直接的に発電力を向上又は回復させるための膜を形成するためのコーティング剤を塗布するコーティング処理を行うようになっていたが、コーティング処理はこれに限るものではなく、パネル面に汚れを付着させ難くするコーティング剤や、付着した汚れを離間し易くするコーティング剤等を塗布することで、結果的に発電力を向上又は回復させるようなコーティング処理を行うようになっていても良い。また、これら複数のコーティング剤を複合的に塗布するようになっていても良い。
また、前記した実施の形態1,2では、基礎部材20に対して、駆動手段31とコーティング手段50を有するコーティング装置本体30を取り付けるようになっていたが、これに限るではなく、例えば、基礎部材に駆動手段が予め固定されていて、そこにコーティング手段を取り付けるような構成等、基礎部材と駆動手段とコーティング手段の構成は、適宜となっていれば良い。
また、コーティング剤の塗布量やコーティング層の厚さ等については、太陽光パネルの大きさや形状や設置状態、コーティング剤の種類等に応じて、適宜決定するようになっていれば良い。
また、前記した実施の形態1,2では、コーティング処理がなされていない太陽光パネル2について、清掃処理を行った後にコーティング処理を行うものであったが、この発明の太陽光パネルコーティング装置は、これに限るものではない。例えば、工場でコーティング処理がなされた太陽光パネルや、工場出荷後にコーティング処理がなされた太陽光パネルのコーティング層が、経年劣化等によって効果が落ちてきたとき等に、再度コーティングを行う場合にも対応可能である。この場合には、一旦、古いコーティング層を剥がしてから、再度塗り直す工程とするのが好ましい。古いコーティング層を剥がすには、所定の剥がし用のブラシを用いるようになっており、その際には、前記した塗り延ばし部を剥がし用のブラシに取り替えて剥がし工程を行い、その後塗り延ばし用に取り替えて塗り延ばし工程を行うようになっている。なお、剥がし工程においては、単にブラシで擦るだけで古いコーティング層を剥がす場合もあるが、水やアルコール等の所定の液剤を塗布しながら剥がす場合もある。
また、前記した実施の形態1,2では、太陽光パネル保守装置の一例として太陽光パネルコーティング装置10について説明したが、これに限るものではなく、太陽光パネルのパネル面を清掃する太陽光パネル清掃装置や、太陽光パネルのパネル面やその下部の発電装置の異常を検知するためにカメラやセンサ等を搭載して所謂EL検査やPL検査等の種々の検査を行う太陽光パネル検査装置に対して、走行体がパネル面を通らずに縁部を通るようにするこの発明を適用しても良い。
なお、太陽光パネル清掃装置には、コーティング手段の代わりに清掃手段が搭載されるものであり、例えば、清掃手段には、太陽光パネルユニットの上下方向である軸方向に沿って、1本以上の回転ブラシを有しており、その外側に板状の遮蔽ブラシが設けられるものが考えられる。また、回転ブラシの斜め上方等には清掃作業時に水を撒く散水管が設けられるものが考えられる。また、回転ブラシを回転駆動させるブラシ用モータが設けられ、このブラシ用モータと回転ブラシはチェーン等の伝達手段で繋がれて駆動力を伝達するようになっているものが考えられる。但し、上記の清掃装置は例示であり、他の構成の太陽光パネル清掃装置に、本発明の走行輪が太陽光パネルの縁部上を走行する構成を搭載することを妨げるものではない。
また、太陽光パネル検査装置では、走行体がパネル面を通らないために、前記した太陽光パネルコーティング装置の効果と共に、パネル面を傷付けてしまう等により検査結果が実際と異なってしまったり、検査が行えない事態になってしまったりする不具合を防止することができる。
1 太陽光パネルユニット
2 太陽光パネル
3 パネル面
4 パネル本体
5 縁部
10 太陽光パネルコーティング装置(太陽光パネル保守装置)
41,141,141A,141B 回転軸
42,142 走行輪(走行体)
146 カプラ(接続手段)
50 コーティング手段(保守手段)
160 脱着部
L 軸方向

Claims (3)

  1. パネル面を有するパネル本体とその周囲に設けられた縁部とを有する太陽光パネルを複数並べて設置した太陽光パネルユニットの維持管理を行う太陽光パネル保守装置であって、
    前記太陽光パネルユニット上を略水平方向に走行する走行体と、該走行体によって略水平方向に移動しながら前記太陽光パネルユニットに対する保守作業を行う保守手段と、
    を有しており、
    前記走行体は、前記縁部上を走行するように配設されていることを特徴とする太陽光パネル保守装置。
  2. 前記走行体は、前記太陽光パネルユニット上の略水平方向と直交する方向を軸として回転する回転軸に固定されると共に、その配設箇所を前記回転軸の軸方向に沿って移動可能となっており、
    前記縁部の位置に合わせて前記走行体の配設箇所を決定するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の太陽光パネル保守装置。
  3. 前記走行体は、前記太陽光パネルユニット上の略水平方向と直交する方向を軸として回転する回転軸に固定されると共に、前記走行体を含む所定長さの前記回転軸が、接続手段を介してその先の前記回転軸に対して脱着自在に接続された脱着部を有しており、
    該脱着部は、所定長さの前記回転軸に対して、前記走行体の軸方向の配設箇所が異なる複数のパターンを有しており、
    前記縁部の位置に合わせて複数のパターンの前記脱着部の中から選択した前記脱着部を取り付けるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の太陽光パネル保守装置。
JP2016047190A 2016-01-22 2016-03-10 太陽光パネル保守装置 Pending JP2017135962A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016010897 2016-01-22
JP2016010897 2016-01-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017135962A true JP2017135962A (ja) 2017-08-03

Family

ID=59503008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016047190A Pending JP2017135962A (ja) 2016-01-22 2016-03-10 太陽光パネル保守装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017135962A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018074691A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 株式会社Recotek 塗布装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012123979A2 (en) * 2011-03-14 2012-09-20 Preziuso Benvenuto Mchele Solar panel cleaning apparatus
JP2014223564A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 シャープ株式会社 洗浄装置
JP2015003310A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 シャープ株式会社 洗浄装置
JP2015006648A (ja) * 2013-06-26 2015-01-15 シャープ株式会社 洗浄装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012123979A2 (en) * 2011-03-14 2012-09-20 Preziuso Benvenuto Mchele Solar panel cleaning apparatus
JP2014223564A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 シャープ株式会社 洗浄装置
JP2015003310A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 シャープ株式会社 洗浄装置
JP2015006648A (ja) * 2013-06-26 2015-01-15 シャープ株式会社 洗浄装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018074691A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 株式会社Recotek 塗布装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6044913B2 (ja) 太陽光発電パネルの洗浄装置
US20120322349A1 (en) Grinding device for machine based grinding of rotor blades for wind energy systems
US4139922A (en) Carpet cleaning device
WO2014097679A1 (ja) 洗浄装置
US20120246847A1 (en) Machine to clean facade of building
JP2010287867A (ja) ソーラーパネル洗浄機
ITPC20100018A1 (it) Veicolo per la pulizia di superfici inclinate
JP2017154039A (ja) 太陽光発電パネルの洗浄装置
HU229827B1 (en) Apparatus and method for cleaning solar panels
WO2014203560A1 (ja) 洗浄装置
JP2018069223A (ja) 太陽光パネル保守装置
JP2017163828A (ja) 太陽光パネルコーティング装置
JP6403018B2 (ja) 清掃装置
KR20170101637A (ko) 염전용 채염 전동카
JP2019188346A (ja) 太陽光パネルの洗浄装置及び洗浄方法
JP2017135962A (ja) 太陽光パネル保守装置
JP2018030050A (ja) 太陽光パネル清掃装置
JPH10249296A (ja) 自走式研掃装置
JP6449112B2 (ja) 洗浄装置
KR102156391B1 (ko) 타이어 외륜의 부착물 제거장치
JPH0827752A (ja) ガードレールの清掃方法およびその清掃車
JP6357029B2 (ja) 床面洗浄装置を搭載した電動走行式床面洗浄機
KR20200129265A (ko) 다기능 태양광 패널 청소 장치
KR100619452B1 (ko) 살수차용 후방 브러쉬
CN211001267U (zh) 一种全自动共享洗车机的运行机构

Legal Events

Date Code Title Description
AA64 Notification of invalidation of claim of internal priority (with term)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764

Effective date: 20160405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160421

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170220

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200707